JP2018010247A - 基板保持装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法 - Google Patents

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【課題】 歪みの少ない状態で基板を保持すること。【解決手段】 本発明は、基板17を保持する保持部に基板17を受け渡す機構を有し、基板17を保持する基板保持装置7であって、機構は、基板17の保持部側の面の一部を吸着支持する第1支持部23aと前記面の前記一部とは異なる部分を支持する第2支持部23bとを含む支持部材23と、前記基板が前記保持部と接触した後、第1支持部23aに基板17を吸着させたまま第2支持部23cを基板17から遠ざける駆動手段23dと、駆動手段23dにより第2支持部23bを遠ざけている間に前記面に気体を供給する供給手段15と、を有することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、基板保持装置、リソグラフィ装置、及び物品の製造方法に関する。
基板とチャックの間を排気して基板を吸着保持する基板保持装置において、基板とチャックとの間で局所的に空気が溜まることにより歪みが生じたまま基板が保持される。これにより、例えば露光装置の場合は基板上へのパターンの形成精度が低下してしまう。
特許文献1の基板保持装置において基板の吸着機能を有する支持部と吸着機能の無い支持部とを有する支持部材からチャックに基板を受け渡す。さらに、基板の歪みを低減させる目的で、チャックに基板を受け渡す前に、支持部材が基板を支持した状態で基板に向けて気体を噴出させることが記載されている。
特開2012−38874
特許文献1では、気体を噴出させた後に基板をチャック最外周に設けられた環状の凸部と基板とを接触させ、当該凸部に設けられた吸着孔を介して基板を吸着する。しかし、凸部が基板に接触することで基板に必要以上の力を与えてしまいチャックと基板との間に空気が溜まることがある。このような空気の溜まりが在る状態で基板を吸着すると基板が歪む恐れがある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、歪みの少ない状態で基板を保持することができる前基板保持装置、及びリソグラフィ装置を提供することを目的とする。
本発明は、基板を保持する保持部に前記基板を受け渡す機構を有し、前記基板を保持する基板保持装置であって、前記機構は、前記基板の前記保持部側の面の一部を吸着支持する第1支持部と前記面の前記一部とは異なる部分を支持する第2支持部とを含む支持部材と、前記基板が前記保持部と接触した後、前記第1支持部に前記基板を吸着させたまま前記第2支持部を前記基板から遠ざける駆動手段と、前記駆動手段により前記第2支持部を遠ざけている間に前記面に気体を供給する供給手段と、を有することを特徴とする。
本発明の基板保持装置およびリソグラフィ装置によれば、歪みの少ない状態で基板を保持することができる。
第1実施形態に係る露光装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る保持装置の構成を示す図である。 昇降部材の駆動を説明する図である。 第1実施形態に係る基板の保持方法を示すフローチャートである。 S103の工程終了時の保持装置の様子を示す図である。 S105の工程終了時の保持装置の様子を示す図である。 S106の工程終了時の保持装置の様子を示す図である。 S109の工程終了時の保持装置の様子を示す図である。 S110の工程終了時の保持装置の様子を示す図である。 第2実施形態に係る保持装置の構成を示す図である。
[第1実施形態]
(露光装置の構成)
以下、本発明の保持装置を露光装置に適用した実施形態を説明するが、後述するように、本発明の保持装置はその他の装置にも適用可能である。
図1は露光装置1の構成を示す図である。以下の図において、鉛直方向の軸をZ軸、当該Z軸に垂直な平面内で互いに直交する2軸をX軸及びY軸としている。
露光装置1は、原版16に形成された回路パターン等のパターンを投影光学系4を介して基板17上に投影することによって、基板17上に原版16のパターンの転写パターンを形成する。
基板17として、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板17は、具体的には、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラス等である。基板17の最表面にはレジスト(感光剤)層が形成されている。
照明光学系2は光源から射出された光をスリット状に整形した照明光で原版16を照明する。投影光学系4は、第1平板8、台形ミラー9、凹面ミラー10、凸面ミラー11、及び第2平板12を含む。原版16のパターン像を形成する光20は、第1平板8を透過し、台形ミラーの第1反射面9a、凹面ミラー10、凸面ミラー11のそれぞれで反射されたあと再び凹面ミラー10に入射する。凹面ミラー10で反射された光は、台形ミラー9の第2反射面9bで反射され、第2平板12を透過して、原版16と光学的に共役な位置に配置された基板17に到達する。
