JP2017108595A - 振動モータ - Google Patents

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Takeshi Komura
健 小村
伊真里 松原
Imari MATSUBARA
伊真里 松原
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Abstract

【課題】振動体の振動等による弾性部材の破断を抑制することのできる振動モータを提供する。【解決手段】筐体およびコイルを有する静止部と、磁石を含み、静止部に対して、第1方向に振動可能に支持される振動体と、静止部と振動体との間に位置する弾性部材50と、を備える。弾性部材50は、振動体または静止部に固定される固定面S1を有する肉厚部501と、肉厚部よりも第1方向の厚みが薄い肉薄部503と、第1方向に直交する第2方向において、肉厚部501と肉薄部503との間に配置される接続部502と、を有し、接続部502の厚みは、肉厚部501よりも薄く、肉薄部503よりも厚い。【選択図】図2

Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、触覚フィードバックを発生させる振動モータが備えられる。振動モータは、磁石を含む振動体と、筐体に固定されたコイルを備える。振動モータを駆動させる場合、磁石とコイルとの間において磁界が発生し、振動体が振動する。
上述の振動モータは、振動体を一方向に振動可能に支持する板ばね部を有する。従来、板ばね部の端部は、溶接によって振動体の側面に固定されていた。しかしながら、このような構成であると、振動モータが連続して稼働する場合、または落下した場合に、板ばね部の溶接部に応力が集中し、溶接部が破断する虞があった。
そこで、例えば特許文献1の振動モータでは、板ばね部を振動体に固定するとともに、板ばね部に補強板を固定する構成としている。これにより、板ばね部の変形の支点を従来の溶接部から、補強板と板ばね部との境界部へシフトさせ、溶接部での応力集中を抑制することができる。
中国特許出願公開第102340229号公報
しかしながら、上記特許文献1では、補強板と板ばね部との境界部においては、厚みが急激に変化することで、板ばね部は急激に剛性が弱くなる。また、境界部には応力が集中する。従って、振動モータの振動等によって板ばね部が境界部において破断する虞がある。
上記状況に鑑み、本発明は、振動体の振動等による弾性部材の破断を抑制することのできる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、筐体およびコイルを有する静止部と、磁石を含み、前記静止部に対して、第1方向に振動可能に支持される振動体と、前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記振動体または前記静止部に固定される固定面を有する肉厚部と、前記肉厚部よりも第1方向の厚みが薄い肉薄部と、第1方向に直交する第2方向において、前記肉厚部と前記肉薄部との間に配置される接続部と、を有し、前記接続部の厚みは、前記肉厚部よりも薄く、前記肉薄部よりも厚い構成としている。
本発明の例示的な振動モータによれば、振動体の振動等による弾性部材の破断を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。 図2は、弾性部材の振動体に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。 図3は、溶接による第2方向の位置に対する梁部の硬さ分布の一例を示す図である。 図4は、弾性部材のカバーに固定される箇所を含めた一部拡大斜視図である。 図5は、第2実施形態に係る弾性部材の振動体に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。 図6は、第3実施形態に係る弾性部材の振動体に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。 図7は、第4実施形態に係る弾性部材の振動体に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。
<1.第1実施形態>
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。
