JP2017171087A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド部品を備え、かつ当該スライド部品にカードホルダが好適に設けられた車両用サンバイザを提供する。【解決手段】車両用サンバイザ1は、バイザ本体10と、バイザ本体にスライド可能に装着されたミラー蓋50(スライド部品)と、を有する。ミラー蓋は、スライド本体60と、スライド本体の本体側保持部62との間に厚み方向に隙間80a,80bを有して設けられたカード保持部70a,70bを有する。ミラー蓋は、ストッパ100と、把持部66を有する。ストッパは、隙間を通して本体側保持部とカード保持部との間に挿入されたカードCが本体側保持部の外表面50Aに沿って移動する移動量を規制する。把持部は、本体側保持部から突出しかつミラー蓋をバイザ本体に対してスライドさせる際に把持されかつストッパの一部を兼ねる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用サンバイザに関する。
特許文献1に開示された車両用サンンバイザは、その遮光状態において車室を向いた面にミラーとミラー蓋とを有する。ミラー蓋は、矩形状のミラーの一端縁を支点とした回転によってミラーを開閉する。ミラー蓋の外表面には、カードホルダが設けられている。カードホルダは、カードの挿入方向に互いに近づくように配置された一対のスリットにカードを差し込む構成にある。
従来、ミラー蓋がミラーに対してスライド可能に設けられた車両用サンバイザも知られている。
特許第4732821号公報
そこでミラー蓋のようなスライド部品を備え、かつ当該スライド部品にカードホルダが好適に設けられた車両用サンバイザが従来必要とされている。
本発明の1つの例において、車両用サンバイザは、バイザ本体と、バイザ本体にスライド可能に装着されたスライド部品と、を有する。スライド部品は、スライド本体と、スライド本体との間に厚み方向に隙間を有して設けられたカード保持部を有する。さらにスライド部品は、ストッパと、把持部を有する。ストッパは、隙間を通してスライド本体とカード保持部との間に挿入されたカードがスライド本体の表面に沿って移動する移動量を規制する。把持部は、スライド本体から突出しかつスライド部品をバイザ本体に対してスライドさせる際に把持されかつストッパの一部を兼ねる。
上述の構成によれば、スライド部品は、スライド本体とカード保持部との間にカードを保持できる。したがって、スライド部品は、バイザ本体に対してスライド可能なカードホルダとして機能する。また、スライド部品の把持部は、スライド部品をスライドさせる際のつまみ機能と、カードのストッパ機能と、を兼ねている。したがって、スライド部品は、把持部とストッパとを個別に設けた場合に比べて、構造が簡易である。
本発明の他の例において、車両用サンバイザは、バイザ本体に装着されたミラーを有する。スライド部品は、ミラーを覆う閉じ位置と、ミラーを開放する開き位置と、に移動するミラー蓋である。
上述の構成においては、ミラー蓋がカードホルダを構成する。したがって、バイザ本体にミラー蓋とカードホルダとを個別に設けた場合に比べて、バイザ本体に装着する部品点数を減らせるとともにバイザ本体の構造が簡易になる。
本発明の他の例において、車両用サンバイザは、バイザ本体に装着されたミラーを有する。スライド本体とカード保持部との間の隙間は、カードの厚みよりも大きく設けられている。スライド本体とカード保持部との間には、カードが挿入されるカード挿入口が設けられている。カード挿入口からスライド本体の表面に沿ってカードが挿入される方向と、スライド部品がバイザ本体に対してスライドする方向と、は一致している。スライド本体における板状の本体側保持部に対して厚み方向に突出した把持部が設けられ、本体側保持部と把持部との間には、本体側保持部から把持部に向けて厚み方向に徐々に高くなる傾斜部が設けられている。
