JPH0567318B2 - - Google Patents

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JPH0567318B2
JPH0567318B2 JP13106488A JP13106488A JPH0567318B2 JP H0567318 B2 JPH0567318 B2 JP H0567318B2 JP 13106488 A JP13106488 A JP 13106488A JP 13106488 A JP13106488 A JP 13106488A JP H0567318 B2 JPH0567318 B2 JP H0567318B2
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JP
Japan
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needle
sewing machine
main shaft
needle bar
bar mechanism
Prior art date
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Yutaka Senda
Masami Ito
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は左右に間隔をおいて配置された2本
の針により加工布に平行な縫目を形成する2本針
縫い及び角部においてその何れか一方の針を休止
させて縫目を形成する1本針縫いとをミシン主軸
の回転に伴つて実行可能な針棒機構と、その針棒
機構を2本針縫い状態と1本針縫い状態とに切換
えるための切換え装置と、その切換え装置を作動
するための作動信号を出力する操作手段とを備え
た2本針角縫いミシンに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のミシンとしては、例えば実公昭
55−34938号公報(昭和55年8月18日公告)に記
載されたものがある。この従来のミシンでは、2
本の針棒或いは何れか一方の針棒をミシン主軸に
駆動連結して2本針縫い或いは1本針縫いを行う
ための針棒機構を設けると共に、外部操作によつ
てミシン主軸と各針棒との駆動連結を切離するた
めの切換え装置を設け、切換え装置の摺動片が針
の移動ストロークの上方位置において所定の切換
え位置に配置された状態で、針棒機構の駆動連結
部が上下動されて、その一部が摺動片に係合され
ると、針棒機構が1本針縫い状態と2本針縫い状
態との間で切換えられるようになつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のミシンでは、針棒機構の切換
え動作をミシン主軸の回転速度とは無関係に実行
できるようになつているため、特にミシンの試運
転時において、ミシン主軸が所定の速度以上で回
転されている間に、切換え動作が実行されると、
摺動片を含む切換え装置や針棒機構の駆動連結部
が破損するおそれがあつた。
この発明は上記の問題を解消するためになされ
たものであつて、その目的はミシン主軸の回転速
度が予め定められた速度を超過した状態では、切
換え装置の作動を阻止して、針棒機構及び切換え
装置の破損を未然に防止することが可能な2本針
角縫いミシンを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明では、
ミシン主軸の回転速度を検出する速度検出手段
と、その速度検出手段からの出力信号に応答し、
ミシン主軸の回転速度が所定速度を超過した時に
は、操作手段からの作動信号の出力を無効化する
制御手段とを設けている。
〔作用〕
従つて、この発明によれば、操作手段から作動
信号が出力された時、速度検出手段からの出力信
号に基づき制御手段によりミシン主軸の回転速度
が所定速度を超過したと判定されると、制御手段
は前記作動信号を無効化して、切換え装置の作動
を停止し、針棒機構の切換え動作を阻止する。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した2本針角縫いミシ
ンの一実施例を図面に従つて詳細に説明する。
第2図に示すように、ミシンフレームのアーム
部1内には針棒支枠2が揺動可能に支持され、作
動軸3の揺動に伴い、布送り方向に沿つて揺動さ
れる。針棒支枠2には上下に平行に延びる一対の
針棒4,5が上下動可能に支持され、その下端に
は針4a,5aがそれぞれ装着されている。両針
棒4,5にはミシン主軸6の回転運動をクランク
7及びクランクロツド8を介して各針棒4,5に
選択的に伝達するための駆動連結装置9が装着さ
れると共に、針棒支枠2の上部には駆動連結装置
9によつてミシン主軸6との連結を解除された何
