JP2017149180A - 鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナのクリーナケースが車幅方向に配置されつつ相互に結合される第1および第2ケース半体から成るとともに車体フレームで囲まれる空間に配置される鞍乗り型車両において、クリーナケース内への車体側方からのクリーナエレメントの挿脱作業を容易としつつ、エンジン本体側への浄化空気通路の配置および形状の自由度を高めてエンジン性能の向上に寄与する。
【解決手段】第1ケース半体48に、クリーナエレメント50を挿脱可能として外側方に開放したクリーナエレメント挿脱口と、エンジン本体側に浄化空気を導くコネクティングチューブ44が接続される浄化空気出口53と、クリーナケース46A内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口54とが設けられる。
【選択図】図8

Description

本発明は、車幅方向に配置されつつ相互に結合される第1および第2ケース半体から成るとともに車体フレームで囲まれる空間に配置されるクリーナケース内にクリーナエレメントが収容されるエアクリーナと、車体前後方向で前記エアクリーナの前方に少なくとも一部が配置されるエンジン本体とが、車体フレームに搭載される鞍乗り型車両に関し、特にエアクリーナ構造の改良に関する。
エンジン本体の後方に配置されるエアクリーナのクリーナケースが、車幅方向に配置されつつ相互に結合される一対のケース半体から成るとともに車体フレームで囲まれる空間に配置され、クリーナケース内に収容されるクリーナエレメントを挿脱可能としたクリーナエレメント挿脱口が、一対のケース半体の一方に設けられるようにした鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造が、特許文献1で知られている。
特開2014−196043号公報
上記特許文献1で開示されるものでは、一方のケース半体の車体前後方向に沿う前部に、車幅方向の一側斜め前方に向けて開口するようにしてクリーナエレメント挿脱口が設けられており、クリーナケース内へのクリーナエレメントの挿脱作業を車幅方向一側から行なうことができるものの、エンジン本体側に浄化空気を導くコネクティングチューブを接続可能な浄化空気出口が、一対のケース半体の他方に設けられるので、エアクリーナからエンジン本体側に浄化空気を導く通路を拡大する場合に、クリーナケースの構造の複雑化を招くという課題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体側方からのクリーナエレメントの挿脱作業を容易としつつ、エンジン本体側への浄化空気通路の配置および形状の自由度を高めてエンジン性能の向上に寄与し得るようにした鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車幅方向に配置されつつ相互に結合される第1および第2ケース半体から成るとともに車体フレームで囲まれる空間に配置されるクリーナケース内にクリーナエレメントが収容されるエアクリーナと、車体前後方向で前記エアクリーナの前方に少なくとも一部が配置されるエンジン本体とが、車体フレームに搭載される鞍乗り型車両において、第1および第2ケース半体のうち第1ケース半体に、前記クリーナエレメントを挿脱可能として外側方に開放したクリーナエレメント挿脱口と、前記エンジン本体側に浄化空気を導くコネクティングチューブガ接続される浄化空気出口と、前記クリーナケース内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口とが設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、第1ケース半体の車体前後方向の後部に、第1および第2ケース半体の接合部の後部が平面視で略L字状の屈曲部分となるようにして、第2ケース半体側に拡大した拡大部が設けられ、車体前後方向の後方かつ上方に開放するようにして前記拡大部に形成された凹部の底面に、前記外部空気吸入口が設けられることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記クリーナエレメントよりも上流側の未浄化室の一部が前記拡大部で形成されるようにして、第1および第2ケース半体を跨ぐクリーナエレメントが、前記クリーナケース内に収容されることを第3の特徴とする。
