JP2017531677A5 - - Google Patents

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JP2017531677A5
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本発明は、式(I)
の新規な化合物、ならびにその互変異性体および立体異性体の形態、[式中、
は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基およびピリミジニル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基またはHet基を形成し;但し
Hetは、それぞれ任意選択で、1つのC1〜4アルキル基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基群から選択されるヘテロシクリルであるか、またはHetは、任意選択で1つのC1〜4アルキル基で置換された2−オキソ−3−ピロリジニルであり;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
4aは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−NR5a5b、−OC1〜4アルキルおよびHetの群から選択される1つの置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;但し
5aおよびR5bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基の群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、モルホリニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基群から選択されるヘテロシクリルであり;
は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され;但し
7aおよびR7bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
は、水素原子、−SO1〜6アルキル、Het、R、任意選択で(i)Arおよび(ii)Hetの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに、
(iii)フッ素原子、
(iv)−NR8a8b
(v)−NR8cC(=O)R8d
(vi)−NR8cC(=O)NR8a8b
(vii)−NR8cC(=O)OR8e
(viii)−NR8cS(=O)NR8a8b
(ix)−NR8cS(=O)8d
(x)−OR8f
(xi)−OC(=O)NR8a8b
(xii)−C(=O)NR8a8b
(xiii)−S(O)8d、および
(xiv)−S(O)NR8a8b
の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
8a、R8b、R8cおよびR8fは、それぞれ独立に、水素原子、C1〜6アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、ならびに−NR8x8y、−OH、および−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され、
8dは、任意選択で、−NR8x8y、−OHおよび−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、ならびにC3〜6シクロアルキル基の群から選択され;
8eは、C1〜6アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、ならびに−NR8x8y、−OHおよび−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
但し、R8xおよびR8yは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
は、任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル基あり;
Arは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC1〜4アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および1つのC3〜6シクロアルキル基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および1つのC3〜6シクロアルキル基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である]、
ならびに薬学的に許容されるその塩および溶媒和物に関する。
本発明は、特に、本明細書に定義された通りの式(I)の化合物、ならびにその互変異性体および立体異性体の形態、[式中、
は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、およびピリミジニル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基を形成し;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
4aは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され;但し
7aおよびR7bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
は、水素原子、−SO1〜6アルキル、Het、R、任意選択で(i)Arおよび(ii)Hetの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに1つ以上の−OR8f置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
8fは、水素原子およびC1〜6アルキル基の群から選択され;
は、任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル基あり;
Arは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC1〜4アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である]、
ならびに薬学的に許容されるその塩および溶媒和物に関する。
本発明は、特に、本明細書に定義された通りの式(I)の化合物、ならびにその互変異性体および立体異性体の形態、[式中、
は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、およびイソチアゾリル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基を形成し;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
4aは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され;但し
7aおよびR7bは、それぞれ独立に水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
は、水素原子、−SO1〜6アルキル、Het、R、任意選択で(i)Arおよび(ii)Hetの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに1つ以上の−OR8f置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
8fは、水素原子およびC1〜6アルキル基の群から選択され;
は、任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル基あり;
Arは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC1〜4アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である]、
ならびに薬学的に許容されるその塩および溶媒和物に関する。
この例では、有効成分は、同量の本発明による化合物のいずれか、特に同量の例示した化合物のいずれかに置き換えることができる。

以下の態様を包含し得る。
[1] 式(I)
の化合物、またはその互変異性体もしくは立体異性体の形態、[式中、
は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、およびHet の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基およびピリミジニル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、R およびR は、それらが結合している炭素原子とともにC 3〜6 シクロアルキル基またはHet 基を形成し;但し
