JP2017185177A - 縫い終わり端検知自動停止装置付きミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】全体構造、回路構成の簡素化、低コスト化を図りつつ、操作に何ら熟練を要することなく、縫い終わり端が針落ち部またはその極近傍位置に達した時点でミシンの駆動を確実に停止することができ、連続縫い時の効率アップに資することが可能な縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンを提供する。【解決手段】被縫製生地が存在するか否かを検知する生地存否検知センサ24が、電源25に電気的に接続される針板4により形成される固定接点24aと、ミシン本体20を介して接地接続され固定接点24aに対して接離可能な可動接片24bとを有し、可動接片24bが固定接24a点に接触することで給電回路26を開いてモータ23への給電を遮断してミシン駆動を停止し、可動接片24bが固定接点24aから離間することで給電回路26を閉じてモータ23へ給電してミシンの駆動を可能とするように構成され、生地存否検知センサ24の可動接片24bが、針落ち部4Aの直前で、かつ、送り歯6の送り幅内に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばTシャツの袖口等の被縫製生地を、筒状のままでなく平坦状に開いた状態で生地端縁部分を適宜幅にわたり折返し、その折返し重ね合わせ部分を縫製する、いわゆる、ヘム縫いする場合に用いられるモータ駆動式のミシンであって、針板上に被縫製生地が存在するか否かを検知して縫製生地が存在しないと検知したとき、モータへの給電回路を開いて該モータへの給電を遮断することによりモータによるミシンの駆動を自動的に停止するように構成されている縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンに関する。
上記ヘム縫いは、上飾りが無い状態では、縫い終わり端に続けて空環を針板上に連続的に発生させることが難しい。そのため、先行する被縫製生地の縫い終わり端と後続する被縫製生地の縫い始め端との間に隙間を生じさせないように被縫製生地を次々と差し入れて連続的に縫製(ヘム縫い)し、適当枚数の連続縫いが終了した時点で空環を切断するといった作業形態が採用される。
上記のような作業形態においては、先行する被縫製生地の縫い終わり端が針落ち部に達した時点で直ちにミシンの駆動を停止することが求められる。しかし、このようなミシンの駆動停止をオペレータによる人為操作によって行うためには、相当な熟練を要する。特に、縫製作業効率を上げるために、モータは一般に高速回転されているので、人為操作によりたとえ停止信号をタイミングよく入力できたとしても、モータの慣性回転の影響でミシンは停止信号の入力後も少しの間、駆動を続ける。そのため、先行する被縫製生地の縫い終わり端が針落ち部を通過して相当距離縫製進行方向に移動した時点でなければミシンの駆動は停止されない。その結果、先行する被縫製生地の縫い終わり端と次に差し入れられる後続被縫製生地の縫い始め端との間に余分に大きな隙間が生じることになる。
そこで、オペレータによる人為操作でミシンの駆動を停止するものに代えて、従来、モータとミシンの被動部との間に両者間を切離可能に連結するクラッチを備え、通電時に前記クラッチに作用してミシンの被動部とモータとを連結する電磁石装置と、その電磁石装置への給電回路に含まれる一対の接点を有する電磁開閉器と、この電磁開閉器への給電回路中に押えと針板との間に被縫製生地が存在しないとき回路を閉成し、両者間に被縫製生地が存在するとき回路を開成する開閉器と、を設け、生地押えと針板との間から被縫製生地が存在しなくなったときに前記電磁石装置への給電を断ちクラッチを作動することによりミシンの作動を自動的に停止するように構成されたミシンの自動停止装置が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特公昭40−22790号公報
