JP2017205384A - 錠剤印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドの吐出面に付着した錠剤の微粉を効率よく除去できる錠剤印刷装置を提供する。【解決手段】この錠剤印刷装置は、複数のインクノズルが配列された吐出面210を有するヘッド21と、ヘッド21の吐出面210を洗浄する洗浄ユニット23と、を有する。洗浄ユニット23は、吐出面210を覆うキャップ71と、キャップの内部に設けられた洗浄ノズル72およびブレード74と、を有する。ヘッド21の洗浄時には、まず、洗浄ノズル72から吐出面210に向けて洗浄液を吐出する。次に、吐出面210に付着した洗浄液を、ブレード74で拭き取る。これにより、吐出面210に付着した錠剤の微粉を、効率よく除去できる。また、洗浄ノズル72から吐出される洗浄液によって、ブレード74を洗浄することもできる。【選択図】図7

Description

本発明は、錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷装置に関する。
医薬品の一形態である錠剤の表面には、製品を識別するための文字やコードが印字される。このような文字やコードは、刻印により印字される場合もあるが、刻印では視認性が低いという問題があった。特に、近年では、後発医薬品の普及により錠剤の種類が多様化している。このため、錠剤を識別しやすくするために、錠剤の表面にインクジェット方式で鮮明な印字を行う技術が注目されている。
特許文献1,2には、インクジェット方式で紙面上に印刷を行う従来の装置の例が記載されている。
特開2009−107221号公報 特開2009−107268号公報
インクジェット方式の錠剤印刷装置では、錠剤を搬送しつつ、ヘッドの吐出面に設けられた複数のノズルから錠剤に向けて、インクの液滴(以下、単に「インク滴」と称する)を吐出する。しかしながら、錠剤の搬送時には、搬送経路の周囲に錠剤の微粉が飛散する。この錠剤の微粉がヘッドの吐出面に付着すると、ノズルからインク滴を精度よく吐出することが困難となる。すなわち、錠剤を対象とする印刷装置では、錠剤の微粉によって、インク滴の吐出精度が低下しやすいという特有の課題がある。
ヘッドの吐出面から錠剤の微粉を除去するためには、例えば、可撓性を有する板状のブレードで、吐出面に付着した微粉を拭き取ることが考えられる。しかしながら、ヘッドの下面に微粉が付着した状態で、ブレードを摺動させると、微粉とのこすれによってヘッドの下面が損傷する場合がある。また、ブレードに微粉が付着するため、ブレード自体の洗浄も必要となる。
また、微粉の除去効率を高めるための1つの方法として、ブレードの先端部を広くすることが考えられる。しかしながら、ブレードを使用しないときに、ブレードの先端部を曲げた状態で収納すると、ブレードが徐々に変形する。そして、ブレードが変形すると、吐出面に対するブレードの接触面積が減り、ブレードによる拭き取りの効果が十分に得られない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ヘッドの吐出面に付着した錠剤の微粉を効率よく除去できる錠剤印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷装置であって、インク滴を吐出する複数のインクノズルが配列された吐出面を有するヘッドと、前記ヘッドの前記吐出面を洗浄する洗浄ユニットと、を備え、前記洗浄ユニットは、前記吐出面を覆うキャップと、前記吐出面に洗浄液を吐出する洗浄ノズルと、前記吐出面に付着した洗浄液を拭き取るブレードと、を有し、前記洗浄ノズルおよび前記ブレードが、前記キャップの内部に設けられている。
本願の第2発明は、第1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ユニットは、前記ブレードを、前記キャップ内に収納された収納位置と、前記キャップから突出した起立位置と、の間で移動させるブレード移動機構をさらに有する。
本願の第3発明は、第2発明の錠剤印刷装置であって、前記ブレードは、前記吐出面に接触する先端部を有し、前記先端部の一対の側端部は、前記キャップの内側縁よりも外側に位置する。
本願の第4発明は、第3発明の錠剤印刷装置であって、前記キャップは、前記先端部の前記一対の側端部を収納するブレード収納穴を有する。
本願の第5発明は、第2発明から第4発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記収納位置において、前記ブレードは、水平面に対して傾斜した姿勢で収納される。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ノズルは、前記吐出面の長辺に沿って延びる管状のノズルである。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ノズルは、前記吐出面に向けて洗浄液を吐出する複数の第1吐出口を有し、前記複数の第1吐出口は、前記吐出面に対して斜めに向けられている。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ノズルは、前記ブレードへ向けて洗浄液を吐出する第2吐出口を有する。
本願の第9発明は、第1発明から第8発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ユニットは、前記ブレードを支持する支持部材をさらに有し、前記支持部材に連通路が設けられ、前記洗浄ノズルから吐出された洗浄液が、前記連通路を通って、前記ブレードへ供給される。
本願の第10発明は、第9発明の錠剤印刷装置であって、前記支持部材は、前記連通路から前記ブレードへ向かうにつれて徐々に間隔が拡がる一対のテーパ面を有する。
