JP4629285B2 - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、十分なセット力があって、ゴワつき感が少なく、自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる整髪剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の整髪剤組成物としては、毛髪に対するセット力が得られることから、合成高分子化合物が広く用いられている。この合成高分子としてはポリビニルピロリドンやビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体等のビニルピロリドン系重合体、ポリビニルアルコールやポリビニルブチラール等のビニルアルコール系重合体等が挙げられる。
【0003】
これらの中でもビニルピロリドン系重合体を配合してセット力を得ている整髪剤組成物の具体例として、特開平10−87448号公報には透明ゲル状整髪剤が開示されている。この透明ゲル状整髪剤では、重量平均分子量が50万以上の高分子量のポリビニルピロリドンを配合することによって十分なセット力を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、高分子量のポリビニルピロリドンによって十分なセット力が得られるものの、ゴワつき感が生じて自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、十分なセット力があって、ゴワつき感が少なく、自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる整髪剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明の整髪剤組成物では、重量平均分子量1000以上かつ16万未満のポリビニルピロリドン0.01〜10.0重量%、重量平均分子量16万以上かつ3000万以下のポリビニルピロリドン0.01〜5.0重量%及び水を含有するものである。
【0007】
求項に記載の発明の整髪剤組成物では、請求項1に記載の発明において、さらに、界面活性剤を含有するものである。
【0008】
請求項に記載の発明の整髪剤組成物では、請求項1又は請求項に記載の発明において、剤型がミスト状であるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の整髪剤組成物の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態における整髪剤組成物は、重量平均分子量1000以上かつ16万未満のビニルピロリドン系重合体、重量平均分子量16万以上かつ3000万以下のビニルピロリドン系重合体及び水から構成され、その他界面活性剤等が含まれる。
【0010】
ビニルピロリドン系重合体は、ビニルピロリドンの単独重合体又はビニルピロリドンを主成分とし、それと共重合可能な単量体との共重合体を意味する。ビニルピロリドンの具体例としては、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニル−3−ピロリドン、N−ビニル−4−ピロリドン等が挙げられる。ビニルピロリドンと共重合可能な単量体としては、酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類、エチレン、プロピレン、1−ヘキセン等のオレフィン類、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸類、これらの塩及びエステル類、(メタ)アクリルアミド、N−アルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミド、2−(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸及びその塩、(メタ)アクリルアミドプロピルジメチルアミン及びその塩等のアクリルアミド類、スチレン等のスチレン類、メチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド等のN−ビニルアミド類、酢酸アリル、塩化アリル、アリルアルコール、アリルスルホン酸及びその塩、8−ヒドロキシ−1−オクテン等のアリル化合物、(メタ)アクリロニトリル等のシアン化ビニル類、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類、ビニルトリメトキシシラン等のシラン化合物等が挙げられる。これらの中でも水への分散性が良好であり、容易に整髪剤組成物を調製できるポリビニルピロリドンが好ましい。
【0011】
重量平均分子量1000以上かつ16万未満のビニルピロリドン系重合体(以下、低分子量VP系重合体という)を配合した場合、セット力が比較的低めであるが、伸びが良く毛髪に塗布しやすい。重量平均分子量が1000未満であるとセット力が極端に低くなる。低分子量VP系重合体の具体例としては、重量平均分子量6万のポリビニルピロリドン(BASF社のルビスコールK−30)等が挙げられる。低分子量VP系重合体の配合量は、0.01〜10.0重量%、好ましくは0.1〜5.0重量%である。この配合量が、0.01重量%未満であると目的とするセット力が得られない。一方、10.0重量%を超えるとフレーキング(一度固まった低分子量VP系重合体が毛髪から剥がれ落ちる現象)を起こし、感触が悪くなり、手や頭皮の汚れも多くなる。また、高粘度となり、伸びが悪くミスト状にすることができない。
【0012】
続いて、重量平均分子量16万以上かつ3000万以下のビニルピロリドン系重合体(以下、高分子量VP系重合体という)を配合した場合、伸びが小さく塗布性が比較的低くなるが、高いセット力が得られる。重量平均分子量が3000万を超えると整髪後に毛髪にゴワつき感が生じ、感触が悪くなる。高分子量VP系重合体の具体例としては、重量平均分子量130万のポリビニルピロリドン(BASF社のルビスコールK−90)等が挙げられる。高分子量VP系重合体の配合量は0.01〜5.0重量%、好ましくは0.1〜2.0重量%である。この配合量が0.01重量%未満であると目的とするセット力が得られない。一方、5.0重量%を超えると高粘度となり、伸びが小さくミスト状にすることができない。また、手や頭皮の汚れも多くなる。
【0013】
以上の低分子量VP系重合体及び高分子量VP系重合体の2種は組み合わせて配合される。これにより、低分子量VP系重合体と高分子量VP系重合体の性質がバランス良く相乗的に作用し、十分なセット力があって、ゴワつき感が少なく、自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる。これらの低分子量VP系重合体と高分子量VP系重合体の重量比(低分子量VP系重合体の重量/高分子量VP系重合体の重量)は、2〜30が好ましい。この重量比が2未満であると伸びが小さく、ゴワつき感が生じやすい。一方、30を超えると十分なセット力が得られない。
【0014】
次に、水は各VP系重合体の分散媒として配合され、水系の整髪剤組成物を得るためのものである。
界面活性剤は整髪剤組成物に安定性を付与するとともに、整髪剤組成物の伸び及び毛髪の感触を改善するために配合される。界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤が挙げられる。
