JP7220958B2 - エアゾールフォーム整髪剤 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール容器内に、整髪剤組成物が充填されているエアゾールフォーム整髪剤に関する。
近年、濡れたような質感を有する髪型が流行している。
例えば、下記の特許文献1には、毛髪に濡れたような艶を付与し得る整髪剤が開示されている。この整髪剤は、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸又はその塩、(B)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、(C)液状油、(D)水を含み、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸又はその塩の配合量と(B)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルの配合量との合計が6質量%以上であり、(C)液状油の配合量が6質量%以上である。また、特許文献1には、この整髪剤の好ましい性状がゲル状又はクリーム状であることが記載されている。
また、下記の特許文献2~4には、エアゾールフォーム整髪剤が開示されている。一般に、エアゾールフォーム整髪剤は、塗布性に優れる。
特開2015-101556号公報 特開2008-290973号公報 特開2012-126679号公報 特開2017-155011号公報
濡れたような質感を有する髪型(所謂、濡れ髪)は、太い毛束に適度な艶が付与されることにより形成される。
従来、濡れたような質感を有する髪型は、例えば、油分を比較的多く含むヘアワックスやヘアオイル等の整髪剤組成物を塗布して作ることが知られている。しかしながら、これらの整髪剤組成物は、塗布性が低く、毛髪全体に均一に塗布することは困難であり、特に、パーマヘアやロングヘアの毛髪全体に均一に塗布することは困難である。整髪剤組成物が毛髪全体に均一に塗布されていない場合には、濡れたような質感が十分に付与されず、また、塗布量によってはべたつき等が生じることがある。さらに、太い毛束を形成するために、あらかじめ濡れた状態の毛髪に塗布する必要があり、利便性に劣る。
一方、上記の特許文献1には、乾いた状態の毛髪に塗布して、濡れたような艶を付与し得る整髪剤組成物が開示されている。しかしながら、特許文献1に記載の整髪剤組成物の性状はゲル状又はクリーム状であり、塗布性が低く、毛髪全体に均一に塗布することは困難である。また、特許文献1に記載の整髪剤組成物では、べたつきが生じることがある。
本発明の目的は、塗布性に優れ、べたつきが少なく、濡れたような質感を有する髪型を作ることができ、かつ濡れたような質感を有する髪型の持続性に優れるエアゾールフォーム整髪剤を提供することである。
本発明は、エアゾール容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、前記エアゾール容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、前記整髪剤組成物が、前記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能であり、前記整髪剤組成物が、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)とを含み、前記整髪剤組成物が、下記成分(E)を含まないか、又は、下記成分(E)を含み、前記整髪剤組成物が、下記成分(F)を含まないか、又は、下記成分(F)を含み、前記整髪剤組成物が、前記成分(A)、前記成分(E)及び前記成分(F)以外の界面活性剤を含まないか、又は、前記成分(A)、前記成分(E)及び前記成分(F)以外の界面活性剤を1.0質量%以下で含み、前記整髪剤組成物が、皮膜形成ポリマーを含まないか、又は、皮膜形成ポリマーを0.1質量%以下で含み、前記整髪剤組成物が、増粘剤を含まないか、又は、増粘剤を0.1質量%以下で含み、前記整髪剤組成物が、粉体を含まないか、又は、粉体を0.1質量%以下で含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(A)の含有量が8.0質量%以上、35.0質量%以下であり、前記成分(B)の含有量が1.0質量%以上、15.0質量%以下であり、前記成分(C)の含有量が1.0質量%以上、20.0質量%以下である、エアゾールフォーム整髪剤を提供する。
成分(A):エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、60以下であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
成分(B):炭化水素油、シリコーン油、エステル油、及び植物油からなる群より選ばれる油性成分
成分(C):多価アルコール
成分(D):水
成分(E):モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びエチレンオキシドの平均付加モル数が60を超えるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選ばれるノニオン界面活性剤
成分(F):塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、及び塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムからなる群より選ばれるカチオン界面活性剤
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、前記整髪剤組成物が、前記成分(E)を含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(E)の含有量が0.1質量%以上、2.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、前記整髪剤組成物が、前記成分(F)を含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(F)の含有量が0.01質量%以上、0.1質量%以下であることが好ましい。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、前記成分(C)が、下記成分(C1)を含むことが好ましい。
成分(C1):ジグリセリン
