JP2018019458A - 振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動モータ全体の厚みを増やさずとも、振動モータの応答性を改善することのできる振動モータの提供。【解決手段】筐体12およびコイル31を有する静止部と、おもり42と磁石41を含み、静止部に対して、一方向に振動可能に支持される振動体40と、静止部と振動体40との間に位置する弾性部材50と、振動体40に対して一方向に直交する上下方向における上側に配置される天板部54と、を備え、磁石41は、コイル31に対して上側に配置され、天板部55は、磁石41と上下方向に対向し、磁石41は、上下方向において互いに逆の磁力の方向を有する一組の第1磁石411、412と、第1磁石411、412に挟まれて一方向に磁力の方向を有する第2磁石413と、を含む、振動モータ100。【選択図】図1

Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、振動モータが備えられる。従来の振動モータの一例は、特許文献1に開示される。
特許文献1の振動モータは、2つの磁石を含む振動体と、筐体に固定されたコイルを備える。振動モータを駆動させる場合、磁石とコイルとの間において磁界が発生し、振動体が振動する。特許文献1の振動モータは、天板部をさらに備える。天板部は、振動体に対して、振動体が振動する一方向に直交する上下方向における上側に配置され、磁石と対向する。天板部は、2つの磁石間の磁束の漏れを抑制するバックヨークとして機能する。
中国実用新案出願公告第202435225号公報
近年、触覚を通じて情報を伝達する技術であるハプティック技術が向上している。これにより、振動モータは、従前からの無音通知のためのバイブレーション機能を有するだけでなく、触覚フィードバック等のために細かい振動を伝えることのできる機能が要求される。
触覚フィードバック等には高応答性が求められるため、振動モータの急峻な立ち上がり、および停止が必要となる。磁石の磁力を強めることで振動モータの立ち上がりおよび停止のスピードを改善させることはできる。しかしながら、特許文献1の振動モータにおいて、仮に大きな磁石を用いて磁力を強めたとしても、天板部の厚みを増やさない限り、2つの磁石間の磁路を確保することができない。天板部の厚みを増やすと、振動モータ全体の厚みを増やすこととなり、振動モータの薄型化を妨げることとなる。
上記状況に鑑み、本発明は、振動モータ全体の厚みを増やさずとも、振動モータの応答性を改善することのできる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、筐体およびコイルを有する静止部と、
おもりと磁石を含み、前記静止部に対して、一方向に振動可能に支持される振動体と、
前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、
前記振動体に対して一方向に直交する上下方向における上側に配置される天板部と、を備え、
前記磁石は、前記コイルに対して上側に配置され、
前記天板部は、前記磁石と上下方向に対向し、
前記磁石は、上下方向において互いに逆の磁力の方向を有する一組の第1磁石と、前記第1磁石に挟まれて一方向に磁力の方向を有する第2磁石と、を含む、構成としている。
例示的な本発明の振動モータによれば、天板部の厚みを増やさずとも、磁路を確保することができ、磁石の磁力を高めることができる。従って、振動モータ全体の厚みを増やさずとも、振動モータの応答性を改善することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。 図2は、磁石を第2方向に視た場合の磁極の構成を示す図である。 図3Aは、比較例に係る振動モータの立ち上がり、および停止の一例を示すグラフである。 図3Bは、第1実施形態に係る振動モータの立ち上がり、および停止の一例を示すグラフである。 図4は、変形例に係る磁石を第2方向に視た場合の磁極の構成を示す図である。 図5Aは、比較例に係る振動モータの製造工程における、弾性部材のカバー部およびおもりへの固定を示す平面図である。 図5Bは、第1実施形態に係る振動モータの製造工程における、弾性部材のカバー部およびおもりへの固定を示す平面図である。 図6は、磁石をおもりに固定する工程の一例を示す図である。 図7は、磁石をおもりに固定する工程の別の一例を示す図である。 図8は、天板部の変形例を有する弾性部材の斜視図である。 図9は、本発明の第2実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。 図10は、第2実施形態において弾性部材をおもりおよびカバー部に固定した構成を下側から視た平面図である。 図11は、ベース部側の構成を上側から視た平面図である。 図12Aは、図10におけるA−A線で振動モータを切断した場合の一部断面図である。 図12Bは、図10におけるB−B線で振動モータを切断した場合の一部断面図である。 図13は、本発明の第2実施形態の変形例に係る、おもり、弾性部材、およびカバー部からなる構成を下側から視た平面図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。
なお、図1において、左右方向(一方向)を第1方向として、X方向で表す。また、第1方向に対して、直交する方向である上下方向をY方向として表す。例えば、図1において紙面上側が上下方向(Y方向)における上側となる。また、第1方向および上下方向に直交する第2方向をZ方向として表す。以下、他の図面についても同様のことが当てはまる。ただし、この方向の定義は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係および方向を示すものではない。