本発明は、第3の特徴の構成に加えて、第1および第2ケース半体のうち第1ケース半体に、前記クリーナエレメントを支持するエレメント支持壁部が、当該エレメント支持壁部の一部を第2ケース半体内に突入させるようにして一体に設けられ、前記クリーナエレメントが、前記車体フレームに搭載された前記クリーナケースの前記エレメント支持壁部で支持された状態で、空気の流通方向が車体前後方向に沿うようにして板状に形成され、前記エレメント支持壁部および前記クリーナケース間に、前記クリーナエレメントの下流側で前記クリーナケース内に形成される浄化室の一部となる浄化室用空間が略L字状の横断面形状を有するように形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、第2の浄化空気出口が第2ケース半体に設けられ、複数気筒のエンジン本体側に浄化空気を導く第2のコネクティングチューブが第2の浄化空気出口に接続されることを第5の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クリーナエレメント挿脱口を閉じるようにして第1ケース半体に着脱可能に取り付けられる蓋部材の外面に、車両用補機を収容、保持するための収容凹部が内方に凹んで形成されることを第6の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、車体フレームの一部が、前記クリーナケースの上方で相互に近接するようにして車体前後方向に延びる一対のフレーム部材で構成され、前記クリーナケースの上面に、前記一対のフレーム部材のうち前記クリーナケースの上方に配置される部分の少なくとも一部を収容する一対のフレーム用逃げ凹部が形成されることを第7の特徴とする。
本発明は、第7の特徴の構成に加えて、第1および第2ケース半体の少なくとも一方の上面に、第1および第2ケース半体の少なくとも一方と、一対の前記フレーム部材の少なくとも一方との間に、ワイヤーハーネスの一部を通すことを可能として前記ワイヤーハーネスの一部を収容するワイヤーハーネス用逃げ凹部が形成されることを第8の特徴とする。
さらに本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記車体フレームに搭載されるバッテリボックスの車体前後方向の前方に、前記凹部を前記バッテリボックスで後方から覆うようにして前記クリーナケースが配置されることを第9の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、クリーナケースを第2ケース半体と協働して構成する第1ケース半体に、クリーナエレメントを挿脱可能として外側方に開放したクリーナエレメント挿脱口が設けられるとともに、浄化空気出口および外部空気吸入口が設けられるので、車体側方からのクリーナエレメントの挿脱作業を容易としつつ、クリーナケースの構造の複雑化を回避しつつエンジン本体側に浄化空気を導く通路の配置および形状の自由度を高めてエンジン性能の向上に寄与することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、第1および第2ケース半体の接合部の後部が平面視で略L字状の屈曲部分となるようにして第2ケース半体側に拡大した拡大部が第1ケース半体の車体前後方向の後部に設けられ、上方かつ車体前後方向後方に開放して拡大部に形成された凹部の底面に外部空気吸入口が設けられるので、外部空気吸入口を車体フレームおよびクリーナケース自体で保護することができるとともに、クリーナケース内のクリーナエレメントよりも上流側の未浄化室の容積を増大して吸気騒音を低減することができる。
本発明の第3の特徴によれば、第1および第2ケース半体を跨ぐ大型のクリーナエレメントを用いることができ、クリーナエレメントの寿命向上に寄与することができる。
本発明の第4の特徴によれば、一部を第2ケース半体内に突入させるようにして第1ケース半体だけに一体に設けられるエレメント支持壁部でクリーナエレメントが支持されるので、クリーナエレメントおよびクリーナケース間のシール性を確保しつつ、浄化室の容積を確保して吸気性能の向上を図ることができる。
本発明の第5の特徴によれば、第2の浄化空気出口が設けられた第2ケース半体を、単気筒のエンジンに用いられた第1ケース半体に接合してクリーナケースを構成することで、2気筒のエンジン本体に容易に適用することができる。
本発明の第6の特徴によれば、クリーナエレメント挿脱口を閉じる蓋部材の外面に車両用補機を収容、保持するための収容凹部が内方に凹んで形成されるので、蓋部材の剛性を確保することができるとともに、車両用補機の車幅方向への突出を抑えて車体の小型化を図ることができる。
本発明の第7の特徴によれば、平面視でクリーナケースの上方で相互に近接するようにして車体前後方向に延びる一対のフレーム部材の少なくとも一部を収容する一対のフレーム用逃げ凹部がクリーナケースの上面に形成されるので、フレーム部材をクリーナケースに近づけて配置することを可能とし、運転者の跨ぎ性を確保して乗り心地の向上を図ることができる。