上記した構成の従来のミシンの自動停止装置は、人為操作によりミシンの駆動を停止する場合のような熟練度を必要としないとともに、操作タイミング(停止信号の入力タイミング)に左右されることなく、被縫製生地が所定位置に達したとき、ミシンの駆動を自動的に停止することが可能である。
しかしながら、上記従来のミシンの自動停止装置においては、モータとミシンの被動部との間に両者間を切離可能に連結するクラッチ、通電時にクラッチに作用してミシンの被動部とモータとを連結する電磁石装置、該電磁石装置への給電回路に含まれる一対の接点を有する電磁開閉器、押えと針板との間に被縫製生地が存在しないとき回路を閉じ、両者間に被縫製生地が存在するとき回路を開く開閉器といった多くの構成要素を使用しているため、全体構造が複雑化、大型化する。特に回路構成が複雑で高コスト化しやすい。また、ミシンの駆動を自動停止するための条件が、生地押えと針板との間から被縫製生地が存在しなくなったときであるため、モータの慣性回転の影響を加味すると、先行する被縫製生地の縫い終わり端が針落ち部を相当距離過ぎた位置でなければミシンの駆動は停止されない。その結果、既述のような作業形態を採った場合、先行する被縫製生地の縫い終わり端と後続する被縫製生地の縫い始め端との間に余分な隙間が生じることは避けられず、連続縫製を行った際、その隙間が積み重なり、その分、作業効率の低下を招くという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、全体構造、特に回路構成の簡素化、低コスト化を図り、また、操作に何ら熟練を要しないものでありながら、縫い終わり端が針落ち部またはその極近傍位置に達した時点でミシンの駆動を確実に停止することができ、連続縫い時の効率アップに資することが可能な縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンは、ミシン駆動用のモータと、該モータの作動に連動して上下往復運動する針と、該針が通過する針落ち部を有する針板と、該針板の下部に設けられて該針板上に載せ付けられた被縫製生地を所定の縫製進行方向に移送する生地送り装置と、前記被縫製生地を前記針板に押し付ける生地押えと、前記針板上に被縫製生地が存在するか否かを検知する生地存否検知センサと、を具備する縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンであって、前記生地存否検知センサは、前記電源に電気的に接続される前記針板により形成される固定接点と、ミシン本体を介して接地接続されて前記固定接点に対して接離可能な可動接片とから構成され、該可動接片が前記固定接点に接触することで前記給電回路を開いて前記モータへの給電を遮断してミシンの駆動を停止し、かつ、前記可動接片が前記固定接点から離間することで前記給電回路を閉じて前記モータへ給電してミシンの駆動を可能とするように構成されており、該生地存否検知センサにおける前記可動接片が、前記縫製進行方向において前記針落ち部の直前で、かつ、前記生地送り装置の送り幅内に配置されていることを特徴とする。
上記のごとき特徴を有する本発明に係る縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンによれば、ミシンの駆動を停止するために用いる構成要素が生地存否検知センサのみであり、また、該生地存否検知センサが、モータの電源に電気的に接続される針板により形成される固定接点とミシン本体を介して接地接続され前記固定接点に対して切離可能な可動接片とから構成されるものであるから、既述した従来の自動停止装置に比べて、構成要素を大幅に削減して全体構造の簡素化、小型化を図れ、特に、回路構成の簡単化、低コスト化を図ることができる。