なお、図1において、左右方向を第1方向として、X方向で表す。また、第1方向に対して、直交する方向である上下方向をY方向として表す。例えば、図1において紙面上側が上下方向(Y方向)における上側となる。また、第1方向および上下方向に直交する第2方向をZ方向として表す。以下、他の図面についても同様のことが当てはまる。ただし、この方向の定義により、本発明に係る振動モータの向きを限定する意図はない。
<1.1 全体構成>
本実施形態に係る振動モータ100は、ベースプレート11、基板21、コイル31、振動体40、弾性部材50、弾性部材51、およびカバー12を備える。振動モータ100は、ベースプレート11とカバー12とを含む筐体を備える。
基板21は、リジッド基板またはフレキシブル基板等で構成され、ベースプレート11の上面に固定される。コイル31は、基板21の上面に取付けられる。コイル31は、例えば接着剤により接着される。なお、コイル31は基板21に接着以外の方法により固定されてもよい。
静止部は、上記筐体、基板21、およびコイル31によって構成される。つまり、振動モータ100は、筐体およびコイル31を有する静止部を備える。
振動体40は、複数の磁石41、42と、直方体状のおもり43とを有する。この実施形態において、磁石41、42の数は2つである。おもり43は、直方体状であり、空洞部431を有する。空洞部431は、おもり43を軸方向に貫通する。空洞部431は、第1方向に2つ配列される。磁石41、42は、各空洞部431内部に収容される。これにより、磁石41、42は、おもり43によって保持される。磁石41、42は、コイル31に対して上側に配置される。なお、空洞431はおもり43を軸方向に貫通してなくともよく、磁石41、42を収容可能な凹部であってもよい。
弾性部材50は、板ばね部511と、補強板512と、補強板513とを有する。板ばね部511は、梁部511A、梁部511Bおよび連結部511Cを有する。平板状の梁部511Aと平板状の梁部511Bは、第1方向において対向する。連結部511Cは、梁部511Aの端部と梁部511Bの端部とを連結する。
梁部511Aの連結部511Cと反対側の端部と、梁部511Bの連結部511Cと反対側の端部とは、互いに第1方向において近づくように折れ曲がる。梁部511Aの当該端部は、おもり43の第2方向に延びる側面に固定されるとともに、補強板512にも固定される。また、梁部511Bの当該端部は、カバー12の内壁面に固定されるとともに、補強板513にも固定される。すなわち、弾性部材50の一端側がおもり43に固定されると共に、他端側はカバー12の内壁面に固定される。つまり、弾性部材50は、静止部と振動体40との間に位置する。なお、弾性部材50のより詳細な構成については後述する。
弾性部材51は、弾性部材50と同様の構造である。弾性部材51の一端側は、おもり43の第2方向に延びる側面に固定される。弾性部材51の一端側は、弾性部材50が固定される箇所と対角に位置する。弾性部材51の他端側は、カバー12の内壁面に固定される。これにより、振動体40は、静止部に対して、第1方向(X方向)に振動可能に弾性部材50、51によって支持される。カバー12とベースプレート11とで構成される内部空間に、基板21の一部、コイル31、振動体40、および弾性部材50、51が収容される。
このような構成において、振動モータ100では、コイル31に基板21における配線を介した通電が行われる。コイル31に電流が流れると、コイル31に発生する磁界と磁石41、42が形成する磁界との相互作用によって、振動体40は第1方向に往復振動する。
<1.2 弾性部材の詳細構成>
次に、弾性部材50の構成について詳述する。図2は、弾性部材50の振動体40に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。
弾性部材50は、肉厚部501と、接続部502と、肉薄部503とを有する。板ばね部511における梁部511Aの端部は、振動体40におけるおもり43の第2方向に延びる側面に固定される固定面S1を有する。梁部511Aの端部は、第1方向において固定面S1と反対側の面に、補強板512が固定される。肉厚部501は、固定面S1を有する梁部511Aの端部と、補強板512とから成る。すなわち、肉厚部501は、振動体40に固定される固定面S1を有する。
肉薄部503は、肉厚部501よりも第1方向の厚みが薄い。肉薄部503は、梁部511Aと同一部材である。接続部502は、第2方向において、肉厚部501と肉薄部503との間に配置される。
接続部502は、接着剤514と、梁部511Aの一部分とから成る。当該梁部511Aの一部分は、第2方向において、肉薄部503を構成する梁部511Aの一部と、肉厚部501を構成する梁部511Aの端部との間に配置される。接着剤514は、梁部511Aの上記一部分上に塗布され、補強板512の第1方向に延びる側面に付着する。