<1−1.振動モータの全体構成>
本実施形態に係る振動モータ100は、ベース部11、基板21、コイル31、振動体40、弾性部材50、弾性部材60、およびカバー部12を備える。振動モータ100は、ベース部11とカバー部12とを含む筐体を備える。カバー部12は、第1側面部121と、第2側面部122と、第3側面部123と、第4側面部124と、を有する。第2側面部122は、第1方向に延びる第1側面部121と対向する。第4側面部124は、第2方向に延びる第3側面部123と対向する。
基板21は、リジッド基板またはフレキシブル基板等で構成され、ベース部11の上面に固定される。コイル31は、基板21の上面に取付けられる。コイル31は、例えば接着剤により接着される。なお、コイル31は基板21に接着以外の方法により固定されてもよい。
静止部は、上記筐体、基板21、およびコイル31によって構成される。つまり、振動モータ100は、筐体およびコイル31を有する静止部を備える。
ベース部11は、第1方向に延びる第1辺部111に切欠き部11A、11Bを有し、第1辺部111に対向する第2辺部112に切欠き部11C、11Dを有する。カバー部12の第1側面部121は、下方向に突出する突出部12A、12Bを有する。カバー部12の第2側面部122は、突出部12A、12Bと同様に下方向に突出する2つの突出部(不図示)を有する。突出部12A、12Bは、それぞれ切欠き部11A、11Bに嵌る。第2側面部122の突出部(不図示)は、それぞれ切欠き部11C、11Dに嵌る。これにより、振動モータ100の製造時において、カバー部12のベース部11に対する第2方向の位置決めを行うことができる。
ベース部11は、第1起立部11Eと第2起立部11Fを有する。第1起立部11Eと第2起立部11Fは、第1方向において配列され、各々切り起こし加工によって形成される。第1起立部11Eは、基板21の有する貫通孔21Aを通して起立する。カバー部12の第3側面部123の内壁面は第1起立部11Eに接触し、第4側面部124の内壁面は第2起立部11Fに接触する。これにより、振動モータ100の製造時において、カバー部12のベース部11に対する第1方向の位置決めを行うことができる。
ケース部12をベース部11に取付けた状態で、基板21の第1方向における一端部はカバー部12の外部にはみ出す。
振動体40は、磁石41とおもり42を含む。磁石41は、第1磁石411、412と、第2磁石413と、を含む。おもり42は、空洞部421を有する。おもり42は、例えば、タングステン合金によって形成される。空洞部421は、おもり42を上下方向に貫通する。磁石41は、空洞部421内部に収容される。磁石41は、コイル31に対して上側に配置される。なお、空洞部421はおもり42を上下方向に貫通していなくともよく、磁石41を収容可能な凹部であってもよい。
弾性部材50は、第1固定部51と、第2固定部52と、板ばね部53と、天板部54と、平板部55と、第1接続部56と、第2接続部57を有し、これらの各構成要素部は同一部材として形成される。板ばね部53は、第1梁部531、第2梁部532、および連結部533を有する。平板状の第1梁部531は、平板状の第2梁部532と第1方向において対向する。連結部533は、第1梁部531の端部と第2梁部532の端部とを連結する。第2梁部532の連結部533側でない端部には、第2固定部52の端部が接続される。第2固定部52は、途中で第1方向に折れ曲がる。第2固定部52は、おもり42の第1方向に延びる側面に固定される。すなわち、第2梁部532は、第2固定部52を介して振動体40に固定される。
第1梁部531の連結部533と反対側の端部には、第1固定部51が接続される。第1固定部51は、カバー部12の第3側面部123の内壁面に固定される。すなわち、第1梁部531は、第1固定部51を介して筐体に接続される。つまり、弾性部材50は、静止部と振動体40との間に位置する。
天板部54は、第2固定部52における板ばね部53側ではない端部と第1接続部56によって接続される。第1接続部56は、折り曲げによって第2固定部52から順に上方向、第2方向に延びる形状に構成される。第1接続部56は、天板部54の第1方向に延びる一辺の一端部に接続される。天板部54は、振動体40に対して、上下方向における上側に配置される。天板部54は、磁石41と上下方向に対向する。
平板部55は、第2固定部52における板ばね部53側ではない端部と第2接続部57によって接続される。第2接続部57は、折り曲げによって、第2固定部52から第1方向に離れる方向に向かってから第2固定部52に近づく形状に構成される。これにより、第2接続部57に接続される平板部55は、第2固定部52と第2方向に対向する。
弾性部材60は、弾性部材50と同様の構造である。弾性部材60の一端側は、おもり42の第1方向に延びる側面に固定される。弾性部材60の一端側は、弾性部材50が固定される箇所と対角に位置する。弾性部材60の他端側は、カバー部12の第4側面部124の内壁面に固定される。これにより、振動体40は、静止部に対して、第1方向(一方向)に振動可能に弾性部材50、60によって支持される。カバー部12とベース部11とで構成される内部空間に、基板21の一部、コイル31、振動体40、および弾性部材50、60が収容される。
このような構成において、振動モータ100では、コイル31に基板21における配線を介した通電が行われる。コイル31に電流が流れると、コイル31に発生する磁界と磁石41が形成する磁界との相互作用によって、振動体40は第1方向に往復振動する。
