JP2017202412A5 - - Google Patents

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しかし、特許文献1のようなパチンコ遊技機においては、いわゆるオーバー入賞の報知演出によって、該報知演出以外の一部の演出が阻害されてしまうといった問題があった。
この発明はかかる事情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、可変入賞手段への所定の上限数を超えた入賞の報知演出によって該報知演出以外の一部の演出が阻害されることを防止することが可能な遊技機を提供することである。
) 遊技者にとって有利な有利状態(たとえば、大当り状態)に制御可能な遊技機(たとえば、パチンコ遊技機1)であって、
遊技媒体(たとえば、遊技球)が入賞容易な第1状態(たとえば、開放状態)と、遊技媒体が入賞困難または入賞不能な第2状態(たとえば、閉鎖状態)とに変化可能な可変入賞手段(たとえば、特別可変入賞球装置7A,7B)と、
前記有利状態として、所定期間(たとえば、大入賞口開放上限時間)が経過することまたは所定の上限数(たとえば、入賞上限判定値=10個)の遊技媒体が入賞することの少なくともいずれか一方が成立するまで前記可変入賞手段を前記第1状態に変化させることが可能な特定遊技(たとえば、ラウンド遊技)を所定回(たとえば、16ラウンド,6ラウンド)、実行する可変入賞制御手段(たとえば、遊技制御用マイクロコンピュータ100)と、
記特定遊技において遊技媒体が前記所定の上限数を超えて前記可変入賞手段に入賞したこと(たとえば、いわゆるオーバー入賞したこと)に基づいて、報知演出(たとえば、インターバル期間から次のラウンド遊技の期間に亘って行なわれる猫の鳴き声の演出音の出力。図43参照。)を実行する報知演出実行手段(たとえば、演出制御用CPU120、図40のステップS918)と、
第1条件(たとえば、大当り表示結果となること)が成立したが第2条件が非成立のときに複数種類の前記有利状態のうちの第1有利状態(たとえば、プレミアム演出を実行しない大当り状態)に制御し、前記第1条件と第2条件(たとえば、所定回数、連続して大当り状態となること、確変状態中に特定のリーチで大当りとなること)とが成立したときに複数種類の前記有利状態のうちの第2有利状態(たとえば、プレミアム演出を実行する大当り状態)に制御する有利状態制御手段と、
前記第2有利状態の所定期間(たとえば、2〜6ラウンドの期間)、前記第1有利状態では実行しない所定演出(たとえば、プレミアム演出)を実行する所定演出実行手段(たとえば、演出制御用CPU120、図35のステップS803,図36のステップS752)とを備え、
前記報知演出実行手段は、前記報知演出を実行するときであって、所定条件が成立したことによる報知演出制限期間が設定されていないときは、第1演出手段および第2演出手段により前記報知演出を実行し、
前記報知演出制限期間が設定されているときは、前記第1演出手段または前記第2演出手段のいずれか一方によって前記報知演出を実行するように前記報知演出の実行を制限する。
このような構成によれば、可変入賞手段への所定の上限数を超えた入賞の報知演出によって該報知演出以外の一部の演出が阻害されることを防止することが可能な遊技機を提供することができる。
(1) 遊技者にとって有利な有利状態(たとえば、大当り状態)に制御可能な遊技機(たとえば、パチンコ遊技機1)であって、
遊技媒体(たとえば、遊技球)が入賞容易な第1状態(たとえば、開放状態)と、遊技媒体が入賞困難または入賞不能な第2状態(たとえば、閉鎖状態)とに変化可能な可変入賞手段(たとえば、特別可変入賞球装置7A,7B)と、
前記有利状態として、所定期間(たとえば、大入賞口開放上限時間)が経過することまたは所定の上限数(たとえば、入賞上限判定値=10個)の遊技媒体が入賞することの少なくともいずれか一方が成立するまで前記可変入賞手段を前記第1状態に変化させることが可能な特定遊技(たとえば、ラウンド遊技)を所定回(たとえば、16ラウンド,6ラウンド)、実行する可変入賞制御手段(たとえば、遊技制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記有利状態において、前記可変入賞手段に設けられた特別領域に遊技媒体が入賞したことに基づいて、遊技者にとって有利な特別状態(たとえば、確変状態)に制御する特別状態制御手段(たとえば、遊技制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記特定遊技において遊技媒体が前記所定の上限数を超えて前記可変入賞手段に入賞したこと(たとえば、いわゆるオーバー入賞したこと)に基づいて、報知演出(たとえば、インターバル期間から次のラウンド遊技の期間に亘って行なわれる猫の鳴き声の演出音の出力。図43参照。)を実行する報知演出実行手段(たとえば、演出制御用CPU120、図40のステップS918)と、
第1条件(たとえば、大当り表示結果となること)が成立したが第2条件が非成立のときに複数種類の前記有利状態のうちの第1有利状態(たとえば、プレミアム演出を実行しない大当り状態)に制御し、前記第1条件と第2条件(たとえば、所定回数、連続して大当り状態となること、確変状態中に特定のリーチで大当りとなること)とが成立したときに複数種類の前記有利状態のうちの第2有利状態(たとえば、プレミアム演出を実行する大当り状態)に制御する有利状態制御手段と、
前記第2有利状態の所定期間(たとえば、2〜6ラウンドの期間)、前記第1有利状態では実行しない所定演出(たとえば、プレミアム演出)を実行する所定演出実行手段(たとえば、演出制御用CPU120、図35のステップS803,図36のステップS752)と、
前記所定演出に関連して前記報知演出の実行を制限する第1報知演出制限手段(たとえば、演出制御用CPU120、図40のステップS913。プレミアム演出は連チャン回数=10かつラウンド数=2〜6のラウンド遊技で実行されるので、このときに制限する。)とを備え、
前記報知演出実行手段は、前記報知演出を実行するときであって、所定条件が成立したことによる報知演出制限期間が設定されていないときは、第1演出手段および第2演出手段により前記報知演出を実行し、
前記報知演出制限期間が設定されているときは、前記第1演出手段または前記第2演出手段のいずれか一方によって前記報知演出を実行するように前記報知演出の実行を制限する第2報知演出制限手段をさらに備える。
このような構成によれば、第1条件の成立で制御される第1有利状態では実行されない所定演出が実行され、第1条件に加えて第2条件の成立で制御される第2有利状態の所定期間に実行される所定演出に関連して、所定の上限数を超えた可変入賞手段への入賞の報知演出の実行が制限される。その結果、付加的な条件の成立が不要な第1有利状態では実行されない演出が、可変入賞手段への所定の上限数を超えた入賞の報知演出によって阻害されることを防止することが可能な遊技機を提供することができる。

