JP6135520B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents
ワイヤーハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP6135520B2 JP6135520B2 JP2014006931A JP2014006931A JP6135520B2 JP 6135520 B2 JP6135520 B2 JP 6135520B2 JP 2014006931 A JP2014006931 A JP 2014006931A JP 2014006931 A JP2014006931 A JP 2014006931A JP 6135520 B2 JP6135520 B2 JP 6135520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- mold
- insulated wire
- wire harness
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
まず、図1〜7を参照しつつ、第1実施形態に係るワイヤーハーネス1の構成について説明する。ワイヤーハーネス1は、絶縁電線9、端子金具8、保護部材7及びモールド部6を備える。ワイヤーハーネス1は、自動車などの車両に搭載される。
図1,2に示されるように、端子金具8が取り付けられる対象となる絶縁電線9は、長尺な導体である芯線910と、その芯線910の周囲を覆う絶縁体である絶縁被覆920と、を有する電線である。通常、芯線910は、細い導体からなる複数の素線が撚り合わされた撚り線である。しかしながら、芯線910が単線であることも考えられる。
図1,2に示されるように、端子金具8は、接点部81及び被接続部82を有する。
図1〜3に示される保護部材7は、予め成形された複数の単位成形部70が合体することによって絶縁電線9の被覆端部92の外周面にその全周に亘って密着する筒状に形成された部材である。本実施形態は、保護部材7が予め成形された2つの単位成形部70が合体することによって円筒状に形成された部材である場合の事例である。
本実施形態において、保護部材7を構成する単位成形部70は半円筒状の部材である。単位成形部70は、図4に示されるように、相手側の単位成形部70に連結される連結部75を有する。
図1,2に示されるモールド部6は、絶縁電線9、端子金具8及び保護部材7における端子金具8の接点部81と被接続部82との間の部分から保護部材7の外周面までの範囲にインサート成形によって形成された部分である。本実施形態においては、モールド部6は、絶縁電線9、端子金具8及び保護部材7における端子金具8の接点部81と被接続部82との間の部分から保護部材7の中間の部分までの範囲に形成されている。
次に、図5〜7を参照しつつ、ワイヤーハーネス1を製造するための工程について説明する。図5は、ワイヤーハーネス1の製造において、モールド部6のインサート成形に使用される金型5の断面図である。図6は、ワイヤーハーネス1の製造工程における一部の工程を示した図であり、保護部材7が絶縁電線9に取り付けられる様子を表した斜視図である。図7は、ワイヤーハーネス1の製造工程における一部の工程を示した図であり、ワイヤーハーネス1の製造工程においてモールド部6のインサート成形時の金型5、絶縁電線9、端子金具8及び保護部材7の断面図である。
まず、本実施形態におけるワイヤーハーネス1の製造に使用される金型5について説明する。金型5は、ワイヤーハーネス1の製造において使用される型部材の一例である。金型5は、図5に示されるように上金型51と下金型52とを備える。上金型51及び下金型52は、不図示の支持機構により、それらの一方又は両方が相互に対向する状態で接近すること及び離隔することが可能に支持されている。
次に、図6を参照しつつ、ワイヤーハーネス1における保護部材7の絶縁電線9の被覆端部92に対する装着工程について説明する。
次に、図7を参照しつつ、ワイヤーハーネス1におけるモールド部6の成形工程について説明する。
本実施形態においては、保護部材7が絶縁電線9の被覆端部92の外周面にその全周に亘って密着した状態で、モールド部6のインサート成形が行われる。即ち、金型5の第二収容空間502における第三収容空間503との境界部分で成形されるモールド部6の後端部60の内縁部と絶縁電線9の絶縁被覆920との間に保護部材7が介在した状態でモールド部6のインサート成形が行われる。この場合、モールド部6の後端部60の内縁部が絶縁電線9の絶縁被覆920に食い込む度合が緩和される。即ち、絶縁被覆920に食い込む部分がモールド部6に形成されにくい。
次に、図8を参照しつつ、第2実施形態に係るワイヤーハーネス1Aの構成について説明する。図8は、第2実施形態に係るワイヤーハーネス1Aの端部の平面図である。ワイヤーハーネス1Aは、ワイヤーハーネス1と比較して、複数の端子付電線90を有する点が異なっている。なお、図8において、図1〜7に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図9を参照しつつ、ワイヤーハーネス1に適用可能な応用例に係る保護部材7Zの構成について説明する。図9は、ワイヤーハーネス1の製造工程においてモールド部6のインサート成形時の金型5、絶縁電線9、端子金具8及び保護部材7Zの断面図である。保護部材7Zは、保護部材7と比較して、保護部材7Zを構成する単位成形部70Zの外側面に孔が形成されている点が異なっている。なお、図9において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
保護部材7Zがワイヤーハーネス1Aに対して適用されてもよい。
171 先端部
172 後端部
173 凹部
174 後端側内側面
1A ワイヤーハーネス
5 金型
501 第一収容空間
502 第二収容空間
503 第三収容空間
51 上金型
511 第一成形部
512 第二成形部
513 第三成形部
52 下金型
521 第一成形部