<1−2.磁石の構成について>
上述した通り、磁石41は、第1磁石411、412と、第2磁石413と、を含んで構成される。すなわち、磁石41は、3つの磁石から構成される。
図2は、磁石41を第2方向に視た場合の磁極の構成を示す図である。第1磁石411と第2磁石412は、第1方向に配列される。第2磁石413は、第1磁石411と第1磁石412によって挟まれて配置される。
第1磁石411においては、上下方向における上側の磁極がS極となり、下側の磁極がN極となる。第1磁石412においては、上側の磁極がN極となり、下側の磁極がS極となる。すなわち、一組の第1磁石411、412は、上下方向において互いに逆の磁力の方向を有する。
第2磁石413においては、第1磁石411側の磁極がN極となり、第1磁石412側の磁極がS極となる。すなわち、第2磁石413は、第1磁石411、412に挟まれて第1方向(一方向)に磁力の方向を有する。
このように、磁石41は、第1磁石411、412および第2磁石413によって、所謂ハルバッハ配列構造を有している。第1磁石411、412は、振動体40を駆動する機能を有する。第2磁石413は、磁路を確保する補助的な機能を有する。第1磁石411、412の第1方向における幅W1は同じ幅である。幅W1は、第2磁石413の第1方向における幅W2よりも大きい。補助的な第2磁石413の幅は、第1磁石411、412の幅よりも小さくしている。
このようなハルバッハ配列構造によって、磁石41の大きさを大きくした場合に、天板部54の厚みを増やさなくとも、磁路を確保することができ、磁力を強めることができる。これにより、振動モータ100の立ち上がり、および停止のスピードを高めることができ、応答性を改善できる。
図3Aは、本実施形態との比較に用いる比較例に係る振動モータの立ち上がり、および停止の一例を示すグラフである。比較例に係る振動モータでは、特許文献1に開示された振動モータのように、振動体は2つの磁石を含み、天板は磁石の上側に配置される。一方、図3Bは、本実施形態に係る振動モータ100の立ち上がり、および停止の一例を示すグラフである。
ここで、比較例および本実施形態に係る振動モータをそれぞれ、鉄板で構成されて四隅をワイヤにより支持することで宙づりとした治具上に固定し、その状態で振動モータを稼働させた場合の上記治具の振動量を測定した。図3Aおよび図3Bともに、横軸は時間軸、縦軸は上記治具の振動量を示す。図3Aおよび図3Bともに、0.1秒経過時点でコイルの駆動を開始し、0.65秒経過時点でコイルの駆動を停止した場合の挙動を示す。
本実施形態に係る図3Bは、比較例に係る図3Aと比較して、振動体の振動量がゼロからピークまで立ち上がるスピードが速くなる。また、図3Bは、図3Aと比較して、振動体の振動量がピークからゼロまで立ち下がる停止のスピードが速くなる。このように、本実施形態では、振動モータ100の薄型化を図りつつ、応答性を高めることができるので、特に触覚フィードバック等に適した構成となる。
また、本実施形態では、第2磁石413を設けるスペースを確保するため、おもり42を削る必要がある。しかしながら、第2磁石413をおもり42に収納することで、振動体40の重量の減少量を抑制できる。
なお、磁石は、上記磁石41のように3つの磁石から構成されることに限らず、5つ以上の奇数個の磁石から構成されてもよい。例えば、図4は、5つの磁石から構成した磁石41’の磁極構成を示す図である。図4は、図2に対応する図である。
図4に示す磁石41’は、第1磁石411’、412’、413’と、第2磁石414’、415’を含んで構成される。第1磁石411’ 、412’、413’は、第1方向に配列される。第1磁石411’ 、412’、413’のうち隣り合う磁石同士は、上下方向において互いに逆の磁力を有する。第2磁石414’は、第1磁石411’と第1磁石412’に挟まれる。第2磁石415’は、第1磁石412’と第1磁石413’に挟まれる。第2磁石414’、415’は、各々第1方向に磁力の方向を有する。
すなわち、第1方向に配列される第1磁石411’ 、412’、413’の個数は、3個である。また、第2磁石414’は、隣り合う第1磁石411’ 、412’によって挟まれ、第2磁石415’は、隣り合う第1磁石412’ 、413’によって挟まれる。
このような磁石41’によっても、ハルバッハ配列構造を有することで、天板部の厚みを増やさなくとも、補助的な第2磁石414’、415’によって磁路を確保することができる。なお、磁石41’は第1磁石を3個有するので、第1磁石の個数より1個少ない2個のコイルが必要となる。また、第1磁石は、4個以上の個数であってもよい。
<1−3.振動モータの製造工程について>
ここで、振動モータ100の製造工程について述べる。まず、弾性部材を筐体および振動体に固定する工程について説明する。
図5Aは、本実施形態との比較に用いる比較例に係る振動モータの製造工程における、弾性部材500、600のカバー部120およびおもり420への固定を示す図である。図5Aは、下側から視た平面図である。
図5Aでは、天板部540は、弾性部材500、600と別部材であり、おもり420の上側に配置される。天板部540は、おもり420に溶接等により固定される。おもり420がカバー部120内に収容された状態で、弾性部材500、600の一端部は、カバー部120の第1方向に対向する各側面部の内壁面にそれぞれ溶接により固定される。弾性部材500、600の他端部は、おもり420の第1方向に対向する各側面にそれぞれ溶接により固定される。
