JP2017170139A - マイクロニードルパッチケース - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロニードルアプリケータに容易に取り付けられ、刺入に際し容易にマイクロニードルパッチを分離でき、使い捨て使用が可能なパッチケースを提供する
【解決手段】本発明に係るパッチケースの本体は、熱可塑性高分子を素材とし、該熱可塑性高分子と熱融着可能な支持体フィルムを備えるマイクロニードルパッチを保持できることを特徴とする。該本体の熱可塑性高分子と該支持体フィルムの融着可能な素材とが、共にポリオレフィン、あるいは共に同一の熱可塑性高分子であることが好ましい。さらに、パッチケースをアプリケータの前面に取り付ければ、アプリケータが被投与者の皮膚に接触しないので、アプリケータを連続使用しても衛生が保たれうる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロニードルパッチの保存、運搬そして投与に便利なパッチケースに関する。
薬物を人の体内に投与する手法として、経口的投与と経皮的投与がよく用いられている。注射は代表的な経皮的投与法であるが、煩わしく苦痛を伴い、更に感染もあり得る歓迎すべからざる手法である。経皮的投与のさい皮膚角質層は薬物透過のバリアとして働き、単に皮膚表面に薬物を塗布するだけでは透過性は必ずしも十分ではない。これに対し微小な針、すなわちマイクロニードルを用いて角質層を穿孔することにより、塗布法より薬物透過効率を格段に向上させることができる。このマイクロニードルを基板上に多数集積したものがマイクロニードルアレイである。また、マイクロニードルアレイを皮膚に付着させるための粘着シートや、粘着シートを保護しマイクロニードルアレイを皮膚に貼付するさいの支えとするための保護離型シートなどを付加して使用しやすい製品としたものをマイクロニードルパッチという。
マイクロニードルパッチは、製造後使用されるまで、安全かつ衛生的に保管され、使用者に届けられ、安全かつ容易に使用できるよう梱包されることが望ましい。そのためには、使用に便利なパッチケースに入れて保管・運搬・保持するのが好都合である。マイクロニードルアレイを皮膚に投与する際、一般に皮膚は柔軟であるため指で押さえるだけでマイクロニードルを刺入することは容易ではないため、アプリケータを刺入補助として用いることが多い。このときパッチケースごとアプリケータに取り付けて刺入できるならば、使用者がマイクロニードルアレイを直接手で触れる必要がなくなり、衛生的であるのみならず、使用者にとって便利であり、好ましい。
すなわちパッチケースとはマイクロニードルパッチを保管・運搬・保持するための容器であると共に、マイクロニードルパッチを保持したままアプリケータに取り付けて、保持しているマイクロニードルを被投与者に投与できる容器をいう。
マイクロニードルパッチを保管する収納容器はすでにいくつか報告されている(特許文献1、2)。しかし、マイクロニードルパッチを収納したままアプリケータに取り付けるパッチケースの報告は多くはない。
アプリケータ本体に取り付け可能な円筒形のパッチ保持具(パッチケースに相当)では、マイクロニードルパッチは、パッチ保持具の中央の取付用ショルダー(段差部分)に取り付けられている(特許文献3、4)。このパッチ保持具をアプリケータに取り付け、アプリケータにより衝撃すると、マイクロニードルパッチの壊れやすい取り付け領域が破断されて分離され、マイクロニードルパッチはパッチ保持具を離れて皮膚表面に刺入される。またこのパッチ保持具は使い捨てとすることができる。同様のパッチ保持具が他の文献でも開示されている(特許文献5、6、7)。
材料ウェブ(基板)と容器(カバー)を備えるマイクロニードルアレイカートリッジ(パッチケースに相当)では、マイクロニードルアレイはカートリッジごとアプリケータに取り付けられている(特許文献8)。
アプリケータの側面から挿入されるパッチホルダー(パッチケースに相当)は取付用ショルダーを有し、弱粘着性の下面にマイクロニードルパッチを保持することができる(特許文献9)。
特開2012−213586号公報 特開2014−079622号公報 特表2004−510534号公報(特許4104975号公報) 特表2009−529400号公報 特表2004−510530号公報(特許4198985号公報) 特表2007−509706号公報(特許4682144号公報) 特表2008−534152号公報 特表2008−543528号公報 特開2014−042788号公報
