JP2017160267A - エアゾール化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】肌当りが柔らかく、クリーミィで弾力性に富む泡体を簡便に形成することができるエアゾール化粧料を提供すること。
【解決手段】泡吐出部材3を備えたエアゾール容器2と発泡性組成物21を有するエアゾール化粧料1であって、泡吐出部材3は、吐出面31の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔33が複数形成され、吐出面31の周方向における全域又は一部に、吐出孔33が吐出面31の半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、発泡性組成物21は、(A)脂肪酸又はその塩、(C)水、(G)着色剤及び(D)噴射剤を含有し、成分(A)は、成分(D)を除く全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有する。
【選択図】図1
【解決手段】泡吐出部材3を備えたエアゾール容器2と発泡性組成物21を有するエアゾール化粧料1であって、泡吐出部材3は、吐出面31の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔33が複数形成され、吐出面31の周方向における全域又は一部に、吐出孔33が吐出面31の半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、発泡性組成物21は、(A)脂肪酸又はその塩、(C)水、(G)着色剤及び(D)噴射剤を含有し、成分(A)は、成分(D)を除く全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料に関する。
所定の操作により、気体及びその気体を包む液膜からなる泡が多数連結した泡体(泡沫)を生じる洗顔石鹸、シャンプー、シェービングフォーム等の発泡性組成物においては、クリーミィで弾力性に富む泡体を形成させたり、その泡体が消失するまでの時間を長くするために、組成物中に脂肪酸などの油脂成分又は脂肪酸石鹸などの金属石鹸を含有させることが行われている。
特許文献1には、発泡性組成物である洗浄用組成物に、N−アシルグリシン又はその塩及び無機塩に加えて、脂肪酸塩を添加することが記載されている。
特許文献1には、発泡性組成物である洗浄用組成物に、N−アシルグリシン又はその塩及び無機塩に加えて、脂肪酸塩を添加することが記載されている。
また、洗浄剤組成物等の原液と噴射剤とをエアゾール容器に充填し、噴射用ガスを用いて泡体として吐出させる発泡性組成物が種々提案されており、例えば、特許文献2には、原液と液化ガスとを含む発泡性組成物と、その発泡性組成物を充填するエアゾール容器と、エアゾール容器に取り付けられる吐出部材を備えた発泡性エアゾール製品が記載されている。
特許文献2の発泡性エアゾール製品は、軽量な泡体の形成を主目的とするものであり、発泡性組成物として、水性原液と液化ガスとを特定の質量比で配合したものを用いるとともに、吐出部材に、発泡空間と、その発泡空間を塞ぎ多数の吐出孔を備えた吐出面とを有するものを用いることによって、発泡空間内に噴射された発泡性組成物が、発泡空間内で発泡して第1泡体となり、多数の吐出孔を通った細長い第1泡体が吐出面の外部で空気を巻き込みながら結合して第2泡体となるようにしている。
特許文献2にも、水性原液に、陰イオン性界面活性剤として脂肪酸石鹸などを含有させることが記載されている。
特許文献2の発泡性エアゾール製品は、軽量な泡体の形成を主目的とするものであり、発泡性組成物として、水性原液と液化ガスとを特定の質量比で配合したものを用いるとともに、吐出部材に、発泡空間と、その発泡空間を塞ぎ多数の吐出孔を備えた吐出面とを有するものを用いることによって、発泡空間内に噴射された発泡性組成物が、発泡空間内で発泡して第1泡体となり、多数の吐出孔を通った細長い第1泡体が吐出面の外部で空気を巻き込みながら結合して第2泡体となるようにしている。
特許文献2にも、水性原液に、陰イオン性界面活性剤として脂肪酸石鹸などを含有させることが記載されている。
しかしながら、脂肪酸や脂肪酸石鹸を含有する化粧料組成物は、エアゾール容器から吐出させた場合、形成される泡体が重く、泡体の肌当りが硬く感じられるという課題がある。
そこで、特許文献2のように、多数の吐出口から泡体を放出し、その後吐出された泡体を結合させることで、内部に空気を含ませ、泡質を改善させることも考えられるが、脂肪酸や脂肪酸石鹸を含む化粧料組成物により生じる泡体は、その泡体自体が硬いため、泡が結合されにくく、泡質を十分に改善することは難しかった。
また、脂肪酸や脂肪酸石鹸を含有する化粧料組成物は香料を含有していても、香り立ちが弱く、ジメチルエーテル等の臭いのある噴射剤を用いた場合には、噴射時に噴射剤に由来する臭いを強く感じてしまう課題があるが、それらの課題については一切検討されていない。
一方、特許文献3,4には、審美性の観点から、様々な形状の吐出口を形成したエアゾール容器が提案されているが、泡質、香り立ちを制御することは一切検討されていない。
そこで、特許文献2のように、多数の吐出口から泡体を放出し、その後吐出された泡体を結合させることで、内部に空気を含ませ、泡質を改善させることも考えられるが、脂肪酸や脂肪酸石鹸を含む化粧料組成物により生じる泡体は、その泡体自体が硬いため、泡が結合されにくく、泡質を十分に改善することは難しかった。
また、脂肪酸や脂肪酸石鹸を含有する化粧料組成物は香料を含有していても、香り立ちが弱く、ジメチルエーテル等の臭いのある噴射剤を用いた場合には、噴射時に噴射剤に由来する臭いを強く感じてしまう課題があるが、それらの課題については一切検討されていない。
一方、特許文献3,4には、審美性の観点から、様々な形状の吐出口を形成したエアゾール容器が提案されているが、泡質、香り立ちを制御することは一切検討されていない。
本発明は、前述した従来技術が有する課題を解決し得る、エアゾール化粧料を提供することに関する。
本発明者らは、脂肪酸又はその塩を含有する特定の発泡性組成物を特定の形状の吐出孔を有する泡吐出部材を備えたエアゾール容器から吐出することで、肌当たりの柔らかい泡となり、泡質の改善効果が発現すること、更に香り立ちも良好となることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)、(C)、(G)及び(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(C)水
(G)着色剤
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有する、エアゾール化粧料を提供するものである。
すなわち、本発明は、泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)、(C)、(G)及び(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(C)水
(G)着色剤
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有する、エアゾール化粧料を提供するものである。
また、本発明は、泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)〜(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(B)ペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)
(C)水
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有し、
前記成分(B)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.01質量%以上0.8質量%以下含有する、エアゾール化粧料を提供するものである。
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)〜(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(B)ペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)
(C)水
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有し、
前記成分(B)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.01質量%以上0.8質量%以下含有する、エアゾール化粧料を提供するものである。
ここで、「成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中」とは、発泡性組成物が、成分(A)〜(D)以外の他の成分を含む場合は、当該他の成分を含む、発泡性組成物に含まれる、成分(D)以外の全ての成分の総質量中という意味である。
また、前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下であることが好ましい。
また、前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下であることが好ましい。
本発明のエアゾール化粧料によれば、成分(A)、(C)、(G)及び(D)を含む特定組成の発泡性組成物、又は成分(A)〜(D)を含む特定組成の発泡性組成物を、泡吐出部材を備えたエアゾール容器から吐出することで、泡吐出部材が備える吐出面の細長い形状の各吐出口から壁状の硬めの泡体が吐出されるが、吐出面の中心部から吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して複数の吐出孔が存在し、該吐出口から吐出された泡体が壁状をなして発泡することで、壁間に空気が取り込まれた状態又は泡密度が小さい状態で、一体化して泡体を形成する。
そのため、本発明のエアゾール化粧料により形成される泡体は、肌当りが柔らかく、クリーミィで弾力性に富むものとなる。なお、「クリーミィ」とは、泡が濃密でなめらかである状態をいう。形成される泡体が、クリーミィであると、泡がつぶれず長持ちするため、しっかりと肌に密着し、塗布効果が持続する利点がある。また、形成される泡体が、弾力性に富むと、泡がクッションとなり手が直接肌に触れないため手と顔の間の摩擦が少なく、肌に負担をかけずにマッサージを長時間継続でき、化粧効果が高まるという利点がある。
特にエアゾール化粧料を洗浄料とする場合には、泡がつぶれず長持ちするため、しっかりと肌を洗浄することができ、かつ、泡がクッションとなり手が直接肌に触れないため手と顔の間の摩擦が少なく、肌に負担をかけずに、マイルドな洗い上がり感が得られる。
更に、発泡剤組成物が壁状をなして発泡することで、泡体の表面積を広くすることが可能となり、発泡剤組成物が香料を含有する場合、その香料の香り立ちが向上し、噴射時に噴射剤に由来する臭いを強く感じてしまう問題もないという利点がある。
そのため、本発明のエアゾール化粧料により形成される泡体は、肌当りが柔らかく、クリーミィで弾力性に富むものとなる。なお、「クリーミィ」とは、泡が濃密でなめらかである状態をいう。形成される泡体が、クリーミィであると、泡がつぶれず長持ちするため、しっかりと肌に密着し、塗布効果が持続する利点がある。また、形成される泡体が、弾力性に富むと、泡がクッションとなり手が直接肌に触れないため手と顔の間の摩擦が少なく、肌に負担をかけずにマッサージを長時間継続でき、化粧効果が高まるという利点がある。
特にエアゾール化粧料を洗浄料とする場合には、泡がつぶれず長持ちするため、しっかりと肌を洗浄することができ、かつ、泡がクッションとなり手が直接肌に触れないため手と顔の間の摩擦が少なく、肌に負担をかけずに、マイルドな洗い上がり感が得られる。
更に、発泡剤組成物が壁状をなして発泡することで、泡体の表面積を広くすることが可能となり、発泡剤組成物が香料を含有する場合、その香料の香り立ちが向上し、噴射時に噴射剤に由来する臭いを強く感じてしまう問題もないという利点がある。
更に、本発明のエアゾール化粧料の好ましい実施態様によれば、以下の効果も奏される。
・花を模した立体形状の泡体や幾何学的な立体形状の泡体等の審美性の高い泡体の形成も容易である。
・泡の垂れ落ちが生じにくい。
・吐出孔の目詰まりが少ない。
・押下操作部の押圧等の操作を短時間するだけで、十分な量の泡を吐出できる。
・花を模した立体形状の泡体や幾何学的な立体形状の泡体等の審美性の高い泡体の形成も容易である。
・泡の垂れ落ちが生じにくい。
・吐出孔の目詰まりが少ない。
・押下操作部の押圧等の操作を短時間するだけで、十分な量の泡を吐出できる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。
本発明の一実施形態であるエアゾール化粧料は、図1に示すように、泡吐出部材3を備えたエアゾール容器2と該エアゾール容器2に充填された発泡性組成物21とからなり、エアゾール容器2のステム22(図2参照)の押し下げにより、発泡性組成物21が噴射され、図3に示すように、泡体8となって泡吐出部材3の吐出面31から吐出される(図
3参照)。
本発明の一実施形態であるエアゾール化粧料は、図1に示すように、泡吐出部材3を備えたエアゾール容器2と該エアゾール容器2に充填された発泡性組成物21とからなり、エアゾール容器2のステム22(図2参照)の押し下げにより、発泡性組成物21が噴射され、図3に示すように、泡体8となって泡吐出部材3の吐出面31から吐出される(図
3参照)。
本発明で用いる発泡性組成物は、エアゾール化粧料から吐出することで泡を形成する組成物であり、(A)脂肪酸又はその塩、(C)水、(G)着色剤、及び(D)噴射剤を必須の構成として含むか、又は、(A)脂肪酸又はその塩、(B)固形状油、(C)水、及び(D)噴射剤を必須の構成として含む。なお、発泡性組成物の全成分中、成分(D)を除く成分により構成されるものを以下、便宜上「原液」と称する。
また、「エアゾール化粧料」は、エアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物とを含む、化粧用物品全体を表すものとする。
〔(A)成分〕
本発明において(A)脂肪酸又はその塩は、主として、洗浄効果、泡持ちを良好にする観点から含有される。
発泡性組成物に含有させる前記脂肪酸の炭素数は、洗浄効果、泡持ちを良好にする観点から、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上であり、そして、好ましくは24以下、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である。また、前記脂肪酸の炭素数は具体的には、好ましくは8以上24以下、より好ましくは10以上22以下、更に好ましくは12以上20以下である。
また、さらにクリーミィな泡を形成し、泡持ちを良好にし、洗い上がりのつっぱり感を抑える観点から、炭素数8以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上24以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することが好ましく、炭素数10以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上22以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することがより好ましく、炭素数12以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上20以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することが更に好ましく、また、炭素数14の脂肪酸及び炭素数18の脂肪酸を含有することが好ましい。
脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖のいずれであっても良く、また、脂肪酸は飽和又は不飽和のいずれで合っても良い。同様の観点から、好ましくは直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪酸であり、より好ましくは直鎖の飽和脂肪酸である。
また、「エアゾール化粧料」は、エアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物とを含む、化粧用物品全体を表すものとする。
〔(A)成分〕
本発明において(A)脂肪酸又はその塩は、主として、洗浄効果、泡持ちを良好にする観点から含有される。
発泡性組成物に含有させる前記脂肪酸の炭素数は、洗浄効果、泡持ちを良好にする観点から、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上であり、そして、好ましくは24以下、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である。また、前記脂肪酸の炭素数は具体的には、好ましくは8以上24以下、より好ましくは10以上22以下、更に好ましくは12以上20以下である。
また、さらにクリーミィな泡を形成し、泡持ちを良好にし、洗い上がりのつっぱり感を抑える観点から、炭素数8以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上24以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することが好ましく、炭素数10以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上22以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することがより好ましく、炭素数12以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上20以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上を含有することが更に好ましく、また、炭素数14の脂肪酸及び炭素数18の脂肪酸を含有することが好ましい。
脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖のいずれであっても良く、また、脂肪酸は飽和又は不飽和のいずれで合っても良い。同様の観点から、好ましくは直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪酸であり、より好ましくは直鎖の飽和脂肪酸である。
具体的には、飽和脂肪酸としては、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸等が挙げられ、不飽和脂肪酸としては、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、リシノレン酸等が挙げられる。脂肪酸は、複数種類の脂肪酸の混合物であるヤシ油脂肪酸やパーム核油脂肪酸等の植物由来の脂肪酸を含有することもできる。
発泡性組成物に含有させる脂肪酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩等の無機塩;アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩や、アルギニン塩、リジン塩等の塩基性アミノ酸塩などの有機塩等が挙げられる。脂肪酸及びその塩は、一種を単独で又は2種以上を併用して含有することができる。これらのうち、水への溶解性、洗浄効果を良好にする観点から、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上がより好ましく、ナトリウム塩及びカリウム塩から選択される1種又は2種が好ましい。
脂肪酸又はその塩の含有量は、洗浄効果、泡持ちを良好にする観点から、脂肪酸換算で原液の全量中、1.1質量%以上、15質量%以下であることが必要であり、好ましくは2質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更により好ましくは5.5質量%以上であり、そして、好ましくは13質量%以下、より好ましくは11質量%以下であり、更に好
ましくは8質量%以下である。また、具体的には、好ましくは2質量%以上13質量%以下、より好ましくは4質量%以上11質量%以下、更に好ましくは5.5質量%以上8質量%以下である。
ましくは8質量%以下である。また、具体的には、好ましくは2質量%以上13質量%以下、より好ましくは4質量%以上11質量%以下、更に好ましくは5.5質量%以上8質量%以下である。
前記脂肪酸又はその塩は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下であり、洗浄効果、泡持ちの良さ及び洗い上がり後のしっとり感を両立する観点から、好ましくは0.78以上、より好ましくは0.8以上であり、そして、好ましくは0.95以下、より好ましくは0.9以下、更に好ましくは0.85以下である。また、具体的には、前記中和率は、好ましくは0.78以上0.95以下であり、より好ましくは0.8以上0.9以下であり、更に好ましくは0.8以上0.85以下である。
前記の中和率とするには、製造工程中で脂肪酸を塩基で所定の中和率となるように中和しても良く、脂肪酸塩、又は脂肪酸塩及び脂肪酸を上記範囲となるように含有させても良い。なお、製造工程中で、脂肪酸を塩基で中和する場合、脂肪酸を成分(A1)、塩基を成分(A2)として記載する場合がある。
前記の中和率とするには、製造工程中で脂肪酸を塩基で所定の中和率となるように中和しても良く、脂肪酸塩、又は脂肪酸塩及び脂肪酸を上記範囲となるように含有させても良い。なお、製造工程中で、脂肪酸を塩基で中和する場合、脂肪酸を成分(A1)、塩基を成分(A2)として記載する場合がある。
製造工程中で、前記脂肪酸を塩基で所定の中和率となるように中和する塩基としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属塩の水酸化物、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、L−アルギニン、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸、アンモニア水、水酸化アンモニウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。これらのうち、水への溶解性、洗浄効果を良好にする観点から、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上が好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上がより好ましく、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選択される1種又は2種が好ましい。
〔(B)成分〕
本発明においてペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)は、泡の硬さを低減し、泡持ちを良好にする観点から含有される。
本発明においてペースト状又は固形状とは、25℃、1013.25hPa下の条件で、粘度が2000mPa・s以上の油剤をいい、完全に固化しているもの、粘度が高すぎて粘度測定ができないものを含むものである。粘度は、例えばB型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1(芝浦システム社製)を用いて、スピンドル番号3、12rpm(回転/分)、30秒間にて測定される。
