JP2017502869A - 磁気オムニホイール - Google Patents

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Abstract

少なくとも一つのハブを含む、表面を横断するための多方向ホイールが提供される。ハブは回転の第1の軸方向を規定する。複数のローラーが少なくとも一つのハブの外周の周りに配置される。当該ローラーは、第1の軸方向に対して、ある角度をなす第2の軸方向に関して回転するよう取り付けられる。ホイールはハブに取り付けられた少なくとも一つの磁石を含む。ハブは、横断される表面に向って少なくとも一つの磁石の磁束を集中させる磁気誘導性材料から形成される。

Description

関連出願の相互参照
本願は2013年11月30に出願された米国仮特許出願第61/910,320号に基づいており、それに対して優先権を主張するものであり、その全体が本明細書に記載されているかのように、この参照によって本明細書中に組み込まれる。
本発明は磁気ホイールおよびオムニホイールに関する。
異なる設計を有するその他のホイールは、とりわけ、「Omni-wheel based driving device with belt transmission mechanism」という名称の特許文献1、「Dynamically balanced in-line wheel vehicle」という名称の特許文献2、「Magnetic wheel for vehicles」という名称の特許文献3、「Magnetic wheel」という名称の特許文献4、そして「Recognition of Corrosion State Based on Omnidirectional Mobile Robot for Inspection of CAS for Oil Tanker Annual Conference 2008」とい名称の非特許文献1を含む、さまざまな文献において公知である。これらの文献に記載されたホイールおよびビークルの具体的な設計および機能は、そのそれぞれの開示を検討することによって最もよく理解できる。
米国特許第8308604号明細書 米国特許出願公開第2008/0295595号明細書 米国特許第7233221号明細書 米国特許出願公開第2012/0200380号明細書
Lee, Seungheui他著、「Recognition of Corrosion State Based on Omnidirectional Mobile Robot for Inspection of CAS for Oil Tanker Annual Conference 2008」
本発明のある態様によれば、表面を横断するための多方向ホイールが提供される。当該ホイールは少なくとも一つのハブを含み、この少なくとも一つのハブは回転の第1の軸方向を規定する。複数のローラーが少なくとも一つのハブの外周の周りに配置され、ローラーは、第1の軸方向に対して、ある角度をなす第2の軸方向に関して回転するよう設けられる。ホイールは少なくとも一つの磁石を含み、この少なくとも一つの磁石は少なくとも一つのハブに取り付けられる。ハブは、横断される表面に向って少なくとも一つの磁石の磁束を集中させる磁気誘導性材料から形成される。
さらなる態様によれば、少なくとも一つの磁石はハブと共に回転するように取り付けられる。
さらなる態様によれば、複数の磁石はそれぞれ個々のスポークに対して結合され、スポークは第1の軸線方向に沿って配置されるアクスルに対して回転自在に取り付けられる。
さらなる態様によれば、ローラーの数、サイズおよび間隔は、それが表面を横切るときホイールが完全な円形回転に近似するようなものである。
別のさらなる態様によれば、各ローラーは三つのセグメント化された部分を含み、かつ、セグメント化された部分は、それが表面を横切るときホイールが完全な円形回転に近似するようなサイズおよび形状とされる。
別のさらなる態様によれば、少なくとも一つのハブは、取り外し可能に連結された第1の部分および第2の部分を含み、かつ、第1の部分および第2の部分はローラーを収容するためのリセスを形成する。
別のさらなる態様によれば、少なくとも一つのハブに対してローラーを連結するための複数のクサビ形マウントが設けられる。
さらなる態様によれば、少なくとも一つの磁石は高温磁石である。
さらなる態様によれば、少なくとも一つの磁石は永久磁石である。
さらなる態様によれば、少なくとも一つの磁石は電磁石である。
さらなる態様によれば、ローラーは磁束集中を改善する磁気誘導性材料から形成される。
さらなる態様によれば、ローラーは摩擦を増大させるために改変される。
さらなる態様によれば、磁石は非磁気誘導性リングによって覆われる。
