JP2018004725A - 台紙付きラベル、印刷装置、貼付装置 - Google Patents

台紙付きラベル、印刷装置、貼付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】台紙の剥離剤層に仮着された剛性の小さいラベルを、容易に台紙から剥離させることができる台紙付きラベルを提供する。台紙に仮着されたラベルを剥離した場合、ラベルに塗布されていた粘着剤が台紙に残留することを低減すること。【解決手段】剥離剤層を有する台紙と、台紙の剥離剤層に仮着されたラベルとを有する台紙付きラベルであって、ラベルは、表面に印字可能な印字面を備え、剥離剤層と対向する裏面に粘着部を有し、ラベルの裏面において、ラベル搬送方向の下流側の端部又は端部近傍に非粘着部を有する。ラベルは、透光性材料からなる透明ラベルであってもよい。また、このラベルの非粘着部は不透明部を有してもよい。不透明部は、コード情報を印字可能なコード情報表示部を有してもよい。【選択図】図2

Description

本発明は、台紙付きラベル、印刷装置、貼付装置に関する。
一般的な台紙付きラベルは、ラベルの裏面全体に粘着剤層が形成されており、長尺の台紙に仮着されている。台紙からラベルを剥離する場合、例えば、鋭角な先端部を有する剥離部材の外周に沿って台紙を屈曲させながら、台紙をスライドさせる。
特開2008−213914号公報
しかしながら、例えば、樹脂材料からなる透明ラベルなどの小さい剛性のラベルが台紙に仮着されている台紙付きラベルの場合、鋭角な先端部を有する剥離部材の外周に沿って台紙を屈曲させたとしても、ラベルが同様に屈曲してしまい、ラベルが台紙から剥離し難いことがあるという問題がある。ラベルが台紙から剥離しない場合、ラベル発行不良となり、歩留まりが悪化する。
また、ラベル搬送方向の下流側端部で、ラベルが台紙から剥離したとしても、ラベル搬送方向上流側端部にて、ラベルの裏面に塗布されている粘着剤が台紙に残留し、例えば、台紙側にラベル巻き込みが発生するなどの不具合を生じる虞があるという問題がある。
ところで、ラベル発行装置から発行されたラベルをラベル発行口付近に設けられたラベルレシーバで保持し、ラベル貼付装置によりそのラベルを吸着保持した後、ラベル貼付装置によりラベルを商品等に貼付する場合、例えば、ラベル裏面全体に粘着部が設けられ、ラベル搬送方向の上流側の端部(ラベル頭部)に非粘着部がない台紙付きラベル(比較例)では、台紙とラベルの搬送方向の上流側端部が剥離し難く、ラベルがラベルレシーバの一時待機位置からずれると、ラベル貼付装置による貼付精度が低下するという問題点がある。
また、例えば、ラベル裏面全体に粘着部が設けられた台紙付きラベル(比較例)の場合、上記剥離部材の外周に沿って、比較例の台紙付きラベルの台紙を屈曲させながら、ラベル搬送方向にスライドさせたとしても、搬送方向の下流側のラベル(先に台紙から取り外されるラベル)を早期に取り外すことができず、台紙上のラベル間隔を比較的長く設定することを要するという問題がある。
ところで、裏面に等間隔に識別マークが印刷された長尺状の台紙と、前記識別マーク間における台紙の表面側に粘着剤層を介して仮着された第1のラベルと、前記第1のラベルよりサイズが大きく、かつ、前記第1のラベルに引き続き前記識別マーク間における台紙の表面側に糊殺し加工された粘着剤層を介して仮着された第2のラベルと、を備えたことを特徴とするラベル連続体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のラベル連続体の第2のラベルは、物品に貼り付けた際、剥離可能であり、且つ、一旦剥離すると再貼付が不可能となる技術であり、この技術では、上記問題点を解決することはできない。
本発明の台紙付きラベルは、以下の構成を少なくとも具備するものである。
剥離剤層を有する台紙と、前記台紙の前記剥離剤層に仮着されたラベルとを有する台紙付きラベルであって、
