JP2017505854A5

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Info

Publication number: JP2017505854A5
Application number: JP2016552266A
Authority: JP
Filing date: 2015-02-06
Publication date: 2021-03-04
Anticipated expiration: 2035-02-06

Description

この明細書において、「分子的分散の形態で」という用語は、本発明の粉末及び本発明の顆粒の粒子の全部または大部分、例えば少なくとも８０％は、キレート剤（Ａ）及び重合体（Ｂ）を含むという構成をもたらす。

本発明の一実施態様において、「分子的分散の形態で」という用語は、基本的には本発明の粉末及び本発明の顆粒の全ての粒子が８０〜９９質量％のキレート剤（Ａ）及び１〜２０質量％の単独重合体又は共重合体（Ｂ）を含むという構成をも、もたらし、ここで、前記パーセンテージがそれぞれに粉末又は顆粒の固形分に対するものである。

Claims

（Ａ）８０〜９９質量％の範囲の、メチルグリシン二酢酸（ＭＧＤＡ）、及びそのアルカリ金属塩から選択された少なくとも１種のキレート剤、並びに、
（Ｂ）１〜２０質量％の範囲の、アルカリにより部分的に又は完全に中和された、少なくとも１種の（メタ）アクリル酸の単独重合体又は共重合体、
を含み、単独重合体又は共重合体（Ｂ）が、１２００〜３００００ｇ／ｍｏｌの範囲の、それぞれの遊離酸を標準としたゲル浸透クロマトグラフィーにより測定された平均分子量Ｍ _Ｗを有する、ｉ）粉末又はｉｉ）顆粒の製造方法（ここで、パーセンテージが、前記粉末又は前記顆粒の固形分に対するものである）であって、
前記方法が、
（ａ）水の存在下で前記少なくとも１種のキレート剤（Ａ）及び前記少なくとも１種の単独重合体又は共重合体（Ｂ）を混合し、溶液を形成する工程と、
（ｂ）少なくとも１２５℃の注入温度を有するガスを用いる噴霧乾燥又は噴霧造粒により前記水の大部分を除去する工程と、
を含むことを特徴とする方法。
キレート剤（Ａ）が、ＭＧＤＡの三ナトリウム塩である請求項１に記載の方法。
前記単独重合体又は共重合体（Ｂ）がポリアクリル酸の過ナトリウム塩から選択される請求項１又は２に記載の方法。
前記単独重合体又は共重合体（Ｂ）が、（メタ）アクリル酸と、１分子当たり少なくとも１つのスルホン酸基を持つコモノマーとの共重合体から選択される請求項１から３のいずれか一項に記載の方法。
粉末又は顆粒であって、
（Ａ）８０〜９９質量％の範囲の、メチルグリシン二酢酸（ＭＧＤＡ）及びそのアルカリ金属塩から選択された少なくとも１種のキレート剤、並びに、
（Ｂ）１〜２０質量％の範囲の、アルカリにより部分的に又は完全に中和された、少なくとも１種の（メタ）アクリル酸の単独重合体又は共重合体、該単独重合体又は共重合体が、１２００〜３００００ｇ／ｍｏｌの範囲の、それぞれの遊離酸を標準としたゲル浸透クロマトグラフィーにより測定された平均分子量Ｍ_Ｗを有し、
（パーセンテージが前記粉末又は顆粒の固形分に対するものである）
を分子的分散形態で含むことを特徴とする粉末又は顆粒。
１〜２０質量％の範囲の残留水分含有量を有する請求項５に記載の粉末又は顆粒。
１μｍから０．１ｍｍ未満の範囲の平均粒子直径を有する粉末から、及び、０．１ｍｍ〜２ｍｍの範囲の平均粒子直径を有する顆粒からの平均直径を有する請求項５又は６に記載の粉末又は顆粒。
キレート剤（Ａ）が、ＭＧＤＡの三ナトリウム塩である請求項５から７のいずれか一項に記載の粉末又は顆粒。
前記単独重合体又は共重合体（Ｂ）がポリアクリル酸の過ナトリウム塩から選択される請求項５から８のいずれか一項に記載の粉末又は顆粒。
前記単独重合体又は共重合体（Ｂ）が、（メタ）アクリル酸と、１分子当たり少なくとも１つのスルホン酸基を持つコモノマーとの共重合体から選択される請求項５から９のいずれか一項に記載の粉末又は顆粒。
請求項５から１０のいずれか一項に記載の粉末又は顆粒を繊維又は硬質表面用の洗浄剤の製造に使用する方法であって、前記洗浄剤が少なくとも１種のペルオキシ化合物を含むことを特徴とする使用方法。
少なくとも１種のペルオキシ化合物が、過炭酸塩、過硫酸塩及び過ホウ酸塩から選択される請求項１１に記載の使用方法。
少なくとも１種のペルオキシ化合物、及び、少なくとも１種の、請求項５から１０のいずれか一項に記載の粉末又は顆粒を含む洗浄剤。