JP2017181910A - 透明シート連続体 - Google Patents

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小野 信一
Shinichi Ono
信一 小野
吉田 雅彦
Masahiko Yoshida
雅彦 吉田
寛樹 古澤
Hiroki Furusawa
寛樹 古澤
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Abstract

【課題】透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる透明シート連続体を提供することを目的としている。【解決手段】一方の面が剥離処理された光透過性のある剥離紙101と、剥離紙101の剥離処理された面に粘着剤102を介して所定間隔置きに仮着されてなる複数枚の光透過性のあるラベル片2と、を備え、ラベル片2は、剥離紙101に仮着されている位置が分かるように、赤外線吸収剤Sが塗布されている。【選択図】図1

Description

本発明は、透明シート連続体に関し、特に、光透過性のある透明シート連続体であっても、当該透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる透明シート連続体に関する。
従来の透明シート連続体として、例えば、図5に示すラベル連続体が知られている。このラベル連続体100は、図5に示すように、一方の面(表面)が剥離処理された光透過性のある帯状の剥離紙101に、粘着剤102を介して、光不透過性で略矩形状の複数のラベル片103が一定間隔をおいて仮着されているものである。そして、このようなラベル連続体100は、熱転写プリンターでサーマルヘッドによりラベル片103に印字されたり、ラベル貼付装置などを用いて、ラベル片103を剥離紙101より剥がして被貼付物に貼り付け等されたりするものである。
ところで、このようにラベル連続体100に印字したり、ラベル片103を剥離紙101より剥がしたりする際、剥離紙101に仮着されているラベル片103の位置を知る必要がある。このラベル片103の位置を知る方法として、例えば、特許文献1に記載のような方法が知られている。
この特許文献1に記載の方法を、図5を用いて説明すると、図示しない供給リールよりY100方向に供給されるラベル連続体100のラベル片103の位置は、図5(b),(c)に示す射光部200と、受光部201にて検出される。この射光部200は、図5(b),(c)に示すように、ラベル片103が通過する領域の上側に配置され、受光部201は、ラベル片103が通過する領域の下側に配置されるものである。そして、射光部200より発せられる赤外線からなるセンサ光Lを、図5(b)に示すように、受光部201にて受光すると、その位置にラベル片103が存在しないことが検出される。そしてさらに、図5(c)に示すように、センサ光Lを受光部201にて受光しない、すなわち、光不透過性であるラベル片103にてセンサ光Lが遮られると、その受光しない位置にラベル片103が位置する事が検出されるというものである。
特開2003−246549号公報
しかしながら、上記のような方法は、ラベル片103が光透過性のある材質(例えば、透明フィルム)で形成されていた場合、射光部200より発せられるセンサ光Lがラベル片103を透過してしまい、もって、受光部201にてそのセンサ光Lを受光してしまうこととなる。それゆえ、上記の方法を用いた場合、ラベル片103の位置を確認することができないという問題があった。
そこで、上記のような方法を用いず、ラベル片103に目印を付け、その目印を検出するということが考えられる。
しかしながら、上記のような方法では、ラベル片103に目印を付ける工程が増えるばかりかそれを検出する装置を新たに設ける必要があり、検出方法が非常に煩雑になると言う問題がある。
そこで、ラベル片103に目印を付けるのではなく、ラベル片103に既に印刷されているその印刷部分に向って、射光部200より発せられるセンサ光Lを照射させるということが考えられる。すなわち、その印刷部分にセンサ光Lを照射させれば、その印刷部分がセンサ光Lを遮り、もって、受光部201にてセンサ光Lが受光されず、ラベル片103の位置が検出されるのではないかというものである。
しかしながら、上記のような方法は、ラベル片103に既に印刷されているその印刷部分の感度(濃淡)に左右され、その印刷部分が薄いと、センサ光Lを透過してしまう可能性があり、もって、検出精度が安定しないという問題がある。
そこで、ラベル片103では無く、剥離紙101に目印を付けるという方法が考えられる。すなわち、図6に示すように、剥離紙101の剥離処理されていない他方の面(裏面)に、一定間隔をおいて、センサ光Lを透過させない印刷部101aをラベル片103の背面に位置するように設けるというものである。このようにすれば、図6(a)に示すように、受光部201にてセンサ光Lを受光すると、その位置にラベル片103が存在しないことが検出され、そして、図6(b)に示すように、センサ光Lを受光部201にて受光しない、すなわち、印刷部101aにて遮られると、その受光しない位置にラベル片103が位置する事が検出されるというものである。
しかしながら、上記のような方法は、ラベル片103の背面に位置するように、印刷部101aを設けることが困難であるばかりか、印刷部101aを設けるという工程が増えるため、検出方法が非常に煩雑になるという問題がある。