前記ラベルは、表面に印字可能な印字面を備え、前記剥離剤層と対向する裏面に粘着部を有し、
前記ラベルの前記裏面において、ラベル搬送方向の下流側の端部又は端部近傍に非粘着部を有することを特徴とする。
本発明の台紙付きラベルは、簡単な構造で、台紙の剥離剤層上に仮着されたラベルを容易に剥離することができる。
また、台紙に仮着されたラベルを剥離した場合、ラベルに塗布されていた粘着剤が台紙に残留する量が少ない、簡単な構造の台紙付きラベルを提供することができる。
また、本発明の台紙付きラベルは台紙に仮着された枚葉状の複数のラベルの間の間隔が短く、長尺の台紙に仮着可能なラベルの枚数が多い。
本発明の実施形態に係る台紙付きラベルの一例を示す平面図。 本発明の実施形態に係る台紙付きラベルの一例を示す図、(a)は台紙上に透明ラベルが配置された台紙付きラベルの一例を示す斜視図、(b)は台紙付きラベルの分解斜視図。 透明ラベルの裏面の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る台紙付きラベルの製造方法の一例を説明するための図。 本発明の実施形態に係る台紙付きラベルを用いる装置の一例を示す図、(a)は台紙付きラベルを用いるラベル発行装置及びラベル貼付装置の一例を示す図、(b)は鋭角形状の剥離部材付近の拡大図。 台紙付きラベルの透明ラベルの使用例を説明するための図。 ラベル裏面側でラベル搬送方向の下流側の端部付近にのみ非粘着部を有する台紙付きラベルの一例を示す平面図。 ラベル裏面側でラベル搬送方向の上流側の端部付近にのみ非粘着部を有する台紙付きラベルの一例を示す平面図。 ラベル搬送方向の上流側及び下流側の端部付近、並びにラベルの略中央部に非粘着部を有する台紙付きラベルの一例を示す平面図。
本発明の実施形態に係る台紙付きラベルは、剥離剤層を有する台紙と、台紙の剥離剤層に仮着されたラベルとを有する。ラベルは、表面に印字可能な印字面を備え、剥離剤層と対向する裏面に粘着部を有する。ラベルは、その裏面において、ラベル搬送方向の下流側の端部又は端部近傍に非粘着部を有する。本実施形態では、ラベルが透光性材料からなる透明ラベルを説明するが、この形態に限られるものではなく、非透光性の材料からなるラベルであってもよい。
この台紙付きラベルは、例えば、ラベルプリンタに使用するラベルであって、ラベルに印字後、ラップ包装やトレー包装等の商品包装などにラベルを貼付して使用される。
以下、本発明の実施形態に係る台紙付きラベルを、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1、図2、図3に示したように、本発明の実施形態に係る台紙付きラベル10は、透明ラベル1と長尺の台紙2を有する。
台紙2は、一方の面に剥離剤層21が設けられている。透明ラベル1は、透光性材料からなり、台紙2の剥離剤層21に仮着されている。詳細には、透光性の材料として、例えば、ポリエステル、ポリプロピレンなどの透光性の樹脂材料を採用することができる。また、透明ラベル1は、0.05mm〜0.30mm程度の厚さに形成されており、一般的な紙製のラベルと比較して剛性が低い。
本実施形態では、図2に示したように、複数の枚葉状の透明ラベル1が仮着された長尺の台紙2は、ロール状に巻回されたラベルロール10Rとなっている。ラベルロール10Rから引き出された台紙2の先端部には、ラベル1が仮着されていない領域10fが形成されており、これはラベルロール10Rをラベル発行装置の台紙巻取り装置部分へ初期セットするための領域となっている。
本発明の実施形態では、台紙付きラベル10の透明ラベル1は、表面に印字可能な印字面11を備え、台紙2の剥離剤層21と対向する裏面に粘着剤が塗布された粘着部12(粘着剤層)を有する。また、透明ラベル1の裏面において、ラベル搬送方向TDの下流側の端部又は端部近傍に非粘着部15を有する。