接続部502には、接着剤514の塗布により、界面が形成される。これにより、接続部502の第1方向の厚みは、肉厚部501よりも薄く、肉薄部503よりも厚い。従来のように、弾性部材が肉厚部から肉薄部に厚みが急激に薄くなる構成であると、肉厚部と肉薄部との境界部に応力が集中し、弾性部材が破断する虞があった。これに対し、本実施形態では、接続部502が設けられることにより、肉厚部501から肉薄部503にかけて応力を分散させることができる。従って、振動体40の通常振動時または振動モータ100の落下時などに、弾性部材50の振動体40に固定される側の箇所での破断を抑制することができる。
本実施形態では、接続部502は、肉厚部501から肉薄部503側へ向かうに連れて第1方向の厚みが薄くなる。そのため、肉厚部501と接続部502との境界部にかかる応力をより分散させることができる。なお、接着剤514を塗布したときに接着剤514が補強板512と梁部5111Aとの隙間に侵入する場合は、補強板512の固定強度を高めることができる。
次に、板ばね部511、補強板512、および振動体40の固定方法について述べる。まず、梁部511Aの端部と補強板512の各上面にかかるようレーザスポットを照射し、スポット溶接を行う。これにより、梁部511Aの内部と補強板512の内部とが溶融し、表面における1次溶接痕W1と内部の溶融部分(不図示)とから成る、溶接部が形成される。当該溶接部により、補強板512は梁部511Aに固定される。
次に、梁部511Aの一端部とおもり43の各上面にかかるようレーザスポットを照射し、スポット溶接を行う。これにより、梁部511Aの内部とおもり43の内部が溶融し、表面における2次溶接痕W2と内部の溶融部分(不図示)とから成る、溶接部が形成される。当該溶接部により、梁部511Aはおもり43に固定される。
これにより、補強板512と板ばね部511と振動体40とに亘って、溶接部が形成される。すなわち、振動体40と肉厚部501に、溶接部が位置する。溶接による固定により、固定強度を高めることができる。
補強板512、梁部511A、およびおもり43の各上面のみでなく、各下面にもレーザスポットを照射してスポット溶接を行うことが望ましい。なお、補強板512、梁部511A、およびおもり43の各上面にかかるようレーザスポットを照射することで溶接を行ってもよい。これにより、上述のように1次と2次に溶接工程を分けるのではなく、一度に補強板512、梁部511A、および振動体40を固定することができ、振動モータ100の組立の工数削減が可能となる。
ここで、図3は、溶接による第2方向の位置に対する梁部511Aの硬さHDの分布の一例を示す図である。図3に示すように、弾性部材50は、2次溶接痕W2と第2方向に隣接する第1領域R1を有する。すなわち、第1領域R1は、溶接部と第2方向に隣接する。
接続部502は、第1方向において、第1領域R1と対向する。これにより、梁部511Aにおける溶接部付近の硬さHDが高くなる部分に接続部502を重ねることで、硬さHDが高いことにより破断し易い梁部511Aの箇所を補強でき、応力集中を分散させることができる。そのため、弾性部材50の破断をより抑制できる。
第1領域R1は、楕円形である2次溶接痕W2の長径と同じ長径を有する楕円形の領域であってもよい。なお、第1領域R1は、溶接痕が円形であれば、溶接痕の直径と同じ直径を有する円形であり、溶接痕が矩形であれば、溶接痕の一辺と同じ長さの一辺を有する矩形であってもよい。
図4は、弾性部材50のカバー12に固定される箇所を含めた一部拡大斜視図である。弾性部材50のカバー12に固定される側の構成は、上述した振動体40に固定される側の構成とほぼ同様であるため、一部の説明を省略する。
板ばね部511に含まれる梁部511Bの端部は、カバー12に固定される固定面S2を有する。梁部511Bの当該端部は、第1方向において、固定面S2と反対側の面に、補強板513が固定される。肉厚部504は、梁部511Bの上記端部と、補強板513とから成る。
梁部511Bと同一部材である肉薄部506は、肉厚部504よりも第1方向の厚みが薄い。接続部505は、第2方向において、肉厚部506と肉薄部504との間に配置される。接続部505は、塗布された接着剤505と、梁部511Bの一部分とから成る。接続部505の第1方向における厚みは、肉厚部504よりも薄く、肉薄部506よりも厚い。接続部505が設けられることにより、肉厚部504から肉薄部506にかけて応力を分散させることができる。従って、振動体40の通常振動時または振動モータ100の落下時などに、弾性部材50のカバー12に固定される側の箇所での破断を抑制することができる。
