JP2017511256A - 経ワイヤ又はロッドをメッシュ生産機に送給するシステム及びプロセス - Google Patents

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Abstract

本発明は、メッシュ(3)の生産機に経ワイヤを送給するシステム及びプロセスに関する。メッシュ(3)は、熔接ユニット(27)にて経ワイヤ(2)を緯ワイヤ(6)と熔接することにより生産される。その経ワイヤは、デコーダリール(40)から引き出されストレイトニングされた後、経ストレージ19に寄託させうる。それらは次いで経キャリア(15)に受け入れられ、熔接ユニット(27)に向かい輸送される。経ワイヤ(2)はそれらの長軸周りで選定角まで選択的に回動され、緯ワイヤに対するそれらの熔接まで拘束される。これにより、ローラ(9)によるストレイトニング中に身に受けた様々な潜在的湾曲の影響が打ち消されるため、それらの熔接によりもたらされるメッシュ(3)はその歪応力が中性化された平板状のものとなる。

Description

本願は先に2014年4月1日付で提出されたギリシャ国内出願第20140100176号に基づく優先権の利益を主張する出願であり、ギリシャ国内出願第20140100176号の全体が、その全体及び諸部分への参照により、その企図及び目的を問わず、また本願中にその全体がそっくり説明されているかの如く、本願に明示的に繰り入れられるものとする。
(技術分野)
本件開示は、メッシュ(網)生産用のワイヤ及びロッドを送給するシステム及びプロセスに関する。これらワイヤ又はロッドは、通常、ワイヤ又はロッド素材をスプールから引っ張り出し、ローラでその素材をストレイトニング(曲がり矯正)し、そしてその素材をローラで前進させることにより生産される。その生産後は、それらはグリッパで拘束されつつ熔接ユニットへと移送される。ローラ付のストレイトナ(矯正機)を採用しているので高速化が可能だが、その一方でストレイトニングがやや貧弱になる。素材直径の不均一性に加え、ワイヤ又はロッドの生産中に生じる内部応力が原因となり、こうしたストレイトニングでは生産されたワイヤ及びロッドにボウ効果(ゆがみ)が生じるため、ストレイトニングを通過したワイヤ及びロッドは通常はあるプレーン内で湾曲を呈する。本件開示では、経(縦)ワイヤ及びロッドをそれらの個別長軸周りで選択的に回動させることで、ストレイトナに由来する各々のボウ効果もまた個別回動させうるようにしている。これにより、それら経部材各々の湾曲を、特定の諸方向に向けることができる;ひいては、熔接によりメッシュとなったワイヤ又はロッドの総体でそうした湾曲が互いに実効的に打ち消されるようにすることができる。得られるのはより平坦なメッシュであり、しかもそれがより迅速な経ワイヤ送給で生産される。
メッシュは、典型的には、互いに特定の距離を以て経ワイヤ及び緯(横)ワイヤを熔接することにより生産されてきた。実用的なメッシュ溶接機では、通常、コイル状に巻回されたワイヤから経ワイヤ及び緯ワイヤがもたらされる。各経ワイヤは対応するスプールからもたらされる。それら経ワイヤは個別のリールから引き出され、いずれも、それぞれ個別調整可能なストレイトナに通される。それら経ワイヤは更に送給機構及び中間ストレージ(貯留機)に通される。緯ワイヤも、通常はスプールからもたらされ、ローラを具備するストレイトナを通じ送給ローラにより送給される。この種の機械では高い生産性を得ることが可能だが、産品の変化例えばスプールやワイヤ直径の変更に関する柔軟性が低くなりかねない。ワイヤ直径の変化が多大な遅延を生むことになる。更に、多数のリール及びスプールで経ワイヤが扱われるので、この種の機械では広い面積が必要になる。先行する特許文献1にはその一例が示されている。既に公報が発行されている出願である特許文献2、特にその図6には、この点に関係する従来事例が例示的に教示されている。
他のカテゴリの機械にあっては、別のストレイトニング機で生産された経ワイヤがそのメッシュ溶接機へと輸送されてくる。それら経ワイヤはストレイトニングされ、好適な寸法へとプレカット(予切断)される。それらの溶接機内配置はマニュアルで実行される。既に公報が発行されている出願である特許文献2、特にその図7A〜図7Bにはこの点に関係する従来事例が例示的に教示されている。この種の機械の特徴は、そのサイズが小さいこと、生産変更に対する柔軟性が高めなこと、並びに生産性が低めなことである。それら経が貯留されているストレージからの経ワイヤの自動送給は、ピンサ付の機構により実行可能である。そのストレージをバイブレータで振動させ、センサ及びキャリア(搬送機)を有するピンサでそれらワイヤを受け取って別のキャリアへと輸送し、そして当該別のキャリアでそれらワイヤを熔接ヘッドに向け輸送するのである。先行する特許文献3にはこの点が示されている。この種の機械は、複雑で、誤動作しやすく、且つ経の長さや直径を変更する措置において柔軟でない;それは、そうした変更が、まずそのストレージを空にし次いでそのストレージを新たなワイヤで満たすことを、想定しているからである。
更に他のカテゴリの溶接機にあっては、経ワイヤがリール上のスプールからもたらされる。それらはストレイトニングされ、メッシュに相応しい長さにて切断される。次いで、それらはメッシュ溶接機に向かい自動輸送される。経ワイヤの長さが大きく例えば幅2mで長さ6〜12mのメッシュが一般的であることを踏まえ、経ワイヤのストレイトニングをツープレーンローラストレイトナではなくロータで行うようにしているため、ワイヤが割合に問題なくストレイトニングされることとなる。ただ、それらのワイヤをその生産ロケーションから熔接ヘッドに向かい輸送する際に、チェーン及びシース(鞘)を用い重力の働きでそれらのワイヤが巻かれ、輸送され又は駆動される。ロータ付のストレイトナは割合に完全なストレイトニング品質をもたらすが、ストレイトニング済ワイヤが低速でしか進まない。従って、ワイヤの直径及び長さの変化に関し柔軟であるとはいえ、これらの機械では、主にロータストレイトニングの低速さ故に極低い生産性しか達成されない。