本発明が解決しようとする課題は、マイクロニードルアプリケータに取り付け容易であり、必要なときには容易にマイクロニードルパッチを分離でき、使い捨て使用が可能なパッチケースを提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明に係るパッチケースの本体は、熱可塑性高分子を素材とし、マイクロニードルパッチの粘着テープの支持体フィルムは該本体と熱融着可能な素材であり、該マイクロニードルパッチを保持できることを特徴とする。
マイクロニードルパッチをパッチケースに接着するには、パッチケースの縁部の下部に取り付ける方法と上部に取り付ける方法とがある。またその取り付け方には、熱融着する方法と粘着剤で接着する方法とがある。なお本発明において、パッチケースにおける「下」とは使用の際皮膚に近い方、「上」とは使用の際アプリケータに近い方をいう。
パッチケースの縁部にあらかじめ粘着剤を塗布しておくことは、工程が増えコスト高となる。ただ縁部の上部に粘着して取り付けるときは、マイクロニードルパッチの粘着剤層を利用できるので、工程増はない。ただ、縁部の上部に取り付けると、アプリケータで衝撃したときうまく剥がれないことが多く、実際上の困難がある。
熱融着法を用いて縁部の下部に取り付ければ、このような困難が生じない。マイクロニードルパッチをパッチケースとの熱融着は特別な方法が必要ではなく、尖った金属棒の先端を熱可塑性高分子の融点以上に加熱して熱融着部へ押し付ければよい。熱融着面は支持体フィルムをパッチケース下部に融着する。その際には、フィルムの粘着剤を塗布した面から尖った金属棒を押し付けてフィルムとケースとを熱融着する。融着後金属棒を取り外すためには、パッチケースと支持体フィルムの融着強度が金属棒と粘着面との粘着強度より強くする必要がある。そのためには、粘着剤の塗布厚さが厚すぎると金属棒との接着強度が強くなりすぎるので、粘着層の厚さは300μm以下である必要がある。熱可塑性高分子の融点以上への融着を実施するには、熱融着、高周波による熱融着、レーザーによる熱融着等、いずれでもよい。
熱融着を容易とするために、支持体フィルムの素材は熱可塑性高分子フィルム又は不織布であることが望ましい。
支持体フィルムが複数のフィルムの重ね合わせ(ラミネートフィルム)であるとき、背面側が熱可塑性高分子フィルムであれば、表面側は粘着剤を塗布して粘着シートとして用いうる限りどのようなフィルムでもよい。
本明細書において、支持体フィルムにマイクロニードルアレイを接着固定したとき、その面を支持体フィルムの表面と、その逆の面を背面と定義する。本発明においては、支持体の背面の周囲部分はパッチケースに熱融着される。
パッチケース本体は常温で固体の熱可塑性樹脂であれば特に制限はなく、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等を用いうるが、加熱成形温度が低いものは成形が容易なので、ポリオレフィン系樹脂が望ましい。具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン‐プロピレン共重合体、エチレン‐酢ビ共重合体、等が好適である。
支持体フィルムは熱可塑性樹脂か不織布がよいが、熱融着は同一系統の樹脂であると融着が容易であるので、支持体フィルムの素材とパッチケースの素材と同一のものが望ましい。支持体フィルムは、具体的には、ケースと同様に、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等を用いうる。
熱融着され、パッチケースと一体化されたマイクロニードルパッチはケースごとアプリケータにセットされる。どのようなアプリケータを用いるかに限定はないがバネを圧縮したエネルギーを開放しての打撃が適切である。特許文献9に記載のアプリケータを使用の際は、ピストンを用いて高速衝撃し、熱融着を剥がしてマイクロニードルパッチを支持体フィルムごと皮膚に投与する。本発明においては、バネ常数0.258Nであり長さ70mmのバネを使用した。