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、前記整髪剤組成物が、下記成分(G)を含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(G)の含有量が1.0質量%以上、10.0質量%以下であることが好ましい。
成分(G):エタノール
本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、塗布性に優れ、べたつきが少なく、濡れたような質感を有する髪型を作ることができ、かつ濡れたような質感を有する髪型の持続性に優れる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、エアゾール容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備える。本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記エアゾール容器内に、上記整髪剤組成物と上記噴射剤とが充填されている。上記整髪剤組成物は、上記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能である。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記整髪剤組成物が、エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、60以下であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と、炭化水素油、シリコーン油、エステル油、及び植物油からなる群より選ばれる油性成分と、多価アルコールと、水とを含む。
本明細書においては、上記「エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、60以下であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(A)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「炭化水素油、シリコーン油、エステル油、及び植物油からなる群より選ばれる油性成分」を「成分(B)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「多価アルコール」を「成分(C)」と称する場合がある。
本明細書においては、上記「水」を「成分(D)」と称する場合がある。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記整髪剤組成物は、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びエチレンオキシドの平均付加モル数が60を超えるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選ばれるノニオン界面活性剤を含まないか、又は、含む。
本明細書においては、上記「モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びエチレンオキシドの平均付加モル数が60を超えるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選ばれるノニオン界面活性剤」を「成分(E)」と称する場合がある。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記整髪剤組成物は、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、及び塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムからなる群より選ばれるカチオン界面活性剤を含まないか、又は、含む。
本明細書においては、上記「塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、及び塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムからなる群より選ばれるカチオン界面活性剤」を「成分(F)」と称する場合がある。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記整髪剤組成物は、エタノールを更に含んでいてもよい。
本明細書においては、上記「エタノール」を「成分(G)」と称する場合がある。
上記のように、本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、上記整髪剤組成物として、成分(A)と成分(B)と成分(C)と成分(D)を少なくとも含む。本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、上記整髪剤組成物として、成分(E)を含んでいてもよく、成分(F)を含んでいてもよく、成分(G)を含んでいてもよい。
上記整髪剤組成物は、成分(A)~(G)以外の他の成分を含んでいてもよい。
上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、塗布性に優れ、べたつきが少なく、濡れたような質感を有する髪型を作ることができ、かつ濡れたような質感を有する髪型の持続性に優れる。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、パーマヘアやロングヘアであっても、毛髪全体に整髪剤組成物を容易かつ均一に塗布することができる。また、本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、整髪力を高めることができる。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、太い毛束を形成することができ、かつ太い毛束に適度な艶を付与することができるので、濡れたような質感を有する髪型を作ることができる。本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、乾いた状態の毛髪に上記整髪剤組成物を塗布することにより、濡れたような質感を有する髪型を作ることができる。また、本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、太い毛束が崩れにくく、かつ艶の持続性に優れるため、濡れたような質感を有する髪型の持続性に優れる。
[整髪剤組成物(エアゾールフォーム整髪剤組成物)]
(成分(A))