米国特許第7100642号明細書(B2) 国際公開第WO2011/010256号パンフレット(A1) 独国特許出願公開第4423737号明細書(A1)
このように、経ワイヤの生産速度を高めるべくツープレーンローラストレイトナを採用していたため、相対的に貧弱なストレイトニング品質という問題が生じていた。即ち、その結果湾曲が生じたワイヤが輸送や巻き取りによって熔接ヘッドに輸送されていたので、輸送が面倒なだけでなく熔接で生産されるメッシュが変形することとなっていた;これは、ワイヤ群の総体に亘り歪応力が中性化されていないためである。
従って、以下のシステムが本発明の技術的範囲に属することもご理解頂けよう;ワイヤ用のローラストレイトナと、そのローラストレイトナによりストレイトニングされたワイヤを受入可能に構成されているカッタ(切断機)と、そのカッタにより切断された経ワイヤを受入可能に構成されており複数通りの経ポジション(経配置個所)を有する経ストレージと、を備え、メッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、ワイヤをそれらの長軸周りで指定角まで回動可能に構成されており、それらの生産ロケーション(個所)からそれらの熔接ロケーションに至るそれら経ワイヤの経路上の中間ロケーションに位置している回動ユニットと、経ストレージ内で経ワイヤを拘束可能に構成されており能動拘束型又は受動拘束型たり得る個別のグリッパ(把持具)と、経ストレージから熔接ユニットに向かい経ワイヤを移送可能に構成されている経キャリアであり、少なくとも第1緯ワイヤとの熔接までそれら経ワイヤを拘束可能に構成されていて能動拘束型又は受動拘束型たり得るグリッパを有し、その第1緯ワイヤが、(a)前進機構、ストレイトニング機構及び切断機構を介しリールから、或いは(b)ストレイトニング済且つプレカット済で送給機により送給される緯ワイヤの体裁で、供給されうる経キャリアと、を有するシステムである。
更に、以下のプロセスが本発明の技術的範囲に属することもご理解頂けう;スプールからワイヤを引き出すステップと、引き出されたワイヤをローラでストレイトニングするステップと、引き出されストレイトニングされたワイヤを切断することで経ワイヤを生産するステップと、それら経ワイヤを経ストレージに寄託させるステップと、それら経ワイヤを経ストレージから経キャリアに移送するステップと、それら経ワイヤを熔接ユニットに向かい移動させるステップと、それらワイヤを緯ワイヤに対しメッシュ状に熔接するステップと、を有し、メッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、個別の経ワイヤをそれらの個別長軸周りで指定角まで選択的に回動させるステップと、それらの熔接によるメッシュ化までそれら経ワイヤを拘束するステップと、を有するプロセスである。
本発明によれば、独立形式請求項1記載の特徴を有するシステムにより、また独立形式請求項6記載の特徴を有するプロセスにより課題が解決される。
本発明の有益な構成及び更なる展開については従属形式請求項及び本明細書と併せ図面中の記述で明らかにされている。
更なる態様では、例示的且つ非限定的なサブアセンブリ、特に特定構成の回動ユニット及び/又はカッタを有するサブアセンブリによって解決策が実現されうる;これもまた本発明としての格別な保護に足るものとしてご理解頂けよう。即ち、例えば、本発明の技術的範囲に属する解決策が以下のサブアセンブリにより実現されうる;本発明の一例に係り拘束ツールを有するグリッパを備える回動ユニットであり、その拘束ツールの側面に、経ストレージにあるワイヤ群で形成されるプレーンの方向へのワイヤ除去を可能にする開口があり、ワイヤを保持すべく拘束ツールを作動させるシリンダを有し、その上にグリッパが座するベアリング及びプレートを有し、そのベアリングの側面に、経ストレージにある経ワイヤ群で形成される上掲のプレーンの方向に向いた開口があり、そのグリッパが被保持ワイヤの軸周りで回動可能でまたその被保持ワイヤを所望角まで回動させうるサブアセンブリである。
ここで注記しておくと、本願中の語「ワイヤ」は、本件開示、特許請求の範囲及び別紙図面中では、ワイヤ、ロッドその他、メッシュ生産で好適に採用しうる長尺素材を意味し又は指し示すものと等価的に理解されるべきである;それは、本発明の諸実施形態では、採用される素材と共に、諸個別要素の寸法が、具体的なアプリケーションの条件に応じて定まるからである。
本件開示に係るシステム及びプロセスは、多くの長所を呈するもの、とりわけ経ワイヤのストレイトニング及び前進用にローラを採用することで相対的に高い生産性を得るものとしてご理解頂けよう。本件開示に係るシステム及びプロセスは、経ワイヤの直径の変化に関し並外れた柔軟性を呈する。本件開示に属するシステム及びプロセスによれば、システムの生産性に顕著な影響を及ぼすことなく、様々な寸法のメッシュを次から次へと生産することができる。本件開示に属するシステム及びプロセスによれば、対応する経用送給ラインがワイヤ毎に1個存する場合、様々なリールのなかから該当直径の経ワイヤを選定することができる。更に、本件開示に係るシステム及びプロセスはコンピュータを用い全面的に自動化及び制御することができる。
本件開示に属するプロセスでは、メッシュを構成する経ワイヤが高い速度で生産されると共に、メッシュが変形なく生産される。それらプロセスでは、同時に、柔軟性が維持されると共に、機械システムの空間的拡がりが割合と小さく保たれる。本件開示に属するシステムでは、経ワイヤが比較的高速で生産されて熔接ユニットまで輸送され、そして個別特定された方向及び湾曲で以てそれら経ワイヤが配置されるので、それらワイヤの総体で通算的な打ち消しあいが生じてメッシュの歪応力が効果的に中性化され、またかなり平坦なメッシュが生産される。
本発明の諸態様に係るシステム及びプロセスについては、それらシステム及びプロセスの例示的諸構成を提示すると共に、諸図中の同一又は類似要素が同一の参照符号で以て示されている後続の説明及び別紙図面からご理解頂けよう。
