JP6083601B2 - 鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造 - Google Patents

鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造 Download PDF

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本発明は、車体フレームに、機関本体と、車体フレームの一部を構成するセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームで囲まれる領域に側面視で少なくとも一部が配置されるエアクリーナとを有する内燃機関が搭載され、後端部に後輪を軸支するとともに前端部が前記センターフレームの下部に揺動可能に支承されるリヤフォークと、前記車体フレームとの間に、側面視で前記シートレールの下方に配置されるリヤクッションが設けられる鞍乗り型車両に関し、特に、エアクリーナ構造の改良に関する。
側面視で車体フレームのセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームで囲まれる領域に、エアクリーナと、リヤクッションの一部とが前後方向に並ぶようにして配置される自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特許第2639608号公報
ところで、側面視でセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームによって囲まれる領域の面積は限られており、そのような領域にリヤクッションおよびエアクリーナを前後に並べて配置するようにした上記特許文献1開示のものでは、排気量増加に伴うエアクリーナの大型化が困難であった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、側面視でセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームによって囲まれる領域に配置されるエアクリーナの容量増大を可能とした鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームに、機関本体と、車体フレームの一部を構成するセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームで囲まれる領域に側面視で少なくとも一部が配置されるエアクリーナとを有する内燃機関が搭載され、後端部に後輪を軸支するとともに前端部が前記センターフレームの下部に揺動可能に支承されるリヤフォークと、前記車体フレームとの間に、側面視で前記シートレールの下方に配置されるリヤクッションが設けられる鞍乗り型車両において、前記エアクリーナのクリーナケースが、その一部を側面視で前記リヤクッションに重ねるように配置され、クリーナエレメントが、側面視で前記リヤクッションに一部を重ねるとともに長手方向を車体前後方向として前記クリーナケース内に収容され、前記クリーナケースには、該クリーナケース内に形成される浄化室を前記機関本体に連通させる連結部材が接続され、前記クリーナケースの前記連結部材との接続部の前方で、該クリーナケースに前記浄化室に向けて車幅方向外側へ窪む凹み部が形成されて、その凹み部に前記リヤクッションが配置され、前記凹み部の前方で前記浄化室に形成された車幅方向内側への膨出部内に、前記機関本体からのブリーザガスが導入されるブリーザ室が形成されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記クリーナケースは、該クリーナケース内に形成される浄化室に臨むクリーンサイドケースと、前記クリーナケース内に形成される未浄化室に臨むダーティサイドケースとが結合されて成り、側面視で前記センターフレーム、前記シートレールおよび前記リヤフレームで囲まれる領域に配置されるエレメント取り出し孔が、蓋部材で開閉可能に覆われるようにして前記ダーティサイドケースに形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記エレメント取り出し孔が、前記クリーナエレメントを支持するエレメント支持枠を前記クリーナケース内で前後にスライドさせて挿脱することを可能として前記ダーティサイドケースの前部に形成され、前記エレメント支持枠の車体前後方向に沿う後端部に設けられる嵌合突部を嵌合させるようにして前方に向いて開放する嵌合凹部が前記ダーティサイドケースの車体前後方向に沿う後部内面に形成され、前記エレメント支持枠の車体前後方向に沿う前端部に設けられる係止爪に係脱可能に係合する係合部が、前記エレメント取り出し孔の周縁部に位置するようにして前記ダーティサイドケースの前部に設けられることを第3の特徴とする。