上述の構成によれば、スライド本体とカード保持部との間の隙間が、カードの厚みよりも大きいため、使用者がカードをスライド本体とカード保持部との間に抜き差しする際、カードに抵抗がかからない、あるいはカードに加わる抵抗が小さくなる。したがって、使用者は、容易にスライド本体とカード保持部との間へカードを抜き差しできる。
上述の構成においては、カードの挿入方向と、スライド部品のスライド方向と、が一致している。したがって、例えば使用者がカードの挿入とスライド部品のスライドとを連続して行う場合には両操作の操作方向が同一であり、使い勝手が良い。なお、カードの挿入方向とスライド部品のスライド方向とを同一とした場合でも、スライド本体とカード保持部との間の隙間をカードの厚みよりも大きく設定すればカードを隙間に挿入する際にカードに加わる抵抗が無いあるいは小さくなるため、カードを隙間に挿入する際に意に反してスライド部品をスライドさせてしまうことが防止される。
上述の構成においては、本体側保持部と把持部との間に、本体側保持部から把持部に向けて厚み方向に徐々に高くなる傾斜部が設けられている。したがって、使用者がカードを抜き出す際、カードは本体側保持部から把持部に向けて厚み方向に徐々に案内される。したがって、カードの抜き出しが円滑になる。
ミラー蓋を閉じた状態におけるサンバイザの平面図。 ミラー蓋を開いた状態におけるサンバイザの平面図。 殻体を内面側から視た平面図。 ミラーユニットの分解斜視図。 ミラーユニットの平面図。 ミラー蓋の平面図。 図5のVII-VII矢視方向の端面図。 図5のVIII-VIII矢視方向の拡大端面図。 図5のIX-IX矢視方向の拡大端面図。 図5のX-X矢視方向の拡大断面図。 カードが挿入される様子を図10との対応によって表した拡大断面図。 カードの一端部が把持傾斜部に位置している様子を表した拡大端面図。 カードが抜き出される様子を表した拡大端面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。各図面おいて、X軸とY軸とZ軸とは互いに直交している。X軸とY軸とZ軸とは、後述するバイザ本体10、枠体30、ミラー40、及びミラー蓋50の長手方向、幅方向、厚み方向にそれぞれ対応している。図1,2に示す車両用サンバイザ1は、図示しない車室天井面の前縁(フロントガラス近傍)に取付けられている。車両用サンバイザ1は、板状のバイザ本体10と、バイザ本体10を支持する支軸3と、支軸3を車室天井面に取付けるブラケット5と、を有する。
支軸3は、略L字状であり、縦軸3aと横軸3bとを有する。縦軸3aは、ブラケット5に接続されている。横軸3bは、バイザ本体10の一端縁に沿ってバイザ本体10に装着されている。バイザ本体10は、横軸3bまわりに回転可能である。この回転によって、バイザ本体10は、車室天井面に沿って配置される格納状態と、フロントガラスに対向して配置される遮光状態と、に切替えられる。
バイザ本体10は、二つの半殻体を厚み方向に重ね合わせて構成されており、中空である。図3は、一方の殻体12を内面12b側から視た平面図である。この殻体12は、バイザ本体10の遮光状態において車室側に位置する。殻体12は、後述のミラーユニット20が装着される開口部14と、後述のミラー蓋50をスライド可能に支持する一対の殻体レール16a,16bと、ミラー蓋50のスライド量を規制する殻体ストッパ18と、を有する。
バイザ本体10は、図1,2に示すように、ミラーユニット20を有する。ミラーユニット20は、図4に示すように、枠体30と、ミラー40と、ミラー蓋50と、を有する。枠体30は、図4,5に示すように、平面視で長方形状に形成されている。枠体30は、ミラー40を露出させる長方形状の窓部32と、両側壁34a,34bに設けられた一対のレールである枠体レール35a,35b(図8,9参照)と、両枠体レール35a,35bに対して厚み方向の下方に設けられたミラー支持部36と、両側壁34a,34bの間を長手方向の一方側に開放させたスライド口37(図4参照)と、両側壁34a,34bの間を長手方向の他方側において塞いだ枠体ストッパ39と、を有する。窓部32は、図3に示すように、殻体12において開口部14に対応させて配置されている。枠体レール35aは殻体レール16aと同一直線上に位置している。枠体レール35bは殻体レール16bと同一直線上に位置している。