図5Aの上段では、カバー部120の第1方向における幅が所定幅であることにより、弾性部材500、600を固定した初期状態において、弾性部材500、600には弾性力がほぼかからない。ケース部120は、ロット間等で、第1方向の全長が寸法公差内でばらつく可能性がある。このようなバラツキによって、図5Aの下段は、上段の場合よりもケース部120の第1方向の全長が若干長くなる。
図5Aの下段の場合、上段に対応する破線で示す状態から弾性部材500、600を弾性変形させて、弾性部材500、600の一端部をカバー部120の内壁面に固定する必要がある。従って、振動モータの初期状態において、弾性部材500、600に無理な力がかかり、さらに振動モータが稼働すると、弾性部材500、600に大きな力がかかることとなり、弾性部材500、600が破断する虞がある。なお、カバー部120のバラツキによって第1方向の全長が若干短くなる場合もあり、この場合でも振動モータの初期状態および稼働状態において弾性部材500、600に無理な力がかかってしまう。
一方、図5Bは、本実施形態に係る振動モータ100の製造工程における、弾性部材50、60のカバー部12およびおもり42への固定を示す図である。図5Bは、下側から視た平面図であり、概略的に示している。
天板部54は、第2固定部52に接続され、弾性部材50と同一部材である。弾性部材60の天板部も同様である。これにより、図5Bの上段および下段に示すように、カバー部12の第1方向の全長が寸法公差内でばらついた場合でも、弾性部材50、60の第1方向における位置調整を行うことで、弾性部材50、60の第1固定部をカバー部12の各内壁面に溶接により固定すると共に、弾性部材50、60の第2固定部をおもり42の各側面に溶接部W1により固定することができる。溶接部W1は、下側からの溶接によって形成される。従って、ケース部12の全長に依らず、振動モータ100の初期状態において、弾性部材50、60に無理な力がかかることを抑制し、弾性部材50、60の破断を抑制することができる。
また、弾性部材50は、第2固定部52に接続され、第2固定部52と第2方向に対向する平板部55を有する。弾性部材60も同様の平板部を有する。溶接を行う箇所には或る程度の厚みが必要であるが、弾性部材50、60が上記平板部を有する構成により、別部材である板材等を用いずとも厚みを確保して溶接を行うことができる。従って、効率的な溶接が可能となる。また、上記平板部は、折り曲げ加工によって容易に形成することができる。
次に、磁石41をおもり42に固定する工程について説明する。図6は、磁石41をおもり42に固定する工程の一例を示す図である。図6は、第2方向から視た図であり、概略的な断面図である。なお、図6は、弾性部材50の天板部54についての固定を示した図であるが、弾性部材60の天板部は天板部54と第2方向において配列されており(図1)、弾性部材60の天板部についての固定も図6と同様である。
天板部54は、第1磁石411、412と上下方向において対向する貫通孔541、542を有する。貫通孔541、542は、第1方向において配列される。
おもり42に弾性部材50を固定した状態において、まず、図6の上段に示すように、貫通孔541の下側の周囲に接着剤A1を塗布すると共に、貫通孔542の下側の周囲に接着剤A2を塗布する。接着剤A1、A2は、おもり42の空洞部421内に配置される。接着剤A1、A2は、例えば嫌気性の接着剤である。
次に、図6の中段に示すように、第1磁石411を貫通孔541の下側を封じるように空洞部421内に挿入する。これにより、接着剤A1によって第1磁石411と天板部54は固定され、接着剤A1の一部は貫通孔541内に流れて貯まる。同様に、第1磁石412を貫通孔542の下側を封じるように空洞部421内に挿入する。これにより、接着剤A2によって第1磁石412と天板部54は固定され、接着剤A2の一部は貫通孔542内に流れて貯まる。そして、第1磁石411と第1磁石412で挟まれる空間内に接着剤A3を流し込む。接着剤A3は、例えば嫌気性の接着剤である。
次に、図6の下段に示すように、第1磁石411と第1磁石412で挟まれる空間内に第2磁石413を嵌め込む。これにより、第2磁石413は、接着剤A3によって天板部54に固定される。
図7は、磁石41をおもり42に固定する工程の別の一例を示す図である。図7に示す工程では、上段に示すように、おもり42に弾性部材50を固定した状態において、第1磁石411、412を空洞部421内に挿入する。
そして、上側から貫通孔541内に接着剤A4を挿入する。これにより、接着剤A4によって第1磁石411は天板部54に固定される。同様に、上側から貫通孔542内に接着剤A5を挿入する。これにより、接着剤A5によって第1磁石412は天板部54に固定される。
そして、第1磁石411と第1磁石412で挟まれる空間内に接着剤A3を流し込み、接着剤A3によって第2磁石413を天板部54に固定する工程(図7の下段)は、図6と同様である。
<1−4.天板部の変形例>
なお、以下のような天板部の変形例を実施することも可能である。図8は、天板部の変形例を有する弾性部材の斜視図を示す。図8に示す弾性部材50’は、天板部54’を有する。図8に示す弾性部材60’は、天板部64’を有する。すなわち、天板部54’は弾性部材50’と同一部材であり、天板部64’は弾性部材60’と同一部材である。
天板部54’、64’ともに、第1方向よりも第2方向において延びる。但し、第1方向に配列される天板部54’と天板部64’との間に隙間が生じるので、天板部の下側に配置される第1磁石(不図示)間の磁束が上記隙間から漏れることが起こりうる。