露光装置1は、原版16を移動させる原版ステージ3と基板17を移動させる基板ステージ5とを用いて、原版16と基板17を互いに走査させながら基板17上に光20を投影する。原版ステージ3及び基板ステージ5は、原版16及び基板17をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向、及び各軸の回転方向(θx、θy、θz)の6軸方向に移動させる。
基板ステージ5は、基板17を保持する保持装置(基板保持装置)7と、保持装置7及び基板17を6軸方向に移動させる移動させる駆動機構13と、を有する。保持装置7の構成は後で詳述する。
制御部6は、照明光学系2、原版ステージ3、投影光学系4、及び基板ステージ5に、有線又は無線を介して接続されている。制御部6はCPUやメモリ(ROM、RAM等)を含むコンピュータで構成され、メモリに格納されているプログラムをCPUが読み出し、当該プログラムに従って制御部6に接続されたそれぞれの構成要素を制御する。
制御部6が行う機能を備えていれば、制御部6はそれぞれがCPUやメモリを備えた別
個の情報処理装置の集合体であってもよいし、1つの情報処理装置であってもよい。
(保持装置の構成)
次に、保持装置7の構成について説明する。保持装置7は例えば2m四方以上の大型基板を保持可能である。特に、厚みが0.5mm以下の薄型基板を保持することに適した装置である。
図2(a)は保持装置7を+Z方向から見た図、図2(b)は図2(a)のA−A’断面図である。
保持装置7は、基板17を保持する部分であるチャック(保持部)21に基板を受け渡す機構を備えている。当該機構として、チャック21、4つの昇降部材23と、チャック21に設けられた孔24と連通する配管14、配管14を介して孔24に接続された圧力調整部15を有する。さらに、保持装置7は、チャック21を支持する支持部材22及び後で詳述する真空源26を有する。
チャック21は、チャック21の基板17を保持する側の面に、縁部21a、縁部21aで囲まれた領域内に設けられた複数の凸部21b、凸部21b同士の間の領域である凹部21cを有する。孔24は、1つの凸部21bあたり2つずつ設けられている。なお、孔24の数はこれに限られるものではなく、任意に選択可能である。
縁部21a及び凸部21bの上面の高さが、基板17を保持する保持面を形成する。すなわち、保持面の高さは縁部21a及び凸部21bと、基板17とが接触する高さである。このとき、基板17と凹部21cは非接触状態となる。
制御部6からの指示に基づく駆動部23cの制御によって、昇降部材23は鉛直方向に昇降可能である。チャック21及び支持部材22には、昇降部材23が移動可能な空間25が設けられている。4つの昇降部材23のうち、2つの昇降部材23は、それぞれが基板17のチャック21側の面の一部を吸着支持する吸着部(第1支持部)23aと、吸着機能なしに基板17を支持する支持部23bとを有する。支持部23bが基板17を支持する支持面(+Z側の面)はY軸方向に延伸している。残りの中央側の2つの昇降部材23は支持部23bで構成されている。また、支持部23bは吸着部23aとは異なる部分を支持する。吸着部23aと基板17との接触面積よりも、支持部23bと基板17との接触面積の方が大きいことが好ましい。
真空ポンプなどの真空源26は、吸着部23aと接続されており、基板17を支持した際に吸着部23aの上面(+Z側の面)において気体を吸引する。そのため、吸着部23aの上部(接触部)は基板17と接触した際に基板17の形状にならう材質であることが好ましい。例えば、樹脂であることが好ましい。
なお、本実施形態における昇降部材23の構成は一例であり、昇降部材23の数や配置位置、吸着部23aの数は適宜変更してもよい。全ての昇降部材23が吸着部23aを有していてもよい。
昇降部材23を昇降させる手段として、保持装置7は駆動部23cとガイド23dとを有する。また、本実施形態では、駆動部23cとガイド23dとは、吸着部23aに基板17を吸着させたまま支持部23bのみを基板17から遠ざける駆動手段でもある。
駆動部23は制御部6の指示に基づいて、支持部23bをZ軸方向に位置制御するモータ(例えばパルスモータ、リニアモータ等)である。ガイド23dは支持部23bに対する吸着部23aのZ軸方向への移動を案内する案内機構である。
吸着部23aの上部(規制部)は、吸着部23aの中央部よりも太い構造を有する。当該上部がストッパとなって駆動部23cが支持部23bを上昇させた際に吸着部23aも一緒に上昇する。このようにして基板17を搬送する搬送ロボット(不図示)とチャック21との間における基板17の受け渡し時に昇降部材23をチャック21に対して突出させる。
一方駆動部23cが支持部23bを下降させた場合、基板17がチャック21に載置されるまでは基板17の自重を受けて、吸着部23aも支持部23bと共に下降する。さらに支持部23bを下降させた場合、図3(a)に示すように吸着部23aと支持部23bが共に移動する状態から、図3(b)に示すように、支持部23bのみがチャック21の保持面に対して後退した状態となる。
