JP2021066294A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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パラマティクン ロムラット
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Abstract

【課題】運転者の居住性及び動力性能を損なうことなく、吸気音を抑制できる鞍乗型車両を提供する。【解決手段】前輪28、後輪42及び後輪42を駆動するエンジン32を搭載した車体14と、後輪42の側方に配置されたリアクッション44と、エンジン32の吸気装置46に接続され、車体14の側部に配置されて車体14の後方に延びるコネクティングチューブ50と、コネクティングチューブ50に接続されコネクティングチューブ50に導入する空気を浄化するエアクリーナ52と、エアクリーナ52の上流側に接続され、エアクリーナ52に外気を取り込む吸気ダクト54と、を備える鞍乗型車両であって、吸気ダクト54は、リアクッション44の軸線Cよりも車体14の後方に延在し、リアクッション44の後方に開口部82を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関を備えた鞍乗型車両に関する。
特許文献1には、動力として内燃機関(エンジン)を備えた鞍乗型車両が開示されている。この鞍乗型車両では、エンジンの吸気管路が車体の後方に延びるように配置されている。
特開2004−251119号公報
エンジンの吸気管路の途上には、エアクリーナが設けられている。エアクリーナは、エアクリーナエレメントを収容する箱状の容器であり、その容量が大きいほど、動力性能が向上するとともに、吸気音を抑制することができる。ところが、エアクリーナの容積を大型化させると、車幅方向の寸法が増大してしまい、運転者の脚部を通す空間が車幅方向の外側に追いやられて居住性を損ないやすい。
そこで、本発明の一実施形態は、運転者の居住性及び動力性能を損なうことなく、吸気音を抑制できる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
本発明の一観点は、前輪(28)、後輪(42)及び前記後輪(42)を駆動するエンジン(32)を搭載した車体(14)と、前記後輪(42)の側方に配置されたリアクッション(44)と、前記エンジン(32)の吸気装置(46)に接続され、前記車体(14)の側部に配置されて前記車体(14)の後方に延びるコネクティングチューブ(50)と、前記コネクティングチューブ(50)に接続され前記コネクティングチューブ(50)に導入する空気を浄化するエアクリーナ(52)と、エアクリーナ(52)の上流側に接続され、前記エアクリーナ(52)に外気を取り込む吸気ダクト(54)と、を備え、前記吸気ダクト(54)は、前記リアクッション(44)の軸線(C)よりも前記車体(14)の後方に延在し、前記リアクッション(44)の後方に開口部(82)を有する、鞍乗型車両にある。
上記観点の鞍乗型車両において、前記吸気ダクト(54)は、前記リアクッション(44)よりも前記車体(14)の幅方向の外側を通って、前記車体(14)の後方に延在する配置としてもよい。
上記の鞍乗型車両において、前記吸気ダクト(54)の横断面の車幅方向の寸法が狭い縦長に形成されていてもよい。
上記の鞍乗型車両において、前記車体(14)は後部にリアキャリア(38)を備え、前記吸気ダクト(54)の開口部(82)は、上面視にて、前記リアキャリア(38)と重なる位置に設けられていてもよい。
上記の鞍乗型車両において、前記吸気ダクト(54)は、前記開口部(82)を形成するダクトケース(78)と、前記ダクトケース(78)を覆い、前記ダクトケース(78)との間にダクトチャンバ(81)を形成するダクトケースカバー(80)と、を備え、前記ダクトチャンバ(81)は、前記リアクッション(44)よりも上方であって、前記リアクッション(44)の最も車幅方向の外側となる部位よりも車幅方向の内側の位置に配置されていてもよい。
上記観点の鞍乗型車両は、エアクリーナに外気を取り込む吸気ダクトを、リアクッションの後方に延ばすことで、吸気ダクトの長さを確保できる。これにより、鞍乗型車両は、運転者の居住性及び動力性能を損なうことなく、吸気音を抑制できる。
上記観点の鞍乗型車両は、吸気ダクトをリアクッションの外側を通すことにより、リアクッションを後輪の車幅方向に近づけることができ、車体をコンパクト化できるとともに、後輪のサスペンション周りの剛性を確保しやすい。
