JP7305514B2 - ラベル管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムに関する。具体的には、個々の商品を識別するための2次元コード等の個体管理コードを印字した表示ラベルを容器に貼り付けることで、商品の横流しのような不正流通を検知することが可能なラベル管理システムに関する。
近年、正規品の横流しによる不正流通の被害は増加しており、様々な業種・業態で不正流通品対策に向けた流通経路の把握などの対策が求められている。横流しによる不正流通被害の対策には、例えば、容器に製造番号等のコードやナンバーを付与しておけば、製造単位でのトレーサビリティは一応可能である。さらに、容器ごとに個体を識別する情報を付与することで、容器ごとの管理もできる。しかしながら、容器に付与された製造番号等のコードやナンバーは、削り取られ、抹消されてしまう恐れがあり、不正行為を抑止する対策が打たれていること自体を分からないようにする必要がある。
このような問題に対処するために、例えば、特開2012-79020号公報(特許文献1)及び特開2012-221356号公報(特許文献2)には、容器の個体を識別する識別情報記号を可視光に対して透明で紫外線または赤外線が照射されたときに読取装置に読み取られる不可視インクで容器の所定の印字面に印字することで、容器ごとに個別管理できる生産管理システムが開示されている。また、特開2014-238691号公報(特許文献3)には、このような不可視のバーコードや2次元コードを携帯端末で読み取るための携帯端末用筐体及びそれを装着した携帯端末が開示されている。
これら先行技術では、肉眼では識別困難なコード(一次元・二次元)やシリアルナンバーを容器に付与し、商品の個体管理を行うことで、メーカー以外の第三者に気づかれることなく、流通途中の不正な横流し等を抑制することが可能となる。
特開2012-79020号公報 特開2012-221356号公報 特開2014-238691号公報
しかしながら、商品の容器には様々な形状や材質のものがあり、特に飲料等の容器は胴部が筒状になっているものが多い、例えば、特許文献1及び2に記載の容器の場合、曲面になっている容器の胴部に個体を識別する識別情報記号(二次元コード等)を精度良く印字するのが難しく、比較的平面な容器の底部など識別情報記号を印字できる領域に制約が生じる。
また、容器の材質によっては不可視インクの定着が困難であり、特許文献3に記載されているようなコード読取装置(携帯端末)で不可視のバーコードや2次元コードを読み取るためには、不可視インクを定着させるための下地形成などの処理が必要となる。
以上のような課題を解決するために、1枚ごとに異なった2次元コード等の個体管理コードを不可視インク等で印字した表示ラベルを商品の容器に貼り付けることで、印字できる領域に制約があり下地処理を必要とするような容器への直接印字を行うことなく、商品の容器に貼り付けられた表示ラベル上の個体管理コードを読み取ることで、商品の横流しのような不正流通を検知することができるラベル管理システムを提供する。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムは、内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムであって、
前記容器を搬送する容器搬送装置と、
前記容器に前記表示ラベルを貼付するラベル貼付装置と、
前記個体管理コードを読み取る読取装置と、
それぞれ異なる1以上の前記個体管理コードに対して1つの箱詰めデータを生成するデータ制御装置と、
前記箱詰めデータから箱用表示を生成し、前記容器を収納する箱に直接印字または箱ラベルを介して付与するラベルプリンタ装置と、
前記箱用表示を読み取り、前記箱用表示が付与された箱に容器を収納する箱詰め装置と
を備え、
前記データ制御装置は、前記個体管理コードを前記箱詰めデータと関連付けて記憶し、
前記箱詰め装置は、読み取った前記箱用表示に対応する前記箱詰めデータに関連付けて記憶された1以上の前記個体管理コードを取得して、1以上の前記個体管理コードが付与された前記表示ラベルを貼付けた前記容器を前記箱に収容することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記データ制御装置は、前記個体管理コードに対して生成された前記箱詰めデータを管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記内容物が入れられた容器の各々について、前記個体管理コードと、前記箱詰めデータとを出荷コードに関連付けて記憶して、前記容器が収容された前記箱の出荷先を管理することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記表示ラベルは、少なくとも、ラベル基材と、前記ラベル基材の一方の面に積層された表示印刷層と、前記ラベル基材の他方の面に積層された粘着層と
からなり、
前記個体管理コードは、前記表示ラベルの表裏の少なくともどちらか一方の面に付与され、