522 第二成形部
523 第三成形部
6 モールド部
60 後端部
7 保護部材
7Z 保護部材
70 単位成形部
70Z 単位成形部
700Z 孔部
75 連結部
751 突起部
752 嵌合孔部
8 端子金具
81 接点部
810 接続孔
82 被接続部
821 底板部
822 芯線かしめ部
9 絶縁電線
90 端子付電線
91 裸線部
910 芯線
92 被覆端部
920 絶縁被覆
Claims (1)
- 芯線及びその周囲を覆う絶縁被覆を有する絶縁電線と
他の部材と接続可能な接点部及び前記絶縁電線の端部の前記芯線が接続された被接続部を有する端子金具と、
予め成形された複数の単位成形部が合体することによって前記絶縁電線の前記絶縁被覆の端部の外周面にその全周に亘って密着する筒状に形成された保護部材と、
前記絶縁電線、前記端子金具及び前記保護部材における前記端子金具の前記接点部と前記被接続部との間の部分から前記保護部材の外周面までの範囲にインサート成形によって形成されたモールド部と、を備え、
前記保護部材における前記端子金具側に対し反対側の端面から前記保護部材の内側面に亘る面が、凸状の湾曲面である、ワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006931A JP6135520B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | ワイヤーハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006931A JP6135520B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | ワイヤーハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015135762A JP2015135762A (ja) | 2015-07-27 |
JP6135520B2 true JP6135520B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=53767481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014006931A Active JP6135520B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | ワイヤーハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6135520B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003234138A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-08-22 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ |
JP2012038421A (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電線の端末構造 |
-
2014
- 2014-01-17 JP JP2014006931A patent/JP6135520B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015135762A (ja) | 2015-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6142807B2 (ja) | ワイヤーハーネス | |
JP5882643B2 (ja) | コネクタ端子 | |
JP5521123B1 (ja) | 接続構造体、コネクタ、及び接続構造体の製造方法 | |
JP5914942B2 (ja) | 端子付きアルミ電線 | |
JP2013008610A (ja) | 端子付電線 | |
JP6164257B2 (ja) | モールド部付電線及びモールド部付電線製造方法 | |
JP5814711B2 (ja) | 接続構造体 | |
JP2020009640A (ja) | 端子金具、及び、端子付き電線 | |
JP2015041404A (ja) | 端子付電線 | |
JP5962589B2 (ja) | 端子付電線 | |
JP2018006160A (ja) | 端子付き電線およびその製造方法 | |
JP2017097990A (ja) | モールド部付配線部材 | |
JP6135520B2 (ja) | ワイヤーハーネス | |
JP6216620B2 (ja) | 端子防水構造 | |
JP6112022B2 (ja) | モールド部付電線 | |
US20230021593A1 (en) | Terminal, terminal-equipped electric wire, connection structure, and manufacturing method of terminal-equipped electric wire | |
JP6417738B2 (ja) | ワイヤーハーネス | |
JP6016999B2 (ja) | 接続構造体 | |
JP5971513B2 (ja) | 端子付き電線およびその製造方法 | |
JP2014229586A (ja) | ワイヤハーネス | |
JP2015180128A (ja) | モールド部付端子付電線の製造方法 | |
JP6279043B2 (ja) | 接続構造体 | |
JP2017191695A (ja) | モールド部付電線 | |
JP2015222737A5 (ja) | ||
JP2014107072A (ja) | 端子付電線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6135520 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |