JP2762720B2 - ボタン付けミシン - Google Patents

ボタン付けミシン

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ボタンを布に縫い付ける動作と、その縫い
付け後に上糸を切断する動作を自動的に行うようにした
ボタン付けミシンにおいて、ボタンの縫い付けミスと糸
切りミスを自動的に検知するようにしたボタン付けミシ
ンに関する。
(従来の技術) この種のボタン付けミシンの公知例としては、実開昭
61−180687号公報に示すものがある。このものは、ボタ
ンの縫い付けミスを検出するために、ボタン検知アーム
を設けると共に、このボタン検知アームを縫い付け動作
終了後にボタンの縫い付け位置へ向かって移動させるエ
アシリンダを設けている。この場合、布にボタンが縫い
付けられているときには当該ボタンにボタン検知アーム
が当接して移動が停止され、このボタン検知アームの停
止を縫着検知スイッチにより検知することにより、縫い
付けミスを検出するようになっている。更に、糸切りミ
スを検出するために、上糸検知アームを設けると共に、
この上糸検知アームを縫い付け動作終了後に上糸を引っ
掛けた状態で引き上げるソレノイドを設けている。この
場合、糸切りミスが発生したとき(上糸が切断されてい
ないとき)には、ソレノイドによる上糸検知アームの引
き上げ動作が上糸に引っ掛かって停止され、この上糸検
知アームの停止をフォトインタラプタにより検知するこ
とにより、糸切りミスを検出するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記構成では、ボタン検知アームと上糸検知アームと
をそれぞれ別の駆動源(エアシリンダとソレノイド)に
よって動作させるようにしているため、両アームの駆動
機構が複雑となり、その分、コスト高になるという欠点
がある。
本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、従
ってその目的は、ボタン検知アームと上糸検知アームの
駆動機構を簡素化できて、低コスト化を達成できるボタ
ン付けミシンを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、布上に供給されたボタンを布に縫い付ける
縫い針と、この縫い針に通された上糸を前記ボタンの縫
い付け後に切断する糸切り装置とを備えたボタン付けミ
シンにおいて、縫い付け動作終了後に前記ボタンの縫い
付け位置へ向かって移動し前記布にボタンが縫い付けら
れているときには当該ボタンに当接して移動が停止され
るボタン検知アームと、このボタン検知アームが前記ボ
タンに当接して停止したか否かを検出する縫い付け検知
手段と、縫い付け動作終了後に前記縫い針と前記ボタン
との間を横切るように移動し前記上糸が切断されていな
いときには当該上糸に引っ掛かって移動が停止される上
糸検知アームと、この上糸検知アームが前記上糸に引っ
掛かって停止したか否かを検出する糸切断検知手段と、
前記ボタン検知アームと前記上糸検知アームとを連動さ
せると共に前記ボタン検知アームが前記ボタンに当接し
た後は前記上糸検知アームのみの移動を許容する連結手
段と、縫い付け動作終了後に作動して前記上糸検知アー
ムを移動させることにより前記連結手段を介して前記ボ
タン検知アームも移動させる駆動手段とを具備して成る
ものである。
(作用) ボタンの縫い付け動作終了後に、ボタンの縫い付けミ
スと糸切りミスを検知するために、駆動手段を作動させ
て上糸検知アームを移動させると共に、これと一体的
に、連結手段によりボタン検知アームも移動させる。こ
のとき、ボタンが正常に縫い付けられている場合には、
ボタン検知アームが当該ボタンに当接して移動が停止さ
れ、それが縫い付け検知手段によって検知される。これ
以後、ボタン検知アームはボタンに当接して停止状態を
維持することになるが、ボタン検知アームと上糸検知ア
ームとの間を連結する連結手段は、上糸検知アームのみ
の移動を許容するようになっているため、駆動手段の作
動により上糸検知アームのみが引き続き移動されること
になる。そして、糸切りミスが発生している場合には、
上糸検知アームが上糸に引っ掛かって移動が停止され、
それが糸切断検知手段によって検知される。
この場合、ボタン検知アームと上糸検知アームとは1
つの駆動手段によって駆動されるので、これら両アーム
の駆動機構を大幅に簡素化できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、ミシンアーム1には
針棒2が上下動可能に設けられ、この針棒2の下端に縫
い針3が取付けられている。上記針棒2は、縫い針3の
下方に位置するベッド部5内の主軸(図示せず)の回転
に連動して上下方向に往復運動するようになっている。
一方、ベッド部5内には、縫い針3の真下にルーパ(図
示せず)が設けられていると共に、縫い針3に通された
上糸7を、ボタン8の縫い付け後に切断する糸切り装置
(図示せず)が設けられている。
次に、ボタン8の縫い付けミスと糸切りミスを検知す
る構成を説明する。第1図に示すように、ミシンアーム
1の側面部には、ほぼL字形の取付プレート9が2個の
ボルト10により上下方向に固定され、この取付プレート
9の下部がミシンアーム1の下方を横方向に延びて針棒
2の下端部と前後方向に対向した状態となっている。こ
の取付プレート9の下部には、2個の回転軸11,12が回
動可能に並設され、一方の回動軸11にボタン検知アーム
13が止めねじ14により取付長さ調節可能に取付けられ、
他方の回動軸12に上糸検知アーム15が止めねじ16により
取付長さ調節可能に取付けられている。この場合、ボタ
ン検知アーム13は、縫い付け動作終了後に回動軸11を中
心にして第1図の矢印A方向に回動することによりボタ
ン8の縫い付け位置へ向かって移動し、ベッド部5上の
布17にボタン8が正常に縫い付けられているときには、
第4図に示すようにボタン検知アーム13がボタン8に当
接して移動が停止されるようになっている。このボタン
検知アーム13の下端部は、ボタン8に当接し易いように
回動方向と直角に折曲されている。また、上糸検知アー
ム15は、縫い付け動作終了後に回動軸12を中心にして第
1図の矢印A方向に回動することにより、縫い針3とボ
タン8との間を横切るように移動し、上糸7が切断され
ていないとき(糸切りミスが発生したとき)には、第6
図に示すように上糸検知アーム15が上糸7に引っ掛かっ
て移動が停止されるようになっている。この上糸検知ア
ーム15の下端部は、上糸7に引っ掛かり易いように鉤状
に屈曲されている。
これら上糸検知アーム15とボタン検知アーム13は、一
体的に回動されるように連結手段18により連結されてい
る。この連結手段18は、各回転軸11,12に各アーム13,15
と一体に回動するように固定されたレバー19,20と、両
レバー19,20間に張設されたスプリング21とから構成さ
れ、ボタン検知アーム13がボタン8に当接した後は、ス
プリング21の伸長により上糸検知アーム15のみの回動が
許容されるようになっている。また、上糸検知アーム15
側のレバー20の下部には、ボタン検知アーム13側に延び
るストッパ部22が形成され、このストッパ部22がボタン
検知アーム13側のレバー19に当接することによって両ア
ーム13,15間の間隔が保持されるようになっている。
一方、取付プレート9の上部には、駆動手段たるソレ
ノイド23が2個のボルト24により取付けられている。こ
のソレノイド23は、プランジャ25を斜め下方に向けて固
定され、このプランジャ25の下端にピン26を介して連結
ロッド27の上端が連結されている。これに対応して、上
糸検知アーム15の回動軸12の後端には、連結レバー28が
固定され、この連結レバー28の下端にピン29を介して前
記連結ロッド27の下端が連結されている。これによっ
て、プランジャ25の上下変位が連結ロッド27と連結レバ
ー28を介して回動変位に変換されて上糸検知アーム15に
伝達されるようになっている。この場合、ソレノイド23
が断電されている間は、ソレノイド23内の復帰スプリン
グ(図示せず)の弾発力によりプランジャ25が下方に突
出した状態に維持され、第1図に示すように両アーム1
3,15が縫い針3から離れた停止位置(ボタン8の縫い付
け動作に邪魔にならない位置)に保持される。そして、
ボタン8の縫い付け動作終了後にソレノイド23に通電さ
れると、プランジャ25が上方に吸引され、それによって
上糸検知アーム15を第1図の矢印A方向に回動させると
共に、これと一体的に、連結手段18を介してボタン検知
アーム13も矢印A方向に回動させるようになっている。
従って、この実施例では、1つのソレノイド23によりボ
タン検知アーム13と上糸検知アーム15の双方を同時に駆
動できるようになっている。
一方、取付プレート9の下部には、L字状の取付溝30
が形成され、このL字状の取付溝30にねじ31を介してセ
ンサ取付板32が位置調節可能に取付けられている。この
センサ取付板32上には、縫い付け検知手段たる光電スイ
ッチ33が取付けられている。この光電スイッチ33は、投
光部と受光部を前後方向に対向させた構成のもので、ボ
タン8の縫い付けミスが発生したときには、ボタン検知
アーム13が第5図に示す終点位置まて回動して、ボタン
検知アーム13側のレバー19に形成された突片34が、光電
スイッチ33の投光部と受光部との間に入り込んで光路を
遮断し、光電スイッチ33をオフさせる。この光電スイッ
チ33のオフ信号は、縫い付けミス検知信号として第8図
に示す制御回路35に入力され、この制御回路35が上記縫
い付けミス検知信号により縫い付けミスが発生したこと
を検知して、その旨を表示器36に表示して作業者に知ら
せる。
また、第1図に示すように、取付プレート9の上端部
には、糸切断検知手段たるマイクロスイッチ37がソレノ
イド23の上方に位置するように取付けられている。これ
に対応して、ソレノイド23のプランジャ25には、ソレノ
イド23の上方に突出する押圧子38が形成され、この押圧
子38の上方への移動によりマイクロスイッチ37のアクチ
ュエータ39が押圧されるようになっている。この場合、
上糸7の切断が正常に行われたときには、上糸検知アー
ム15が第7図に示す終点位置まで回動して、ソレノイド
23のプランジャ25が上限位置まで吸引され、それと一体
的に押圧子38が第1図に二点鎖線で示す上限位置まで突
出されてアクチュエータ39が押圧され、マイクロスイッ
チ37がオンされて、このマイクロスイッチ37から糸切り
信号が制御回路35に入力される。一方、糸切りミスが発
生した場合には、第6図に示すように上糸検知アーム15
が上糸7に引っ掛かって移動が停止され、プランジャ25
と押圧子38の上昇移動が途中で停止されて、マイクロス
イッチ37はオンされない。この状態では、制御回路35に
糸切り信号(オン信号)が入力されず、糸切りミス検知
信号(オフ信号)が入力されることになり、この糸切り
ミス検知信号により糸切りミスが発生したことを検知し
て、その旨を表示器36に表示して作業者に知らせる。
尚、第8図に示すように、制御回路35には、スタート
スイッチ40が手動リセットスイッチ41が接続されてい
る。そして、この制御回路35は、布17上にボタン8を1
個ずつ供給するボタン供給装置42と、ベッド部5内の主
軸(図示せず)を駆動する主軸駆動装置43及び両アーム
13,15を回動させるソレノイド23の各動作を後述するよ
うに制御する。
次に、上記構成の作用について説明する。
ボタン8を縫い付ける布17をベッド部5上に載せて、
スタートスイッチ40を操作すると、ボタン8の縫い付け
動作が開始される。この縫い付け動作中は、制御回路35
がボタン供給装置42を動作させて、布17上にボタン8を
1個ずつ縫い針3の真下に供給して保持すると共に、主
軸駆動装置43を動作させて主軸(図示せず)を回転さ
せ、縫い針3を上下運動させて、ボタン8を布17に縫い
付ける。この様にして、ボタン8を1個縫い付けるごと
に、主軸の回転を停止させて、縫い針3を第1図に示す
上死点で停止させると共に、上糸7をベッド部5内で糸
切り装置(図示せず)により切断した上で、次の様にし
てボタン8の縫い付けミスと糸切りミスを検知する。
まず、ソレノイド23に通電して、プランジャ25を上方
に吸引する。これにより、連結ロッド27が上方に引き上
げられて、上糸検知アーム15が第1図に示す停止位置か
ら矢印A方向に回動されると共に、連結手段18により、
この上糸検知アーム15と一体的にボタン検知アーム13も
矢印A方向に回動される。
このとき、布17にボタン8が正常に縫い付けられてい
る場合には、第4図に示すようにボタン検知アーム13が
途中でボタン8に当接して移動が停止される。この状態
では、ボタン検知アーム13側のレバー19の突片34が光電
スイッチ33の光路を遮断する位置(第5図の位置)に到
達しないので、光電スイッチ33はオン状態を維持して、
制御回路35に縫い付け信号(オン信号)が出力される。
この様に、ボタン検知アーム13がボタン8に当接した
後も、ソレノイド23に通電されて上糸検知アーム15が矢
印A方向に引っ張られるので、ボタン検知アーム13の停
止後は、連結手段18のスプリング21の伸長により上糸検
知アーム15のみが引き続き回動される。
このとき、上糸7が切断されている場合には、上糸検
知アーム15の回動が上糸7により妨げられずに、第7図
に示す終点位置まで到達する。これにより、ソレノイド
23のプランジャ25が上限位置まで吸引され、それと一体
的に押圧子38が第1図に二点鎖線で示す上限位置まで突
出されてマイクロスイッチ37のアクチュエータ39が押圧
され、このマイクロスイッチ37がオンされて、制御回路
35に糸切り信号(オン信号)が出力される。
以上の様にして、ボタン8の縫い付けと糸切りが正常
に行われたことが確認されたならば、布17を前進させ
て、上述と同じ手順で次のボタン8の縫い付けを実行す
る。
一方、糸切りミスが発生した場合には、第6図に示す
ように上糸検知アーム15が上糸7に引っ掛かって移動が
停止され、プランジャ25と押圧子38の上昇移動が途中で
停止されて、マイクロスイッチ37はオンされない。この
状態では、制御回路35に糸切り信号(オン信号)が入力
されず、糸切りミス検知信号(オフ信号)が入力される
ことになり、この糸切りミス検知信号により糸切りミス
が発生したことを検知して、その旨を表示器36に表示し
て作業者に知らせると共に、以後の動作を停止する。こ
の様な状態が発生したときには、作業者は、糸切り装置
等の点検・修理を行った上で、手動リセットスイッチ41
をオンすれば、ボタン8の縫い付け動作を実行可能な状
態に復帰させることができる。
一方、ボタン8の縫い付けミスが発生した場合には、
ボタン検知アーム13が本来のボタン8の縫い付け位置で
停止せずに、第5図に示す終点位置にまで回動される。
これにより、ボタン検知アーム13側のレバー19の突片34
が光電スイッチ33の投光部と受光部との間に入り込んで
光路を遮断し、光電スイッチ33をオフさせて、制御回路
35に縫い付けミス検知信号を出力させる。この縫い付け
ミス検知信号により、縫い付けミスが発生したことを検
知して、その旨を表示器36に表示して作業者に知らせ
る。この様な状態が発生したときには、作業者は、縫い
付けミスの発生原因を調べて正常な状態に戻し、手動リ
セットスイッチ41をオンすれば、ボタン8の縫い付け動
作を実行可能な状態に復帰させることができる。尚、縫
い付けミスの発生原因としては、例えばボタン供給装置
42内のボタン供給ホッパ(図示せず)が空になったり、
ボタン8の供給ミスが発生したり、ボタン供給装置42が
故障したり、糸切れや針折れが発生した場合等が考えら
れる。
以上説明した本実施例によれば、ボタン検知アーム13
と上糸検知アーム15とを連結手段18により連結し、この
連結手段18を、ボタン検知アーム13がボタン8に当接し
た後は上糸検知アーム15のみの移動を許容するように構
成すると共に、ソレノイド23により上糸検知アーム15を
移動させることによって、連結手段18を介してボタン検
知アーム13も移動させるようにしたので、両アーム13,1
5を1つのソレノイド23によって駆動できて、両アーム1
3,15の駆動機構を大幅に簡素化でき、低コスト化を達成
できる。
尚、本実施例では、糸切断検知手段たるマイクロスイ
ッチ37をソレノイド23の上方に配置したが、例えば、上
糸検知アーム15が第7図に示す終点位置に到達したとき
に、この上糸検知アーム15と接触する位置にマイクロス