本発明の第8の特徴によれば、第1および第2ケース半体の少なくとも一方の上面にワイヤーハーネス用逃げ凹部が形成され、第1および第2ケース半体の少なくとも一方と、一対のフレーム部材の少なくとも一方との間を通るワイヤーハーネスの一部がワイヤーハーネス用逃げ凹部に収容されるので、ワイヤーハーネスを通すスペースを確保しつつフレーム部材をクリーナケースにより近づけて配置することを可能とし、運転者の跨ぎ性を確保して乗り心地のさらなる向上を図ることができる。
さらに本発明の第9の特徴によれば、車体前後方向でクリーナケースの後部に配置されるバッテリボックスでクリーナケースの後部の凹部が覆われるので、凹部の底部の外部空気吸入口から放射される吸気音をバッテリボックスで遮蔽して吸気騒音の発生を抑えることができる。
第1の実施の形態の自動二輪車の左側面図である。 リヤフレームを除く車体フレームの平面図である。 図1の要部拡大図である。 図3の4矢視図である。 図4の5−5線断面図である。 エアクリーナの平面図である。 蓋部材およびクリーナエレメントを省略した状態でのクリーナケースを図6の7矢視方向から見た図である。 図6の8−8線断面図である。 図8の9−9線断面図である。 図9の10矢視図である。 蓋部材の取り外し手順を順次示すための図4の11−11線に沿う縦断正面図である。 第2の実施の形態の図4に対応した平面図である。 図12の13−13線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で前後、上下および左右の各方向は自動二輪車に搭乗した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図10を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、鞍乗り型自動車である自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11および操向ハンドル12を操向可能に支持するヘッドパイプ13と、そのヘッドパイプ13の上部に連設されて後下がりに延びる左右一対のメインフレーム14と、前記ヘッドパイプ13の下部に連設されて前記メインフレーム14よりも急角度で後下がりに延びる左右一対のダウンフレーム15と、左右一対の前記メインフレーム14の下部に前端部がそれぞれ連設されて後上がりに延びる左右一対の側部パイプ16aの後端部が車体前後方向で前方斜め下方に向けて開放した略C状の連結パイプ16bで一体に連結されて成るシートフレーム16と、左右一対のメインフレーム14の車体前後方向に沿う中間部に前端部が連設されて緩やかに後下がりに傾斜するとともに前記シートフレーム16における側部パイプ16aの車体前後方向に沿う中間部に後端部が連設される左右一対のシートサブフレーム17と、前記シートフレーム16に連設されて後方に延びる左右一対のリヤフレーム18とを備える。
左右一対の前記メインフレーム14間には、車体前後方向に沿って前方側から順に間隔をあけて第1、第2、第3および第4クロスフレーム19,20,21,22が架設される。前記メインフレーム14および前記ダウンフレーム15の前後に間隔をあけた2箇所間には補強フレーム23,24が設けられる。また前記シートフレーム16における左右一対の側部パイプ16a間には第5クロスフレーム25が設けられ、前記シートサブフレーム17の後部と、前記側部パイプ16aの後部との間にはそれぞれ補強フレーム26が設けられる。
図3および図4を併せて参照して、前記車体フレームFに搭載される単気筒のエンジンEAのエンジン本体27Aは、前記車体フレームFのメインフレーム14およびダウンフレーム15に支持される。また前記メインフレーム14の下部に設けられるブラケット31に、後端部で後輪WRを軸支するスイングアーム32の前端部が支軸33を介して揺動自在に支承され、前記シートフレーム16および前記スイングアーム32間にはリヤクッションユニット34が設けられる。また前記エンジン本体27Aの上方に配置される燃料タンク35が前記メインフレーム14で支持され、乗員を乗せるようにして前記燃料タンク35の後方に配置される乗車用シート36が前記シートフレーム16で支持される。さらに左右一対の前記リヤフレーム18には前記後輪WRを上方から覆うリヤフェンダ38が取付けられており、同乗者を乗せるようにして前記乗車用シート36の後方に配置される同乗者用シート37が前記リヤフェンダ38上に設けられる。
