JP7277031B2 - エアゾールスプレー整髪剤 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾールスプレー容器内に、整髪剤組成物が充填されているエアゾールスプレー整髪剤に関する。
オゾン層破壊係数及び地球温暖化係数が小さく、不燃性であることから、噴射剤として、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234Ze)を用いたエアゾール組成物が注目されている(例えば、特許文献1)。
エアゾール組成物の一例としては、エアゾール容器内に整髪剤組成物と噴射剤とが充填されたエアゾール整髪剤が挙げられる。
下記の特許文献1の処方1には、整髪剤組成物と、噴射剤(トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン)とを備えるヘアスプレー用エアゾール組成物が記載されている。この整髪剤組成物は、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(互応化学工業社製「プラスサイズ L-9909B」、アニオン性皮膜形成ポリマー)を20.00質量%で含む。なお、「プラスサイズ L-9909B」の有効成分の含有量は40%であるため、上記整髪剤組成物100質量%中のアニオン性皮膜形成ポリマーの含有量は8質量%である。
下記の特許文献2には、エアゾール式の整髪用スプレーの噴射剤として用いることができる成分の例示として、HFO-1234Zeが記載されている。また、特許文献2には、整髪用スプレーの原液と噴射剤との合計100質量部中の噴射剤の好ましい含有量が、65質量部以上80質量部以下であることが記載されている。
特開2016-113620号公報 特開2019-34911号公報
エアゾールスプレー整髪剤では、整髪成分として、皮膜形成ポリマーが用いられることがある。エアゾールスプレー整髪剤の整髪力を高めるために、整髪剤組成物中の皮膜形成ポリマーの含有量を多くしたり、噴射剤に対する整髪剤組成物の相対量を多くしたりすることが考えられる。
しかしながら、これらの方法では、噴射剤に対する皮膜形成ポリマーの相対量が多くなるため、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低下する。整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低い場合、整髪剤組成物が析出等して、製剤安定性が低下することがある。
また、従来のエアゾールスプレー整髪剤では、整髪剤組成物と噴射剤との組み合わせ及び配合比率によっては、整髪剤組成物を安定して噴射することができなかったり、整髪力を十分に高めることができなかったりすることがある。
さらに、従来のエアゾールスプレー整髪剤では、速乾性が低かったり、塗布後の乾き際にべたつきが生じたりして、使用感が低下することがある。
本発明の目的は、1)製剤安定性、2)噴射安定性、3)整髪力、及び4)速乾性を高めることができ、かつ、5)乾き際のべたつきを抑えることができるエアゾールスプレー整髪剤を提供することである。
トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む噴射剤を用いたエアゾールスプレー整髪剤において、整髪剤組成物の配合組成及び整髪剤組成物と噴射剤との配合比率は、十分に検討されていない。本発明者は、1)製剤安定性の向上、2)噴射安定性の向上、3)整髪力の向上、4)速乾性の向上、5)乾き際のべたつきの低減の5つ性能に特に着目し、以下のエアゾールスプレー整髪剤であれば、これらの5つの性能を全て満足することができることを見出した。
本発明は、エアゾールスプレー容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、前記エアゾールスプレー容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、前記整髪剤組成物が、下記成分(A)を含み、前記噴射剤が、下記成分(X)を含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(A)の含有量が10.0質量%以上、19.0質量%以下であり、前記噴射剤100質量%中、前記成分(X)の含有量が45.0質量%以上であり、前記整髪剤組成物と前記噴射剤との合計100質量%中、前記整髪剤組成物の含有量が42.0質量%以上、75.0質量%以下である、エアゾールスプレー整髪剤を提供する。
成分(A):アニオン性皮膜形成ポリマー、及び両性皮膜形成ポリマーからなる群より選ばれる皮膜形成ポリマー
成分(X):トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、前記整髪剤組成物が、下記成分(B)を含み、前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分(B)の含有量が70.0質量%以上、90.0質量%以下であることが好ましい。
成分(B):エタノール
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、前記整髪剤組成物が、水を含まないか、又は、水を5.0質量%以下で含むことが好ましい。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、エアゾールスプレー容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、上記エアゾールスプレー容器内に、上記整髪剤組成物と上記噴射剤とが充填されており、上記整髪剤組成物が、特定の成分(A)を含み、上記噴射剤が、特定の成分(X)を含み、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量が10.0質量%以上、19.0質量%以下であり、上記噴射剤100質量%中、成分(X)の含有量が45.0質量%以上であり、上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記整髪剤組成物の含有量が42.0質量%以上、75.0質量%以下である。本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記の構成が備えられているので、1)製剤安定性、2)噴射安定性、3)整髪力、及び4)速乾性を高めることができ、かつ、5)乾き際のべたつきを抑えることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、エアゾールスプレー容器と、整髪剤組成物と、噴射剤とを備え、上記エアゾールスプレー容器内に、上記整髪剤組成物と上記噴射剤とが充填されている。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物が、アニオン性皮膜形成ポリマー、及び両性皮膜形成ポリマーからなる群より選ばれる皮膜形成ポリマーを含む。