また、透明ラベル1は非粘着部15に不透明部15aを有する。不透明部15aは、白色、グレーなどの規定の色に着色されていてもよいし、半透光性材料により形成されていてもよい。この不透明部15aは、例えば、商品情報に関する商品コードなどの所定の情報を示すバーコードや2次元コード等のコード情報または商品情報等を印字可能なコード情報表示部15D(または商品情報表示部)を有する。
また、透明ラベル1はその裏面に、ラベル搬送方向TDの下流側の端部近傍に設けられた非粘着部15と、その非粘着部15に対してラベル搬送方向TDの下流側のラベルの端部との間に所定幅d121の粘着部121を有する。また、透明ラベルの裏面には、ラベル搬送方向TDの下流側の端部近傍に設けられた非粘着部15と、その非粘着部15に対して、ラベル搬送方向TDに直交する方向の透明ラベル1の両端部又は一方の端部との間に、所定幅d122,d123の粘着部122,123を有する。
また、台紙付きラベル10の透明ラベル1は、その裏面において、ラベル搬送方向TDの上流側の端部(ラベル搬送方向上流側端部)又はその端部近傍に非粘着部16(第2の非粘着部)を有する。
本実施形態では、非粘着部16のラベル搬送方向TDに沿った長さd16は、非粘着部15のラベル搬送方向TDに沿った長さd15と同じ、または短い長さに設定されている。
つまり、ラベル搬送方向の上流側の非粘着部16は、下流側の非粘着部15の面積と同じ、または小さくなるように形成されている。
また、台紙付きラベル10は、長尺の台紙2の剥離剤層21上に複数の透明ラベル1が並べて配置されており、ラベル1とラベル1の間隔d1(搬送方向TDに沿った間隔d1)が比較的短く設定されている。
次に、本発明の実施形態に係る台紙付きラベルの製造方法の一例を説明する。本実施形態では、図4に示した製造装置200により台紙付きラベル10を製造する。
詳細には、長尺の透明シート100が巻き回されたロール体100Rから、透明シート100が巻き出され、塗布装置201により、透明シート100の裏面側に粘着剤が塗布され粘着部(粘着剤層)が形成される。尚、透明シート100の裏面側に予め粘着剤が塗布されたロール体100Rを用いてもよい。
そして、透明シート100の表面側に配置されたローラ203とシートの裏面側に配置された印刷装置202の間に透明シート100が搬送され、印刷装置202により透明シート100の裏面側の粘着部(粘着剤層)に、粘着力をなくす又は粘着力を低減させる塗料が塗布され、乾燥装置204により塗料が乾燥され、非粘着部が形成される。
そして、台紙ロール20Rから、剥離剤層21が一方の面に形成された長尺の台紙2が巻き出され、上記透明シート100と長尺の台紙2が圧着される。
尚、透明シート100の非粘着部の形成位置に対応する、台紙2の裏面側の所定位置にマーキング装置205によりマーキングが施されてもよい。
次に、マーク検出装置207によるマーキングの位置確認や、撮像装置206による非粘着部の位置確認が行われた後、ラベル形状の型押し装置208、209により、透明シート100に型押し処理が施され、透明シート100の透明ラベル1以外の不要部分が巻取り装置40Rにより巻き取られ、透明ラベル1が仮着された長尺の台紙2が巻取り装置により巻き取られ、台紙付きラベル10としてのラベルロール10Rが製造される。
尚、上記製造装置200では、ローラ203、印刷装置202により、透明シート100の裏面側の粘着部(粘着剤層)に、粘着力をなくす又は粘着力を低減させる塗料が塗布することで非粘着部を形成したが、この形態に限られるものではない。例えば、塗布装置201により粘着剤の塗布領域を高精度に制御することで、透明ラベル1の裏面に粘着剤の塗布されていない非粘着部を形成してもよい。
次に、図5、図6を参照しながら、本発明の実施形態に係る台紙付きラベルを用いたラベル発行装置50、ラベル貼付装置60、発行された透明ラベル1の一例を説明する。