本願の第11発明は、第1発明から第10発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄ユニットが配置される洗浄エリアと、錠剤に対して印刷が行われる印刷エリアと、前記洗浄エリアと前記印刷エリアとの間で、前記ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、を備える。
本願の第12発明は、第11発明の錠剤印刷装置であって、前記洗浄エリアと前記印刷エリアとを仕切る隔壁をさらに備える。
本願の第13発明は、第1発明から第12発明までのいずれか1発明の錠剤印刷装置であって、前記ヘッドおよび前記洗浄ユニットを動作制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記洗浄ノズルから前記吐出面に前記洗浄液を吐出する洗浄液供給処理と、前記洗浄液供給処理の後に、前記吐出面に付着した洗浄液を、前記ブレードで拭き取るワイプ処理と、を順次に実行する。
本願の第14発明は、第13発明の錠剤印刷装置であって、前記制御部は、前記洗浄液供給処理において、前記洗浄ノズルから、前記洗浄液を間欠吐出する。
本願の第15発明は、第13発明または第14発明の錠剤印刷装置であって、前記制御部は、前記ヘッドの複数の前記インクノズルからインクを吐出するパージ処理をさらに実行する。
本願の第16発明は、錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷装置であって、インク滴を吐出する複数のインクノズルが配列された吐出面を有するヘッドと、前記ヘッドの前記吐出面を洗浄する洗浄ユニットと、を備え、前記洗浄ユニットは、前記吐出面を覆うキャップと、前記吐出面に付着した洗浄液を拭き取るブレードと、前記ブレードを、前記キャップ内に収納された収納位置と、前記キャップから突出した起立位置と、の間で移動させるブレード移動機構を有し、前記ブレードは、前記吐出面に接触する先端部を有し、前記先端部の一対の側端部は、前記キャップの内側縁よりも外側に位置し、前記キャップは、前記先端部の前記一対の側端部を収納するブレード収納穴を有する。
本願の第1発明〜第15発明によれば、ヘッドの吐出面に洗浄液を吐出した後、吐出面に付着した洗浄液を、ブレードで拭き取ることができる。これにより、吐出面に付着した錠剤の微粉を、効率よく除去できる。また、洗浄ノズルおよびブレードが、キャップの内部に設けられている。このため、洗浄ノズルから吐出される洗浄液によって、ブレードを洗浄することもできる。
特に、本願の第3発明によれば、吐出面のうち、キャップの内側縁よりも幅の広い領域に、ブレードの先端部が接触する。これにより、吐出面に付着した洗浄液を、より効率よく拭き取ることができる。また、キャップの内側縁付近に溜まった錠剤の微粉を、ブレードの先端部で拭き取ることができる。これにより、吐出面からの微粉の除去効率を、より高めることができる。
特に、本願の第4発明によれば、ブレードの先端部を曲げることなく、キャップの内部に収納できる。これにより、ブレードの経時変形を抑制できる。
特に、本願の第5発明によれば、キャップ内に収納されたブレードを、より効率よく洗浄できる。
特に、本願の第6発明によれば、吐出面の広い範囲に亘って、洗浄液を供給できる。
特に、本願の第7発明によれば、第1液吐出口から吐出された洗浄液が、ヘッドのインクノズル内に入り込むことを抑制できる。
特に、本願の第8発明によれば、ブレードに直接洗浄液を供給できる。これにより、ブレードをより効率よく洗浄できる。
特に、本願の第9発明によれば、ブレードの表面に、より効率よく洗浄液を供給できる。
特に、本願の第10発明によれば、ブレードの表面に、より効率よく洗浄液を供給できる。
特に、本願の第11発明によれば、洗浄エリアと印刷エリアとを分離することで、錠剤が搬送される印刷エリアを、清浄な状態に保ちやすい。
特に、本願の第12発明によれば、錠剤が搬送される印刷エリアを、より清浄な状態に保ちやすい。
特に、本願の第14発明によれば、吐出面に付着した錠剤の微粉を、より効率よく洗い流すことができる。
特に、本願の第15発明によれば、インクノズルの詰まりを解消できる。
また、本願の第16発明によれば、吐出面のうち、キャップの内側縁よりも幅の広い領域に、ブレードの先端部が接触する。これにより、吐出面に付着した洗浄液を、効率よく拭き取ることができる。また、ブレードの先端部を曲げることなく、キャップの内部に収納できる。これにより、ブレードの経時変形を抑制できる。
錠剤印刷装置の構成を示した図である。 錠剤搬送機構の部分斜視図である。 ヘッドの下面図である。 制御部と錠剤印刷装置内の各部との接続を示したブロック図である。 印刷部の側面図である。 洗浄ユニットを斜め上方から見た斜視図である。 洗浄ユニットの縦断面図である。 洗浄時の処理手順を示すフローチャートである。 洗浄液供給処理時の洗浄ユニットの縦断面図である。 ワイプ処理時の洗浄ユニットの縦断面図である。 収納位置におけるブレードおよび支持部材の斜視図である。 変形例に係る洗浄ノズルの断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、複数の錠剤が搬送される方向を「搬送方向」と称し、搬送方向に対して垂直かつ水平な方向を「幅方向」と称する。
<1.錠剤印刷装置の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る錠剤印刷装置1の構成を示した図である。この錠剤印刷装置1は、医薬品である複数の錠剤9を搬送しながら、各錠剤9の表面に、製品名、製品コード、会社名、ロゴマーク等の画像を印刷する装置である。図1に示すように、本実施形態の錠剤印刷装置1は、錠剤搬送機構10、印刷部20、乾燥機構30、および制御部40を備えている。