梁部511Bに対して補強板513は、スポット溶接により固定され、梁部511Bおよび補強板513の各上面にかけて1次溶接痕W3が形成される。また、カバー12の内壁面に対して梁部511Bは、スポット溶接により固定され、梁部511Bの上面からカバー12の内壁面にかけて2次溶接痕(不図示)が形成される。これにより、補強板513と板ばね部511と静止部とに亘って溶接部が形成される。すなわち、静止部と肉厚部504には、溶接部が位置する。なお、カバー12、梁部511B、および補強板513にかけてレーザスポットを照射し、一度にスポット溶接を行ってもよい。
図3を用いて先述したのと同様に、接続部505は、第1方向において、溶接部と第2方向に隣接する第1領域と対向する。これにより、溶接によって梁部511Bの硬さが高くなった箇所に接続部505を配置することができ、弾性部材50の破断をより抑制することができる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係る弾性部材52の振動体40に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。
弾性部材52は、肉厚部5011、接続部5021、および肉薄部5031を有する。肉厚部5011は、固定面S1を有する梁部511Aの端部と、補強板5121の一部とから成る。接続部5021は、梁部511Aの一部と、補強板5121の一部とから成る。すなわち、補強板5121によって肉厚部5011のみならず接続部5021も構成することとなる。また、接続部 5021の第1方向における厚みは、第2方向に向かうにつれて徐々に大きくなる。接続部5021の肉厚部5011と接続する部位における第1方向の厚みは、肉厚部5011の第1方向の厚みと、同じである。接続部5021の上面は、好ましくは肉厚部5011の上面と、同一平面上にある。
これにより、第1実施形態のように接続部を構成するのに接着剤を塗布する必要が無くなり、本実施形態に係る振動モータにおける組立工数および部品点数を削減することができる。
<3.第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態に係る弾性部材53の振動体40に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。
弾性部材53は、肉厚部5012、接続部5022、および肉薄部5032を有する。肉厚部5012は、固定面S1を有する梁部5111Aの端部と、補強板512とから成る。接続部5022は、梁部5111Aと同一部材で構成される。接続部5022の第2方向側の側面は、補強板512の第2方向側の側面に当たる。これにより、補強板512は、梁部5111Aに対して、第2方向に位置決めされる。補強板512は、接続部5022を含む梁部5111Aに、接着や溶接などにより固定される。接続部5022の上面は、好ましくは肉厚部5012の上面と、同一平面上にある 。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、接続部を構成するのに接着剤を塗布する必要が無くなり、本実施形態に係る振動モータにおける組立工数および部品点数を削減することができる。
<4.第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、第4実施形態に係る弾性部材54の振動体40に固定される箇所を示す一部拡大斜視図である。
弾性部材54は、肉厚部5013、接続部5023、および肉薄部5033を有する。本実施形態では、第3実施形態と同様に、接続部5023は、梁部5112Aと同一部材で構成される。第3実施形態では接続部5022は、肉厚部5012から肉薄部5032に向かうに連れて厚みが薄くなる。それに対して、本実施形態では、接続部5023は、第1方向の厚みが一定である。言い換えると、弾性部材54は、肉厚部5013、接続部5023、および肉薄部5033からなる段差形状を有する。接続部5023の第2方向側の側面は、補強板512の第2方向側の側面に当たる。これにより、補強板512は、梁部5112Aに対して、第2方向に位置決めされる。このような構成であっても、接続部5023において応力を分散させることができる。
なお、このような厚みが一定の接続部を、例えば補強板の一部と梁部の一部から構成してもよい。
<5.第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
