JP2017191695A - モールド部付電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁された導体を含むモールド部付電線において、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることを目的とする。
【解決手段】モールド部付電線100は、導体部1と、前記導体部1の端部に接続された端子2と、一端側から前記端子2が突出し、かつ、他端側から前記導体部1が突出するように前記導体部1と前記端子2との接続部分を覆うモールド部3と、前記モールド部3と前記導体部1との周囲を覆い、熱収縮チューブ40が収縮した絶縁性の被覆部4と、前記モールド部3の外周面に設けられ、前記一端側を向いた段差形成面61を含む段差形成部材6と、を備える。モールド部付電線100において、前記被覆部4の端部が、前記段差形成面61によって形成された段差部Sに引っ掛かっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モールド部と端子付電線とを備えるモールド部付電線に関する。
例えば、特許文献1には、導体と絶縁被覆とを備える絶縁電線の端部に端子が接続された端子付電線と、絶縁電線と端子との接続部を覆うモールド部と、を備えるモールド部付電線が示されている。
特開2013−187041号公報
しかしながら、特許文献1に示される例では、モールド部付電線を製造する際に、絶縁電線の端部の絶縁被覆を除去する工程が必要となる。
本発明は、絶縁された導体を含むモールド部付電線において、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るモールド部付電線は、導体部と、前記導体部の端部に接続された端子と、一端側から前記端子が突出し、かつ、他端側から前記導体部が突出するように前記導体部と前記端子との接続部分を覆うモールド部と、前記モールド部と前記導体部との周囲を覆い、熱収縮チューブが収縮した絶縁性の被覆部と、前記モールド部の外周面に設けられ、前記一端側を向いた段差形成面を含む段差形成部材と、を備え、前記被覆部の端部が、前記段差形成面によって形成された段差部に引っ掛かっている。
第2の態様に係るモールド部付電線は、第1の態様に係るモールド部付電線であって、前記段差形成部材は、前記モールド部の外周面に形成された位置決め凹部に嵌っている。
第3の態様に係るモールド部付電線は、第1又は第2の態様に係るモールド部付電線であって、前記段差形成部材の周囲に設けられ、前記被覆部と前記段差形成部材との間および前記モールド部と前記段差形成部材との間を埋める接着部をさらに備える。
第4の態様に係るモールド部付電線は、第1から第3のいずれか1つの態様に係るモールド部付電線であって、前記段差形成部材は、弾性材料によって形成されている。
第5の態様に係るモールド部付電線は、第1から第4のいずれか1つの態様に係るモールド部付電線であって、前記段差形成部材は、周方向全体に亘って一連となるようにリング状に形成されている。
第6の態様に係るモールド部付電線は、第1から第5のいずれか1つの態様に係るモールド部付電線であって、前記導体部と前記被覆部との間に隙間が形成されている。
第1から第6の態様によると、モールド部及び導体部を熱収縮チューブに通した状態で、熱収縮チューブを加熱することで、モールド部と導体部との周囲を覆う被覆部が形成される。この場合、導体部は被覆部により絶縁される。ここで、被覆部の端部は、段差部に引っ掛かっている。このため、導体部に対する被覆部の位置ずれが抑制され、導体部を被覆部によってより確実に絶縁できる。これにより、導体部を絶縁被覆した絶縁電線を使用せずに裸状態の導体部の端部と端子とを接続した場合であっても、導体部を被覆部によって確実に絶縁できる。以上より、絶縁された導体部を含むモールド部付電線において、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることが可能となる。
特に、第2の態様によると、熱収縮チューブの収縮時などに段差形成部材がモールド部に対して位置ずれすること又は姿勢が曲がることを抑制することができることによって、製品の品質の安定化を図ることができる。