例示的なプロセス及びシステムの動作原理を模式的に示す図である。 例示的なプロセス及びシステムの動作原理の詳細を示す図である。 熔接済メッシュの平坦性に対し経の湾曲が及ぼす影響を示す図である。 指定角まで選択的に回動された熔接済メッシュ内湾曲経を示す図である。 例示的な溶接機の上面を示す図である。 図4Aのうち断面C−Cより左側の拡大図である。 図4Aのうち断面C−Cより右側の拡大図である。 例示的な経ストレージ19及びそのサプライの分離図である。 グリッパ付回動ユニット12の詳細を示す第1の図である。 回動ユニット12とカッタ11の詳細とを示す第2の図である。
システム及びプロセスの例示的諸構成については、とりわけ図1〜図3を残りの図4〜図6と共に参照することでご理解頂けよう。
図1に模式的に示す通り、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成によれば、製品メッシュ3が、緯ワイヤ6を熔接ユニット27にて経ワイヤ2上に熔接することで生産される。
図1及び図4A〜図5に示した構成では、経ワイヤ2がリール上にある少なくとも1個のスプール7から引き出され、引っ張り機構例えば前進ローラ8により先に送られる。即ち、経ワイヤ2の出所はデコイラリール40上に所在するスプール7である。経用ワイヤ10の引出は送給ローラ8を有するユニットにより行われる。そのワイヤ10は、ローラ付のデュアルプレーンストレイトナ9、次いでカッタ11及び回動ユニット12を経て、経ストレージ19へと通される。即ち、ローラ9付ストレイトナにて経ワイヤ9がストレイトニングされる。次いで、それらはカッタ11及び回動ユニット12を経由し、経ストレージ19に備わるポジション13へと案内される。
図1、図2及び図4A〜図4Cに示す通り、この例に係る経ストレージ19は、メッシュにおける経ワイヤの最大本数と等しいかそれを上回る個数の経ポジション13を有している。経ストレージ19の経ポジション13は、それぞれ、単体型又は組立式たり得る管状シース18を有しており、そのシース18の始点にはグリッパ14が存している。経ストレージ19内の個々の管状シース18を単体型又は組立式とする場合、そのシース18それぞれの始点には一つずつ個別のグリッパ14、例えばシリンダで作動させるタイプのそれを設ける。それらグリッパ14及びシース18の配置先はチェーン32上である;このチェーン32は、生産されたメッシュ3における経2同士の最小距離に等しいステップを有し、スプロケットホイール上で回動するチェーンであり、モータ30及びトランスミッション31によって駆動される。即ち、管18は、メッシュを構成する経同士の最小距離に等しい相対距離で以てチェーン32上に配されている。チェーン32は、経ストレージ19の任意ポジション13を経ワイヤ2の送給軸1へと輸送できるよう、回動するスプロケットホイール上に座している。
図1及び図4A〜図5にはカッタ11が概略的に示されている。図6Bに詳示する通り、具体例に係る構成のワイヤカッタ11は、グリッパ12の側に面する固定切断ツール81と、ワイヤを通す孔を有する可動切断ツール80と、を備えており、ワイヤは切断中にその可動切断ツール80と共に搬送される。
カッタ11の直後には、所与角度にてワイヤを回動させる回動ユニット12が位置している。この回動ユニット12は切断11に先立ち作動してワイヤを把持し、次いでそれを特定の角度に亘り回動させる。その後は、経ストレージ19側のグリッパ14を作動させてワイヤ2を拘束し、そして回動ユニット12がそのワイヤ2を解放する。
図6A及び図6Bに例示する構成中、一例に係る回動ユニット12は拘束ツール71付のグリッパを有している;この拘束ツール71は、経ストレージ19在のワイヤ群で形成されるプレーンの方向にそのワイヤを除去することができるよう、その側面に開口を有している。ツール71は、ワイヤ2が堅く保持されるようシリンダによって作動させる。このグリッパはベアリング76及びプレート75の上に座している;そのベアリング76は、経ストレージ19在の経で形成されるプレーンの方向を向く開口を、その側面に有している。このグリッパは、ギア79並びにスプロケットホイール72及び78を介しギア74を駆動するモータ73の働きで回動される。
ローラ付ストレイトナ9を介した経2の供給によれば、高い送給速度が可能となるが、付随してストレイトニング品質が貧弱になる。ある種の調整を施したローラストレイトナ9の許では、ストレイトニングされたワイヤ2が、集合図たる図3Aから理解しうる通り一方のプレーンに向かう湾曲を呈することとなる。ご理解頂けるように、このワイヤ2を切断し、引き続き転がし又は移動で配置した場合、その湾曲の方向が不特定となる。更にそれら経2が寄託済の緯ワイヤ6に熔接されると、経2の湾曲のランダム配置が故にメッシュ3に変形が生じる。こうした理由で、先に述べた通り、従来のメッシュ溶接機ではロータでのストレイトニングが使用されていた。
図1及び図4A〜図4Bを考察するに、経2の送給動作は例えば次の通りとなる。経ロケーション13のうち一つが経送給ライン1上に位置することとなるよう、経ストレージ19が回動する。回動ユニット12は、その回動ユニットのグリッパがワイヤの前進を邪魔しない形態で、送給ライン1上に位置している。経ワイヤ2はスプール7から引き出され、更に、ローラ付の前進機構8により、ローラ付ストレイトナ9更にはカッタ11を通り経ストレージ19に備わるシース18に向かい進められる。ワイヤが所望長に亘り前進すると、回動ユニット12のグリッパが作動し、次いでカッタ11にてそのワイヤが切断される。更に、切断された経ワイヤ2が、その軸を基準に、回動機構12によって所望角まで回動される。経ストレージ19側のグリッパ14が作動し、更に回動機構12のグリッパが作動停止する。回動機構12がその始点位置まで回動し、経ストレージ19が、引き続く経部材2の生産に備え、生産中のメッシュ3の幾何構成に相応する好適個数のステップに亘りシフトする。