別の態様によれば、第1の軸線に沿って第1の軸線を中心として回転するよう設けられた少なくとも二つの磁気誘導性ボディを含む、表面を横切るための多方向ホイールが提供される。一つ以上の磁石が第1の軸線を中心として同心状に配置され、磁石は極を有し、かつ、磁石は、極が第1の軸方向に沿ってかつ同じ方向を向くように配向されるように配向され、一つ以上の磁石は少なくとも二つの磁気誘導性ボディ間に設けらる。複数のローラーが磁気誘導性ボディのぞれぞれの外周の周りに配置され、当該ローラーは第1の軸方向に対してある角度をなす第2の軸方向に関して回転するように設けられる。磁気誘導性ボディは、横断される表面に向う一つ以上の磁石の磁束を集中させる。
さらなる態様によれば、一つ以上の磁石は円形ディスク形状である。
さらなる態様によれば、一つ以上の磁石はリング形状である。
さらなる態様によれば、一つ以上の磁石は第1の軸線の周りに同心状に配置され、かつ、そこから半径方向に離間させられる。
さらなる態様によれば、一つ以上の磁石は、少なくとも二つの磁気誘導性ボディに対して回転するように取り付けられる。
さらなる態様によれば、ローラーおよび移動面との間の接触円と交差することなく二つの磁気誘導性ボディと移動面との間の距離が最小化されるように、少なくとも二つの磁気誘導性ボディにサイズおよび形状が付与されると共にローラーがその上に配置される。
別なさらなる態様によれば、少なくとも二つの磁気誘導性ボディは取り外し可能に連結され、かつ、前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディはローラーを収容するためのリセスを有する。
その上さらなる態様によれば、少なくとも二つの磁気誘導性ボディに対してローラーを連結するための複数のクサビ形マウントをさらに具備すると共に、磁気的に誘導可能なクサビ形マウントが設けられる。
さらなる態様によれば、横切られる表面に向かって一つ以上の磁石の磁束をさらに集中させる磁気誘導性材料からなる一つ以上のコンセントレータ部材が含まれる。
さらなる態様によれば、一つ以上の磁石は高温磁石である。
さらに別の態様によれば、一つ以上の磁石は永久磁石である。
さらなる態様によれば、ローラーは、磁束集中を改善する磁気誘導性材料から形成される。
さらなる態様によれば、ローラーは摩擦を増大させるために改変される。
さらなる態様によれば、磁石は非磁気誘導性リングによって覆われる。
さらなる態様によれば、二つのボディは、多方向ホイールの分解中にボディから磁石を取り外すために使用される少なくとも一つのネジ孔を有する。
第1の構成に係る磁気オムニホイールを分解状態で示す図である。 図1Aの磁気オムニホイールを組み立て状態で示す図である。 第2の構成に係る磁気オムニホイールを分解状態で示す図である。 図1Cの磁気オムニホイールを分解状態で示す図である。 第3の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第4の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第4の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第4の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第5の構成に係る磁気オムニホイールの正面図である。 図4Aのオムニホイールの第1の磁石配置を示す図である。 図4Aのオムニホイールの第2の磁石配置を示す図である。 図4Aの磁気オムニホイールの斜視図である。 図4Aの磁気オムニホイールの分解状態での斜視図である。 第6の構成に係る磁気ホイールの分解状態での斜視図である。 図4Fの磁気ホイールの組み立て状態での斜視図である。 第7の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第7の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第7の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第8の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第8の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第9の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第9の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第9の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 第9の構成に係る磁気オムニホイールを示す図である。 磁気オムニホイールを備えたビークルを示す図である。 磁気オムニホイールを含む第2のビークルを示す図である。