上記観点の鞍乗型車両は、吸気ダクトの横断面を縦長形状とすることにより、車幅方向への張り出しを少なくすることができ、運転者の居住性を確保できる。
上記観点の鞍乗型車両は、リアキャリアと吸気ダクトの開口部とを重ねて配置することで、開口部から運転者に伝わる吸気音を抑制できる。
上記観点の鞍乗型車両は、ダクトケースとダクトケースカバーとによって形成されるダクトチャンバが、リアクッションよりも上方において車幅方向の内側に配置されている。これにより、デッドスペースを利用してダクトチャンバの容積を確保でき、吸入した外気の浄化に寄与できる。
第1実施形態に係る鞍乗型車両の左側の側面図である。 図1の鞍乗型車両の左側の車体カバーを取り外してコネクティングチューブ、エアクリーナ及び吸気ダクトの配置を示す側面図である。 図2のコネクティングチューブ、エアクリーナ及び吸気ダクトの分解斜視図である。 図2のコネクティングチューブの固定構造を示す部分拡大図である。 図1の吸気ダクトの後端部の平面配置を示す平面図である。 図1の吸気ダクトのダクトケース及びダクトケースカバーの部分拡大断面図である。
以下、本発明に係る鞍乗型車両について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[1.自動二輪車10の概略構成]
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車10の左側の側面図である。なお、本実施形態では、自動二輪車10のシート12に着座した運転者から見た方向を基準に、自動二輪車10の前後、左右及び上下の方向を説明する。
自動二輪車10は、車体14(車体フレーム)を有する。車体14は、ヘッドパイプ16と、ヘッドパイプ16から斜め下方に延びるダウンフレーム18と、ダウンフレーム18の下端部から下方に延びるピボットプレート29と、ピボットプレート29から後方に向けて延びる一対のスイングアーム20と、ダウンフレーム18の後端から上後方に向けて延びるリアフレーム22とを備える。
ヘッドパイプ16は、フロントフォーク24を操舵可能に支持する。ヘッドパイプ16の上部には、運転者が操向するバーハンドル26が取り付けられている。フロントフォーク24の下端部には、前輪28が回転可能に支持されている。ダウンフレーム18には、ピボットプレート29及びエンジンハンガー(不図示)が接合されており、ピボットプレート29及びエンジンハンガーにエンジン32が接合されている。また、ピボットプレート29には、スイングアーム20が回動自在に取り付けられている。また、ピボットプレート29の下端部からダウンフレーム18との間に、エンジン32の前方及び下方を覆うエンジンカバー30が設けられている。エンジンカバー30には、運転者が足を載せるステップ34が設けられている。
リアフレーム22は、シート12と、シート12の下の燃料タンク36と、シート12の後ろのリアキャリア38等を支持している。ダウンフレーム18及びリアフレーム22は、樹脂製の車体カバー40で覆われている。
スイングアーム20の後端部には、後輪42が回転可能に支持されている。また、スイングアーム20の後端部付近には、リアクッション44の下端部が接合されている。リアクッション44は、スイングアーム20から斜め前上方に延びてリアフレーム22に接合されている。図示のように、リアクッション44は側面視した際に後輪42と重なる位置に配置される。特に図示しないが、リアクッション44は車体14の左右に一対設けられており、右側の側面においても同様の位置に設けられている。
エンジン32に配置される吸気ポートの上部には吸気装置46が設けられている。吸気装置46には、インレットパイプ、スロットルボディ及び燃料供給装置(例えば、インジェクタ)等が含まれる。吸気装置46の左側部には、エンジン32にエアを取り込む吸気管路48が接続されている。吸気管路48は、車体14の左側の側部を通って車体後方に向けて延びており、リアクッション44の軸線Cの後ろに設けられた開口部82(図3参照)から、外気を取り込む。
[2.吸気管路48の構成]
次に、本実施形態に係る自動二輪車10の吸気管路48の構成について、図2〜図6を参照しながら説明する。
図2に示すように、吸気管路48は、エンジン32の吸気装置46に接続されたコネクティングチューブ50と、コネクティングチューブ50の端部に接続されたエアクリーナ52と、エアクリーナ52に外気を取り込む吸気ダクト54とを備える。コネクティングチューブ50は、エアクリーナ52で異物が除去された空気を吸気装置46に導く管路である。