ミラー40は、図4に示すように、長方形状に形成されている。ミラー40は、図8,9に示すように、ミラー面40aを窓部32に向けた状態でミラー支持部36に支持されている。ミラー40は、枠体30に対して相対移動不能である。
ミラー蓋50は、図4,6に示すように、板状かつ平面視で長方形状に形成されている。ミラー蓋50は、図8,9に示すように、幅方向の両側部が両枠体レール35a,35bによってスライド可能に支持されている。ミラー蓋50は、スライド口37(図4参照)を通じて、枠体30の内外にスライド可能である。このスライドにより、ミラー蓋50は、枠体30内に配置されてミラー40を覆う閉じ位置(図1参照)と、枠体30から外れた位置に配置されてミラー40を開放する開き位置(図2参照)と、の間をスライドする。ミラー蓋50は、枠体30から外れた位置においては、両殻体レール16a,16bによってバイザ本体10の内部を案内される。このように、ミラー蓋50は、バイザ本体10に対してスライド可能なスライド部品である。なお、ミラー蓋50は、殻体ストッパ18によって、開き方向へのスライド量を規制される。ミラー蓋50は、枠体ストッパ39によって、閉じ方向へのスライド量を規制される。ミラー蓋50の開き方向及び閉じ方向は、バイザ本体10の長手方向(X軸方向)に一致している。
ミラー蓋50は、図1,5に示す閉じ位置において窓部32から露出される外面50A側に、以下に説明するカードホルダを構成している。このカードホルダは、ミラー蓋50の隙間80a,80b(後述参照)に対して名刺等のカードCを抜き差しする構成にある。ミラー蓋50に対するカード挿入方向D1は、ミラー蓋50の開き方向に一致している。カード抜き出し方向D2は、ミラー蓋50の閉じ方向に一致している。なお、以下の説明において、長手方向、幅方向、厚み方向はそれぞれ、ミラー蓋50の長手方向(X軸方向)、幅方向(Y軸方向)、厚み方向(Z軸方向)である。
ミラー蓋50(図4,6参照)は、スライド本体60と、一対のカード保持部70a,70bと、ストッパ100と、抜け止め突起90と、を有する。スライド本体60は、図4,7に示すように、ミラー40と平行に配置された板状の本体側保持部62と、本体側保持部62に対してカード抜き出し方向D2側に位置しかつ本体側保持部62に対して厚み方向に突出した把持部66と、本体側保持部62と把持部66との間に設けられて本体側保持部62から把持部66に向けて厚み方向に緩やかに高くなる傾斜部64と、を有する。図4,7ではカードが省略されている。
把持部66は、図7に示すように、把持頂上部66aと、把持傾斜部66bと、を有する。把持頂上部66aは、図7に示す側断面視で、丸みを帯びた円弧形状に構成されている。把持頂上部66aは、窓部32よりも上方に突出している。把持傾斜部66bは、把持頂上部66aと傾斜部64との間に位置して傾斜部64よりも大きな勾配で把持頂上部66aに向けて厚み方向に傾斜している。この把持傾斜部66bを挟んで傾斜部64から把持頂上部66aまでの外表面60Aは、屈曲することなく滑らかに厚み方向の上方へ連続している。なお図6に示すように、把持部66と傾斜部64とは、後述の下底の幅H1よりもやや狭い寸法で幅方向に連続している。把持部66は、スライド本体60をスライドさせる際に把持されかつカードCの脱落防止のストッパ100を兼ねている(後述参照)。
本体側保持部62は、図6,7に示すように、カード挿入方向D1に向けて順番に、矩形状部62aと、台形状部62bと、細長形状部62cと、を有する。矩形状部62aは、平面視において横長の(幅方向に長い)長方形状に構成されている。台形状部62bは、平面視においてカード挿入方向D1に幅が狭まる台形状である。台形状部62bは、下底の幅H1がカード幅CHよりも大きく、上底の幅H2がカード幅CHよりも小さい。下底の幅H1は、矩形状部62aの幅に一致している。細長形状部62cは、平面視においてカード挿入方向D1にやや先細りとなる細長い形状である。本体側保持部62の長手方向の長さLは、カードの長さCLよりも長い。