Het は、それぞれ任意選択で、1つのC 1〜4 アルキル基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリルであるか、またはHet は、任意選択で1つのC 1〜4 アルキル基で置換された2−オキソ−3−ピロリジニルであり;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
4a は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
4b は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、−NR 5a 5b 、−OC 1〜4 アルキルおよびHet の群から選択される1つの置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;但し
5a およびR 5b は、それぞれ独立に、水素原子およびC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、モルホリニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリルであり;
は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、および−NR 7a 7b の群から選択され;但し
7a およびR 7b は、それぞれ独立に、水素原子およびC 1〜4 アルキル基から選択され;
は、水素原子、−SO 1〜6 アルキル、Het 、R 、任意選択で(i)Ar および(ii)Het の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC 1〜6 アルキル基、ならびに、
(iii)フッ素原子、
(iv)−NR 8a 8b
(v)−NR 8c C(=O)R 8d
(vi)−NR 8c C(=O)NR 8a 8b
(vii)−NR 8c C(=O)OR 8e
(viii)−NR 8c S(=O) NR 8a 8b
(ix)−NR 8c S(=O) 8d
(x)−OR 8f
(xi)−OC(=O)NR 8a 8b
(xii)−C(=O)NR 8a 8b
(xiii)−S(O) 8d 、および
(xiv)−S(O) NR 8a 8b
の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
8a 、R 8b 、R 8c およびR 8f は、それぞれ独立に、水素原子、C 1〜6 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、ならびに−NR 8x 8y 、−OH、および−OC 1〜4 アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され、
8d は、任意選択で、−NR 8x 8y 、−OHおよび−OC 1〜4 アルキルから選択される1つの置換基で置換されていてもよいC 1〜6 アルキル基、ならびにC 3〜6 シクロアルキル基の群から選択され;
8e は、C 1〜6 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、ならびに−NR 8x 8y 、−OHおよび−OC 1〜4 アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
但し、R 8x およびR 8y は、それぞれ独立に、水素原子およびC 1〜4 アルキル基から選択され;
は、任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC 3〜6 シクロアルキル基であり;
Ar は、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC 1〜4 アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル基、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つのC 3〜6 シクロアルキル基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Het は、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル基、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つのC 3〜6 シクロアルキル基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である]、
あるいは薬学的に許容されるその付加塩または溶媒和物。
[2] R は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、およびHet の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、およびイソチアゾリル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、R およびR は、それらが結合している炭素原子とともにC 3〜6 シクロアルキル基を形成し;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
4a は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
4b は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子の群から選択され;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、および−NR 7a 7b の群から選択され;但し
7a およびR 7b は、それぞれ独立に、水素原子およびC 1〜4 アルキル基から選択され;
は、水素原子、−SO 1〜6 アルキル、Het 、R 、任意選択で(i)Ar および(ii)Het の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC 1〜6 アルキル基、ならびに1つ以上の−OR 8f 置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
8f は、水素原子およびC 1〜6 アルキル基の群から選択され;
は、任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC 3〜6 シクロアルキル基であり;
Ar は、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC 1〜4 アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル基、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Het は、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C 1〜4 アルキル基、−OC 1〜4 アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である、
上記[1]に記載の化合物。
[3] R は、C 1〜4 アルキル基の群から選択され;
は、C 1〜4 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、およびHet の群から選択され;
Het は、それぞれ任意選択で、1つもしくは2つのC 1〜4 アルキル置換基で置換されていてもよい、チアゾリル基、オキサジアゾリル基、およびイソキサゾリル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
あるいは、R およびR は、それらが結合している炭素原子とともにC 3〜6 シクロアルキル基を形成し;
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
4a は、水素原子であり;
4b は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子であり;
は、水素原子であり;
は、水素原子、ハロゲン原子、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、および−NR 7a 7b の群から選択され、但し
7a およびR 7b は、それぞれ独立に水素原子から選択され;
は、水素原子、Het 、任意選択で1つ以上のHet 置換基で置換されたC 1〜6 アルキル基、ならびに1つ以上の−OR 8f 置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
8f は、水素原子およびC 1〜6 アルキル基の群から選択され;
Het は、それぞれC 1〜4 アルキル基およびC 3〜6 シクロアルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換された、ピペリジニル基およびアゼチジニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
Het は、テトラヒドロフラニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である