図1Aおよび図1Bを参照すると、磁気オムニホイール10が示されている。オムニホイール10は、ハブ12と、このハブ12の外周周りに配置された複数のローラー14とを含む。ローラーはハブ12の軸回転の方向に対して垂直に配置される。ハブ12は、アクスル13への取り付けのためにハブの中心に向かって延在するスポークまたはその他の構造体(例えば材料の円形ウェブ)を含むことができる。ローラー14および以下で説明するローラーは、ピン、突起、アクスルまたはローラーが回転することを可能とするその他の適切な構造体を介してハブ12に対して取り付けることができる。ローラーは、以下でより詳しく説明するように、ビークルの重量が磁石16によって提供される垂直力に対抗する際に、それが垂直および/または逆さま向きにビークルを駆動/操縦できるようにホイールがトラクションを提供するのに十分である摩擦係数をローラーが提供できるように、何らかの材料から形成されても、あるいは表面テクスチャー(例えば、ゴム、軟質プラスチックまたは表面テクスチャスチール等)を有していても、あるいはギザギザが付与されても、あるいは表面コーティングを有していてもよい。ローラーはまた、磁気誘導性材料から形成されると共に摩擦向上処理が施されてもよい。したがって、磁石によって必要とされる力を減少させることができ、これは、ビークルが表を上にした向きでに移動するとき効率を向上させる。
ハブ12は、第1の軸方向を規定するアクスル13を中心とした矢印「A」によって示される方向の回転を許容する。ローラー14は、第1の軸方向に対して直交する第2の軸方向にある矢印「B」によって示される方向の回転を許容する。(代替的に、Mecanun型ホイールをその代わりに使用できるが、この場合、ローラーはハブに対して45°で取り付けられる)。このように、オムニホイールは二つの自由度を持つ回転を許容する。この構成は、パイプ、タンクおよびその他の金属構造体を検査するために使用されるロボットビークルなどのタイトな領域内で動作しなければならないビークルのために特に有用である。
磁気ディスク16はハブ12内に配置される。磁気ディスク16は、ハブに対して回転自在にハブに取り付けることができる。磁気ディスク16は磁束力を提供し、そして磁石の材料、サイズ/数、および強さは、オムニホイールを鉄系表面材料(例えばスチールタンクまたはパイプ壁)と接触状態で保持するように選択される。さらに、磁気ディスク16から鉄系表面に向かって磁束力をさらに案内し、これによってディスクと表面との間の引力を増大させるために、鉄系ディスク18を磁気ディスク16の両側に配置することができる。この構成はホイールのより強い保持力を生じる。ハブ、ディスクおよび/または移動間の磁束漏れ「短絡」を回避しながら磁石が環境にさらされないようにするために、非磁気誘導性リング(例えば非磁気誘導性プラスチックリング)を磁石の周囲に配置することができる。磁石およびディスク/ハブを強制的に一緒に回転させるディスクおよび/またはハブの回転をロックするためにリングを使用することもまた可能である。
ディスク18(これはスチール(またはその他の磁気分極/磁気誘導性材料)から形成できる)はハブ12の内側セクションを取り囲み、これによってハブ12のそれぞれの側において磁束を結合する。したがって、ホイール10は、ハブ12およびローラー14の回転によって表面に沿ったホイールの2自由度の動きを同時に可能としながら、その上で磁石16およびディスク18を介してホイールが移動するべき金属表面の方向に引っ張り力を提供する。
鉄系ディスク18はハブ12に対して取り付けることができ、かつ、アクスル13に対する取り付けのための軸方向取り付け孔19を含むことができる。ディスク18とアクスル13との間の取り付けは、例えば、オムニホイール10がロボットビークルに結合されるとき等に、アクスル13がオムニホイール10を駆動するために使用することができるように固定可能である。代替的に、ディスク18は、例えば、オムニホイール10が別な手段によって駆動されるロボットビークルの受動従動ホイールであるとき等に、オムニホイールがアクスル13に対して自由に回転できるように回転接続部を介してアクスル13に接続することができる。磁気ディスク16はまた、それがアクスルと共に回転できるかまたはアクスルに対して自由に回転することができるように、それぞれアクスル13に対して固定的に取り付けられても、あるいは回転可能に取り付けられてもよい。さらに、磁気ディスク16に加えてまたはその代わりとして、磁気リングまたは複数の磁石のアレイをハブ12内に配置することができる。磁石(例えば、ディスク、リング、アレイなど)は、その分極が、磁気的に正反対であるあるようにホイール10の対向面に関して一致するように整列されられる。したがって、例えば、全ての磁石がホイールの一方の面にS極を呈し、そしてホイールの他方の面にN極を呈するように、磁石を全て整列させることができる。磁石は、ホイールの軸線の周りに同心状に配置することができ、かつ、軸線から半径方向に離間させることができる。磁石は高温磁石(例えば、磁界強度の許容できない劣化を伴わずに高温に耐えることができる磁石)とすることができる。磁石はまた、永久磁石、電磁石またはその組み合わせであってもよい。