本明細書においては、上記「アニオン性皮膜形成ポリマー、及び両性皮膜形成ポリマーからなる群より選ばれる皮膜形成ポリマー」を「成分(A)」と称する場合がある。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記噴射剤が、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む。
本明細書においては、上記「トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン」を「成分(X)」と称する場合がある。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量が10.0質量%以上、19.0質量%以下であり、上記噴射剤100質量%中、成分(X)の含有量が45.0質量%以上であり、上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記整髪剤組成物の含有量が42.0質量%以上、75.0質量%以下である。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記の構成が備えられているので、1)製剤安定性、2)噴射安定性、3)整髪力、及び4)速乾性を高めることができ、かつ、5)乾き際のべたつきを抑えることができる。本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記の1)~5)の全ての効果に優れる。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、製剤安定性に優れる。具体的には、本発明では、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性を高めることができ、その結果、エアゾールスプレー容器内で整髪剤組成物が析出しにくく、また、エアゾール剤を良好に形成することができる。本発明では、成分(A)が比較的多く配合されているにもかかわらず、製剤安定性を高めることができ、また、成分(A)が比較的多く配合されていることによって、整髪力も高めることができる。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、噴射安定性に優れる。具体的には、本発明では、整髪剤組成物の全量又は多くをエアゾールスプレー容器内から良好に吐出することができ、吐出できない整髪剤組成物の量を少なくすることができる。
また、本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、塗布後の速乾性を高めることができ、かつ乾き際のべたつきを抑えることができるので、使用感を高めることができる。
さらに、本発明では、成分(X)を含む噴射剤が用いられているので、地球環境に配慮したエアゾールスプレー整髪剤を提供することができる。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物は、エタノールを更に含んでいてもよい。
本明細書においては、上記「エタノール」を「成分(B)」と称する場合がある。
上記のように、本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、上記整髪剤組成物として、成分(A)を少なくとも含み、上記噴射剤として、成分(X)を少なくとも含む。本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、上記整髪剤組成物として、成分(B)を含んでいてもよい。
上記整髪剤組成物は、成分(A),(B)以外の他の成分を含んでいてもよい。上記噴射剤は、成分(X)以外の成分を含んでいてもよい。
上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(X)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
[整髪剤組成物(エアゾールスプレー整髪剤組成物)]
(成分(A))
成分(A)は、アニオン性皮膜形成ポリマー、及び両性皮膜形成ポリマーからなる群より選ばれる皮膜形成ポリマー(少なくとも1の皮膜形成ポリマー)である。成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A)は、主たる整髪成分として機能する。成分(A)を用いることにより、整髪力を高めることができる。また、本発明では、成分(A)を含む整髪剤組成物と成分(X)を含む噴射剤とが用いられているので、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性を高め、製剤安定性を高めることができる。
成分(A)を用いずに、カチオン性皮膜形成ポリマーやノニオン性皮膜形成ポリマーを含む整髪剤組成物を用い、かつ成分(X)を含む噴射剤を用いた場合には、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低下したり、整髪力が低下したりする。