そこで、先述した実施形態では、弾性部材50の天板部54、弾性部材60の天板部ともに、第2方向よりも第1方向に延びる形状としている。これにより、第1磁石411、412の上側を1枚の天板部で覆うことになるので、磁束が漏れることを抑制できる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9は、本発明の第2実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。
図9に示す振動モータ200は、ベース部71と、カバー部72と、基板73と、コイル74と、振動体80と、緩衝部材851、852と、天板部90と、弾性部材91、92と、補強板95〜98と、を備える。
ベース部71および基板73は、第1方向(X方向)に延びる。基板73は、ベース部71上に配置される。コイル74は、基板73上に配置される。ベース部71とカバー部72から筐体が構成される。上記筐体、基板73、およびコイル74から静止部が構成される。すなわち、振動モータ200は、筐体およびコイル74を有する静止部を備える。
振動体80は、磁石81とおもり82を含む。おもり82は、例えばタングステン合金によって形成される。おもり82は、第1おもり部821と、第2おもり部822、823と、を有する。第2おもり部822、823は、第1おもり部821の一方向における両端にそれぞれ連接して設けられる。第1おもり部821は、上下方向に貫通する空洞部821Aを有する。磁石81は、第1磁石811と、第1磁石812と、第2磁石813と、を含む。磁石81は、空洞部821A内に収容される。磁石81は、コイル74に対して上側に配置される。
緩衝部材851、852は、例えば発泡ゴム(ゴムスポンジ)から形成される。緩衝部材851、852は、おもり82の第1方向における両端側面部に固定される。
天板部90は、弾性部材91、92とは別部材である。天板部90は、磁石81と上下方向に対向し、バックヨークとして機能する。天板部90は、おもり82の上面に例えば溶接または接着によって固定される。
ここで、図10を用いて、弾性部材91、92と、おもり82および筐体を固定する構造について詳述する。図10は、弾性部材91、92をおもり82およびカバー部72に固定した構成を下側から視た平面図である。
弾性部材91は、第1固定部911と、第2固定部912と、連結部913と、を有する。弾性部材92は、第1固定部921と、第2固定部922と、連結部923と、を有する。
おもり82は、壁面部82A〜82Dを有する。壁面部82Bは、第1方向に延びる壁面部82Aに対向する。壁面部82C、82Dは、それぞれ壁面部82Aと壁面部82Bとを接続する。
第1固定部911は、壁面部82Aの第1方向における一方側端部に対向するカバー部72の壁面に固定される。壁面部82Bの第1方向における一方側端部には角部を含めて欠落した切欠き部C1が形成される。第2固定部912は、切欠き部C1に固定される。連結部913は、第1固定部911と第2固定部912とを連結し、壁面部82Cの第1方向一端側に位置する。
第1固定部921は、壁面部82Bの第1方向における一方側端部に対向するカバー部72の壁面に固定される。第1固定部911、921の固定箇所は、対角に位置する。壁面部82Aの第1方向における一方側端部には角部を含めて欠落した切欠き部C2が形成される。切欠き部C1、C2は、対角に位置する。第2固定部922は、切欠き部C2に固定される。連結部923は、第1固定部921と第2固定部922とを連結し、壁面部82Dの第1方向一端側に位置する。すなわち、静止部と振動体80との間に、弾性部材91、92は位置する。
このように、第2固定部912を切欠き部C1に固定し、第2固定部922を切欠き部C2に固定する構成とすることで、おもり82の重量をなるべく減少させずに、第2方向におけるカバー部72の幅を小さくできる。従って、振動モータ200の小型化を図れる。
上記のような弾性部材91、92のカバー部72およびおもり82への固定構造により、振動体80は、静止部に対して第1方向に振動可能に支持される。コイル74に電流が流れると、コイル74に発生する磁界と磁石81が形成する磁界との相互作用によって、振動体80は第1方向に往復振動する。
第1磁石811、812、および第2磁石813の構成は、先述した図2で示した磁石の構成と同様であり、ハルバッハ配列構造が採用される。すなわち、一組の第1磁石811、812は、上下方向において互いに逆の磁力の方向を有する。第2磁石813は、第1磁石811、812に挟まれて、第1方向に磁力の方向を有する。
これにより、磁石81を大きくした場合に、天板部90の厚みを増やさずとも、磁路を確保することができ、磁力を高めることができる。従って、振動モータ200の立ち上がり、および停止のスピードを高めることができ、応答性を改善できる。
なお、第1実施形態と同様に、ハルバッハ配列構造を有する磁石81を構成する磁石の個数は3個に限らず、5個以上の奇数としてもよい。その場合、コイルに必要な個数は、第1磁石の個数より1個だけ少ない個数となる。
さらに、図10の構成について説明すると、補強板95は、第2固定部912に固定される。これにより、補強板95は、切欠き部C1内に配置されるので、第2方向におけるカバー部72の幅を大きくすることなく、第2固定部912を補強できる。同様に、補強板97は、第2固定部922に固定され、切欠き部C2内に配置される。おもり82、第2固定部912、および補強板95の固定は、下側からの溶接によって溶接部W1が形成されることで行われる。おもり82、第2固定部922、および補強板97の固定も同様である。なお、第2固定部と補強板のおもり82への固定は、上記に限らず、第2方向における一方側からの溶接により行うことも可能である。