特に、第3の態様によると、接着部を備えることにより被覆部と段差形成部材との間およびモールド部と段差形成部材との間でより確実に止水できる。
特に、第4の態様によると、モールド部のうち段差形成部材が設けられる部分よりも一端側の外寸が大きい場合でも、段差形成部材を容易に後付することができる。また、段差形成部材が拡張した状態で設けられていれば、段差形成部材がモールド部を締め付けることによってモールド部と段差形成部材との間をより確実に止水できる。
特に、第5の態様によると、段差形成部材が2部品以上になる場合に比べて部品点数を少なく抑えることができる。
特に、第6の態様によると、導体部と被覆部との間に隙間が形成されているため、導体部を曲げ易くすることができる。
実施形態に係るモールド部付電線の一部断面図である。 実施形態に係るモールド部付電線の一部を拡大した断面図である。 実施形態に係るモールド部付電線の製造方法を説明する説明図である。 第1変形例に係るモールド部付電線の一部を拡大した断面図である。 第2変形例に係るモールド部付電線の一部を拡大した断面図である。 第3変形例に係るモールド部付電線の一部を拡大した断面図である。 第4変形例に係るモールド部付電線の平面図である。 第5変形例に係るモールド部付電線の一部断面図である。
{実施形態}
以下、実施形態に係るモールド部付電線について説明する。図1は、実施形態に係るモールド部付電線100の一部断面図である。図2は、実施形態に係るモールド部付電線100の一部を拡大した断面図である。図3は、実施形態に係るモールド部付電線100の製造方法を説明する説明図である。
モールド部付電線100は、導体部1と端子2とモールド部3と被覆部4と段差形成部材6とを備える。そして、被覆部4の端部は、段差形成部材6によって形成される段差部Sに引っ掛かっている。モールド部付電線100は、例えば、自動車等の車両に搭載されるワイヤーハーネスに含まれる。
まず、モールド部付電線100の導体部1について説明する。導体部1は、線状の金属の部材である。例えば、導体部1は、銅又はアルミニウム等の金属を主成分とする線状の部材である。
また、本実施形態では、導体部1は、曲げ可能な柔軟な部材である。導体部1は、例えば、複数の素線が撚り合わされた撚り線である場合又は複数の素線が編まれた編組線である場合等が考えられる。なお、導体部1が、単芯線等であってもよく、直線状が維持される部材であってもよい。
導体部1は、モールド部付電線100の製造時には、裸状態である。ここでは、裸状態の導体部1の端部に端子2が接続され、その後、導体部1の周囲が被覆部4によって覆われる。詳細については後述する。
次に、端子2について説明する。端子2は、導体部1の端部に接続されている。これにより、導体部1と端子2とが電気的に接続される。端子2は、例えば、銅等の金属を主成分とする部材である。
本実施形態では、図1に示されるように、端子2は、導体部1の端部に接続される第一接続部21と、この端子2の接続相手である相手側部材に接続可能な第二接続部22と、を備える。
ここでは、第一接続部21は、導体部1の端部に圧着可能な圧着片を含む。モールド部付電線100においては、第一接続部21の圧着片が導体部1の端部の周囲を覆う状態でかしめられる。なお、第一接続部21が、導体部1と熱溶接又は超音波溶接等の溶接によって接続される場合も考えられる。この場合、第一接続部21は、例えば、導体部1の端部を溶接可能な平板状に形成されていること等が考えられる。
また、ここでは、第二接続部22には、相手側部材に対しボルト締結を可能にする締結孔220が形成されている、なお、端子2の接続相手の相手側部材としては、例えば、端子台等が考えられる。
次に、モールド部3について説明する。モールド部3は、一端側から端子2が突出し、かつ、他端側から導体部1が突出するように導体部1と端子2との接続部分を覆っている。より具体的には、モールド部3は、導体部1の端部と端子2の第一接続部21とを覆っている。
モールド部3は、例えば、導体部1と端子2とをインサート部品としてこれらの接続部分を覆うようにインサート成形される。モールド部3を構成する樹脂としては、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンスルファイド)樹脂、PPA(ポリフタルアミド)樹脂、LCP樹脂(液晶ポリマー)、フェノール系、ポリエステル系、ポリアミド系又はエポキシ系の樹脂等が考えられる。