これに対して、本発明では、上記の1)~5)の効果を全て発揮するために、特定の成分(A)が特定の配合量で用いられる。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボロリルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、ウレタン-アクリル系共重合体、及びポリスチレンスルホン酸ナトリウム等が挙げられる。なお、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」と「メタクリル」との双方を意味する。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、N-メタクリロイルオキシエチルN,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、N,Nジメチル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)アミン=N-オキシド・メタクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、及び(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体等が挙げられる。
整髪力をより一層高める観点及び製剤安定性をより一層高める観点からは、成分(A)は、アニオン性皮膜形成ポリマー(少なくとも1のアニオン性皮膜形成ポリマー)であることが好ましい。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は10.0質量%以上、19.0質量%以下である。成分(A)の含有量が10.0質量%未満であると、整髪力を十分に高めることができないことがある。成分(A)の含有量が19.0質量%を超えると、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低下しやすく、その結果、製剤安定性が低下することがある。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、好ましくは15.0質量%以上、より好ましくは17.0質量%以上、好ましくは18.5質量%以下である。成分(A)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、製剤安定性及び整髪力をより一層高めることができる。
(成分(B))
成分(B)は、エタノールである。上記整髪剤組成物は、成分(B)を含むことが好ましい。成分(B)は溶媒としての役割を果たす。また、成分(B)を用いることにより、非水系の整髪剤組成物又は水の含有量が少ない整髪剤組成物にすることができるため、整髪力及び速乾性をより一層高めることができる。
上記整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、好ましくは70.0質量%以上、より好ましくは75.0質量%以上、更に好ましくは81.5質量%以上、好ましくは90.0質量%以下、より好ましくは85.0質量%以下、更に好ましくは83.0質量%以下である。成分(B)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、整髪力及び速乾性をより一層高めることができる。
(他の成分)
上記整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、成分(A),(B)以外の成分を含んでいてもよい。成分(A),(B)以外の成分としては、特に限定されないが、例えば、水、カチオン性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマー、増粘剤、油性成分、多価アルコール、高級アルコール、界面活性剤、清涼剤、pH調整剤、防腐剤、抗酸化剤、金属封鎖剤、ビタミン類、動植物抽出エキス、パール化剤、着色剤、及び香料等が挙げられる。上記他の成分は、それぞれ1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記整髪剤組成物では、実質的に水を含まないことが好ましい。ただし、上記整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、水を含んでいてもよい。上記整髪剤組成物は、非水系整髪剤組成物であることが好ましい。実質的に水を含まない整髪剤組成物は、非水系整髪剤組成物である。なお、「実質的に水を含まない」とは、成分(A)と、成分(B)と、必要に応じて配合される他の成分(水を除く)とは別に、水を含ませない(添加しない)ことを意味し、配合原料に含有される水に由来して上記整髪剤組成物に水が含まれることは除外されないことを意味する。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物がスプレー塗布に用いられるために、揮発性が低い水の含有量は少ないほどよい。また、上記整髪剤組成物中の水の含有量が少ないほど、再整髪性がより一層高くなる。
上記整髪剤組成物は、水を含まないか、又は、水を5.0質量%以下で含むことが好ましい。上記整髪剤組成物が水を含む場合に、上記整髪剤組成物100質量%中、水の含有量は、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下、更に好ましくは1.0質量%以下である。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、ビニルピロリドン・N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、及び(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体等が挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、及びポリビニルカプロラクタム等が挙げられる。