れか一方の針棒4,5を針上位置において休止状
態に係止保持するための係止装置10が装着され
ている。
両装置9,10の間において、針棒支枠2には
突起11aが形成された切換えレバー11が摺動
可能に装着されている。そして、この切換えレバ
ー11の摺動に伴い、その突起11aが第2図に
示す中間位置及びその中間位置から左右方向へそ
れぞれ所定距離だけ移動した左移動位置及び右移
動位置に切換え配置され、所定の切換え位置に配
置された突起11aに対し、前記駆動連結装置9
の一対の揺動レバー12,13が選択的に係合さ
れた時、駆動連結装置9の一対の係止片14,1
5の何れか一方とそれに対応する針棒4,5との
係合が解除されて、その係止片14,15による
各針棒4,5とミシン主軸6との連結が遮断さ
れ、その一方の針棒4,5が係止装置10の一対
の保持片16,17の何れか一方によつて針上位
置に保持されて、1本針縫い状態が設定される。
又、駆動連結装置9の解除ピン18が前記突起
11aに係合された時、前記駆動連結装置9によ
る何れか一方の針棒4,5の連結遮断状態が解除
され、且つ係止装置10による何れか一方の針棒
4,5の保持状態が解除されて2本針縫い状態が
設定される。尚、この実施例では前記駆動連結装
置9及び休止装置10によつて針棒機構19が構
成されているが、その詳細な構成については、こ
の出願と同一の出願人による実公昭55−34938号
公報(昭和55年8月18日公告)に記載のものと略
同一であるため、必要ならばそれを参照された
い。
第3図及び第4図に示すように、アーム部1の
背面には一対の電磁ソレノイド20,21がブラ
ケツト22を介して装着され、両電磁ソレノイド
20,21には両者に共通の移動体23が左右動
可能に挿通支持されている。両電磁ソソレノイド
20,21の下方には作動棒24が案内体25に
より左右動可能に支持され、案内体25の一方の
突片25aの両側に位置するように、作動棒24
にはばね受け26,27が嵌着されている。各ば
ね受け26,27と突片25aとの間において、
作動棒24には作動棒24自身を中間位置に保持
するための一対のばね28,29が嵌着されてい
る。
又、移動体23と作動棒24との間には、連結
レバー30がその中心にて回動可能に支持され、
その一端が前記移動体23の中間部に回動可能に
連結されると共に、他端が作動棒24の一端に回
動可能に連結されている。又、作動棒24の他端
部には連繋部材31が固着され、その突片31a
が前記切換えレバー11の凹部11bに係合され
ている。そして、前記両電磁ソレノイド20,2
1が選択的に励磁されることにより、移動体23
及び連結レバー30を介して作動棒24及び連繋
部材31が右移動位置、中間位置及び左移動位置
の何れかの位置に切換え配置され、その配置切換
えに伴つて切換えレバー11の配置位置が切換え
られる。尚、この実施例では、前記電磁ソレノイ
ド20,21、移動体23、連繋部材31及び切
換レバー11等によつて切換え装置32が構成さ
れている。
又、第2図に示すように、アーム部1の前面に
設けた操作部33には何れか一方の針4a,5a
を休止させるための操作手段としての一対の休止
針選択キー34,35が配設されている。一方、
第1図に示すように、この実施例のミシンにおけ
る制御装置には、制御手段としてのマイクロコン
ピユータ41(以下、マイコンという)が設けら
れている。又、この実施例のミシンは、ミシン主
軸6の回転に応答して針4a,5aの上下位置を
検出する針位置検出器44と、ミシン主軸6の回
転に応答して同期信号を発生する同期信号発生器
45と、ミシンモータ46の起動・停止信号及び
糸切り作動信号を出力するための操作ペダル47
とを備え、それらから出力される電気信号及びキ
ー入力信号は入力インターフエース48を介して
マイコン41に入力される。
そして、マイコン41は予め記憶された制御プ
ログラム及び一時記憶される各種のデータに応答
して、ミシンモータ46、針切換え用の電磁ソレ
ノイド20,21及び周知の糸切り装置の糸切り
用ソレノイド49に、出力インターフエース50
及び各駆動回路51,52,53を介して駆動制
御信号を出力し、表示駆動回路54を介して前記
キー34,35上のランプ34a,35aを選択
手に点灯させる。
又、特に、マイコン41は例えば所定時間内に
針位置検出器44及び同期信号発生器45から入
力される各信号をカウントすることによつてミシ
ン主軸6の回転速度を演算し、その回転速度が所
定速度(例えば200rpm)を超過した時、休止針
選択キー34,35からのキー入力信号(作動信
号)を無効化する。
尚、この実施例における針位置検出器44及び
同期信号発生器45は速度検出手段を構成してい
るが、その構成は本件出願人による特開昭61−
217197号公報に記載されたものと同一であるた