印刷装置としてのラベル発行装置50は、ロール装着部10Sにラベルロール10Rが装着される。ラベルロール10Rから引き出された台紙付きラベル10は、ローラ52、印刷部51によりラベル1の表面の印字面11やコード情報表示部15Dに、商品情報やコード情報などが印字される。
ラベル発行装置50は、印刷部51よりも下流側に、鋭角形状の先端部を有する剥離部材53(ディスペンサ)が設けられている。台紙2が、この剥離部材53の鋭角形状の先端部に沿って、ラベル仮着面に対して反対の面側に屈曲させながら台紙2を搬送方向に沿ってスライドされ、非屈曲状態の透明ラベル1が略水平に移動して、ラベル搬送方向TDの下流側端部から上流側へ透明ラベル1が台紙2から離間する。台紙2は、台紙巻取り装置54により巻き取られる。
発行された透明ラベル1は、ラベル発行装置50のラベル発行口のラベル搬送方向の下流側に配置されたラベルレシーバ57により一時的に保持される。ラベルレシーバ57により保持された透明ラベル1は、例えば、ラベル発行装置50のラベル発行口のラベル搬送方向の下流側に配置されたラベル貼付装置60により吸着保持された後、貼付対象物である商品(不図示)の所定位置に貼付される。
詳細には、ラベルとして小さい剛性の透明ラベルを採用した場合であっても、剥離部材53(ディスペンサ)の先端部で台紙が折り返された状態となり、ラベル搬送方向下流側端部または端部付近に設けられた非粘着部15(糊殺し部分)により、透明ラベルを台紙から容易に剥離することができる(剥離性向上)。
また、本実施形態では、透明ラベル1の裏面において、ラベル搬送方向上流側端部(ラベル頭部)またはその端部付近に非粘着部16が設けられているので、ラベル発行時、透明ラベル1のラベル搬送方向上流側端部と台紙とを確実に離間することができ(ラベル頭部離れが良好)、透明ラベル1を高精度にラベルレシーバ57の所定位置に待機させることができる。すなわち、透明ラベル1が所定の位置からずれることなく、高精度にラベルレシーバ57の所定の位置で待機しているので、ラベル貼付装置60はラベルレシーバ57の所定位置に一時的に待機した透明ラベル1において、透明ラベル1の中央部等の規定位置を高精度にずれなく吸着保持した後、商品(不図示)の所定位置に高精度に貼付することができる(ラベル貼付精度向上)。
尚、ラベル1は、手貼りにより商品等に貼付されてもよい。
ところで、一般的な光学センサでは、透明ラベルと台紙との区別がつかず、透明ラベルを検出することが困難である。
本発明の実施形態では、ラベル発行装置50(印刷装置)やラベル貼付装置60(貼付装置)は、発光部と受光部からなる光学センサなどのラベル検出部71やラベル検出部72を、図5に示すように所定位置に有し、不透明部を検出することで透明ラベルを検出する。ラベル発行装置は、その検出結果に基づいて、ラベルの所定位置に印字を行う。ラベル貼付装置は、その検出結果に基づいて、ラベルの所定位置を吸着保持した後、商品などの規定位置にラベル貼付を行う。
詳細には、ラベル発行装置50(印刷装置)やラベル貼付装置60(貼付装置)は、予めラベルのエッジ(端部)と不透明部との相対的な位置関係を示す位置データを記憶しておき、ラベル検出部71やラベル検出部72により不透明部が検出された場合、その不透明部の位置と上記位置データに基づいて、不透明部からラベルのエッジ(端部)を検出することができる。このため、余計なマーク等をラベルに付加することなく、ラベル発行装置50(印刷装置)やラベル貼付装置60(貼付装置)は、透明なラベルの端部位置、つまりラベル全体の位置を確実に検出することができる。
尚、本発明の実施形態に係る台紙付きラベルは、ラベル貼付装置単体で用いられてもよい。このラベル貼付装置は、上記光学センサにより、不透明部を検出することで透明ラベルを検出する。
また、本発明の実施形態に係る台紙付きラベルは、ラベル発行装置50(印刷装置)単体で用いられてもよい。