本発明は、第2または第3の特徴の構成に加えて、前記ダーティサイドケースが、前記クリーナケースの外郭の一部を構成する外壁部と、前記未浄化室および前記浄化室間を連通するとともに前記前記クリーナエレメントが配置される開口部を有して前記未浄化室および前記浄化室を隔てる平板状の隔壁部とを一体に有し、前記外壁部および前記隔壁部間の間隔が、前記エレメント取り出し孔が設けられる部分を最大として車体前後方向後方に向かうにつれて狭くなるように形成されることを第4の特徴とする
本発明の第1の特徴によれば、クリーナケースの一部が側面視でリヤクッションと重なり、クリーナエレメントが、側面視でリヤクッションに一部を重ねるとともに長手方向を車体前後方向としてクリーナケース内に収容されるので、側面視でセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームによって囲まれる領域を有効に活用してエアクリーナの容積を確保することができる。またブリーザ室が浄化室の前部に形成されるので、機関本体からブリーザガスを導く配管長を短くすることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、側面視でセンターフレーム、シートレールおよびリヤフレームで囲まれる領域に配置されるエレメント取り出し孔が、蓋部材で開閉可能に覆われるようにしてクリーナケースのダーティサイドケースに形成されるので、エアクリーナを車体フレームから取り外すことなく、クリーナエレメントの交換が可能となる。
本発明の第3の特徴によれば、クリーナエレメントを支持するエレメント支持枠をダーティサイドケースの前部のエレメント取り出し孔から挿脱可能であり、しかもエレメント支持枠の車体前後方向に沿う後端部の嵌合突部をダーティサイドケースの車体前後方向に沿う後部内面の嵌合凹部に嵌合し、前記エレメント支持枠の車体前後方向に沿う前端部の係止爪にエレメント取り出し孔の周縁部の係合部を係脱可能に係合するので、面積の大きなクリーナエレメントを用いることを可能としつつ、クリーナエレメントの着脱を容易とすることができる。
本発明の第4の特徴によれば、ダーティサイドケースにおいて、外壁部と、未浄化室および浄化室間を隔てる平板状の隔壁部との間の間隔が、車体前後方向後方に向かうにつれて狭くなるので、エレメント支持枠の挿脱時にエレメント取り出し孔の側縁および隔壁部でガイドするようにしてエレメント支持枠およびクリーナエレメントの挿脱が容易となる
自動二輪車の側面図である。 図1の要部拡大図である。 エアクリーナを図2の3−3線に沿って示す横断平面図である。 図3の4矢視図である。 図3の5矢視図である。 図5の6−6線断面図である。 蓋部材を外した状態での図4に対応した図である。 図7の8矢視図である。 図3の9矢示部拡大断面図である。 エレメント支持枠の挿脱状態を示すための図6に対応した断面図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明すると、先ず図1において鞍乗り型車両である自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12から後下がりに傾斜する左右一対のメインフレーム13…と、前記ヘッドパイプ12から前記メインフレーム13…よりも急角度で後下がりに延びる単一のダウンフレーム14と、前記メインフレーム13…の後端に一体に連なって下方に延びるセンターフレーム15…と、前記メインフレーム13…の後部からの後方に延びる左右一対のシートレール16…と、前記センターフレーム15…の下部および前記両シートレール16…間を結ぶ左右一対のリヤフレーム17…とを備える。
前記車体フレームFに搭載される内燃機関Eの機関本体18は、メインフレーム13…、センターフレームピボットプレート14およびダウンフレーム16で囲まれる空間に配置され、前記ダウンフレーム14および前記センターフレーム15…に支持される。
前記センターフレーム15…の下部に設けられるブラケット19…に、後端部で後輪WRを軸支するリヤフォーク20の前端部が支軸21を介して揺動自在に支承される。また前記機関本体18の上方に配置される燃料タンク22が前記メインフレーム13…で支持され、該燃料タンク22の後方に配置される乗車用シート23が前記シートレール16…で支持される。
前記機関本体18におけるシリンダヘッド24の前部側壁に上流端が接続される排気管25は前記機関本体18の下方を通って後方に延出され、前記後輪WRの右側方に配置される排気マフラー26に接続される。