パッチケースと表面粘着層にマイクロニードルアレイを有する支持体フィルムの背面熱融着は必要十分な強度による融着が重要である。熱融着が強すぎると、支持体フィルムを熱融着したパッチケースをアプリケータに取り付けピストンの高速衝撃によってパッチケースからマイクロニードル付の支持体フィルムを剥離するに際し剥離しない部分が生じがちである。そうすると、マイクロニードルアレイが皮膚に投与されるに際し皮膚に対してマイクロニードルが平行に同時投与されず一部が皮膚に投与され残部がその後投与される現象が生じる。そのような現象は、皮膚投与後のマイクロニードルアレイを回収し顕微鏡観察すると針が部分的に一方方向に曲がっていることにより確認される。投与部分の皮膚の観察によってより正確に針の投与状態が検査される。
また、熱融着が弱すぎると熱融着作業に際し金属棒に粘着面が付着してしまいがちである。また、保管、移動、アプリケータへの取り付け、等の際に支持体フィルムがケースから剥離することがあり不適である。
本発明者らは支持体フィルムとパッチケースの熱融着に関して種々の検討を行った。
パッチケース、支持体フィルム、マイクロニードルアレイの配置図を図3に示す。同図の上からピストンの衝撃により皮膚(下面)にマイクロニードルアレイ付き支持体フィルムを皮膚に投与する。熱融着のパターンは特に制限はない。点融着でも破線融着でも、連続線融着でもよい。点融着の場合は2点融着は不安定になりがちなので3点融着以上の複数融着(3〜12点融着、あるいは3〜6点融着)が望ましい。種々の融着パターンが可能であり、その例を図7に示す。
熱融着の強度に関しては、引っ張り試験機を用い直径1cmの円柱棒を図3に示す構成の支持体フィルム付パッチケースの上方から融着面を圧縮することにより定量化した。室温において直径1cmの円柱棒を支持体フィルム上面から押し付け熱融着が破壊する強度を本発明において「破断強度」と定義する。実験的には破断強度は溶着支持体フィルムの圧縮における応力〜ひずみ曲線の降伏点応力の値から求める。図8に1例を示す。横軸はひずみ(mm)であり縦軸は応力(N)であり、1.4mmひずみにおいて降伏点が観測されその値は2.9である。熱融着条件が異なり融着パターンが異なる種々のサンプルを作製し、その破断強度を測定したサンプルに関してアプリケータにセットしマイクロニードルを皮膚に投与し結果を観察した。その結果、破断強度が強すぎるとマイクロニードルの皮膚への均一投与が困難になった。また、弱すぎると取り扱い中に熱融着部の一部がはがれるなどの欠点が観察された。それらの結果から破断強度は0.01 Nから20Nが好ましく、0.05 Nから10Nがより好ましい。
本発明において、パッチケースは使い捨てが原則である。しかし、いったん使ったものも洗浄(消毒)すれば再使用できる。
パッチケースをアプリケータに取り付ける際、特許文献9のように横から差し込んでもよいが、アプリケータ前面に取り付けることもできる。アプリケータの最前面にパッチケースを取り付けると、マイクロニードルパッチ投与時にアプリケータが被投与者の皮膚に接触しない。アプリケータが皮膚に接触しないときは、多数者に連続して投与する場合も、パッチケースを取り替えれば皮膚感染の恐れはない。
なお、本明細書において、使用の際アプリケータの皮膚に近い側をアプリケータの前と定義する。
パッチケースをアプリケータの前面に取り付ける方法としては、ねじ込み、はめ込み、接着、などが考えられる。パッチケースは、アプリケータに容易に取り付けられ、容易に取り外しうることが必要である。
マイクロニードルパッチの粘着テープにおける粘着剤は、アクリル系もしくはゴム系の粘着剤が用いられる。粘着剤の厚さは20〜200μmである。
マイクロニードルパッチをパッチケースに接着するさい、熱融着法は、粘着法と比較して、より容易にフィルムを接着できると共に、より容易に剥がすことができるので、接着方法として粘着剤を用いる方法よりより優れている。マイクロニードルパッチをパッチケースに接着するさい、パッチケースの縁部の下部に取り付ける方が、上部に取り付けるよりより容易に剥がすことができるので、刺入がよりスムースとなり、より優れている。
パッチケースをアプリケータの前面に取り付けると、アプリケータが被投与者の皮膚に接触せず、連続使用の場合も衛生を保つことができる。
本発明のパッチケースは、マイクロニードルパッチを安全かつ衛生的に保管・運搬・保持することができるのみならず、使用にあたって直ちにケースごとアプリケータに取り付けられるので、煩雑な取り付けを必要とせず、使用者にとって便利である。