図6に示したように、本実施形態では、発行された透明ラベル1は、表面の印字面11に商品情報などが印字され、コード情報表示部15Dに商品情報に関連するコード情報が印字されている。
また、コード情報表示部15Dに対応する裏面側の位置には、非粘着部15に不透明部15aが形成されているので、コードスキャナ(不図示)による、コード情報表示部15Dに印字されたコード情報の読み取り精度が高い。
台紙付きラベルは、上述した実施形態に限られるものではない。例えば、図7に示したように、ラベル裏面側でラベル搬送方向TDの下流側の端部付近にのみ非粘着部15を有する台紙付きラベルであってもよい。つまり、透明ラベル1Aは、図1に示した透明ラベル1の非粘着部16が形成されていなくともよい。すなわち、台紙付きラベル10Aを簡単に製造することができる。
また、台紙付きラベルは、図8に示したように、ラベル裏面側でラベル搬送方向TDの上流側の端部付近のみ非粘着部16を有する台紙付きラベル10Bであってもよい。つまり、透明ラベル1Bは、図1に示した透明ラベル1の非粘着部15が形成されていなくともよい。より簡単に、台紙付きラベル10Bを製造することができる。
また、台紙付きラベルは、図9に示したように、ラベル裏面側でラベル搬送方向TDの下流側の端部付近に非粘着部15s、上流側の端部付近に非粘着部16、並びにラベル1Cの略中央部に非粘着部17を有する台紙付きラベル10Cであってもよい。また、非粘着部17は不透明部17aであってもよい。また、ラベル裏面の不透明部17aに対応する表面側には、商品情報に関連するコード情報を印字可能なコード情報表示部17Cが形成されていてもよい。また、本実施形態では、ラベル裏面の所定位置に形成された不透明部に対応する表面側には、図形やマークなどを印字可能な図形表示部11Mが形成されていてもよい。図9に示した例では、図形表示部11Mは、非粘着部16と重ならない位置に設けられている。この場合、ブランド等を表示するためのマーク部分(図形表示部11M)が剥がれ難くい構造となる。尚、図形表示部11Mは、非粘着部16と重なる位置に設けられていてもよい。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る台紙付きラベル10は、剥離剤層21を有する長尺の台紙2と、台紙2の剥離剤層21に仮着されたラベルとを有する。上記実施形態では、ラベルは、透光性材料からなる透明ラベル1であり、透光性の材料として、例えば、ポリエステル、ポリプロピレンなどの透光性の樹脂材料を採用することができる。透明ラベル1は、上述した樹脂材料などで形成され、薄厚であり、一般的な紙製のラベルと比較して剛性が低い。
本発明の実施形態では、台紙付きラベル10の透明ラベル1は、表面に印字可能な印字面11を備え、台紙2の剥離剤層21と対向する裏面に粘着剤が塗布された粘着部12(粘着剤層)を有する。また、透明ラベル1の裏面において、ラベル搬送方向TDの下流側の端部又は端部近傍に非粘着部15を有する。
上述した台紙付きラベル10は、ラベル発行時、台紙2のみを、鋭角形状の先端部を有する剥離部材に沿って、ラベル仮着面に対して反対の面側に屈曲させながら台紙2を搬送方向に沿ってスライドさせ、非屈曲状態の透明ラベル1が移動して、ラベル搬送方向TDの下流側端部から上流側へ、透明ラベル1が台紙2から離間することで、透明ラベル1の剛性が低い場合であっても、透明ラベル1を台紙2に対して容易に剥離させることができる。
また、台紙2に仮着された透明ラベル1がきれいに剥離することができ、透明ラベル1に塗布されていた粘着剤が台紙2に残留することを低減することができる。
また、透明ラベル1の剥離性が向上し、粘着剤の台紙2への残留が低減することで、ラベル発行の生産性が向上する。