上記増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス-20)クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマー及び(アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー等のアクリル系増粘剤;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース系増粘剤;キサンタンガム、ゼラチン、グアガム、カラギーナン、ペクチン及びローカストビーンガム等の天然ガム系増粘剤等が挙げられる。
上記油性成分としては、シリコーン油、25℃で固体の炭化水素油、25℃で固体のエステル油、25℃で液状の炭化水素油、25℃で液状のエステル油、及び油脂等が挙げられる。
上記25℃で固体の炭化水素油としては、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、及びポリエチレンワックス等が挙げられる。
上記25℃で固体のエステル油としては、モノステアリン酸プロピレングリコール、及びジステアリン酸エチレングリコール等が挙げられる。
上記25℃で液状の炭化水素油としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、及びスクワラン等が挙げられる。
上記25℃で液状のエステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、及び2-エチルヘキサン酸セチル等が挙げられる。
上記油脂としては、オリーブ油、コメヌカ油、ヒマシ油、ヤシ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、及びアボカド油等が挙げられる。
上記多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-ブタンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール、ポリエチレングリコール、及びポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられる。上記整髪剤組成物が上記多価アルコールを含む場合には、毛髪に艶を良好に付与することができる。
上記高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、及びオレイルアルコール等が挙げられる。
上記界面活性剤としては、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤等が挙げられる。
上記カチオン界面活性剤としては、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩、アルキルアミン、及び脂肪酸アミドアミン等が挙げられる。
上記アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、及びセチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム等のα-オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム等のN-アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、及びスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、及びセチルリン酸ジエタノールアミン等のモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム等のN-アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム等のN-アシル-N-メチル-β-アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン等のN-アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム等のN-アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン-1,2-ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、及びベヘニルグリコール酢酸カリウム等のアルキルエーテルグリコール酢酸塩等が挙げられる。
上記両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、及びアルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びアルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤;アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型両性界面活性剤;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-プロピルスルホン酸塩;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩;N-脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩等が挙げられる。
上記ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、及び脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
上記清涼剤としては、l-メントール、1,8-シネオール、及びカンファ等が挙げられる。
上記防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、及びフェノキシエタノール等が挙げられる。
上記整髪剤組成物は、公知慣用のエアゾールスプレー整髪剤組成物の製造方法により、製造することができる。上記整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、成分(A)と、成分(B)と、必要に応じて配合される他の成分とを混合することにより製造することができる。