成分(A)は、エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数(ポリオキシエチレン部分のEOの平均付加モル数)が20以上、60以下であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。成分(A)は、ノニオン界面活性剤である。成分(A)を用いることにより、太い毛束を形成することができ、かつ太い毛束を崩れにくくすることができる。また、成分(A)を用いることにより、毛束に艶を付与することができる。ただし、成分(A)による艶の付与効果及び艶の持続効果は比較的低いため、艶の付与効果及び艶の持続効果を高めるために、成分(B)と成分(C)とが用いられる。成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
濡れたような質感を有する髪型を作る観点から、成分(A)におけるEOの平均付加モル数は20以上、60以下である。なお、成分(A)を用いず、EOの平均付加モル数が上記の範囲外であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のみを用いる場合には、太い毛束が形成されにくい。
べたつきを少なくする観点及び濡れたような質感を有する髪型を作る観点から、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、8.0質量%以上、35.0質量%以下である。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、好ましくは10.0質量%以上、より好ましくは12.0質量%以上、好ましくは25.0質量%以下、より好ましくは23.0質量%以下である。成分(A)の含有量が上記上限以下であると、べたつきをより一層少なくすることができる。成分(A)の含有量が上記下限以上であると、毛髪に濡れたような質感をより一層良好に付与することができる。
(成分(B))
成分(B)は、炭化水素油、シリコーン油、エステル油、及び植物油からなる群より選ばれる油性成分(少なくとも1の油性成分)である。成分(B)を用いることにより、艶の持続性を高めることができるので、濡れたような質感を有する髪型の持続性も高めることができる。成分(B)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
艶の持続性をより一層高める観点からは、成分(B)は、25℃で液状であることが好ましい。
上記炭化水素油としては、例えば、α-オレフィンオリゴマー、ワセリン、イソパラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、水添(テトラデセニル/メチルペンタデセン)、イソドデカン等が挙げられる。
上記シリコーン油としては、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール等が挙げられる。
上記エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、アジピン酸ジイソプロピル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、リンゴ酸ジイソステアリル、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ヘキサ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ジペンタエリスリチル等が挙げられる。
上記植物油としては、例えば、マカデミアナッツ油、ユーカリ油、ヤシ油、アボカド油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ククイナッツ油、シア脂(シアバター)、カカオバター、アーモンド油、ヒマワリ油、ローズヒップ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、ツバキ油、杏仁油、ゴマ油、大豆油、ホホバ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、メドホーム油、ハッカ油、アルガンオイル、カロットオイル、ラベンダー油、シュガースクワラン、ダマスクバラ花ロウ、センチフォリアバラ花ロウ、ソケイ花ワックス、これらの水素添加物(例えば、水素添加ヒマシ油、水素添加ホホバ油、水素添加パーム油、水素添加アボカド油、水素添加大豆油等)等が挙げられる。
べたつきを少なくする観点及び艶の持続性を高める観点から、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は1.0質量%以上、15.0質量%以下である。成分(B)の含有量が15.0質量%を超えると、毛髪に艶が過度に付与されて、濡れたような質感を有する髪型が良好に形成されなかったり、べたつきが生じたりすることがある。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、好ましくは2.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上、好ましくは14.0質量%以下、より好ましくは13.0質量%以下である。成分(B)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、べたつきをより一層少なくすることができ、また、濡れたような質感を有する髪型の持続性をより一層高めることができる。
(成分(C))
成分(C)は、多価アルコールである。成分(C)を用いることにより、毛束に適度な艶を付与することができる。成分(A)と成分(C)とを用いることにより、太い毛束に適度な艶が付与され、濡れたような質感を有する髪型を作ることができる。成分(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(C)としては、グリセリン、ジグリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-ブタンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、ポリエチレングリコール、及びポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられる。
太い毛束に適度な艶をより一層良好に付与する観点から、成分(C)は、ジグリセリンを含むことが好ましい。
本明細書においては、上記「ジグリセリン」を「成分(C1)」と称する場合がある。すなわち、成分(C)は、成分(C1)を含むことが好ましい。
太い毛束に適度な艶をより一層良好に付与する観点から、成分(C)100質量%中、成分(C1)の含有量は、好ましくは50.0質量%以上、より好ましくは60.0質量%以上である。成分(C)100質量%中、成分(C1)の含有量は、100質量%(全量)であってもよい。