ペースト状又は固形状油の粘度は、肌当たりを柔らかくし、泡持ち、使用時の泡の伸びを良好にする観点から、好ましくは4000mPa・s以上、より好ましくは7000mPa・s以上であり、更に好ましくは10,000mPa・s以上である。
本発明においてペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)は、泡の硬さを低減し、泡持ちを良好にする観点から含有される。
本発明においてペースト状又は固形状とは、25℃、1013.25hPa下の条件で、粘度が2000mPa・s以上の油剤をいい、完全に固化しているもの、粘度が高すぎて粘度測定ができないものを含むものである。粘度は、例えばB型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1(芝浦システム社製)を用いて、スピンドル番号3、12rpm(回転/分)、30秒間にて測定される。
ペースト状又は固形状油の粘度は、肌当たりを柔らかくし、泡持ち、使用時の泡の伸びを良好にする観点から、好ましくは4000mPa・s以上、より好ましくは7000mPa・s以上であり、更に好ましくは10,000mPa・s以上である。
ペースト状又は固形状油としては、粘度が2000mPa・s以上の炭化水素、エステル油、エーテル油、ロウ、高級アルコール等が挙げられ、具体的には、炭化水素としては、セレシン、固形パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられ、エステル油としては、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸デシル、オクタン酸セチル等が挙げられ、ロウとしては、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン等が挙げられ、高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の炭素数10〜24の直鎖飽和脂肪族アルコールが挙げられる。これらは、1種又は2種以上含有することができる。
ペースト状又は固形状油の含有量は、泡の硬さを低減し、肌当たりを柔らかくし、泡持
ちを良好にし、洗浄効果を両立する観点から、原液の全量中、0.01質量%以上0.8質量%以下であることが必要であり、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、そして、好ましくは0.6質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.4質量%以下である。また、具体的には、好ましくは0.05質量%以上0.6質量%以下、より好ましくは0.08質量%以上0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以上0.4質量%以下である。
また、脂肪酸又はその塩の脂肪酸換算量に対するペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)の含有量比は、洗浄効果、泡持ちを良好にし、目詰まりを抑制する観点から、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.021以上、更に好ましくは0.025以上であり、そして、好ましくは0.15以下、より好ましくは0.08以下、更に好ましくは0.05以下である。また、具体的には、好ましくは0.015以上0.15以下、より好ましくは0.021以上0.08以下、更に好ましくは、0.025以上0.05以下である。
ちを良好にし、洗浄効果を両立する観点から、原液の全量中、0.01質量%以上0.8質量%以下であることが必要であり、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、そして、好ましくは0.6質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.4質量%以下である。また、具体的には、好ましくは0.05質量%以上0.6質量%以下、より好ましくは0.08質量%以上0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以上0.4質量%以下である。
また、脂肪酸又はその塩の脂肪酸換算量に対するペースト状又は固形状油(成分(A)を除く)の含有量比は、洗浄効果、泡持ちを良好にし、目詰まりを抑制する観点から、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.021以上、更に好ましくは0.025以上であり、そして、好ましくは0.15以下、より好ましくは0.08以下、更に好ましくは0.05以下である。また、具体的には、好ましくは0.015以上0.15以下、より好ましくは0.021以上0.08以下、更に好ましくは、0.025以上0.05以下である。
〔(C)成分〕
本発明で用いる水は、特に限定されず、精製水やイオン交換水等を含有することができる。水は、成分(A)〜(D)、及び任意成分である成分(E)、成分(F)又はその他の任意成分の溶媒又は分散媒として含有される。
水の含有量は、泡の起泡性、吐出性を良好にする観点から、原液の全量中、好ましくは60質量%以上、より好ましくは65質量%以上、更に好ましくは70質量%以上であり、そして、好ましくは92質量%以下、より好ましくは90質量%以下、更に好ましくは88質量%以下であり、また、具体的には、好ましくは60質量%以上92質量%以下、より好ましくは65質量%以上90質量%以下、更に好ましくは70質量%以上88質量%以下である。
本発明で用いる水は、特に限定されず、精製水やイオン交換水等を含有することができる。水は、成分(A)〜(D)、及び任意成分である成分(E)、成分(F)又はその他の任意成分の溶媒又は分散媒として含有される。
水の含有量は、泡の起泡性、吐出性を良好にする観点から、原液の全量中、好ましくは60質量%以上、より好ましくは65質量%以上、更に好ましくは70質量%以上であり、そして、好ましくは92質量%以下、より好ましくは90質量%以下、更に好ましくは88質量%以下であり、また、具体的には、好ましくは60質量%以上92質量%以下、より好ましくは65質量%以上90質量%以下、更に好ましくは70質量%以上88質量%以下である。
〔(D)成分〕
本発明で用いる(D)噴射剤としては、エアゾール容器に従来使用されている噴射剤を特に制限なく含有することができ、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン等の液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル類、炭酸ガス、窒素ガス、酸素ガス等の圧縮ガス等が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。
これらのうち、泡の吐出性、低温下での泡の起泡性を良好にする観点から、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス及び酸素ガスから選択される1種又は2種以上が好ましく、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル及びジエチルエーテルから選択される1種又は2種以上がより好ましく、プロパン、ノルマルブタン及びイソブタンから選択される1種又は2種以上が更に好ましい。
本発明で用いる(D)噴射剤としては、エアゾール容器に従来使用されている噴射剤を特に制限なく含有することができ、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン等の液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル類、炭酸ガス、窒素ガス、酸素ガス等の圧縮ガス等が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。
これらのうち、泡の吐出性、低温下での泡の起泡性を良好にする観点から、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス及び酸素ガスから選択される1種又は2種以上が好ましく、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル及びジエチルエーテルから選択される1種又は2種以上がより好ましく、プロパン、ノルマルブタン及びイソブタンから選択される1種又は2種以上が更に好ましい。
また、製造直後のエアゾール容器内の20℃における内圧は、噴射剤の充填量により適宜調整することができるが、クリーミィな泡とし、それらを均一に吐出する観点から、好ましくは0.2MPa以上、より好ましくは0.3MPa以上、更に好ましくは0.35MPa以上であり、また好ましくは0.65MPa以下、より好ましくは0.55MPa以下、更に好ましくは0.45MPa以下である。また、同内圧は、具体的には、好ましくは0.2MPa以上0.65MPa以下、より好ましくは0.3MPa以上0.55MPa以下、更に好ましくは0.35MPa以上0.45MPa以下である。
本発明で用いる発泡性組成物には、上記の成分(A)〜(D)に加えて、(E)多価アルコール及び(F)N−アシルアミノ酸塩の何れか一方又は双方を含有させることが好ましい。
〔(E)成分〕
発泡性組成物が、(E)多価アルコールを含有することで、よりクリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちをより良好にすることができる。また、洗浄時の肌すべりが良く、洗い上がりのうるおいを良好にすることができる。多価アルコールとしては、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、トレハロース、ラフィノース等の糖アルコール、グリセリン、ジグリセリン、プロパンジオール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ペンタンジオール、グリセリンノ−2−エチルヘキシルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の2〜4価の多価アルコール等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を含有することができる。
これらのうち、クリーミィな泡質とし、泡体の肌当たりを柔らかくし、洗浄時の肌すべり、洗い上がりのうるおいを良好にする観点から、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール及びトレハロースから選択される1種又は2種以上が好ましく、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール及びマルチトールから選択される1種又は2種以上がより好ましく、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール及びマルチトールから選択される2種以上が更に好ましく、また、ソルビトール及びマルチトールを含むものが好ましい。
〔(E)成分〕
発泡性組成物が、(E)多価アルコールを含有することで、よりクリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちをより良好にすることができる。また、洗浄時の肌すべりが良く、洗い上がりのうるおいを良好にすることができる。多価アルコールとしては、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、トレハロース、ラフィノース等の糖アルコール、グリセリン、ジグリセリン、プロパンジオール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ペンタンジオール、グリセリンノ−2−エチルヘキシルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の2〜4価の多価アルコール等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を含有することができる。
これらのうち、クリーミィな泡質とし、泡体の肌当たりを柔らかくし、洗浄時の肌すべり、洗い上がりのうるおいを良好にする観点から、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール及びトレハロースから選択される1種又は2種以上が好ましく、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール及びマルチトールから選択される1種又は2種以上がより好ましく、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビトール及びマルチトールから選択される2種以上が更に好ましく、また、ソルビトール及びマルチトールを含むものが好ましい。
多価アルコールの含有量は、クリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちを良好にする観点から、原液の全量中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは4質量%以上であり、そして、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である。また、具体的には、好ましくは1質量%以上15質量%以下、より好ましくは3質量%以上10質量%以下、更に好ましくは4質量%以上8質量%以下である。
〔(F)成分〕
発泡性組成物が、(F)N−アシルアミノ酸塩を含有することで、よりクリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちをより良好にすることができる。また、洗い上がりのつっぱり、べたつき感を抑えることができる。
N−アシルアミノ酸におけるアミノ酸としては、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、スレオニン、メチルアラニン、サルコシン、リジン、アルギニン等が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。また、これらのアミノ酸は、L体、D体又はDL体が存在するが、化粧品の経時安定性を良好にする観点から、L体が好ましい。
これらのうち、クリーミィな泡質とし、洗い上がりのつっぱり、べたつき感を抑える観点から、酸性アミノ酸又は中性アミノ酸が好ましく、酸性アミノ酸がより好ましい。具体的には、同様の観点から、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン及び、アラニンから選択される1種又は2種以上が好ましく、グルタミン酸及びグリシンから選択される1種又は2種がより好ましく、グルタミン酸を含むことが更に好ましい。
発泡性組成物が、(F)N−アシルアミノ酸塩を含有することで、よりクリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちをより良好にすることができる。また、洗い上がりのつっぱり、べたつき感を抑えることができる。
N−アシルアミノ酸におけるアミノ酸としては、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、スレオニン、メチルアラニン、サルコシン、リジン、アルギニン等が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。また、これらのアミノ酸は、L体、D体又はDL体が存在するが、化粧品の経時安定性を良好にする観点から、L体が好ましい。
これらのうち、クリーミィな泡質とし、洗い上がりのつっぱり、べたつき感を抑える観点から、酸性アミノ酸又は中性アミノ酸が好ましく、酸性アミノ酸がより好ましい。具体的には、同様の観点から、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン及び、アラニンから選択される1種又は2種以上が好ましく、グルタミン酸及びグリシンから選択される1種又は2種がより好ましく、グルタミン酸を含むことが更に好ましい。
また、N−アシルアミノ酸におけるアシル基の炭素数は、クリーミィな泡を形成し、泡持ちを良好にし、洗い上がりのつっぱり感を抑える観点から、好ましくは10以上であり、より好ましくは12以上であり、更に好ましくは14以上であり、そして、好ましくは24以下であり、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である。また、具体的には、好ましくは10以上24以下、より好ましくは12以上22以下、更に好ましくは14以上20以下である。
同様の観点から、アシル基は、飽和の直鎖又は飽和の分岐鎖のアシル基が好ましく、飽和の直鎖のアシル基がより好ましい。
具体的には、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステア
ロイル基、オレオイル基、リノレイル基等の脂肪酸(分岐脂肪酸を含む)によるアシル基が挙げられ、これらは動植物由来のものであっても良く、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸等の天然より得られる混合脂肪酸によるアシル基が挙げられる。
同様の観点から、アシル基は、飽和の直鎖又は飽和の分岐鎖のアシル基が好ましく、飽和の直鎖のアシル基がより好ましい。
具体的には、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステア
ロイル基、オレオイル基、リノレイル基等の脂肪酸(分岐脂肪酸を含む)によるアシル基が挙げられ、これらは動植物由来のものであっても良く、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸等の天然より得られる混合脂肪酸によるアシル基が挙げられる。
N−アシルアミノ酸の塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩等の無機塩;アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩や、アルギニン塩、リジン塩等の塩基性アミノ酸塩などの有機塩が挙げられ、これらのうち1種又は2種以上を混合して使用することができる。これらのうち、皮膚刺激性が低く、洗い上がりのつっぱりを抑える観点から、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上がより好ましく、ナトリウム塩及びカリウム塩から選択される1種又は2種が好ましい。
N−アシルアミノ酸塩の好ましい具体例としては、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ステアロイルグルタミン酸、N−ココイルグルタミン酸等のナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩が挙げられる。これらのうち、クリーミィな泡質とし、泡持ちを向上させ、洗い上がりのつっぱり、べたつき感を抑える観点から、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウムを含むものが好ましく、市販品としては、アミソフトHS−11P、アミライトGCK−12(いずれも味の素ヘルシーサプライ社製)等が例示できる。これらは、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて含有することができる。
N−アシルアミノ酸塩の含有量は、クリーミィな泡質とし、肌当たりを柔らかくし、泡持ちを良好にする観点から、原液の全量中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.4質量%以上、更に好ましくは0.7質量%以上であり、そして、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは1.5質量%以下である。また、具体的には好ましくは0.1質量%以上5質量%以下、より好ましくは0.4質量%以上3質量%以下、更に好ましくは0.7質量%以上1.5質量%以下である。
本発明で用いる発泡性組成物には、上記の成分の他に、通常使用されている任意の成分を使用することができる。これらの成分としては、例えば、成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、成分(A)以外の液状油、キレート剤、防腐剤、香料、植物抽出液、保湿剤、酸化防止剤、美白剤、血行促進剤、抗炎症剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、着色剤等を本発明の効果を損なわない範囲で含有することができる。なお、これらの各剤は、各剤としての用途に限られず、目的に応じて他の用途として転用、例えば、ビタミン類を抗酸化防止剤として使用したり、他の用途との兼用、例えば、保湿剤と防腐剤としての効果を奏するものとして使用したりすることもできる。
本発明で用いる発泡性組成物は、泡量を増し、泡持ち、洗浄性を良好にする観点から、成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上の界面活性剤を含有することができる。低刺激で成分(A)、成分(F)との乳化安定性に優れ、べたつきがより少なく、皮膚上での伸びがより良好となる観点から、成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤の界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤が好ましい。
非イオン性界面活性剤としては特に限定されるものではないが、例えば、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、ポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン等が挙げられる。
成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上の含有量は、泡量、洗浄効果、泡持ちの良さを両立する観点から、原液の全量中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。
非イオン性界面活性剤としては特に限定されるものではないが、例えば、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、ポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン等が挙げられる。
成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上の含有量は、泡量、洗浄効果、泡持ちの良さを両立する観点から、原液の全量中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。
本発明の発泡性組成物は、吐出後の目詰まりを抑制し、洗い上がりのしっとり感を良好にする観点から、成分(A)を除く液状油を含有することができる。なお、本発明における液状油とは、25℃、1013.25hPa下の条件で、粘度が2000mPa・s未満の油剤をいう。粘度の測定方法は、ペースト状又は固形状油の粘度の測定方法と同様である。