錠剤搬送機構10は、複数の錠剤9を保持しつつ搬送する機構である。錠剤搬送機構10は、一対のプーリ11と、一対のプーリ11の間に掛け渡された環状の搬送ベルト12とを有する。錠剤印刷装置1に投入された複数の錠剤9は、振動フィーダや搬送ドラム等により構成される搬入機構51によって、等間隔に整列されるとともに、搬送ベルト12の外周面に供給される。一対のプーリ11の一方は、搬送用モータ13から得られる動力により回転する。これにより、搬送ベルト12が、図1中の矢印の方向に回動する。このとき、一対のプーリ11の他方は、搬送ベルト12の回動に伴い従動回転する。
図2は、錠剤搬送機構10の部分斜視図である。図2に示すように、搬送ベルト12には、複数の吸着孔14が設けられている。複数の吸着孔14は、搬送方向および幅方向に、等間隔に配列されている。また、図1に示すように、錠剤搬送機構10は、搬送ベルト12の内側の空間から気体を吸い出す吸引機構15を有する。吸引機構15を動作させると、搬送ベルト12の内側の空間が、大気圧よりも低い負圧となる。複数の錠剤9は、当該負圧によって、吸着孔14に吸着保持される。
このように、錠剤搬送機構10は、複数の錠剤9を、複数の吸着孔14に一定の間隔で保持しつつ、搬送ベルト12の回動によって、複数の錠剤9を搬送する。後述する4つのヘッド21の下方では、複数の錠剤9は、水平方向に搬送される。
また、図1に示すように、錠剤搬送機構10は、搬送ベルト12の内側に、ブロー機構16を有する。ブロー機構16を動作させると、搬送ベルト12の複数の吸着孔14のうち、搬出機構52に対向する吸着孔14のみが、大気圧よりも高い陽圧となる。これにより、当該吸着孔14における錠剤9の吸着が解除され、搬送ベルト12から搬出機構52へ、錠剤9が受け渡される。搬出機構52は、搬送ベルト12から受け渡された錠剤9を、例えば他の搬送ベルトによって、錠剤印刷装置1の外部へ搬出する。
印刷部20は、搬送ベルト12により搬送される錠剤9の表面に、インクジェット方式で画像を記録する部位である。図1に示すように、本実施形態の印刷部20は、4つのヘッド21を有する。4つのヘッド21は、搬送ベルト12の上方に位置し、錠剤9の搬送方向に沿って、一列に配置されている。4つのヘッド21は、錠剤9の表面に向けて、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)のインク滴を吐出する。すると、これらの各色により形成される単色画像の重ね合わせによって、錠剤9の表面に、多色画像が記録される。なお、各ヘッド21から吐出されるインクには、食品衛生法で認可された原料により製造された可食性インクが使用される。
図3は、1つのヘッド21の下面図である。図3には、搬送ベルト12と、搬送ベルト12に保持された複数の錠剤9とが、二点鎖線で示されている。図3中に拡大して示したように、ヘッド21の下面である吐出面210には、インク滴を吐出可能な複数のインクノズル211が設けられている。本実施形態では、ヘッド21の下面に、複数のインクノズル211が、搬送方向および幅方向に二次元的に配列されている。各インクノズル211は、幅方向に位置をずらして配列されている。このように、複数のインクノズル211を二次元的に配置すれば、各インクノズル211の幅方向の位置を、互いに接近させることができる。ただし、複数のインクノズル211は、幅方向に沿って一列に配列されていてもよい。
インクノズル211からのインク滴の吐出方式には、例えば、圧電素子であるピエゾ素子に電圧を加えて変形させることにより、インクノズル211内のインクを加圧して吐出する、いわゆるピエゾ方式が用いられる。ただし、インク滴の吐出方式は、ヒータに通電してインクノズル211内のインクを加熱膨張させることにより吐出する、いわゆるサーマル方式であってもよい。
乾燥機構30は、錠剤9の表面に付着したインクを乾燥させる機構である。乾燥機構30は、搬送ベルト12の周囲の、印刷部20よりも搬送方向下流側の位置に設けられている。乾燥機構30には、例えば、搬送ベルト12により搬送される錠剤9へ向けて、加熱された気体(熱風)を吹き付ける、熱風供給機構が用いられる。錠剤9の表面に付着したインクは、熱風により乾燥して、錠剤9の表面に定着する。
制御部40は、錠剤印刷装置1内の各部を動作制御するための手段である。図4は、制御部40と、錠剤印刷装置1内の各部との接続を示したブロック図である。図4中に概念的に示したように、制御部40は、CPU等のプロセッサ41、RAM等のメモリ42、およびハードディスクドライブ等の記憶部43を有するコンピュータにより構成される。記憶部43内には、印刷処理を実行するためのコンピュータプログラムPが、インストールされている。
また、図4に示すように、制御部40は、上述した搬送用モータ13、吸引機構15、ブロー機構16、4つのヘッド21、乾燥機構30、搬入機構51、および搬出機構52と、それぞれ通信可能に接続されている。また、制御部40は、後述する上下移動機構222、水平移動機構224、送液ポンプ733、およびブレード移動機構75とも、通信可能に接続されている。制御部40は、記憶部43に記憶されたコンピュータプログラムPやデータをメモリ42に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムPに基づいて、プロセッサ41が演算処理を行うことにより、上記の各部を動作制御する。これにより、複数の錠剤9に対する印刷処理や、ヘッド21の洗浄処理が進行する。
<2.ヘッド移動機構および洗浄ユニットについて>
図5は、図1中の白抜き矢印Vの位置から見た印刷部20の側面図である。図5に示すように、この錠剤印刷装置1の内部空間は、印刷エリアA1と洗浄エリアA2とに分けられている。印刷エリアA1は、上述した錠剤搬送機構10により錠剤9を搬送しつつ、錠剤9に対して印刷を行うエリアである。洗浄エリアA2は、印刷前または印刷後にヘッド21を待機させるとともに、ヘッド21の吐出面210を洗浄するエリアである。印刷エリアA1と洗浄エリアA2との間には、両エリアを仕切る隔壁60が設けられている。隔壁60は、錠剤9の搬送方向と平行かつ水平面に対して垂直に広がっている。