実施例1のパッチケースの一態様の斜視図 実施例1のパッチケースの他の態様の平面図と断面図 熱融着によるマイクロニードルパッチのパッチケースへの取り付けの説明図 実施例2のパッチケースの斜視図 実施例2のパッチケースをアプリケータに取り付けた写真 パッチケースと支持体フィルムを3点熱融着させる装置の一例 パッチケースと支持体フィルムの種々の熱融着パターン。左上:3点融着(一場所2点)、左中:6点融着(長円)、左下:波状実線融着、中上:3点融着(眞円)、中中:実線部分融着、 中下:全面点融着、右上:破線融着、右中:実線融着。右下:全面融着 溶着支持体フィルムの応力〜ひずみ曲線
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。しかし、本発明は実施例の内容に限定されるわけではない。
本実施例では、本発明のパッチケースを特許文献9のアプリケータと共に使用した。他のアプリケータと共に使用するときは、形状や寸法に修正が必要なのは当然である。このような修正は、本発明の範囲内で行うことができる。特許文献9のアプリケータはマイクロニードルパッチを装着したパッチケースをアプリケータの側面から挿入する。
本実施例のパッチケースは、2つの態様のものを、ポリプロピレン(ノバテックMA3H、日本ポリプロ工業(株))を素材とし、射出成型により製作した。その一つの斜視図を図1に、他のものの平面図及び中心の断面図を図2に示す。両者の大きさはほぼ同じであり、共に中央に同じ大きさの円形の穴(その内径は図1においてAと示している)を有し、その穴の下部にやや内直径が小さい縁部を有する(図1においてBとして示している)。両者の違いの一つは、図1のものは縁部が全てつながっているが、図2のものは縁部がとびとびになっている点である。中央の穴の直径(A)は両者とも29mmであり、縁部の幅(B)は両者とも3mmであった。
図1のパッチケースではマイクロニードルパッチを縁部の下に熱融着したが、図2のパッチケースではマイクロニードルパッチを縁部の上にマイクロニードルパッチの粘着テープに付された粘着剤を利用して接着した。すなわち両試作パッチケースは、取り付け方法と接着方法が異なっており、この相違点の効果を本実施例で比較した。
なお、この相違点を反映し、図1のものでは支持体フィルムをパッチケースに融着してからマイクロニードルアレイを接着したものとマイクロニードルアレイを粘着面に接着保持して支持体フィルム粘着面をパッチケース上面に接着したものを比較した。図2のものではマイクロニードルアレイを支持体フィルムに接着してから、パッチケースに接着した。
なお、図2のものを用いて融着法で下から取り付けることも可能である。
用いたマイクロニードルアレイの素材はヒアルロン酸であり、直径10mmの円形基板上に高さ0.8mmの針が約260本林立するものである。その支持体フィルムは直径28mm円形であり、素材はポリプロピレン/PETラミネートフィルム(パナック(株))であり、前面(パッチケースから見て下方)であるPET上にアクリル粘着剤(HiPAS、コスメディ製薬(株)製)を厚さ50μmに塗布した。
図1のパッチケースを使用する場合、パッチケースの中央の穴の縁部の下にマイクロニードルパッチを置き、支持体フィルムのポリプロピレン面を縁部の下に置き、縁部の下方向から等角度・等間隔に配置した6ヵ所において点融着を行い、支持体フィルムをパッチケースに固定した。
パッチケースと支持体フィルムを熱融着させる図6のような装置により行う。上の金属部を加熱し尖った3点部を支持体フィルムの粘着面に押し付けて支持体フィルムとパッチケースを融着させる。本図は3点融着の模式図である。より詳細には図3により説明する。図3はパッチケースの本体2及びその縁部5と、縁部に取り付けられるマイクロニードルアレイ1の支持体フィルム3、4の断面図を示している。支持体フィルムは、この場合粘着テープ4と熱可塑性フィルム3をラミネートしたものである。マイクロニードルパッチを熱可塑性樹脂からなるパッチケースの縁部5に置く。6本の先の尖った金属製融着ヘッド6を熱可塑性樹脂の融点以上に加熱し、粘着テープ4の上から押しつけ、支持体フィルムとパッチケースとを融着させる。金属製融着ヘッドは、6mmの鉄丸棒の先端を先端角15度程度に尖らせ、その尖端は半径0.5mm程度の球面に加工したものを用いた。各融着ヘッドは均等に加熱する。支持体フィルムが保管中にケースから離れない範囲で軽い融着が望ましい。なお、図ではマイクロニードルアレイは融着前に支持体フィルムに粘着されているが、支持体フィルムとパッチケースとを熱融着した後に支持体フィルムの中央にマイクロニードルアレイを粘着し保持させてもよい。