液状油としては、粘度が2000mPa・s未満の炭化水素、エステル油、高級アルコール等が挙げられ、具体的には、炭化水素としては、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられ、エステル油としては、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリリノール酸グリセリル、トリパルミトレイン酸グリセリル等のトリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸2−ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸イソステアリル、イソノナン酸2−エチルヘキシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシル等の脂肪酸と1価アルコールのエステル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸2−エチルヘキシル等の二塩基酸エステル、ジオレイン酸エチレングリコ−ル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチレングリコール等の脂肪酸と多価アルコールのエステル等が挙げられる。高級アルコールとしては、カプリリルアルコール、カプリルアルコール等の炭素数6〜10の直鎖飽和アルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の炭素数10〜24の直鎖分岐脂肪族アルコール又は不飽和脂肪族アルコールが挙げられる。これらは、1種又は2種以上含有することができる。
液状油の含有量は、肌当たりの柔らかくし、泡持ちの良さを両立させる観点から、原液の全量中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。
液状油としては、粘度が2000mPa・s未満の炭化水素、エステル油、高級アルコール等が挙げられ、具体的には、炭化水素としては、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられ、エステル油としては、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリカプリル酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリリノール酸グリセリル、トリパルミトレイン酸グリセリル等のトリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸2−ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸イソステアリル、イソノナン酸2−エチルヘキシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシル等の脂肪酸と1価アルコールのエステル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸2−エチルヘキシル等の二塩基酸エステル、ジオレイン酸エチレングリコ−ル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチレングリコール等の脂肪酸と多価アルコールのエステル等が挙げられる。高級アルコールとしては、カプリリルアルコール、カプリルアルコール等の炭素数6〜10の直鎖飽和アルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の炭素数10〜24の直鎖分岐脂肪族アルコール又は不飽和脂肪族アルコールが挙げられる。これらは、1種又は2種以上含有することができる。
液状油の含有量は、肌当たりの柔らかくし、泡持ちの良さを両立させる観点から、原液の全量中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。
〔(G)成分〕
本発明で用いる発泡性組成物は、泡を着色し、審美性をより高める観点から、着色剤を含有することができる。着色剤としては、皮膚や衣類等への染色を防ぐ観点から、水不溶性色素が好ましく、具体的にはトルマリン、酸化クロム、黄色32、酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、酸化コバルト、グンジョウ、水酸化クロム、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、マンガンバイオレット等の無機色素;アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料等
のアゾ系顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、キナクリドン、イソインドリノン、ジオキサジン等の有機色素が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。これらのうち、泡を十分に着色させる観点から、有機色素が好ましく、リコピン、カロテン、キサントフィル、クロロフィル、ヘリンドンピンク(赤色226号)、レーキレッド(赤色203、204号)、リソールレッド、パーマネントオレンジ、フタロシアニンブルー及びハンザエローから選択される1種又は2種以上がより好ましい。
着色剤の含有量は、泡を十分に着色させ、肌や衣服への着色を防ぐ観点から、原液の全量中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上、そして、好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。また、具体的には、0.001質量%以上4質量%以下が好ましく、0.005質量%以上2質量%以下がより好ましく、0.01質量%以上1質量%以下が更に好ましい。
本発明で用いる発泡性組成物は、泡を着色し、審美性をより高める観点から、着色剤を含有することができる。着色剤としては、皮膚や衣類等への染色を防ぐ観点から、水不溶性色素が好ましく、具体的にはトルマリン、酸化クロム、黄色32、酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、酸化コバルト、グンジョウ、水酸化クロム、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、マンガンバイオレット等の無機色素;アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料等
のアゾ系顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、キナクリドン、イソインドリノン、ジオキサジン等の有機色素が挙げられる。これらは1種又は2種以上含有することができる。これらのうち、泡を十分に着色させる観点から、有機色素が好ましく、リコピン、カロテン、キサントフィル、クロロフィル、ヘリンドンピンク(赤色226号)、レーキレッド(赤色203、204号)、リソールレッド、パーマネントオレンジ、フタロシアニンブルー及びハンザエローから選択される1種又は2種以上がより好ましい。
着色剤の含有量は、泡を十分に着色させ、肌や衣服への着色を防ぐ観点から、原液の全量中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上、そして、好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。また、具体的には、0.001質量%以上4質量%以下が好ましく、0.005質量%以上2質量%以下がより好ましく、0.01質量%以上1質量%以下が更に好ましい。
本発明の発泡性組成物はエアゾール容器から吐出直後より泡を形成するものであり、吐出直後且つ25℃、1013.25hPa下の条件での、泡の粘度は、泡の肌当たりを柔らかくし、泡持ちを良好にし、目詰まりを抑制する観点から、好ましくは10,000mPa・s以上、より好ましくは12,000mPa・s以上、更に好ましくは14,000mPa・s以上、そして、好ましくは50,000mPa・s以下、より好ましくは35,000mPa・s以下、更に好ましくは20,000mPa・s以下である。なお、泡の粘度はB型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1、芝浦システム社製)を用いて、スピンドル番号4、12rpm(回転/分)、30秒間測定して得られる。
〔製造方法〕
本発明のエアゾール化粧料は、既知の方法により製造すれば良く、例えば、成分(D)以外の成分(A)〜(C)、及び必要により成分(E)、成分(F)又はその他の任意成分を均一に混合して原液を調製する工程1と、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2と、成分(D)をエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する工程3を含む工程と、エアゾール容器の上部に吐出面を有する泡吐出部材を取り付ける工程4により、泡吐出部材を備えたエアゾール容器に充填された化粧料を製造することができる。
より詳細には、工程2において、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2a、その後にエアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする工程2bを含むことができる。
本発明のエアゾール化粧料は、既知の方法により製造すれば良く、例えば、成分(D)以外の成分(A)〜(C)、及び必要により成分(E)、成分(F)又はその他の任意成分を均一に混合して原液を調製する工程1と、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2と、成分(D)をエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する工程3を含む工程と、エアゾール容器の上部に吐出面を有する泡吐出部材を取り付ける工程4により、泡吐出部材を備えたエアゾール容器に充填された化粧料を製造することができる。
より詳細には、工程2において、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2a、その後にエアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする工程2bを含むことができる。
また、工程1において、原液に含有する各成分の混合性を高めるため、好ましくは50℃以上、より好ましくは55℃以上であり、そして、各成分の蒸発や熱劣化を防ぐ観点から、好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下の加温下で混合することが好ましい。なお、加温した場合には、30℃以下に冷却後に工程2におけるエアゾール容器に充填することが好ましい。
脂肪酸を塩基で中和して製造する場合は、工程1において、成分(A2)、成分(C)及び必要により成分(E)、成分(F)又はその他の任意の水溶性成分を加温下で混合する工程1aと、成分(A1)、成分(B)又はその他の任意の油溶性成分を加温下で混合させる工程1bと、工程1aの調製物に工程1bの調製物を添加し、均一に混合する工程1cと、工程1cの調製物を30℃以下に冷却する工程1dを含む工程とすることが好ましい。前述の通り、成分(A1)は脂肪酸、成分(A2)は塩基である。
工程1a及び工程1bの加温条件は、成分(A1)の溶解温度以上であれば特に制限されないが、成分(A)を溶解させ、熱劣化を防ぐ観点から、好ましくは70℃以上、より好ましくは75℃以上、そして、好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下である。
工程1a及び工程1bの加温条件は、成分(A1)の溶解温度以上であれば特に制限されないが、成分(A)を溶解させ、熱劣化を防ぐ観点から、好ましくは70℃以上、より好ましくは75℃以上、そして、好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下である。
〔エアゾール容器〕
本実施形態のエアゾール化粧料1のエアゾール容器2には、発泡性組成物21として、上述した発泡性組成物が充填されている。
図1に示すエアゾール容器2について更に説明すると、エアゾール容器2は、公知のエアゾール容器と同様の構成を有し、上部には、内部のバルブ(図示せず)と繋がるステム22が突出しており、該ステム22を押し下げることにより該バルブが開放されて、内部に充填されている液体(原液)が噴射剤とともに噴射されるように構成されている。
エアゾール容器2は、上部に、泡吐出部材3を備えている。本実施形態のエアゾール化粧料1における泡吐出部材3は、泡吐出部材3をエアゾール容器2に脱着可能に固定するための接続部材4と、エアゾール容器2のステム22と嵌合し、ステム22内の流路と後述する発泡空間7とを連通する流路を形成する筒状接続部51を備えた可動部材5と、上面が、前述した泡体8の吐出面31を形成する吐出面形成部材6とを備えている。吐出面形成部材6は、上面が泡体8の吐出面31を形成する平面視円形の板状の吐出面形成部61と、吐出面形成部61の周縁部から下方に垂下する筒状垂下部62とを備えている。
本実施形態のエアゾール化粧料1のエアゾール容器2には、発泡性組成物21として、上述した発泡性組成物が充填されている。
図1に示すエアゾール容器2について更に説明すると、エアゾール容器2は、公知のエアゾール容器と同様の構成を有し、上部には、内部のバルブ(図示せず)と繋がるステム22が突出しており、該ステム22を押し下げることにより該バルブが開放されて、内部に充填されている液体(原液)が噴射剤とともに噴射されるように構成されている。
エアゾール容器2は、上部に、泡吐出部材3を備えている。本実施形態のエアゾール化粧料1における泡吐出部材3は、泡吐出部材3をエアゾール容器2に脱着可能に固定するための接続部材4と、エアゾール容器2のステム22と嵌合し、ステム22内の流路と後述する発泡空間7とを連通する流路を形成する筒状接続部51を備えた可動部材5と、上面が、前述した泡体8の吐出面31を形成する吐出面形成部材6とを備えている。吐出面形成部材6は、上面が泡体8の吐出面31を形成する平面視円形の板状の吐出面形成部61と、吐出面形成部61の周縁部から下方に垂下する筒状垂下部62とを備えている。
接続部材4は、エアゾール容器2のビード部23と脱着可能に嵌合する環状の第1嵌合部41を有し、第1嵌合部41より外側に、吐出面形成部材6の筒状垂下部62の下端部と係合した係合部42を有し、第1嵌合部41より外側に、付勢手段としてのコイルばね52の下端を支持するバネ支持部43を有している。可動部材5は、吐出面形成部材6の吐出面形成部61との間に発泡空間7を形成する平面視円形の底部形成部53と、底部形成部53の周縁部から垂下する筒状垂下部54とを有している。可動部材5は、底部形成部53の平面視における中央部に、前述した筒状接続部51を有し、底部形成部53の上面の中央部に、エアゾール容器2から噴射された発泡性組成物21の導入口71が形成されている。また、可動部材5は、筒状垂下部54を、吐出面形成部材6の筒状垂下部62及び接続部材4に設けられた筒状支持部44の一方又は双方に支持された状態で、上下動可能に保持されている。また可動部材5は、吐出操作を行う前及び吐出操作を行った後には、図2(b)に示すように、コイルばね52等の付勢手段によって付勢されて、底部形成部53の上面が、吐出面形成部材6の吐出面形成部61の下面に接触している。この状態においては、ステム22が非押し下げ状態となっており、また発泡空間7が消失した状態となっている。他方、吐出面形成部材6の筒状垂下部62の周方向の2箇所には、図1に示すように、一対の切欠き部64,64が形成されており、各切欠き部64に挿通した連結部55を介して、可動部材5の筒状垂下部54と、吐出面形成部材6の筒状垂下部62より外側に設けられた押下操作部56とが一体化されている。
そして、押下操作部56を上方から押圧し、可動部材5を、図2(b)に示す状態から図2(a)に示す状態となるまで押し下げると、それに伴い、ステム22が、可動部材5の筒状接続部51に押し下げられるとともに、吐出面形成部材6の吐出面形成部63の下面と可動部材5の底部形成部53の上面との間に発泡空間7が形成される。それにより、エアゾール容器2内のバルブが開放され、エアゾール容器2から発泡性組成物21が噴射されるとともに、エアゾール容器2から噴射された発泡性組成物21が導入口71から発泡空間7内に導入され、発泡空間7内で発泡した後、吐出面形成部63に形成された多数の吐出孔33から壁状の泡体として吐出される。突出された壁状の泡体は、相互間に空気を挟んだ状態で一体化し、図3に示すような立体形状の泡体8となる。本実施形態のエアゾール化粧料1によれば、図3に示すように、発泡性組成物21が発泡した泡体は、吐出面31上に所定の立体形状を有する泡体8を形成するように吐出される。
本実施形態のエアゾール化粧料1の泡吐出部材3における泡体の吐出面31には、該吐出面31の中心部Cの周囲に、細長い形状の吐出孔33が複数形成されており、吐出面31の周方向Aに、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に
独立に少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されている。吐出面31の中心部Cは、多数の吐出孔33に囲まれた中心部であるが、図2(a)に示すように、ステム22の中心軸の延長線22cと交差する位置であることが好ましい。多孔領域においては、吐出孔33は、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立に少なくとも3つ存在することが必要であるが、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを向上させる観点から、4つ以上が存在することが好ましく、5つ以上存在することがより好ましく、そして、9つ以下存在することが好ましく、8つ以下存在することがより好ましく、7つ以下存在することが更に好ましい。また、具体的には3つ以上9つ以下存在することが好ましく、4つ以上8つ以下存在することがより好ましく、5つ以上7つ以下存在することが更に好ましい。
独立に少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されている。吐出面31の中心部Cは、多数の吐出孔33に囲まれた中心部であるが、図2(a)に示すように、ステム22の中心軸の延長線22cと交差する位置であることが好ましい。多孔領域においては、吐出孔33は、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立に少なくとも3つ存在することが必要であるが、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを向上させる観点から、4つ以上が存在することが好ましく、5つ以上存在することがより好ましく、そして、9つ以下存在することが好ましく、8つ以下存在することがより好ましく、7つ以下存在することが更に好ましい。また、具体的には3つ以上9つ以下存在することが好ましく、4つ以上8つ以下存在することがより好ましく、5つ以上7つ以下存在することが更に好ましい。
図4において、吐出面31上に、中心部Cと外周部32上の1点とを結んだ線分Dを考えたとき、該線分DがSの位置にある状態においては、該線分Dの中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に5つの吐出孔33aとが交差しており、吐出面31の周方向AにおけるSの位置においては、吐出孔33aが前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して5つ存在している。なお、本発明において、中心部と外周円の1点とを結んだ直線上に存在する吐出孔は、吐出孔の周方向の端部から該線分Dまでの長さ(吐出孔の周方向の端部から、該線分Dに対して垂直方向に該成分D上まで引いた線分の長さとする)のうち、短い方の長さが、吐出孔の幅W3よりも長い場合に、該線分Dと交差するものとする。
線分Dを、中心部Cを中心としてSの位置から時計回りにS1の位置まで回転させると、該線分Dは、Sの位置からS1の位置まで移動する間のいずれの位置においても、少なくとも3つの吐出孔33と交差している。これは、吐出面31の周方向AにおけるSの位置からS1の位置までの範囲が、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域であることを意味する。
線分Dを、中心部Cを中心としてSの位置から時計回りにS1の位置まで回転させると、該線分Dは、Sの位置からS1の位置まで移動する間のいずれの位置においても、少なくとも3つの吐出孔33と交差している。これは、吐出面31の周方向AにおけるSの位置からS1の位置までの範囲が、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域であることを意味する。
また、前記の線分Dを、中心部Cを中心としてS1の位置から時計回りにS2の位置まで回転させたときにも、該線分Dは、S1の位置からS2の位置まで移動する間のいずれの位置においても、3本以上の吐出孔33と交差している。従って、吐出面31の周方向AにおけるS1の位置からS2の位置までの範囲も、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立に少なくとも3つ存在する多孔領域である。
同様に、前記の線分Dを、中心部Cを中心としてS2の位置からS3の位置、S3の位置からSの位置まで時計回りに回転させたときにも、該線分Dは、いずれの位置においても、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域となっている。
このように、本実施形態のエアゾール容器2における吐出面31は、吐出面31の周方向Aにおける全域が、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域となっている。
同様に、前記の線分Dを、中心部Cを中心としてS2の位置からS3の位置、S3の位置からSの位置まで時計回りに回転させたときにも、該線分Dは、いずれの位置においても、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域となっている。
このように、本実施形態のエアゾール容器2における吐出面31は、吐出面31の周方向Aにおける全域が、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域となっている。
これに対して、図5に示す吐出面31においては、吐出面31の周方向AにおけるR1〜R3で示す3つの範囲が、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域となっている。図5に示す吐出面31においては、個々の多孔領域R1〜R3が存在する角度範囲θ1、θ2、θ3がそれぞれ56°であり、3つの多孔領域が存在する角度範囲の合計値(θ1+θ2+θ3)が168°である。また、図5に示す吐出面31においては、吐出面31の周方向Aの隣り合う多孔領域間に、吐出孔が一つも存在しない無孔領域Nが存在する。
これに対して、図4に示す吐出面31においては、吐出面31の周方向Aにおける全域が多孔領域となっており、多孔領域が存在する角度範囲が360°である。また、図4に示す吐出面31には、無孔領域Nが存在しない。