太い毛束に適度な艶が付与する観点から、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(C)の含有量は1.0質量%以上、20.0質量%以下である。成分(C)の含有量が20.0質量%を超えると、べたつきが生じたりすることがある。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、好ましくは3.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、好ましくは18.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下である。成分(C)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、べたつきをより一層少なくすることができ、また、毛髪に濡れたような質感をより一層良好に付与することができる。
(成分(D))
成分(D)は、水である。成分(D)は、上記整髪剤組成物の媒体としての役割を有する。
成分(D)は、精製水であることが好ましい。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(D)の含有量は、好ましくは35.0質量%以上、より好ましくは50.0質量%以上、好ましくは85.0質量%以下、より好ましくは80.0質量%以下である。
(成分(E))
成分(E)は、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数(ポリオキシエチレン部分のEOの平均付加モル数)が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びエチレンオキシド(EO)の平均付加モル数(ポリオキシエチレン部分のEOの平均付加モル数)が60を超えるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選ばれるノニオン界面活性剤(少なくとも1のノニオン界面活性剤)である。成分(E)を用いることにより、毛束の形成性及び艶の付与効果を低下させることなく、整髪力(特に、毛髪をくせ付ける整髪力)を高めることができる。成分(E)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。成分(E)は、用いられなくてもよい。
整髪力(特に、毛髪をくせ付ける整髪力)をより一層高める観点からは、上記エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテルは、セチル基又はステアリル基を有することが好ましい。すなわち、上記エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテルは、ポリオキシエチレンセチルエーテル及び/又はポリオキシエチレンステアリルエーテルであることが好ましい。
上記整髪剤組成物は、成分(E)を含まないか、又は、成分(E)を含む。上記整髪剤組成物が成分(E)を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(E)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、好ましくは2.0質量%以下、より好ましくは1.5質量%以下である。成分(E)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪力(特に、毛髪をくせ付ける整髪力)をより一層高めることができる。
(成分(F))
成分(F)は、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、及び塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムからなる群より選ばれるカチオン界面活性剤(少なくとも1のカチオン界面活性剤)である。成分(F)を用いることにより、毛束の形成性及び艶の付与効果を低下させることなく、整髪力(特に、毛髪をくせ付ける整髪力)を高めることができる。成分(F)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。成分(F)は、用いられなくてもよい。
上記整髪剤組成物は、成分(F)を含まないか、又は、成分(F)を含む。上記整髪剤組成物が成分(F)を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(F)の含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上、好ましくは0.1質量%以下、より好ましくは0.08質量%以下である。成分(F)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪力(特に、毛髪をくせ付ける整髪力)をより一層高めることができる。
(成分(G))
成分(G)は、エタノールである。成分(G)を用いることにより、塗布性、吐出性及び発泡性をより一層高めることができる。成分(G)は、用いられなくてもよい。
上記整髪剤組成物は、成分(G)を含まないか、又は、成分(G)を含む。上記整髪剤組成物が成分(G)を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(G)の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは2.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。成分(G)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪力及び塗布性を高く維持しつつ、使用性(吐出性、発泡性及び消泡性等)を良好にすることができる。
(他の成分)
上記整髪剤組成物は、上述した成分(A)~(G)以外の成分を含んでいてもよい。成分(A)~(G)以外の成分としては、特に限定されないが、例えば、高級アルコール、清涼剤(l-メントール、1,8-シネオール、及びカンファ等)、pH調整剤、防腐剤(メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、及びフェノキシエタノール等)、抗酸化剤、金属封鎖剤、ビタミン類、動植物抽出エキス、パール化剤、着色剤、UV吸収剤、及び香料等が挙げられる。上記他の成分は、それぞれ1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