上述の通り、印刷部20は、4つのヘッド21を有する。また、図5に示すように、印刷部20は、ヘッド21ごとに、ヘッド移動機構22と、洗浄ユニット23とを有する。すなわち、本実施形態の印刷部20は、4つのヘッド21と、各ヘッド21に対応する4つのヘッド移動機構22と、各ヘッド21に対応する4つの洗浄ユニット23とを有する。
ヘッド移動機構22は、印刷エリアA1と洗浄エリアA2との間で、ヘッド21を移動させる機構である。本実施形態のヘッド移動機構22は、アーム221、上下移動機構222、移動ステージ223、および水平移動機構224を有する。アーム221は、吐出面210の長辺と平行な方向(以下「前後方向」と称する)に延びる部材である。ヘッド21は、アーム221の先端に固定されている。上下移動機構222は、制御部40からの指令に従って、アーム221を上下に移動させる。これにより、図5中の矢印D1のように、アーム221およびヘッド21が、一体として上下に移動する。
なお、上下移動機構222は、洗浄エリアA2において、図5中に実線で示した下降位置と、図5中に二点鎖線で示した上昇位置と、の少なくとも2つの高さ位置の間で、ヘッド21を昇降させる。下降位置では、ヘッド21の吐出面210が、後述するキャップ71の上端縁に接触する。上昇位置では、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71から上方に離れる。
上下移動機構222は、移動ステージ223により支持されている。水平移動機構224は、移動ステージ223を、前後方向に移動させる。これにより、図5中の矢印D2のように、移動ステージ223、上下移動機構222、アーム221、およびヘッド21が、一体として前後方向に移動する。このとき、ヘッド21およびアーム221は、隔壁60に設けられた開口部61を通過する。開口部61は、常に開放されていてもよく、ヘッド21およびアーム221が通過する間のみ開放されるようになっていてもよい。
水平移動機構224および上下移動機構222には、例えば、モータの回転運動を、ボールねじを介して直進運動に変換する機構が用いられる。ただし、水平移動機構224および上下移動機構222は、リニアモータやエアシリンダなどの他の機構によって実現されるものであってもよい。
洗浄ユニット23は、洗浄エリアA2において、ヘッド21の吐出面210を洗浄するためのユニットである。図6は、洗浄ユニット23を斜め上方から見た斜視図である。図7は、洗浄ユニット23の縦断面図である。図5〜図7に示すように、洗浄ユニット23は、キャップ71、洗浄ノズル72、洗浄液供給部73、ブレード74、およびブレード移動機構75を有する。
キャップ71は、上面が開放された略直方体状の筐体である。キャップ71は、洗浄エリアA2内の所定の位置に、固定されている。ヘッド21の吐出面210を洗浄するときには、洗浄エリアA2へ退避させたヘッド21を、上下移動機構222によって下降位置へ移動させる。これにより、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の矩形状の上端縁に接触する。その結果、ヘッド21の吐出面210のうち、周縁部以外の領域が、キャップ71に覆われる。ヘッド21の吐出面210に設けられた複数のインクノズル211は、全て、キャップ71の矩形状の上端縁の内側に収まる。
洗浄ノズル72は、ヘッド21の吐出面210に向けて、洗浄液を吐出するための部材である。洗浄ノズル72は、キャップ71の内部に設けられている。本実施形態では、洗浄ノズル72に、前後方向に延びる直管状のパイプノズルが用いられている。パイプノズルを用いれば、ヘッド21の吐出面210に対して、前後方向の広い範囲に亘って、洗浄液を供給できる。ただし、洗浄ノズル72の形状は、平板状などの他の形状であってもよい。洗浄ノズル72の表面には、複数の第1吐出口721が設けられている。複数の第1吐出口721は、前後方向に等間隔に配列されている。また、各第1吐出口721は、ヘッド21の吐出面210に向けて開口している。
また、本実施形態の洗浄ノズル72は、前後方向のブレード74側の先端部に、第2吐出口722を有する。第2吐出口722は、後述する収納位置のブレード74に向けて、開口している。このように、本実施形態の洗浄ノズル72は、第1吐出口721と第2吐出口722とを有する。これにより、ヘッド21の吐出面210とブレード74とに、それぞれ直接的に洗浄液を吐出することができる。
洗浄液供給部73は、洗浄ノズル72に対して洗浄液を供給するための機構である。図5に示すように、洗浄液供給部73は、洗浄液供給源731、送液配管732、および送液ポンプ733を有する。洗浄液供給源731には、供給前の洗浄液が貯留されている。洗浄液には、例えば純水が用いられる。送液配管732は、洗浄液供給源731と洗浄ノズル72とを流路接続する。送液ポンプ733は、送液配管732の経路上に設けられている。送液ポンプ733は、制御部40からの指令に基づいて動作し、送液配管732内に、洗浄ノズル72側へ向かう液流を形成する。
送液ポンプ733を駆動させると、洗浄液供給源731から送液配管732を通って洗浄ノズル72へ、洗浄液が供給される。そして、洗浄ノズル72の複数の第1吐出口721からヘッド21の吐出面210へ向けて、洗浄液が吐出されるとともに、洗浄ノズル72の第2吐出口722からブレード74へ向けて、洗浄液が吐出される。これにより、ヘッド21の吐出面210およびブレード74の表面に付着した錠剤9の微粉やインクが、洗浄液によって洗い流される。