補強板96は、第1固定部911に固定される。壁面部82Aの第1方向における切欠き部C2と反対側の端部には、角部を含めて欠落した切欠き部C3が形成される。補強板96は、切欠き部C3内に配置される。補強板96は、第1固定部911を補強する機能とともに、振動モータ200の落下時におもり82が第1方向に移動しすぎて弾性部材91が破断しないようにおもり82を位置規制する機能を有する。
同様に、補強板98は、第1固定部921に固定される。壁面部82Bの第1方向における切欠き部C1と反対側の端部には、角部を含めて欠落した切欠き部C4が形成される。補強板98は、切欠き部C4内に配置される。補強板98は、第1固定部921を補強する機能とともに、振動モータ200の落下時におもり82が第1方向に移動しすぎて弾性部材92が破断しないようにおもり82を位置規制する機能を有する。
なお、カバー部72に対する第1固定部と補強板の固定は、第2方向における一方側からの溶接によって行われる。
次に、緩衝部材851、852に関する構成について述べる。緩衝部材851は、連結部913と壁面部82Cとの間に配置される。緩衝部材852は、連結部923と壁面部82Dとの間に配置される。これにより、コイル74への通電を停止したときに、振動体80の振動減衰を有効に行うことができる。緩衝部材を設けると、設けない場合に比べて、コイル74の通電停止から振動体80の振動振幅がゼロになるまでの時間を大きく短縮できる。
壁面部82Cには切欠き部C5が形成され、壁面部82Dには切欠き部C6が形成される。切欠き部C5、C6は、上下方向において貫通するが、例えば上端部で貫通しない構成も可能である。そして、緩衝部材851、852の一部は、それぞれ切欠き部C5、C6内に配置される。これにより、緩衝部材851、852が外れることを抑止することができる。
図11は、ベース部71側の構成を上側から視た平面図である。ベース部71は、第1プレート部711と、第2プレート部712と、を有する。第2プレート部712は、第1プレート部711の第1方向における一端部から第1方向に突出して設けられる。
基板73は、基台部731と、引出し部732と、幅広部733と、2本の引出し線734と、を有する。基台部731は、コイル74が載置される。引出し部732は、基台部731から第1方向に延びる。幅広部733は、引出し部732の第1方向における一端部に接続される。幅広部733は、第2方向の幅が引出し部732よりも広い。引出し線734は、幅広部733から引き出される。
基台部731と引出し部732は、第1プレート部71上に配置される。幅広部733は、第2プレート部712上に配置される。引出し部732と幅広部733の境界は、第1プレート部71の第1方向における一端側外縁上に配置される。ベース部71は、上側に起立する立ち上り部713を有する。立ち上がり部713は、第1プレート部71と別部材であり、引出し部732と幅広部733の境界において第1プレート部71上に固定される。この固定は、例えば溶接によって行われる。
立ち上がり部713は、第1方向に貫通する貫通孔を有する。引出し部732は、上記貫通孔を通る。これにより、引出し部732が立ち上がり部713によって上側に持ち上がることを規制され、引出し部732が振動体80に接触して断線することを抑制できる。
なお、引出し部732が幅を維持して幅広部733の箇所まで延びた構成である場合は、立ち上がり部713を切り起こし加工によって形成しても、引出し部732を立ち上がり部713に通すことが可能である。
立ち上がり部713に対応して、カバー部72の第1方向における一端側の側面には切欠き部721が形成される(図9)。切欠き部721で立ち上がり部713を上側から覆うように、カバー部72は、第1プレート部71に取付けられる。これにより、カバー部72と第1プレート部71によって囲まれる空間内部に、基台部731、引出し部732、コイル74、振動体80、緩衝部材851、852、天板部90、弾性部材91、92、補強板95〜98が収容される。
すなわち、引出し部732は、基台部731から第1方向に筐体の外部に向かって延び、幅広部733および引出し線734は筐体の外部に配置される。なお、引出し部は、基台部731から第2方向において延びるよう引き出されてもよい。
コイル74は、引出し線741、742を有する。引出し線741、742は、コイル74の内側において基台部731の各電極に半田付け等によって接続される。これにより、引き回しによって引出し線741、742が振動体80に接触して断線することを抑制できる。引出し線734とコイル74は電気的に接続され、外部より引出し線734を介してコイル74に電圧を印加することができる。
さらに、コイル74の内側には、接着剤が流し込まれて硬化することにより、接着部A10が設けられる。これにより、引出し線741、742が上側に持ち上がって振動体80に接触して断線することを抑制できる。
図12Aは、図10におけるA−A線で振動モータ200を切断した場合の一部断面図を示す。図12Bは、図10におけるB−B線で振動モータ200を切断した場合の一部断面図を示す。
おもり82において、第1おもり部821の第1方向における両端に隣接して第2おもり部822、823が配置される。第2おもり部822、823は、第1おもり部821の下面より下側まで垂下する。第2おもり部822、823の下部は、コイル74と第1方向において対向する。これにより、振動モータ200の落下等によって第2おもり部822、823が下側に移動しても、第1おもり部821がコイル74に接触するより先に第2おもり部822、823がベース部71に接触する。従って、第1おもり部821と接触してコイル74が破損することを抑制できる。