即ち、経ストレージ19が、空のシース18のうち一つをワイヤ前進の軸1まで移送する。図4A、図4B及び図5に詳示する通り、送給機構8に備わる前進ローラが、モータ51及びトランスミッション50によって駆動され、スプールのワイヤ10即ちデコイラリール40から引き出されたワイヤを前進させる。ある距離に亘る前進が済んだら、捩りユニット12のグリッパがまず作動する。次いで、カッタ11の動作によりそのワイヤ2の切断が実行される。更に、回動ユニット12が経ワイヤ2を事前選定角まで回動させ、次いで経ストレージ19に備わるシース18のグリッパ14が作動し且つ回動ユニット12のグリッパが作動停止する。更に、経ストレージ19が、次の経の前進に必要なステップでシフトする。この上述した手順の個別的反復により、シース18全てが、生産対象メッシュ3に相応する個別の経2で個別的に埋められる。
生産対象メッシュの経でそれらシース18を埋め終えた段階では、経2が対応するシース18内にあって個別のグリッパ14で拘束されている。トランスミッション31を介したモータ30の働きでチェーン32をそれらシースと共に回動させ、それらの個別軸が経キャリア15の対応する個別軸それぞれに一致するよう全ての経をシフトさせる。即ち、経ストレージ19にて所要本数の経ワイヤ2の生産が済んだ段階で、それらの経が経キャリア15の受入軸に位置することとなるよう、その経ストレージ19がシース18を経2と共に動かす。図1、図4A及び図4Cに示す如く、経キャリア15は、経2がガイド16内に入るよう経ストレージ19に向かい動く。その上で経キャリア15のグリッパ17が作動し且つ経ストレージ19のグリッパ14が作動停止する。熔接対象たる経は、経キャリア15によって熔接ユニット27へと輸送される。
即ち、グリッパ17付経キャリア15が経ストレージ19の方向に移動する。その結果、経ワイヤの個別の端部が、経キャリア15側の個々のグリッパ17及び個々のガイド16に入る。次いで、経キャリアのグリッパ17が作動し、経ストレージのグリッパ14が作動停止し、更に経ワイヤ2が経キャリア15から熔接ユニット27に向かい移送される。
図1、図4A及び図4Cに示すように、熔接ユニット27では第1緯部材6が寄託され且つ経2と熔接され、そして継続的な前進と緯部材6の継続的な寄託を通じメッシュ3が生産される。熔接27を経て生産されたメッシュ3の前進は、生産されたメッシュ3用のまた別の引っ張り機構41によって実行することができる。
図4Cをより詳細に考察するに、緯ワイヤ22は、リール20上にあるスプール21から引き出され、ストレイトニング機構24を経由しまたカッタ25を経由して前進ユニット23により送られ、そして、軸4に向かい、熔接ユニット27の熔接ライン5にある緯ワイヤ6寄託機構へと案内される。
メッシュ3を生産しつつ経ワイヤ2を継続的に前進させること、また緯ワイヤ6を継続的に寄託及び熔接することで、所望のメッシュ3が生産される。それら経ワイヤ2は、寄託されている緯ワイヤ6と、熔接ヘッド26を有する熔接ユニット27にて熔接される。それら緯ワイヤ6は、スプール21及びリール20から送給機構23で、或いはプレカット済ワイヤの送給機及び対応する輸送及び寄託機構から供給される。生産されたメッシュ3はメッシュキャリア41によって引っ張られ、そのメッシュキャリア41に配設されているグリッパ42によって拘束及び輸送される。経ワイヤ2は、経グリッパ17を有する経キャリア15によって熔接ヘッド26に向かい輸送される。
図1に示すように、溶接機におけるメッシュ3の生産期間中に、次のメッシュ3を構成する経2を生産して経ストレージ19内にためることができる。即ち、メッシュ3の生産期間中に、次のメッシュを構成する経が生産され経ストレージ19内に蓄えられる。
本件開示の技術的範囲に属するプロセスの例示的諸構成では、経ワイヤ2はまず経ストレージ19へと送給され、次いで経キャリア15に与えられる。その経キャリア19はそれら経ワイヤを熔接ユニット27へと輸送し、その熔接ユニット27ではそれら経ワイヤが寄託済の緯ワイヤ6と熔接される。経ワイヤ2が経ストレージ19から除かれるのにあわせ、次のメッシュを構成する経の供給が始まる。
本件開示の例示的諸構成では、例えば、前進ローラ8及びローラ付ストレイトナ9を回動ユニット12と組み合わせて、また経グリッパ14や経キャリア15側グリッパ17と共に適用する。各経ワイヤ2は、生産された後に拘束されてから(12)切断され、続いて回動ユニット12により拘束されている状態で好適角まで回動される。各経ワイヤ2は、次いで、経ストレージ19に備わる個別のグリッパ14によって拘束され、回動機構12のグリッパ71から解放される。経ストレージ19に入れられた後、それら経ワイヤ2は経キャリア15のグリッパ17に通され、熔接ユニット27に向かい輸送される。経キャリア15のグリッパ17は、少なくとも、第1緯ワイヤ6との熔接まで、それらの経2を拘束する。即ち、この例示的諸プロセスでは経ワイヤ2の湾曲が特定の方向を向き、例えば図3Bに示す如く180°をなすので、それら湾曲を互いに打ち消すことができる。この要領で生産されたメッシュ3は平坦になる。
本件開示の技術的範囲にあっては、例えば、経の拘束を能動型グリッパ、即ち高圧の作動流体又は加圧エアを用い力を作用させるグリッパの適用を通じ実行する。とはいえ、グリッパが受動型、即ちバネ又はエアアキュムレータ及びエアシリンダに発する一定の圧力で経に作用するタイプであってもよい。また、グリッパが、摩擦により経ワイヤをその場に保持するのに十分な長さを有し、自己拘束が達成される管であってもよい。いずれの場合も、経ワイヤ2はそれらの個別ロケーションにて拘束されることとなる;力の作用及び機構の使用により移動又は回動させられるのでない限り、それら経ワイヤは移動又は回動可能とならない。
重要なことに、本件開示によれば、経ワイヤ2が選択的に指定角まで回動され、その生産から熔接ユニット27での熔接まで拘束される。経ワイヤ2の回動は、別紙図面に示す通り切断の直後に実行可能であるが、これは例示的且つ非限定的なものとしてご理解頂きたい;なぜなら、経ワイヤ2の回動は経の生産から熔接までにあるどの中間ロケーションでも実行可能であり、第1緯ワイヤ6の熔接より前であれば、例えば経ストレージ19でも経キャリア15でも或いは熔接ユニット27でも実行可能だからである。即ち、より総括的には、本発明に係る主要諸原理は、(a)経ワイヤを指定角まで選択的に回動させること及び(b)その生産からメッシュ3内熔接までそれら経ワイヤを拘束することにあるものと、理解されるべきである。