しかも、前記生地存否検知センサにおける可動接片を、縫製進行方向において針落ち部の直前で、かつ、生地送り装置の送り幅内に配置することにより、モータの慣性回転の影響を加味したとしても、先行する被縫製生地の縫い終わり端が針落ち部又はその極近傍位置に達した時点で、先行する被縫製生地に対する縫製のためにフットペダルなどの動作スイッチを入り操作したままの状態であってもミシンの駆動を自動的かつ確実に停止することができる。その結果、被縫製生地を次々と差し入れ連続的な縫製を行う作業形態を採った場合、先行する被縫製生地の縫い終わり端と後続する被縫製生地の縫い始め端との間に余分な隙間を生じることがほとんどなくなり、連続縫製時の効率アップを図ることができる。
また、生地存否検知センサが針落ち部の直前で、かつ、生地送り装置の送り幅内に配置されているため、被縫製生地の縫い始め端、縫い終わり端が縫製進行方向に対して略直交しているときであっても、例えば特許文献1の生地存否検知センサが生地押えの側方に備えられている場合に比較して、縫目形成個所前後の検知が可能となり、検知精度の著しい向上を図ることができるという効果を奏する。
さらにまた、生地存否検知センサとして、針落ち部の前方で且つ生地押えの前方もしくは側方に透過型あるいは反射型のフォトセンサを用いることも考えられる。しかし、この場合は、被縫製生地をハンドリングするオペレータの手などをセンサが誤検知してミシンの駆動を所定の位置よりも前の位置で停止させてしまうという不都合を生じる可能性が高いが、本発明では、固定接点と可動接片といった機械的なセンサを用いることにより、オペレータに余分な負担やハンドリングテクニックを強いることなく、誤検知に伴うミシンの駆動停止位置のずれ等のトラブルの発生を防ぐことができるという効果も奏する。
本発明に係る縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンにおいて、前記生地存否検知センサにおける前記可動接片は、縫製進行方向の前部が電気絶縁体を介して前記生地押えに固定され、該固定部から縫製進行方向の後方へ向けて延出された板ばね部材の自由端部に側面視で略半円状に形成されていることが好ましい。
この場合は、被縫製生地の厚さが変化したり、表面に凹凸があったりしても可動接片がそれに柔軟に対応し、また、モータの電源に電気的に接続されている生地押えから電気的な悪影響も受けることがないため、該可動接片の破損や変形、電気的障害の発生を防いで、センサの検知性能を常に確実かつ安定よい状態に保持することができる。
また、本発明に係る縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンにおいて、前記モータには、該モータの回転速度を少なくとも高低二段に変更可能な可変速部が設けられており、試縫い時に前記可変速部を介して縫製対象となる被縫製生地の少なくとも縫製進行方向終端部分の回転速度が縫製進行方向始端部分の回転速度よりも低速で前記被縫製生地に適応する速度変更履歴を学習し、その学習した試縫い時の速度変更履歴を記憶する記憶部と、本縫い時に前記記憶部に記憶された前記被縫製生地に適応する速度変更履歴を読み出して前記可変速部を介してモータの回転速度を自動調整する出力部と、が備えられていることが好ましい。
この場合は、同一種類、同一長さの複数の被縫製生地を連続して縫製するにあたって、事前に試縫いを行い、この試縫い時に可変速部を介して被縫製生地の縫製進行方向の終端部分の回転速度が縫製進行方向の始端部分の回転速度よりも低速で被縫製生地に適応する速度変更履歴を学習して、その学習した試縫い時の速度変更履歴を記憶部に記憶しておき、本縫い時には前記記憶部から被縫製生地に適応する速度変更履歴を読み出して可変速部を介してモータの回転速度を自動調整することにより、モータの慣性回転による影響を最小限に止めて、複数の被縫製生地をそれらの縫い終わり端が針落ち部又はその極近傍位置からほとんどオーバーランしない位置に止めるべくミシンの駆動を停止することができる。
更に、本発明に係る縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンにおいて、縫製後の針糸を切断する糸切り装置と、該糸切り装置を前記生地存否検知センサの検知動作後において糸切り作動する状態と糸切り作動を停止した状態とに切替可能な糸切り作動・非作動切替用スイッチと、を更に備えていることが好ましい。