本実施形態では、肉厚部および肉薄部は、同一部材で構成される。梁部の連結部と反対側の端部は、第1方向において固定面に近づくように折り返される。当該端部は、梁部の第1方向において固定面と反対側の面に、固定される。すなわち、肉厚部は、梁部の固定面が設けられる部分と、梁部の折り返された端部とで構成される。固定面が設けられる部分と、梁部の折り返された端部とは、第1方向において対向する。言い換えると、肉厚部は、梁部のみで構成される。接続部は、このように形成される肉厚部と肉薄部との間に接着剤の塗布等によって構成される。なお、固定面が設けられる部分と、梁部の折り返された端部とは、第1方向において、接触してもよい。
これにより、肉厚部を構成するのに、補強板が配置される必要が無くなり、本実施形態に係る振動モータにおける組立工数および部品点数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、板ばね部と、補強板と、振動体または静止部の固定方法は、溶接に限らず、接着剤による接着でもよい。おもりの形状は、直方体に限られず、円柱などの柱状や筒状などであってもよい。空洞部を構成する内側面の形状は、おもりの外形に対応する形状であることが望ましい。
本発明は、例えばスマートフォンやゲームパッドなどの電子機器に備えられる振動モータに利用することができる。
100・・・振動モータ、11・・・ベースプレート、12・・・カバー、21・・・基板、31・・・コイル、40・・・振動体、41、42・・・磁石、43・・・おもり、431・・・空洞部、50、51、52、53、54・・・弾性部材、501、504、5011、5012、5013・・・肉厚部、502、505、5021、5022、5023・・・接続部、503、506、5031、5032,5033・・・肉薄部、511・・・板ばね部、511A、511B、5111A、5112A・・・梁部、511C・・・連結部、512、513、5121・・・補強板、514、515・・・接着剤、W1、W3・・・1次溶接痕、W2・・・2次溶接痕、S1、S2・・・固定面、R1・・・第1領域

Claims (8)

  1. 筐体およびコイルを有する静止部と、
    磁石を含み、前記静止部に対して、第1方向に振動可能に支持される振動体と、
    前記静止部と前記振動体との間に位置する弾性部材と、を備え、
    前記弾性部材は、
    前記振動体または前記静止部に固定される固定面を有する肉厚部と、
    前記肉厚部よりも第1方向の厚みが薄い肉薄部と、
    第1方向に直交する第2方向において、前記肉厚部と前記肉薄部との間に配置される接続部と、を有し、
    前記接続部の厚みは、前記肉厚部よりも薄く、前記肉薄部よりも厚いことを特徴とする振動モータ。
  2. 前記弾性部材は、前記固定面を有する板ばね部と、補強板と、を有し、
    前記肉厚部は、前記板ばね部の少なくとも一部と、前記補強板と、から成り、
    前記板ばね部は、第1方向において前記固定面と反対側の面に、前記補強板が固定されることを特徴とする請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記振動体と前記肉厚部、または、前記静止部と前記肉厚部には、溶接部が位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記補強板と前記板ばね部と前記振動体とに亘って、または、前記補強板と前記板ばね部と前記静止部とに亘って溶接部を有することを特徴とする請求項2に記載の振動モータ。
  5. 前記弾性部材は、前記溶接部と第2方向に隣接する第1領域を有し、
    前記接続部は、第1方向において、前記第1領域と対向することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の振動モータ。
  6. 前記接続部は、前記肉薄部側に向かうに連れて厚みが薄くなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の振動モータ。
  7. 前記接続部は、接着剤を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 前記弾性部材は、板ばね部を有し、
    前記接続部は、前記板ばね部と同一部材であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
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