<成分(A)、成分(E)及び成分(F)以外の界面活性剤>
本明細書においては、上記「成分(A)、成分(E)及び成分(F)以外の界面活性剤」を「界面活性剤(X)」と称する場合がある。上記界面活性剤(X)は、成分(A)、成分(E)及び成分(F)の3種以外の界面活性剤である。
上記整髪剤組成物は、上記界面活性剤(X)を含まないか、又は、上記界面活性剤(X)を1.0質量%以下で含む。上記整髪剤組成物が上記界面活性剤(X)を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、上記界面活性剤(X)の含有量は1.0質量%以下であり、好ましくは0.1質量%以下、より好ましくは0.05質量%以下、最も好ましくは0質量%(未含有)である。したがって、上記整髪剤組成物は、上記界面活性剤(X)を含まないことが最も好ましい。上記界面活性剤(X)の含有量が1.0質量%を超えると、太い毛束を形成することができなかったり、艶の付与効果が低下したりする。
上記界面活性剤(X)としては、成分(F)とは異なるカチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、成分(A)及び成分(E)の双方とは異なるノニオン界面活性剤等が挙げられる。
上記成分(F)とは異なるカチオン界面活性剤としては、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩、アルキルアミン、及び脂肪酸アミドアミン等が挙げられる。
上記アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、及びセチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム等のα-オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム等のN-アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、及びスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、及びセチルリン酸ジエタノールアミン等のモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム等のN-アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム等のN-アシル-N-メチル-β-アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン等のN-アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム等のN-アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン-1,2-ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、及びベヘニルグリコール酢酸カリウム等のアルキルエーテルグリコール酢酸塩等が挙げられる。
上記両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、及びアルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びアルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤;アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型両性界面活性剤;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-プロピルスルホン酸塩;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩;N-脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩等が挙げられる。
上記成分(A)及び成分(E)の双方とは異なるノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、及び脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
<皮膜形成ポリマー>
上記整髪剤組成物は、上記皮膜形成ポリマーを含まないか、又は、上記皮膜形成ポリマーを0.1質量%以下で含む。上記整髪剤組成物が上記皮膜形成ポリマーを含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、上記皮膜形成ポリマーの含有量は0.1質量%以下であり、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、最も好ましくは0質量%(未含有)である。したがって、上記整髪剤組成物は、上記皮膜形成ポリマーを含まないことが最も好ましい。上記皮膜形成ポリマーの含有量が0.1質量%を超えると、太い毛束を形成することができないことがある。
なお、成分(A)、成分(E)及び成分(F)は、上記皮膜形成ポリマーに含まれないものとする。上記皮膜形成ポリマーとしては、アニオン性皮膜形成ポリマー、カチオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、及びノニオン性皮膜形成ポリマー等が挙げられる。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロリルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、ウレタン-アクリル系共重合体、及びポリスチレンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。なお、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」と「メタクリル」との双方を意味する。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、ビニルピロリドン・N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、及び(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体等が挙げられる。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、N-メタクリロイルオキシエチルN,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、N,Nジメチル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)アミン=N-オキシド・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、及び(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体等が挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、及びポリビニルカプロラクタム等が挙げられる。