この場合は、複数の被縫製生地が針糸を介して連続一体化された縫製品と各被縫製生地が個々に分断された縫製品とを選択的に得ることができ、縫製品の多様化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る縫い終わり端検知自動停止装置付き2本針型式の二重環縫いミシン全体の外観斜視図である。 同上2本針型式の二重環縫いミシンの要部を針板の斜め前方から見た拡大斜視図である。 同上2本針型式の二重環縫いミシンの要部で、生地押えの一部を切り欠いた状態を針板の斜め前方から見た拡大斜視図である。 同上2本針型式の二重環縫いミシンにおける電気回路を含む概略のブロック構成図である。 被縫製生地の一例であるTシャツの袖口の展開図である。 同上Tシャツの袖口をヘム縫いした状態の展開図である。 同上2本針型式の二重環縫いミシンの要部で、ミシンの駆動が停止して先行被縫製生地の縫い終わり端及び後続被縫製生地の縫い始め端が生地押えの下部に差し入れられた状態を示す拡大斜視図である。 同上2本針型式の二重環縫いミシンにより、Tシャツの袖口を連続してヘム縫いしている状態を示す要部の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明を実施する2本針型式の二重環縫いミシン全体の外観斜視図、図2は同2本針型式の二重環縫いミシンの要部を、針板の斜め前方から見た拡大斜視図、図3は同2本針型式の二重環縫いミシンの要部で、生地押えの一部を切り欠いた状態を針板の斜め前方から見た拡大斜視図、図4は同2本針型式の二重環縫いミシンにおける電気回路を含む概略のブロック構成図である。
上記2本針型式の二重環縫いミシンMは、ミシン本体20の上部及び下部から左側方に向けてミシンアーム部21とミシンベッド部22とが互いに略平行に延設されている。ミシンアーム部21の内部には、ミシン主軸、縫製進行方向に対して略直交する方向に並列配置された左右2本の針1,1(図2、図3参照)を上下に往復運動させる針駆動機構、生地押え2(図2、図3等を参照)を上下に往復運動させる押え駆動機構、後述する生地送り装置の駆動機構やそれら各駆動機構への動力分配機構など後述するモータ23に連動連結された被動部3(図4参照)が組み込まれている。なお、前記各駆動機構や動力分配機構などの被動部3は二重環縫いミシンMにおいて周知であるため、それらの詳しい説明は省略する。
前記ミシンベッド部22の上面には、前記針1,1が通過する針落ち部4Aを有する針板4が固定されており、該針板4の下部には、針板4上に載せ付けられた被縫製生地Wを所定の縫製進行方向Xに向けて間欠的に移送する生地送り装置として、前記針板4に形成された複数の長溝5内においてそれぞれ縫製進行方向X及び上下方向に循環往復運動する複数条の送り歯6が設けられている。
前記生地押え2は、針板4上に載せ付けられた被縫製生地Wを前記針板4及び送り歯6側に押し付ける機能を有し、該生地押え2と針板4との間に被縫製生地Wが存在するか否かを検知する生地存否検知センサ24が前記針板4上に設置されている。
前記生地存否検知センサ24は、前記針板4を前記モータ23の電源25に電気的に接続(プラス接続)することで該針板4により形成される固定接点24aと、アース線7及びミシン本体20を介して接地接続(マイナス接続)されて前記固定接点24aに対して接離可能な可動接片24bとから構成される。この生地存否検知センサ24は、図4に示すように、前記電源25から前記モータ23への給電回路26に介在され、前記可動接片24bが固定接点24aに接触することで電磁開閉器28を介して前記給電回路26を開いてモータ23への給電を遮断しモータ23を作動停止しミシンMの前記被動部3の駆動を停止し、かつ、前記可動接片24bが固定接点24aから離間することで前記電磁開閉器28を介して前記給電回路26を閉じてモータ23へ給電してモータ23を作動可能とし、この状態で、動作スイッチとしてのフットペダル37を踏み込み操作することによりミシンMの前記被動部3を駆動する。