これに対して、図4に示す吐出面31においては、吐出面31の周方向Aにおける全域が多孔領域となっており、多孔領域が存在する角度範囲が360°である。また、図4に示す吐出面31には、無孔領域Nが存在しない。
本発明のエアゾール化粧料に用いる泡吐出部材3の吐出面31に多孔領域が存在する角度範囲は、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを良好にし、洗浄効果を両立させる観点から、好ましくは135°以上、より好ましくは180°以上、更に好ましくは225°以上、更に好ましくは270°以上、そして、好ましくは360°以下である。また、具体的には135°以上360°以下であることが好ましく、180°以上360°以下であることがより好ましく、225°以上360°以下であることが更に好ましく、270°以上360°以下であることが更に好ましく、360°であることが更に好ましい。なお、多孔領域が存在する角度範囲は、前述したように、中心部Cと外周部32上の1点とを結んだ線分Dを、中心部Cを中心として時計回りに回転させたときに、該線分Dと交差する吐出孔33の個数が少なくとも3つ存在する範囲の回転角度の合計値である。
また、本発明に用いる泡吐出部材3の吐出面31に無孔領域が存在する角度範囲は、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを良好にし、洗浄効果を両立させる観点から、好ましくは135°未満であることが好ましく、より好ましくは90°未満であり、更に好ましくは60°未満であり、更に好ましくは30°未満であり、更に好ましくは実質的に存在しない。なお、無孔領域が存在する角度範囲は、中心部Cと外周部32上の1点とを結んだ線分Dを、中心部Cを中心として時計回りに回転させたときに、該線分Dと交差する吐出孔33が存在しない範囲の回転角度の合計値である。
また、吐出面31において、無孔領域及び多孔領域以外の領域は、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立に1つ又は2つ存在する領域であるが、前記の観点から、領域全域において2つ存在することがより好ましい。
また、吐出面31において、無孔領域及び多孔領域以外の領域は、吐出孔33が、中心部Cから該吐出面の外周部32に向かう半径方向に独立に1つ又は2つ存在する領域であるが、前記の観点から、領域全域において2つ存在することがより好ましい。
本実施形態の吐出面31に形成された吐出孔33は、図4に示すように、形状が円弧状である。中心部C近傍の方が泡の吐出力が強く、泡体の形状が乱れやすくなる傾向があるため、吐出孔33は、吐出面31の中心部Cを中心とする任意の円の円弧に沿うように配置することが好ましい。
吐出孔33の大きさは、泡体の肌当たりを柔らかくし、香り立ちを向上させる観点から、長さL3が幅W3の10倍以上であることが好ましく、より好ましくは12倍以上であり、更に好ましくは15倍以上であり、そして、長さL3が幅W3の250倍以下であることが好ましく、より好ましくは180倍以下であり、更に好ましくは100倍以下であり、更に好ましくは50倍以下である。また、具体的には、好ましくは10倍以上250倍以下であり、より好ましくは12倍以上180倍以下であり、更に好ましくは15倍以上100倍以下であり、更に好ましくは15倍以上50倍以下である。
吐出孔33の大きさは、泡体の肌当たりを柔らかくし、香り立ちを向上させる観点から、長さL3が幅W3の10倍以上であることが好ましく、より好ましくは12倍以上であり、更に好ましくは15倍以上であり、そして、長さL3が幅W3の250倍以下であることが好ましく、より好ましくは180倍以下であり、更に好ましくは100倍以下であり、更に好ましくは50倍以下である。また、具体的には、好ましくは10倍以上250倍以下であり、より好ましくは12倍以上180倍以下であり、更に好ましくは15倍以上100倍以下であり、更に好ましくは15倍以上50倍以下である。
吐出孔33の形状は、細長い形状であれば円弧状のものに代えて、図8中の、符号イの吐出孔のように矩形状や、符号ロの吐出孔のように楕円状でも良い。矩形状や楕円状の吐出孔は、図8に示すように一部が曲がっているものや、折れ曲がっているもの、凹凸を有するものでも良い。例えば、図8に示すように、符号ハの吐出孔のように、矩形の一部が折れ曲がった矩形状、符号ニの吐出孔のように、円弧の一部が曲がっている円弧状、符号ホの吐出孔のように、楕円の一部が凹んでいる楕円状等が挙げられる。形状が複雑になると、目詰まりがしやすくなる傾向があるため、吐出孔33の形状は、円弧状、矩形状及び楕円状のいずれかの形状であることが好ましい。また、吐出面に形成する吐出孔33は、一部の吐出孔の形状の異なるものであっても良いし、全部の吐出孔が同一の形状であっても良い。
吐出孔33の長さL3は、図7に示すように、吐出孔33の端部(V、W)間の内周の長さのうち、いずれか長い方の長さaとする。なお、吐出孔33の端部は、吐出孔の長手方向の端をさすものとし、例えば、円弧状であれば、円弧の弦が通る線分との交点を、矩形状であれば、その長対角線を通る線分との交点を、楕円状であれば、その長径が通る線分との交点をそれぞれ端部V、Wとすることができる。また、吐出孔33の幅W3は、吐
出孔33の端部を結ぶ線分(VW)に対して、垂直方向の線分と吐出孔33の内周との2つの交点(X−Y)間の長さのうち、最も長い部分の長さbとする。なお、交点X、Yは、前記端部(V、W)間の異なる内周側にそれぞれ位置する点とする。
吐出孔33の幅W3は、図2(a)中の拡大図に示すように、吐出孔33の幅が、吐出面31を形成する吐出面形成部61の上面側と下面側とで異なる場合、上面側の幅W3と下面側の幅W3の狭い方の幅を、吐出孔33の幅W3とする。
出孔33の端部を結ぶ線分(VW)に対して、垂直方向の線分と吐出孔33の内周との2つの交点(X−Y)間の長さのうち、最も長い部分の長さbとする。なお、交点X、Yは、前記端部(V、W)間の異なる内周側にそれぞれ位置する点とする。
吐出孔33の幅W3は、図2(a)中の拡大図に示すように、吐出孔33の幅が、吐出面31を形成する吐出面形成部61の上面側と下面側とで異なる場合、上面側の幅W3と下面側の幅W3の狭い方の幅を、吐出孔33の幅W3とする。
また、吐出孔33は、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを良好にする観点から、その幅W3が、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.4mm以上であり、そして、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは0.9mm以下である。また、具体的には、好ましくは0.1mm以上1.5mm以下、より好ましくは0.4mm以上0.9mm以下である。
また、吐出孔33は、同様の観点から、その長さL3が、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上であり、そして、好ましくは25mm以下、より好ましくは18mm以下である。また、具体的には、好ましくは5mm以上25mm以下、より好ましくは6mm以上18mm以下である。
吐出面31上の吐出孔33の数は、肌当たりを柔らかくし、吐出性を良好にし、目詰まりを抑制する観点から、7以上が好ましく、10以上が好ましく、15以上が更に好ましく、そして、35以下が好ましく、30以下がより好ましく、25以下が更に好ましい。前記吐出孔の数として具体的には、7以上35以下が好ましく、10以上30以下がより好ましく、15以上25以下が更に好ましい。
また、吐出孔33は、同様の観点から、その長さL3が、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上であり、そして、好ましくは25mm以下、より好ましくは18mm以下である。また、具体的には、好ましくは5mm以上25mm以下、より好ましくは6mm以上18mm以下である。
吐出面31上の吐出孔33の数は、肌当たりを柔らかくし、吐出性を良好にし、目詰まりを抑制する観点から、7以上が好ましく、10以上が好ましく、15以上が更に好ましく、そして、35以下が好ましく、30以下がより好ましく、25以下が更に好ましい。前記吐出孔の数として具体的には、7以上35以下が好ましく、10以上30以下がより好ましく、15以上25以下が更に好ましい。
吐出孔33は、肌当たりを柔らかくし、香り立ち、泡持ちを良好にする観点から、吐出面31の中心部Cから吐出面31の外周部32に向かう半径方向において隣り合う吐出孔33,33間の間隔が、該中心部C側の吐出孔33の幅の1.5倍以上が好ましく、2倍以上がより好ましく、そして、7.5倍以下が好ましく、6倍以下がより好ましい。また、具体的には、1.5倍以上7.5倍以下であることが好ましく、2倍以上6倍以下であることがより好ましい。
吐出面31の面積は、特に制限されるものではないが、吐出孔からの吐出性の良さと吐出孔の数を両立する観点から、好ましくは500mm2以上、より好ましくは1000mm2以上であり、そして、好ましくは3000mm2以下、より好ましくは1500mm2以下である。また、具体的には、好ましくは500mm2以上3000mm2以下、より好ましくは1000mm2以上1500mm2以下である。
また、吐出面31に存在する吐出孔の総面積は、吐出孔の形状や数、噴射剤の内圧により、適宜変更することができるが、吐出性の良さ、肌当たりを柔らかくし、香り立ちを良好にする観点から、好ましくは100mm2以上、より好ましくは150mm2以上であり、そして、好ましくは300mm2以下、より好ましくは250mm2以下である。また、具体的には、好ましくは100mm2以上300mm2以下、より好ましくは150mm2以上250mm2以下である。
また、吐出面31に存在する吐出孔の総面積は、吐出孔の形状や数、噴射剤の内圧により、適宜変更することができるが、吐出性の良さ、肌当たりを柔らかくし、香り立ちを良好にする観点から、好ましくは100mm2以上、より好ましくは150mm2以上であり、そして、好ましくは300mm2以下、より好ましくは250mm2以下である。また、具体的には、好ましくは100mm2以上300mm2以下、より好ましくは150mm2以上250mm2以下である。
肌当たりを柔らかくし、香り立ちを良好にする観点から、吐出孔33は、図2(a)の拡大図に示すように、吐出面31の中心部Cから吐出面の外周部32に向かう半径方向における外周部32側、好ましくは半径の半分の位置よりも外周部32側に、吐出孔33bの側面のうちの外側側面dが鉛直方向に対して外向きに傾斜を有することが好ましく、外向きに傾斜した吐出孔33bを複数有し、外周部32に近いものほど、その傾斜角度が大きくなっていることが更に好ましい。また、吐出孔33bの側面のうちの内側側面aは鉛直な側面であっても、外向きに外側側面dよりも小さい傾斜を有していても良い。
また、同様の観点から、多孔領域を形成する吐出孔33は、吐出面31の中心部Cから吐出面の外周部32に向かう半径方向における中心部側、好ましくは中心部Cから半径の
1/5の位置から半径の半分の位置までの部分に、吐出孔33cの側面のうち内側側面aが鉛直方向に対して内向きに傾斜を有することが好ましい。また、吐出孔33cの側面のうちの外側側面bは鉛直な側面であっても、内向きに内側側面aよりも小さい傾斜を有していても良い。
また、同様の観点から、多孔領域を形成する吐出孔33は、吐出面31の中心部Cから吐出面の外周部32に向かう半径方向における中心部側、好ましくは中心部Cから半径の
1/5の位置から半径の半分の位置までの部分に、吐出孔33cの側面のうち内側側面aが鉛直方向に対して内向きに傾斜を有することが好ましい。また、吐出孔33cの側面のうちの外側側面bは鉛直な側面であっても、内向きに内側側面aよりも小さい傾斜を有していても良い。
本発明は、上記実施形態に制限されず適宜変更可能である。
例えば、泡吐出部材3は、吐出面31に形成する吐出孔33の形状、配置以外は、特許文献2の図1及び図2に示される泡吐出部材と同じ構成を有していても良い。
例えば、泡吐出部材3は、吐出面31に形成する吐出孔33の形状、配置以外は、特許文献2の図1及び図2に示される泡吐出部材と同じ構成を有していても良い。
なお、図3には、本発明のエアゾール化粧料からバラの花を模した立体形状の泡体を形成する場合を示したが、他の種類の花を模した立体形状の泡体を形成しても良く、花の形に変えて、幾何学的な立体形状や、植物の果実、乗り物、動物の全体や一部(顔など)、キャラクター等を模した立体形状の泡体を形成しても良い。塗布したときの感触、例えば肌当たりが良好で、香り立ちが良く、泡持ちが良い等の感触が良好である点から、皮膚外用組成物として好適に適用することができ、頭皮を含む皮膚全般、好ましくは頭皮を除く皮膚、より好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布するための化粧料として使用することができる。
また、本発明のエアゾール化粧料の用途としては、洗顔石鹸、ハンドソープ、ボディソープ、食器用洗剤等の洗浄料の他、手指消毒液や、整髪剤、固定剤、育毛剤等の頭髪用化粧料や、化粧水、乳液、美容液等の肌用化粧料や、シェービングフォーム等であっても良いが、洗浄効果に優れている点から、洗浄料として好適に利用することができる。
また、本発明のエアゾール化粧料の用途としては、洗顔石鹸、ハンドソープ、ボディソープ、食器用洗剤等の洗浄料の他、手指消毒液や、整髪剤、固定剤、育毛剤等の頭髪用化粧料や、化粧水、乳液、美容液等の肌用化粧料や、シェービングフォーム等であっても良いが、洗浄効果に優れている点から、洗浄料として好適に利用することができる。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の付記(エアゾール化粧料、その製造方法等)を開示する。
<1>
泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)〜(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(B)ペースト状又は固形状油(成分(A)は除く)
(C)水
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有し、かつ、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下であり、
前記成分(B)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.01質量%以上0.8質量%以下含有する、エアゾール化粧料。
<1>
泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)〜(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(B)ペースト状又は固形状油(成分(A)は除く)
(C)水
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有し、かつ、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下であり、
前記成分(B)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.01質量%以上0.8質量%以下含有する、エアゾール化粧料。
<2>
成分(A)の脂肪酸の炭素数が、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上であり、好ましくは24以下、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下でありい、好ましくは8以上24以下、より好ましくは10以上22以下、更に好ましくは12以上20以下である、前記<1>に記載のエアゾール化粧料。
<3>
成分(A)が、炭素数8以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上24以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上である、前記<1>又
は<2>に記載のエアゾール化粧料。
<4>
成分(A)の脂肪酸が、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪酸である、前記<1>〜<3>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<5>
前記飽和脂肪酸が、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸及びベヘン酸から選択される1種又は2種以上である、前記<4>に記載のエアゾール化粧料。
<6>
成分(A)の脂肪酸が、直鎖又は分岐鎖の不飽和脂肪酸である、前記<1>〜<3>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
成分(A)の脂肪酸の炭素数が、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上であり、好ましくは24以下、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下でありい、好ましくは8以上24以下、より好ましくは10以上22以下、更に好ましくは12以上20以下である、前記<1>に記載のエアゾール化粧料。
<3>
成分(A)が、炭素数8以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上24以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上である、前記<1>又
は<2>に記載のエアゾール化粧料。
<4>
成分(A)の脂肪酸が、直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪酸である、前記<1>〜<3>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<5>
前記飽和脂肪酸が、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸及びベヘン酸から選択される1種又は2種以上である、前記<4>に記載のエアゾール化粧料。
<6>
成分(A)の脂肪酸が、直鎖又は分岐鎖の不飽和脂肪酸である、前記<1>〜<3>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<7>
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩及びリジン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<8>
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<7>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<9>
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<8>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<10>
前記成分(A)の含有量は、前記発泡性組成物の成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に、脂肪酸換算で、好ましくは2質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更により好ましくは5.5質量%以上であり、好ましくは13質量%以下、より好ましくは11質量%以下であり、更に好ましくは8質量%以下である、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<11>
前記成分(A)の含有量は、前記発泡性組成物の成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に、脂肪酸換算で、好ましくは2質量%以上13質量%以下、より好ましくは4質量%以上11質量%以下、更に好ましくは5.5質量%以上8質量%以下である、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<12>
前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が、好ましくは0.78以上、より好ましくは0.8以上であり、好ましくは0.95以下、より好ましくは0.9以下、更に好ましくは0.85以下である、前記<1>〜<11>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<13>
前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が、好ましくは0.78以上0.95以下であり、より好ましくは0.8以上0.9以下であり、更に好ましくは0.8以上0.85以下である、前記<1>〜<12>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<14>
所定の中和率となるように中和する塩基が、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、L−アルギニン、リジ
ン、オルニチン、アンモニア水、水酸化アンモニウム及び炭酸水素ナトリウムから選択される1種又は2種以上であり、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩及びリジン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<6>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<8>
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<7>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<9>
前記脂肪酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<8>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<10>
前記成分(A)の含有量は、前記発泡性組成物の成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に、脂肪酸換算で、好ましくは2質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更により好ましくは5.5質量%以上であり、好ましくは13質量%以下、より好ましくは11質量%以下であり、更に好ましくは8質量%以下である、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<11>
前記成分(A)の含有量は、前記発泡性組成物の成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に、脂肪酸換算で、好ましくは2質量%以上13質量%以下、より好ましくは4質量%以上11質量%以下、更に好ましくは5.5質量%以上8質量%以下である、前記<1>〜<9>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<12>