そして他方で、上述のような問題らは、ラベル連続体に限らず、台紙なしラベルの連続体や、包装用フィルムの連続体など、透明シート連続体全般について言えることである。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる透明シート連続体を提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の透明シート連続体によれば、光透過性のある透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)を備え、
前記透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)は、当該透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤(S)を有してなることを特徴としている。
また、請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載の透明シート連続体において、前記透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)には、当該透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤(S)が塗布されてなることを特徴としている。
一方、請求項3の発明によれば、上記請求項1に記載の透明シート連続体において、前記透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)には、当該透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤(S)が混練された印刷が施されてなることを特徴としている。
他方、請求項4の発明によれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の透明シート連続体において、前記透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A参照)は、
一方の面が剥離処理された剥離紙(101)と、
前記剥離紙(101)の剥離処理された面に粘着剤(102)を介して所定間隔置きに仮着されてなる複数枚のラベル片(2)と、を備え、
前記ラベル片(2)は、前記剥離紙(101)に仮着されている位置が分かるように、赤外線吸収剤(S)を有してなることを特徴としている。
また、請求項5の発明によれば、上記請求項1〜3の何れか1項に記載の透明シート連続体において、前記透明シート連続体本体(台紙なしラベル連続体本体10B参照)は、
粘着剤で形成された粘着層(12)を最下層に有し、該粘着剤に対して剥離性を有する剥離層(14)を最上層に有する積層体からなることを特徴としている。
そして、請求項6の発明によれば、上記請求項1〜3の何れか1項に記載の透明シート連続体において、前記透明シート連続体本体(包装用フィルム連続体本体10C参照)は、
帯状の包装用フィルムを備えてなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、光透過性のある透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)は、センサ光(L)を透過するものの、当該透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤(S)を有しているから、光透過性のある透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)であっても、赤外線吸収剤(S)にてセンサ光(L)が吸収されることとなる。これにより、光透過性のある透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)であっても、透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
また、請求項2の発明によれば、透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)に赤外線吸収剤(S)を塗布するだけで、透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
さらに、請求項3の発明によれば、透明シート連続体本体(ラベル連続体本体10A、台紙なしラベル連続体本体10B、包装用フィルム連続体本体10C参照)に赤外線吸収剤(S)を混練したインクを用いて印刷するだけで、透明シート連続体の所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。さらに、赤外線吸収剤(S)をインクに混練しているため、赤外線吸収剤(S)のみ使用する場合に比べて赤外線吸収剤(S)の使用量を低減させることができる。
なお、このような透明シート連続体としては、請求項4に記載のラベル連続体(1A)、請求項5に記載の台紙なしラベル連続体(1B)、請求項6に記載の包装用フィルム連続体(1C)が好適である。