磁石のサイズ、強さおよび数は、磁気ディスク、リング、またはアレイを一方または他方に関して交換することによって、かつ/または磁気ディスク、リングまたはアレイを高磁束、低磁束、あるいは意図された動作条件のために適当な所望の量を有するディスク/リング/アレイを備えた同じ構造的配置で置き換えることによって(例えば磁石のサイズおよびまたは材料を変更することによって)、ホイールと表面との間の吸引力を制御するために変更することができる。ハブは、磁束強度および磁場形状が意図された用途のためにカスタマイズできるように、単独でまたは組み合わせで、上記磁石形状、すなわちディスク、リングまたはアレイの一つまたは全てを搭載するためのキャビティを提供する構造を含むことができる。これは、所望の用途のために特別に選択された磁束を提供する際に拡縮性および柔軟性をもたらす。したがって、磁力は、例えばホイールが比較的重いロボット検査ビークルに接続される特定の場合において増大させることができる。ホイール、そのハブ、ローラーおよび磁石のサイズは、非常に小さなロボットビークルから大型乗用ビークルへと、さまざまな用途に基づいて拡大縮小できる。さらに、ハブに配置された磁気ディスク、リングまたは磁石アレイは、ローラーがそれ自体磁石である設計に対して著しい利点を提供する。本設計は、表面に対する吸引力を低下させると共に潜在的に電子機器を損傷させるか、それと干渉する磁気干渉および変動次回を低減する。さらに、本発明の設計は、ハブ12の周囲で二組のローラーの使用を可能とする。
この構成は、パイプおよびタンク等といった鉄系材料から形成された三次元構造の横断を必要とする用途に関して特に有用である。磁気オムニホイールはさかさまの移動だけでなく垂直面上の移動を可能とする。なぜなら、磁石は、これらの方向に関して、ホイールと表面との間の接触を維持するのに十分な吸引力を提供するからである。磁気オムニホイールはまた、例えば、工場の倉庫における物品の移動のためのローラーシステムの一部等、別な形態の輸送において使用することができる。
図1Cおよび1Dを参照すると、鉄系ディスク18aの直径が大きくなっていることを除いて、図1Aおよび1Bに示すオムニホイール10に類似したオムニホイール10aが示されている。図1Cから最もよく分かるように、鉄系ディスク18aは、その直径がホイールのハブの周囲に配置されたローラー14aの周径よりも僅かに小さいようなサイズとされている。したがって鉄系ディスク18aは、その上をホイールが横断する表面により近い。この構造的配置は、ホイールと表面との間の吸引力を増大させるために、表面に向う磁束の方向を改善する。特に言及しない限り、上述した実施形態の特徴および機能の多くを以下の実施形態に適用することができる。
図2を参照すると、2組のハブおよびローラー21,22含むオムニホイール20は、共通のユニットとなるよう一つに搭載される。この実施形態から分かるように、ローラー22の数、サイズ、形状および間隔は、オムニホイールが近真円プロファイルを有するように、ハブ21の直径に関連して変更可能である。そうした構成は、バンプ、振動、ストールポイント、そしてホイールの形状に起因する駆動力変動を排除する、機能的に完全に円形の回転プロファイルを近似するホイールをもたらす。したがって、ハブが回転し、そして一つのローラーが移動面との接触しなくなるように動作するとき、次のローラーが連続面と表面と接触させられる。したがって、個々のローラーの表面接触ポイントは協働で円を形成する。この構成は、例えばそれらがあまりにも遠くに離間された場合に、さもなければ、連続したローラー間の「ギャップ」にホイールが落下することによって引き起こされ得るホイールの移動中の「バンプ」を排除する。一つの非限定的な例として、ハブの直径が増大するとき、ハブの周囲に配置されたローラーの数は、ハブが回転する際にローラーが表面との滑らかな接触を維持するように増加させられる。さらに、接触のほぼ完全な円は、ホイールの回転の程度と移動距離との間に直線的関係が存在し、したがって位置制御および精度の向上が図れることを意味する。
図3A,3Bおよび3Cに示すように、楕円形の三部品分割形状を有するローラー32を備えたオムニホイール30はまた、ハブの周りにほぼ完全な円を形成し、そしてまたホイールの移動中にバンプを排除する。ホイール30は、ホイールの各側に二つのハブ34を含むことができる。各ハブ34はローラーを取り付けるための取り付けブラケット36を含む。ローラーは、楕円形状の一部を形成するような形状とされた三つのセグメント32a,32bおよび32cから構成される。ローラーは、ブラケットの取り付け孔によってサポートされるピン37およびベアリング38を介して設けられる。スペーサリング39を二つのハブ間にキャビティを形成する二つのハブ34間に配置することができる。磁石は二つのハブ間のキャビティ内に配置することができる。