前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が、好ましくは0.78以上、より好ましくは0.8以上であり、好ましくは0.95以下、より好ましくは0.9以下、更に好ましくは0.85以下である、前記<1>〜<11>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<13>
前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が、好ましくは0.78以上0.95以下であり、より好ましくは0.8以上0.9以下であり、更に好ましくは0.8以上0.85以下である、前記<1>〜<12>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<14>
所定の中和率となるように中和する塩基が、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、L−アルギニン、リジ
ン、オルニチン、アンモニア水、水酸化アンモニウム及び炭酸水素ナトリウムから選択される1種又は2種以上であり、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<13>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<15>
前記成分(B)が、25℃、1013.25hPa下の条件で、粘度が2000mPa・s以上の油剤であり、完全に固化しているもの、及び粘度が高すぎて粘度測定ができないものも含む、前記<1>〜<14>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<16>
前記成分(B)の粘度が、好ましくは4000mPa・s以上、より好ましくは7000mPa・s以上であり、更に好ましくは10,000mPa・s以上である、前記<1>〜<15>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<17>
前記成分(B)が、粘度が2000mPa・s以上の炭化水素、エステル油、エーテル油、ロウ、又は高級アルコールから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記成分(B)が、25℃、1013.25hPa下の条件で、粘度が2000mPa・s以上の油剤であり、完全に固化しているもの、及び粘度が高すぎて粘度測定ができないものも含む、前記<1>〜<14>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<16>
前記成分(B)の粘度が、好ましくは4000mPa・s以上、より好ましくは7000mPa・s以上であり、更に好ましくは10,000mPa・s以上である、前記<1>〜<15>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<17>
前記成分(B)が、粘度が2000mPa・s以上の炭化水素、エステル油、エーテル油、ロウ、又は高級アルコールから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<16>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<18>
前記発泡性組成物が、前記成分(B)として、セレシン、固形パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸デシル、オクタン酸セチル、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン等のロウ、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコールから選択される1種又は2種以上を含む、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<19>
前記成分(B)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く全量中、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また好ましくは0.6質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.4質量%以下である、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<20>
前記成分(B)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く全量中、好ましくは0.05質量%以上0.6質量%以下、より好ましくは0.08質量%以上0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以上0.4質量%以下である、前記<1>〜<19>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、前記成分(B)として、セレシン、固形パラフィン、ポリエチレン末、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸デシル、オクタン酸セチル、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン等のロウ、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコールから選択される1種又は2種以上を含む、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<19>
前記成分(B)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く全量中、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また好ましくは0.6質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.4質量%以下である、前記<1>〜<17>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<20>
前記成分(B)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く全量中、好ましくは0.05質量%以上0.6質量%以下、より好ましくは0.08質量%以上0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以上0.4質量%以下である、前記<1>〜<19>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<21>
前記成分(A)の脂肪酸換算量に対する前記成分(B)(成分(A)を除く)の含有量比は、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.021以上、更に好ましくは0.025以上であり、また好ましくは0.15以下、より好ましくは0.08以下、更に好ましくは0.05以下である、前記<1>〜<20>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<22>
前記成分(A)の脂肪酸換算量に対する前記成分(B)(成分(A)を除く)の含有量比は、好ましくは0.015以上0.15以下、より好ましくは0.021以上0.08以下、更に好ましくは、0.025以上0.05以下である、前記<1>〜<21>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記成分(A)の脂肪酸換算量に対する前記成分(B)(成分(A)を除く)の含有量比は、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.021以上、更に好ましくは0.025以上であり、また好ましくは0.15以下、より好ましくは0.08以下、更に好ましくは0.05以下である、前記<1>〜<20>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<22>
前記成分(A)の脂肪酸換算量に対する前記成分(B)(成分(A)を除く)の含有量比は、好ましくは0.015以上0.15以下、より好ましくは0.021以上0.08以下、更に好ましくは、0.025以上0.05以下である、前記<1>〜<21>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<23>
前記成分(C)の水の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは60質量%以上、より好ましくは65質量%以上、更に好ましくは70質量%以上であり、また好ましくは92質量%以下、より好ましくは90質量%以下、更に好ましくは88質量%以下である、前記<1>〜<22>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<24>
前記成分(C)の水の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、また好ましくは60質量%以上92質量%以下、より好ましくは65質量%以上90質量%以下、更に好ましくは70質量%以上88質量%以下である、前記<1>〜<23>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<25>
前記成分(D)の噴射剤が、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス及び酸素ガスから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<24>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<26>
エアゾール容器内の20℃における内圧が、好ましくは0.2MPa以上、より好ましくは0.3MPa以上、更に好ましくは0.35MPa以上であり、また好ましくは0.65MPa以下、より好ましくは0.55MPa以下、更に好ましくは0.45MPa以下である、前記<1>〜<25>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<27>
エアゾール容器内の20℃における内圧が、好ましくは0.2MPa以上0.65MPa以下、より好ましくは0.3MPa以上0.55MPa以下、更に好ましくは0.35MPa以上0.45MPa以下である、前記<1>〜<26>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記成分(C)の水の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは60質量%以上、より好ましくは65質量%以上、更に好ましくは70質量%以上であり、また好ましくは92質量%以下、より好ましくは90質量%以下、更に好ましくは88質量%以下である、前記<1>〜<22>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<24>
前記成分(C)の水の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、また好ましくは60質量%以上92質量%以下、より好ましくは65質量%以上90質量%以下、更に好ましくは70質量%以上88質量%以下である、前記<1>〜<23>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<25>
前記成分(D)の噴射剤が、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガス及び酸素ガスから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<24>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<26>
エアゾール容器内の20℃における内圧が、好ましくは0.2MPa以上、より好ましくは0.3MPa以上、更に好ましくは0.35MPa以上であり、また好ましくは0.65MPa以下、より好ましくは0.55MPa以下、更に好ましくは0.45MPa以下である、前記<1>〜<25>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<27>
エアゾール容器内の20℃における内圧が、好ましくは0.2MPa以上0.65MPa以下、より好ましくは0.3MPa以上0.55MPa以下、更に好ましくは0.35MPa以上0.45MPa以下である、前記<1>〜<26>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<28>
前記発泡性組成物が、さらに(E)多価アルコールを含有する、前記<1>〜<26>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<29>
前記成分(E)が、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、トレハロース、ラフィノース、グリセリン、ジグリセリン、プロパンジオール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ペンタンジオール、グリセリンノ−2−エチルヘキシルエーテル、ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<28>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<30>
前記成分(E)が、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール及びトレハロースから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<29>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<31>
前記成分(E)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは4質量%以上であり、また好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である、前記<1>〜<30>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<32>
前記成分(E)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは1質量%以上15質量%以下、より好ましくは3質量%以上10質量%以下、更に好ましくは4質量%以上8質量%以下である、前記<1>〜<31>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、さらに(E)多価アルコールを含有する、前記<1>〜<26>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<29>
前記成分(E)が、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール、トレハロース、ラフィノース、グリセリン、ジグリセリン、プロパンジオール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、ヘキシレングリコール、オクタンジオール、ペンタンジオール、グリセリンノ−2−エチルヘキシルエーテル、ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<28>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<30>
前記成分(E)が、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、エリスリトール、キシリトール及びトレハロースから選択される1種又は2種以上である、前記<1>〜<29>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<31>
前記成分(E)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは4質量%以上であり、また好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8質量%以下である、前記<1>〜<30>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<32>
前記成分(E)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは1質量%以上15質量%以下、より好ましくは3質量%以上10質量%以下、更に好ましくは4質量%以上8質量%以下である、前記<1>〜<31>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<33>
前記発泡性組成物が、さらに(F)N−アシルアミノ酸塩を含有する、前記<1>〜<32>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<34>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸が、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、スレオニン、メチルアラニン、サルコシン、リジン、及びアルギニンから選択される1種又は2種以上であり、好ましくはグルタミン酸及びグリシンから選択される1種又は2種である、前記<33>に記載のエアゾール化粧料。
<35>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸が、L体である、前記<33>又は<34>に記載のエアゾール化粧料。
<36>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基の炭素数が、好ましくは10以上であり、より好ましくは12以上であり、更に好ましくは14以上であり、また好ましくは24以下であり、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である、前記<33>〜<35>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<37>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基の炭素数が、好ましくは10以上24以下、より好ましくは12以上22以下、更に好ましくは14以上20以下である、前記<33>〜<36>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<38>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、飽和の直鎖又は飽和の分岐鎖のアシル基である、前記<33>〜<37>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<39>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレイル基から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<38>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、さらに(F)N−アシルアミノ酸塩を含有する、前記<1>〜<32>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<34>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸が、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、スレオニン、メチルアラニン、サルコシン、リジン、及びアルギニンから選択される1種又は2種以上であり、好ましくはグルタミン酸及びグリシンから選択される1種又は2種である、前記<33>に記載のエアゾール化粧料。
<35>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸が、L体である、前記<33>又は<34>に記載のエアゾール化粧料。
<36>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基の炭素数が、好ましくは10以上であり、より好ましくは12以上であり、更に好ましくは14以上であり、また好ましくは24以下であり、より好ましくは22以下、更に好ましくは20以下である、前記<33>〜<35>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<37>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基の炭素数が、好ましくは10以上24以下、より好ましくは12以上22以下、更に好ましくは14以上20以下である、前記<33>〜<36>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<38>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、飽和の直鎖又は飽和の分岐鎖のアシル基である、前記<33>〜<37>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<39>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレイル基から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<38>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<40>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸及びパーム油脂肪酸から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<39>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<41>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩及びリジン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<40>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<42>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<41>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<43>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸塩が、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸カリウム、N−ミリストイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸カリウム、N−ステアロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ココイルグルタミン酸ナトリウム、N−ココイルグルタミン酸カリウム及びN−ココイルグルタミン酸トリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<42>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<44>
