JP7342761B2 - センサ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、センサ装置に関する。
特許文献1は、検出素子部に複数の出力電線部が接続されており、複数の出力電線部がシース電線としてまとめられていること、検出素子部とシース電線の端部とが樹脂モールド部内に埋設されることが開示されている。
特開2017-096828号公報
配線部材の端部が樹脂モールド部内に埋設される構成において、配線部材の外周囲と樹脂モールド部との間の止水性をさらに向上させることが望まれている。
そこで、本開示は、配線部材の端部と樹脂成形部との間の止水性をさらに向上させることを目的とする。
本開示のセンサ装置は、センサ素子と、前記センサ素子に接続された配線部材と、前記センサ素子と前記配線部材の端部を覆う樹脂成形部と、前記配線部材の外周囲と前記樹脂成形部との間に介在する環状弾性部材とを備えるセンサ装置である。
本開示によれば、配線部材の端部と樹脂成形部との間の止水性がさらに向上する。
図1は実施形態に係るセンサ装置を示す正面図である。 図2は図1のII-II線断面図である。 図3は図1のIII-III線断面図である。 図4は樹脂成形部を金型成形する工程例を示す説明図である。 図5は変形例に係るセンサ装置を示す断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のセンサ装置は、次の通りである。
(1)センサ素子と、前記センサ素子に接続された配線部材と、前記センサ素子と前記配線部材の端部を覆う樹脂成形部と、前記配線部材の外周囲と前記樹脂成形部との間に介在する環状弾性部材とを備えるセンサ装置である。このセンサ装置によると、樹脂成形部を金型成形した後に配線部材が収縮したり、樹脂ヒケが発生したとしても、環状弾性部材が変形して、前記配線部材の外周囲と前記樹脂成形部との間を埋めることができる。これにより、配線部材の端部と樹脂成形部との間の止水性をさらに向上させることができる。
(2)(1)のセンサ装置であって、前記環状弾性部材は、前記樹脂成形部よりも弾性変形容易な材料により形成されていてもよい。配線部材の収縮や樹脂成形部のヒケ等に対して、環状弾性部材が樹脂成形部よりも追随して変形することができる。
(3)(1)又は(2)のセンサ装置であって、前記環状弾性部材の内周面形状は、同径部分が前記環状弾性部材の軸方向に沿って連続する形状であってもよい。環状弾性部材が配線部材の外周囲に大きい面積で接合しやすい。これにより、配線部材の収縮に対して、環状弾性部材が追随して変形し易い。
(4)(1)から(3)のいずれか1つの態様に係るセンサ装置であって、前記環状弾性部材は、前記配線部材及び前記樹脂成形部の両方に接着していてもよい。前記環状弾性部材は、前記配線部材及び前記樹脂成形部の両方に接着しているため、配線部材の収縮及び樹脂成形部のヒケ等に対して、環状弾性部材が追随して変形し易い。
(5)(1)から(4)のいずれか1つの態様に係るセンサ装置であって、前記環状弾性部材の軸方向における一部が前記樹脂成形部に埋り、他の一部が前記樹脂成形部から出ていてもよい。環状弾性部材のうち前記他の一部を利用して配線部材を位置決めした状態で、樹脂成形部を金型成形することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のセンサ装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態]
以下、実施形態に係るセンサ装置について説明する。図1はセンサ装置10を示す正面図である。図2は図1のII-II線断面図である。図3は図1のIII-III線断面図である。図2においてセンサ素子20と内部ホルダ部40と配線部材30については、断面ではなく外形状が示されている。
センサ装置10は、センサ素子20と、配線部材30と、樹脂成形部50と、環状弾性部材70とを備える。センサ素子20は配線部材30に接続されている。樹脂成形部50は、センサ素子20と、配線部材30の端部を覆っている。配線部材30の外周囲と樹脂成形部50との間に環状弾性部材70が介在している。環状弾性部材70によって、配線部材30の外周囲と樹脂成形部50との間が埋められている。