上記[1]に記載の化合物。
[4] R は、C 1〜4 アルキル基の群から選択され;
は、C 1〜4 アルキル基、およびHet の群から選択され;
Het は、チアゾリル基であり;
は、水素原子であり;
4a は、水素原子であり;
4b は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子であり;
は、水素原子であり;
は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
は、水素原子、Het 、C 1〜6 アルキル基、および1つ以上の−OR 8f 置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
8f は、C 1〜6 アルキル基であり;
Het は、それぞれ窒素原子が1つのC 1〜4 アルキル基で置換された、ピペリジニル基およびアゼチジニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基である
上記[1]に記載の化合物。
[5] R は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基の群から選択され;
は、水素原子、C 1〜4 アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基、C 3〜6 シクロアルキル基、およびHet の群から選択される
上記[1]に記載の化合物。
[6] R およびR は、それらが結合している炭素原子とともにC 3〜6 シクロアルキル基またはHet 基を形成する
上記[1]に記載の化合物。
[7] R は、水素原子、Het 、R 、任意選択で1つのHet で置換されたC 1〜6 アルキル基、およびフッ素原子、−NR 8a 8b 、および−OR 8f の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC 2〜6 アルキル基の群から選択され;
但し、R 8a 、R 8b およびR 8f は、それぞれ水素原子およびC 1〜6 アルキル基の群から独立に選択される
上記[1]に記載の化合物。
[8] R は、水素原子であり;R 4a は、水素原子であり;R は、水素原子であり;R は、水素原子である
上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載の化合物。
[9] R は、ハロゲン原子、C 1〜4 アルキル基、および−NH の群から選択される
上記[1]〜[8]のいずれか一項に記載の化合物。
[10]
から選択される上記[1]に記載の化合物、
その互変異性体および立体異性体の形態、
ならびに薬学的に許容されるその塩および溶媒和物。
[11] 上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の化合物、および薬学的に許容される担体または希釈剤を含む医薬組成物。
[12] 医薬として使用するための上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の化合物。
[13] 癌の予防または治療に使用するための上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の化合物。
[14] 癌の予防または治療に使用するための上記[11]に記載の医薬組成物。
[15] 温血動物の細胞増殖性疾患を治療または予防する方法であって、前記動物に上記[1]〜[10]のいずれか一項に記載の化合物を有効量投与することを含む方法。

Claims (15)

  1. 式(I)
    の化合物、またはその互変異性体もしくは立体異性体の形態、[式中、
    は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基およびピリミジニル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基またはHet基を形成し;但し
    Hetは、それぞれ任意選択で、1つのC1〜4アルキル基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基群から選択されるヘテロシクリルであるか、またはHetは、任意選択で1つのC1〜4アルキル基で置換された2−オキソ−3−ピロリジニルであり;
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    4aは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−NR5a5b、−OC1〜4アルキルおよびHetの群から選択される1つの置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;但し
    5aおよびR5bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基の群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、モルホリニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基群から選択されるヘテロシクリルであり;
    は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され;但し
    7aおよびR7bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
    は、水素原子、−SO1〜6アルキル、Het、R、任意選択で(i)Arおよび(ii)Hetの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに、
    (iii)フッ素原子、
    (iv)−NR8a8b
    (v)−NR8cC(=O)R8d
    (vi)−NR8cC(=O)NR8a8b
    (vii)−NR8cC(=O)OR8e
    (viii)−NR8cS(=O)NR8a8b
    (ix)−NR8cS(=O)8d
    (x)−OR8f
    (xi)−OC(=O)NR8a8b
    (xii)−C(=O)NR8a8b
    (xiii)−S(O)8d、および
    (xiv)−S(O)NR8a8b
    の群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    8a、R8b、R8cおよびR8fは、それぞれ独立に、水素原子、C1〜6アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、ならびに−NR8x8y、−OH、および−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され、
    8dは、任意選択で、−NR8x8y、−OHおよび−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されていてもよいC1〜6アルキル基、ならびにC3〜6シクロアルキル基の群から選択され;
    8eは、C1〜6アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、ならびに−NR8x8y、−OHおよび−OC1〜4アルキルから選択される1つの置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    但し、R8xおよびR8yは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
    は、任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル基あり;
    Arは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC1〜4アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および1つのC3〜6シクロアルキル基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
    Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および1つの3〜6シクロアルキル基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である]、
    またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
  2. は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子およびC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサジアゾリル基、イソキサゾリル基、およびイソチアゾリル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基を形成し;