ブレード74は、ヘッド21の吐出面210に付着した洗浄液を、拭き取るための部材である。ブレード74には、例えば、可撓性を有するゴムなどで形成された板状の部材が用いられる。図6および図7に示すように、ブレード74は、ブレード基部741とブレード先端部742とを有する。ブレード基部741は、ブレード74よりも剛性の高い金属製の支持部材743によって、支持される。ブレード先端部742は、ヘッド21の吐出面210に接触する部位である。ブレード先端部742の左右方向(前後方向に対して垂直かつ水平な方向。以下同じ)の長さは、ブレード基部741の左右方向の長さよりも長い。すなわち、本実施形態のブレード74は、略T字状の外形を有する。ブレード先端部742の左右方向の一対の側端部744は、キャップ71の内側縁よりも外側に位置する。
ブレード移動機構75は、支持部材743およびブレード74を、回転移動させる機構である。ブレード移動機構75は、例えば、モータ等の駆動源と、モータの回転運動を支持部材743に伝達する動力伝達機構とを有する。ブレード移動機構75を動作させると、ブレード74は、図7中に実線で示した収納位置と、図7中に二点鎖線で示した起立位置との間で、回転移動する。ヘッド21を下降させて、ヘッド21とキャップ71とを接触させるときには、ブレード74は、収納位置に配置される。収納位置では、ブレード74の全体が、キャップ71の内部に収納される。
一方、ブレード74による洗浄液の拭き取りを行うときには、ヘッド21を上昇させて、ヘッド21の吐出面210を、キャップ71から引き離す。そして、ブレード74を収納位置から起立位置へ回転移動させる。起立位置では、ブレード先端部742が、キャップ71の上端縁よりも上方へ突出し、ヘッド21の吐出面210に接触する。その後、上昇位置のヘッド21を、水平移動機構224により前後方向に移動させる。これにより、ヘッド21の吐出面210に付着した洗浄液等が、ブレード先端部742によって拭き取られる。
上述の通り、ブレード先端部742の左右方向の長さは、キャップ71の内側縁の左右方向の間隔よりも大きい。このため、ブレード先端部742は、ヘッド21の吐出面210のうち、キャップ71の内側縁よりも幅の広い領域に接触する。これにより、吐出面210に付着した洗浄液を、より効率よく拭き取ることができる。また、ヘッド21の吐出面210のうち、キャップ71の内側縁との接触部付近には、洗浄液に流された錠剤9の微粉が溜まりやすい。本実施形態では、当該部分に溜まった錠剤9の微粉を、ブレード先端部742の両側端部744によって、拭き取ることができる。これにより、吐出面210からの微粉の除去効率を、高めることができる。
また、図6および図7に示すように、本実施形態のキャップ71は、左右の内側面に、それぞれブレード収納穴711を有する。ブレード74が収納位置に配置されたときには、ブレード先端部742の一対の側端部744が、一対のブレード収納穴711内に、それぞれ収納される。このように、キャップ71にブレード収納穴711を設ければ、ブレード先端部742を、曲げることなくキャップ71の内部に収納できる。したがって、ブレード先端部742の経時変形を抑制できる。すなわち、ブレード先端部742の起立時の形状が、時間の経過とともに変化することを抑制できる。
<3.洗浄時の処理手順について>
続いて、上述した錠剤印刷装置1において、ヘッド21の吐出面210を洗浄するときの動作について説明する。図8は、洗浄時の処理手順を示すフローチャートである。図9は、ステップS2およびS9の状態を示す縦断面図である。図10は、ステップS5およびS12の状態を示す縦断面図である。以下に説明する処理は、制御部40が、上述した上下移動機構222、水平移動機構224、送液ポンプ733、ブレード移動機構75等を動作制御することによって進行する。
ヘッド21の吐出面210を洗浄するときには、まず、制御部40が、水平移動機構224を動作させて、ヘッド21を、印刷エリアA1から洗浄エリアA2へ移動させる。次に、制御部40が、上下移動機構222を動作させて、ヘッド21を、上昇位置から下降位置へ移動させる(ステップS1)。ヘッド21が下降位置に到達すると、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の矩形状の上端縁に接触する。その結果、ヘッド21の吐出面210に設けられた複数のインクノズル211が、キャップ71に覆われる。
続いて、制御部40は、送液ポンプ733の動作を開始させる。これにより、洗浄液供給源731から送液配管732を通って洗浄ノズル72へ、洗浄液が供給される。そして、図9のように、洗浄ノズル72の複数の第1吐出口721からヘッド21の吐出面210へ向けて、洗浄液が吐出される(ステップS2,洗浄液供給処理)。これにより、ヘッド21の吐出面210に付着した錠剤9の微粉が、洗浄液によって洗い流される。使用後の洗浄液は、錠剤9の微粉とともに、キャップ71の底面に設けられた排液口を通って、外部へ排出される。
ステップS2では、送液ポンプ733を連続的に駆動させて、洗浄ノズル72から連続的に洗浄液を吐出してもよい。あるいは、送液ポンプ733を断続的に駆動させて、洗浄ノズル72から洗浄液を間欠吐出させてもよい。間欠吐出のように、洗浄液の吐出の強さを周期的に変化させれば、吐出面210に付着した錠剤9の微粉を、より効率よく洗い流すことができる。
ヘッド21の吐出面210には、インク滴を精度よく吐出するために、撥水膜のコーティングが施されている。仮に、吐出面210に錠剤9の微粉が付着した状態で、吐出面210にブレード74を摺動させると、微粉によって撥水膜が損傷し、撥水効果が低減する虞がある。しかしながら、本実施形態のように、洗浄液によって、吐出面210から微粉を除去しておけば、後述するステップS5およびS12のワイプ処理において、撥水膜の損傷を抑制できる。
なお、ステップS2では、洗浄ノズル72の第2吐出口722からも、洗浄液が吐出される。第2吐出口722から吐出された洗浄液は、ブレード74の表面に接触する。これにより、ブレード74の表面が洗浄される。ブレード74の洗浄の詳細については、後述する。