Claims (1)

  1. 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
    遊技媒体が入賞容易な第1状態と、遊技媒体が入賞困難または入賞不能な第2状態とに変化可能な可変入賞手段と、
    前記有利状態として、所定期間が経過することまたは所定の上限数の遊技媒体が入賞することの少なくともいずれか一方が成立するまで前記可変入賞手段を前記第1状態に変化させることが可能な特定遊技を所定回、実行する可変入賞制御手段と、
    記特定遊技において遊技媒体が前記所定の上限数を超えて前記可変入賞手段に入賞したことに基づいて、報知演出を実行する報知演出実行手段と、
    第1条件が成立したが第2条件が非成立のときに複数種類の前記有利状態のうちの第1有利状態に制御し、前記第1条件と第2条件とが成立したときに複数種類の前記有利状態のうちの第2有利状態に制御する有利状態制御手段と、
    前記第2有利状態の所定期間、前記第1有利状態では実行しない所定演出を実行する所定演出実行手段とを備え、
    前記報知演出実行手段は、前記報知演出を実行するときであって、所定条件が成立したことによる報知演出制限期間が設定されていないときは、第1演出手段および第2演出手段により前記報知演出を実行し、
    前記報知演出制限期間が設定されているときは、前記第1演出手段または前記第2演出手段のいずれか一方によって前記報知演出を実行するように前記報知演出の実行を制限する、遊技機。
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