両カード保持部70a,70bは、図6に示すように、平面視で、台形状部62b及び細長形状部62cの両側に一対で設けられている。両カード保持部70a,70bは、台形状部62bと細長形状部62cとに対応させてミラー蓋50の両角部を宛がう形状に構成されている。両カード保持部70a,70bは、図9に示すように、板状であり、厚み方向において本体側保持部62よりも上方に配置され、かつ、本体側保持部62と平行に配置されている。
両カード保持部70a,70bは、図9に示すように、本体側保持部62の外表面60Aとの間に厚み方向に隙間80a,80bを有する。両隙間80a,80bの寸法Kは、カードCの厚みCKよりも大きい。両隙間80a,80bは、図6に示すように、台形状部62bの両縁に沿って設けられた第1隙間82a,82bと、細長形状部62cの両縁に沿って設けられた第2隙間84a,84bと、を有する。第1隙間82aと第2隙間84aとは連続している。第1隙間82bと第2隙間84bとは連続している。両第1隙間82a,82bは、台形状部62bの形状に対応して、カード挿入方向D1に互いに近づくように配置されている。
両第1隙間82a,82bは、図5の矢印Z1で示すように、本体側保持部62の外表面60Aに沿ってカードCが挿入されるカード挿入口を構成している。カードCは、両第1隙間82a,82bから挿入されると、図9に示すように、本体側保持部62の外表面60Aと両カード保持部70a,70bの内表面70wとの間に保持される。カードCは、図5に示すように、当該カードCの両袖部が両カード保持部70a,70bによって保持され、残りの全箇所が本体側保持部62で保持される。なお、上述したとおり、両隙間80a,80bの寸法KはカードCの厚みCKよりも大きい。したがって、両隙間80a,80bを通じてカードCが本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間に抜き差しされる際、カードCには抵抗がかからない、あるいはカードCに加わる抵抗は小さい。
ストッパ100には、一対の第1立壁102a,102b(図6,8,9参照)と、第2立壁104(図6,10参照)と、把持部66(図6,7)と、がある。把持部66はストッパ100を兼ねている。両第1立壁102a,102bは、矩形状部62aの両縁に沿って設けられ、かつ、細長形状部62cの先端部に対応する位置までカード挿入方向D1に直線的に延びている。両第1立壁102a,102bは、厚み方向において(図8,9参照)、本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとを跨いだ高さ幅を有する。第2立壁104は、細長形状部62cの先端縁に沿って設けられている。第2立壁104は、厚み方向において(図10参照)、本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとを跨いだ高さ幅を有する。図10では、枠体30が省略されている。
ストッパ100は、本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間に保持されたカードCの四方への移動量を規制する。両第1立壁102a,102b(図6,8,9参照)は、幅方向へのカードCの移動量を規制する。第2立壁104(図6,10参照)は、カード挿入方向D1へのカードCの移動量を規制する。把持部66(6,7参照)は、カード抜き出し方向D2へのカードCの移動量を規制する。この把持部66のストッパ機能を図12によって説明する。カードCが後述の抜け止め突起90から抜け外れてカード抜き出し方向D2へスライドした場合、当該カードCは(図12参照)、カード挿入方向D1側の部位が本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間に保持された状態で、カード抜き出し方向D2側の端部C1が把持傾斜部66bに接触してスライドを規制される。これにより、カードCは、本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間から離脱することが防止される。なお図12は、図7におけるカード抜き出し方向D2側の部位を、両カード保持部70a,70b及び殻体12とともに示している。