前記成分(F)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.4質量%以上、更に好ましくは0.7質量%以上であり、また好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは1.5質量%以下である、前記<33>〜<43>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<45>
前記成分(F)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.1質量%以上5質量%以下、より好ましくは0.4質量%以上3質量%以下、更に好ましくは0.7質量%以上1.5質量%以下である、前記<33>〜<44>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアシル基が、ヤシ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸及びパーム油脂肪酸から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<39>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<41>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、アルギニン塩及びリジン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<40>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<42>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸におけるアミノ酸の塩が、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩及びトリエタノールアミン塩から選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<41>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<43>
前記成分(F)のN−アシルアミノ酸塩が、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸カリウム、N−ミリストイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸カリウム、N−ステアロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ココイルグルタミン酸ナトリウム、N−ココイルグルタミン酸カリウム及びN−ココイルグルタミン酸トリエタノールアミンから選択される1種又は2種以上である、前記<33>〜<42>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<44>
前記成分(F)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.4質量%以上、更に好ましくは0.7質量%以上であり、また好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは1.5質量%以下である、前記<33>〜<43>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<45>
前記成分(F)の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.1質量%以上5質量%以下、より好ましくは0.4質量%以上3質量%以下、更に好ましくは0.7質量%以上1.5質量%以下である、前記<33>〜<44>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<46>
前記発泡性組成物が、成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上を含む、前記<1>〜<45>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<47>
成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤の合計含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である、前記<46>に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選択される1種又は2種以上を含む、前記<1>〜<45>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<47>
成分(A)及び成分(F)以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤の合計含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である、前記<46>に記載のエアゾール化粧料。
<48>
前記発泡性組成物が、成分(A)を除く液状油を含有する、前記<1>〜<47>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<49>
成分(A)を除く液状油として、粘度が2000mPa・s未満の炭化水素、エステル油、又は高級アルコールの1種又は2種を含有する、前記<48>に記載のエアゾール化粧料。
<50>
前記炭化水素として、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィンの1種又は2種を含有する、前記<49>に記載のエアゾール化粧料。
<51>
前記エステル油として、脂肪酸と1価アルコールのエステル、二塩基酸エステル、及び脂肪酸と多価アルコールのエステルから選択される1種又は2種以上を含有する、前記<49>又は<50>に記載のエアゾール化粧料。
<52>
前記高級アルコールとして、炭素数6〜10の直鎖飽和アルコール、炭素数10〜24の直鎖分岐脂肪族アルコール及び炭素数10〜24の不飽和脂肪族アルコールから選択される1種又は2種以上含有する、前記<49>〜<51>の何れか1に記載のエアゾール
化粧料。
<53>
成分(A)を除く液状油の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である、前記<49>〜<52>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、成分(A)を除く液状油を含有する、前記<1>〜<47>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<49>
成分(A)を除く液状油として、粘度が2000mPa・s未満の炭化水素、エステル油、又は高級アルコールの1種又は2種を含有する、前記<48>に記載のエアゾール化粧料。
<50>
前記炭化水素として、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィンの1種又は2種を含有する、前記<49>に記載のエアゾール化粧料。
<51>
前記エステル油として、脂肪酸と1価アルコールのエステル、二塩基酸エステル、及び脂肪酸と多価アルコールのエステルから選択される1種又は2種以上を含有する、前記<49>又は<50>に記載のエアゾール化粧料。
<52>
前記高級アルコールとして、炭素数6〜10の直鎖飽和アルコール、炭素数10〜24の直鎖分岐脂肪族アルコール及び炭素数10〜24の不飽和脂肪族アルコールから選択される1種又は2種以上含有する、前記<49>〜<51>の何れか1に記載のエアゾール
化粧料。
<53>
成分(A)を除く液状油の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは5質量%未満、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である、前記<49>〜<52>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<54>
前記発泡性組成物が、着色剤を含む、前記<1>〜<53>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<55>
前記着色剤の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上、また好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である、前記<54>に記載のエアゾール化粧料。
<56>
前記着色剤の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.001質量%以上4質量%以下、より好ましくは0.005質量%以上2質量%以下、更に好ましくは0.01質量%以上1質量%以下である、前記<54>又は<55>に記載のエアゾール化粧料。
<57> エアゾール容器から吐出された直後の、25℃、1013.25hPa下の条件で泡の粘度が、好ましくは10,000mPa・s以上、より好ましくは12,000mPa・s以上、更に好ましくは14,000mPa・s以上であり、また好ましくは50,000mPa・s以下、より好ましくは35,000mPa・s以下、更に好ましくは20,000mPa・s以下である、前記<1>〜<56>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記発泡性組成物が、着色剤を含む、前記<1>〜<53>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<55>
前記着色剤の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上、また好ましくは4質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である、前記<54>に記載のエアゾール化粧料。
<56>
前記着色剤の含有量が、前記発泡性組成物の、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中、好ましくは0.001質量%以上4質量%以下、より好ましくは0.005質量%以上2質量%以下、更に好ましくは0.01質量%以上1質量%以下である、前記<54>又は<55>に記載のエアゾール化粧料。
<57> エアゾール容器から吐出された直後の、25℃、1013.25hPa下の条件で泡の粘度が、好ましくは10,000mPa・s以上、より好ましくは12,000mPa・s以上、更に好ましくは14,000mPa・s以上であり、また好ましくは50,000mPa・s以下、より好ましくは35,000mPa・s以下、更に好ましくは20,000mPa・s以下である、前記<1>〜<56>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<58>
前記エアゾール容器のステムの押し下げにより、前記発泡性組成物が噴射され、泡体となって前記泡吐出部材の吐出面から吐出されるようになされている、前記<1>〜<57>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<59>
前記泡吐出部材は、押下操作部を備え、押下操作部を押圧することによりステムが押し下げられる、前記<58>に記載のエアゾール化粧料。
<60>
前記多孔領域は、前記吐出孔が、前記半径方向に独立に、4つ以上が存在することが好ましく、5つ以上存在することがより好ましく、9つ以下存在することが好ましく、8つ以下存在することがより好ましく、7つ以下存在することが更に好ましい、前記<1>〜<59>の何れか1に記載のエアゾール化粧料
<61>
前記多孔領域は、前記吐出孔が、前記半径方向に独立に、3つ以上9つ以下存在することが好ましく、4つ以上8つ以下存在することがより好ましく、5つ以上7つ以下存在することが更に好ましい、前記<1>〜<60>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記エアゾール容器のステムの押し下げにより、前記発泡性組成物が噴射され、泡体となって前記泡吐出部材の吐出面から吐出されるようになされている、前記<1>〜<57>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<59>
前記泡吐出部材は、押下操作部を備え、押下操作部を押圧することによりステムが押し下げられる、前記<58>に記載のエアゾール化粧料。
<60>
前記多孔領域は、前記吐出孔が、前記半径方向に独立に、4つ以上が存在することが好ましく、5つ以上存在することがより好ましく、9つ以下存在することが好ましく、8つ以下存在することがより好ましく、7つ以下存在することが更に好ましい、前記<1>〜<59>の何れか1に記載のエアゾール化粧料
<61>
前記多孔領域は、前記吐出孔が、前記半径方向に独立に、3つ以上9つ以下存在することが好ましく、4つ以上8つ以下存在することがより好ましく、5つ以上7つ以下存在することが更に好ましい、前記<1>〜<60>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<62>
前記吐出面は、吐出面の周方向における全域が、前記多孔領域となっている、前記<1>〜<61>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<63>
前記吐出面に前記多孔領域が存在する角度範囲が、好ましくは135°以上、より好ましくは180°以上、更に好ましくは225°以上、更に好ましくは270°以上、そし
て、好ましくは360°以下である、前記<1>〜<62>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<64>
前記吐出面に前記多孔領域が存在する角度範囲が、135°以上360°以下であることが好ましく、180°以上360°以下であることがより好ましく、225°以上360°以下であることが更に好ましく、270°以上360°以下であることが更に好ましく、360°であることが更に好ましい、前記<1>〜<63>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<65>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔の形状が円弧状であり、前記吐出面の中心部を中心とする任意の円の円弧に沿うように配置されている、前記<1>〜<64>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<66>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、長さL3が幅W3の10倍以上が好ましく、より好ましくは12倍以上、更に好ましくは15倍以上であり、また長さL3が幅W3の250倍以下であることが好ましく、より好ましくは180倍以下であり、更に好ましくは100倍以下であり、更に好ましくは50倍以下であり、前記<1>〜<65>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<67>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、長さL3が幅W3の好ましくは10倍以上250倍以下であり、より好ましくは12倍以上180倍以下であり、更に好ましくは15倍以上100倍以下であり、更に好ましくは15倍以上50倍以下である、前記<1>〜<66>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<68>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔の形状が、細長い形状であり、矩形状又は楕円状であり、一部が曲がっているものや、折れ曲がっているもの、凹凸を有するものでも良い、前記<1>〜<67>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記吐出面は、吐出面の周方向における全域が、前記多孔領域となっている、前記<1>〜<61>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<63>
前記吐出面に前記多孔領域が存在する角度範囲が、好ましくは135°以上、より好ましくは180°以上、更に好ましくは225°以上、更に好ましくは270°以上、そし
て、好ましくは360°以下である、前記<1>〜<62>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<64>
前記吐出面に前記多孔領域が存在する角度範囲が、135°以上360°以下であることが好ましく、180°以上360°以下であることがより好ましく、225°以上360°以下であることが更に好ましく、270°以上360°以下であることが更に好ましく、360°であることが更に好ましい、前記<1>〜<63>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<65>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔の形状が円弧状であり、前記吐出面の中心部を中心とする任意の円の円弧に沿うように配置されている、前記<1>〜<64>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<66>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、長さL3が幅W3の10倍以上が好ましく、より好ましくは12倍以上、更に好ましくは15倍以上であり、また長さL3が幅W3の250倍以下であることが好ましく、より好ましくは180倍以下であり、更に好ましくは100倍以下であり、更に好ましくは50倍以下であり、前記<1>〜<65>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<67>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、長さL3が幅W3の好ましくは10倍以上250倍以下であり、より好ましくは12倍以上180倍以下であり、更に好ましくは15倍以上100倍以下であり、更に好ましくは15倍以上50倍以下である、前記<1>〜<66>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<68>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔の形状が、細長い形状であり、矩形状又は楕円状であり、一部が曲がっているものや、折れ曲がっているもの、凹凸を有するものでも良い、前記<1>〜<67>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<69>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その幅W3が、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.4mm以上であり、そして、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは0.9mm以下である、前記<1>〜<68>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<70>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その幅W3が、好ましくは0.1mm以上1.5mm以下、より好ましくは0.4mm以上0.9mm以下である、前記<1>〜<69>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<71>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その長さL3が、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上であり、また好ましくは25mm以下、より好ましくは18mm以下である、前記<1>〜<70>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<72>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その長さL3が、好ましくは5mm以上25mm以下、より好ましくは6mm以上18mm以下である、前記<1>〜<71>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<73>
前記吐出面上の吐出孔の数は、7以上が好ましく、10以上が好ましく、15以上が更に好ましく、また35以下が好ましく、30以下がより好ましく、25以下が更に好ましい、前記<1>〜<72>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<74>
前記吐出面上の吐出孔の数は、7以上35以下が好ましく、10以上30以下がより好ましく、15以上25以下が更に好ましい、前記<1>〜<73>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その幅W3が、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.4mm以上であり、そして、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは0.9mm以下である、前記<1>〜<68>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<70>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その幅W3が、好ましくは0.1mm以上1.5mm以下、より好ましくは0.4mm以上0.9mm以下である、前記<1>〜<69>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<71>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その長さL3が、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上であり、また好ましくは25mm以下、より好ましくは18mm以下である、前記<1>〜<70>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<72>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、その長さL3が、好ましくは5mm以上25mm以下、より好ましくは6mm以上18mm以下である、前記<1>〜<71>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<73>