前記個体管理コードは、目視困難であり、前記読取装置によって紫外線または赤外線の照射することにより読み取り可能となることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記表示ラベルは、前記個体管理コードよりも表層側に表面保護層が積層されたことを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記表面保護層が、マットニスまたはマットフィルムであることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記ラベル貼付装置は、長尺状の剥離基材上に表示ラベルが連続して載置されたラベルロール体から表示ラベルを一片ずつ連続して繰り出し、前記容器に貼付するように構成されたことを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記ラベル貼付装置は、ラベルロール体から任意の寸法の表示ラベルに切断するカッター機構を備え、一区画の表示ラベルが連接した長尺状表示ラベルからなるラベルロール体から表示ラベルを一片ずつ連続して繰り出し、前記容器に貼付するように構成されたことを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記ラベル貼付装置は、粘着機構を備え、前記容器に表示ラベルを貼り付ける前に、表示ラベルの一片ずつに粘着層を積層することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記ラベル貼付装置は、印字機構を備え、前記容器に表示ラベルを貼り付ける前に、表示ラベルの一片ずつに異なった個体管理コードを印字することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記印字機構は、紫外線または赤外線の照射により目視可能となる不可視インクを用い、表示ラベルの一片ずつに異なった個体管理コードを印字することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記容器は胴部が略円筒状の容器で、前記表示ラベルは前記容器の略円筒状の胴部に貼り付けられることを特徴とする。
本発明の別の実施形態に係るラベル管理システムは、内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムであって、
前記容器を搬送する容器搬送装置と、
前記容器に前記表示ラベルを貼付するラベル貼付装置と、
前記個体管理コードを読み取る読取装置と、
それぞれ異なる1以上の前記個体管理コードに対して1つの箱詰めデータを生成するデータ制御装置と、
前記箱詰めデータから箱用表示を生成し、前記容器を収納する箱に直接印字または箱ラベルを介して付与するラベルプリンタ装置と、
前記箱用表示を読み取り、前記箱用表示が付与された箱に容器を収納する箱詰め装置と
を備え、
前記データ制御装置は、前記個体管理コード及び前記箱詰めデータを、少なくとも出荷コードを管理する管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、内容物が入れられた前記容器の一つ一つについて、前記個体管理コードと、前記箱詰めデータと、前記出荷コードとを関連付けて記憶するように構成されたことを特徴とする。
本発明の別の実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記管理サーバは、ネットワークを介して端末装置と接続され、
前記端末装置は、前記個体管理コードを読み取るためのコード読取手段を備え、前記コード読取手段によって、前記容器の前記個体管理コードを読み取り、読み取った前記個体管理コードに関連する前記出荷コードを前記管理サーバから取得することで、前記容器の出荷先を容器の一つ一つについて特定できるように構成されたことを特徴とする。
本発明の別の実施形態に係るラベル管理システムの好ましい実施形態として、前記管理サーバは、ネットワークを介してクラウドサーバと接続され、
前記クラウドサーバは、ネットワークを介して端末装置と接続され、
前記端末装置は、前記個体管理コードを読み取るためのコード読取手段を備え、前記コード読取手段によって、前記容器の前記個体管理コードを読み取り、読み取った前記個体管理コードを前記クラウドサーバに送信し、
前記クラウドサーバは、前記端末装置から受信した前記個体管理コードに関連する前記出荷コードを前記管理サーバから取得して、取得した前記出荷コードを前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記クラウドサーバから受信した前記出荷コードによって、前記容器の出荷先を容器の一つ一つについて特定できるように構成されたことを特徴とする。