ホイール30の「ほぼ完璧な円」のデザインは、アクスルに取り付けられたビークルの振動を引き起こし得る、アクスルの振動を引き起こし得るバンプを排除する。そうした振動は、ビークルの運行を妨害しかつ/または例えば検査ロボットといったビークルに搭載されたセンサーまたは器具を破壊することがあるが、本明細書の実施形態の構造によって最小化される。さらに、ほぼ完全な円形のデザインは、さもなければ、不完全なホイールが連続したローラー間の谷に落下し得るために生じることがあるストールポイントを排除する。いったん、一つのそうした不完全なホイールがそれらの谷の一つに落下すると、それは、その谷を出て、次のローラーへとホイールを回転させるために追加的なトルク力を必要とするであろう。さらに、不完全なホイールが停止させられた場合、ホイールは、それがローラー間の谷の一つの中に着座するまで回転し続けようとする傾向が存在するであろう。これは、ビークルの動作を妨害し、そしてホイールが次の谷へと回転する自然な傾向のためにビークルを正確な位置で停止させることを困難にするであろう。さらに、ほぼ完全な円形の構成は、対照的に、上記およびその他の問題を解消しない場合に最小化するように、連続的な磁束を維持するのに助ける。
図4A〜4Gを参照すると、それぞれローラー44を有する、二つのハブ42間に配置された磁石41のアレイを含む。磁石41は取り付けアセンブリ46に対して搭載することができる。取り付けアセンブリ46は、アセンブリ46およびその上の磁石41がアクスルに対してかつハブおよびローラー42,44に対して自由に回転できる状態でアセンブリをアクスルAに対して搭載できるように、アセンブリ46の中心に向かって延在する構造体(例えば、スポーク、円形ウェブ等)を含むことができる。図4Cに示すように、取り付けアセンブリ46はキャリッジ47を含む。磁石41はそれぞれのキャリッジ47内に挿入され、それによって支持される。各キャリッジ47の上部は、アクスルAの周囲に配置されたカラーに向かって傾斜した連結部分を含む。連結部分の角度は、キャリッジが円形アクスルの周囲に均等な間隔を置いて配置されるように、支持される磁石の数に基づいて選択することができる。代替的に、二つのハブ42は、二つのハブを連結する円筒状延長部を備えた一体構造体の一部であってもよく、この場合、アセンブリ46は、円筒形延長部の周りで自由に回転するようなサイズおよび形状とすることができる。図4Fおよび4Gから分かるように、キャリッジに搭載された磁石はまた、ローラーを含まないホイールと共に使用することができる。
磁石41は、アセンブリ46の周囲に配置され、かつ、互いに対して異なる角度で配向される。配向の角度は、例えば20°、30°、45°、60°、90°、120°または他の適切な角度を含むことができる。図4Bは、(ここでは取り付けディスクとして示されている)取り付けアセンブリ46に設けられかつ互いに90°で配向された磁石を示している。このように、ホイールが表面を横断し、例えば金属タンクの床43および壁45間の接合部といった表面間の接合部に出会ったとき、磁石の一つ41aは。第1の角度で床面に向かって配向させることができ、かつ、異なる角度で設けられた磁石の別のもの41bは壁面45に向かって配向させることができる。したがって、二つの異なる磁石は、同時に、二つの異なる表面間の吸引保持力を提供することができる。このような構造的配置は、二つの表面間の吸引力が常に維持されているため、第1の表面に沿って第2の表面へと(例えば床から壁へと)移動する間の変化に対する移行するためのオムニホイールの能力を高める。さらに、ホイールが次の表面に移動するとき、新しい表面に吸引力を提供する磁石41は、その表面とのその磁気パーチェスを維持し、そしてオムニホイールに対して自由に回転する。したがって、壁が新しい「床」となるとき、壁と係合させられたアレイ内の磁石は、前方配向を有する状態から後向き配向を有する状態へと回転し、そして下向き配向を有していた磁石は今や後向き配向を有する。この自由回転構造はオムニホイールが表面から分離する可能性を低減する。なぜなら、ホイールが表面間を移動するとき、一つの磁石が吸引力の提供を「引き継ぐ」必要がないからである。表面間の移動の開始時に吸引力を提供していた同じ磁石は、移動が完了した後に、この力を維持する。代替的に、図4Cに示すように、磁石41は、磁石がアクスルおよびオムニホイールに対して自由に回転するだけでなく、それらがまた互いに自由に回転するように、独立したオフセットスポーク48上に設けることができる。この構成において、磁石40は、接合部における表面間で最大の磁気吸引力を有する位置へと配向されるように回転することができる。例えば、接合部における表面が互いに半端な角度、すなわち85°で配向された場合、自由に回転する磁石の一つは第1の表面に向って配向された状態で留まることができ、一方、別な磁石は85°の角度で別な表面に向って配向するように自由に回転することができる。好ましくは、取り付けアセンブリ46およびスポーク48の直径は、磁石の表面がローラーを越えて延びないように選択される。この方法では、表面との接触および摩擦の発生を伴わずに、磁気係合を実現するために磁石を表面に対して十分に近くに維持することができる。