洗浄液の吐出開始後、予め設定された時間が経過すると、制御部40は、送液ポンプ733を停止させる。これにより、洗浄ノズル72からの洗浄液の吐出を停止する。
次に、制御部40は、上下移動機構222を動作させて、ヘッド21を、下降位置から上昇位置へ移動させる(ステップS3)。これにより、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の上端縁から引き離される。続いて、制御部40は、ブレード移動機構75を動作させて、ブレード74を、収納位置から起立位置へ回転移動させる(ステップS4)。これにより、ブレード先端部742を、ヘッド21の吐出面210に接触させる。
その後、制御部40は、水平移動機構224を動作させて、ヘッド21を前後方向に移動させる。具体的には、図10のように、ヘッド21を、印刷エリアA1側へ向けて、水平に移動させる。これにより、ヘッド21の吐出面210に対して、ブレード先端部742が、相対的に摺動する。その結果、ヘッド21の吐出面210に付着した洗浄液が、ブレード先端部742によって拭き取られる(ステップS5,ワイプ処理)。
ワイプ処理が完了すると、制御部40は、ブレード移動機構75を動作させて、ブレード74を、起立位置から収納位置へ回転移動させる(ステップS6)。これにより、ブレード74の全体を、キャップ71の内部に収納する。また、制御部40は、水平移動機構224を動作させて、ヘッド21を、再びキャップ71の上方位置へ移動させる。そして、制御部40は、上下移動機構222を動作させて、ヘッド21を、上昇位置から下降位置へ移動させる(ステップS7)。ヘッド21が下降位置に到達すると、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の矩形状の上端縁に接触する。その結果、ヘッド21の吐出面210に設けられた複数のインクノズル211が、キャップ71に覆われる。
続いて、制御部40は、ヘッド21を動作させて、ヘッド21の複数のインクノズル211から、連続的にインクを吐出する(ステップS8,パージ処理)。これにより、各インクノズル211において、乾燥等に起因するインクの詰まりが解消される。インクの吐出開始後、予め設定された時間が経過すると、制御部40は、各インクノズル211からのインクの吐出を停止させる。
続いて、制御部40は、送液ポンプ733の動作を開始させる。これにより、洗浄液供給源731から送液配管732を通って洗浄ノズル72へ、洗浄液が供給される。そして、図9のように、洗浄ノズル72の複数の第1吐出口721からヘッド21の吐出面210へ向けて、洗浄液が吐出される(ステップS9,洗浄液供給処理)。これにより、ヘッド21の吐出面210に付着したインクが、洗浄液によって洗い流される。使用後の洗浄液は、インクとともに、キャップ71の底面に設けられた排液口を通って、外部へ排出される。
なお、ステップS9では、洗浄ノズル72の第2吐出口722からも、洗浄液が吐出される。第2吐出口722から吐出された洗浄液は、ブレード74の表面に接触する。これにより、ブレード74の表面が洗浄される。ブレード74の洗浄の詳細については、後述する。
洗浄液の吐出開始後、予め設定された時間が経過すると、制御部40は、送液ポンプ733を停止させる。これにより、洗浄ノズル72からの洗浄液の吐出を停止する。
次に、制御部40は、上下移動機構222を動作させて、ヘッド21を、下降位置から上昇位置へ移動させる(ステップS10)。これにより、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の上端縁から引き離される。続いて、制御部40は、ブレード移動機構75を動作させて、ブレード74を、収納位置から起立位置へ回転移動させる(ステップS11)。これにより、ブレード先端部742を、ヘッド21の吐出面210に接触させる。
その後、制御部40は、水平移動機構224を動作させて、ヘッド21を前後方向に移動させる。具体的には、図10のように、ヘッド21を、印刷エリアA1側へ向けて、水平に移動させる。これにより、ヘッド21の吐出面210に対して、ブレード先端部742が、相対的に摺動する。その結果、ヘッド21の吐出面210に付着した洗浄液が、ブレード先端部742によって拭き取られる(ステップS12,ワイプ処理)。
ワイプ処理が完了すると、制御部40は、ブレード移動機構75を動作させて、ブレード74を、起立位置から収納位置へ回転移動させる(ステップS13)。これにより、ブレード74の全体を、キャップ71の内部に収納する。また、制御部40は、水平移動機構224を動作させて、ヘッド21を、再びキャップ71の上方位置へ移動させる。そして、制御部40は、上下移動機構222を動作させて、ヘッド21を、上昇位置から下降位置へ移動させる(ステップS14)。ヘッド21が下降位置に到達すると、ヘッド21の吐出面210が、キャップ71の矩形状の上端縁に接触する。その結果、ヘッド21の吐出面210に設けられた複数のインクノズル211が、キャップ71に覆われる。
このように、本実施形態の洗浄ユニット23は、ヘッド21の吐出面210に洗浄液を吐出した後、吐出面210に付着した洗浄液を、ブレード74で拭き取ることができる。これにより、吐出面210に付着した錠剤9の微粉を、効率よく除去できる。特に、錠剤印刷装置1において搬送される錠剤9が、粉体を圧縮形成したものである場合には、錠剤9の表面から微粉が発生しやすく、その微粉がヘッド21の吐出面210に付着しやすい。しかしながら、本実施形態の錠剤印刷装置1では、吐出面210に付着した微粉を、洗浄ユニット23により除去することができる。したがって、微粉によるインク滴の吐出不良を抑制できる。