本発明に係るラベル管理システムは、印字できる領域に制約があり下地処理を必要とするような容器への直接印字を行うことなく、1枚ごとに異なった2次元コード等の個体管理コードを不可視インク等で印字した表示ラベルを商品の容器に貼り付けることで、それぞれの商品の流通経路を管理することができる。具体的には、個体管理コードを読み取るコード読取手段を有する端末装置が、商品の容器に貼り付けられた表示ラベル上の個体管理コードを読み取ることで、商品の横流しのような不正流通を検知することができる。
本発明の一実施形態に係るラベル管理システムの一構成例を示す概念図である。 本発明の表示ラベルの一例を示す模式図である。 本発明の表示ラベルの別の一例を示す模式図である。 本発明のデータ制御装置及び管理サーバの各々で管理される各種データの一例を示す概略図である。 本発明のラベル貼付装置の構成を示す概略図である。 本発明のラベル貼付装置の別の構成を示す概略図である。 本発明のラベル貼付装置の別の構成を示す概略図である。 本発明の箱詰め装置の構成を示す概略図である。 本発明のデータ制御装置のデータ移行イメージを示す図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、それぞれの実施形態は、独立して説明されているが、互いの構成を組み合わせてラベル管理システムを構成することを排除するものではない。
本発明は、内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムである。以下、本発明の詳細について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るラベル管理システムの一構成例を示す概念図である。ラベル管理システム1は、容器2を搬送するベルトコンベア等の容器搬送装置10と、容器2に、ラベルロール体29の剥離基材28(図5参照)から剥離された表示ラベル21を貼付するラベル貼付装置20と、表示ラベル21に付与された(印字された)2次元コードやバーコード等の個体管理コードを読み取る読取装置30と、読みとった個体管理コードから箱詰めデータを生成するデータ制御装置40と、箱詰めデータに基づき箱用表示51を生成し、容器2を収納する箱52に直接印字または箱ラベルを介して付与するラベルプリンタ装置50と、箱用表示51を読み取り、該当する箱詰めデータに基づき容器2を箱52に収納する箱詰め装置60とで構成されている。
容器搬送装置10は、内容物が入れた容器2を、ラベル貼付装置20、読取装置30、ラベルプリンタ装置50、箱詰め装置60へと順次搬送するもので、典型的にはベルトコンベアからなり、転倒防止用のガイドや、容器の間隔を制御するためのセンサーや間隔調整機構などを適宜備えることができる。
容器2は、容器搬送装置10によってラベル貼付装置20に搬送され、ラベル貼付装置20によって容器2の一つ一つに、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベル21が貼付される。個体管理コードは、読取装置30により読み取られ、データ制御装置40のメモリーまたはハードディスク等の記憶手段に記憶される。
ここで、データ制御装置40は、例えば、一般的なコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなるメモリーと、CPUとメモリーとを相互に接続するバスと、入出力インターフェースと、キーボード等の入力部と、ディスプレイ等の出力部と、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)等の記憶部と、通信部とを備えることができる。また、管理サーバ70、クラウドサーバ80、携帯端末90についても、同様のハードウェア構成とすることができる。
表示ラベル21が貼り付けられた容器2は、表示ラベル21に付与された個体管理コードによって、それぞれ識別することが可能となるため、容器2の流通経路を辿って追跡することができる。すなわち、容器2のトレーサビリティ管理を実現することができる。
データ制御装置40は、表示ラベル21に付与された、それぞれ異なる1以上の個体管理コードに対して1つの箱詰めデータを生成し、箱詰めデータをラベルプリンタ装置50へ転送する。また、データ制御装置40は、少なくとも出荷コードを管理する管理サーバ70に個体管理コードと箱詰めデータを転送し、個体管理コードと箱詰めデータは、管理サーバ70が管理する出荷コードと関連付けられて記憶部に記憶される。
ラベルプリンタ装置50は、データ制御装置40から転送された箱詰めデータに基づき、箱用表示51を作製し、箱詰めデータに対応する箱用表示51が作製された旨の通知をデータ制御装置40へ送信するとともに、ラベルプリンタ装置50は、容器2を搬送する容器搬送装置10とは別の搬送ラインから運ばれてきた容器の収納箱52に直接印字または箱ラベルを貼付する。
箱詰め装置60は、容器搬送装置10で搬送されてきた容器2に貼付された表示ラベル21の個体管理コードをそれぞれ読み取り、読み取った個体管理コードをデータ制御装置40に送信し、データ制御装置40は受信した個体管理コードに関連付けて記憶された箱詰めデータを箱詰め装置60に送信する。箱詰め装置60は、データ制御装置40から受信した箱詰めデータに基づいて、当該箱詰めデータに対応する箱用表示51が付与された収納箱52に、容器2を収納する。