前記生地存否検知センサ24における可動接片24bは、図2及び図3に明示するように、縫製進行方向Xの前部がプラスチック等の電気絶縁材からなるセンサ取付台27を介して前記生地押え2にネジ止め固定され、該固定個所から縫製進行方向Xの上手側に向けた延出された板ばね部材28の自由端部に一連一体に形成されており、板ばね部材28により下向きに弾性付勢されている。この可動接片24bは、側面視で略半円状に形成されており、その略半円状可動接片24bの頂点が前記針落ち部4Aの直前で、かつ、前記複数条の送り歯6の送り幅内の中央に位置する細い針板桟部4aに対して接離するように配置され、この針板桟部4aが生地存否検知センサ24における固定接点24aを構成する。
なお、図中29は、前記生地存否検知センサ24における可動接片24bの固定接点24aに対する接離動作を案内するガイドであって、プラスチック等の電気絶縁材あるいはアルミニューム等の導電部材の表面に、例えばアルマイト処理などの電気絶縁処理を施したものから構成され、前記生地押え2の縫製進行方向Xの上手側端部にネジ止め固定されている。
また、図4に示すように、前記モータ23の作動を制御するコントローラ30内には、該モータ23の回転速度を変更可能な可変速部31と記憶部32と出力部33とが設けられている。前記コントローラ30は、被縫製生地Wの試縫い時において、被縫製生地Wの縫製長さや生地の種類等に対応して前記可変速部31を介して縫製対象となる被縫製生地Wの縫製進行方向終端部分の縫製時における回転速度が縫製進行方向始端部分の縫製時における回転速度よりも低速となる速度変更を行なうことによって前記被縫製生地Wに適応する速度変更履歴を学習し、その学習した速度変更履歴を回転数測定器34により計測して前記記憶部32に記憶しておき、本縫い時には前記記憶部32に記憶された前記被縫製生地Wに適応する速度変更履歴を読み出して前記出力部33から前記可変速部31に出力することにより、前記モータ23の回転速度を試縫い時の速度変更履歴に基づいて自動的に速度を調整するように構成されている。
以上に説明した構成及び装置の他に、本実施の形態の2本針型式の二重環縫いミシンMは、図4に示すように、被動部3の一つとして縫製後の針糸を切断する糸切り装置35を備えている。この糸切り装置35には、該糸切り装置35を前記生地存否検知センサ24の検知動作後において糸切り作動させる状態と糸切り作動を停止した状態とに切替可能な糸切り作動・非作動切替スイッチ36が設けられており、縫製前にオペレータが前記スイッチ36を操作することにより、前記糸切り装置35を作動させる状態と作動させない状態とのいずれかを選択できるように構成されている。
次に、上記のように構成された本実施の形態に係る2本針型式の二重環縫いミシンMを用いて、被縫製生地の一例である図5に示すようなTシャツWの袖口Waを、筒状でなく平坦状に開いた状態で袖口端部分を適宜幅にわたり折り返し、その折り返し重ね合わせ袖口部分Wbを、図6に示すように、ヘム縫いすることで袖口を補強する場合の縫製動作について説明する。
TシャツWの折り返し重ね合わせ袖口部分Wbを針板4上に載せ付けるとともに、フットペダル37の踏み返しにより生地押え2を上昇させて、折り返し重ね合わせ袖口部分Wbの縫い始め端部を生地押え2の下部に差し入れると、前記生地存否検知センサ24における可動接片24bが下向きの弾性付勢力に抗して上方に変位して固定接点24aから離間する。これに伴って、給電回路26が電磁開閉器28を介して閉じられて電源25からモータ23への給電が開始されて該モータ23が回転作動可能となる。この状態でフットペダル37を踏み込み操作することにより、モータ23が回転作動してミシン被動部3が駆動され、針1,1及び送り歯6等が所定通りに動作される。
ミシン被動部3が駆動されることに伴い、複数条の送り歯6を介してTシャツWの折り返し重ね合わせ袖口部分Wbが縫製進行方向Xに間欠移送されながら、針1,1の上下運動し、これによって折り返し重ね合わせ袖口部分Wbが順次縫製(ヘム縫い)される。