より具体的には、センサ素子20は、磁気、光、温度等の物理量或いはそれらの変化量を検出する素子である。ここでは、センサ素子20は、素子本体部22と、リード部24とを備える。素子本体部22は、例えば,方形状に形成される。リード部24は、金属等によって形成された細長い部分である。リード部24は、素子本体部22から外方に延出している。センサ素子20の出力信号は、リード部24を介して外部に出力される。本センサ装置10は、例えば、車両における車輪の回転速度を検出するセンサとして用いられる。より具体的には、本センサ装置10は、ABS(アンチロックブレーキシステム)用のセンサとして用いられてもよい。
配線部材30は、センサ素子20に接続されている。配線部材30は、少なくとも1つの線状導体を含む。ここでは、配線部材30は、複数(ここでは2本)の電線32を含む。電線32は、導体である芯線32aと、芯線32aの周囲を覆う絶縁被覆32bとを備える。複数の電線32は束ねられた状態でシース34によって覆われている。シース34は、樹脂等によって形成された被覆である。シース34の端部から複数の電線32が延出している。複数の電線32の端部において芯線32aが露出している。複数の電線32のそれぞれの端部の芯線32aが、上記リード部24に接続される。芯線32aとリード部24との接続は、例えば、はんだ付け、圧着によりなされてもよい。配線部材は、1つの電線であってもよい。配線部材は複数の電線がシースによって覆われずに露出した状態で束ねられた部材であってもよい。
樹脂成形部50は、センサ素子20と配線部材30の端部とを覆っている。ここでは、センサ素子20と、センサ素子20と配線部材30との接続部とが、内部ホルダ部40によって一定姿勢に保持されている。内部ホルダ部40は、例えば、センサ素子20と、リード部と芯線32aとの接続部分をインサート部分として、金型成形された樹脂成形部分である。センサ素子20と、センサ素子20と配線部材30との接続部とが、内部ホルダ部40によって保持された部品は、中間部品40Mであると把握されてもよい。かかる中間部品40Mをインサート部分として、樹脂成形部50を金型成形することで、センサ素子20が樹脂成形部50内において正確な位置に埋設される。また、内部ホルダ部40を覆うように樹脂成形部50を金型成形することによって、センサ素子20に対する止水性が高められる。なお、内部ホルダ部40は、センサ素子20等をインサート部分として、金型成形された部品であることは必須ではない。例えば、内部ホルダ部40は、センサ素子20等を嵌め込み可能な形状に金型成形されており、これにセンサ素子20等が嵌め込まれてもよい。また、センサ装置10が内部ホルダ部40を備えることは必須ではない。樹脂成形部50は、センサ素子20を直接覆ってもよい。
樹脂成形部50は、内部ホルダ部40を介してセンサ素子20を覆っている。また、樹脂成形部50は、配線部材30の端部、ここでは、シース34の端部を覆っている。つまり、樹脂成形部50は、センサ素子20からシース34の端部に至る部分を覆っている。
樹脂成形部50には、複数(ここでは2つ)の環状突部56、58が形成されている。1つ目の環状突部56は、素子本体部22が埋設される位置で、樹脂成形部50の周方向に沿って外向けに突出するように形成される。2つ目の環状突部58は、センサ素子20から配線部材30が延出する側に離れた位置、ここでは、素子本体部22とシース34との間の位置で、樹脂成形部50の周方向に沿って外向けに突出するように形成される。
本実施形態では、樹脂成形部50は、さらに別の追加樹脂成形部60によって覆われている。ここでは、樹脂成形部50のうち配線部材30が延出する側の部分が、追加樹脂成形部60によって覆われている。より具体的には、追加樹脂成形部60は、樹脂成形部50のうち環状突部58から配線部材30が延出する側の部分を覆っている。追加樹脂成形部60は、樹脂成形部50に対して配線部材30が延出する側に延出し、樹脂成形部50から延出する配線部材30のシース34も覆っている。
追加樹脂成形部60に、固定部38が固定されている。固定部38は、追加樹脂成形部60の周囲に固定されるセンサ側固定部38aと、当該センサ側固定部38aから外方向に突出する車体側固定部38bとを含む。センサ側固定部38aには、追加樹脂成形部60が配置される貫通孔38ahが形成されている。車体側固定部38bには、ネジ止孔38bhが形成されている。固定部38が金型内に位置決めされた状態で、追加樹脂成形部60が金型成形されるとよい。これにより、固定部38が追加樹脂成形部60の外周部に固定される。固定部38の貫通孔38ahに追加樹脂成形部60が嵌め込まれることによって、固定部38が追加樹脂成形部60に固定されてもよい。
追加樹脂成形部60は省略されてもよい。この場合、固定部38は、樹脂成形部50に固定されてもよい。固定部38は省略されてもよい。