また、透明ラベル1はその裏面においてラベル搬送方向TDの下流側端部に非粘着部15を有するので、台紙2を屈曲させながら搬送方向TDにスライドさせることで、低い剛性のラベル1を容易に台紙2から剥離させることができ、長尺の台紙2の剥離剤層21上に並べて配置されたラベルとラベルの間隔d1(搬送方向TDに沿った間隔d1)を、非粘着部15が形成されていないラベル(比較例)と比べて短く設定することができる。
1巻のラベルロールにおいて、長尺の台紙が規定長(搬送方向の長さ)である場合、ラベルとラベルの間隔d1が短いほど、多くのラベルを台紙に仮着させることができる。また、ラベル発行装置(印刷装置)において、本発明に係る台紙付きラベルを巻回したラベルロールの交換回数を低減することができる。このことは、ラベル発行装置の稼働をなるべく一時停止させたくない食品工場などでは、大きいメリットを有する。
また、本実施形態では、透明ラベル1の裏面側において、透明ラベル1の搬送方向下流側及び上流側の端部付近のみ粘着剤を塗布しない、あるいは、その端部付近のみ粘着剤層の上から粘着力をなくす又は粘着力を低減させる塗料を塗布することにより、非粘着部15を容易に形成することができる。
また、本発明の実施形態に係る台紙付きラベル10は、透明ラベル1の非粘着部15に不透明部15aを有する。不透明部15aは、白色、グレーなどの規定の色に着色されていてもよいし、半透光性材料により形成されていてもよい。この不透明部15aには、例えば、商品情報に関する商品コードなどの所定の情報を示すバーコードや2次元コード等のコード情報または商品情報等を印字可能なコード情報表示部15D(または商品情報表示部)を有していてもよい。コード情報表示部15Dは、透明ラベル1の表面側または裏面側に形成されている。
すなわち、透明ラベル1が商品等に貼付された場合、透明ラベル1を介して商品等を容易に視認することができ、且つ、透明ラベルの裏面側の非粘着部15が不透明部15aとなっているので、例えば、バーコードなどのコード情報または商品情報等がコード情報表示部15D(または商品情報表示部)に印字された場合であっても、良好な視認性を有する。
つまり、透明ラベル1は、不透明部15a以外の部分が透明であるため、透明ラベル1に商品の情報等が印字されて商品に貼付された場合であっても、商品の需要者は、透明ラベル1を通して商品を確実に確認することができる。
また、本発明の実施形態では、透明ラベル1の裏面に、ラベル搬送方向TDの下流側の端部近傍に設けられた非粘着部15と、その非粘着部15に対してラベル搬送方向TDの下流側のラベルの端部との間に所定幅の粘着部121を有する。また、透明ラベルの裏面には、ラベル搬送方向TDの下流側の端部近傍に設けられた非粘着部15と、その非粘着部15に対して、ラベル搬送方向TDに直交する方向の透明ラベル1の両端部又は一方の端部との間に、所定幅の粘着部122,123を有する。
詳細には、本実施形態では、透明ラベル1の裏面側の非粘着部15と、その非粘着部15の周囲の端部までの間に所定幅の粘着部121,122,123を有するので、透明ラベル1を商品などに貼付した場合に、透明ラベル1の裏面を商品等に確実に貼付することができる。
また、本発明の実施形態に係る台紙付きラベル10は、ラベル搬送方向TDの上流側の端部(ラベル搬送方向上流側端部)又はその端部近傍に非粘着部16(第2の非粘着部)を有する。
すなわち、鋭角形状の先端部を有する剥離部材の外周に沿って台紙2を屈曲しながら、ラベル搬送方向TDにスライドさせた場合、ラベル搬送方向TDの上流側の端部に非粘着部16が設けられているので、台紙2への粘着剤の残留量が小さい。
また、鋭角形状の先端部を有する剥離部材の外周に沿って、台紙付きラベル10の台紙2を屈曲させながら、ラベル搬送方向TDにスライドさせた場合、搬送方向TDの下流側のラベル(先に台紙2から取り外されるラベル)を早期に取り外すことができるので、ラベル間隔を比較的短く設定することができる。