モールド部付電線100において、モールド部3の一端側からは、端子2が突出する。より具体的には、モールド部3の一端側からは、端子2の第二接続部22が突出する。一方、モールド部3の他端側からは導体部1が突出する。より具体的には、モールド部3の他端側からは、導体部1の端部を除く部分が突出する。
ここでは、図1に示されるように、モールド部3は、導体部1と端子2との接続部分を覆う一端側の部分を成す第一部分35と、第一部分35から導体部1側へ突出し他端側の部分を成す第二部分36と、を備える。図1に示されるように、第二部分36は、導体部1のみの周囲を覆っている部分でもある。また、第二部分36は、第一部分35よりも外径が小さく形成されている。もっとも第一部分35と第二部分36とは同じ外径に形成されていてもよいし、第二部分36の方が大きく形成されていてもよい。また、ここでは、モールド部3の延在方向は、導体部1の延在方向と一致している。
段差形成部材6は、図1に示されるように、モールド部3の外周面に設けられている。本実施形態では、モールド部3の第二部分36の外周面に、段差形成部材6が設けられている。段差形成部材6は、一端側を向く段差形成面61を含む。これにより、モールド部3の外周側に段差部Sが形成されている。つまり、モールド部3の外周面に段差形成部材6を設けたことによって段差部Sが形成されている。段差部Sは、段差形成面61に対して他端側の部分が段差形成面61に対して一端側の部分よりもモールド部3の径方向外方に存在するように突出して形成されている。ここでは段差形成部材6のうち段差形成面61の外周側部分に連なる部分が第二部分36の外周面よりも外周側に存在するように突出して形成されている。
ここでは、段差形成部材6は、例えば、ゴムなどの弾性材料によって形成されている。また、段差形成部材6は、周方向全体に亘って一連となるようにリング状に形成されている。本実施形態においては、段差形成部材6は、Oリングのように弾性材料によって一連の円環状に形成されている。従ってここでは、段差形成面61は、半円弧状面をなしている。また、段差形成面61よりも一端側に段差形成部材6に含まれる部分が存在していない。ここでは、段差形成部材6に対して一端側に位置するモールド部3の外周面よりも段差形成部材6の外周面がモールド部3の径方向外方に突出していることによって、段差部Sが形成されている。本実施形態の段差部Sは、モールド部3(第二部分36)の外周面と段差形成面61とに沿って形成されている。
本実施形態においては、段差部Sには、被覆部4の端部が引っ掛かる。段差部Sは、段差形成面61の内周側(モールド部3側)の面のようにモールド部3の延在方向に直交する面又は外周側に行くにつれて一端側に傾斜する面を含んでいることが好ましい。被覆部4の端部が引っ掛かり易くなるためである。
段差形成部材6の内周面と第二部分36のうち段差形成部材6が設けられる部分の外周面とは相似な形状に形成されていることが好ましい。例えば、第二部分36の外周面と段差形成部材6の内周面とが共に、円形状又は長方形状等に形成されることが考えられる。これにより、段差形成部材6が第二部分36に密着しやすくなり、止水性の向上を図ることができる。また、段差形成部材6の内径は、第二部分36のうち段差形成部材6が設けられる部分の外径と同じかそれよりも小さく形成されていることが好ましい。これにより、段差形成部材6と第二部分36との間に隙間が生じにくくなり、止水性の向上を図ることができる。特に、段差形成部材6の内径が、第二部分36のうち段差形成部材6が設けられる部分の外径よりも小さく形成されている場合、段差形成部材6が拡張するように弾性変形した状態で第二部分36に設けられることによって、段差形成部材6が第二部分36を締め付ける。これにより、止水性の向上を図ることができる。
次に、被覆部4について説明する。モールド部付電線100において、被覆部4は、モールド部3と導体部1との周囲を覆う。より具体的には、ここでは、被覆部4は、モールド部3の他端側(第二部分36)と第二部分36から延び出る導体部1との周囲を覆っている。