本発明の一実施形態に係るラベル管理システム1は、内容物が入れられた容器2ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベル21を貼付するため、容器2の形状や材質の影響を受けにくく、任意の貼り位置に個体管理コードを付与することができ、個体管理コードと個体管理コードから生成した箱詰めデータをそれぞれ読み取ることで、収納箱への内容物の入れ間違いを防止でき、また、個体管理コードと箱詰めデータは、管理サーバ70が管理する出荷コードとを関連付けられるため、出荷先の誤配送などを防止することができる。
図2は、本発明の表示ラベルの一例を示す模式図である。図2(a)及び(b)を参照すると、表示ラベル21は、少なくとも、ラベル基材25と、ラベル基材25の一方の面(表面)に積層された表示印刷層23と、ラベル基材25の他方の面(裏面)に積層された粘着層26とからなり、個体管理コード24は、表示ラベル21の表裏の少なくともどちらか一方の面に付与され、目視困難または不可視で、紫外線または赤外線の照射により読み取り可能としたものとすることができる。
ラベル基材25としては、ラベルとして使用し得る機能を有するものであるのが好ましく、紙、合成紙、ポリエチレンやポリエステルなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリスチレンやポリアミドなどの樹脂性シート等を使用することができる。特に紙製の基材が好ましく、例えば、上質紙、コート紙、アート紙、キャスト紙等の塗工紙や、合成紙などの合成樹脂を主原料として製造された紙などが挙げられる。またこれらの材料は単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用することもできる。
ラベル基材25の色は特に限定されないが、例えば材質に応じて白色、灰白色、灰色などを好ましく使用できる。また個体管理コード24をラベル基材の裏面に付与する場合は、紫外線または赤外線に対し透明または半透明の透光性を有するものを用いるのがよい。
ラベル基材25の厚さは、30~150μmが好ましく、より好ましくは50~90μmであるとよい。基材が薄すぎると強度が足りず基材破れの原因となり好ましくなく、また厚すぎると、例えば、容器のラベル貼付面が曲面である場合にラベル基材25の剛性が強くなり、容器の貼付面への追従が悪く、貼り不良などを生じる恐れがある。
ラベル基材25の表面には商品の消費者などに情報を伝達するための絵柄や文字等の表示印刷層23が積層される。表示印刷層23の印刷方式としては、当該技術分野で使用される方式であれば特に限定されないが、例えば、平板式印刷法(オフセット印刷等)、凹版式印刷法(彫刻凹版印刷やグラビア印刷等)、孔版式印刷法(シルクスクリーン印刷等)、デジタル印刷法(インクジェット印刷など)を使用できる。また印刷に用いるインキとしては、アクリルやセルロースといった樹脂等に着色剤を分散したインキが挙げられる。表示印刷層23とラベル基材25の間に個体管理コード24を付与する場合は、表示印刷に用いるインキは紫外線または赤外線に対する透光性を有するインキを用いることができる。
表示印刷層23の厚さは特に制限はされないが、例えば0.5μm~10μmの範囲、より好ましくは1μm~3μmの範囲とすることができる。
ラベル基材25の裏面には容器に表示ラベル21を貼付するための粘着層26が積層される。粘着層26に使用する粘着剤は、容器2の材質、使用目的に応じて粘着力や耐候性等を考慮し適宜に選択すればよい。例えば、アクリル系やウレタン系、シリコーン系、ゴム系等の粘着剤が使用でき、必要により粘着剤の特性向上のための添加剤として、粘着付与剤や硬化剤なども適宜使用できる。また、容器2が再利用される場合は、粘着剤として、水やアルコールに可溶な水系のアクリルエマルジョンからなる粘着剤が好適に使用できる。粘着層26の厚さは、20~70μmが好ましく、より好ましくは30~55μmであるとよい。
粘着層26は、表示ラベル21の製造時に粘着層26が付与されたラベル基材25を用いてよく、任意の粘着層26をラベル基材25に塗布して積層してもよい。またラベル貼付装置20で容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、ラベル貼付装置20に付属する粘着機構を用いて積層してもよい。
個体管理コード24は、表示ラベルの表裏の少なくともどちらか一方の面に付与され、目視困難または不可視で、紫外線または赤外線の照射により読み取り可能としたものである。
個体管理コード24は、1次元コードや2次元コードなど任意の形状の1以上の単位が平面的に配列されたものでよく、例えば、2次元コードであれは、Datamatrix, Maxicode, QRcode, AZteccode, JAGTAG, ShotCode, Trillcode, Quickmark, Beetaggといったマトリックス式コードであってよく、PDF417, EAN.UCCコンポジット, Code49, MicrosoftTagといったコードであってもよい。