これら主要原理を踏まえ更に本件開示の技術的範囲を鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、例えば、図3Bに模式的に示す如く、各経ワイヤ2を指定角まで回動させる。とはいえ、生産されるメッシュの変形が完全に、或いは許容交差内で成功裏に打ち消されるのであれば、ワイヤを1本おき又は2本おきで、即ち経ワイヤのうち幾本かを、指定角まで回動させてもよい。
本件開示の技術的範囲を更に鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、例えば、同じ手順を緯ワイヤ6に適用しそれらをそれらの個別軸周りで選定角まで次から次へと回動させることで、ローラ付緯ワイヤストレイトナ24に由来するワイヤ6の湾曲を、生産されたメッシュ3において効果的に打ち消させる。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、同じ本数でしかも同じ長さの経及び緯ワイヤを有するメッシュ3の生産に当たり、同じ全長の経及び緯ワイヤが必要になる。即ち、同じ速度又は機械で経及び緯ワイヤを前進させても、メッシュの熔接期間中の経ワイヤの生産に遅延が引き起こされない。経の前進速度をより高めにする必要があるなら、経用に2個の送給ユニットを配置すればよい。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステムの例示的諸構成では、例えば、経の送給速度を高めるため複数本の経ワイヤ3を個別のロケーション13にて送給する。同様に、本件開示の技術的範囲に属する例示的なプロセスでは、例えば、複数本の経ワイヤ2を、経ストレージ19に、対応するロケーションにて供給することで、生産性を高める。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステムの例示的諸構成では、例えば、前進ユニット8及びストレイトニングユニット9を有する送給ラインを複数個設け、カッタ11及びストレージ19のロケーション13に向かうガイド内にストレイトニング済ワイヤを収束させる;それにより、それらストレイトニング済ワイヤ2が恒久変形しないように、また前進させるワイヤが毎回選定されるようにすることができる。同様に、本件開示の技術的範囲に属する例示的なプロセスでは、例えば、前進ユニット8及びストレイトニングユニット9を有する送給ラインを複数個設け、カッタ11及び経ストレージ19の諸ポジションに向かうガイド内にそれらストレイトニング済ワイヤ2を収束させる;恒久変形しないようにするため、並びに前進させるべきワイヤを毎回選択しうるようにするためである。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステムの例示的諸構成では、例えば、2個の送給ライン1を設けて一方を待機にし、一方のリール40が終わったら他方が生産遅延なく自動的に始まるようにする。ワイヤの新たなスプール7は生産期間中に空のリール40にロードする。同様に、本件開示の技術的範囲に属する例示的なプロセスでは、例えば、経の供給を2個の送給ラインで行うようにして一方をスタンバイにし、一方のリールが終わったらスタンバイになっている他方が生産遅延なく自動的に始まるようにする。ワイヤの新たなスプールは生産期間中に空のリールにロードする。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステムの例示的諸構成では、例えば、緯ワイヤ6がリール20から前進23、ストレイトニング24及び切断25を経て来るようにする;或いは、ストレイトニング済且つプレカット済の緯ワイヤ6が送給機から供給されるようにする。ストレイトニングは、ロータにより実行しても或いはローラにより実行してもよい。同様に、本件開示の技術的範囲に属する例示的なプロセスでは、例えば、緯ワイヤ22の補給がリール20から前進23、ストレイトニング24及び切断25を経て来るようにする;或いは、ストレイトニング済且つプレカット済の緯ワイヤ22が送給機から供給されるようにする。ストレイトニングは、ロータにより実行しても或いはローラにより実行してもよい。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、例えば、経2をローラ9付ストレイトナでストレイトニングしその送給を別の送給ローラ8で行うようにする;或いは、動力付のストレイトニングローラのを有するストレイトナで経2をストレイトニングする。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、生産性に何ら影響を及ぼすことなく、各メッシュ3の寸法を変えることができる。生産された経ワイヤ2が経キャリア19の諸ポジション13のうち適切なものに来るよう設定されるので、メッシュ3の変化で機械内遅延が引き起こされることはない。
本件開示の技術的範囲をまた鑑みるに、本件開示の技術的範囲に属するシステム及びプロセスの例示的諸構成では、例えば、経ストレージ19の諸ポジション13を、説明及び例示用の図4A〜図5に示す如くチェーン32上にマウントする。とはいえ、代替的構成にあっては、例えば同じ出願人による公報発行済出願たる前掲の特許文献2の図2に例示の如く、経の送給方向に対し垂直なキャリア上で経ストレージ19の諸ポジション13が動かされることもある。
本件開示は、メッシュ生産機に経ワイヤ又はロッド2を送給しそれら経ワイヤ2を熔接ユニット27にて緯ワイヤ6と熔接することでメッシュ3が生産される例示的諸プロセスを、示すものとも理解されるべきである。それら経ワイヤ2はリール40から引き出され、ストレイトニングされ、経ストレージ19に寄託され、更に経キャリア15により受け取られてから熔接ユニット27に向かい動かされる。それら個別の経ワイヤ2は、適切な機構によりそれらの個別長軸周りで選定角にて選択的に回動させ、緯ワイヤ6に対するそれらの熔接まで拘束する(14,17);それにより、ローラ9によるそれらのストレイトニング中にそれらが身につけかねないあらゆる湾曲が、それらワイヤの総体で打ち消されるようにする;ひいては、それらの熔接を経て、平坦でその歪応力が中性化されているメッシュ3が生産されるようにする。