そして、ヘム縫いが進行して前記折り返し重ね合わせ袖口部分Wbの終端(縫い終わり端)が針落ち部4Aの直前位置にまで移送されると、前記生地存否検知センサ24における可動接片24bが折り返し重ね合わせ袖口部分Wbから離脱して下方に弾性変位し、該可動接片24bの頂点が前記針落ち部4Aの直前に位置する細い針板桟部4a、即ち、生地存否検知センサ24における固定接点24aに接触する。これに伴って、前記給電回路26が電磁開閉器28を介して開かれて電源25からモータ23への給電が遮断されるので、フットペダル37を踏み込み操作したままの状態でありながらも該モータ23の回転作動が停止され、ミシン被動部3の駆動が停止される。
以上のように、ミシンMの駆動を停止するために生地存否検知センサ26のみを用い、かつ、この生地存否検知センサ26が、モータ23の電源25に電気的に接続される針板4の一部(針板桟部4a)から形成される固定接点24aとミシン本体20を介して接地接続され前記固定接点24aに対して切離可能な可動接片24bとから構成されるものであるから、冒述した従来の自動停止装置に比べて、ミシン駆動停止のための構成要素を大幅に削減して全体構造の簡素化、小型化が図れる。特に、回路構成の簡単化、低コスト化を図ることができる。
その上、前記生地存否検知センサ26の可動接片24bが縫製進行方向Xにおいて針落ち部4Aの直前で、かつ、送り歯6による生地送り幅内の中央に配置されているので、モータ23への給電が遮断された後においてモータ23の慣性回転により折り返し重ね合わせ袖口部分Wbが縫製進行方向Xに多少移送されることがあっても、それは数針程度であり、折り返し重ね合わせ袖口部分Wbの縫い終わり端が針落ち部4A又はその極近傍位置に達した時点で生地送りを含めてミシンMの駆動を自動的かつ確実に停止することができる。それゆえ、図7に示すように、先行する折り返し重ね合わせ袖口部分Wbのヘム縫いが終了した後にフットペダル37を踏み返し操作して生地押え2を上昇させて、次のTシャツWの折り返し重ね合わせ袖口部分Wbを針板4上に載せ付けて該針板4と生地押え2との間に差し入れて連続的にヘム縫い行うことにより、先行する折り返し重ね合わせ袖口部分Wbの縫い終わり端と次に差し入れられる折り返し重ね合わせ袖口部分Wbの縫い始め端との間にほとんど余分な隙間を生じることがなくなる。したがって、図8に示すように、同一種類の複数枚のTシャツWの折り返し重ね合わせ袖口部分Wbを次々と連続的にヘム縫いした場合、隣接する生地間にそれぞれ余分な隙間を生じることがないため、全体として連続縫製作業の効率アップを図ることができる。
また、生地存否検知センサ26の可動接片24aが針落ち部4Aの直前で、かつ、送り歯6による生地送り幅内の中央に配置されているため、被縫製生地Wの縫い始め端、縫い終わり端が縫製進行方向に対して略直交しているときであっても、生地存否検知センサが生地押え2の側方に配置されている場合に比較して、縫目形成個所前後の検知が可能となるので、縫い始め端、縫い終わり端の形状いかんにかかわらず、検知精度の著しい向上を図ることができる。
特に、同一種類、同一長さの複数枚のTシャツWの折り返し重ね合わせ袖口部分Wbを連続して縫製するにあたっては、事前に試縫いを行い、この試縫い時にコントローラ30内の可変速部31を介して縫製進行方向の終端部分の回転速度が縫製進行方向の始端部分の回転速度よりも低速となる条件を満たすように、縫製対象となる折り返し重ね合わせ袖口部分Wbのヘム縫いに適応する速度変更履歴を学習し、その学習した試縫い時の速度変更履歴を記憶部32に記憶しておく。そして、本縫い時に前記記憶部32からヘム縫いに適応する速度変更履歴を読み出して前記出力部33から前記可変速部31に出力することにより、前記モータ23の回転速度を試縫い時の速度変更履歴に基づいて、縫い始め部分は高速(例えば、最高回転速度)に、かつ、縫い終わり端部分では低速(例えば、最高回転速度の半分以下の回転速度)となるように自動的に調整することが可能である。これによって、全体としての縫製効率は高い状態に維持しながらも、モータ23の慣性回転による影響を最小限に止めて、縫い終わり端が針落ち部4A又はその極近傍位置からほとんどオーバーランしない位置に止まるようにミシンMの駆動を停止することができる。