本実施例では、融着ヘッド先端の温度は190℃程度であった。加熱された融着ヘッド尖端が支持体フィルムの表面から0.5mm程度押し込んだところで止まるようにストッパーを設け、それ以上押し込まないように設定した。融着ヘッドを接触させ、ストッパーに当たってから約0.5秒保持しすぐに融着ヘッドを離した。支持体フィルムを先に融着したときは、融着操作後、支持体フィルムの中央部にマイクロニードルアレイを粘着保持させた。
さらに全体をアルミ袋に包装し保管・運搬の際の安全を確保した。
融着状態の最適化を図るには、融着用金属棒の温度、融着用金属棒の押し込み量、融着用金属棒の押し込み位置での保持時間、の3条件を調整することが望ましい。溶着用金属棒をテフロン塗布などにより粘着剤との接着性を低下させることも有効である。融着を確実に行い、保管中に支持体フィルムがパッチケースから外れたりせず、かつ使用時に確実に全ての融着部が均一に外れる、という条件を満足させる必要がある。
投与にあたっては、マイクロニードルパッチの裏面方向から衝撃(衝撃方向は図2、3の矢印7で示す)により支持体フィルムとパッチケースの融着を引き剥がし、マイクロニードルパッチを被投与者の皮膚に投与した。
製作したパッチケース/マイクロニードルパッチを特許文献9のアプリケータに取り付け皮膚に投与した。投与1時間後にマイクロニードルパッチを回収し、顕微鏡観察を行い、全てのマイクロニードルが皮膚に垂直に刺入され、均等に溶解しているかを検査した。
試作した2種のパッチケースの性能を比較した。結果を表1に示す。投与をそれぞれ10回行い、全てのマイクロニードルがほぼまっすぐ刺入され根本まで溶解していた回数(適切な場合)と、一部のマイクロニードルが曲がっていて充分溶解していなかった回数(不適切な場合)、を調べた。
表1の結果から次のような結論を導くことができる。
(1) マイクロニードルパッチとパッチケースの間の接着は、熱融着法の方が、粘着法よりスムースな取り外しができる。
(2) マイクロニードルパッチはパッチケースの縁部の上に置くより下に取り付ける方が、スムースな取り外しができる。
アプリケータの最前面にパッチケース/マイクロニードルパッチを装着すると、投与に際してアプリケータが皮膚に接触しない利点がある。
アプリケータ最前面にパッチケースを装着するため、図4のようなパッチケース10を試作した。このパッチケース10は、アプリケータに装着するための留め金11を2個備えている。このパッチケース10にマイクロニードルパッチを熱融着により取り付けた上、アプリケータ12に留め金を用いてはめ込み装着したものを図5に示す。
このパッチケースは使い捨てとすることができ、またマイクロニードルパッチはあらかじめパッチケースに装着した状態で出荷することができる。
このパッチケースはアプリケータの前面に取り付けられているので、マイクロニードルパッチを被投与者に投与するさい、パッチケースは被投与者の皮膚に接触するが、アプリケータは被投与者の皮膚に接触しない。
多数の被投与者にマイクロニードルパッチを連続投与する際には、マイクロニードルパッチが取り付けられている使い捨てパッチケースを取り替えていけば、皮膚感染の恐れなしに同じアプリケータを用いて連続投与することができる。
実施例3−6、比較例1−2
熱融着条件を変化させて破断強度が異なる支持体フィルム付パッチケースを作製した。支持体フィルムはポリエチレン(厚さ50μm)/PET(厚さ20μm)ラミネートフィルム(パナック株式会社)を用いた。支持体フィルムは直径28mm円形であり前面(パッチケースから見て下方)であるPET上にアクリル粘着剤(HiPAS、コスメディ製薬(株)製)を厚さ50μmに塗布した。パッチケースは射出成型した図4の形状であり、材料は高密度ポリエチレン(ノバテックHD、日本ポリエチレン(株))であった。パッチケースの縁(図3の5)は支持体フィルムを十分に熱融着可能な面積を有し、パッチケースの内径は2.3cmであった。実施例1と同様にして支持体フィルムとパッチケースとを融着した。融着ヘッド先端の温度は190℃程度であった。加熱された融着ヘッド尖端を、支持体フィルムの表面から0.2mm〜0.5mm程度押し込んで融着させた。融着ヘッドを接触させ0.3秒〜1秒保持しすぐに融着ヘッドを離した。押し込み深さと接触時間を変化させることにより融着の度合いを種々に変化させた。同一条件で作製した融着物5サンプルの破断強度を測定して、その最大値及び最小値を「本条件破断強度」とした。熱融着の破断強度に関しては、引っ張り試験機を用い直径1cmの円柱棒を図3に示す構成の支持体フィルム付パッチケースの上方から融着面を圧縮することにより定量化した。試験は室温下で相対湿度40〜60%において実施した。引っ張り試験機は島津製作所製、小型卓上試験機EZ Test EZSXを用いた。圧縮速さは10mm/minであった。