本発明の第1実施形態に係る透明シート連続体のうちラベル連続体に関し、(a)は赤外線吸収剤を有していないラベル片を備えるラベル連続体の側面図、(b)は塗布部によって赤外線吸収剤が塗布されたラベル片を備えるラベル連続体の側面図、(c)は射光部によって発せられたセンサ光が赤外線吸収剤に吸収されている状態を示すラベル連続体の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る透明シート連続体のうちラベル連続体に関し、(a)は赤外線吸収剤を有していないラベル片を備えるラベル連続体の側面図、(b)は印刷部によって赤外線吸収剤が混練された印刷が施されたラベル片を備えるラベル連続体の側面図、(c)は射光部にて発せられたセンサ光が赤外線吸収剤に吸収されている状態を示すラベル連続体の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る透明シート連続体のうち台紙なしラベル連続体に関し、(a)は赤外線吸収剤を有していない台紙なしラベル連続体の断面図、(b)は塗布部によって赤外線吸収剤が塗布された台紙なしラベル連続体の断面図、(c)は射光部にて発せられたセンサ光が赤外線吸収剤に吸収されている状態を示す台紙なしラベル連続体の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る透明シート連続体のうち包装用フィルム連続体に関し、(a)は赤外線吸収剤を有していない包装用フィルム連続体の断面図、(b)は塗布部によって赤外線吸収剤が塗布された包装用フィルム連続体の断面図、(c)は射光部にて発せられたセンサ光が赤外線吸収剤に吸収されている状態を示す包装用フィルム連続体の断面図である。 (a)は従来のラベル連続体を示す平面図、(b)は射光部にて発せられたセンサ光が剥離紙を透過して受光部にて受光されている状態を示す従来のラベル連続体の側面図、(c)は射光部にて発せられたセンサ光がラベル片にて遮られている状態を示す従来のラベル連続体の側面図である。 (a)は剥離紙の裏面に印刷部が施された従来のラベル連続体を示す側面図、(b)は射光部にて発せられたセンサ光が印刷部にて遮られている状態を示す従来のラベル連続体の側面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る透明シート連続体の第1実施形態を、図1を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとし、従来の構成と同一の構成には、同一の符号を付すものとする。
図1は、透明シート連続体のうちラベル連続体1Aに関するもので、このラベル連続体1Aは、図1に示すように、光透過性のあるラベル連続体本体10Aを備えている。このラベル連続体本体10Aは、一方の面(表面)が剥離処理された帯状の剥離紙101に、粘着剤102を介して、複数の略矩形状のラベル片2が一定間隔をおいて仮着されている。
剥離紙101は、上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある材質からなり、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、クラフト紙、これらの紙基材にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙などの紙類等で形成されている。そして、剥離紙101の粘着剤102と接する一方の面(表面)には、主としてシリコーンを用いた剥離剤層を設けた剥離処理が施されている。
一方、粘着剤102は、上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある材質からなり、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、エマルジョン型粘着剤、有機溶剤を使用した溶剤型粘着剤、ホットメルト型粘着剤等で形成されている。
また、ラベル片2は、上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある透明ラベルからなり、例えば、透明フィルム等で形成されている。そしてさらに、このラベル片2は、図1(b),(c)に示すように、赤外線吸収剤Sを有している。この赤外線吸収剤Sは、赤外線を吸収する化合物で、例えば、ニトロソ化合物及びその金属錯塩、シアニン系化合物、スクワリリウム系化合物、チオールニッケル錯塩系化合物、フタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、トリアリールメタン系化合物、イモニウム系化合物、ジイモニウム系化合物、ナフトキノン系化合物、アントラキノン系化合物、アミノ化合物、アミニウム塩系化合物等で形成されている。
かくして、上記のように構成されるラベル連続体1Aは、図1(a)に示すように、図示しない供給リールよりY1方向に供給される。なお、この際、ラベル片2は、赤外線吸収剤Sをまだ有していない。
次いで、このように供給されたラベル連続体1Aが、図1(b)に示すように、Y2方向に搬送されると、塗布部Tが配置されている領域にさしかかる。この塗布部Tは、ラベル片2が通過する領域の上側に配置されているもので、図示しない吐出口より赤外線吸収剤Sが吐出できるようになっている。これにより、図1(b)に示すように、ラベル片2の全面に塗布部Tにより赤外線吸収剤Sが塗布されることとなり、もって、ラベル片2が赤外線吸収剤Sを有することとなる。
次いで、赤外線吸収剤Sを有するラベル片2を備えたラベル連続体1Aが、図1(c)に示すように、Y3方向に搬送されると、射光部200,受光部201が配置されている領域にさしかかる。この射光部200は、ラベル片2が通過する領域の上側に配置され、受光部201は、ラベル片2が通過する領域の下側に配置されるものである。