図5A〜5Cを参照すると、二部品ハブ52を備えたオムニホイール50が示されている。各ハブ52は、ベース52aおよびカバー52bからなる二つの半体を含んでいる。ベース52aおよびカバー52bはそれぞれローラー54を収容するための複数のリセス53を含む。ベース52aおよびカバー52bは、カバー52bがベース52aに連結されたときローラーアクスル56を収容するようなサイズおよび形状とされた孔55を含む。この構成はハブ52の容易な組み立てを可能とする。ベース52aからカバー52を取り外すことによって、ローラー54をそのそれぞれのリセス53内に配置することができる。ローラーを適所に配置することで、カバー52bをファスナー(例えばネジあるいはボルト)を介して、ベース52aに取り付けることができる。いったん各ハブ52が組み立てられると、二つのハブ52は、この二つのハブ間に配置されるスペーサリング57によって互いに連結することができる。スペーサリング57は、その中に磁石58を挿入可能なキャビティを有する。スペーサリング57の大きさは、より大きなまたはより小さな磁石に対応するために変更可能であり、これによって特定の用途に基づく磁力の調整が可能となる。さらに、ハブ52およびスペーサリング57は、対応する割り出し切り欠き59を含むことができる。割り出し切り欠き59は、各ハブ52が別なハブに対して適切な円配向で取り付けられることを保証する。図5Cから分かるように、ハブ52は、一つのハブのローラー54が別なハブのローラー間のギャップと整列させられるように位相シフト配向で取り付けられる。ローラーの位相シフトは、ホイールが表面上で回転するときバンプを低減するのを助ける。
図6Aおよび6Bを参照すると、二部品ハブ62を備えたオムニホイール60が示されている。オムニホイール60は、それらの両方がベースおよびローラーを取り付けるためのカバーを有するハブを含んでいる点でオムニホイール50と類似している。オムニホイール60に関して、各ハブのベース62aはリセス64を含んでいる。各リセスは、その中に磁石を挿入することができるキャビティを有する。したがって、リセスが磁石を収容するのでスペーサリングは必要とされない。ハブは、多方向ホイールの分解時に、ボディから磁石を取り外すために使用される少なくとも一つのネジ孔を有することができる。
図7A〜7Dを参照すると、取り付けクサビ76を含むオムニホイール70が示されている。オムニホイール70は、二つのハブ72と、二つのハブ間に配置されたスペーサリング73とを含み、スペーサリング73は磁石74を収容するためのキャビティを有する。各ハブ72は、取り付けクサビ76を介してハブに取り付けられた複数のローラー75を含む。ハブ72は、(例えば、ネジ、ボルト、リベット、ピン等のようなファスナーを介して)クサビをハブに連結することができるように、各クサビ76上の取り付け孔77bに対応する複数の取り付け孔77aを含む。各クサビは、アクスル79を収容するサイズおよび形状とされたアクスル取り付け孔77bを含む。図から分かるように、ローラー75は、クサビ76のアクスル取り付け孔78内で支持されるアクスル78に搭載される。クサビ76は、取り付け孔77aおよび77bを介して、ハブ72に対して取り付けられる。この構成では、ホイールを容易に組み立て、そして分解することができる。加えて、クサビ76は、磁束コンセントレータとして作用する磁気誘導性材料(例えば鉄系材料)から形成できる。クサビのサイズおよび形状は、クサビのエッジと表面との間の距離Dが減少し、これによってホイールと表面との間の磁気吸引力の増大が生じるように変更することができる。距離Dは、ローラーが表面と接触するように回転するときローラーによって画定される境界まで最小化することができる。この接触境界は本質的に円形であり、上述したように、個々のローラーの表面接触点によって協働で画定される。ハブあるいはその部品(例えばクサビ)は、ハブがそれと交差することなく円形境界まで延在するようなサイズおよび形状とされることが望ましい。円形境界との交差は、ハブと表面との間の摩擦接触を生じ、ローラーの転がりを妨害することがある。
図8Aを参照すると、ロボットビークル用の駆動システム80が示されている。駆動システム80は、磁気オムニホイール82および駆動ホイール84を含む。磁気オムニホイール82は駆動システム80のシャーシに取り付けられ、かつ、第1の軸方向に沿って配向される。駆動ホイール84は、駆動システム80のシャーシ85に取り付けられ、かつ、第1の軸方向に垂直な第2の軸方向に沿って配向される。駆動ホイール84は、駆動ホイール80の前後移動を実現するために(例えばモーターおよびギアアセンブリを介して)駆動できる。オムニホイール82は駆動ホイール84に垂直であるが、オムニホイールのローラー86は駆動ホイールと整列させられ、したがって駆動システム80は、オムニホイール自体によって導入される相対的に僅かな摩擦を伴って表面を横切ることができる。