<増粘剤>
上記整髪剤組成物は、上記増粘剤を含まないか、又は、上記増粘剤を0.1質量%以下で含む。上記整髪剤組成物が上記増粘剤を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、上記増粘剤の含有量は0.1質量%以下であり、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、最も好ましくは0質量%(未含有)である。したがって、上記整髪剤組成物は、上記増粘剤を含まないことが最も好ましい。上記増粘剤の含有量が0.1質量%を超えると、太い毛束を形成することができなかったり、艶の付与効果が低下したりする。
なお、成分(A)、成分(E)及び成分(F)は、上記増粘剤に含まれないものとする。上記増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス-20)クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマー及び(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー等のアクリル系増粘剤;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース系増粘剤;キサンタンガム、ゼラチン、グアガム、カラギーナン、ペクチン及びローカストビーンガム等の天然ガム系増粘剤等が挙げられる。
<粉体>
上記整髪剤組成物は、上記粉体を含まないか、又は、上記粉体を0.1質量%以下で含む。上記整髪剤組成物が上記粉体を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、上記粉体の含有量は0.1質量%以下であり、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下、最も好ましくは0質量%(未含有)である。したがって、上記整髪剤組成物は、上記粉体を含まないことが最も好ましい。
上記粉体としては、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、水酸化マグネシウム、及びケイソウ土等が挙げられる。
上記整髪剤組成物は、公知慣用のエアゾールフォーム整髪剤組成物の製造方法により、製造することができる。上記整髪剤組成物は、例えば、成分(A)と、成分(B)と、成分(C)と、成分(D)と、必要に応じて配合される他の成分とを混合することにより製造することができる。
[噴射剤]
上記噴射剤としては、ジメチルエーテル(DME)、イソブタン、液化石油ガス(LPG)及び窒素ガス等が挙げられる。上記噴射剤は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
吐出性を良好にする観点から、上記噴射剤は、液化石油ガス又はジメチルエーテルを含むことが好ましく、液化石油ガスを含むことがより好ましい。
[エアゾールフォーム整髪剤]
本発明のエアゾールフォーム整髪剤は、エアゾール容器と、上記整髪剤組成物と、上記噴射剤とを備える。上記エアゾール容器は、フォーム用アクチュエーターを有する。上記エアゾールフォーム整髪剤では、上記エアゾール容器内に、上記整髪剤組成物と上記噴射剤とが充填されている。上記整髪剤組成物は、上記エアゾールフォーム整髪剤において、上記エアゾール容器内に充填されている充填物のうち、上記噴射剤を除く配合物である。
本発明のエアゾールフォーム整髪剤では、上記整髪剤組成物を、エアゾール容器よりフォーム状(泡状)に吐出可能である。エアゾールフォーム整髪剤であることにより、上記整髪剤組成物をエアゾール容器からフォーム状(泡状)に掌上に吐出した後、毛髪に該整髪剤組成物を塗布することができる。なお、上記整髪剤組成物をエアゾール容器から直接毛髪に吐出してもよい。
上記エアゾールフォーム整髪剤は、既知の方法により作製することができる。上記エアゾールフォーム整髪剤の作製方法としては、上記整髪剤組成物又は上記整髪剤組成物に含有される各配合成分をエアゾール容器内に充填して、エアゾール用バルブによりエアゾール容器をクリンチした後、噴射剤をステムより充填し、ステムに適した噴射ボタンを装着する方法等が挙げられる。
上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記整髪剤組成物の含有量は、好ましくは85.0質量%以上、より好ましくは88.0質量%以上、更に好ましくは90.0質量%以上、好ましくは98.0質量%以下、より好ましくは97.0質量%以下、更に好ましくは96.0質量%以下である。上記整髪剤組成物の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、吐出性がより一層良好になる。
上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記噴射剤の含有量は、好ましくは2.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上、更に好ましくは4.0質量%以上、好ましくは15.0質量%以下、より好ましくは12.0質量%以下、更に好ましくは10.0質量%以下である。上記噴射剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、吐出性がより一層良好になる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例では、下記の成分を用いた。
(成分(A))
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.):日本サーファクタント工業社製「NIKKOL HCO-20」、エチレンオキシドの平均付加モル数20