前記エンジン本体27Aにおけるシリンダヘッド29Aの前部側壁に上流端が接続される排気管39は前記エンジン本体27Aの下方を通って後方に延出され、前記後輪WRの右側方に配置される排気マフラー40に接続される。
前記シリンダヘッド29Aの後部側壁には、燃料噴射弁42を備えるスロットルボディ43が接続されており、このスロットルボディ43は、エアクリーナ45Aにコネクティングチューブ44を介して接続される。
前記エンジン本体27Aの少なくとも一部、この実施の形態ではクランクケース28を除くエンジン本体27Aの大部分が、前記エアクリーナ45Aの前方に配置される。しかも前記エアクリーナ45Aのクリーナケース46Aは、前記車体フレームFにおける前記メインフレーム14、前記シートフレーム16および前記サブシートフレーム17で囲まれる空間47に配置される。
図5〜図8を併せて参照して、前記クリーナケース46Aは、車幅方向に配置される第1および第2ケース半体48,49Aが相互に結合されて成るものであり、この実施の形態では、車幅方向で左側に配置される合成樹脂製の第1ケース半体48と、車幅方向で右側に配置される第2ケース半体49Aとが、それらのケース半体48,49Aの対向縁部を摩擦接合することで相互に結合される。このクリーナケース46Aは、クリーナエレメント50が収容、配置される矩形の箱状のクリーナケース主部46aと、このクリーナケース主部46aの車体前後方向に沿う前上部から前方に延出される延出部46bとを有するように形成される。
第1および第2ケース半体48,49Aの接合部51は、基本的には車体前後方向に沿うものであるが、前記接合部51の後部が平面視で略L字状の屈曲部分51aとなるようにして、第2ケース半体49A側に拡大した拡大部48aが第1ケース半体48に設けられる。
また第1および第2ケース半体48,49Aのうち第1ケース半体48に、前記クリーナケース主部46a内に前記クリーナエレメント50を挿脱可能として外側方(この実施の形態では左側側方)に開放したクリーナエレメント挿脱口52と、前記コネクティングチューブ44が接続される浄化空気出口53と、前記クリーナケース46A内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口54とが設けられる。
この実施の形態では、前記クリーナケース主部46aの車体前後方向の後半部に対応する部分で第1ケース半体48の側面に四角形状の前記クリーナエレメント挿脱口52が設けられ、前記延出部46bの車体前後方向に沿う前端部に対応して第1ケース半体48の前端面に前記浄化空気出口53が設けられる。また第1ケース半体48における前記拡大部48aの車体前後方向に沿う後部上面には、車体前後方向の後方かつ上方に開放する凹部55が形成され、その凹部55の底面に前記外部空気吸入口54が設けられる。
図9を併せて参照して、クリーナケース主部46aに対応する部分で第1ケース半体48内には、前記クリーナエレメント50の上流側に配置される未浄化室56が形成されており、この未浄化室56の一部は、第1ケース半体48の前記拡大部48aで形成される。
前記外部空気吸入口54には、外部から空気を吸入するための吸気ダクト58の長手方向中間部が、当該吸気ダクト58の一端部を前記未浄化室56内に突入するようにして接続されており、前記吸気ダクト58の他端側は、側面視で前記クリーナケース46Aから上方に突出することがないようにして前記凹部55内で前記凹部55の底面から後方斜め上方に向けて延出される。
また前記クリーナケース46A内には、前記クリーナエレメント50の下流側に配置される浄化室57が形成されており、前記コネクティングチューブ44の長手方向中間部は、当該コネクティングチューブ44の一端部を前記浄化室57内に突入するようにして前記浄化空気出口53に接続される。
図10を併せて参照して、第1および第2ケース半体48,49Aのうち第1ケース半体48には、前記クリーナエレメント50の周縁部を支持するエレメント支持壁部48bが、当該エレメント支持壁部48bの一部を第2ケース半体49A内に突入させるようにして一体に設けられる。このエレメント支持壁部48bには、前記未浄化室56および前記浄化室57間に配置される矩形の開口部61が設けられる。しかも前記エレメント支持壁部48bは、当該エレメント支持壁部48bおよび前記クリーナケース46A間に、図9で明示するように、前記浄化室57の一部となるようにして略L字状の横断面形状となる空間57aを形成するようにして、第2ケース半体48側に一部を突入させて第1ケース半体48に一体に設けられる。
前記開口部61を前記未浄化室56側から覆うクリーナエレメント50は、第1および第2ケース半体48,49Aを跨ぐようにしつつ板状に形成され、クリーナエレメント50を通過する空気の流通方向62が車体前後方向に沿うようにして前記エレメント支持壁部48bに支持される。