オムニホイール82は駆動ホイール84に対して垂直に設けられているので、オムニホイールはまた、オムニホイールを回転させ、これによって駆動システム80を旋回させるように、(例えばモーターおよびギアアセンブリを介して)駆動することができる。このように、駆動ホイール84およびオムニホイール82の回転をそれぞれ制御することにより簡単にビークルを駆動し操縦することができる。オムニホイール82は、本明細書に記載されたオムニホイール形態のいずれか一つであってもよい。図8Bは連鎖デバイスを示しており、当該デバイスにおいては、オムニホイール82および駆動ホイール84の両方を含む駆動システム80は、駆動ホイールのみを含む付加的な駆動システム88と連結されている。したがって、シンプルなデザインを維持しながら、ビークルの駆動力およびトラクションを増大させることができる。
上述した対象事項は、単なる例示として提供されたものであり、限定として解釈されるべきではない。さまざまな修正および変更を、図示・説明された例示的な実施形態および用途に従うことなく、かつ、特許請求の範囲に記載された本発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に記載された対象事項に対して施すことが可能である。
10,10a 磁気オムニホイール
12 ハブ
13 アクスル
14,14a ローラー
16 磁気ディスク(磁石)
18,18a 鉄系ディスク
19 孔
20 オムニホイール
21 ハブ
22 ローラー
30 オムニホイール
32 ローラー
32a,32b セグメント
34 ハブ
36 ブラケット
37 ピン
38 ベアリング
39 スペーサリング
40,41 磁石
42 ハブ
43 床
44 ローラー
45 壁面
46 アセンブリ
47 キャリッジ
48 オフセットスポーク
50 オムニホイール
52 二部品ハブ
52a ベース
52b カバー
53 リセス
54 ローラー
55 孔
56 ローラーアクスル
57 スペーサリング
58 磁石
60 オムニホイール
62 二部品ハブ
62a ベース
64 リセス
70 オムニホイール
72 ハブ
73 スペーサリング
74 磁石
75 ローラー
76 クサビ
77a,77b,78 孔
78,79 アクスル
80 駆動システム
82 磁気オムニホイール
84 駆動ホイール
85 シャーシ
86 ローラー
88 駆動システム

Claims (31)

  1. 表面を横断するための多方向ホイールであって、
    少なくとも一つのハブであって、回転の第1の軸方向を規定する少なくとも一つのハブと、
    前記少なくとも一つのハブの外周の周りに配置された複数のローラーであって、前記第1の軸方向に対して、ある角度をなす第2の軸方向に関して回転するよう取り付けられている複数のローラーと、
    少なくとも一つの磁石であって、前記少なくとも一つのハブに取り付けられた少なくとも一つの磁石と、
    を具備し、
    前記ハブは、横断される前記表面に向って前記少なくとも一つの磁石の磁束を集中させる磁気誘導性材料から形成される、多方向ホイール。
  2. 前記少なくとも一つの磁石は前記ハブに対して回転自在に取り付けられている、請求項1に記載の多方向ホイール。
  3. 前記複数の磁石はそれぞれ個々のスポークに結合されており、前記スポークは、前記第1の軸方向に沿って配置されたアクスルに対して回転自在に取り付けられている、請求項1に記載の多方向ホイール。
  4. 前記ローラーの数、サイズおよび間隔は、前記ホイールが前記表面を横切るとき前記ホイールが完全な円形回転に近似するようなものである、請求項1に記載の多方向ホイール。
  5. 各ローラーは三つのセグメント化された部分を含み、かつ、前記セグメント化された部分は、前記ホイールが前記表面を横切るとき前記ホイールが完全な円形回転に近似するようなサイズおよび形状とされている、請求項1に記載の多方向ホイール。
  6. 前記少なくとも一つのハブは、取り外し可能に連結された第1の部分および第2の部分を含み、かつ、前記第1および第2の部分は、前記ローラーを収容するためのリセスを形成している、請求項1に記載の多方向ホイール。
  7. 前記少なくとも一つのハブに対して前記ローラーを連結するための複数のクサビ形マウントをさらに備える、請求項1に記載の多方向ホイール。
  8. 前記少なくとも一つの磁石は高温磁石である、請求項1に記載の多方向ホイール。
  9. 前記少なくとも一つの磁石は永久磁石である、請求項1に記載の多方向ホイール。
  10. 前記少なくとも一つの磁石は電磁石である、請求項1に記載の多方向ホイール。
  11. 前記ローラーは、磁束集中を助けるために磁気誘導性材料から形成されている、請求項1に記載の多方向ホイール。
  12. 前記ローラーは摩擦を増大させるために改変されている、請求項1に記載の多方向ホイール。
  13. 前記磁石は非磁気誘導性リングによって覆われている、請求項11に記載の多方向ホイール。