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.):日本サーファクタント工業社製「NIKKOL HCO-40」、エチレンオキシドの平均付加モル数40
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.):日本サーファクタント工業社製「NIKKOL HCO-50」、エチレンオキシドの平均付加モル数50
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.):日本サーファクタント工業社製「NIKKOL HCO-60」、エチレンオキシドの平均付加モル数60
(成分(B))
流動パラフィン:Sonneborn社製「CARNATION」、25℃で液状の炭化水素油
スクワラン:日本サーファクタント工業社製「NIKKOL スクワラン」、25℃で液状の炭化水素油
ジメチコン:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製「DOW CORNING TORAY SH 200FLUID 60,000cs」、シリコーン油(25℃で液状、60000cs(25℃))
アモジメチコン:東レ・ダウコーニング社製「DOWSIL(TM) SF8452C」、シリコーン油(25℃で液状)
パルミチン酸2-エチルヘキシル:25℃で液状のエステル油
アルガンオイル:貝塚原末社製「超高圧熟成アルガンオイル」、植物油(25℃で液状)
ホホバ油:日本サーファクタント工業社製「NIKKOL ホホバ油S」、植物油(25℃で液状)
(成分(C))
グリセリン
ジプロピレングリコール
ジグリセリン
(成分(D))
精製水
(成分(E))
モノミリスチン酸デカグリセリル:青木油脂工業社製「グリサーフ10MM」
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.):青木油脂工業社製「ブラウノンCH-320L」、エチレンオキシドの平均付加モル数20
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.):青木油脂工業社製「ブラウノンRCW-100」、エチレンオキシドの平均付加モル数100
(成分(F))
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
(成分(G))
エタノール
(他の成分)
キサンタンガム:DSP五協フード&ケミカル社製「エコーガムT」
ヒドロキシエチルセルロース:ダイセル化学工業社製「HECダイセルSE900」
ポリオキシエチレンアルキル(12~14)エーテル(9E.O.):青木油脂工業社製「ファインサーフ290」、エチレンオキシドの平均付加モル数9
ポリオキシエチレントリデシルエーテル(15E.O.):青木油脂工業社製「ファインサーフTD-150」、エチレンオキシドの平均付加モル数15
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.):日本サーファクタント工業社製「NIKKOL TO-10V」、エチレンオキシドの平均付加モル数20
ポリビニルピロリドン:第一工業製薬社製「クリージャスK-90」
アクリル樹脂アルカノールアミン:互応化学工業社製「プラスサイズ L-6330」
無水ケイ酸
(噴射剤)
液化石油ガス(LPG)(小池化学社製「LPG20℃ 0.15MPa」)
(実施例1~29及び比較例1~17)
下記の表1~5に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、下記の表1~5に示す組成を有する整髪剤組成物(原液)を調製した。得られた整髪剤組成物(原液)をエアゾール容器(φ35mm×105mm、アルミ缶、容器満注量91mL)に充填した。次いで、エアゾール用バルブをエアゾール容器にクリンチした後、表1~5に示す噴射剤をステムより充填し、ステムに適したフォーム用アクチュエーターを装着して、エアゾールフォーム整髪剤を作製した。表中の配合量(整髪剤組成物100質量%中の配合量)は、純分の配合量(単位:質量%)で示した。
(評価)
得られたエアゾールフォーム整髪剤について、以下の評価を行った。評価結果は表1~5中に示した。なお、評価は専門パネル3名で行い、協議して評価結果を決定した。
(試験例1:吐出性及び発泡性)
得られたエアゾールフォーム整髪剤において、エアゾール容器から、整髪剤組成物を掌上に2秒間吐出した。その結果、実施例及び比較例で得られたエアゾールフォーム整髪剤は、フォーム状(泡状)に吐出され、吐出性及び発泡性が良好であった。
(試験例2:塗布性)
得られたエアゾールフォーム整髪剤において、エアゾール容器から、整髪剤組成物を掌上に2秒間吐出した。その後、掌上に吐出された整髪剤組成物を、毛髪の長さがミディアムレングスのウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の毛髪上にもみこむように均一に塗布し、整髪した。その結果、実施例及び比較例で得られたエアゾールフォーム整髪剤組成物は、塗布時及び整髪時に引っ掛かりを感じず、塗布性が良好であった。
(試験例3:濡れたような質感)
試験例2で整髪した直後のウィッグを目視観察し、毛束の形成度合い、艶、及びウィッグ全体の質感を下記の基準で評価した。
<毛束の評価基準>
○(良好):一見して明らかに毛束が形成されていることがわかる
×(不良):毛束が形成されていない、又は、一見して毛束の形成がわからない程度の細い毛束しか形成されていない
<艶の評価基準>
○(良好):毛髪に適度な艶がある
×(不良):毛髪に艶がないか、又はほとんどない
なお、比較例4,5では、毛髪に過度な艶があり、ぎらつきが生じていた。
<濡れたような質感の評価基準>
○(良好):濡れたような質感である
×(不良):濡れたような質感が感じられない
(試験例4:濡れたような質感の持続性)
試験例3を行った後のウィッグを恒温恒湿槽(25℃、60%RH)に1時間静置した。静置後のウィッグを目視観察し、毛束の形成度合い、艶、及びウィッグ全体の質感を試験例3と同じ評価基準で評価した。なお、試験例3の評価結果が不良の項目は、評価を行わなかった。
(試験例5:べたつきのなさ)
試験例3により整髪した直後のウィッグの毛髪を手で触り、べたつきのなさを下記の基準で評価した。
<べたつきのなさの評価基準>
○(良好):べたつきがないか、又は、ほとんどない
×(不良):べたつきが明らかに感じられる
組成及び結果を下記の表1~5に示す。
Figure 0007220958000001
Figure 0007220958000002
Figure 0007220958000003
Figure 0007220958000004
Figure 0007220958000005