第2おもり部822の下部には、第1方向に延びる溝部822Aが形成される。溝部822Aは、引出し部732を収容する。これにより、振動モータ200の落下等によっておもり82が下側に移動した場合でも、おもり82が引出し部732に接触することを抑制できる。
また、ベース部71から第1おもり部821の下面までの高さをHA、ベース部71から溝部822Aまでの高さをHB、ベース部71からコイル74の上面までの高さをHL、ベース部71から基板73の上面までの高さをHPとする。すると、本実施形態では、HA>HL>HB>HPの関係を満たすこととしている。HA>HB>HLの関係を満たすようにすることも可能ではあるが、先の関係を満たすことにより、HBをなるべく小さくできる。すなわち、溝部822Aの深さを抑えることができ、おもり82の重量を確保することができる。
上記関係に加えて、本実施形態では、ベース部71から第2おもり部822の下面までの高さをHCとすると、HP≧HCの関係を満たすこととしている。これにより、HCをなるべく小さくし、第2おもり部822の垂下する量を増やすことができる。すなわち、おもり82の重量を確保することができる。
図13は、本発明の第2実施形態の変形例に係る振動モータにおける、おもり、弾性部材、およびカバー部からなる構成を下側から視た平面図である。図13は、先述した図10に対応する図である。
図13に示す変形例においては、先述した第2実施形態の図10と比べて、弾性部材91、92のおもり82への固定方法が異なっている。ここでは、弾性部材91の第2固定部912は、おもり82の切欠き部C1に固定され、弾性部材92の第2固定部922は、おもり82の切欠き部C4に固定される。切欠き部C1とC4は第1方向において配列されるので、第2固定部912、922の固定箇所は第1方向において配列される。そして、補強板95は、切欠き部C1内において第2固定部912に固定され、補強板97は、切欠き部C4内において第2固定部922に固定される。このような構成によっても、おもり82の重量をなるべく確保しつつ、カバー部72の第2方向における幅を小さくすることができる。
また、弾性部材91の第1固定部911は、切欠き部C1と第2方向において対向する切欠き部C3と対向するカバー部72の壁面に固定される。補強板96は、切欠き部C3内において第1固定部911に固定される。弾性部材92の第1固定部921は、切欠き部C4と第2方向において対向する切欠き部C2と対向するカバー部72の壁面に固定される。補強板98は、切欠き部C2内において第1固定部921に固定される。すなわち、第1固定部911、921のカバー部72に対する固定箇所は、第1方向において配列される。補強板96、98は、おもり82の第1方向における移動を規制し、おもり82が移動しすぎることによって弾性部材91、92が破断することを抑制できる。
<3.その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、上記第1実施形態と上記第2実施形態は、適宜、構成を組み合わせて実施することも可能である。例えば、第2実施形態におけるおもりの第1おもり部と第2おもり部からなる構成を、第1実施形態におけるおもりの構成に適用することが可能である。また、第2実施形態におけるベース部、基板、およびコイルの構成を、第1実施形態に適用することも可能である。
本発明は、例えばスマートフォンやゲームパッドなどに備えられる振動モータに利用することができる。
100、200・・・振動モータ、11・・・ベース部、12・・・カバー部、21・・・基板、31・・・コイル、40・・・振動体、41・・・磁石、411・・・第1磁石、412・・・第1磁石、413・・・第2磁石、42・・・おもり、50・・・弾性部材、51・・・第1固定部、52・・・第2固定部、53・・・板ばね部、54・・・天板部、55・・・平板部、56・・・第1接続部、57・・・第2接続部、60・・・弾性部材、71・・・ベース部、711・・・第1プレート部、712・・・第2プレート部、713・・・立ち上がり部、72・・・カバー部、73・・・基板、731・・・基台部、732・・・引出し部、733・・・幅広部、734・・・引出し線、74・・・コイル、80・・・振動体、81・・・磁石、811・・・第1磁石、812・・・第1磁石、813・・・第2磁石、82・・・おもり、821・・・第1おもり部、822、823・・・第2おもり部、851、852・・・緩衝部材、90・・・天板部、91・・・弾性部材、911・・・第1固定部、912・・・第2固定部、913・・・連結部、92・・・弾性部材、921・・・第1固定部、922・・・第2固定部、923・・・連結部、95〜98・・・補強板、W1・・・溶接部、A1〜A3・・・接着剤、A10・・・接着部、C1〜C6・・・切欠き部

Claims (19)

  1. 筐体およびコイルを有する静止部と、
    おもりと磁石を含み、前記静止部に対して、一方向に振動可能に支持される振動体と、
    前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、
    前記振動体に対して一方向に直交する上下方向における上側に配置される天板部と、を備え、
    前記磁石は、前記コイルに対して上側に配置され、
    前記天板部は、前記磁石と上下方向に対向し、
    前記磁石は、上下方向において互いに逆の磁力の方向を有する一組の第1磁石と、前記第1磁石に挟まれて一方向に磁力の方向を有する第2磁石と、を含む、
    ことを特徴とする振動モータ。
  2. 前記弾性部材は、前記おもりの側面に固定される固定部を有し、