[噴射剤]
(成分(X))
成分(X)は、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234Ze)である。成分(X)を用いることにより、成分(A)を特定量で含む整髪剤組成物と噴射剤との相溶性を高め、その結果、製剤安定性を高めることができる。また、成分(X)を用いることにより、速乾性を高めることができ、また、乾き際のべたつきを抑えることができる。
上記噴射剤100質量%中、成分(X)の含有量は45.0質量%以上である。成分(X)の含有量が45.0質量%未満であると、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低下しやすく、その結果、製剤安定性が低下することがある。
上記噴射剤100質量%中、成分(X)の含有量は、好ましくは50.0質量%以上、より好ましくは70.0質量%以上、更に好ましくは90.0質量%以上、最も好ましくは100質量%(全量)である。成分(X)の含有量が上記下限以上であると、製剤安定性をより一層高めることができ、また、乾き際のべたつきをより一層抑えることができる。また、成分(X)の含有量が上記下限以上であると、地球環境に配慮したエアゾールスプレー整髪剤を提供することができる。
(成分(X)以外の噴射剤)
上記噴射剤は、成分(X)以外の噴射剤を含んでいてもよい。成分(X)以外の噴射剤としては、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、イソブタン、及び窒素ガス等が挙げられる。成分(X)以外の噴射剤は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記噴射剤100質量%中、成分(X)以外の噴射剤の含有量は、55.0質量%以下であり、好ましくは50.0質量%以下、より好ましくは30.0質量%以下、更に好ましくは10.0質量%以下、最も好ましくは0質量%(未含有)である。成分(X)以外の噴射剤の含有量が上記上限以下であると、製剤安定性をより一層高めることができ、また、乾き際のべたつきをより一層抑えることができる。
[エアゾールスプレー整髪剤]
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、エアゾールスプレー容器と、上述した整髪剤組成物と、噴射剤とを備える。上記エアゾールスプレー容器は、スプレーノズルを有する。上記エアゾールスプレー整髪剤では、上記エアゾールスプレー容器内に、上記整髪剤組成物と上記噴射剤とが充填されている。上記整髪剤組成物は、上記エアゾールスプレー整髪剤において、上記エアゾールスプレー容器内に充填されている充填物のうち、上記噴射剤を除く配合物である。
本発明のエアゾールスプレー整髪剤は、スプレー塗布されるエアゾールスプレー整髪剤である。本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物がエアゾールスプレー容器内より霧状に吐出されることが好ましい。本発明のエアゾールスプレー整髪剤では、上記整髪剤組成物がエアゾールスプレー容器内より霧状に噴霧されることが好ましい。
上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記整髪剤組成物の含有量は、42.0質量%以上、75.0質量%以下である。上記整髪剤組成物の含有量が42.0質量%未満であると、整髪剤組成物と噴射剤との相溶性が低下しやすく、その結果、製剤安定性が低下することがある。上記整髪剤組成物の含有量が75.0質量%を超えると、噴射安定性が低下することがある。
上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記整髪剤組成物の含有量は、好ましくは45.0質量%以上、より好ましくは50.0質量%以上、好ましくは70.0質量%以下、より好ましくは65.0質量%以下である。上記整髪剤組成物の含有量が上記下限以上であると、製剤安定性をより一層高めることができる。上記整髪剤組成物の含有量が上記上限以下であると、噴射安定性をより一層高めることができる。
上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記噴射剤の含有量は、25.0質量%以上、58.0質量%以下である。上記整髪剤組成物と上記噴射剤との合計100質量%中、上記噴射剤の含有量は、好ましくは30.0質量%以上、より好ましくは35.0質量%以上、好ましくは55.0質量%以下、より好ましくは50.0質量%以下である。
上記エアゾールスプレー整髪剤は、既知の方法により作製することができる。上記エアゾールスプレー整髪剤の作製方法としては、上記整髪剤組成物又は上記整髪剤組成物に含有される各配合成分をエアゾールスプレー容器内に充填して、エアゾール用バルブによりエアゾールスプレー容器をクリンチした後、噴射剤をステムより充填し、ステムに適した噴射ボタンを装着する方法等が挙げられる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下
の実施例のみに限定されない。なお、以下の実施例5は参考例である。
実施例及び比較例では、下記の成分を用いた。
(成分(A))
アニオン性皮膜形成ポリマー:
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(互応化学工業社製「プラスサイズ L-9540B」)
アクリル酸アルキルコポリマーAMP(大阪有機化学工業社製「アニセットHPA40」)
両性皮膜形成ポリマー:
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー(三菱化学社製「ユカフォーマー 104D」)
(成分(A)に相当しない成分)
ポリクオタニウム-11(大阪有機化学工業社製「H.C.ポリマー1N(M)」)
ポリビニルピロリドン(アイエスピー社製「PVP K-30」)
(成分(B))
エタノール