個体管理コード24は、表示ラベル21の表裏の少なくともどちらか一方の面に付与され、ラベル基材25と表示印刷層23の間、ラベル基材25と粘着層26の間、表示印刷層23の上、ラベル基材上の表示印刷と重ならない領域など任意の位置の付与でき、個体管理コードの印刷方式としては、例えば、平板式印刷法(オフセット印刷等)、凹版式印刷法(彫刻凹版印刷やグラビア印刷等)、孔版式印刷法(シルクスクリーン印刷等)、デジタル印刷法(インクジェット印刷など)を使用できる。また印刷に用いるインキとしては、アクリルやセルロースといった樹脂等に紫外線または赤外線を反射または吸収する顔料を分散したインキを用いることができる。
個体管理コード24は、表示ラベル21の製造時にラベル基材25に付与してあってよく、ラベル貼付装置20で容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、ラベル貼付装置20に付属する印字機構を用いて付与してもよい。
図3は、本発明の表示ラベルの別の一例を示す模式図である。図3(a)及び(b)に参照すると、表示ラベル21は、ラベル基材25と、ラベル基材25の一方の面(表面)に積層された表示印刷層23と、ラベル基材の他方の面(裏面)に積層された粘着層26とからなり、個体管理コード24は、表示ラベル21の表面に付与され、目視困難または不可視で、紫外線または赤外線の照射により読み取り可能となり、表示印刷層23および個体管理コード24上に表面保護層22が積層されている。表面保護層22としては、例えば、OPニスや油性ニス、水性ニス、UV硬化型ニス、その他特殊ニスといったものが挙げられる。
表面保護層22としては、特にマットニスまたはマットフィルムが積層されているとよい。個体管理コード24を表示ラベル21の表面に付与した場合、光の屈折等で個体管理コード24の凹凸が視認される恐れがある。その場合、マットニスまたはマットフィルムを積層することで個体管理コード24の凹凸を隠し、光の拡散で視認を困難にすることができる。
マットニスとしては、例えば、OPニスや油性ニス、水性ニス、UV硬化型ニス、その他特殊ニスといったものが挙げられ、不活性無機微粒子を含むとよい。不活性無機微粒子としては、シリカ、炭酸カルシウム、シリコーン粒子から選ばれるとよく、その含有量は、ニス層の固形分比率で、例えば1~10質量%であるとよい。また表示印刷層23の情報伝達を妨げないように、透光性を有することが好ましく、ニス層の厚さは本発明の効果を発揮できるかぎり制限はされないが、例えば0.5μm~10μmの範囲、より好ましくは1μm~3μmの範囲とすることができる。
マットフィルムとしては、エチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂シートに、無機微細粉末あるいは有機フィラーを含有させたものや、熱可塑性樹脂シートの表面にエンボス加工やサンドブラスト加工で凹凸をもたせたものを用いることができる、マットフィルムの厚みは、好ましくは3μm~100μm、さらに好ましくは10μm~70μmである。
図4は、本発明のデータ制御装置及び管理サーバの各々で管理される各種データの一例を示す概略図である。データ制御装置40は、図4(a)に示されるように、個体管理コードと箱詰めデータとを関連付けて記憶部に記憶する。例えば、データ制御装置40は、1以上の個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”に対して、1つの箱詰めデータ“b0002”を関連付けて記憶する。箱詰め装置60は、データ制御装置40から個体管理コードに対応する箱詰めデータを参照して、例えば、個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”がそれぞれ容器2に付与された商品を、箱詰めデータ“b0002”に対応する箱用表示51が付与された箱52に収納することができる。
管理サーバ70は、図4(b)に示されるように、内容物が入れられた容器2の各々について、個体管理コードと、箱詰めデータとを出荷コードに関連付けて記憶部に記憶して、容器2が収容された箱52の出荷先を管理することができる。例えば、管理サーバ70は、1以上の個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”にそれぞれ対応する箱詰めデータ“b0002”を出荷コード“S0001”に関連付けて記憶する。再び図1を参照すると、箱詰めデータ“b0002”に対応する箱用表示51が付与された箱52が小売店91に出荷された後、容器2に付与された個体管理コード(例えば、“00008”)を携帯端末90等の端末装置の撮像手段によって読み取ることができる。個体管理コードを読み取った携帯端末90は、管理サーバ70にアクセスして、出荷コードを参照することで、商品である容器2の出荷先である小売店91を特定することができる。なお、個体管理コードを読み取るコード読取手段を備える携帯端末90等の端末装置は、管理サーバ70に直接アクセスするだけでなく、クラウド上のサーバ(クラウドサーバ80)にアクセスして間接的に管理サーバ70にアクセスすることもできる。
