JP2017530953A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. ＴＴＲ関連障害を有するヒト対象のニューロパチー障害スコア（ＮＩＳ）又は改定ＮＩＳ（ｍＮＩＳ＋７）を低下させるための医薬組成物であって、０．３ｍｇ／ｋｇの以下に記載されるとおりのパチシランを含み、：
   前記パチシランが静脈内投与され、且つ有効量により、前記ヒト対象の血清中ＴＴＲタンパク質濃度が５０μｇ／ｍｌ未満に低下するか、又は少なくとも８０％低下し、前記ＴＴＲ濃度が酵素結合免疫吸着測定法（ＥＬＩＳＡ）によって決定される、医薬組成物。
2. ＴＴＲ関連障害を有するヒト対象のニューロパチー障害スコア（ＮＩＳ）又は改定ＮＩＳ（ｍＮＩＳ＋７）を低下させる又はその増加を抑制するための医薬組成物であって、以下に記載されるとおりのパチシランを含み、
   ここで、０．３ｍｇ／ｋｇの医薬組成物が前記ヒト対象に２１日に１回静脈内投与され、血清ＴＴＲタンパク質濃度を５０μｇ／ｍｌ未満に低下させるか、又は少なくとも８０％低下させる、医薬組成物。
3. ＴＴＲ関連障害を有するヒト対象のニューロパチー障害スコア（ＮＩＳ）又は改定ＮＩＳ（ｍＮＩＳ＋７）を低下させる又はその増加を抑制するための医薬組成物であって、有効量のトランスサイレチン（ＴＴＲ）阻害組成物を含み、前記有効量が治療６ヵ月後に９０００〜１８０００の平均血清ＴＴＲ ＡＵＣをもたらす、医薬組成物。
4. 以下
   に記載されるとおりのパチシランを含む医薬組成物。
5. 以下
   に記載されるとおりのパチシランからなる医薬組成物。
6. ヒト対象のトランスサイレチン（ＴＴＲ）発現を阻害するための、請求項４又は５に記載の医薬組成物。
7. 前記組成物が０．０１〜０．５ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
8. 前記組成物が０．１５〜０．３ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
9. 前記組成物が０．３ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
10. 前記組成物が０．３ｍｇ／ｋｇの用量で２１日に１回投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
11. 前記組成物が、１ｍＬ／分で１５分間、続いて３ｍＬ／分で５５分間の７０分間の注入によって０．３ｍｇ／ｋｇの用量で２１日に１回投与される、請求項６に記載の医薬組成物。
12. 治療が、血清トランスサイレチンに関するＥＬＩＳＡによって決定するとき８２．３〜８６．８％の範囲の平均トランスサイレチンレベル低下をもたらす、請求項６に記載の医薬組成物。
13. 前記ヒト対象が、軽度から中等度のニューロパチーを伴うトランスサイレチンアミロイドーシスの生検による確定診断を有する、請求項６に記載の医薬組成物。
14. ヒト対象におけるトランスサイレチン媒介アミロイドーシス（ＡＴＴＲ）の治療のための、請求項４又は５に記載の医薬組成物。
15. 前記組成物が０．０１〜０．５ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項１４に記載の医薬組成物。
16. 前記組成物が０．１５〜０．３ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項１４に記載の医薬組成物。
17. 前記組成物が０．３ｍｇ／ｋｇの用量で投与される、請求項１４に記載の医薬組成物。
18. 前記組成物が０．３ｍｇ／ｋｇの用量で２１日に１回投与される、請求項１４に記載の医薬組成物。
19. 前記組成物が、１ｍＬ／分で１５分間、続いて３ｍＬ／分で５５分間の７０分間の注入によって０．３ｍｇ／ｋｇの用量で２１日に１回投与される、請求項１４に記載の医薬組成物。
20. 治療が前記対象のニューロパチー障害スコア（ＮＩＳ）の低下をもたらす、請求項１４に記載の医薬組成物。
21. 前記ヒト対象が症候性ポリニューロパチーを有する、請求項１４に記載の医薬組成物。
22. 前記ヒト対象が、確認されているＴＴＲ突然変異を有するＦＡＰの診断を有する、請求項１４に記載の医薬組成物。
23. 請求項４又は５に記載の組成物と使用説明書とを含むキット。