また、吸着部23aの下部(規制部)が、吸着部23aの中央部の軸の部分よりも太くなっている。
このように、吸着部23aの上部及び下部の部分により、吸着部23と支持部23bとの相対位置が所定量以上とならないように、吸着部23と支持部23bとの相対移動を規制している。
圧力調整部15は、孔24への圧縮気体の供給(噴出)、孔24と大気空間(外部)との接続による孔24の大気開放、及び孔24からの気体の吸引のいずれかを行う。これらの動作は、制御部6が不図示の電磁弁を切り替えることによって行われる。圧力調整部15は、気体を吸引することにより基板17とチャック21の間を排気して、基板17を吸着させる。このときの気体の吸引の強さを変えることで基板17の表面の平坦度を調整できる。
(基板の保持方法について)
圧力調整部15の切り替えも含め、保持装置7による基板17の保持方法について説明する。図4のフローチャートに示すプログラムに従って制御部6が保持装置7の各構成要素を制御することにより、以下に示す制御が行われる。保持装置7は、チャック21で保持する前に基板17の歪みを低減させる動作を行う。
また、図5〜図9は、それぞれ、保持方法の過程を示す図である。図5〜図9では、図1及び図2と同一の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。さらに、支持部材22と空間25の図示を省略している。
プログラムの開始時において、孔24は圧力調整部15により大気に開放されている(大気と連通している)。吸着部23aにおける基板17の吸着もしていない状態である。
S101では、駆動部23cが昇降部材23を所定の位置まで上昇させる。当該所定の位置は、チャック21から昇降部材23が突出する位置である。S102では、不図示の搬送ロボットが昇降部材23上に基板17を載置する。
S103では、基板17が載置されたことを確認して、あるいは載置される直前に、真空源26により吸着部23aにおける基板17の吸着を開始する。これにより、基板17の水平方向への位置ずれを規制している。図5は、S103の工程が終了したときの様子を示す図である。
S104では、駆動部23cが昇降部材23を基板17の保持面の高さまで下降させる。S105では、駆動部23cは、チャック21と基板17とが接触した後、吸着部23aが基板17を吸着している間に、退避位置まで基板17から支持部23bを遠ざける。退避位置は、保持面の高さよりも低い位置である。例えば、保持面よりも数ミリメートル低い位置まで下降させて、支持部23bのいずれの場所においても、基板17と接触しない状態とすることが好ましい。図6は、S105の工程が終了したときの様子を示す図である。
S106では、圧力調整部15が孔24から圧縮空気(気体)を噴出させる(供給する)。このとき、基板17は吸着部23aにおいて吸着されているため、水平方向への位置ずれは生じない。さらに、噴出させた圧縮空気が基板17に衝突することにより、基板17と凸部21とを接触させた際の応力により局所的に溜まった空気を排出することができる。これにより、チャック21に基板17を載置したことにより生じた皺等の変形を低減することができる。また、圧縮空気の噴出時に支持部23bを基板17から遠ざけたことにより、支持部23bから力を受けて生じていた基板17の歪みを低減することができる。吸着部23aが基板17にならう材質であることにより、吸着部23aの上部はわずかに伸縮することで、基板17がZ軸方向にわずかに移動しても追従することができる。図7は、S106の様子を示す図である。
S107では、圧力調整部15が孔24を大気開放する。これにより、基板17のチャック側21に供給された空気は孔24を介してほぼ均一に大気に排出される。これにより、基板17は高い平滑性な状態でチャック21上に載置される。図8は、S108の工程が終了した時の様子を示す図である。
S108では、真空源26が吸着部23aにおける基板17の吸着を停止する。すなわち、排気動作を停止する。排気動作を停止することにより、吸着部23aは吸着部23aの自重で支持部23bと同じ高さになるまでガイド23dに案内されながら下降する。
S109では、孔24を介して圧力調整部15が真空引きを開始して、基板17の吸着を開始する。図9は、S109の工程が終了した時の様子を示す図である。
以上で、フローの説明を終了する。
基板17がこのように保持装置7に保持された後、露光装置1は、基板17上に設けられた複数のショット領域(被処理領域)の位置の計測や当該複数のショット領域に対する露光を行う。
このようにして、基板17がチャック21に載置された後に圧縮空気を噴出することで、チャック21との間に生じていた空気だまりを消失させることができる。さらに、吸着部23aで基板17を吸着しながら行うことで、基板17がX−Y方向に位置ずれすることを抑制している。さらに、支持部23bを基板17から遠ざけておくことにより、支持部23bが基板17に力を与えてしまうことを防いでいる。