図5は、本発明のラベル貼付装置の構成を示す概略図である。ラベル貼付装置20は、長尺状の剥離基材28上に表示ラベル21が連続して載置されたラベルロール体29から表示ラベル21を一片ずつ連続して繰り出し、容器2に貼付するように構成されている。
ラベル貼付装置20の一例としては、巻取機構27aによって剥離基材28を巻き取ることで、ラベルロール体29から剥離基材28上に表示ラベル21が連続して載置された長尺シートを間欠送行により送り出しながら、剥離基材28を鋭角なガイド板を備えた繰出機構27bにより折り返し、表示ラベル21を順に1枚ずつ剥離して、表示ラベル21の先端部を連続移動中の容器2の所定貼着位置に供給して貼着できるようになっている。
図6は、本発明のラベル貼付装置の別の構成を示す概略図である。ラベル貼付装置20には、容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、表示ラベル21の一片ずつに異なった個体管理コードを印字する印字機構27cを備えた例を示している。図2又は図3も合わせて参照すると、個体管理コード24は、表示ラベル21の製造時にラベル基材25に付与してあってよく、この場合は、印字機構27cは不要であるが、ラベル貼付装置20で容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、ラベル貼付装置20に付属する印字機構27cを用いて付与してもよい。
印字機構27cは、紫外線または赤外線を反射または吸収し、可視光に対して透明または半透明の光透過性を有する顔料または染料を熱可塑性樹脂等の分散した紫外線または赤外線の照射により目視可能となる不可視インクを用い、個体管理コードを表示ラベルに印字するもので、典型的にはインクジェットプリンタやレーザープリンタの機構を用いることができる。
図7は、本発明のラベル貼付装置の別の構成を示す概略図である。ラベル貼付装置20は、容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、表示ラベル21の一片ずつに異なった個体管理コードを印字する印字機構27cと、一区画の表示ラベル(表示ラベル21の一片に相当)が連接した長尺状表示ラベルからなる長尺状のラベルロール体29から任意の寸法の表示ラベル21に切断するカッター機構27dを備えている。また、図7に示すラベル貼付装置20は、容器2に表示ラベル21を貼り付ける前に、表示ラベル21の一片ずつに粘着層を積層する粘着機構27fを備えている。容器2に貼付する表示ラベル21の種類にもよるが、図7の例の場合、表示ラベル21には剥離基材が不要であり、繰出機構27eによってラベルロール体29から表示ラベル21の長尺シートを間欠送行により送り出しながら、長尺シートをカッター機構27dにより表示ラベル単位の任意の寸法に切断し、粘着機構27fにより表示ラベル21の裏面に粘着層26(図2または図3参照)を積層して、連続移動中の容器2の所定貼着位置に表示ラベル21を供給して貼着できるようになっている。
粘着機構27fは、適宜容器2の材質に応じた粘着剤を表示ラベル21の裏面に積層するもので、典型的には、スプレーコート、ロールコート、ノズルコートなどの機構を用いることができる。
図8は、本発明の箱詰め装置の構成を示す概略図である。箱詰め装置60は、容器搬送装置10で搬送されてきた容器2に貼付された表示ラベル21の個体管理コードを読み取り、収納箱52に付与された箱用表示51に関連付けられた箱詰めデータに基づき、容器2を収納箱52に収納する。図8によると、容器2を搬送する容器搬送装置10と、容器2の表示ラベル21を所定の位置に向ける位置決め装置56と、表示ラベル21の個体管理コードを読み取るコードリーダー55aと、別の搬送装置から搬送された収納箱52に箱用表示51を直接印字または箱ラベルを介して貼付するラベルプリンタ装置50と、箱用表示51を読み取るコードリーダー55bとを備え、箱詰めデータに基づき該当する容器2をその箱用表示51が付与付された箱52に収納する。
位置決め装置56は、搬送された容器2を回転可能な回転機構と表示ラベルを所定の位置に向けるためのセンサー機構を備え、赤外線や紫外線での読み取りが可能なバーコードリーダー、CCDカメラなどのコードリーダーで表示ラベルの個体管理コードを読み取り可能とするもので、ラベルプリンタ装置50は、インクジェットプリンタやレーザープリンタの機構を備えるもので、データ制御装置40から送られた箱詰めデータに基づき、所定のフォーマットに従った箱用表示51を収納箱52に印字する。印字方法は、直接収納箱52の所定面に印字してもよく、無地もしくは所定の記入欄が設けられた白紙ラベルに印字してもよい。白紙ラベルを用いる場合、ラベルプリンタ装置50は、収納箱52への貼付機構を更に備えることになる。箱詰め装置60は、箱詰めデータに基づき生成された箱用表示51をコードリーダーで読み取り、該当する個体管理コードが付与された容器2を箱詰め装置60により該当する箱用表示51が付与された箱52に収納する。