抜け止め突起90は、本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間にカードCを保持する機能を果たす。抜け止め突起90は、図6に示すように、細長形状部62cの先端部の両縁に設けられている。抜け止め突起90は、図10に示すように、細長形状部62cの外表面60Aから厚み方向に突出している。抜け止め突起90は、第2立壁104に連続した頂上面90aと、頂上面90aに対してカード抜き出し方向D2側に位置して細長形状部62cの外表面60Aから頂上面90aに向けて厚み方向に徐々に高くなる傾斜面90bと、を有する。頂上面90aは、図10に示す側面視において、両カード保持部70a,70bの内表面70wとの間に厚み方向に間隔Nを有する。間隔Nは、カードCの厚みCKよりも小さい。したがって、カードCが本体側保持部62と両カード保持部70a,70bとの間を細長形状部62cの先端部まで挿入されると、カードCは、図11の二点鎖線で示すように傾斜面90bにて案内された後、図11の一点鎖線で示すように頂上面90aと両カード保持部70a,70bの内表面70wとで厚み方向に挟み込まれる。カードCは、カード挿入方向D1に一番奥まで差し込まれると、第2立壁104で位置決めされ、かつ、頂上面90aと両カード保持部70a,70bとで挟み込まれて抜け止めされた状態となる(図10参照)。
以上に説明したとおり、ミラー蓋50は、バイザ本体10(図1,2参照)に対してスライド可能なカードホルダとして機能する。ミラー蓋50は、カード挿入方向D1と、開き方向と、が一致している。したがって、例えば使用者がカードCをミラー蓋50に挿入し、その後連続してミラー蓋50を開く操作を行う場合には、両操作の方向が同一であり、使い勝手が良い。ミラー蓋50を閉じた後にカードCを抜き出す場合も、操作方向は同一であり、使い勝手がよい。なお、既に説明したとおり、両隙間80a,80bの寸法K(図9参照)がカードCの厚みCKよりも大きいため、カードCが両隙間80a,80bに挿入される際にカードCに加わる抵抗は無いあるいは小さい。したがって、カード挿入方向D1と、ミラー蓋50の開き方向と、が同一であっても、使用者がカードCを両隙間80a,80bに挿入する際に意に反してミラー蓋50を開いてしまうことは防止される。
カードCの抜き出しに際しては、傾斜部64及び把持部66がつぎのように機能する(図12,13参照)。図12,13は、図7におけるカード抜き出し方向D2側の部位を、両カード保持部70a,70b及び殻体12とともに示している。カードCは、カード抜き出し方向D2にスライドされると、図12に示すように、傾斜部64及び把持傾斜部66bによって徐々に厚み方向の上方へと案内される。この後カードCは、図13に示すように、使用者の指による押えに応じて傾斜部64及び把持傾斜部66bに対応する位置が撓みながら把持頂上部66aの上方へと案内される。図13では、矢印Fの位置にてカードCが使用者の指で押えているものとする。把持頂上部66aの突出高さとの対応から、抜き出し後のカードCは、カード抜き出し方向D2側の端部C1が、枠体30及び殻体12の外面12aから浮上った状態になる。したがって、使用者は、カードCと枠体30(または殻体12の外面12a)との間に指を差し入れてカードCを容易に掴むことができる。既に説明したとおり、傾斜部64と把持傾斜部66bと把持頂上部66aの外表面60Aは滑らかに連続している。したがって、カードCの抜き出しに際する傾斜部64から把持頂上部66aまでのカードCのスライドは円滑である。