必須ではないが、上掲の直近先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、例えば、ローラ付ストレイトナに由来するそれらの湾曲が打ち消されるよう、経ワイヤのうち幾本かのみをそれらの個別長軸周りで所望角まで回動させる。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、例えば、それらの個別長軸周りでの経ワイヤ2の回動を、それらの生産ロケーションから熔接ロケーション27に至るそれらの経路上の任意のロケーションで実行する。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、その生産ロケーションから切断11更には回動12を経て緯ワイヤ6との熔接27のロケーションまでの全輸送期間に亘り、経ワイヤ2がグリッパ71,14,17で能動拘束される。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、その生産ロケーションから切断11更には回動12を経て緯ワイヤ6との熔接27のロケーションまでの全輸送期間に亘り、経ワイヤ2が中間機構内で摩擦拘束により受動保持される。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、例えば、付加的なリール40、引っ張り機構8、ストレイトナ9、カッタ11から来る経ワイヤ2の並行サプライで、ストレージ19の付加的なシース18内に複数本の経ワイヤ2を同時に案内する。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、例えば、経ワイヤ2を複数個のリール40から受け取り、個別のユニットによりストレイトニングして(9)前進させ(8)、ワイヤストレージ19の送給ライン1に向けそれらワイヤ2を集中させ、埋められるべき経ワイヤ2用ロケーション13を埋めることとなるワイヤの自動選定をそこで実行する。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、リール20上のスプール21からのワイヤ22を前進23、ストレイトニング24、切断25に供し、熔接ユニット27に寄託させそこで熔接することで、メッシュ6の緯ワイヤ6が生産される。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、それを基にメッシュ3が生産される緯ワイヤ6が、ストレイトニング済且つプレカット済のワイヤの体裁でもたらされ、熔接ユニット27にて寄託され経ワイヤ2と熔接される。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る構成の例示的諸プロセスでは、例えば、それを基にメッシュが生産される緯ワイヤ6が、ローラ付ストレイトナに由来するあらゆる湾曲が効果的に打ち消されるよう、それらの個別軸周りで所望角まで回動される。
本件開示は、経ワイヤ又はロッド2をメッシュ生産機に送給し熔接ユニット27における経ワイヤ2と緯ワイヤ6の熔接でメッシュ3を生産する例示的諸システム、特にそれら経ワイヤがリール40から引き出され(8)、ストレイトニングされ(9)、経ストレージ19に寄託され、その後に経キャリア15により受け取られて熔接ユニット27に向かい輸送されるシステムを示すものとしても、理解されるべきである。緯ワイヤ6は熔接ユニット27に向かい送給され、メッシュ3は経2の継続的前進、緯ワイヤ6の寄託、並びに熔接によって生産される。経ワイヤ2はローラ9付ストレイトナにてストレイトニングされ、前進ローラ8により、カッタ11及び回動ユニット12を経て経ストレージ19に向かい前進させる;経ストレージ19には、寄託される経ワイヤ2毎にシース18及びグリッパ14が備わる。各経ワイヤ2の前進が済んだら回動ユニット12のグリッパ71を作動させる。次いでカッタ11がワイヤ2を切断し、回動ユニット12がその切断済経ワイヤ2をその長軸周りで所望角まで回動させる。経ストレージ19では、個別のシース18に備わる個別のグリッパ14を作動させる。経ストレージ19はメッシュ3の経のステップにて回動する。その次の経2が生産された後、経の継続的な前進で、生産対象メッシュの経の総体が生産される。その後は、グリッパ17を有する経キャリア15にそれらの経が受け入れられる;その受入に当たっては、経キャリア15の経グリッパ17を作動させ、その後に経ストレージ19側のグリッパ14を作動停止させる。経キャリア15はそれら経ワイヤ2を熔接ユニット27に輸送する;そこでは、初めに寄託させてある緯ワイヤ6に経ワイヤ2が熔接される;その後はそのメッシュ3がメッシュキャリア41に受け入れられる。経キャリア15は、メッシュ生産が続いている間は、経2の新規受け入れに備え経ストレージ19に向かい戻される。
必須ではないが、上掲の直近先行段落に係る例示的諸システムでは、経ストレージ19が管状のシース18を有しており、そのシース18がチェーン32上に座しており、それらシース18同士の距離が、メッシュ3を構成する経ワイヤ2同士の最小距離に相応している。個別のシース18それぞれの始点には個別のグリッパ14があり、チェーン32は、トランスミッション31を介しモータ30により駆動されるスプロケットホイール上で可動である。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る例示的諸システムでは、カッタ11より後段に位置する回動ユニット12がグリッパ71を有している;このグリッパ71は、被保持ワイヤの軸周りで可回動で、ひいては被保持ワイヤを所望角まで回動させる。
必須ではないが、同じくその上掲の先行段落に係る例示的諸システムでは、経ストレージ19内のグリッパ14により経ワイヤ2が拘束される。更に、それに続き、それらの輸送中にワイヤの湾曲及び内部応力が原因で回動しないよう、経キャリア15在のグリッパ17によりそれら経ワイヤが拘束される。