以下に、本発明のエアゾールフォーム整髪剤の処方例を示す。
(処方例1)
(整髪剤組成物)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 2.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 8.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 2.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 3.0質量%
パルミチン酸2-エチルヘキシル 3.0質量%
アモジメチコン 0.5質量%
ジメチコン 2.0質量%
ジグリセリン 5.0質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.05質量%
香料 0.7質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%
(噴射剤)
LPG 100.0質量%
整髪剤組成物:噴射剤=94:6(質量比)
(処方例2)
(整髪剤組成物)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 2.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 5.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 6.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 5.0質量%
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 0.5質量%
流動パラフィン 2.0質量%
アルガンオイル 0.5質量%
ジメチコン 2.0質量%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0質量%
グリセリン 5.0質量%
香料 0.7質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%
(噴射剤)
LPG 100.0質量%
整髪剤組成物:噴射剤=92:8(質量比)

Claims (5)

  1. エアゾール容器と、
    整髪剤組成物と、
    噴射剤とを備え、
    前記エアゾール容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、
    前記整髪剤組成物が、前記エアゾール容器内よりフォーム状に吐出可能であり、
    前記整髪剤組成物が、下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
    前記整髪剤組成物が、下記成分Eを含まないか、又は、下記成分Eを含み、
    前記整髪剤組成物が、下記成分Fを含まないか、又は、下記成分Fを含み、
    前記整髪剤組成物が、前記成分A、前記成分E及び前記成分F以外の界面活性剤を含まないか、又は、前記成分A、前記成分E及び前記成分F以外の界面活性剤を1.0質量%以下で含み、
    前記整髪剤組成物が、皮膜形成ポリマーを含まないか、又は、皮膜形成ポリマーを0.1質量%以下で含み、
    前記整髪剤組成物が、増粘剤を含まないか、又は、増粘剤を0.1質量%以下で含み、
    前記整髪剤組成物が、粉体を含まないか、又は、粉体を0.1質量%以下で含み、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Aの含有量が8.0質量%以上、35.0質量%以下であり、前記成分Bの含有量が1.0質量%以上、15.0質量%以下であり、前記成分Cの含有量が1.0質量%以上、20.0質量%以下である、エアゾールフォーム整髪剤。
    成分A:エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、60以下であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    成分B:炭化水素油、シリコーン油、エステル油、及び植物油からなる群より選ばれる油性成分
    成分C:多価アルコール
    成分D:水
    成分E:モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、エチレンオキシドの平均付加モル数が20以上、40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びエチレンオキシドの平均付加モル数が60を超えるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選ばれるノニオン界面活性剤
    成分F:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、及び塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムからなる群より選ばれるカチオン界面活性剤
  2. 前記整髪剤組成物が、前記成分Eを含み、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Eの含有量が0.1質量%以上、2.0質量%以下である、請求項1に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
  3. 前記整髪剤組成物が、前記成分Fを含み、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Fの含有量が0.01質量%以上、0.1質量%以下である、請求項1又は2に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
  4. 前記成分Cが、下記成分C1を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
    成分C1:ジグリセリン
  5. 前記整髪剤組成物が、下記成分Gを含み、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Gの含有量が1.0質量%以上、10.0質量%以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載のエアゾールフォーム整髪剤。
    成分G:エタノール
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