かくして、射光部200より赤外線からなるセンサ光Lが発せられると、図1(c)に示すように、赤外線吸収剤Sにてそのセンサ光Lが吸収され、もって、センサ光Lを受光部201にて受光しないこととなる。これにより、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置が分かることとなる。すなわち、ラベル片2が仮着されていない剥離紙101部分は、赤外線吸収剤Sが塗布されていないため、従来(図5(b)参照)のように、受光部201にてセンサ光Lを受光することができる。その一方で、赤外線吸収剤Sが塗布されているラベル片2の部分は、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されるため、受光部201にてセンサ光Lを受光することができないこととなる。それゆえ、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置が分かることとなる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、剥離紙101はセンサ光Lを透過するものの、ラベル片2には赤外線吸収剤Sが全面に塗布されているから、ラベル片2がセンサ光Lを透過するものであっても赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなる。これにより、光透過性のあるラベル片2であっても、ラベル片2の全面に赤外線吸収剤Sを塗布するだけで、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
なお、本実施形態においては、赤外線吸収剤Sをラベル片2の全面に塗布する例を示したが、それに限らず、部分的に塗布しても良い。しかしながら、ラベル片2の全面に赤外線吸収剤Sを塗布した方が好ましい。センサ光Lを赤外線吸収剤Sにて確実に吸収することができ、もって、より確実に剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置を検出することができるためである。
また、本実施形態のように、赤外線吸収剤Sをラベル片2に塗布する場合、赤外線吸収剤は、透明なもの、或いは、赤外線吸収剤を塗布した際、僅かに着色する程度のものが好ましい。着色している赤外線吸収剤Sをラベル片2に塗布すると、図示しない後工程の印刷工程で、ラベル片2に印刷をしても、着色してはいけない箇所に着色している可能性があり、もって、所望の印刷をすることができず不良品となる可能性があるためである。
それゆえ、赤外線吸収剤Sをラベル片2に塗布する場合、透明、あるいは、赤外線吸収剤を塗布した際、僅かに着色する程度の赤外線吸収剤Sを用いるのが好ましい。なお、着色している赤外線吸収剤Sを用いる場合、以下に示す第2実施形態の方法を用いるのが好ましい。
<第2実施形態>
この本発明に係る透明シート連続体の第2実施形態を、図2を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態の異なる点は、ラベル片2が赤外線吸収剤Sを有する方法が異なるだけで、それ以外は同一である。すなわち、図2(a)に示すように、図示しない供給リールよりY5方向にまだ赤外線吸収剤Sを有していないラベル連続体1Aが供給され、図2(b)に示すように、Y6方向に搬送されると、印刷部P(図示ではドラム式を例示)が配置されている領域にさしかかる。この印刷部Pは、インクを用いて、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報をラベル片2に印刷することができるものである。このインクには、赤外線吸収剤Sが混練されており、印刷部Pによってラベル片2に文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が印刷されると、ラベル片2が赤外線吸収剤Sを有することとなる。
次いで、赤外線吸収剤Sを有するラベル片2を備えたラベル連続体1Aが、図2(c)に示すように、Y7方向に搬送されると、射光部200,受光部201が配置されている領域にさしかかる。これにより、射光部200より赤外線からなるセンサ光Lが発せられると、図2(c)に示すように、赤外線吸収剤Sにてそのセンサ光Lが吸収され、もって、センサ光Lを受光部201にて受光しないこととなる。これにより、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置が分かることとなる。すなわち、ラベル片2が仮着されていない剥離紙101部分は、赤外線吸収剤Sが混練されているインクによって印刷されていないため、従来(図5(b)参照)のように、受光部201にてセンサ光Lを受光することができる。その一方で、赤外線吸収剤Sが混練されているインクによって印刷されているラベル片2の部分は、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されるから、受光部201にてセンサ光Lを受光することができないこととなる。それゆえ、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置が分かることとなる。
しかして、以上説明した本実施形態においても、剥離紙101はセンサ光Lを透過するものの、ラベル片2には赤外線吸収剤Sが混練された印刷が施されているから、ラベル片2がセンサ光Lを透過するものであっても赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなる。これにより、光透過性のあるラベル片2であっても、ラベル片2に赤外線吸収剤Sを混練したインクを用いて印刷するだけで、剥離紙101に仮着されているラベル片2の位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
また、本実施形態によれば、ラベルである以上、何らかの印刷は必ずなされるため、第1実施形態のように、赤外線吸収剤Sをラベル片2に塗布する工程を新たに設ける必要がなく、又、ラベル片2の全面に赤外線吸収剤Sを塗布する必要がないため、赤外線吸収剤Sの使用量を低減させることができる。
ところで、第1実施形態及び第2実施形態において示したラベル片は、光透過性のあるものであればどのようなものでも良く、例えば、透明な感熱記録体からなるラベル片であっても良い。