【0015】
陰イオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキル/アルキルアリルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸二ナトリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウム等のスルホコハク酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムやラウロイルメチルタウリンナトリウム等のN−アシルスルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩やテトラデセンスルホン酸ナトリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩、ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウム又はN−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のN−アシルアミノ酸塩、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ジポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、それらの塩類等のリン酸エステル等が挙げられる。
【0016】
陽イオン性界面活性剤としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム及び臭化ステアリルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。
【0017】
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、グリセリン又はポリグリセリン脂肪酸類、プロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体類、ポリオキシエチレンヒマシ油、グリセリンアルキルエーテル類、テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレンエチレンジアミン縮合物類、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、アルカノールアミド類、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
【0018】
両性界面活性剤としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ二ナトリウム塩、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン系両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ココアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココベタイン、オレイルベタイン、ラウリルベタイン、セチルベタイン、スルホベタイン等のベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
【0019】
これらの界面活性剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。界面活性剤の配合量は、0.1〜5.0重量%が好ましい。この配合量が0.1重量%未満であると整髪剤の安定性、伸び及び毛髪の感触に対して十分な効果が得られない。一方、5.0重量%を超えるとベタツキを生じて感触が悪くなる。
【0020】
さらに、整髪用高分子化合物、水溶性高分子増粘剤、油性成分、保湿剤、溶剤等を配合することができる。
整髪用高分子化合物は、セット力をさらに向上するために配合される。その具体例としては、造膜性のある非イオン性、陰イオン性、両性及び陽イオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせである。使用されうるものとしては、具体的には以下の化合物が挙げられる。
【0021】
(1)ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のビニルアルコール系重合体(日本合成化学工業(株)のゴーセノール、電気化学工業(株)のデンカポバール等)。
【0022】
(2)ビニルメチルエーテル/マレイン酸ブチル共重合体等の酸性ビニルエーテル系高分子化合物(大阪有機化学工業(株)のアニエールBEM−42S、ISP社のガントレッツES−225等)。
【0023】
(3)アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸アルキルエステル/ジアセトンアクリルアミド/メタクリル酸共重合体、アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸/アクリル酸アミド/アクリル酸エチル共重合体等のアクリル酸系高分子化合物(BASF社のルビマー100P、ウルトラホールドストロング、三菱化学(株)のダイヤホールドHR−200、互応化学工業(株)のプラスサイズL−53P等)。
【0024】
(4)N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸オクチルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体等の両性アクリル酸系高分子化合物(三菱化学(株)のユカフォーマーAM−75、日本NSC(株)のアンフォマー28−4910等)。
【0025】
(5)ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ビニルピロリドン/N,N'−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体等の含窒素陽イオン性高分子化合物(ユニオンカーバイド社のポリマーJR−125、ライオン(株)のレオガードGP、日本NSC(株)のセルコートL−200,GAF社のガフコート734、大阪有機化学工業(株)のH.C.ポリマー1N、メルク社のマーコート100,280,295,550等)。
【0026】
これらの整髪用高分子化合物の配合量は、整髪剤組成物中に固形分として0.1〜10.0重量%が好ましい。この配合量が0.1重量%未満であるとセット力の向上に関して十分な効果が得られない。一方、10.0重量%を超えると使用時にべたつき等の問題が生ずる。
【0027】
また、上記の整髪用高分子化合物のうち、陰イオン性、及び両性高分子については、そのままでは水に不溶な場合、必要に応じて官能基の一部又は全部を無機又は有機アルカリ剤で中和し、水溶性としても良い。
【0028】
上記の中和を目的として用いられるアルカリ剤は、無機アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物が挙げられる。また、アンモニア、モルホリン等の揮発性アルカリ剤、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、イソプロパノールアミン、モノエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール等のアルカノールアミン類、L−アルギニン、リジン等のアミノ酸類等が挙げられる。