前記吐出面上の吐出孔の数は、7以上が好ましく、10以上が好ましく、15以上が更に好ましく、また35以下が好ましく、30以下がより好ましく、25以下が更に好ましい、前記<1>〜<72>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<74>
前記吐出面上の吐出孔の数は、7以上35以下が好ましく、10以上30以下がより好ましく、15以上25以下が更に好ましい、前記<1>〜<73>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<75>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向において隣り合う吐出孔間の間隔が、該中心部側の吐出孔の幅の1.5倍以上が好ましく、2倍以上がより好ましく、そして、7.5倍以下が好ましく、6倍以下がより好ましい、前記<1>〜<74>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<76>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向において隣り合う吐出孔間の間隔が、該中心部側の吐出孔の幅の1.5倍以上7.5倍以下であることが好ましく、2倍以上6倍以下であることがより好ましい、前記<1>〜<75>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<77>
前記吐出面の面積は、好ましくは500mm2以上、より好ましくは1000mm2以上であり、また好ましくは3000mm2以下、より好ましくは1500mm2以下である、前記<1>〜<76>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<78>
前記吐出面の面積は、好ましくは500mm2以上3000mm2以下、より好ましくは1000mm2以上1500mm2以下である、前記<1>〜<77>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<79>
前記吐出面に存在する吐出孔の総面積は、好ましくは100mm2以上、より好ましくは150mm2以上であり、また好ましくは300mm2以下、より好ましくは250mm2以下である、前記<1>〜<78>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<80>
前記吐出面に存在する吐出孔の総面積は、好ましくは100mm2以上300mm2以下、より好ましくは150mm2以上250mm2以下である、前記<1>〜<79>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向において隣り合う吐出孔間の間隔が、該中心部側の吐出孔の幅の1.5倍以上が好ましく、2倍以上がより好ましく、そして、7.5倍以下が好ましく、6倍以下がより好ましい、前記<1>〜<74>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<76>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向において隣り合う吐出孔間の間隔が、該中心部側の吐出孔の幅の1.5倍以上7.5倍以下であることが好ましく、2倍以上6倍以下であることがより好ましい、前記<1>〜<75>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<77>
前記吐出面の面積は、好ましくは500mm2以上、より好ましくは1000mm2以上であり、また好ましくは3000mm2以下、より好ましくは1500mm2以下である、前記<1>〜<76>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<78>
前記吐出面の面積は、好ましくは500mm2以上3000mm2以下、より好ましくは1000mm2以上1500mm2以下である、前記<1>〜<77>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<79>
前記吐出面に存在する吐出孔の総面積は、好ましくは100mm2以上、より好ましくは150mm2以上であり、また好ましくは300mm2以下、より好ましくは250mm2以下である、前記<1>〜<78>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<80>
前記吐出面に存在する吐出孔の総面積は、好ましくは100mm2以上300mm2以下、より好ましくは150mm2以上250mm2以下である、前記<1>〜<79>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<81>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向における外周部側、好ましくは半径の半分の位置よりも外周部側に、吐出孔の側面のうちの外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜を有する、前記<1>〜<80>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<82>
前記外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜した吐出孔を複数有し、前記外周部に近いものほど、その傾斜角度が大きくなっている、前記<81>に記載のエアゾール化粧料。
<83>
前記外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜した吐出孔は、該吐出孔の側面のうちの内側側面が鉛直な側面であるか、又は外向きに外側側面よりも小さい傾斜を有する、前記<81>又は<82>に記載のエアゾール化粧料。
<84>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向における中心部側、好ましくは中心部Cから半径の1/5の位置から半径の半分の位置までの部分に、吐出孔の側面のうち内側側面が鉛直方向に対して内向きに傾斜を有する、前記<1>〜<83>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<85>
前記内側側面が鉛直方向に対して内向きに傾斜した吐出孔は、該吐出孔の側面のうちの外側側面が鉛直な側面であるか、又は内向きに内側側面よりも小さい傾斜を有する、前記<84>に記載のエアゾール化粧料。
<86>
花を模した立体形状、幾何学的な立体形状、植物の果実、乗り物、動物の全体や一部(顔など)、キャラクター等の立体形状の泡体を形成する、前記<1>〜<85>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<87>
エアゾール化粧料の用途が、洗浄料、手指消毒液、頭髪用化粧料、肌用化粧料、又はシェービングフォームである、前記<1>〜<86>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<88>
複数の吐出口のそれぞれから壁状に吐出された泡体が、吐出後に一体化して、所定の立体形状の泡体を形成するようになされている、前記<1>〜<87>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<89>
前記発泡性組成物は、さらに香料を含有する、前記<1>〜<88>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<90>
前記<89>に記載のエアゾール化粧料を用いて、立体形状の泡体を形成させるとともに、香りを放出させる、立体形状の泡体と香りの提供方法。
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向における外周部側、好ましくは半径の半分の位置よりも外周部側に、吐出孔の側面のうちの外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜を有する、前記<1>〜<80>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<82>
前記外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜した吐出孔を複数有し、前記外周部に近いものほど、その傾斜角度が大きくなっている、前記<81>に記載のエアゾール化粧料。
<83>
前記外側側面が鉛直方向に対して外向きに傾斜した吐出孔は、該吐出孔の側面のうちの内側側面が鉛直な側面であるか、又は外向きに外側側面よりも小さい傾斜を有する、前記<81>又は<82>に記載のエアゾール化粧料。
<84>
前記吐出面、好ましくは前記多孔領域に形成された吐出孔は、前記半径方向における中心部側、好ましくは中心部Cから半径の1/5の位置から半径の半分の位置までの部分に、吐出孔の側面のうち内側側面が鉛直方向に対して内向きに傾斜を有する、前記<1>〜<83>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<85>
前記内側側面が鉛直方向に対して内向きに傾斜した吐出孔は、該吐出孔の側面のうちの外側側面が鉛直な側面であるか、又は内向きに内側側面よりも小さい傾斜を有する、前記<84>に記載のエアゾール化粧料。
<86>
花を模した立体形状、幾何学的な立体形状、植物の果実、乗り物、動物の全体や一部(顔など)、キャラクター等の立体形状の泡体を形成する、前記<1>〜<85>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<87>
エアゾール化粧料の用途が、洗浄料、手指消毒液、頭髪用化粧料、肌用化粧料、又はシェービングフォームである、前記<1>〜<86>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<88>
複数の吐出口のそれぞれから壁状に吐出された泡体が、吐出後に一体化して、所定の立体形状の泡体を形成するようになされている、前記<1>〜<87>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<89>
前記発泡性組成物は、さらに香料を含有する、前記<1>〜<88>の何れか1に記載のエアゾール化粧料。
<90>
前記<89>に記載のエアゾール化粧料を用いて、立体形状の泡体を形成させるとともに、香りを放出させる、立体形状の泡体と香りの提供方法。
<91>
前記<1>〜<89>の何れか1項に記載のエアゾール化粧料の製造方法であって、
成分(D)以外の成分(A)〜(C)及び必要により配合される任意成分を混合して原液を調製する工程1と、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2と、成分(D)をエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する工程3を含む工程と、エアゾール容器の上部に吐出面を有する泡吐出部材を取り付ける工程4とを含む、エアゾール化粧料の製造方法。
<92>
前記工程1においては、50℃以上、好ましくは55℃以上、90℃以下、好ましくは85℃以下の加温下で混合する、前記<91>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
<93>
前記工程1が、塩基である成分(A2)、成分(C)及び必要により配合する任意の水溶性成分を加温下で混合する工程1aと、脂肪酸である成分(A1)、成分(B)又はその他の任意の油溶性成分を加温下で混合させる工程1bと、工程1aの調製物に工程1bの調製物を添加し、均一に混合する工程1cと、工程1cの調製物を30℃以下に冷却する工程1dを含む工程とする、前記<91>又は<92>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
<94>
前記工程1a及び前記工程1bの加温条件が、前記成分(A1)の溶解温度以上であり、好ましくは70℃以上、より好ましくは75℃以上であり、また好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下である、前記<93>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
前記<1>〜<89>の何れか1項に記載のエアゾール化粧料の製造方法であって、
成分(D)以外の成分(A)〜(C)及び必要により配合される任意成分を混合して原液を調製する工程1と、工程1の原液をエアゾール容器に充填する工程2と、成分(D)をエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する工程3を含む工程と、エアゾール容器の上部に吐出面を有する泡吐出部材を取り付ける工程4とを含む、エアゾール化粧料の製造方法。
<92>
前記工程1においては、50℃以上、好ましくは55℃以上、90℃以下、好ましくは85℃以下の加温下で混合する、前記<91>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
<93>
前記工程1が、塩基である成分(A2)、成分(C)及び必要により配合する任意の水溶性成分を加温下で混合する工程1aと、脂肪酸である成分(A1)、成分(B)又はその他の任意の油溶性成分を加温下で混合させる工程1bと、工程1aの調製物に工程1bの調製物を添加し、均一に混合する工程1cと、工程1cの調製物を30℃以下に冷却する工程1dを含む工程とする、前記<91>又は<92>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
<94>
前記工程1a及び前記工程1bの加温条件が、前記成分(A1)の溶解温度以上であり、好ましくは70℃以上、より好ましくは75℃以上であり、また好ましくは90℃以下、より好ましくは85℃以下である、前記<93>に記載のエアゾール化粧料の製造方法。
以下、本発明を実施例を用いて更に説明するが、本発明は、かかる実施例によって何ら制限されるものではない。
〔実施例1〜7,比較例1〜8〕
表1に示す処方の、原液及び噴射剤を含む発泡性組成物が充填されたエアゾール容器を、以下の製造方法により調製した。表1には、各成分の発泡性組成物全量に対する含有量を質量%で示した。
〔実施例1〜7,比較例1〜8〕
表1に示す処方の、原液及び噴射剤を含む発泡性組成物が充填されたエアゾール容器を、以下の製造方法により調製した。表1には、各成分の発泡性組成物全量に対する含有量を質量%で示した。
(製造方法)
(1)成分(A2)の水酸化カリウム、成分(C)、成分(E)、成分(F)、エデト酸二Na、フェノキシエタノール、香料を80℃に加温し、混合する。
(2)成分(A1)のミリスチン酸及びステアリン酸、並びに成分(B)を80℃に加温し、混合する。
(3)前記(1)で得られた調製物1に、前記(2)で得られた調製物2を添加し、均一に混合する。
(4)原液を30℃まで冷却する。
(5)エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
(6)成分(D)をステムからエアゾール容器内へ規定量、圧力充填する。
(1)成分(A2)の水酸化カリウム、成分(C)、成分(E)、成分(F)、エデト酸二Na、フェノキシエタノール、香料を80℃に加温し、混合する。
(2)成分(A1)のミリスチン酸及びステアリン酸、並びに成分(B)を80℃に加温し、混合する。
(3)前記(1)で得られた調製物1に、前記(2)で得られた調製物2を添加し、均一に混合する。
(4)原液を30℃まで冷却する。
(5)エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
(6)成分(D)をステムからエアゾール容器内へ規定量、圧力充填する。
発泡性組成物を充填したエアゾール容器に、吐出面に下記のパターンで吐出孔を有する泡吐出部材を取り付けて、該吐出面から泡体を吐出させた。
実施例1〜6及び比較例2〜5は、図1〜図3に示す泡吐出部材を用い、吐出孔33は図4に示す通りに配置されたものを用いた(表1中の吐出孔No.1)。
実施例7においては、実施例1で用いた泡吐出部材に変えて、吐出面に図5に示す形状及び配置の吐出孔33が形成されたもの(表1中の吐出孔No.2)を用いた。
比較例1においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(a)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.0)を用い、比較例6においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(b)に示す形状及び配置で吐出孔33が形成されたもの(表1中の吐出孔No.3)を用い、比較例7においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(c)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.4)を用い、比較例8は、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(d)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.5)を用いた。
実施例1で用いた泡吐出部材の吐出面における吐出孔の総面積を約185mm2とし、比較例1、6〜8で用いた各泡吐出部材の吐出面についても吐出孔の総面積がほぼ同様となるように調製した。具体的には、比較例1で用いた吐出面の吐出孔は、直径約15.2mmとした。比較例7で用いた吐出面の吐出孔は、直径約3.8mmで、吐出孔間のピッチP1,P2はいずれも約9mmとした。比較例8で用いた吐出面の吐出孔は、直径約3.1mmで、吐出孔間のピッチはいずれも9mmとした。
実施例1〜6及び比較例2〜5は、図1〜図3に示す泡吐出部材を用い、吐出孔33は図4に示す通りに配置されたものを用いた(表1中の吐出孔No.1)。
実施例7においては、実施例1で用いた泡吐出部材に変えて、吐出面に図5に示す形状及び配置の吐出孔33が形成されたもの(表1中の吐出孔No.2)を用いた。
比較例1においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(a)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.0)を用い、比較例6においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(b)に示す形状及び配置で吐出孔33が形成されたもの(表1中の吐出孔No.3)を用い、比較例7においては、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(c)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.4)を用い、比較例8は、実施例1で用いた泡吐出部材に代えて、吐出面に図6(d)に示す形状及び配置の吐出孔34が形成されたもの(表1中の吐出孔No.5)を用いた。
実施例1で用いた泡吐出部材の吐出面における吐出孔の総面積を約185mm2とし、比較例1、6〜8で用いた各泡吐出部材の吐出面についても吐出孔の総面積がほぼ同様となるように調製した。具体的には、比較例1で用いた吐出面の吐出孔は、直径約15.2mmとした。比較例7で用いた吐出面の吐出孔は、直径約3.8mmで、吐出孔間のピッチP1,P2はいずれも約9mmとした。比較例8で用いた吐出面の吐出孔は、直径約3.1mmで、吐出孔間のピッチはいずれも9mmとした。
〔実施例8〜14〕
前記成分(B)として、表2に示す成分及び量を用いる以外は、実施例1と同様にして、表2に示す処方の発泡性組成物が充填されたエアゾール容器を調製した。いずれの成分(B)も25℃において完全に固化している固形状油である。表2には、発泡性組成物中の各成分の発泡性組成物全量に対する含有量を質量%で示した。
前記成分(B)として、表2に示す成分及び量を用いる以外は、実施例1と同様にして、表2に示す処方の発泡性組成物が充填されたエアゾール容器を調製した。いずれの成分(B)も25℃において完全に固化している固形状油である。表2には、発泡性組成物中の各成分の発泡性組成物全量に対する含有量を質量%で示した。
〔肌当たりの柔らかさ及び香り立ちの良さの評価〕
1)肌当たりの柔らかさ、2)香り立ちの良さについて、専門パネラー5名による官能評価を実施した。各評価項目についての評価結果を表1及び表2に示した。
1)肌当たりの柔らかさ、2)香り立ちの良さについて、専門パネラー5名による官能評価を実施した。各評価項目についての評価結果を表1及び表2に示した。
吐出した泡(1g)を手の甲に塗布した際の「肌あたりの柔らかさ」、「香り立ちの良さ」の各項目について、比較例1の試料と対比し、以下の評価基準により評価を行った。結果は5名の平均点(小数点以下第2位四捨五入)を表1及び表2に示した。
〔評価基準〕
5点:非常に良い
4点:良い
3点:どちらとも言えない(比較例1と同等)
2点:悪い
1点:非常に悪い
〔評価基準〕
5点:非常に良い
4点:良い
3点:どちらとも言えない(比較例1と同等)
2点:悪い
1点:非常に悪い
〔洗浄効果の評価〕
酸化鉄で着色した疑似皮脂を手の甲に塗布し、その後、30分経過後、試料1gを用い、1分間一定の力及び速さで手の甲をマッサージし、その後水で洗い流した。洗い流し後の洗浄効果について基準を4段階に分け、疑似皮脂による着色がほぼ落ちている状態を4、疑似皮脂による着色がほぼ落ちていない状態を1として評価を行った。結果は5名の平均点(小数点以下第2位四捨五入)として表1及び表2に示す。
酸化鉄で着色した疑似皮脂を手の甲に塗布し、その後、30分経過後、試料1gを用い、1分間一定の力及び速さで手の甲をマッサージし、その後水で洗い流した。洗い流し後の洗浄効果について基準を4段階に分け、疑似皮脂による着色がほぼ落ちている状態を4、疑似皮脂による着色がほぼ落ちていない状態を1として評価を行った。結果は5名の平均点(小数点以下第2位四捨五入)として表1及び表2に示す。
〔泡持ち性(形状維持性)の評価〕
泡体を吐出させた後、3分放置し、泡体の形状変化を目視にて観察し、下記の評価基準に基づき泡持ち性(形状維持性)について評価した。評価結果を表1及び表2に示した。〔評価基準〕
◎:吐出時とほぼ同じ形状を維持している。
○:吐出時と比べ、泡先の形状が丸くなってきているが、全体的な形状は維持している。
△:吐出時と比べ、全体的な形状が崩れてきている。
×:吐出時の形状が全く維持できていない。
*1:泡が柔らかく、吐出してすぐに泡体が崩れて形状変化を評価出来なかった。
*2:泡が固すぎるため、吐出時に泡が十分に吐出されず、吐出ごとに一定の形状にならかった。