そして、被覆部4は、熱収縮チューブ40が収縮した絶縁性の部材である。熱収縮チューブ40は、例えば、ポリオレフィン系、ナイロン系、シリコーン系、フッ素樹脂系又はポリエステルエラストマー系などの合成樹脂からなる筒状の部材である。熱収縮チューブ40は、押し出し成形により細い筒状に成形された樹脂部材が、加熱された状態で太い筒状へ引き伸ばされた後に冷却されることによって得られる。このようにして得られた熱収縮チューブ40は、加熱された場合、引き伸ばされる前の細い筒状まで収縮する形状記憶特性を有する。
また、図1に示されるように、本実施形態では、被覆部4と導体部1との間には、接着部が設けられていない。つまり、被覆部4と導体部1とは、接着されていない。これにより、モールド部付電線100において導体部1は、被覆部4内で導体部1の延在方向に移動可能とされる。この場合、接着部によって導体部1の柔軟性が阻害されることを抑制できる。
また、ここでは、被覆部4と導体部1との間に隙間が形成されている。即ち、被覆部4が導体部1に密着していない。このため、導体部1の柔軟性がより阻害されない。また、この場合、被覆部4と導体部1との間の隙間は、例えば、導体部1の両側に設けられたモールド部3の間の部分全体に亘って形成されていることが考えられる。
上記のような状態とするために、ここでは、例えば、被覆部4として、最も収縮した状態で導体部1の外径よりも大きい内径となる熱収縮チューブ40が採用されていることが考えられる。なお、他の例として、熱収縮チューブ40を加熱する時間及び温度を調節することで、被覆部4と導体部1との間に隙間が形成される場合等も考えられる。
<製造方法>
次に、図1〜3を参照しつつ、モールド部付電線100の製造方法について説明する。モールド部付電線100の製造方法は、接続工程と、モールド成形工程と、段差形成部材取付工程と、被覆部形成工程と、を備える。
接続工程は、線状の導体部1の端部に端子2を接続する工程である。ここでは、端子2の第一接続部21と導体部1の端部とを圧着する圧着作業が行われる。
本実施形態では、次に、モールド成形工程が行われる。モールド成形工程は、導体部1と端子2との接続部分を、一端側から端子2が突出し、かつ、他端側から導体部1が突出するように覆うモールド部3を成形する工程である。ここでは、所定の金型内に端子2と導体部1との接続部分をセットした状態で、溶融した樹脂が金型内に注入される。そして、金型内の樹脂が固化することで、端子2と導体部1との接続部分を覆うモールド部3が成形される。
本実施形態では、次に、段差形成部材取付工程が行われる。段差形成部材取付工程は、モールド部3の外周面に段差形成部材6を設ける工程である。ここでは、図3に示されるように、段差形成部材6がモールド部3の第二部分36の外周面に設けられる。例えば、段差形成部材6の内径を拡張させるように弾性変形させた状態で、端子2及びモールド部3を段差形成部材6に挿通したのち、段差形成部材6を弾性復帰させることが考えられる。この場合、モールド部3の第一部分35が第二部分36よりも大径であっても、段差形成部材6を容易にモールド部3の第二部分36に後付できる。もっとも、モールド成形工程の前に段差形成部材6を導体部1に通しておき、モールド成形工程の後で、段差形成部材6をモールド部3の第二部分36に他端側から取付けることも考えられる。
本実施形態では、次に、被覆部形成工程が行われる。被覆部形成工程は、熱収縮チューブ40を収縮させ、モールド部3と導体部1との周囲を覆う被覆部4を得る工程である。被覆部形成工程では、段差形成部材6が設けられることで生じる段差部Sに収縮後の熱収縮チューブ40の端部が引っ掛かるように熱収縮チューブ40を収縮させる。ここでは、第二部分36に段差形成部材6が設けられた状態で、図3に示されるように、モールド部3の他端側の部分、導体部1及び段差形成部材6が熱収縮チューブ40内に配される。このとき、熱収縮チューブ40のモールド部3側の端部が、段差形成部材6よりも一端側に位置するように、モールド部3の他端側の部分、導体部1及び段差形成部材6が熱収縮チューブ40内に配される。
より具体的には、熱収縮チューブ40のモールド部3側の端部が段差形成部材6の段差形成面61よりもモールド部3の一端側に位置するように、熱収縮チューブ40内にモールド部3、導体部1及び段差形成部材6が配される。そして、この状態で、熱収縮チューブ40が加熱される。加熱された熱収縮チューブ40は収縮し、モールド部3及び段差形成部材6の外周面に密着する。