め、必要ならばそれを参照されたい。
さて、上記のように構成されたミシンにおい
て、ミシン主軸6の停止時及びその回転速度が所
定速度以下の場合、第4図に示すように、各休止
針選択キー34,35を操作すると、マイコン4
1は針位置検出器44及び同期信号発生器45か
らの入力信号に基づいて、ミシン主軸6の回転速
度を演算する(ステツプS1,S2)。そして、この
場合、ミシン主軸6の回転速度が所定速度以下で
あるため、S3の判定はYESになり、マイコン4
1はキー入力信号を有効化し、各キー34,35
に対応するランプ34a,35aを選択的に点灯
させると共に、ソレノイド20,21を選択的に
励磁させる(S4,S5)。それにより、切換えレバ
ー11が中間位置から右移動位置又は左移動位置
に切換え移動される。その状態で、ミシン主軸6
の回転により、各針棒4,5が一往復上下動され
ると、切換えレバー11の突起11aと駆動連結
装置9の揺動レバー12,13との選択的係合を
介して、何れか一方の針棒4,5とミシン主軸6
との駆動連結が解除されると共に、その一方の針
棒4,5が係止装置10によつて針上位置に係止
保持される。その結果、1本針縫い状態が設定さ
れる。
また、引き続き、ランプ34a,35aが点灯
している方の休止針選択キー34,35を再度操
作すれば、そのランプ34a,35aが消灯され
た後、対応するソレノイド20,21が消磁され
て、2本針縫い状態が設定される。
一方、ミシン主軸6が所定速度を超過する速度
で回転されている時に、休止針選択キー34,3
5が操作されると、マイコン41は前記の場合と
同様に、ミシン主軸6の回転速度を演算する
(S1,S2)。そして、この場合、ミシン主軸6の
回転速度は所定速度を超過しているため、ステツ
プS3の判定はNOになり、マイコン41はキー入
力信号を無効化し、各キー34,35に対応する
ランプ34a,35aの点灯状態の変更を阻止す
ると共に、ソレノイド20,21の励磁又は消磁
状態の変更を阻止する(S9)。それにより、切換
えレバー11の配置位置の変更が阻止される。
上記のようにこの実施例では、ミシン主軸6の
回転速度が所定速度を超過した時、針棒機構19
の切換え動作が阻止されるため、高速での針棒切
換えに起因する針棒機構19の各装置9,10や
切換え装置32の切換えレバー11等の破損が未
然に防止される。
尚、この発明は前記実施例に限定されたものは
なく、各装置9,10及び切換えレバー11等の
破損が生じない範囲内であれば、針棒機構19の
切換え動作を阻止するために基準とするミシン主
軸6の回転速度を200rpm以上に設定することも
可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明はミシン主軸の
回転速度が予め定められた速度を超過した状態で
は、切換え装置の作動を阻止して、針棒機構及び
切換え装置の破損を未然に防止することができる
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した2本針角縫いミ
シンの制御装置を示すブロツク図、第2図はミシ
ンの正断面図、第3図はミシンの部分背面図、第
4図はフローチヤートである。 4a,5a……針、6……ミシン主軸、19…
…針棒機構、32……切換え装置、34,35…
…操作手段としての休止針選択キー、41……制
御手段としてのマイコン、44……針位置検出
器、45……44と共に速度検出手段を構成する
同期信号発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右に間隔をおいて配置された2本の針4
    a,5aにより加工布に平行な縫目を形成する2
    本針縫い及び角部においてその何れか一方の針を
    休止させて縫目を形成する1本針縫いとをミシン
    主軸6の回転に伴つて実行可能な針棒機構19
    と、 前記針棒機構19に作動的に連結され、その針
    棒機構19を2本針縫い状態と1本針縫い状態と
    に切換えるための切換え装置32と、 その切換え装置32を作動するための作動信号
    を出力する操作手段34,35と を備えた2本針角縫いミシンにおいて、 前記ミシン主軸6の回転速度を検出する速度検
    出手段44,45と、 その速度検出手段44,45からの出力信号に
    応答し、ミシン主軸6の回転速度が所定速度を超
    過した時には、前記操作手段34,35からの作
    動信号の出力を無効化する制御手段41と を備えたことを特徴とする2本針角縫いミシン。
JP13106488A 1988-05-28 1988-05-28 2本針角縫いミシン Granted JPH01299589A (ja)

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