図9は、本発明のデータ制御装置のデータ移行イメージを示す図である。容器搬送装置10で搬送された容器2の表示ラベル21に付与された個体管理コード“00007”を読取装置で読み取り、読み取られた個体管理コード“00007”はデータ制御装置40へ転送される。個体管理コードは順次読み取られ、“00007”、“00008”、・・・・とデータ制御装置40へ転送され、データ制御装置40は、読みとった個体管理コードから任意の個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”を抽出し、箱詰めデータ“No.0002”(図4では“b0002”)を生成する。箱詰めデータ“No.0002”(“b0002”)は、ラベルプリンタ装置50と管理サーバ70に転送され、ラベルプリンタ装置50は箱詰めデータに基づき“No.0002”(“b0002”)の箱用表示51を生成し、容器2を収納する箱52に箱用表示51を直接印字または箱ラベルを介して貼付する。箱詰め装置60は、箱用表示51“No.0002”(“b0002”)を読み取り、データ制御装置40へ転送し、データ制御装置40は箱詰めデータ“No.0002”から個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”を特定し、箱詰め装置60へ転送する。箱詰め装置60は個体管理コード“00007”、“00008”、“00009”が付与された容器2を、箱用表示51“No.0002”(“b0002”)が付与された収納箱52に収納する。収納箱52は管理サーバ70が管理する出荷コードに基づき小売店91等に出荷されることになる。
ラベル管理システム1は、データ制御装置40を介して個体管理コードと箱詰めデータを正確に一致させることができるため、管理サーバ70で内容物が入れられた容器2の一つ一つについて、個体管理コードと、箱詰めデータと、出荷コードを関連付けて管理することができ、容器2が出荷された後、例えば特許文献1のような携帯端末装置を用いて容器の表示ラベルに付与された個体管理コードを読み取ることで、容器2の出荷先を容器2の一つ一つについて特定できるようにしたラベル管理システムとなる。本発明に係るラベル管理システムは、さまざまな材質や形状の容器に可能であり、特に例示したようなラベル貼付装置は、胴部が略円筒状の容器に好適に用いることができる。
本発明に係るラベル管理システムは、肉眼では識別困難なコード(一次元・二次元)やシリアルナンバーを容器に付与し、商品の個体管理を行うことで、メーカー以外の第三者に気づかれることなく、流通途中の不正な横流し等を抑制する用途に等の用途に利用することができる。
1 ラベル管理システム
2 容器
10 容器搬送装置
20 ラベル貼付装置
21 表示ラベル
21b 長尺状表示ラベル
21c 表示ラベル片
22 表面保護層
23 表示印刷層
24 個体管理コード
25 ラベル基材
26 粘着層
27a 巻取機構
27b 繰出機構
27c 印字機構
27d カッター機構
27e 繰出機構
27f 粘着機構
28 剥離基材
29 ラベルロール体
30 読取装置
40 データ制御装置
50 ラベルプリンタ装置
51 箱用表示
52 箱
55a コードリーダー
55b コードリーダー
56 位置決装置
60 箱詰め装置
70 管理サーバ
80 クラウドサーバ
90 携帯端末
91 小売店

Claims (14)

  1. 内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムであって、
    前記容器を搬送する容器搬送装置と、
    前記容器に前記表示ラベルを貼付するラベル貼付装置と、
    前記個体管理コードを読み取る読取装置と、
    それぞれ異なる1以上の前記個体管理コードに対して1つの箱詰めデータを生成するデータ制御装置と、
    前記箱詰めデータから箱用表示を生成し、前記容器を収納する箱に直接印字または箱ラベルを介して付与するラベルプリンタ装置と、
    前記箱用表示を読み取り、前記箱用表示が付与された箱に容器を収納する箱詰め装置と
    を備え、
    前記データ制御装置は、前記個体管理コードを前記箱詰めデータと関連付けて記憶し、
    前記箱詰め装置は、読み取った前記箱用表示に対応する前記箱詰めデータに関連付けて記憶された1以上の前記個体管理コードを取得して、1以上の前記個体管理コードが付与された前記表示ラベルを貼付けた前記容器を前記箱に収容する、
    ラベル管理システム。
  2. 前記データ制御装置は、前記個体管理コードに対して生成された前記箱詰めデータを管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記内容物が入れられた容器の各々について、前記個体管理コードと、前記箱詰めデータとを出荷コードに関連付けて記憶して、前記容器が収容された前記箱の出荷先を管理する、
    請求項1に記載のラベル管理システム。