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    4aは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子の群から選択され;
    は、水素原子の群から選択され;
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され;但し
    7aおよびR7bは、それぞれ独立に、水素原子およびC1〜4アルキル基から選択され;
    は、水素原子、−SO1〜6アルキル、Het、R、任意選択で(i)Arおよび(ii)Hetの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに1つ以上の−OR8f置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    8fは、水素原子およびC1〜6アルキル基の群から選択され;
    は、任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC 1〜4 アルキルで置換されたC 1〜4 アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC 1〜4 アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル基あり;
    Arは、それぞれ任意選択で、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、および1つ以上のフルオロ置換基で置換された−OC1〜4アルキルから独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、チアゾリル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基およびピラジニル基の群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、C3〜6シクロアルキル基、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、ピペリジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
    Hetは、それぞれ任意選択で、フッ素原子、C1〜4アルキル基、−OC1〜4アルキル、1つの−OC1〜4アルキルで置換されたC1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換されていてもよい、モルホリニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、アゼチジニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である、
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  3. は、C1〜4アルキル基の群から選択され;
    は、C1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択され;
    Hetは、それぞれ任意選択で、1つもしくは2つのC1〜4アルキル置換基で置換されていてもよい、チアゾリル基、オキサジアゾリル基、およびイソキサゾリル基の群から選択されるヘテロアリール基であり;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基を形成し;
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    4aは、水素原子であり;
    4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子であり;
    は、水素原子であり;
    は、水素原子、ハロゲン原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、および−NR7a7bの群から選択され、但し
    7aおよびR7bは、それぞれ独立に水素原子から選択され;
    は、水素原子、Het、任意選択で1つ以上のHet置換基で置換されたC1〜6アルキル基、ならびに1つ以上の−OR8f置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    8fは、水素原子およびC1〜6アルキル基の群から選択され;
    Hetは、それぞれC1〜4アルキル基およびC3〜6シクロアルキル基から独立に選択される1つもしくは2つの置換基で置換された、ピペリジニル基およびアゼチジニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基であり;
    Hetは、テトラヒドロフラニル基およびオキセタニル基の群から選択されるヘテロシクリル基である
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  4. は、C1〜4アルキル基の群から選択され;
    は、C1〜4アルキル基、およびHetの群から選択され;
    Hetは、チアゾリル基であり;
    は、水素原子であり;
    4aは、水素原子であり;
    4bは、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子であり;
    は、水素原子であり;
    は、水素原子およびハロゲン原子の群から選択され;
    は、水素原子、Het、C1〜6アルキル基、および1つ以上の−OR8f置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    8fは、C1〜 アルキル基であり;
    Hetは、それぞれ窒素原子が1つのC1〜4アルキル基で置換された、ピペリジニル基およびアゼチジニル基の群から選択され、任意の利用可能な炭素原子によって結合している、ヘテロシクリル基である
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  5. は、水素原子、C1〜4アルキル基、および1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基の群から選択され;
    は、水素原子、C1〜4アルキル基、1つ以上のフルオロ置換基で置換されたC1〜4アルキル基、C3〜6シクロアルキル基、およびHetの群から選択される
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  6. およびRは、それらが結合している炭素原子とともにC3〜6シクロアルキル基またはHet基を形成する
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  7. は、水素原子、Het、R、任意選択で1つのHetで置換されたC1〜6アルキル基、およびフッ素原子、−NR8a8b、および−OR8fの群から独立に選択される1つ以上の置換基で置換されたC2〜6アルキル基の群から選択され;
    但し、R8a、R8bおよびR8fは、それぞれ水素原子およびC1〜6アルキル基の群から独立に選択される
    請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  8. は、水素原子であり;R4aは、水素原子であり;Rは、水素原子であり;Rは、水素原子である
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  9. は、ハロゲン原子、C1〜4アルキル基、および−NHの群から選択される
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  10. 前記化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物は、
    およびその互変異性体および立体異性体の形態、ならびにその薬学的に許容されるおよび溶媒和物から選択される、請求項1に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物、および薬学的に許容される担体または希釈剤を含む医薬組成物。
  12. 医薬として使用するための請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物を含む、医薬組成物
  13. 癌の予防または治療に使用するための請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物を含む、医薬組成物
  14. 癌の予防または治療に使用するための請求項11に記載の医薬組成物。
  15. 温血動物の細胞増殖性疾患を治療または予防するための求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物、もしくはその互変異性体もしくは立体異性形態、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物含む、医薬組成物
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