環状弾性部材70は、配線部材30の外周囲と樹脂成形部50との間に介在する。環状弾性部材70は、例えば、金型成形によって形成された金型成形部品である。環状弾性部材70は、配線部材30が樹脂成形部50に対して大きく収縮する際に、当該収縮に追随して配線部材30と樹脂成形部50との間を埋めることが可能な程度に伸びることができる弾性を有する。例えば、環状弾性部材70は、樹脂成形部50よりも弾性変形容易な材料により形成される。弾性変形の容易性は、弾性率によって評価されてもよい。弾性率は、例えば、ヤング率であってもよい。例えば、環状弾性部材70を構成する材料のヤング率は、樹脂成形部50を構成する材料のヤング率よりも小さくてもよい。
環状弾性部材70に、内部に配線部材30を挿通可能な孔72が形成されている。孔72の内周面形状は、配線部材30の外周囲、ここでは、シース34に周方向全体に接触可能な形状に形成される。例えば、シース34の外周囲形状が円形状であれば、孔72も円孔に形成される。孔72の内周面形状は、同径部分が環状弾性部材70の軸方向に沿って連続する形状、即ち、円筒内周面形状であることが好ましい。この場合、孔72の内周面が配線部材30の周方向全体に亘って接触した状態が、配線部材30の長手方向に沿って連続して保たれた状態となる。
環状弾性部材70の外周形状は、例えば、円形状である。環状弾性部材70の外周形状は、他の形状、例えば、方形状、楕円形状であってもよいし、円又は楕円の一部に平面、凸部、凹部等が設けられた形状であってもよい。環状弾性部材70の外周形状は、その軸方向に沿って変化していてもよい。例えば、環状弾性部材70の外周形状は、太い部分と細い部分とが連なる形状であってもよい。
環状弾性部材70の孔72に配線部材30が挿入されることによって、環状弾性部材70が配線部材30のうちシース34の端部に装着されてもよい。ここでは、環状弾性部材70は、シース34に対してその開口端部から離れた位置に装着されている。
環状弾性部材70における孔72の内周面と外周面との厚みは任意である。例えば、環状弾性部材70は、シース34の厚みと同じであってもよいし、シース34の厚みよりも大きくてもよりし、シース34の厚みと同じであってもよい。環状弾性部材70の厚みが大きければ、配線部材30と樹脂成形部50との隙間を埋めるように変形し易くなる。このため、環状弾性部材70は、シース34の厚み以上であることが好ましい。
環状弾性部材70は、例えば、ウレタン等の弾性材料によって形成される。例えば、シース34がポリウレタン又はPET(ポリエチレンテレフタレート)により形成され、樹脂成形部50がナイロン等により形成され、環状弾性部材70がウレタン(例えば熱可塑性ポリウレタン)によって形成されていてもよい。環状弾性部材70は、配線部材30のシース34及び樹脂成形部50の両方に接着した状態となっていることが好ましい。ここでの接着は、各種原理による接着、例えば、アンカー効果による接着、化学的な結合による接着、物質同士が溶着等によって混じり合うことによる接着等を含む。
環状弾性部材70の少なくとも一部が樹脂成形部50に埋っていればよい。ここでは、環状弾性部材70のうちその軸方向における一端部寄りの一部70aが樹脂成形部50に埋っている。環状弾性部材70のうちその軸方向における他端部寄りの他の一部70bは、樹脂成形部50から延出している。
環状弾性部材70の一部70bが樹脂成形部50から延出していると、図4に示すように、樹脂成形部50を金型成形する際に、環状弾性部材70の一部70bを利用して、配線部材30を位置決めできるというメリットがある。即ち、樹脂成形部50を金型成形する際には、上記中間部品40Mから延出する配線部材30を、樹脂漏れを抑制しつつ当該樹脂成形部50を成形するための金型90に位置決めすることになる。この際、金型90は、配線部材30に直接接触することを抑制しつつ、環状弾性部材70の一部70bを介して配線部材30を位置決め保持することができる。樹脂の漏れを抑制するために、環状弾性部材70を強い力で保持したとしても、配線部材30には金型による位置決め跡が残り難い。なお、中間部品40M自体は、別途設けられた位置決めピン等によって金型90内で位置決めされる。
このセンサ装置10では、センサ素子20と配線部材30の端部を覆うように樹脂成形部50を金型成形すると、配線部材30のシース34も加熱されることになる。加熱されたシース34は、熱によって膨張し、その後、収縮することが生じ得る。シース34が収縮すると、樹脂成形部50のうち配線部材30を囲む部分からシース34の表面が離れてしまうことが生じ得る。しかしながら、配線部材30が収縮したとしても、環状弾性部材70が変形して、配線部材30におけるシース34の外周囲と樹脂成形部50との間を埋めることができる。これにより、配線部材30の端部と樹脂成形部50との間の止水性をさらに向上させることができる。