なお、上記実施の形態では、糸切り装置35を、縫製開始前にスイッチ36を介して非作動状態にして複数枚のTシャツWの袖口部分が針糸を介して連続一体化された状態にヘム縫いする場合について説明したが、該糸切り装置35を縫製開始時にスイッチ36を介して作動状態に切替えておくことにより、複数枚のTシャツWが個々に分断された縫製品を得ることが可能である。
また、上記実施の形態では、2本針型式の二重環縫いミシンに適用したが、これに限らず、2本針型式の平ベッド形二重環縫いミシンに適用しても、3本針以上の複数本針型式の平ベッド形二重環縫いミシンに適用してもよい。
1,1 針
2 生地押え
4 針板
4A 針落ち部
6 送り歯(生地送り装置)
23 モータ
24 生地存否検知センサ
24a 固定接点
24b 可動接片
25 電源
26 給電回路
27 センサ取付台(電気絶縁体)
28 板ばね部材
31 可変速部
32 記憶部
33 出力部
35 糸切り装置
M 二重環縫いミシン
W Tシャツ(縫製生地)
X 縫製進行方向

Claims (4)

  1. ミシン駆動用のモータと、該モータの作動に連動して上下往復運動する針と、該針が通過する針落ち部を有する針板と、該針板の下部に設けられて該針板上に載せ付けられた被縫製生地を所定の縫製進行方向に移送する生地送り装置と、前記被縫製生地を前記針板に押し付ける生地押えと、前記針板上に被縫製生地が存在するか否かを検知する生地存否検知センサと、を具備する縫い終わり端検知自動停止装置付きミシンであって、
    前記生地存否検知センサは、前記電源に電気的に接続される前記針板により形成される固定接点と、ミシン本体を介して接地接続されて前記固定接点に対して接離可能な可動接片とから構成され、該可動接片が前記固定接点に接触することで前記給電回路を開いて前記モータへの給電を遮断してミシンの駆動を停止し、かつ、前記可動接片が前記固定接点から離間することで前記給電回路を閉じて前記モータへ給電してミシンの駆動を可能とするように構成されており、該生地存否検知センサにおける前記可動接片が、前記縫製進行方向において前記針落ち部の直前で、かつ、前記生地送り装置の送り幅内に配置されていることを特徴とする縫い終わり端検知自動停止装置付きミシン。
  2. 前記生地存否検知センサにおける前記可動接片は、縫製進行方向の前部が電気絶縁体を介して前記生地押えに固定され、該固定部から縫製進行方向の後方へ向けて延出された板ばね部材の自由端部に側面視で略半円状に形成されている請求項1に記載の縫い終わり端検知自動停止装置付きミシン。
  3. 前記モータには、該モータの回転速度を少なくとも高低二段に変更可能な可変速部が設けられており、試縫い時に前記可変速部を介して縫製対象となる被縫製生地の少なくとも縫製進行方向終端部分の回転速度が縫製進行方向始端部分の回転速度よりも低速で前記被縫製生地に適応する速度変更履歴を学習し、その学習した試縫い時の速度変更履歴を記憶する記憶部と、本縫い時に前記記憶部に記憶された前記被縫製生地に適応する速度変更履歴を読み出して前記可変速部を介してモータの回転速度を自動調整する出力部と、が備えられている請求項1又は2に記載の縫い終わり端検知自動停止装置付きミシン。
  4. 縫製後の針糸を切断する糸切り装置と、該糸切り装置を前記生地存否検知センサの検知動作後において糸切り作動する状態と糸切り作動を停止した状態とに切替可能な糸切り作動・非作動切替用スイッチと、を更に備えている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の縫い終わり端検知自動停止装置付きミシン。
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