後掲の請求項に係る保護の範囲全般に関しご理解頂きたいのは、以上の説明の文脈では、本発明がどのような意味でも説明済又は図示実施形態へと形態的に限定されず、寧ろ本発明の保護領域を放棄することなく多様な形態及び寸法にて実現可能なことである。例えば、本発明の実施に当たっては、採用する素材だけでなく、具体的要素の寸法をも、具体的な構成上の要求に従わせることができる。即ち、概括すると、本発明が上掲の諸構成及び例示した諸実用例に限定されないことに注意すべきである。更なる展開、変形及び組合せも本願特許請求の範囲の技術的範囲内であり、本件技術分野で習熟を積んだ者(いわゆる当業者)であれば上掲の説明から掌に入れることができる。従って、本願にて説明及び描写したプロセス及びシステムについては、描写及び例示のためのものであって本発明の技術的範囲を必ずしも限定しないものであると、理解すべきである。更に、どの請求項でも記述の後に参照番号又は符号が付されているが、それらは専ら諸請求項の理解容易性を向上させるために入れられているものであり、従って、その働きで例的認識が可能となる記述対象要素及び特徴の解釈にそれら参照符号は影響しない。本発明の技術的範囲は別紙特許請求の範囲により規定されるものであり、それには本願の出願時点で既知の等価物や未知の等価物も包含される。
1 ワイヤ前進の軸、2 経ワイヤ(経ロッド,経部材)、3 メッシュ、4 緯ワイヤ前進の軸、5 熔接ラインの軸、6 緯ワイヤ(緯ロッド,緯部材)、7,21 スプール、8 前進ローラ(引っ張り/送給機構)、9 ローラ付ストレイトナ、10(経ワイヤ生産用)ワイヤ、11,25 カッタ、12 回動ユニット、13 経ストレージ(19)上での経ワイヤのポジション/ロケーション、14 グリッパ、15 経キャリア、16 経キャリア上のガイド、17 キャリアのグリッパ、18 シース、19 経ストレージ、20 リール、22(緯ワイヤ生産用)ワイヤ、23 前進機構、24 ストレイトナ、26 熔接ヘッド、27 熔接ユニット、30,51 モータ、31,50 トランスミッション、32 チェーン、40 リール(デコイラ)、41 メッシュキャリア、42 メッシュグリッパ、71 回動ユニット(12)のグリッパツール、72 スプロケットホイール、73 回動ユニット用モータ、74 ギア、75 プレート、76 ベアリング、78 スプロケット、80 カッタ(11)の可動ツール、81 カッタ(11)の固定切断ツール。
本発明によれば、例示説明するシステム及びプロセスにより課題が解決される。
本発明の有益な構成及び更なる展開については本明細書と併せ図面中の記述で明らかにされている。

Claims (15)

  1. メッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、
    ワイヤ用のローラストレイトナ(9)と、
    そのローラストレイトナによりストレイトニングされたワイヤを受入可能に構成されているカッタ(11)と、
    そのカッタ(11)により切断された経ワイヤを受入可能に構成されており複数通りの経ポジション(13)を有する経ストレージ(19)と、
    を備えるシステムにおいて、
    経ワイヤ(2)をそれらの長軸周りで指定角まで回動可能に構成されており、それらの生産ロケーションからそれらの熔接ロケーションに至るそれら経ワイヤ(2)の経路上の中間ロケーションに位置している回動ユニット(12)と、
    経ストレージ(19)内で経ワイヤ(2)を拘束可能に構成されており能動拘束型又は受動拘束型たり得る個別のグリッパ(14)と、
    上記経ストレージ(19)から熔接ユニット(27)に向かい経ワイヤを移送可能に構成されている経キャリア(15)であり、少なくとも第1緯ワイヤ(6)に対するそれらの熔接までそれら経ワイヤ(2)を拘束可能に構成されていて能動拘束型又は受動拘束型たり得るグリッパ(17)を有し、その第1緯ワイヤ(6)が、(a)前進機構(23)、ストレイトニング機構(24)及び切断機構(25)を介しリール(20)から、或いは(b)ストレイトニング済且つプレカット済で送給機により送給される緯ワイヤ(6)の体裁で、供給されうる経キャリア(15)と、
    を特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載の如くメッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、更に、
    上記経ストレージ(19)の個別の経ポジション(13)それぞれに関連付けられており、それぞれ管状で単体型又は組立式たり得、その始点にグリッパ(14)が存する個別のシース(18)と、
    上記回動ユニット(12)にありその回動ユニットが上記カッタ(11)・上記経ストレージ(19)間に位置しているグリッパ(71)と、
    を特徴とするシステム。
  3. 請求項2に記載の如くメッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、更に、
    上記回動ユニット(12)の上記グリッパ(71)が被保持経ワイヤ(2)の軸周りで回動し、ひいてはその被保持ワイヤを所望角まで回動させることを特徴とするシステム。
  4. 請求項2及び3のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、更に、
    生産されたメッシュ(3)における経ワイヤ同士の最小距離に等しいステップを有し、上記シース(18)及び上記グリッパ(14)がその上に位置しているチェーン(32)と、
    その上で上記チェーン(32)が回動するスプロケットホイールと、
    任意の経ポジション(13)を経ワイヤ用の送給軸(1)へと輸送しうるよう上記チェーン(32)を駆動するモータ(30)及びトランスミッション(31)と、