前記クリーナエレメント50はエレメント支持枠63に支持されており、このエレメント支持枠63は一部を前記開口部61に嵌入させるようにして矩形に形成されるとともに前記クリーナエレメント50が収容、支持される支持筒部63aと、前記エレメント支持壁部36bに未浄化室56側で無端状のシール部材64を介して当接するようにして前記支持筒部63aから側方に張り出す鍔部63bとを有するように形成される。
前記クリーナエレメント50は、複数の流通孔65が設けられるようにして前記エレメント支持枠63における前記支持筒部63aの前記浄化室57側の端部に当接される金属製のプレート66と、前記プレート66に前記浄化室57側から当接するメッシュ部材67とで前記浄化室57側から覆われており、前記メッシュ部材67の周縁部は、前記プレート66の周縁部の折り曲げ部66aで挟持される。しかも前記プレート66の周縁部は、前記エレメント支持枠63の前記支持筒部63aに一体に設けられる複数の突部63cのかしめ結合によって前記エレメント支持枠63に固定される。
前記エレメント支持枠63は、前記クリーナエレメント挿脱口52が開放された状態で、前記クリーナケース46Aの第1ケース半体48内で車幅方向にスライドさせて挿脱することが可能である。しかも車幅方向に間隔をあけて前記エレメント支持枠63の上部の2箇所に設けられる係合突部68を、前記クリーナエレメント挿脱口52側から個別に係合させる係止部69が前記クリーナエレメント支持壁部48cに設けられ、また車幅方向に間隔をあけて前記エレメント支持枠63の下部の2箇所に設けられる係止爪70を係脱可能に係合させるようにして前記クリーナエレメント挿脱口52側に向けて突出する係合部71が、前記クリーナエレメント挿脱口52の周縁部に位置するようにして第1ケース半体48に一体に突設される。
前記クリーナエレメント挿脱口52は、第1ケース半体48に着脱可能に取り付けられる蓋部材72で閉じられる。前記クリーナエレメント挿脱口52の下縁部側で第1ケース半体48の車体前後方向に間隔をあけた2箇所には、係止孔73をそれぞれ有する係止部74が下方に突出するようにして一体に設けられており、前記蓋部材72の下部には、前記係止孔73にそれぞれ係合する係合突部75が一体に設けられる。また前記クリーナエレメント挿脱口52の上縁部側で第1ケース半体48の車体前後方向に間隔をあけた2箇所には係合突部76が上方に突出するようにして一体に設けられており、前記蓋部材72の上部には、前記係合突部76を係合させる係止孔77を有する係止部78が第1ケース半体48側に突出するようにして一体に設けられる。また前記蓋部材72は、前記クリーナエレメント挿脱口52の前縁部側で第1ケース半体48に当接する締結板部72aが一体に設けられており、この締結板部72aがねじ部材79で第1ケース半体48に締結される。すなわち前記蓋部材72は、その係合突部75を第1ケース半体48の係止孔73に係合させ、係止孔77に第1ケース半体48の係合突部76を係合させた状態で、前記ねじ部材79で第1ケース半体48に締結される。
前記蓋部材72の外面には、内方に凹む収容凹部80が形成されており、この収容凹部80には、車両用補機たとえばヒューズボックス81が収容、保持される。
ところで車体フレームFの一部を構成するフレーム部材としての左右一対のシートサブフレーム17は、図4で明示するように、前記クリーナケース46Aの上方で相互に近接するようにして車体前後方向に延びるものであり、前記クリーナケース46Aの上面に、一対のシートサブフレーム17のうち前記クリーナケース46Aの上方に配置される部分の少なくとも一部(この実施の形態では一部)を収容する一対のフレーム用逃げ凹部84が形成される。
また第1および第2ケース半体48,49Aの少なくとも一方の上面、この実施の形態では第1ケース半体48の上面には、その第1ケース半体48と、左右一対の前記シートサブフレーム17の少なくとも一方(この実施の形態では左側のシートサブフレーム17)との間に、ワイヤーハーネス85の一部を通すことを可能として前記ワイヤーハーネス85の一部を収容するワイヤーハーネス用逃げ凹部86が形成される。
さらに前記車体フレームFに搭載されるバッテリボックス87の車体前後方向の前方に前記クリーナケース46Aが配置されており、このクリーナケース46Aの後部に設けられる前記凹部55は、前記バッテリボックス87で後方から覆われる。