図2を併せて参照して、前記シリンダヘッド24の後部側壁にはスロットルボディ27が接続されており、このスロットルボディ27は、側面視で前記センターフレーム15、前記シートレール16および前記リヤフレーム17で囲まれる領域に少なくとも一部(この実施の形態では大部分)が配置されるエアクリーナ28に連結部材としてのコネクティングチューブ29を介して接続される。
ところで前記シートレール16…の前端は、前記メインフレーム13…および前記センターフレーム15…の連設部に設けられるガセット30…に取付けられており、左右一対のガセット30…間を結ぶクロスメンバ31と、前記リヤフォーク20との間に、側面視で前記シートレール16…の下方に配置されるようにしてリヤクッション32が設けられる。
図3〜図6を併せて参照して、前記エアクリーナ28のクリーナケース34は、該クリーナケース34内に形成される浄化室37に臨むクリーンサイドケース35と、前記クリーナケース34内に形成される未浄化室38に臨むダーティサイドケース36とが結合されて成る。
前記クリーンサイドケース35には、前記浄化室37に通じるようにして前記コネクティングチューブ29が接続される。また前記クリーンサイドケース35の前部には、前記リヤクッション32の一部を収容するようにして前記ダーティサイドケース36と反対側の側方に開放した凹部39が、浄化室37に向けて車幅方向外側へ窪むように形成されており、前記クリーナケース34は、その一部(この実施の形態では前部)を側面視で前記リヤクッション32に重ねるように配置されることになる。
前記ダーティサイドケース36は、前記クリーナケース34の外郭の一部を構成する外壁部36aと、前記未浄化室38および前記浄化室37間を連通する矩形の開口部40を有して前記未浄化室38および前記浄化室37を隔てる平板状の隔壁部36bとを一体に有するように形成される。前記浄化室37側から前記開口部40を覆うメッシュ部材41が前記隔壁部36bに締結される。
前記外壁部36aには、前記未浄化室38内に外部から空気を吸入するための吸気ダクト42が接続されており、この吸気ダクト42は、エアクリーナ28の後方に延出される。
前記開口部40を前記未浄化室38側から覆うクリーナエレメント44は、エレメント支持枠45に支持される。このエレメント支持枠45は一部を前記開口部40に嵌入させるようにして矩形に形成されるとともに前記クリーナエレメント44が収容、支持される支持筒部45aと、前記隔壁部36bに未浄化室38側で当接するようにして前記支持筒部45aから側方に張り出す鍔部45bとを有するように形成される。
しかも前記開口部40は側面視で前記リヤクッション32に重なるようにして車体前後方向に長く形成されており、前記クリーナエレメント44は、側面視で前記リヤクッション32に一部を重ねるとともに長手方向を車体前後方向として前記クリーナケース34内に収容されることになる。
図7および図8を併せて参照して、前記ダーティサイドケース36における外壁部36aの前部には、側面視で前記センターフレーム15、前記シートレール16および前記リヤフレーム17で囲まれる領域に配置されるエレメント取り出し孔46が形成され、このエレメント取り出し孔46は、蓋部材47で開閉可能に覆われる。
前記エレメント取り出し孔46は、車体前後方向で右斜め前方に開口するようにして前記外壁部36aの前部に形成されており、前記蓋部材47は、前記エレメント取り出し孔46の周縁部のうち後縁部ならびに後縁部寄りの上縁部に位置するようにしてダーティサイドケース36の外壁部36aに一体に設けられるボス部48,49にねじ部材50,51で締結される。
図9を併せて参照して、前記エレメント取り出し孔46の周縁部のうち前縁部側で前記ダーティサイドケース36には、係止孔52,52をそれぞれ有する一対の係止部53,53が前方に突出するようにして一体に設けられており、前記蓋部材47には、前記係止孔52…にそれぞれ係合する係合爪54,54が一体に設けられ、前記ねじ部材50,51による締結を外した状態で、前記係合爪54…の前記係止部53…への係合部を支点として前記蓋部材47を開放することが可能である。
また前記ダーティサイドケース36は、その外壁部36aおよび隔壁部36b間の間隔dが、図6で明示するように、前記エレメント取り出し孔46が設けられる部分を最大として車体前後方向後方に向かうにつれて狭くなるように形成される。