    を特徴とするシステム。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機にワイヤを送給するシステムであって、更に、
    それらの個別軸周りで選定角までかわるがわる個別回動された緯ワイヤ(6)を、緯ワイヤ(6)を熔接ユニット(27)の熔接ライン(5)に寄託させる機構により寄託させることで、ローラ付の上記緯ワイヤストレイトナ(24)に由来するそれらワイヤ(6)の湾曲を生産されたメッシュ(3)において効果的に打ち消させることを、特徴とするシステム。
  6. メッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、
    スプール(7)からワイヤ(10)を引き出すステップと、
    引き出されたワイヤをローラでストレイトニング(9)するステップと、
    引き出されストレイトニングされたワイヤを切断(11)することで経ワイヤ(2)を生産するステップと、
    それら経ワイヤ(2)を経ストレージ(19)に寄託させるステップと、
    それら経ワイヤ(2)を経ストレージ(19)から経キャリア(15)に移送するステップと、
    それら経ワイヤ(2)を熔接ユニット(27)に向かい移動させるステップと、
    それらワイヤを緯ワイヤ(6)に対しメッシュ(3)状に熔接するステップと、
    を有するプロセスにおいて、
    個別の経ワイヤ(2)をそれらの個別長軸周りで指定角まで選択的に回動(12)させるステップと、
    少なくとも、第1緯ワイヤ(6)に対するそれらの熔接(26)によるメッシュ(3)化まで、それら経ワイヤ(2)を拘束(71,14,17)するステップと、
    を特徴とするプロセス。
  7. 請求項6に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    個別の経ワイヤ(2)をそれらの個別長軸周りで指定角まで選択的に回動(12)させる上掲のステップにて、ローラでストレイトニング(9)する上掲のステップに由来するそれらの湾曲が打ち消されるようそれらの個別長軸周りで所望角までそれら経ワイヤ(2)のうち幾本かのみを回動させることを特徴とするプロセス。
  8. 請求項6及び7のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    個別の経ワイヤ(2)をそれらの個別長軸周りで指定角まで選択的に回動させる上掲のステップが、それらの生産からそれらの熔接に至る経路上の任意の中間ロケーションで実行されることを特徴とするプロセス。
  9. 請求項6乃至8のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    それらの熔接によるメッシュ(3)化までそれら経ワイヤ(2)を拘束する上掲のステップにて、少なくとも、そのメッシュの第1緯ワイヤ(6)に対するそれらの熔接まで、それら経ワイヤを拘束することを特徴とするプロセス。
  10. 請求項6乃至9のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    それらの熔接によるメッシュ化までそれら経ワイヤ(2)を拘束する上掲のステップにて、それらの生産からそれらの熔接まで、それら経ワイヤをグリッパ(71,14,17)で能動的に拘束することを特徴とするプロセス。
  11. 請求項6乃至10のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    それらの熔接によるメッシュ化までそれら経ワイヤ(2)を拘束する上掲のステップにて、それら経ワイヤをそれらの生産からそれらの熔接まで摩擦拘束により受動的に保持することを特徴とするプロセス。
  12. 請求項6乃至11のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    ローラ付の緯ワイヤストレイトナ(24)に由来するそれらワイヤ(6)の湾曲が生産されたメッシュ(3)において効果的に打ち消されるよう、緯ワイヤ(6)をそれらの個別軸周りで選定角まで回動させるステップを、特徴とするプロセス。
  13. 請求項6乃至12のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    付加的なリール(40)、引っ張り機構(8)、ストレイトナ(9)、カッタ(11)から来る経ワイヤ(2)の並行サプライを提供するステップと、
    複数本の経ワイヤ(2)を、経ストレージ(19)に、対応するロケーションにて供給するステップと、
    を特徴とするプロセス。
  14. 請求項6乃至12のうちいずれか一項に記載の如くメッシュ生産機に経ワイヤを送給するプロセスであって、更に、
    複数個のリール(40)から経ワイヤ(2)を提供し個別のユニットによりストレイトニングして前進させるステップと、
    それらワイヤ(2)を経ストレージ(19)の送給ライン(1)に向かい集中させるステップと、
    埋められるべき経ワイヤ(2)用ロケーション(13)を埋めるためのワイヤの自動選定を実行するステップと、
    を特徴とするプロセス。
  15. 拘束ツール(71)を有するグリッパを備える回動ユニットであって、
    上記拘束ツール(71)が、経ストレージ(19)にあるワイヤ群(2)で形成されるプレーンの方向へのワイヤ除去を可能とする開口をその側面に有することと、
    ワイヤ(10)を保持すべく上記拘束ツール(71)を作動させるシリンダと、
    その上に上記グリッパが座するベアリング(76)及びプレート(75)であり、そのベアリング(76)が、経ストレージ(19)にある経ワイヤ群(2)で形成される上掲のプレーンの方向に向いた開口をその側面に有するベアリング(76)及びプレート(75)と、
    上記グリッパが、被保持ワイヤの軸周りで回動可能であり、ひいてはその被保持ワイヤを所望角まで回動可能であることと、
    を特徴とする回動ユニット。
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