ところで前記クリーナエレメント挿脱口52を閉じるようにして蓋部材72が前記クリーナケース46Aに取付けられた状態では、図11(a)で示すように、前記蓋部材72の下部の外側方には前記車体フレームFにおける左側のメインフレーム14の下部が存在し、前記蓋部材72の上下方向中間部の外側方には、シートフレーム16における左側の側部パイプ16aの一部が存在し、前記蓋部材72の上方には、左側のシートサブフレーム17の一部が存在している。この状態で前記クリーナケース46Aから蓋部材72を取り外すにあたっては、図11(b)で示すように、ねじ部材79(図3参照)を緩めた状態で蓋部材72の上部の係止孔77から第1ケース半体48の係合部76を離脱させるとともに蓋部材72の下部の係合突部75を第1ケース半体48の係止孔73から離脱させるべく、蓋部材72を該蓋部材72の上部が車幅方向外方に位置するように傾斜させた姿勢としつつわずかに上方に移動させ、さらに図11(c)で示すように、前記左側の側部パイプ16aおよび前記左側のシートサブフレーム17間を通るように前記蓋部材72を抜き出せばよい。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、エアクリーナ45Aのクリーナケース46Aが、車幅方向に配置されつつ相互に結合される第1および第2ケース半体48,49Aから成り、第1および第2ケース半体48,49Aのうち第1ケース半体48に、クリーナエレメント50を挿脱可能として外側方に開放したクリーナエレメント挿脱口52と、エンジン本体27A側に浄化空気を導くコネクティングチューブ44が接続される浄化空気出口53と、クリーナケース46A内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口54とが設けられるので、車体側方からのクリーナエレメント50の挿脱作業を容易としつつ、クリーナケース46Aの構造の複雑化を回避しながらエンジン本体27A側に浄化空気を導く通路の配置および形状の自由度を高めてエンジン性能の向上に寄与することができる。
また第1ケース半体48の車体前後方向の後部に、第1および第2ケース半体48,49Aの接合部51の後部が平面視で略L字状の屈曲部分51aとなるようにして、第2ケース半体49A側に拡大した拡大部48aが設けられ、車体前後方向の後方かつ上方に開放するようにして前記拡大部48aに形成された凹部55の底面に、前記外部空気吸入口54が設けられるので、外部空気吸入口54を車体フレームFおよびクリーナケース46A自体で保護することができるとともに、クリーナケース46A内のクリーナエレメント50よりも上流側の未浄化室56の容積を増大して吸気騒音を低減することができる。
また前記未浄化室56の一部が前記拡大部48で形成されるようにして、第1および第2ケース半体48,49Aを跨ぐクリーナエレメント50が、前記クリーナケース46A内に収容されるので、第1および第2ケース半体48,49Aを跨ぐ大型のクリーナエレメント50を用いることが可能となり、クリーナエレメント50の寿命向上に寄与することができる。
また第1および第2ケース半体48,49Aのうち第1ケース半体48に、前記クリーナエレメント50を支持するエレメント支持壁部48bが、当該エレメント支持壁部48bの一部を第2ケース半体49A内に突入させるようにして一体に設けられ、クリーナエレメント50が、車体フレームFに搭載された前記クリーナケース46Aの前記エレメント支持壁部48bで支持された状態で、空気の流通方向62が車体前後方向に沿うようにして板状に形成され、前記エレメント支持壁部48bおよび前記クリーナケース46A間に、前記クリーナエレメント50の下流側で前記クリーナケース46A内に形成される浄化室57の一部となる浄化室用空間57aが略L字状の横断面形状を有するように形成されるので、クリーナエレメント50およびクリーナケース46A間のシール性を確保しつつ、浄化室57の容積を確保して吸気性能の向上を図ることができる。
また前記クリーナエレメント挿脱口52を閉じるようにして第1ケース半体48に着脱可能に取り付けられる蓋部材72の外面に、ヒューズボックス81を収容、保持するための収容凹部80が内方に凹んで形成されるので、蓋部材72の剛性を確保することができるとともに、ヒューズボックス81の車幅方向への突出を抑えて車体の小型化を図ることができる。
また車体フレームFの一部を構成するとともに前記クリーナケース46Aの上方で相互に近接する左右一対のシートサブフレーム17が車体前後方向に延びており、前記クリーナケース46Aの上面に、前記一対のシートサブフレーム17のうち前記クリーナケース46Aの上方に配置される部分の少なくとも一部を収容する一対のフレーム用逃げ凹部84が形成されるので、シートサブフレーム17をクリーナケース46Aに近づけて配置することを可能とし、運転者の跨ぎ性を確保して乗り心地の向上を図ることができる。