図3及び図4に示すように、コネクティングチューブ50は、吸気装置46に接続される基端部56と、基端部56に接続された中間部58と、中間部58に接続され、エアクリーナ52内に延びる先端部60とを備える。基端部56及び先端部60は、ゴム等の柔軟に弾性変形可能なエラストマー素材によって形成された管状部材であり、吸気時の負圧による変形を防ぐために、外周部にリブによる補強構造56a、60aが設けられている。また、基端部56には、コネクティングチューブ50の位置を固定するためのクランプ56bが設けられている。クランプ56bは、図4に示すように、クランクケース47とエアクリーナ52とを接続するブリーザホース62を把持して、コネクティングチューブ50をブリーザホース62に固定する。
中間部58は、エンジン32の吸気圧(負圧)によるコネクティングチューブ50の変形を防ぐべく、基端部56及び先端部60よりも剛性の高い樹脂部材によって構成されている。図3に示すように、中間部58と基端部56とは、クランプ58aによって連結され、中間部58と先端部60とは、クランプ58bによって連結されている。先端部60は、エアクリーナ52の孔部64を通してエアクリーナ52の内部に挿入されている。
図3に示すように、エアクリーナ52は、車幅方向への膨出を防ぐために、車幅方向の寸法が、上下方向の寸法よりも狭い薄型の箱状に形成され、かつ、エアクリーナ52の内部の容積を稼ぐために前後方向に長く延びて形成されている。エアクリーナ52は、車体14の内側に配置される内側筐体66と、内側筐体66に対向する外側筐体68と、内側筐体66と外側筐体68との間に設けられた仕切板70とを備える。このうち、内側筐体66には、図3に示すように、孔部64を通じてコネクティングチューブ50の先端部60が挿入されており、内側筐体66側の空間はコネクティングチューブ50に連通している。
仕切板70は、内側筐体66と外側筐体68との間に形成されるエアクリーナ52の内部の空間をコネクティングチューブ50側の空間と、吸気ダクト54側の空間とに仕切る。その仕切板70には、開口が設けられており、その開口にフィルタエレメント72が配置されている。外側筐体68側の空間に取り込まれた外気は、フィルタエレメント72を通過して内側筐体66側の空間に移動し、その際に外気中の塵埃等の異物がフィルタエレメント72によって取り除かれる。
内側筐体66及び外側筐体68によりエアクリーナボックス67が構成される。このエアクリーナボックス67の前方の一部と、コネクティングチューブ50の後方の一部は、図1に示すように、車体カバー40によって覆われている。車体カバー40は、少なくともコネクティングチューブ50の中間部58を覆い隠すように設けられていることが好ましい。
図3に示すように、外側筐体68の後端部には、連通孔74が設けられており、その連通孔74に吸気ダクト54が接続されている。吸気ダクト54は、エアクリーナ52に外気を取り込む管路であり、吸気ダクト本体76と、ダクトケース78と、ダクトケースカバー80とを備えている。吸気ダクト本体76は、連通孔74に接続されており、車体14の斜上後方に向けて屈曲して延びて形成されている。吸気ダクト本体76は、ゴム等の柔軟に弾性変形可能なエラストマー素材で形成されており、車幅方向の寸法が上下方向の寸法よりも狭い縦長の断面形状に形成されており、その外周部にはリブによる補強構造76aを有している。
吸気ダクト本体76の先端には、ダクトケース78が接続されている。ダクトケース78は、硬質の樹脂材料で構成されており、上方に向けて開口した開口部82を形成する。また、ダクトケース78の開口部82の車幅方向内側には、外気を取り込む流路形成部84が延び出て形成されている。
ダクトケース78には、開口部82及び流路形成部84を覆うようにダクトケースカバー80が装着されている。図5に示すように、ダクトケース78及びダクトケースカバー80は、リアキャリア38に重なる位置に配置されており、リアキャリア38にボルト等によって締結されている。また、図1に示すように、ダクトケース78(開口部82)及びダクトケースカバー80は、リアクッション44の軸線Cの後方にまで延びている。
以下、吸気ダクト54への外気取込用の流路についてさらに説明する。
図3に示すように、ダクトケースカバー80には、ダクトケース78の流路形成部84を覆うカバー部86と、上方に向けて開口する貫通孔88とが形成されている。図6に示すように、ダクトケース78とダクトケースカバー80との間に、外気を吸気ダクト54に取り込むダクトチャンバ81が形成される。ダクトチャンバ81による外気の取り込みは、流路形成部84及びカバー部86によって形成される第1流路90と、貫通孔88を経由する第2流路96と、から行われる。