ここで、加熱された熱収縮チューブ40は、径方向において収縮するとともに、その延在方向においても収縮する。このとき、熱収縮チューブ40が延在方向において過剰に収縮してしまうと、被覆したい部分の一部が露出するといった不都合が生じることが懸念される。
しかしながら、本実施形態では、熱収縮チューブ40のモールド部3側の端縁部が、段差形成部材6よりも一端側に位置した状態で、熱収縮チューブ40が加熱されるため、上記不都合を抑制することができる。即ち、熱収縮チューブ40が径方向において収縮することで、熱収縮チューブ40が、図2に示されるように、モールド部3の外周面及び段差形成部材6の外周面に密着する。ここで、熱収縮チューブ40が延在方向に収縮しようとすると、段差形成面61に熱収縮チューブ40の一部が接触し引っ掛かる。これにより、熱収縮チューブ40のモールド部3側の端部が、段差形成面61を含む段差部Sを超えてモールド部3の他端側へ移動することが規制される。なお、熱収縮チューブ40の加熱作業では、まず、熱収縮チューブ40の端部を加熱し、その後、熱収縮チューブ40の中間領域を加熱することが好ましい。この場合、熱収縮チューブ40の端部をより確実に段差部Sに引っ掛かった状態とすることができる。
熱収縮チューブ40の端部が段差部Sに引っ掛かった状態で、熱収縮チューブ40の収縮作業が完了することで、モールド部3と導体部1との周囲を覆う被覆部4が形成され、モールド部付電線100を得ることができる。なお、以上より、本実施形態では、モールド部付電線100において被覆部4の端部が段差部Sに引っ掛かっているとは、被覆部4の端部が、少なくとも段差形成面61に密着する部分を含む状態を意味する。なお、被覆部4の端部が、段差部Sを挟んで存在する段差形成部材6の両方に密着していることが好ましい。より詳細には、第二部分36のうち段差形成面61よりも一端側に位置する部分の外周面および段差形成部材6の段差形成面61とは反対側を向く面とに密着していることが好ましい。この場合、被覆部4の端部がより確実に、段差部Sに引っ掛かる。
<効果>
本実施形態では、モールド部3及び導体部1を熱収縮チューブ40に通した状態で、熱収縮チューブ40を加熱することで、モールド部3と導体部1との周囲を覆う被覆部4が形成される。この場合、導体部1は被覆部4により絶縁される。ここで、被覆部4の端部は、段差部Sに引っ掛かっている。このため、導体部1に対する被覆部4の位置ずれが抑制され、導体部1を被覆部4によってより確実に絶縁できる。これにより、導体部1を絶縁被覆した絶縁電線を使用せずに裸状態の導体部1の端部と端子2とを接続した場合であっても、導体部1を被覆部4によって確実に絶縁できる。以上より、絶縁された導体部1を含むモールド部付電線100において、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることが可能となる。
また、本実施形態では、段差部Sがモールド部3の外周面と段差形成部材6の段差形成面61とに沿って形成されているため、段差形成部材6の形状が複雑になること及び段差形成部材6が大型化することを抑制することができる。
また、本実施形態では、段差形成部材6が弾性材料によって形成されているため、モールド部3のうち段差形成部材6が設けられる部分よりも一端側の外寸が大きい場合でも、段差形成部材6を容易に後付することができる。また、段差形成部材6が拡張した状態で設けられていれば、段差形成部材6がモールド部3を締め付けることによってモールド部3と段差形成部材6との間をより確実に止水できる。
また、本実施形態では、段差形成部材6が周方向全体に亘って一連となるようにリング状に形成されているため、段差形成部材6が2部品以上になる場合に比べて部品点数を少なく抑えることができる。
また、本実施形態では、導体部1と被覆部4との間に隙間が形成されているため、導体部1を曲げ易くすることができる。
{変形例}
次に、実施形態に係るモールド部付電線100の各変形例について説明する。
{第1変形例}
まず、第1変形例に係るモールド部付電線について説明する。図4は、第1変形例に係るモールド部付電線100Aの一部を拡大した断面図である。なお、図4において、図1〜3に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