    前記天板部は、前記固定部に接続され、前記弾性部材と同一部材であることを特徴とする請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記弾性部材は、前記固定部に接続され、前記固定部と一方向および上下方向に直交する方向に対向する平板部を有することを特徴とする請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記天板部は、一方向および上下方向に直交する方向よりも一方向において延びることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の振動モータ。
  5. 前記天板部は、前記第1磁石と上下方向において対向する位置に貫通孔を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の振動モータ。
  6. 前記第1磁石の一方向における幅は、前記第2磁石の一方向における幅よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の振動モータ。
  7. 前記おもりは、前記コイルより上側に配置される第1おもり部と、前記第1おもり部の下面よりも下側まで垂下する第2おもり部と、を有し、
    前記第2おもり部は、前記コイルと一方向において対向することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 前記静止部は、基板をさらに有し、
    前記基板は、前記コイルが配置される基台部と、前記基台部から一方向に前記筐体の外側に向かって延びる引出し部と、を有し、
    前記第2おもり部は、一方向に延びて前記引き出し部を収容する溝部を有することを特徴とする請求項7に記載の振動モータ。
  9. 前記筐体は、ベース部を有し、
    前記基板は、前記ベース部上に配置され、
    前記ベース部から前記第1おもり部の下面までの高さをHA、前記ベース部から前記溝部までの高さをHB、前記ベース部から前記コイルの上面までの高さをHL、前記ベース部から前記基板の上面までの高さをHPとして、HA>HL>HB>HPの関係を満たすことを特徴とする請求項8に記載の振動モータ。
  10. 前記ベース部からの前記第2おもり部の下面までの高さをHCとすると、HP≧HCの関係を満たすことを特徴とする請求項9に記載の振動モータ。
  11. 前記筐体は、基板を有し、
    前記コイルは、前記基板上に配置され、
    前記コイルの引き出し線は、前記コイルの内側において前記基板に接続されることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の振動モータ。
  12. 前記コイルの内側に接着部が設けられることを特徴とする請求項11に記載の振動モータ。
  13. 前記弾性部材は、第1固定部と、第2固定部と、連結部と、を有し、
    前記おもりは、一方向に延びる第1壁面部と、前記第1壁面部に対向する第2壁面部と、前記第1壁面部と前記第2壁面部とを接続する第3壁面部と、を有し、
    前記第2壁面部の一方向における一方側端部には角部を含めて欠落した第1切欠き部が形成され、
    前記第1固定部は、前記第1壁面部の一方向における一方側端部に対向する前記筐体の壁面に固定され、
    前記第2固定部は、前記第1切欠き部に固定され、
    前記連結部は、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結し、前記第3壁面部の一方向一端側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の振動モータ。
  14. 前記第2固定部に固定される第1補強板をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の振動モータ。
  15. 前記第1固定部に固定される第2補強板をさらに有し、
    前記第1壁面部の一方向における一方側端部には角部を含めて欠落した第2切欠き部が形成され、
    前記第2補強板は、前記第2切欠き部内に配置されることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の振動モータ。
  16. 緩衝部材をさらに有し、
    前記緩衝部材は、前記連結部と前記第3壁面部との間に配置されることを特徴とする請求項13〜請求項15のいずれか1項に記載の振動モータ。
  17. 前記第3壁面部には第3切欠き部が形成され、
    前記緩衝部材の一部は、前記第3切欠き部内に配置されることを特徴とする請求項16に記載の振動モータ。
  18. 前記静止部は、基板を有し、
    前記筐体は、ベース部を有し、
    前記基板は、前記ベース部上に配置され、
    前記基板は、前記コイルが配置される基台部と、前記基台部から一方向に前記筐体の外部に向かって延びる引出し部と、を有し、
    前記ベース部は、上側に起立する立ち上がり部を有し、
    前記立ち上がり部は、一方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記引出し部は前記貫通孔を通ることを特徴とする請求項1請求項17のいずれか1項に記載の振動モータ。
  19. 一方向に配列される前記第1磁石の個数は、3個以上であり、
    前記第2磁石は、隣接する前記第1磁石によって挟まれることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれか1項に記載の振動モータ。
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