図6の断面は紙面の奥側が車体14の前方に対応しており、右側が車幅方向の内側となっている。図示のようにダクトチャンバ81は、リアクッション44の車幅方向の外側となる輪郭線Dよりも車幅方向の内側にまで延び出た第1流路90を備えている。第1流路90は、流路形成部84と、カバー部86との間に形成された流路であり、車幅方向内側に下方に開口した開口部90aを備える。開口部90aは第1流路90を通じてダクトケース78の開口部82に連通している。開口部90aと開口部82との間の第1流路90には、カバー部86側から下方に突出した壁部92と、流路形成部84側から上方に向けて突出した壁部94とが設けられており、これらの壁部92、94によって上下方向に蛇行したラビリンス流路が形成されている。第1流路90は、矢印Aに示すように、下方に開口した開口部90aから流入した外気が、ラビリンス流路を経てダクトケース78に取り込まれる。
一方、第2流路96は、ダクトケースカバー80と、リアキャリア38との間の隙間に形成されており、ダクトケースカバー80の貫通孔88を通じて、ダクトケース78の内部に連通している。第2流路96において、貫通孔88は、リアキャリア38の天板38aに覆われており、ダクトケースカバー80の上端側部とリアキャリア38との間の開口部96aから外気が流入する。また、第2流路96には、貫通孔88を囲む部分に上方に向けて突出した突起98が設けられており、この突起98が第2流路96を上下方向に蛇行させるラビリンス構造を形成する。第2流路96では、矢印Bに示すようにリアキャリア38とダクトケースカバー80との間の隙間から流入した外気が、貫通孔88を経てダクトケース78の内部に取り込まれる。
[3.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態は、前輪28、後輪42及び後輪42を駆動するエンジン32を搭載した車体14と、後輪42の側方に配置されたリアクッション44と、エンジン32の吸気装置46に接続され、車体14の側部に配置されて車体14の後方に延びるコネクティングチューブ50と、コネクティングチューブ50に接続されコネクティングチューブ50に導入する空気を浄化するエアクリーナ52と、エアクリーナ52の上流側に接続され、エアクリーナ52に外気を取り込む吸気ダクト54と、を備えた自動二輪車10(鞍乗型車両)に関する。
上記の自動二輪車10において、吸気ダクト54が、リアクッション44の軸線Cよりも車体14の後方に延在し、リアクッション44の後方に開口部82を有している。このように構成することにより、エアクリーナ52の容積を確保できるとともに、エアクリーナ52の後方の吸気ダクト54を長くでき、吸気音を抑制することができる。
上記の自動二輪車10において、吸気ダクト54は、リアクッション44よりも車体14の幅方向の外側を通って、車体14の後方に延在してもよい。この構成によれば、リアクッション44の内側を通す場合に比べて、リアクッション44を車幅方向の内側に寄せて配置することができ、車体構造をコンパクトに構成できるとともに、後輪42のサスペンション周りの剛性を確保することができる。
上記の自動二輪車10において、吸気ダクト54の横断面は、車幅方向の寸法が狭い縦長に形成されていてもよい。このように構成することにより、吸気ダクト54の車幅方向の張り出しを少なくすることができ、運転者の居住性を向上させることができる。
上記の自動二輪車10において、車体14は後部にリアキャリア38を備え、吸気ダクト54の開口部82を上面視にて、リアキャリア38と重なる位置に設けてもよい。このように構成することで、運転者に開口部82の吸気音が聞こえにくくなる。
上記の自動二輪車10において、ダクトケース78とダクトケースカバー80とによって形成されるダクトチャンバ81が、リアクッション44よりも上方において車幅方向の内側に配置されている。これにより、デッドスペースを利用してダクトチャンバ81の容積を確保でき、吸入した外気の浄化に寄与できる。
上記の自動二輪車10は、吸気ダクト54のダクトチャンバ81を形成するダクトケース78とダクトケースカバー80との間に、上下方向に蛇行したラビリンス構造の第1流路90を設けてもよい。このように構成することで、水や埃等の吸気ダクト54への侵入を防ぐことができる。
上記の自動二輪車10において、ダクトケースカバー80とリアキャリア38との隙間からダクトケース78内に外気を取り込む第2流路96を備えてもよい。このように構成することで、吸気量を確保することができ、動力性能の低下を防ぐことができる。