図4に示されるように、本例のモールド部付電線100Aでは、段差形成部材6は、モールド部3Aの外周面に形成された位置決め凹部38に嵌っている。
位置決め凹部38は、モールド部3Aの周方向に沿って形成されている。位置決め凹部38は、モールド部3Aの外周面側から内側へ凹むように形成されている。より詳細には、位置決め凹部38は、第二部分36Aに形成されている。位置決め凹部38は、段差形成部材6の高さよりも浅く内側に凹むように形成されている。これにより、位置決め凹部38に嵌っている段差形成部材6の外周側部分は、位置決め凹部38から外方に突出し、段差を形成可能となる。
位置決め凹部38は、段差形成部材6のモールド部3A側の面(内周面)が嵌ることができる形状に形成されていればよい。本例では、図4に示されるように、位置決め凹部38は、位置決め凹部38の底部を成しモールド部3Aの周方向に沿う底面380と、モールド部3Aの一端側で底面380に連なる第一壁面381と、モールド部3Aの他端側で底面380に連なる第二壁面382と、を含む。ここでは、底面380は、モールド部3Aの延在方向に沿って延びて形成されている。そして、第一壁面381及び第二壁面382が、底面380に対し傾斜するように構成されている。なお、位置決め凹部38の他の例として、第一壁面381及び第二壁面382と底面380とが成す角度が、90度の場合も考えられる。また、他の態様として、第一壁面381及び第二壁面382と底面380とが湾曲面によって繋がっている場合等が考えられる。また、第一壁面381と第二壁面382とが、底面380を介さず繋がっている場合、即ち、位置決め凹部38がモールド部3Aの周方向に沿うV字状の凹部である場合等も考えられる。
このようなモールド部付電線100Aによると、熱収縮チューブ40の収縮時などに段差形成部材6がモールド部3Aに対して位置ずれすることを抑制することができる。また、熱収縮チューブ40の収縮時などに段差形成部材6のモールド部3Aに対する姿勢が曲がること、つまり、段差形成部材6の周方向の一部がモールド部3Aの延在方向にずれることを抑制することができる。これらより、製品の品質の安定化を図ることができる。
{第2変形例}
次に、第2変形例に係るモールド部付電線について説明する。図5は、第2変形例に係るモールド部付電線100Bの一部を拡大した断面図である。なお、図5において、図1〜4に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
図5に示されるように、本例のモールド部付電線100Bは、段差形成部材6の周囲に設けられた接着部5をさらに備える。
モールド部付電線100Bにおいて、接着部5は、被覆部4と段差形成部材6との間およびモールド部3と段差形成部材6との間を埋める。これにより、モールド部3の外周面を伝って被覆部4の導体部1側へ水等の液体が浸入することが抑制される。接着部5としては、例えば、ポリアミド系、変性オレフィン系又はポリエステル系の接着剤52が採用されることが考えられる。接着部としては、ホットメルト接着剤が採用されることが考えられる。
本例では、第二部分36に取付ける前の段差形成部材6に予め熱可塑性の接着剤52がコーティングされる。つまり、軟化した接着剤52が段差形成部材6の周面に塗布されたのち当該接着剤52が硬化される。例えば、軟化した接着剤52が収められた容器内に段差形成部材6を浸すことで容易に段差形成部材6に接着剤52をコーティングすることができる。そして、硬化した熱可塑性の接着剤52付の段差形成部材6が第二部分36に設けられると共に収縮前の熱収縮チューブ40が設けられた状態で、熱収縮チューブ40が加熱される。加熱により熱収縮チューブ40が収縮すると共に接着剤52が軟化し、やがて、熱収縮チューブ40の内周面及び第二部分36の外周面が段差形成部材6の周囲の接着剤52に接着されて接着部5を成す。これにより、接着部5が、熱収縮チューブ40が収縮した部材である被覆部4と段差形成部材6との間及びモールド部3と段差形成部材6との間に介在することになり、モールド部付電線100Bの止水を行うことができる。
なお、その他の例として、接着剤52が段差形成部材6に予め設けられる代わりに接着剤52が第二部分36の外周面及び収縮前の熱収縮チューブ40の内周面に予め設けられる場合等も考えられる。