ところで前記クリーナエレメント44を支持するエレメント支持枠45は、前記エレメント取り出し孔46が開放された状態で、前記クリーナケース34の前記ダーティサイドケース36内で前後にスライドさせて挿脱することが可能であり、前記エレメント支持枠45の車体前後方向に沿う後端部に設けられる嵌合突部55を嵌合させるようにして前方に向いて開放する嵌合凹部56が前記ダーティサイドケース36における前記外壁部36aの車体前後方向に沿う後部内面に形成される。
また前記エレメント支持枠45の車体前後方向に沿う前端部に設けられる上下一対の係止爪57,57を係脱可能に係合させるようにして前方に突出する係合部58,58が、前記エレメント取り出し孔46の周縁部に位置するようにして前記ダーティサイドケース36の外壁部36aに一体に突設される。
さらに図3に注目して、クリーナケース34の前記凹み部39の前方で前記浄化室37には、車幅方向内側へ膨出する膨出部が形成されてこの膨出部内に前記機関本体18からのブリーザガスが導入されるブリーザ室61が形成され、前記クリーナケース34におけるクリーンサイドケース35の前部には、このブリーザ室61に通じる接続管62が、前記機関本体18からブリーザガスを前記ブリーザ室61に導入するようにして設けられる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、エアクリーナ28のクリーナケース34が、その一部を側面視でリヤクッション32に重ねるように配置され、クリーナエレメント44が、側面視で前記リヤクッション32に一部を重ねるとともに長手方向を車体前後方向として前記クリーナケース34内に収容されるので、側面視でセンターフレーム15、シートレール16およびリヤフレーム17によって囲まれる領域を有効に活用してエアクリーナ28の容積を確保することができる。
またクリーナケース34は、該クリーナケース34内に形成される浄化室37に臨むクリーンサイドケース35と、前記クリーナケース34内に形成される未浄化室38に臨むダーティサイドケース36とが結合されて成り、側面視で前記センターフレーム15、前記シートレール16および前記リヤフレーム17で囲まれる領域に配置されるエレメント取り出し孔46が、蓋部材47で開閉可能に覆われるようにして前記ダーティサイドケース36に形成されるので、エアクリーナ28を車体フレームFから取り外すことなく、クリーナエレメント44の交換が可能となる。
またエレメント取り出し孔46が、前記クリーナエレメント44を支持するエレメント支持枠45を前記クリーナケース34内で前後にスライドさせて挿脱することを可能として前記ダーティサイドケース36の前部に形成されるので、クリーナエレメント44を支持するエレメント支持枠45をダーティサイドケース36の前部のエレメント取り出し孔46から挿脱可能であり、前記エレメント支持枠45の車体前後方向に沿う後端部に設けられる嵌合突部55を嵌合させるようにして前方に向いて開放する嵌合凹部56が前記ダーティサイドケース36の車体前後方向に沿う後部内面に形成され、前記エレメント支持枠45の車体前後方向に沿う前端部に設けられる係止爪57…を係脱可能に係合させる係合部58…が、前記エレメント取り出し孔46の周縁部に位置するようにして前記ダーティサイドケース36の前部に形成されるので、面積の大きなクリーナエレメント44を用いることを可能としつつ、クリーナエレメント44の着脱を容易とすることができる。
またダーティサイドケース36が、前記クリーナケース34の外郭の一部を構成する外壁部36aと、前記未浄化室38および前記浄化室37間を連通するとともに前記クリーナエレメント44が配置される開口部40を有して前記未浄化室38および前記浄化室37を隔てる平板状の隔壁部36bとを一体に有し、前記外壁部36aおよび前記隔壁部36b間の間隔dが、前記エレメント取り出し孔46が設けられる部分を最大として車体前後方向後方に向かうにつれて狭くなるように形成されるので、エレメント支持枠45の挿脱時に、図10の実線で示すようにエレメント取り出し孔46の側縁でガイドしたり、図10の鎖線で示すように隔壁部36bでガイドするようにして、エレメント支持枠45およびクリーナエレメント44の挿脱が容易となる。
さらに機関本体18からのブリーザガスが導入されるブリーザ室61が、前記浄化室37の前部に形成されるので、機関本体18からブリーザガスを導く配管長を短くすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・フロントフォーク
12・・・ヘッドパイプ
13・・・メインフレーム
15・・・センターフレーム
16・・・シートレール
17・・・リヤフレーム
18・・・機関本体
20・・・リヤフォーク
23・・・乗車用シート
28・・・エアクリーナ
29・・・連結部材としてのコネクティングチューブ