図6に示すように、両カード保持部70a,70bは、台形状部62bの基端部から細長形状部62cの先端部に亘って、互いに間を空けて配置されている。したがって使用者は、カードCの抜き出しに際して、細長形状部62cの先端部でカードCに手をかけて、そこから細長形状部62cに沿ってカードCをカード抜き出し方向D2にスライドさせることができる。抜け止め突起90が設けられている細長形状部62cの先端部に手をかけてカードCを抜き出せることで、カードCの抜け止めの解除が容易となる。
上述の実施形態においては、ミラー蓋50にカードホルダを構成することで、ミラー蓋50とカードホルダとをバイザ本体10に個別に設けた場合に比べて、バイザ本体10に装着する部品点数を減らせるとともにバイザ本体10の構造が簡易になる。また、把持部66につまみ機能とストッパ機能とを兼ねることで、これらの両機能に対応する部位をミラー蓋50に個別に設けた場合に比べて、ミラー蓋50は構造が簡易になる。
以上は、本発明を実施するための形態を図面に関連して説明したが、本発明は上述の実施形態にて説明した構造、構成、外観、形状等に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、カード保持部は、両カード保持部70a,70bのうちの一方でもよい。抜け止め突起90は、一つでもよく、三つ以上設けてもよい。ミラー蓋50のスライド方向と、カードCの抜き差し方向とは、一致していなくてもよく、例えばこれらの両者は直交していてもよい。両隙間80a,80bの寸法Kは、カードCの厚みCKと略一致していてもよい。カードホルダはミラー蓋50に設けられていなくてもよく、バイザ本体10に対してスライド可能に設けられた部材であればどのようなものに設けてもよい。例えば、バイザ本体10に対してスライド可能な板状の遮光用拡張部であって、バイザ本体10の遮光範囲を長手方向あるいは幅方向に拡張するための遮光用拡張部に、上述の実施形態と同様に構成されたカードホルダを構成してもよい。
1 車両用サンバイザ
10 バイザ本体
40 ミラー
50 ミラー蓋(スライド部品)
60 スライド本体
60A 外表面(表面)
66 把持部
70a,70b カード保持部
80a,80b 隙間
C カード
D1 カード挿入方向
D2 カード抜き出し方向
100 ストッパ
102a,102b 第1立壁
104 第2立壁

Claims (3)

  1. 車両用サンバイザであって、
    バイザ本体と、前記バイザ本体にスライド可能に装着されたスライド部品と、を有し、
    前記スライド部品は、スライド本体と、前記スライド本体との間に厚み方向に隙間を有して設けられたカード保持部と、前記隙間を通して前記スライド本体と前記カード保持部との間に挿入されたカードが前記スライド本体の表面に沿って移動する移動量を規制するストッパと、前記スライド本体から突出しかつ前記スライド部品を前記バイザ本体に対してスライドさせる際に把持されかつ前記ストッパの一部を兼ねる把持部と、を有する車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    前記バイザ本体に装着されたミラーを有し、
    前記スライド部品は、前記ミラーを覆う閉じ位置と、前記ミラーを開放する開き位置と、に移動するミラー蓋である車両用サンバイザ。
  3. 請求項1または2に記載の車両用サンバイザであって、
    前記バイザ本体に装着されたミラーを有し、
    前記スライド本体と前記カード保持部との間の前記隙間は、前記カードの厚みよりも大きく設けられ、
    前記スライド本体と前記カード保持部との間には、前記カードが挿入されるカード挿入口が設けられ、
    前記カード挿入口から前記スライド本体の表面に沿って前記カードが挿入される方向と、前記スライド部品が前記バイザ本体に対してスライドする方向と、が一致しており、
    前記スライド本体における板状の本体側保持部に対して厚み方向に突出した前記把持部が設けられ、
    前記本体側保持部と前記把持部との間には、前記本体側保持部から前記把持部に向けて厚み方向に徐々に高くなる傾斜部が設けられている車両用サンバイザ。
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