また、本実施形態の錠剤印刷装置1では、錠剤9が搬送される印刷エリアA1と、ヘッド21の吐出面210を洗浄する洗浄エリアA2とが、隔壁60によって仕切られている。このため、洗浄エリアA2に配置されたヘッド移動機構22や洗浄ユニット23から、仮に粉塵や洗浄液のミストが発生したとしても、その粉塵やミストが、印刷エリアA1へ侵入しにくい。したがって、印刷エリアA1を、粉塵やミストが少ない清浄な状態に保ちやすい。
<4.ブレードの洗浄について>
この錠剤印刷装置1では、洗浄ノズル72およびブレード74が、キャップ71の内部に設けられている。上述したステップS2およびステップS9では、ブレード74をキャップ71内に収納した状態で、洗浄ノズル72から洗浄液を吐出する。このため、吐出された洗浄液によって、ヘッド21の吐出面210だけではなく、ブレード74の表面も洗浄される。すなわち、ブレード74の表面に付着した錠剤9の微粉やインクが、洗浄液によって洗い流される。したがって、ヘッド21の吐出面210に洗浄液を吐出するための洗浄ノズルと、ブレード74の表面に洗浄液を吐出するための洗浄ノズルとを、別個に設ける必要はない。
特に、本実施形態の洗浄ノズル72は、ブレード74に向けて開口した第2吐出口722を有する。上述したステップS2およびステップS9では、第2吐出口722からブレード74の表面へ向けて、直接的に洗浄液が吐出される。これにより、ブレード74の表面に付着した錠剤9の微粉やインクが、効率よく洗い流される。
図11は、収納位置におけるブレード74および支持部材743の斜視図である。図11に示すように、本実施形態の支持部材743は、連通路745を有する。洗浄ノズル72の第2吐出口722から吐出された洗浄液は、図11中の破線矢印のように、連通路745を通って、ブレード74の表面に供給される。このように、支持部材743に連通路745を設ければ、ブレード74の表面に、より効率よく洗浄液を供給できる。したがって、ブレード74の表面から、錠剤9の微粉やインクを、より効率よく除去できる。
また、本実施形態の支持部材743は、連通路745とブレード74の表面との間に、一対のテーパ面746を有する。一対のテーパ面746の間隔は、連通路745からブレード74の表面へ向かうにつれて、徐々に拡がる。このようにすれば、連通路745を通過した後の洗浄液の拡がりが、支持部材743に遮られにくくなる。したがって、ブレード74の表面の広い範囲に、洗浄液をより効率よく供給できる。
また、図7、図9、および図11に示すように、本実施形態のブレード74は、収納位置において、水平姿勢ではなく、水平面に対して傾斜した姿勢で収納される。より具体的には、ブレード74の両面のうち、ワイプ処理時に吐出面210と接触する面が、洗浄ノズル72側を向くような傾斜姿勢となる。このようにすれば、洗浄ノズル72から吐出された洗浄液を、ブレード74の汚れやすい面に、より効率よく供給できる。また、供給された洗浄液は、ブレード74の傾斜に沿って、速やかに下方へ流れ落ちる。したがって、ブレード74の表面から、錠剤9の微粉やインクを、より効率よく除去できる。
<5.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、洗浄ノズル72の第1吐出口721が、ヘッド21の吐出面210に対して垂直に向けられていた。しかしながら、図12のように、第1吐出口721は、ヘッド21の吐出面210に対して斜めに向けられていてもよい。このようにすれば、第1吐出口721から吐出された洗浄液が、インクノズル211内に入り込みにくくなる。したがって、インクノズル211内の未吐出のインクに、洗浄液が混合されることを抑制できる。
また、上記の実施形態では、キャップ71の位置が固定され、ヘッド21が下降することによって、キャップ71の上端縁とヘッド21の吐出面210とを接触させていた。しかしながら、キャップ71に上下移動機構を設け、キャップ71を上昇させることによって、キャップ71の上端縁とヘッド21の吐出面210とを接触させてもよい。
また、上記の実施形態では、印刷部20に、4つのヘッド21が設けられていた。そして、4つのヘッド21の各々に対して、ヘッド移動機構22と洗浄ユニット23とが、設けられていた。しかしながら、印刷部20に含まれるヘッド21の数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。また、ヘッド移動機構22および洗浄ユニット23の数も、上記の例には限定されない。また、錠剤印刷装置1は、錠剤9の表面に印刷を行う印刷部と、錠剤9の裏面に印刷を行う印刷部と、を備えていてもよい。
また、本発明において処理対象となる「錠剤」は、例えば、素錠、口腔内崩壊錠(OD錠)、フィルムコーティング錠(FC錠)、糖衣錠、割線錠などを含むが、必ずしも医薬品としての錠剤には限定されない。本発明の錠剤印刷装置は、健康食品としての錠剤や、ラムネ等の錠菓に対して、印刷を行うものであってもよい。
また、錠剤印刷装置1の細部の構成については、本願の各図と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 錠剤印刷装置
9 錠剤
10 錠剤搬送機構
12 搬送ベルト
20 印刷部
21 ヘッド
22 ヘッド移動機構
23 洗浄ユニット
30 乾燥機構
40 制御部
60 隔壁
61 開口部
71 キャップ
72 洗浄ノズル
73 洗浄液供給部
74 ブレード
75 ブレード移動機構
210 吐出面
211 インクノズル
221 アーム
222 上下移動機構
223 移動ステージ
224 水平移動機構
711 ブレード収納穴
721 第1吐出口
722 第2吐出口
731 洗浄液供給源
732 送液配管
733 送液ポンプ
741 ブレード基部
742 ブレード先端部
743 支持部材
744 側端部
745 連通路
746 テーパ面
A1 印刷エリア
A2 洗浄エリア