これらにより、従来に比べ、保持装置1は歪みの少ない状態で基板17を保持することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る保持装置7について図10を用いて説明する。保持装置7は、昇降部材23が第1実施形態の構成に加え、さらにカバー部材30を有する。なお、図10において、図2と同一の部材には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
カバー部材30は内部が中空構造を有し、吸着部23aが移動する空間と連通している。ガイド23dと吸着部23aの摩擦によりパーティクルが生じる場合であってもカバー部材30が有ることにより、発生したパーティクルを閉じ込めることができる。これにより、第1実施形態と同様の効果の他、パーティクルが露光空間に飛散することを防止(低減又は抑制)することができる。
[その他の実施形態]
支持部23bが吸着機能を有していてもよい。また、昇降部材23は鉛直方向に沿って移動する機構であったが、基板17を保持する装置が基板17を水平方向に沿って吸着する保持装置の場合は吸着部23aに対して支持部23bが移動する方向は水平方向であってもよい。
本発明にかかる保持装置は、露光装置1以外の装置において基板17を保持する装置であってもよい。例えば、エッチング処理装置やイオン注入処理装置、あるいは半導体分野以外の分野で使用される装置に搭載されてもよい。
本発明に係るリソグラフィ装置は、前述の露光装置に限られない。g線(波長436nm)、i線(波長365nm)、ArFレーザ光(波長193nm)、EUV光(波長13nm)等の光線あるいは荷電粒子線を基板を照射することにより、当該基板上に潜像パターンを形成する装置でもよい。型を用いて基板上にインプリント材(レジスト)のパターンを形成するインプリント装置でもよい。
[物品の製造方法]
本発明の実施形態に係る物品の製造方法は、リソグラフィ装置を用いて基板上にパターンを形成する工程と、パターンの形成露光された基板に対して加工処理を施す工程とを含む。
物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド(マスターモールド)等が挙げられる。
加工処理とは、例えば、エッチング処理、あるいはイオン注入処理である。さらに、他の周知の処理工程(現像、酸化、成膜、蒸着、平坦化、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含んでもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
7 保持装置
15 圧力調整部(供給手段)
17 基板
23 昇降部材(支持部材)
23a 吸着部(第1支持部)
23b 支持部(第2支持部)

Claims (9)

  1. 基板を保持する保持部に前記基板を受け渡す機構を有し、前記基板を保持する基板保持装置であって、
    前記機構は、
    前記基板の前記保持部側の面の一部を吸着支持する第1支持部と前記面の前記一部とは異なる部分を支持する第2支持部とを含む支持部材と、
    前記基板が前記保持部と接触した後、前記第1支持部に前記基板を吸着させたまま前記第2支持部を前記基板から遠ざける駆動手段と、
    前記駆動手段により前記第2支持部を遠ざけている間に前記面に気体を供給する供給手段と、を有することを特徴とする基板保持装置。
  2. 前記第2支持部と前記基板との接触面積が前記第1支持部と前記基板との接触面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 前記駆動手段は、前記第2支持部の位置制御を停止することにより前記第2支持部を前記基板から遠ざけることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  4. 前記支持部材は前記駆動手段から生じるパーティクルの飛散を防止するカバーを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  5. 前記第1支持部の前記基板との接触部は、前記基板の形状にならって変形することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  6. 前記第1支持部は、前記第1支持部と前記第2支持部との相対移動を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  7. 前記供給手段により気体を供給した後、前記保持部と前記基板の間を排気して前記基板を前記保持部で保持することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  8. 原版を用いて基板上にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の基板保持装置と、
    前記保持部に保持された基板上に前記パターンを形成するパターン形成手段と、を有することを特徴とするリソグラフィ装置。
  9. 請求項7に記載のリソグラフィ装置を用いて、基板上に前記パターンを形成する工程と、
    パターンの形成された基板を加工する工程と、を有することを特徴とする物品の製造方法。
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