例えば、ラベル搬送方向TDの上流側の端部に非粘着部がない台紙付きラベル(比較例)の場合、上記剥離部材の外周に沿って、比較例の台紙付きラベルの台紙を屈曲させながら、ラベル搬送方向TDにスライドさせたとしても、搬送方向TDの下流側のラベル(先に台紙2から取り外されるラベル)を早期に取り外すことができず、ラベル間隔を比較的長く設定することを要する。
また、図1に示した例では、台紙付きラベル10の透明ラベル1は、非粘着部16のラベル搬送方向TDに沿った長さd16が、非粘着部15のラベル搬送方向TDに沿った長さd15よりも短い。つまり、ラベル搬送方向の上流側の非粘着部16の面積は、下流側の非粘着部15の面積よりも小さい。この場合、台紙付きラベルを搬送方向に高速に移動させながら、台紙を屈曲させて、台紙からラベルを短時間に大量にきれいに剥離させることができ、且つ、ラベルの間隔を短くすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
尚、上記実施形態では、台紙上に仮着されたラベルは透明ラベルであったが、この実施形態に限られるものではない。例えば、ラベルは、非透光性材料で形成された非透明ラベルであってもよい。
また、上記実施形態では、台紙付きラベルは長尺の台紙2上に複数の枚葉状の透明ラベル1が仮着されていたが、この形態に限られるものではなく、例えば、1つの枚葉状の台紙2に1つの枚葉状の透明ラベル1が仮着された形態であってもよい。
また、ラベルは、四角形に限られるものではなく、例えば、円形状、花形、葉を模した形状等の所定の形状であってもよい。
1…ラベル(透明ラベル)
2…台紙
10…台紙付きラベル
11…印字面
12…粘着部
15…非粘着部(第1の非粘着部、ラベル搬送方向下流側の非粘着部)
16…非粘着部(第2の非粘着部、ラベル搬送方向上流側の非粘着部)
21…剥離剤層
TD…搬送方向(ラベル搬送方向)

Claims (8)

  1. 剥離剤層を有する台紙と、前記台紙の前記剥離剤層に仮着されるラベルとを有する台紙付きラベルであって、
    前記ラベルは、表面に印字可能な印字面を備え、前記剥離剤層と対向する裏面に粘着部を有し、
    前記ラベルの前記裏面において、ラベル搬送方向の下流側の端部又は端部近傍に非粘着部を有することを特徴とする台紙付きラベル。
  2. 前記ラベルの裏面には、搬送方向の下流側の端部近傍に設けられた前記非粘着部と、該非粘着部に対してラベル搬送方向の下流側のラベルの端部、あるいは、ラベル搬送方向に直交する方向のラベルの両端部又は一方の端部との間に、所定幅の粘着部を有することを特徴とする請求項1に記載の台紙付きラベル。
  3. ラベル搬送方向の上流側の端部又は端部近傍に非粘着部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の台紙付きラベル。
  4. 前記ラベル搬送方向の上流側の非粘着部の面積が、下流側の非粘着部の面積よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の台紙付きラベル。
  5. 前記ラベルは、透光性材料からなる透明ラベルであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の台紙付きラベル。
  6. 前記ラベルの前記非粘着部は、不透明部を有することを特徴とする請求項5に記載の台紙付きラベル。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の台紙付きラベルの印字面に印刷を行う印刷部を備えた印刷装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の台紙付きラベルのラベルを貼付対象物に貼付する貼付装置。
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