32・・・リヤクッション
34・・・クリーナケース
35・・・クリーンサイドケース
36・・・ダーティサイドケース
36a・・・外壁部
36b・・・隔壁部
37・・・浄化室
38・・・未浄化室
39・・・凹み部
40・・・開口部
44・・・クリーナエレメント
45・・・エレメント支持枠
46・・・エレメント取り出し孔
47・・・蓋部材
55・・・嵌合突部
56・・・嵌合凹部
57・・・係止爪
57・・・係合部
61・・・ブリーザ室
F・・・車体フレーム
WF・・・前輪
WR・・・後輪

Claims (4)

  1. 車体フレーム(F)に、機関本体(18)と、車体フレーム(F)の一部を構成するセンターフレーム(15)、シートレール(16)およびリヤフレーム(17)で囲まれる領域に側面視で少なくとも一部が配置されるエアクリーナ(28)とを有する内燃機関(E)が搭載され、後端部に後輪(WR)を軸支するとともに前端部が前記センターフレーム(15)の下部に揺動可能に支承されるリヤフォーク(20)と、前記車体フレーム(F)との間に、側面視で前記シートレール(16)の下方に配置されるリヤクッション(32)が設けられる鞍乗り型車両において、
    前記エアクリーナ(28)のクリーナケース(34)が、その一部を側面視で前記リヤクッション(32)に重ねるように配置され、クリーナエレメント(44)が、側面視で前記リヤクッション(32)に一部を重ねるとともに長手方向を車体前後方向として前記クリーナケース(34)内に収容され
    前記クリーナケース(34)には、該クリーナケース(34)内に形成される浄化室(37)を前記機関本体(18)に連通させる連結部材(29)が接続され、前記クリーナケース(34)の前記連結部材(29)との接続部の前方で、該クリーナケース(34)に前記浄化室(37)に向けて車幅方向外側へ窪む凹み部(39)が形成されて、その凹み部(39)に前記リヤクッション(32)が配置され、前記凹み部(39)の前方で前記浄化室(37)に形成された車幅方向内側への膨出部内に、前記機関本体(18)からのブリーザガスが導入されるブリーザ室(61)が形成されることを特徴とする鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  2. 前記クリーナケース(34)は、該クリーナケース(34)内に形成される前記浄化室(37)に臨むクリーンサイドケース(35)と、前記クリーナケース(34)内に形成される未浄化室(38)に臨むダーティサイドケース(36)とが結合されて成り、側面視で前記センターフレーム(15)、前記シートレール(16)および前記リヤフレーム(17)で囲まれる領域に配置されるエレメント取り出し孔(46)が、蓋部材(47)で開閉可能に覆われるようにして前記ダーティサイドケース(36)に形成されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  3. 前記エレメント取り出し孔(46)が、前記クリーナエレメント(44)を支持するエレメント支持枠(45)を前記クリーナケース(34)内で前後にスライドさせて挿脱することを可能として前記ダーティサイドケース(36)の前部に形成され、前記エレメント支持枠(45)の車体前後方向に沿う後端部に設けられる嵌合突部(55)を嵌合させるようにして前方に向いて開放する嵌合凹部(56)が前記ダーティサイドケース(36)の車体前後方向に沿う後部内面に形成され、前記エレメント支持枠(45)の車体前後方向に沿う前端部に設けられる係止爪(57)に係脱可能に係合する係合部(58)が、前記エレメント取り出し孔(46)の周縁部に位置するようにして前記ダーティサイドケース(36)の前部に設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
  4. 前記ダーティサイドケース(36)が、前記クリーナケース(34)の外郭の一部を構成する外壁部(36a)と、前記未浄化室(38)および前記浄化室(37)間を連通するとともに前記クリーナエレメント(44)で覆われる開口部(40)を有して前記未浄化室(38)および前記浄化室(37)を隔てる平板状の隔壁部(36b)とを一体に有し、前記外壁部(36a)および前記隔壁部(36b)間の間隔が、前記エレメント取り出し孔(46)が設けられる部分を最大として車体前後方向後方に向かうにつれて狭くなるように形成されることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両におけるエアクリーナ構造。
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