泡体を吐出させた後、3分放置し、泡体の形状変化を目視にて観察し、下記の評価基準に基づき泡持ち性(形状維持性)について評価した。評価結果を表1及び表2に示した。〔評価基準〕
◎:吐出時とほぼ同じ形状を維持している。
○:吐出時と比べ、泡先の形状が丸くなってきているが、全体的な形状は維持している。
△:吐出時と比べ、全体的な形状が崩れてきている。
×:吐出時の形状が全く維持できていない。
*1:泡が柔らかく、吐出してすぐに泡体が崩れて形状変化を評価出来なかった。
*2:泡が固すぎるため、吐出時に泡が十分に吐出されず、吐出ごとに一定の形状にならかった。
〔目詰まりのしにくさの評価〕
泡を吐出後、吐出面の泡を取り除き、室内に放置した。1日経過後に吐出孔の目詰まりの有無を確認し、目詰まりがある場合、吐出性に影響するかも調べた。下記の評価基準に基づく評価結果を、表1及び表2に示した。
〔評価基準〕
○:目詰まりは生じていない。
△:目詰まりは見られるが、全ての吐出孔から吐出された。
×:目詰まりが見られ、吐出されない吐出孔が見られる。
泡を吐出後、吐出面の泡を取り除き、室内に放置した。1日経過後に吐出孔の目詰まりの有無を確認し、目詰まりがある場合、吐出性に影響するかも調べた。下記の評価基準に基づく評価結果を、表1及び表2に示した。
〔評価基準〕
○:目詰まりは生じていない。
△:目詰まりは見られるが、全ての吐出孔から吐出された。
×:目詰まりが見られ、吐出されない吐出孔が見られる。
〔泡の硬さ〕
100mLのビーカーに、泡を90mLまで吐出充填し、B型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1、芝浦システム社製)を用いて、スピンドル番号4、12rpm(回転/分)、30秒間にて泡の粘度を測定した。
100mLのビーカーに、泡を90mLまで吐出充填し、B型粘度計(ビスメトロン粘度計:型式VS−A1、芝浦システム社製)を用いて、スピンドル番号4、12rpm(回転/分)、30秒間にて泡の粘度を測定した。
〔中和率〕
それぞれの脂肪酸の鹸化価Xから、以下の式を用いて中和率を算出した。
中和率(%)=水酸化カリウムの含有量/Σ((X/1000)×脂肪酸の含有量)
それぞれの脂肪酸の鹸化価Xから、以下の式を用いて中和率を算出した。
中和率(%)=水酸化カリウムの含有量/Σ((X/1000)×脂肪酸の含有量)
表1に示す結果から、実施例1〜7のエアゾール化粧料によれば、吐出孔が前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域を有しない比較例1や比較例6〜8に比べて、肌当りが柔らかい泡体を形成できることが判る。また、実施例1〜7のエアゾール化粧料は、使い勝手、香り立ちの良さ、洗浄効果、目詰まりの生じ難さにも優れている。
具体的には、実施例1と比較例2、5との対比から、化粧料に成分(A)を特定量含有することで、泡の硬さが低減し、肌当たりの柔らかさ、香り立ち、洗浄効果を向上させ、泡持ちを良好にし、目詰まりも抑制されることが判る。
また、実施例1と比較例3、4との対比から、化粧料に(B)成分を特定量含有するこ
とで、肌当たりの柔らかさ、香り立ち、洗浄効果を向上させ、泡持ちが良好となることが判る。
具体的には、実施例1と比較例2、5との対比から、化粧料に成分(A)を特定量含有することで、泡の硬さが低減し、肌当たりの柔らかさ、香り立ち、洗浄効果を向上させ、泡持ちを良好にし、目詰まりも抑制されることが判る。
また、実施例1と比較例3、4との対比から、化粧料に(B)成分を特定量含有するこ
とで、肌当たりの柔らかさ、香り立ち、洗浄効果を向上させ、泡持ちが良好となることが判る。
また、表2に示す結果から、実施例8〜14のエアゾール化粧料によれば、吐出孔が前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域を有しない比較例1や比較例6〜8に比べて、肌当りが柔らかい泡体を形成できることが判る。また、実施例8〜14のエアゾール化粧料は、使い勝手、香り立ちの良さ、洗浄効果、目詰まりの生じ難さにも優れている。
以下、本発明の処方例を記す。このものは、本発明と同等の効果を奏するものである。
処方例1(洗浄料)
(成分) 含有量(質量%)1.ステアリン酸 3.0
2.ミリスチン酸 3.0
3.水酸化カリウム 0.5
4.2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.7
5.ミツロウ 0.1
6.ソルビトール 10.0
7.グリセリン 5.0
8.N−ステアロイル−L−グルタミン酸Na 1.0
(アミソフトHS−11P:味の素ヘルシーサプライ社製)
9.トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 0.1
(サラコスWO−6:日清オイリオグループ社製)
10.バラ抽出液 0.1
11.ローヤルゼリーエキス 0.1
12.水溶性コラーゲン 0.1
13.ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
14.コメ発酵液 0.1
15.エデト酸二Na 0.1
16.フェノキシエタノール 0.5
17.香料 0.2
18.精製水 71.3
19.液化石油ガス(LPG、0.39MPa(20°C)) 4.0
(製造方法)
1.液化石油ガス以外の全成分を80℃で混合し、均一になるまで攪拌して原液を調製し、30℃まで冷却する。
2.エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
3.液化石油ガスをステムからエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する。
(成分) 含有量(質量%)1.ステアリン酸 3.0
2.ミリスチン酸 3.0
3.水酸化カリウム 0.5
4.2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.7
5.ミツロウ 0.1
6.ソルビトール 10.0
7.グリセリン 5.0
8.N−ステアロイル−L−グルタミン酸Na 1.0
(アミソフトHS−11P:味の素ヘルシーサプライ社製)
9.トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 0.1
(サラコスWO−6:日清オイリオグループ社製)
10.バラ抽出液 0.1
11.ローヤルゼリーエキス 0.1
12.水溶性コラーゲン 0.1
13.ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
14.コメ発酵液 0.1
15.エデト酸二Na 0.1
16.フェノキシエタノール 0.5
17.香料 0.2
18.精製水 71.3
19.液化石油ガス(LPG、0.39MPa(20°C)) 4.0
(製造方法)
1.液化石油ガス以外の全成分を80℃で混合し、均一になるまで攪拌して原液を調製し、30℃まで冷却する。
2.エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
3.液化石油ガスをステムからエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する。
処方例2(洗浄料)
(成分) 含有量(質量%)1.ステアリン酸 2.0
2.ミリスチン酸 2.0
3.ラウリン酸 1.0
4.パルミチン酸 1.0
5.水酸化カリウム 0.5
6.アルギニン 0.5
7.ミツロウ 0.1
8.ソルビトール 10.0
9.ジグリセリン 5.0
10.ジプロピレングリコール 1.0
11.N−ステアロイル−L−グルタミン酸Na 1.0
(アミソフトHS−11P:味の素ヘルシーサプライ社製)
12.ココイルグリシンK 5.0
(アミライトGCK−12:味の素ヘルシーサプライ社製)
13.N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)
(エルデュウPS−203:味の素ヘルシーサプライ社製) 0.1
14.シソエキス(シソ抽出液BG:丸善製薬社製) 0.1
15.セージエキス(サルビア抽出液BG:丸善製薬社製) 0.1
16.ホエイエキス 0.1
(ホエイCPA;一丸ファルコス社製)
17.豆乳発酵液 0.1
(豆乳発酵液;三省製薬社製)
18.スイカズラエキス(キンギンカ抽出液:丸善製薬社製) 0.1
19.アンズ果汁(アプリコットエキス:香栄興業社製) 0.1
20.N−アセチルグルコサミン 0.1
21.エデト酸二Na 0.1
22.フェノキシエタノール 0.5
23.香料 0.2
24.精製水 65.3
25.液化石油ガス(LPG、0.39MPa(20°C)) 4.0
(製造方法)
1.液化石油ガス以外の全成分を80℃で混合し、均一になるまで攪拌して原液を調製し、30℃まで冷却する。
2.エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
3.液化石油ガスをステムからエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する。
(成分) 含有量(質量%)1.ステアリン酸 2.0
2.ミリスチン酸 2.0
3.ラウリン酸 1.0
4.パルミチン酸 1.0
5.水酸化カリウム 0.5
6.アルギニン 0.5
7.ミツロウ 0.1
8.ソルビトール 10.0
9.ジグリセリン 5.0
10.ジプロピレングリコール 1.0
11.N−ステアロイル−L−グルタミン酸Na 1.0
(アミソフトHS−11P:味の素ヘルシーサプライ社製)
12.ココイルグリシンK 5.0
(アミライトGCK−12:味の素ヘルシーサプライ社製)
13.N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)
(エルデュウPS−203:味の素ヘルシーサプライ社製) 0.1
14.シソエキス(シソ抽出液BG:丸善製薬社製) 0.1
15.セージエキス(サルビア抽出液BG:丸善製薬社製) 0.1
16.ホエイエキス 0.1
(ホエイCPA;一丸ファルコス社製)
17.豆乳発酵液 0.1
(豆乳発酵液;三省製薬社製)
18.スイカズラエキス(キンギンカ抽出液:丸善製薬社製) 0.1
19.アンズ果汁(アプリコットエキス:香栄興業社製) 0.1
20.N−アセチルグルコサミン 0.1
21.エデト酸二Na 0.1
22.フェノキシエタノール 0.5
23.香料 0.2
24.精製水 65.3
25.液化石油ガス(LPG、0.39MPa(20°C)) 4.0
(製造方法)
1.液化石油ガス以外の全成分を80℃で混合し、均一になるまで攪拌して原液を調製し、30℃まで冷却する。
2.エアゾール缶に原液を充填し、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチする。
3.液化石油ガスをステムからエアゾール容器内へ規定量を圧力充填する。
なお、上記実施例、比較例及び処方例で用いた香料は、以下のフローラル系調合香料処方である。なお、成分名中に記載される1%DPG、5%DPG、10%DPGとは、香料の有効成分含量がそれぞれ1質量%、5質量%、10質量%のジプロピレングリコール溶液であることを示す。
フローラル系調合香料処方
(成分) 含有量(質量%)ベルガモットオイル(天然香料) 2.0
リナリールアセテート 1.5
メチルアンスラニレート 0.2
ペチグレインオイル(天然香料) 0.5
オーランチオール 10%DPG
(ヒドロキシシトロネラールとメチルアンスラニレートとのシッフ塩基) 1.0
アミルアリルグリコレート 1%DPG 0.5
ガルバナムオイル 1%DPG(天然香料) 0.1
ブラックカラントバズアブソリュート 10%DPG(天然香料) 1.5
タジェットオイル 10%DPG(天然香料) 0.8
イランイランオイルエキストラ(天然香料) 2.0
ベンジールアセテート 5.0
メチルジヒドロジャスモネート 13.0
シスジャスモン 10%DPG 1.0
ジャスミンアブソリュート(天然香料) 0.5
インドール5%DPG 0.5
アルファヘキシルシンナミックアルデヒド 1.5
L−シトロネロール 0.5
ローズオイル(天然香料) 0.5
ローズアブソリュート(天然香料) 0.5
ダマセノン1%DPG 0.5
L−ローズオキサイド 1%DPG 0.5
ジメチルベンジルカーボニルアセテート 1.0
ヒドロキシシトロネラール 3.0
リラール
(化合物名:4-(4-ヒドロキシ-4-メチルペンチル)-3-シクロヘキセン-1-カーボキシアルデヒド) 3.5
シクラメンアルデヒド
(化合物名:2-メチル-3-(4-イソプロピルフェニル)-プロパノール) 0.5
アルファイソメチルヨノン
(化合物名:5-(2,2,6-トリメチル-2-シクロヘキセニル)-3-メチル-3-ブテン-2-オン)
4.0
オリスコンクリート 10%DPG(天然香料) 0.8
メチルオイゲノール 0.5
イソEスーパー
(化合物名:7-アセチル-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタハイドロ-1,1,6,7-テトラメチルナフタレン) 2.5
ベルトフィックスクール
(化合物名:4-アセチル-トリメチル-6,8α-エタノ-1,2,3,5,6,7,8,8α-オクタヒドロ
ナフタレノン) 4.0
ベチバーアセテート 2.0
サンダルウッドオイル(天然香料) 1.5
バグダノール 10%DPG
(化合物名:2-エチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1-イル)-2-ブテン-1-オール) 1.0
パチュリーオイル 10%DPG(天然香料) 0.2
エベルニール 10%DPG
(化合物名:メチル-2,4-ジヒドロキシ-3,6-ジメチルベンゾエート) 1.5
ガラクソリッド 50%ベンジールベンゾエート
(化合物名:4,6,6,7,8,8-ヘキサメチル-1,3,4,6,7,8-ヘキサヒロドシクロペンタベンゾピラン) 10.0
シクロペンタデカノリッド 4.0
ヘリオトロピン 0.5
クマリン 0.5
バニリン 10%DPG 0.5
エチルバニリン 10%DPG 2.5
ラズベリーケトン 10%DPG
(化合物名:4-(4-ヒドロフェニル)-2-フタノン) 0.5
ガンマウンデカラクトン 10%DPG 1.5
ガンマデカラクトン 10%DPG 1.5
ラブダナム アブソリュート 10%DPG(天然香料) 0.5
ジプロピレングリコール 残量
(成分) 含有量(質量%)ベルガモットオイル(天然香料) 2.0
リナリールアセテート 1.5
メチルアンスラニレート 0.2
ペチグレインオイル(天然香料) 0.5
オーランチオール 10%DPG
(ヒドロキシシトロネラールとメチルアンスラニレートとのシッフ塩基) 1.0
アミルアリルグリコレート 1%DPG 0.5
ガルバナムオイル 1%DPG(天然香料) 0.1
ブラックカラントバズアブソリュート 10%DPG(天然香料) 1.5
タジェットオイル 10%DPG(天然香料) 0.8
イランイランオイルエキストラ(天然香料) 2.0
ベンジールアセテート 5.0
メチルジヒドロジャスモネート 13.0
シスジャスモン 10%DPG 1.0
ジャスミンアブソリュート(天然香料) 0.5
インドール5%DPG 0.5
アルファヘキシルシンナミックアルデヒド 1.5
L−シトロネロール 0.5
ローズオイル(天然香料) 0.5
ローズアブソリュート(天然香料) 0.5
ダマセノン1%DPG 0.5
L−ローズオキサイド 1%DPG 0.5
ジメチルベンジルカーボニルアセテート 1.0
ヒドロキシシトロネラール 3.0
リラール
(化合物名:4-(4-ヒドロキシ-4-メチルペンチル)-3-シクロヘキセン-1-カーボキシアルデヒド) 3.5
シクラメンアルデヒド
(化合物名:2-メチル-3-(4-イソプロピルフェニル)-プロパノール) 0.5
アルファイソメチルヨノン
(化合物名:5-(2,2,6-トリメチル-2-シクロヘキセニル)-3-メチル-3-ブテン-2-オン)
4.0
オリスコンクリート 10%DPG(天然香料) 0.8
メチルオイゲノール 0.5
イソEスーパー
(化合物名:7-アセチル-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタハイドロ-1,1,6,7-テトラメチルナフタレン) 2.5
ベルトフィックスクール
(化合物名:4-アセチル-トリメチル-6,8α-エタノ-1,2,3,5,6,7,8,8α-オクタヒドロ
ナフタレノン) 4.0
ベチバーアセテート 2.0
サンダルウッドオイル(天然香料) 1.5
バグダノール 10%DPG
(化合物名:2-エチル-4-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1-イル)-2-ブテン-1-オール) 1.0
パチュリーオイル 10%DPG(天然香料) 0.2
エベルニール 10%DPG
(化合物名:メチル-2,4-ジヒドロキシ-3,6-ジメチルベンゾエート) 1.5
ガラクソリッド 50%ベンジールベンゾエート
(化合物名:4,6,6,7,8,8-ヘキサメチル-1,3,4,6,7,8-ヘキサヒロドシクロペンタベンゾピラン) 10.0
シクロペンタデカノリッド 4.0
ヘリオトロピン 0.5
クマリン 0.5
バニリン 10%DPG 0.5
エチルバニリン 10%DPG 2.5
ラズベリーケトン 10%DPG
(化合物名:4-(4-ヒドロフェニル)-2-フタノン) 0.5
ガンマウンデカラクトン 10%DPG 1.5
ガンマデカラクトン 10%DPG 1.5
ラブダナム アブソリュート 10%DPG(天然香料) 0.5
ジプロピレングリコール 残量
1 泡吐出部材を備えたエアゾール容器に充填された化粧料
2 エアゾール容器
21 発泡性組成物
22 ステム
23 ビード部
3 泡吐出部材
31 吐出面
32 外周部
33,33a〜33c 吐出孔
4 接続部材
5 可動部材
51 筒状接続部
53 底部形成部
56 押下操作部
6 吐出面形成部材
61 吐出面形成部
62 筒状垂下部
63 吐出面形成部
7 発泡空間
71 導入口
8 泡体
2 エアゾール容器
21 発泡性組成物
22 ステム
23 ビード部
3 泡吐出部材
31 吐出面
32 外周部
33,33a〜33c 吐出孔
4 接続部材
5 可動部材
51 筒状接続部
53 底部形成部
56 押下操作部
6 吐出面形成部材
61 吐出面形成部
62 筒状垂下部
63 吐出面形成部
7 発泡空間
71 導入口
8 泡体
Claims (20)
- 泡吐出部材を備えたエアゾール容器と該エアゾール容器に充填された発泡性組成物を有するエアゾール化粧料であって、
前記泡吐出部材は、泡を吐出する吐出面を有し、前記吐出面の中心部の周囲に、細長い形状の吐出孔が複数形成されており、該吐出面の周方向における全域又は一部に、前記吐出孔が、前記中心部から該吐出面の外周部に向かう半径方向に独立して少なくとも3つ存在する多孔領域が形成されており、
前記発泡性組成物は、以下の成分(A)、(C)、(G)及び(D)を含有し、
(A)脂肪酸又はその塩
(C)水
(G)着色剤
(D)噴射剤
前記成分(A)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に脂肪酸換算で1.1質量%以上15質量%以下含有する、エアゾール化粧料。 - 前記成分(G)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.001質量%以上4質量%以下含有する、請求項1に記載のエアゾール化粧料。
- 前記発泡性組成物は、さらに香料を含有する、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
- 前記発泡性組成物は、さらに(B)を含有し、
(B)ペースト状又は固形状油(成分(A)は除く)
前記成分(B)は、前記成分(D)を除く発泡性組成物の全成分中に0.01質量%以上0.8質量%以下含有する、請求項1〜3の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。 - 前記成分(A)は、脂肪酸換算で脂肪酸の塩基による中和率が0.75以上1以下である、請求項4に記載のエアゾール化粧料。
- 前記成分(A)の脂肪酸換算量に対する前記成分(B)の含有量比は、0.015以上0.15以下である請求項4又は5に記載のエアゾール化粧料。
- 前記発泡性組成物は、さらに(E)多価アルコール及び(F)N−アシルアミノ酸塩の何れか1方又は双方を含有する、請求項1〜6の何れか1項記載のエアゾール化粧料。
- 前記成分(A)が、炭素数8以上15以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上、及び炭素数16以上24以下の脂肪酸から選択される1種又は2種以上である請求項1〜7の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出孔の大きさが、長さが5mm以上25mm以下、幅が0.1mm以上1.5mm以下である、請求項1〜8の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出孔は、吐出孔の長さが吐出孔の幅の10倍以上250倍以下である請求項1〜9の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出孔は、形状が円弧状であり、前記吐出面の中心部を中心とする任意の円の円弧に沿うように配置されている請求項1〜10の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出孔は、前記半径方向において隣り合う吐出孔間の間隔が、該中心部側の吐出孔
の幅の1.5倍以上7.5倍以下である請求項1〜11の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。 - 前記吐出面上の吐出孔の数は、7以上35以下である請求項1〜12の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出面に前記多孔領域が存在する角度範囲が、135°以上360°以下である請求項1〜13の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記多孔領域は、前記吐出孔が、前記半径方向に独立に、3つ以上9つ以下存在する請求項1〜14の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 前記吐出孔の総面積は、100mm2以上300mm2以下である請求項1〜15の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- エアゾール化粧料の用途が、洗浄料、手指消毒液、頭髪用化粧料、肌用化粧料、又はシェービングフォームである、請求項1〜16の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- エアゾール化粧料の用途が、洗浄料である請求項1〜14の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 複数の吐出口のそれぞれから壁状に吐出された泡体が、吐出後に一体化して、所定の立体形状の泡体を形成するようになされている、請求項1〜18の何れか1項に記載のエアゾール化粧料。
- 請求項1〜19に記載のエアゾール化粧料であって、前記発泡性組成物が香料を含有するものを用いて、着色された立体形状の泡体を形成させるとともに、香りを放出させる、立体形状の泡体と香りの提供方法。
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