また、環状弾性部材70は、樹脂成形部50の金型成形時の熱が配線部材30におけるシース34に伝わることを抑制する役割をも果すことができる。シース34へ熱が伝わることが抑制されるため、金型成形後にシース34が収縮することが抑制される。これにより、樹脂成形部50と配線部材30におけるシース34との間で隙間自体生じ難くなり、この点からも、止水性がさらに向上する。
また、環状弾性部材70は、樹脂成形部50よりも弾性変形容易な材料によって形成されている。このため、配線部材30の収縮に対して、環状弾性部材70が樹脂成形部50よりも容易に追随して変形することができ、止水性がさらに向上する。
また、環状弾性部材70の内周面は、同径部分が環状弾性部材70の軸方向に沿って連続する形状に形成されている。このため、環状弾性部材70が配線部材30のシース34の外周囲に大きい面積で接合され易い。これにより、配線部材30におけるシース34の収縮に対して、環状弾性部材70が引っ張られるように追随して変形し易い。これにより、止水性がさらに向上する。
また、環状弾性部材70は、配線部材30におけるシース34及び樹脂成形部50の両方に接合されているため、配線部材30におけるシース34の収縮によって、環状弾性部材70がシース34及び樹脂成形部50の両方から引っ張られるように追随して変形し易い。これにより、環状弾性部材70が伸びてシース34と樹脂成形部50との間をより確実に埋めることができ、止水性がさらに向上する。
また、環状弾性部材70の一部70aが樹脂成形部50に埋っており、他の一部70bが樹脂成形部50から出ているため、環状弾性部材70における他の一部70bを利用して配線部材30を位置決めした状態で、樹脂成形部50を金型成形することができる。これにより、配線部材30に金型による位置決め跡が残り難い。
図5は変形例に係るセンサ装置110を示す断面図である。本変形例に示すように、樹脂成形部50に対応する1つの樹脂成形部150が、中間部品40Mから配線部材30における端部(シース34の端部)を覆っていてもよい。すなわち、上記実施形態において、追加樹脂成形部60は省略されてもよい。また、環状弾性部材70に対応する環状弾性部材170の全てが、樹脂成形部150内に埋っていてもよい。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組合わせることができる。
10、110 センサ装置
20 センサ素子
22 素子本体部
24 リード部
30 配線部材
32 電線
32a 芯線
32b 絶縁被覆
34 シース
38 固定部
38a センサ側固定部
38ah 貫通孔
38b 車体側固定部
38bh ネジ止孔
40 内部ホルダ部
40M 中間部品
50、150 樹脂成形部
56、58 環状突部
60 追加樹脂成形部
70、170 環状弾性部材
70a 環状弾性部材の一部
70b 環状弾性部材の他の一部
72 孔
90 金型

Claims (5)

  1. センサ素子と、
    前記センサ素子に接続された配線部材と、
    前記センサ素子と前記配線部材の端部を覆う樹脂成形部と、
    前記配線部材の外周囲と前記樹脂成形部との間に介在する環状弾性部材と、
    を備えるセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記環状弾性部材は、前記樹脂成形部よりも弾性変形容易な材料により形成されている、センサ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のセンサ装置であって、
    前記環状弾性部材の内周面形状は、同径部分が前記環状弾性部材の軸方向に沿って連続する形状である、センサ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサ装置であって、
    前記環状弾性部材は、前記配線部材及び前記樹脂成形部の両方に接着している、センサ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセンサ装置であって、
    前記環状弾性部材の軸方向における一部が前記樹脂成形部に埋り、他の一部が前記樹脂成形部から出ている、センサ装置。
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