  3. 前記表示ラベルは、少なくとも、ラベル基材と、前記ラベル基材の一方の面に積層された表示印刷層と、前記ラベル基材の他方の面に積層された粘着層と
    からなり、
    前記個体管理コードは、前記表示ラベルの表裏の少なくともどちらか一方の面に付与され、
    前記個体管理コードは、目視困難であり、前記読取装置によって紫外線または赤外線の照射することにより読み取り可能となる、
    請求項1又は2に記載のラベル管理システム。
  4. 前記表示ラベルは、前記個体管理コードよりも表層側に表面保護層が積層された、
    請求項3に記載のラベル管理システム。
  5. 前記表面保護層が、マットニスまたはマットフィルムである、
    請求項4に記載のラベル管理システム。
  6. 前記ラベル貼付装置は、長尺状の剥離基材上に表示ラベルが連続して載置されたラベルロール体から表示ラベルを一片ずつ連続して繰り出し、前記容器に貼付するように構成された、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のラベル管理システム。
  7. 前記ラベル貼付装置は、ラベルロール体から任意の寸法の表示ラベルに切断するカッター機構を備え、一区画の表示ラベルが連接した長尺状表示ラベルからなるラベルロール体から表示ラベルを一片ずつ連続して繰り出し、前記容器に貼付するように構成された、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のラベル管理システム。
  8. 前記ラベル貼付装置は、粘着機構を備え、前記容器に表示ラベルを貼り付ける前に、表示ラベルの一片ずつに粘着層を積層する、
    請求項7に記載のラベル管理システム。
  9. 前記ラベル貼付装置は、印字機構を備え、前記容器に表示ラベルを貼り付ける前に、表示ラベルの一片ずつに異なった個体管理コードを印字する、
    請求項6から8のいずれか1項に記載のラベル管理システム。
  10. 前記印字機構は、紫外線または赤外線の照射により目視可能となる不可視インクを用い、表示ラベルの一片ずつに異なった個体管理コードを印字する、
    請求項9に記載のラベル管理システム。
  11. 前記容器は胴部が略円筒状の容器で、前記表示ラベルは前記容器の略円筒状の胴部に貼り付けられる、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のラベル管理システム。
  12. 内容物が入れられた容器に、1枚ごとに異なった個体管理コードが付与された表示ラベルを貼付し、箱詰めするためのラベル管理システムであって、
    前記容器を搬送する容器搬送装置と、
    前記容器に前記表示ラベルを貼付するラベル貼付装置と、
    前記個体管理コードを読み取る読取装置と、
    それぞれ異なる1以上の前記個体管理コードに対して1つの箱詰めデータを生成するデータ制御装置と、
    前記箱詰めデータから箱用表示を生成し、前記容器を収納する箱に直接印字または箱ラベルを介して付与するラベルプリンタ装置と、
    前記箱用表示を読み取り、前記箱用表示が付与された箱に容器を収納する箱詰め装置と
    を備え、
    前記データ制御装置は、前記個体管理コード及び前記箱詰めデータを、少なくとも出荷コードを管理する管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、内容物が入れられた前記容器の一つ一つについて、前記個体管理コードと、前記箱詰めデータと、前記出荷コードとを関連付けて記憶するように構成された、
    ラベル管理システム。
  13. 前記管理サーバは、ネットワークを介して端末装置と接続され、
    前記端末装置は、前記個体管理コードを読み取るためのコード読取手段を備え、前記コード読取手段によって、前記容器の前記個体管理コードを読み取り、読み取った前記個体管理コードに関連する前記出荷コードを前記管理サーバから取得することで、前記容器の出荷先を容器の一つ一つについて特定できるように構成された、
    請求項12に記載のラベル管理システム。
  14. 前記管理サーバは、ネットワークを介してクラウドサーバと接続され、
    前記クラウドサーバは、ネットワークを介して端末装置と接続され、
    前記端末装置は、前記個体管理コードを読み取るためのコード読取手段を備え、前記コード読取手段によって、前記容器の前記個体管理コードを読み取り、読み取った前記個体管理コードを前記クラウドサーバに送信し、
    前記クラウドサーバは、前記端末装置から受信した前記個体管理コードに関連する前記出荷コードを前記管理サーバから取得して、取得した前記出荷コードを前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記クラウドサーバから受信した前記出荷コードによって、前記容器の出荷先を容器の一つ一つについて特定できるように構成された、
    請求項12に記載のラベル管理システム。
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