(噴射剤)
トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン
液化石油ガス(LPG)(小池化学社製「LPG20℃ 0.15MPa」)
ジメチルエーテル(DME)
(実施例1~8及び比較例1~11)
下記の表1,2に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、下記の表1,2に示す組成を有する整髪剤組成物(原液)を調製した。得られた整髪剤組成物(原液)をエアゾールスプレー容器(容量95mL)に充填した。次いで、エアゾール用バルブをエアゾールスプレー容器にクリンチした後、下記の表1,2に示す噴射剤をステムより充填し、ステムに適したボタンを装着して、エアゾールスプレー整髪剤を作製した。表中の配合量(整髪剤組成物100質量%中の配合量及び噴射剤100質量%中の配合量)は、純分の配合量(単位:質量%)で示した。
(評価)
得られたエアゾールスプレー整髪剤について、以下の評価を行った。評価結果は表1,2中に示した。なお、評価は専門パネル3名で行い、協議して評価結果を決定した。
(試験例1:製剤安定性)
得られた各整髪剤組成物、及び各噴射剤を、耐圧ビン(東京高分子社製「エアゾール試験瓶」、容量:100mL)に整髪剤組成物と噴射剤とが合計で30gとなるように充填(整髪剤組成物と噴射剤の質量比は、表1,2に示したとおりである)し、下記の基準に従い、製剤安定性を評価した。なお、製剤安定性の評価が不良の場合は、試験例2~5を行わなかった。
<製剤安定性の評価基準>
○○(かなり良好):充填直後に濁り及び析出なし、又は、1~3回の振盪で濁り及び析出が消失する
○(良好):4~10回の振盪で濁り及び析出が消失する
×(不良):10回振盪しても濁り及び析出が消失しない
(試験例2:噴射安定性)
得られたエアゾールスプレー整髪剤を最後まで噴射し続けた際の噴射物の状態について目視で観察した。噴射安定性を下記の基準に従って評価した。
<噴射安定性の評価基準>
○○(かなり良好):均一な粒子で霧状の噴射物が最後まで噴射される
○(良好):途中から僅かに粒子が粗くなるが、霧状の噴射物が最後まで噴射される
×(不良):途中から明らかに粒子が粗くなる、又は、棒状に噴射される
(試験例3:整髪力)
得られたエアゾールスプレー整髪剤を、15cm離れた位置からショートヘアのウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の毛髪上に3秒間均一に噴霧し、毛髪の根元から上向きに髪を立ち上げて整髪を施した。整髪力を下記の基準に従って評価した。
<整髪力の評価基準>
○○(かなり良好):毛髪をしっかり立ち上げることができ、そのまま固定される
○(良好):毛髪をしっかり立ち上げることができるが、一部固定されない
△(やや不良):毛髪の一部が、立ち上がらない
×(不良):毛髪が立ち上がらない
(試験例4:乾き際のべたつき)
試験例3において整髪を施した際に、乾き際のべたつきを評価し、下記の基準に従って評価した。
<乾き際のべたつきの評価基準>
○○(かなり良好):乾き際のべたつきがない
○(良好):乾き際のべたつきが少しある
×(不良):乾き際に不快なべたつきがある
(試験例5:速乾性)
試験例3において整髪を施した際に、速乾性を評価し、下記の基準に従って評価した。
<速乾性の評価基準>
○○(かなり良好):塗布後すぐに乾く
○(良好):塗布後少し塗れ感があるが、整髪開始後すぐに乾く
△(やや不良):塗布後明らかに塗れ感があり、整髪中に乾く
×(不良):塗布後明らかに塗れ感があり、整髪中に乾かない
組成及び結果を下記の表1,2に示す。
Figure 0007277031000001
Figure 0007277031000002
以下に、本発明のエアゾールスプレー整髪剤の処方例を示す。
(処方例1)
(整髪剤組成物)
アクリル酸アルキルコポリマーAMP 18.0質量%
グリセリン 0.2質量%
香料 0.1質量%
エタノール 81.7質量%
合計 100.0質量%
(噴射剤)
トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン 100.0質量%
整髪剤組成物:噴射剤=58:42(質量比)

Claims (2)

  1. エアゾールスプレー容器と、
    整髪剤組成物と、
    噴射剤とを備え、
    前記エアゾールスプレー容器内に、前記整髪剤組成物と前記噴射剤とが充填されており、
    前記整髪剤組成物が、下記成分Aと、下記成分Bとを含み、
    前記整髪剤組成物が、水を含まないか、又は、水を5.0質量%以下で含み、
    前記噴射剤が、下記成分Xを含み、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Aの含有量が10.0質量%以上、19.0質量%以下であり、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Bの含有量が70.0質量%以上、90.0質量%以下であり、
    前記噴射剤100質量%中、前記成分Xの含有量が45.0質量%以上であり、
    前記整髪剤組成物と前記噴射剤との合計100質量%中、前記整髪剤組成物の含有量が58.0質量%以上、75.0質量%以下である、エアゾールスプレー整髪剤。
    成分A:アニオン性皮膜形成ポリマー、及び両性皮膜形成ポリマーからなる群より選ばれる皮膜形成ポリマー
    成分B:エタノール
    成分X:トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン
  2. 前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Aの含有量が15.0質量%以上、19.0質量%以下であり、
    前記整髪剤組成物100質量%中、前記成分Bの含有量が70.0質量%以上、85.0質量%以下である、請求項1に記載のエアゾールスプレー整髪剤。
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