Claims (16)

  1. 錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷装置であって、
    インク滴を吐出する複数のインクノズルが配列された吐出面を有するヘッドと、
    前記ヘッドの前記吐出面を洗浄する洗浄ユニットと、
    を備え、
    前記洗浄ユニットは、
    前記吐出面を覆うキャップと、
    前記吐出面に洗浄液を吐出する洗浄ノズルと、
    前記吐出面に付着した洗浄液を拭き取るブレードと、
    を有し、
    前記洗浄ノズルおよび前記ブレードが、前記キャップの内部に設けられている錠剤印刷装置。
  2. 請求項1に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ユニットは、
    前記ブレードを、前記キャップ内に収納された収納位置と、前記キャップから突出した起立位置と、の間で移動させるブレード移動機構
    をさらに有する錠剤印刷装置。
  3. 請求項2に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記ブレードは、前記吐出面に接触する先端部を有し、
    前記先端部の一対の側端部は、前記キャップの内側縁よりも外側に位置する錠剤印刷装置。
  4. 請求項3に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記キャップは、
    前記先端部の前記一対の側端部を収納するブレード収納穴
    を有する錠剤印刷装置。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記収納位置において、前記ブレードは、水平面に対して傾斜した姿勢で収納される錠剤印刷装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ノズルは、前記吐出面の長辺に沿って延びる管状のノズルである錠剤印刷装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ノズルは、前記吐出面に向けて洗浄液を吐出する複数の第1吐出口を有し、
    前記複数の第1吐出口は、前記吐出面に対して斜めに向けられている錠剤印刷装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ノズルは、前記ブレードへ向けて洗浄液を吐出する第2吐出口を有する錠剤印刷装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ユニットは、前記ブレードを支持する支持部材をさらに有し、
    前記支持部材に連通路が設けられ、
    前記洗浄ノズルから吐出された洗浄液が、前記連通路を通って、前記ブレードへ供給される錠剤印刷装置。
  10. 請求項9に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記支持部材は、前記連通路から前記ブレードへ向かうにつれて徐々に間隔が拡がる一対のテーパ面を有する錠剤印刷装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄ユニットが配置される洗浄エリアと、
    錠剤に対して印刷が行われる印刷エリアと、
    前記洗浄エリアと前記印刷エリアとの間で、前記ヘッドを移動させるヘッド移動機構と、
    を備える錠剤印刷装置。
  12. 請求項11に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記洗浄エリアと前記印刷エリアとを仕切る隔壁
    をさらに備える錠剤印刷装置。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記ヘッドおよび前記洗浄ユニットを動作制御する制御部
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記洗浄ノズルから前記吐出面に前記洗浄液を吐出する洗浄液供給処理と、
    前記洗浄液供給処理の後に、前記吐出面に付着した洗浄液を、前記ブレードで拭き取るワイプ処理と、
    を順次に実行する錠剤印刷装置。
  14. 請求項13に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記制御部は、前記洗浄液供給処理において、前記洗浄ノズルから、前記洗浄液を間欠吐出する錠剤印刷装置。
  15. 請求項13または請求項14に記載の錠剤印刷装置であって、
    前記制御部は、
    前記ワイプ処理の後に、前記ヘッドの複数の前記インクノズルからインクを吐出するパージ処理
    をさらに実行する錠剤印刷装置。
  16. 錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷装置であって、
    インク滴を吐出する複数のインクノズルが配列された吐出面を有するヘッドと、
    前記ヘッドの前記吐出面を洗浄する洗浄ユニットと、
    を備え、
    前記洗浄ユニットは、
    前記吐出面を覆うキャップと、
    前記吐出面に付着した洗浄液を拭き取るブレードと、
    前記ブレードを、前記キャップ内に収納された収納位置と、前記キャップから突出した起立位置と、の間で移動させるブレード移動機構
    を有し、
    前記ブレードは、前記吐出面に接触する先端部を有し、
    前記先端部の一対の側端部は、前記キャップの内側縁よりも外側に位置し、
    前記キャップは、
    前記先端部の前記一対の側端部を収納するブレード収納穴
    を有する錠剤印刷装置。
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