【0029】
水溶性高分子増粘剤は、整髪剤組成物の粘性を改良するために配合される。水溶性高分子増粘剤の具体例としてはアラビアガム、カラギーナン、ガラクタン、グアーガム、クインスシードガム、ローカストビーンガム、トラガントガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、デキストラン、ヒアルロン酸、カードラン、サクシノグルカン、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン又はアルブミン等の天然系高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム又はメチルヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、可溶性デンプン等のデンプン系高分子、アルギン酸塩、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸−メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、高重合ポリエチレングリコール、ポリエチレンイミン等の合成高分子、ベントナイト、モンモリロナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム等の無機物質等が挙げられる。これらの水溶性高分子増粘剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0030】
油性成分は毛髪につやを付与するとともに感触を良好にするために配合される。油性成分の具体例としては、炭化水素、油脂、ロウ類、高級アルコール、高級脂肪酸、エステル類、シリコーン類等が挙げられる。油性成分の配合量は、好ましくは0.1〜30.0重量%である。この配合量が0.1重量%未満の場合、つやの付与や感触を良好にする効果を奏することができない。一方、30.0重量%を超えて配合すると、毛髪にべたつき感が生じる。これらの油性成分は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0031】
炭化水素としては、パラフィン、低融点パラフィン、高融点パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動パラフィン、揮発性イソパラフィン、ワセリン、スクワラン、植物性スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、プリスタン、α−オレフィンオリゴマー等が挙げられる。これらの炭化水素は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0032】
油脂としては、オリーブ油、ツバキ油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワリ油、ハイオレイックヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、馬油、牛脂、カカオ脂、トウモロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油、アルモンド油、アボカド油、カロット油、マカデミアナッツ油、ククイナッツ油、シアバター、メドウホーム油、月見草油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、パーシック油、パーム核油、パーム油、硬化油、卵黄油等が挙げられる。これらの油脂は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0033】
ロウ類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、モクロウ、イボタロウ、コメヌカロウ、サラシモンタンロウ、セラック、ホホバ油、ラノリン、還元ラノリン等が挙げられる。これらのロウ類は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0034】
高級アルコールとしてはラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。これらの高級アルコールは単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0035】
高級脂肪酸としては、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リシノレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、サフラワー油脂肪酸、コメヌカ脂肪酸、ラノリン脂肪酸、牛脂脂肪酸、トール油脂肪酸、ひまし油脂肪酸、ラノリンアルコール等が挙げられる。これらの高級脂肪酸は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0036】
エステル類としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル等が挙げられる。これらのエステル類は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0037】
シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン等が挙げられる。これらのシリコーン類は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0038】
保湿剤は、毛髪にしっとり感を付与するために配合される。保湿剤の具体例としては、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、ヒアルロン酸等が挙げられる。これらの保湿剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0039】
溶剤としては、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、へキシレングリコール、エチルカルビトール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。これらの溶剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0040】