<第3実施形態>
次に、本発明に係る透明シート連続体の第3実施形態を、図3を参照して具体的に説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
第3実施形態は、透明シート連続体のうち台紙なしラベル連続体に関するもので、図3(a)に示すように、台紙なしラベル連続体1Bは、光透過性のある台紙なしラベル連続体本体10Bを備えている。この台紙なしラベル連続体本体10Bは、上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある紙素材で形成された基材層11と、この基材層11の下層側(図示下面)にこの台紙なしラベル連続体を被貼付物に貼り付けるための上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある粘着剤を積層して形成された粘着層12と、この基材層11の上層側(図示上面)に形成された商品名、コード、金額、年月日、社名等がサーマルヘッド等によって印字される上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある感熱層13と、この感熱層13の上層側(最上層)に粘着層12に対して剥離性を備えるシリコーン樹脂を主成分とする上記センサ光Lを透過可能な光透過性のある剥離剤を積層して形成された剥離層14とで構成されている。なお、この台紙なしラベル連続体本体10Bには、所定の大きさに容易に切断できるように、切断線として、幅方向に一定間隔置きに複数のミシン目10Baが互いに平行になるように設けられている。
かくして、このような台紙なしラベル連続体1Bは、図3(a)に示すように、図示しない供給リールよりY8方向に供給される。
次いで、このように供給された台紙なしラベル連続体1Bが、図3(b)に示すように、Y9方向に搬送されると、塗布部Tが配置されている領域にさしかかる。この塗布部Tは、台紙なしラベル連続体1Bが通過する領域の上側に配置されているもので、図示しない吐出口より赤外線吸収剤Sが吐出できるようになっている。これにより、図3(b)に示すように、剥離層14の一部に塗布部Tにより赤外線吸収剤Sが塗布されることとなり(図示では、ミシン目10Ba部分近傍に赤外線吸収剤Sが塗布されないようにしている)、もって、剥離層14が赤外線吸収剤Sを有することとなる。
次いで、赤外線吸収剤Sを有する剥離層14を備えた台紙なしラベル連続体1Bが、図3(c)に示すように、Y10方向に搬送されると、射光部200,受光部201が配置されている領域にさしかかる。この射光部200は、台紙なしラベル連続体1Bが通過する領域の上側に配置され、受光部201は、台紙なしラベル連続体1Bが通過する領域の下側に配置されるものである。
かくして、射光部200より赤外線からなるセンサ光Lが発せられると、図3(c)に示すように、赤外線吸収剤Sにてそのセンサ光Lが吸収され、もって、センサ光Lを受光部201にて受光しないこととなる。これにより、台紙なしラベル連続体1Bの所定位置が分かることとなる。
しかして、以上説明した本実施形態においても、台紙なしラベル連続体本体10Bはセンサ光Lを透過するものの、剥離層14には赤外線吸収剤Sが塗布されているから、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなる。これにより、光透過性のある台紙なしラベル連続体本体10Bであっても、剥離層14に赤外線吸収剤Sを塗布するだけで、台紙なしラベル連続体1Bの所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
なお、本実施形態においては、台紙なしラベル連続体1Bとして、感熱層13を形成する例を示したが、それに限らず、感熱層13を形成しなくとも良い。この際、基材層11と剥離層14との間に図2に示すような印刷部Pを用いて、インクによって、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が予め印刷されることとなる。この印刷の際、赤外線吸収剤Sが混練されたインクを用いれば、印刷部Pによって文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が印刷されると、基材層11と剥離層14との間に赤外線吸収剤Sが混練された印刷が施されることとなる。しかして、このようにしても、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなるから、台紙なしラベル連続体1Bの所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
また、本実施形態においては、ミシン目10Baを設ける例を示したが、それに限らず、ミシン目を設けなくとも良い。
ところで、第1実施形態〜第3実施形態にて示した方法は、ラベル片製造時に印刷される印刷機、又は、ラベル貼付機、或いは、ラベル片製造後ユーザにより印字されるラベル印字機等に適用可能である。
<第4実施形態>
次に、本発明に係る透明シート連続体の第4実施形態を、図4を参照して具体的に説明する。なお、第1実施形態〜第3実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