また第1および第2ケース半体48,49Aの少なくとも一方(この実施の形態では第1ケース半体48)の上面に、第1ケース半体48ならびに一対の前記シートサブフレーム17の少なくとも一方(この実施の形態では一方)間にワイヤーハーネス85の一部を通すことを可能として、前記ワイヤーハーネス85の一部を収容するワイヤーハーネス用逃げ凹部86が形成されるので、ワイヤーハーネス85を通すスペースを確保しつつ前記シートサブフレーム17をクリーナケース46Aにより近づけて配置することを可能とし、運転者の跨ぎ性を確保して乗り心地のさらなる向上を図ることができる。
さらに車体フレームFに搭載されるバッテリボックス87の車体前後方向の前方に、前記凹部55を前記バッテリボックス87で後方から覆うようにして前記クリーナケース46Aが配置されるので、凹部55の底部の外部空気吸入口54から放射される吸気音をバッテリボックス87で遮蔽して吸気騒音の発生を抑えることができる。
本発明の第2の実施の形態について図12および図13を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
先ず図12において、車体フレームFに搭載される2気筒のエンジンEBのエンジン本体27Bにおけるシリンダヘッド29Bの後部側壁には、燃料噴射弁42を備える第1のスロットルボディ43と、燃料噴射弁90を備える第2のスロットルボディ91とが、各気筒に個別に対応して接続されており、第1のスロットルボディ43はエアクリーナ45Bに第1のコネクティングチューブ44を介して接続され、第2のスロットルボディ91はエアクリーナ45Bに第2のコネクティングチューブ92を介して接続される。
図13を併せて参照して、前記エアクリーナ45Bのクリーナケース46Bは、車幅方向に配置される第1および第2ケース半体48,49Bが相互に結合されて成るものであり、この実施の形態では、車幅方向で左側に配置される合成樹脂製の第1ケース半体48と、車幅方向で右側に配置される第2ケース半体49Bとが、それらのケース半体48,49Bの対向縁部を摩擦接合することで相互に結合される。
第1ケース半体48の前端面には第1のコネクティングチューブ44が接続される第1の浄化空気出口53が設けられ、第2ケース半体49Bの前端面には第2のコネクティングチューブ92が接続される第2の浄化空気出口93が設けられる。
この第2の実施の形態によれば、単気筒のエンジンEAで用いた第1ケース半体48をそのままとし、第2の浄化空気出口93が設けられた第2ケース半体49Bを第1ケース半体48に接合してクリーナケース46Bを構成することで、2気筒のエンジン本体EBに容易に適用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
17・・・フレーム部材であるシートサブフレーム
27A,27B・・・エンジン本体
44,92・・・コネクティングチューブ
45A,45B・・・エアクリーナ
46A,46B・・・クリーナケース
47・・・空間
48・・・第1ケース半体
48a・・・拡大部
48b・・・エレメント支持壁部
49A,49B・・・第2ケース半体
50・・・クリーナエレメント
51・・・接合部
51a・・・屈曲部分
52・・・クリーナエレメント挿脱口
53,93・・・浄化空気出口
54・・・外部空気吸入口
55・・・凹部
56・・・未浄化室
57・・・浄化室
57a・・・浄化室用空間
62・・・流通方向
72・・・蓋部材
80・・・収容凹部
81・・・車両用補機としてのヒューズボックス
84・・・フレーム用逃げ凹部
85・・・ワイヤーハーネス
86・・・ワイヤーハーネス用逃げ凹部
87・・・バッテリボックス
EA,EB・・・エンジン
F・・・車体フレーム

Claims (9)

  1. 車幅方向に配置されつつ相互に結合される第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)から成るとともに車体フレーム(F)で囲まれる空間(47)に配置されるクリーナケース(46A,46B)内にクリーナエレメント(50)が収容されるエアクリーナ(45A,45B)と、車体前後方向で前記エアクリーナ(45A,45B)の前方に少なくとも一部が配置されるエンジン本体(27A,27B)とが、車体フレーム(F)に搭載される鞍乗り型車両において、第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)のうち第1ケース半体(48)に、前記クリーナエレメント(50)を挿脱可能として外側方に開放したクリーナエレメント挿脱口(52)と、前記エンジン本体(27A,27B)側に浄化空気を導くコネクティングチューブ(44)が接続される浄化空気出口(53)と、前記クリーナケース(46A,46B)内に外部から空気を導入するようにした外部空気吸入口(54)とが設けられることを特徴とする鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  2. 