その他、化粧品分野で通常用いられる他の任意成分を本発明の目的達成を妨げない範囲で加えることができる。このような任意成分としては、例えばオレイン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド等のアミド類、コラーゲン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイン、ゼラチン等、ケラチン以外の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解した加水分解物、及びこれらを4級化したカチオン変性蛋白質等のポリペプタイド、アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、フェノキシエタノール等の殺菌剤、エチレンジアミン四酢酸及びその塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸及びその塩等のキレート剤、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、フェナセチン、8−オキシキノリン等の安定化剤、チオグリコール酸、亜硫酸塩、アスコルビン酸等の酸化防止剤、その他、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料等が挙げられる。これらの任意成分は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0041】
整髪剤組成物の剤型は特に制限がなく、他の成分との混合や容器の機構によって例えば液体状、固体状、ゲル状、クリーム状、ワックス状、乳濁液状、ミスト状、フォーム状等通常市販されている整髪剤組成物の剤型のいずれでも良い。これらの中でも、整髪剤組成物を手に付けずに頭髪表面全体に容易に薄く塗布することができるミスト状が好ましい。
【0042】
本実施形態における整髪剤組成物は噴射剤と混合してエアゾール容器に充填し、噴射することにより、ミスト状にすることができる。なお、噴射剤は通常エアゾール製品において使用されている液化石油ガス、ジメチルエーテル等の噴射剤であれば特に限定されない。また、本実施形態における整髪剤組成物はハンドポンプスプレー容器等に充填し、噴射することによってもミスト状にすることができる。
【0043】
本実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ この実施形態の整髪剤組成物においては、低分子量VP系重合体及び高分子量VP系重合体の2種が組み合わされて配合されている。このため、低分子量VP系重合体と高分子量VP系重合体の相乗的作用に基づき、十分なセット力があって、ゴワつき感が少なく、自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる。
【0044】
・ この実施形態の整髪剤組成物においては、ビニルピロリドン系重合体としてポリビニルピロリドンが配合されている。この構成によると、ポリビニルピロリドンは水への分散性が良好であるため、整髪剤組成物を容易に調製することができる。
【0045】
・ この実施形態の整髪剤組成物においては、界面活性剤が含有されている。
このため、整髪剤組成物に安定性を付与するとともに、整髪剤組成物の伸び及び毛髪の感触を改善することができる。
【0046】
・ この実施形態の整髪剤組成物においては、剤型がミスト状となっている。
従って、整髪剤組成物を手に付けずに頭髪表面全体に容易に薄く塗布することができる。
【0047】
【実施例】
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜5及び比較例1〜6)
表1に示す組成で整髪剤組成物を調製して、下記の(1)〜(5)に関して評価を行った。(3)以外は、各実施例及び各比較例を実際の日常生活で20名の女性パネラーに使用してもらい、その使いごこちを次の基準で官能評価し、その主なものを評価とした。なお、表1に示す数値は重量%を示す。
(1)セット力(くせ毛直し効果)
頭髪のセット力(くせ毛直し効果)について、非常に良好(◎)、良好(○)、やや弱い(△)、弱い(×)の4段階で評価した。
(2)感触(ごわつき感)
頭髪の感触(ごわつき感)について、非常になめらか(◎)、なめらか(○)、ややごわつく(△)、ごわつく(×)の4段階で評価した。
(3)霧性状(霧状の可否)
整髪剤をハンドポンプスプレー容器に充填した後、噴霧することにより、霧性状(霧状の可否)について目視で観察した。この霧性状について、非常に良好(◎)、良好(○)、やや悪い(△)、悪い(×)の4段階で評価した。
(4)伸び
整髪剤をハンドポンプスプレー容器に充填した後、頭髪に噴霧して手で頭髪を梳いた際の伸びについて、非常に良好(◎)、良好(○)、やや悪い(△)、悪い(×)の4段階で評価した。
(5)手・頭皮の汚れ
伸びの評価後、手・頭皮の汚れを目視で観察して、非常に良好(◎)、良好(○)、やや悪い(△)、悪い(×)の4段階で評価した。
【0048】
【表1】
Figure 0004629285
表1の結果から明らかなように実施例1〜5では比較例1〜5と比較して、セット力、感触、霧性状、伸び及び手・頭皮の汚れの項目に対していずれも優れた効果を示すものであった。比較例6は、比較例5の整髪剤組成物をエタノールによって霧状に噴霧可能としたものであり、霧性状及び手・頭皮の汚れは改善されたが、感触及び伸びは改善されていない。
【0049】
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 前記実施形態における整髪剤組成物には、重量平均分子量の異なる複数の低分子量VP系重合体及び重量平均分子量の異なる複数の高分子量VP系重合体を組み合わせて配合してもよい。また、低分子量VP系重合体及び重量平均分子量の異なる複数の高分子量VP系重合体、重量平均分子量の異なる複数の低分子量VP系重合体及び高分子量VP系重合体のように組み合わせてもよい。
【0050】
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記重量平均分子量16万以上かつ3000万以下のビニルピロリドン系重合体に対する重量平均分子量1000以上かつ16万未満のビニルピロリドン系重合体の重量比が2〜30である前記整髪剤組成物。この構成によると、低分子量VP系重合体と高分子量VP系重合体の性質がよりバランス良く相乗的に作用し、より自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる。
【0051】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の整髪剤組成物によれば、十分なセット力があって、ゴワつき感が少なく、自然な仕上がりのヘアースタイルにセットすることができる。
【0052】
また、整髪剤組成物を容易に調製することができる。
請求項に記載の発明の整髪剤組成物によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、整髪剤組成物に安定性を付与するとともに、整髪剤組成物の伸び及び毛髪の感触を改善することができる。
【0053】
請求項に記載の発明の整髪剤組成物によれば、請求項1又は請求項に記載の発明の効果に加えて、整髪剤組成物を手に付けずに頭髪表面全体に容易に薄く塗布することができる。

Claims (3)

  1. 重量平均分子量1000以上かつ16万未満のポリビニルピロリドン0.01〜10.0重量%、重量平均分子量16万以上かつ3000万以下のポリビニルピロリドン0.01〜5.0重量%及び水を含有することを特徴とする整髪剤組成物。
  2. さらに、界面活性剤を含有する請求項1に記載の整髪剤組成物。
  3. 剤型がミスト状である請求項1又は請求項2に記載の整髪剤組成物。
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