イッチを設けてこの上糸検知アーム15で直接マイクロス
イッチを切り替える構成としても良く、また、糸切断検
知手段はマイクロスイッチ37等の機械的接触スイッチに
限らず、非接触スイッチ(例えば光電スイッチ、近接ス
イッチ、リードスイッチ等)であっても良い。同様に、
縫い付け検知手段は、光電スイッチ33等の非接触スイッ
チに限らず、マイクロスイッチ等の機械的接触スイッチ
であっても良い。
また、本実施例の連結手段18は、ボタン検知アーム13
がボタン8に当接した後に上糸検知アーム15のみの移動
を許容する手段として、スプリング21を用いたが、この
スプリング21に代え、例えば磁石を用いて、その磁気吸
引力により両アーム13,15間の連結関係を維持するよう
にしても良い。
その他、本発明は、両アーム13,15を駆動する駆動手
段を、ソレノイド23に代えて、シリンダ装置やモータ等
により構成したり、ボタン検知アーム13や上糸検知アー
ム15の形状を適宜変更しても良い等、種々の変形が可能
である。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、ボタン検知
アームと上糸検知アームとによりボタンの縫い付けミス
と糸きりミスを検知できるようにしたものにおいて、両
アームを連結手段により連結し、この連結手段を、ボタ
ン検知アームがボタンに当接した後は上糸検知アームの
みの移動を許容するように構成すると共に、駆動手段に
より上糸検知アームを移動させることによって、連結手
段を介してボタン検知アームも移動させるようにしたの
で、両アームを1つの駆動手段によって駆動できて、両
アームの駆動機構を大幅に簡素化でき、低コスト化を達
成できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は要部
の正面図、第2図は同側面図、第3図はミシンアームを
削除して示す平面図、第4図及び第5図はボタン検知ア
ームの作用を説明するために夫々異なる状態で示す作用
説明図、第6図及び第7図は上糸検知アームの作用を説
明するために夫々異なる状態で示す作用説明図、第8図
は電気的構成を示すブロック図である。 図面中、1はミシンアーム、2は針棒、3は縫い針、5
はベッド部、7は上糸、8はボタン、13はボタン検知ア
ーム、15は上糸検知アーム、17は布、18は連結手段、21
はスプリング、23はソレノイド(駆動手段)、25はプラ
ンジャ、33は光電スイッチ(縫い付け検知手段)、35は
制御回路、36は表示器、37はマイクロスイッチ(糸切断
検知手段)、38は押圧子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布上に供給されたボタンを布に縫い付ける
    縫い針と、この縫い針に通された上糸を前記ボタンの縫
    い付け後に切断する糸切り装置とを備えたボタン付けミ
    シンにおいて、 縫い付け動作終了後に前記ボタンの縫い付け位置へ向か
    って移動し得るように設けられ前記布にボタンが縫い付
    けられているときには当該ボタンに当接して移動が停止
    されるボタン検知アームと、 このボタン検知アームが前記ボタンに当接して停止した
    か否かを検出する縫い付け検知手段と、 縫い付け動作終了後に前記縫い針と前記ボタンとの間を
    横切るように移動し得るように設けられ前記上糸が切断
    されていないときには当該上糸に引っ掛かって移動が停
    止される上糸検知アームと、 この上糸検知アームが前記上糸に引っ掛かって停止した
    か否かを検出する糸切断検知手段と、 前記ボタン検知アームと前記上糸検知アームとを連動さ
    せると共に前記ボタン検知アームが前記ボタンに当接し
    たは前記上糸検知アームのみの移動を許容する連結手段
    と、 縫い付け動作終了後に作動して前記上糸検知アームを移
    動させることにより前記連結手段を介して前記ボタン検
    知アームも移動させる駆動手段とを具備して成るボタン
    付けミシン。
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