  14. 表面を横切るための多方向ホイールであって、
    第1の軸線に沿って第1の軸線を中心として回転するよう設けられた少なくとも二つの磁気誘導性ボディと、
    前記第1の軸線を中心として同心状に配置された一つ以上の磁石であって、前記磁石は極を有し、かつ、前記磁石は、前記極が第1の軸方向に沿ってかつ同じ方向を向くように配向されるように配向され、前記一つ以上の磁石は前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディ間に設けられる、一つ以上の磁石と、
    前記磁気誘導性ボディのぞれぞれの外周の周りに配置された複数のローラーであって、前記ローラーは前記第1の軸方向に対してある角度をなす第2の軸方向に関して回転するように設けられている、複数のローラーと、
    を具備し、
    前記磁気誘導性ボディは、横断される前記表面に向って一つ以上の磁石の磁束を集中させる、多方向ホイール。
  15. 前記一つ以上の磁石は円形ディスク形状である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  16. 前記一つ以上の磁石はリング形状である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  17. 前記一つ以上の磁石は前記第1の軸線の周囲に同心状に配置され、かつ、そこから半径方向に離間させられている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  18. 前記一つ以上の磁石は、少なくとも二つの磁気誘導性ボディに対して回転自在に取り付けられている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  19. 前記ローラーと移動面との間の接触円と交差することなく前記二つの磁気誘導性ボディと前記移動面との間の距離が最小化されるように、前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディにサイズおよび形状が付与されると共に前記ローラーがその上に配置される、請求項14に記載の多方向ホイール。
  20. 前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディは取り外し可能に連結されると共に、前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディはローラーを収容するためのリセスを形成する、請求項14に記載の多方向ホイール。
  21. 前記少なくとも二つの磁気誘導性ボディに対して前記ローラーを連結するための複数のクサビ形マウントをさらに具備すると共に、前記クサビ形マウントは磁気的に誘導可能である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  22. 横切られる表面に向かって一つ以上の磁石の磁束をさらに集中させる磁気誘導性材料からなる一つ以上のコンセントレータ部材をさらに含む、請求項14に記載の多方向ホイール。
  23. 前記一つ以上の磁石は高温磁石である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  24. 前記一つ以上の磁石は永久磁石である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  25. 前記一つ以上の磁石は電磁石である、請求項14に記載の多方向ホイール。
  26. 前記ローラーの数、サイズおよび間隔は、前記ホイールが前記表面を横切るとき前記ホイールが完全な円形回転に近似するようなものである、請求項14に記載の多方向ホイール。
  27. 各ローラーは三つのセグメント化された部分を含み、かつ、前記セグメント化された部分は、前記ホイールが前記表面を横切るとき前記ホイールが完全な円形回転に近似するようなサイズおよび形状とされている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  28. 前記ローラーは磁束集中を助けるために磁気誘導性材料から形成されている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  29. 前記ローラーは摩擦を増大させるために改変されている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  30. 前記磁石は非磁気誘導性リングによって覆われている、請求項14に記載の多方向ホイール。
  31. 前記二つのボディは、前記多方向ホイールの分解中に前記ボディから前記磁石を取り外すために使用される少なくとも一つのネジ孔を有する、請求項14に記載の多方向ホイール。
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