このようなモールド部付電線100Bによると、接着部5を備えることにより被覆部4と段差形成部材6との間およびモールド部3と段差形成部材6との間でより確実に止水できる。
{第3変形例}
次に、第3変形例に係るモールド部付電線について説明する。図6は、第3変形例に係るモールド部付電線100Cの一部を拡大した断面図である。なお、図6において、図1〜5に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
図6に示されるように、本例のモールド部付電線100Cにおいては、段差形成部材6Cが小径部65と大径部66とを含み、小径部65と大径部66との間で熱収縮チューブ40の端部が引っ掛かる段差部Sを形成している。
本例では、小径部65は円筒状に形成されている。大径部66は小径部65と連通し、小径部65よりも大径な円筒状に形成されている。小径部65の内径と大径部66の内径は同径であり、大径部66の外径が小径部65の外径よりも大径に形成されている。小径部65が大径部66に対して一端側に位置するように、段差形成部材6Cが第二部分36に設けられる。大径部66の一端側を向く面が段差形成面61Cをなしている。段差形成面61Cは小径部65の外周面と直交している。小径部65の軸心方向の寸法は、熱収縮チューブ40の引掛り代を確保可能な程度の寸法に設定されている。つまり、熱収縮チューブ40のうち大径部66よりも一端側部分が小径部65の外周面に密接するように収縮可能な寸法に形成されている。
本例においても、絶縁された導体部1を含むモールド部付電線100Cにおいて、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることが可能となる。
{第4変形例}
次に、第4変形例に係るモールド部付電線について説明する。図7は、第4変形例に係るモールド部付電線100Dの平面図である。なお、図7において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
図7に示されるように、本例のモールド部付電線100Dは、複数(ここでは3つ)の導体部1及び複数(ここでは3つ)の端子2を備える。そして、3つの導体部1と3つの端子2との各々の接続部分が一のモールド部3Dによって覆われている。
本例のモールド部3Dは、1つの第一部分35と、3つの第二部分36と、を備える点で、上記の実施形態と異なる。3つの第二部分36は、1つの第一部分35から3つの各導体部1の周囲を覆うように突出して形成されている。また、3つの第二部分36各々に段差形成部材6が設けられることによって、段差部Sが形成されている。
そして、モールド部付電線100Dは、3つの被覆部4を備える。図7に示されるように、3つの被覆部4は、3つの第二部分36及びそこから延び出る導体部1をそれぞれ覆っている。
本例においても、絶縁された導体部1を含むモールド部付電線100Dにおいて、絶縁被覆を除去する工程を不要とすることが可能となる。
{第5変形例}
次に、第5変形例に係るモールド部付電線100Eについて説明する。図8は、第5変形例に係るモールド部付電線100Eの一部断面図である。なお、図8において、図1〜7に示される構成要素と同じ構成要素には、同じ参照符号が付されている。
図8に示されるように、本例のモールド部付電線100Eは、モールド部3Eの外周面に形成された第2の段差部S2を備える。
ここでは、第二部分36Eの外周面のうち段差形成部材6が設けられる部分よりも一端側に凹部39が形成されている。凹部39は、凹部39の底部を成しモールド部3Eの周方向に沿う底面390と、モールド部3Eの一端側で前記底面390に連なる第一壁面391と、モールド部3Eの他端側で前記底面390に連なる第二壁面392と、を含んでいる。凹部39における第二壁面392を含む部分が、第2の段差部S2を成している。そして、熱収縮チューブ40の端部は、段差部Sに引っ掛かっている。さらに、熱収縮チューブ40の端部は、段差部Sよりも一端側で第2の段差部S2に引っ掛かっている。
このようなモールド部付電線100Eによると、熱収縮チューブ40の端部が2つの段差部S、S2に引っ掛かっているため、熱収縮チューブ40がより位置ずれしにくくなる。
{その他の変形例}
これまで段差形成部材6が一連のリング状に形成されているものとして説明してきたが、このことは必須ではない。段差形成部材が複数の部品を合体させてリング状をなすものであってもよい。