第1ケース半体(48)の車体前後方向の後部に、第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)の接合部(51)の後部が平面視で略L字状の屈曲部分(51a)となるようにして、第2ケース半体(49A,49B)側に拡大した拡大部(48a)が設けられ、車体前後方向の後方かつ上方に開放するようにして前記拡大部(48a)に形成された凹部(55)の底面に、前記外部空気吸入口(54)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  3. 前記クリーナエレメント(50)よりも上流側の未浄化室(56)の一部が前記拡大部(48a)で形成されるようにして、第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)を跨ぐクリーナエレメント(50)が、前記クリーナケース(46A,46B)内に収容されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  4. 第1および第2ケース半体(48,49)のうち第1ケース半体(48)に、前記クリーナエレメント(50)を支持するエレメント支持壁部(48b)が、当該エレメント支持壁部(48b)の一部を第2ケース半体(49A,49B)内に突入させるようにして一体に設けられ、前記クリーナエレメント(50)が、前記車体フレーム(F)に搭載された前記クリーナケース(46A,46B)の前記エレメント支持壁部(48b)で支持された状態で、空気の流通方向(62)が車体前後方向に沿うようにして板状に形成され、前記エレメント支持壁部(48b)および前記クリーナケース(46A,46B)間に、前記クリーナエレメント(50)の下流側で前記クリーナケース(46A,46B)内に形成される浄化室(57)の一部となる浄化室用空間(57a)が略L字状の横断面形状を有するように形成されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  5. 第2の浄化空気出口(93)が第2ケース半体(49A)に設けられ、複数気筒のエンジン本体(27B)側に浄化空気を導く第2のコネクティングチューブ(92)が第2の浄化空気出口(93)に接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  6. 前記クリーナエレメント挿脱口(52)を閉じるようにして第1ケース半体(48)に着脱可能に取り付けられる蓋部材(72)の外面に、車両用補機(81)を収容、保持するための収容凹部(80)が内方に凹んで形成されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  7. 車体フレーム(F)の一部が、前記クリーナケース(46A,46B)の上方で相互に近接するようにして車体前後方向に延びる一対のフレーム部材(17)で構成され、前記クリーナケース(46A,46B)の上面に、前記一対のフレーム部材(17)のうち前記クリーナケース(46A,46B)の上方に配置される部分の少なくとも一部を収容する一対のフレーム用逃げ凹部(84)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  8. 第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)の少なくとも一方の上面に、第1および第2ケース半体(48,49A;48,49B)の少なくとも一方と、一対の前記フレーム部材(17)の少なくとも一方との間に、ワイヤーハーネス(85)の一部を通すことを可能として前記ワイヤーハーネス(85)の一部を収容するワイヤーハーネス用逃げ凹部(86)が形成されることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  9. 前記車体フレーム(F)に搭載されるバッテリボックス(87)の車体前後方向の前方に、前記凹部(55)を前記バッテリボックス(87)で後方から覆うようにして前記クリーナケース(46A,46B)が配置されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
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