上記の自動二輪車10において、エアクリーナ52は、車幅方向の寸法が上下方向の寸法よりも狭い縦長に形成してもよい。このように構成することで、容積を確保しつつも、車幅方向への張り出しを抑制することができる。
上記の自動二輪車10において、車体14を覆う車体カバー40を備え、エアクリーナ52の前部が車体カバー40に覆われていてもよい。このように構成することで、エアクリーナ52及びコネクティングチューブ50の一部を隠すことができ、コネクティングチューブ50の一部に樹脂部品を使用した場合であっても、外観のバランスを保つことができる。
上記の自動二輪車10において、コネクティングチューブ50は、エンジン32の吸気装置46に接続された基端部56と、エアクリーナ52に接続された先端部60と、基端部56と先端部60とを繋ぐ中間部58とを備え、基端部56及び先端部60は、弾性部材で構成されるとともに、中間部58は基端部56及び先端部60よりも剛性の高い材料によって形成してもよい。このように構成することにより、コネクティングチューブ50が長尺化した場合であっても、吸気圧によってコネクティングチューブ50の潰れを防ぐことができる。
上記の自動二輪車10において、車体14はクランクケース47と、クランクケース47とエアクリーナ52とを繋ぐブリーザホース62とを備え、コネクティングチューブ50はブリーザホース62を把持して固定されていてもよい。このように構成することで、コネクティングチューブ50の振動や位置ずれを防ぐことができる。
上記において、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
10…自動二輪車 12…シート
14…車体 28…前輪
32…エンジン 42…後輪
44…リアクッション 46…吸気装置
50…コネクティングチューブ 52…エアクリーナ
54…吸気ダクト 82…開口部

Claims (5)

  1. 前輪(28)、後輪(42)及び前記後輪(42)を駆動するエンジン(32)を搭載した車体(14)と、
    前記後輪(42)の側方に配置されたリアクッション(44)と、
    前記エンジン(32)の吸気装置(46)に接続され、前記車体(14)の側部に配置されて前記車体(14)の後方に延びるコネクティングチューブ(50)と、
    前記コネクティングチューブ(50)に接続され前記コネクティングチューブ(50)に導入する空気を浄化するエアクリーナ(52)と、
    前記エアクリーナ(52)の上流側に接続され、前記エアクリーナ(52)に外気を取り込む吸気ダクト(54)と、を備え、
    前記吸気ダクト(54)は、前記リアクッション(44)の軸線(C)よりも前記車体(14)の後方に延在し、前記リアクッション(44)の後方に開口部(82)を有する、鞍乗型車両。
  2. 請求項1記載の鞍乗型車両であって、前記吸気ダクト(54)は、前記リアクッション(44)よりも前記車体(14)の幅方向の外側を通って、前記車体(14)の後方に延在する、鞍乗型車両。
  3. 請求項1又は2記載の鞍乗型車両であって、前記吸気ダクト(54)の横断面の車幅方向の寸法が狭い縦長に形成されている、鞍乗型車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両であって、前記車体(14)は後部にリアキャリア(38)を備え、前記吸気ダクト(54)の前記開口部(82)は、上面視にて、前記リアキャリア(38)と重なる位置に設けられている、鞍乗型車両。
  5. 請求項4記載の鞍乗型車両であって、前記吸気ダクト(54)は、
    前記開口部(82)を形成するダクトケース(78)と、
    前記ダクトケース(78)を覆い、前記ダクトケース(78)との間にダクトチャンバ(81)を形成するダクトケースカバー(80)と、を備え、
    前記ダクトチャンバ(81)は、前記リアクッション(44)よりも上方であって、前記リアクッション(44)の最も車幅方向の外側となる部位よりも車幅方向の内側の位置に配置されている、鞍乗型車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023189437A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両における内燃機関の吸気構造

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