また、これまで、段差形成部材6がモールド部3の周方向全体に亘って一連に形成されているものとして説明してきたがこのことは必須ではない。段差形成部材6がモールド部3の周方向の一部のみに形成されていてもよい。また、段差形成部材6がモールド部3の周方向全体に亘って断続的に形成されていてもよい。例えば、段差形成部材6がモールド部3の周方向に点在していてもよい。
また、これまで段差形成部材6が弾性材料で形成されているものとして説明してきたが、このことは必須ではない。段差形成部材は、樹脂又は金属等で形成されていてもよい。この場合、段差形成部材は、例えば、上記のように複数部品で構成されることによってモールド部3に取付けられることが考えられる。また、例えば、段差形成部材は、大径に形成されたものがかしめられて小径にされるなどによってモールド部3に取付けられることも考えられる。
また、これまで、被覆部4と導体部1との間に隙間があるものとして説明してきたがこのことは必須ではない。被覆部4と導体部1とは密接していてもよいし、被覆部4と導体部1との間に接着部が介在するものであってもよい。前者の場合、被覆部4は、例えば、収縮後の径が導体部1の径と同じかそれよりも小さい熱収縮チューブ40が収縮することで形成される。後者の場合、被覆部4及び接着部は、例えば、内側に接着剤の層が形成された熱収縮チューブ40が収縮することで形成される。より具体的には、被覆部4及び接着部は、熱収縮チューブ40とその熱収縮チューブ40の内側面に形成された熱可塑性の接着剤の層とを含む二層構造を有する止水チューブが加熱され、収縮することで形成される。熱収縮チューブ40の内側の接着剤は、例えば、ポリアミド系、変性オレフィン系又はポリエステル系のホットメルト接着剤などが考えられる。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
100、100A、100B、100C、100D、100E モールド部付電線
1 導体部
2 端子
3、3A、3D、3E モールド部
35 第一部分
36、36A、36E 第二部分
38 位置決め凹部
4 被覆部
40 熱収縮チューブ
5 接着部
6、6C 段差形成部材
61、61C 段差形成面
S 段差部

Claims (6)

  1. 導体部と、
    前記導体部の端部に接続された端子と、
    一端側から前記端子が突出し、かつ、他端側から前記導体部が突出するように前記導体部と前記端子との接続部分を覆うモールド部と、
    前記モールド部と前記導体部との周囲を覆い、熱収縮チューブが収縮した絶縁性の被覆部と、
    前記モールド部の外周面に設けられ、前記一端側を向いた段差形成面を含む段差形成部材と、
    を備え、
    前記被覆部の端部が、前記段差形成面によって形成された段差部に引っ掛かっている、モールド部付電線。
  2. 請求項1に記載のモールド部付電線であって、
    前記段差形成部材は、前記モールド部の外周面に形成された位置決め凹部に嵌っている、モールド部付電線。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモールド部付電線であって、
    前記段差形成部材の周囲に設けられ、前記被覆部と前記段差形成部材との間および前記モールド部と前記段差形成部材との間を埋める接着部をさらに備える、モールド部付電線。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモールド部付電線であって、
    前記段差形成部材は、弾性材料によって形成されている、モールド部付電線。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモールド部付電線であって、
    前記段差形成部材は、周方向全体に亘って一連となるようにリング状に形成されている、モールド部付電線。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモールド部付電線であって、
    前記導体部と前記被覆部との間に隙間が形成されている、モールド部付電線。
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