第4実施形態は、透明シート連続体のうち苺用パック等の深みのあるプラスチック容器の蓋材として用いられたり、個別包装された複数の容器を一纏めにするために用いられたりするいわゆる掛け紙として使用される包装用フィルム連続体に関するもので、図4(a)に示すように、包装用フィルム連続体1Cは、光透過性のある帯状の包装用フィルムからなる包装用フィルム連続体本体10Cを備えている。この包装用フィルム連続体本体10Cは、上記センサ光Lを透過可能な光透過性のあるポリエチレンテレフタレート(PET)で形成された透明樹脂層15が形成され、その最下層側には、サーマルヘッド等によって文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が印字される感熱層16が積層されている。
かくして、このような包装用フィルム連続体1Cは、図4(a)に示すように、図示しない供給リールよりY11方向に供給される。
次いで、このように供給された包装用フィルム連続体1Cが、図4(b)に示すように、Y12方向に搬送されると、塗布部Tが配置されている領域にさしかかる。この塗布部Tは、包装用フィルム連続体1Cが通過する領域の上側に配置されているもので、図示しない吐出口より赤外線吸収剤Sが吐出できるようになっている。これにより、図4(b)に示すように、透明樹脂層15の一部(適当間隔又は所定間隔置き)に塗布部Tにより赤外線吸収剤Sが塗布されることとなり、もって、透明樹脂層15が赤外線吸収剤Sを有することとなる。
次いで、赤外線吸収剤Sを有する透明樹脂層15を備えた包装用フィルム連続体1Cが、図4(c)に示すように、Y13方向に搬送されると、射光部200,受光部201が配置されている領域にさしかかる。この射光部200は、包装用フィルム連続体1Cが通過する領域の上側に配置され、受光部201は、包装用フィルム連続体1Cが通過する領域の下側に配置されるものである。
かくして、射光部200より赤外線からなるセンサ光Lが発せられると、図4(c)に示すように、赤外線吸収剤Sにてそのセンサ光Lが吸収され、もって、センサ光Lを受光部201にて受光しないこととなる。これにより、包装用フィルム連続体1Cの所定位置が分かることとなる。
しかして、以上説明した本実施形態においても、包装用フィルム連続体本体10Cはセンサ光Lを透過するものの、透明樹脂層15には赤外線吸収剤Sが塗布されているから、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなる。これにより、光透過性のある包装用フィルム連続体本体10Cであっても、透明樹脂層15に赤外線吸収剤Sを塗布するだけで、包装用フィルム連続体1Cの所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
なお、本実施形態においては、包装用フィルム連続体1Cとして、感熱層16を形成する例を示したが、それに限らず感熱層16を形成しなくとも良い。この際、透明樹脂層15に図2に示すような印刷部Pを用いて、インクによって、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が印刷されることとなる。この印刷の際、赤外線吸収剤Sが混練されたインクを用いれば、印刷部Pによって文字、記号、図形またはバーコード等のような情報が印刷されると、透明樹脂層15に赤外線吸収剤Sが混練された印刷が施されることとなる。しかして、このようにしても、赤外線吸収剤Sにてセンサ光Lが吸収されることとなるから、包装用フィルム連続体1Cの所定位置を簡単容易にしかも確実に検出することができる。
なお、包装用フィルムとしては、本実施形態にて示した包装用フィルムに限らず、ピロー包装などに使用される包装用フィルムにも適用可能である。
1A ラベル連続体(透明シート連続体)
1B 台紙なしラベル連続体(透明シート連続体)
1C 包装用フィルム連続体(透明シート連続体)
2 ラベル片
10A ラベル連続体本体(透明シート連続体本体)
10B 台紙なしラベル連続体本体(透明シート連続体本体)
10C 包装用フィルム連続体本体(透明シート連続体本田御)
11 基材層
12 粘着層
13 感熱層
14 剥離層
15 透明樹脂層
16 感熱層
101 剥離紙
102 粘着剤
S 赤外線吸収剤
L センサ光

Claims (6)

  1. 光透過性のある透明シート連続体本体を備え、
    前記透明シート連続体本体は、当該透明シート連続体本体の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤を有してなる透明シート連続体。
  2. 前記透明シート連続体本体には、当該透明シート連続体本体の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤が塗布されてなる請求項1に記載の透明シート連続体。
  3. 前記透明シート連続体本体には、当該透明シート連続体本体の所定位置が分かるように、赤外線吸収剤が混練された印刷が施されてなる請求項1に記載の透明シート連続体。
  4. 前記透明シート連続体本体は、
    一方の面が剥離処理された剥離紙と、
    前記剥離紙の剥離処理された面に粘着剤を介して所定間隔置きに仮着されてなる複数枚のラベル片と、を備え、
    前記ラベル片は、前記剥離紙に仮着されている位置が分かるように、赤外線吸収剤を有してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の透明シート連続体。
  5. 前記透明シート連続体本体は、
    粘着剤で形成された粘着層を最下層に有し、該粘着剤に対して剥離性を有する剥離層を最上層に有する積層体からなる請求項1〜3の何れか1項に記載の透明シート連続体。
  6. 前記透明シート連続体本体は、
    帯状の包装用フィルムを備えてなる請求項1〜3の何れか1項に記載の透明シート連続体。
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