投与試験の詳細は以下のようであった。図5に示すようなアプリケータにマイクロニードルアレイを中央に接着した支持体フィルム付パッチケースを取り付けた。このアプリケータを剃毛したウイスター系雄性ラット腹部に発射し、直ちにマイクロニードルアレイを回収した。投与部位の皮膚を1% Gentian Violet B(和光純薬(株))水溶液で濡らし、ガーゼでふき取ったのちの皮膚状態を観察し、投与結果を評価した。用いたマイクロニードルアレイの素材はポリグリコール酸((株)クレハ)であり、直径10mmの円形基板上に高さ0.6mmの針が約800本林立するものであった。
投与に先立ち全サンプルは保存、輸送安定性試験を実施した。本試験は、マイクロニードルアレイ/支持体フィルム/ケースが一体化したものを高さ1mから床に自然落下させることを10回繰り返し融着部の剥離を観察した。以上の結果を表2に示す。

適切:全てのマイクロニードルが刺入されたことが皮膚の青色染色で観察された
不適切:一部のマイクロニードルが充分刺入されなかったことが皮膚の青色染色で観察された。あるいは、支持体シートの一部が剥離せずに残存した。
(符号の説明)
1 マイクロニードルアレイ
2 パッチケース
3 熱可塑性フィルム
4 粘着テープ
5 パッチケースの縁部
6 金属製融着ヘッド
7 アプリケータの衝撃方向
10 アプリケータ前面装着用パチッケース
11 留め金
12 アプリケータ


Claims (9)

  1. 熱可塑性高分子を素材とし、
    該熱可塑性高分子と熱融着可能な支持体フィルムを備えるマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  2. 前記熱可塑性高分子と前記支持体フィルムの熱融着可能な素材とが、共にポリオレフィンであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  3. 前記熱可塑性高分子と前記支持体フィルムの熱融着可能な素材とが、共に同一の熱可塑性高分子であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  4. 前記パッチケースの縁部の下側に前記マイクロニードルパッチを熱融着により取り付けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  5. 熱融着部の破断強度が0.01〜20 Nであることを特徴とする請求項4に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  6. 熱融着パターンが3点以上の複数点融着、破線融着、実線融着、または全面融着であることを特徴とする請求項4又は5に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  7. アプリケータの前面に取り付けるための、留め金若しくはネジを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のマイクロニードルパッチを保持しているパッチケース。
  8. 熱可塑性高分子を素材とし、
    該熱可塑性高分子と熱融着可能な支持体フィルムを備えるマイクロニードルパッチを保持できるパッチケース。
  9. 熱可塑性高分子を素材とし、保持されるマイクロニードルパッチの粘着テープの支持体フィルムは該熱可塑性高分子と熱融着可能な素材であり、該マイクロニードルパッチを保持しているパッチケースをアプリケータの前面に取り付けることを特徴とするマイクロニードルパッチを保持しているパッチケースの使用方法。

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