JP2017138444A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フリッカーの発生を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像定着部の定着部材を加熱する第1のハロゲンランプヒーター及び第1のハロゲンランプヒーターと同一配光であり、第1のハロゲンランプヒーターよりも発生する熱量が小さい第2のハロゲンランプヒーターと、印加する前記駆動電圧を制御して第2のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が増加して第1閾値になった場合、駆動電圧の印加を第1のハロゲンランプヒーターに切り換え、印加する駆動電圧を制御して第1のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が減少して第1閾値よりも小さい第2閾値になった場合、駆動電圧の印加を第2のハロゲンランプヒーターに切り換える制御手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の定着制御において、ハロゲンランプヒーターを定着ヒーターとして用い、ON/OFF制御により当該定着ヒーターの温度を制御している。一方、より細分化した温度制御を行うために、交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給する制御方法がある。
このような制御方法では、必要とする熱量に応じて、所定の周期において交流波形の半波の数(デューティー比)を適宜選択するので、選択される交流波形の半波の数に応じてハロゲンランプヒーターに供給される駆動電圧の実効値が変化する。
一方、ハロゲンランプヒーターには、ハロゲンサイクルが最も効率よく行われる基準電圧があり、選択される交流波形の半波の数が少なく、供給される駆動電圧の実効値が基準電圧より低い場合、ハロゲンランプヒーターのフィラメント(タングステン)の温度が低くなり、当該フィラメントが浸食されてしまう現象、所謂、ケミカルアタックが発生する。
このため、待機モードで動作する場合であっても、ハロゲンサイクルが発生するように、所定の周期毎に、ハロゲンランプヒーターを全点灯(ON)し、フィラメントが所定の温度に達した場合、ハロゲンランプヒーターを消灯(OFF)することなく、交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給することにより、フィラメントの断線を防止すると共に、フリッカーを低減させるヒーター制御装置がある(特許文献1参照)。
また、画像形成に際して必要とされる熱量は、記録媒体である用紙の紙種や厚さにより異なるため、例えば、紙厚の薄い用紙に画像形成する場合には、必要とされる熱量が少ないので、所定の周期において選択される交流波形の半波の数が少ない(低デューティー比)印加パターンとなってしまう。この場合、印加パターンのデューティー比を所定の値以上になるように制限することにより、ケミカルアタックの発生を防止することができ、ハロゲンランプヒーターの寿命を延ばすことができる。
但し、紙厚の薄い用紙に画像形成する際に、ケミカルアタックが生じないように印加パターンのデューティー比を所定の値以上になるように制限したとしても、当該デューティー比の印加パターンでヒーターを点灯することにより得られる熱量が、必要とされる熱量より大きい場合には、ヒーターを連続して点灯させることはできないので、ヒーターを適宜消灯して必要とされる熱量に近づけなければならず、このような温度制御では定着ローラーの温度が安定しない。
このため、各ヒーターの熱量の合計が定着に必要な最大熱量となる同一配光の複数本のヒーターを備え、これらのヒーターを組み合わせ、ケミカルアタックが生じない所定の値以上のデューティー比の印加パターンで点灯させることにより、所定の熱量を連続的に発生させるように制御する。そして、所定の値のデューティー比の印加パターンで点灯した場合の熱量が、定着に必要とされる最小熱量以下のヒーターを少なくとも一つ有することにより、定着ローラーの温度を安定させることができる。
特開2011−257604号公報
しかしながら、複数本のヒーターの組み合わせにより所定の熱量を連続的に発生させる場合、複数本のヒーター間で点灯を適宜切り換える必要がある。そして、定着に必要な熱量が、或るヒーターから他のヒーターに切り換わる境界近傍の熱量である場合、当該2つのヒーター間での切り換わりが頻発する可能性があり、このようなヒーターの切り換わりが頻発することによってフリッカーの発生を招いてしまうといった問題点があった。
本発明の課題は、フリッカーの発生を防止することができる画像形成装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像定着部の定着部材を加熱する第1のハロゲンランプヒーター及び前記第1のハロゲンランプヒーターと同一配光であり、前記第1のハロゲンランプヒーターよりも発生する熱量が小さい第2のハロゲンランプヒーターと、
交流電源と、
前記定着部材の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の出力に基づき前記第1及び第2のハロゲンランプヒーターの組み合わせを決定し、デューティー比が所定の値以上の印加パターンに基づいて前記交流電源の交流波形の半波を選択した駆動電圧を使用するハロゲンランプヒーターに印加する制御手段と、
を備え、
前記第2のハロゲンランプヒーターは、前記所定の値のデューティー比の印加パターンで点灯した場合に発生する熱量が、定着に必要とされる最小熱量以下であり、
前記制御手段は、印加する前記駆動電圧を制御して前記第2のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が増加して第1閾値になった場合、前記駆動電圧の印加を前記第1のハロゲンランプヒーターに切り換え、印加する前記駆動電圧を制御して前記第1のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が減少して前記第1閾値よりも小さい第2閾値になった場合、前記駆動電圧の印加を前記第2のハロゲンランプヒーターに切り換えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
予め前記ハロゲンランプヒーターの組み合わせ及び前記所定の値以上のデューティー比を定めたテーブルを備え、
前記制御手段は、前記温度検出手段の出力に基づき必要な熱量を算出し、前記テーブルから前記必要な熱量を満足する前記ハロゲンランプヒーターの組み合わせ及びデューティー比を選択することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記第1閾値は、前記第2のハロゲンランプヒーターが発生する最大熱量であり、
前記第2閾値は、前記第1のハロゲンランプヒーターを前記所定の値のデューティー比の印加パターンで点灯した場合に発生する熱量であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、定着に必要とされる熱量が、前記第1のハロゲンランプヒーターが発生する最大熱量より大きい場合、前記第1のハロゲンランプヒーターを全点灯すると共に、前記第2のハロゲンランプヒーターに前記駆動電圧を印加することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記所定の値のデューティー比の印加パターンを印加した場合に発生する熱量は、前記第1及び第2のハロゲンランプヒーターのフィラメントの断線を防止するのに必要な熱量であることを特徴としている。
本発明によれば、フリッカーの発生を防止することができる。
本発明を適用した実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 画像定着部の構成を示す模式図である。 定着ローラーの内部構成を示す模式図である。 画像定着部の制御回路図である。 交流波形の半波の選択動作の一例を示す説明図である。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 テーブルの一例を示す説明図である。
(実施形態)
[1.構成の説明]
以下、本発明の画像形成装置に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部
11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19等を備える。制御部10は、バス21を介して記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び搬送部19と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、上述の各種制御用プログラムに従って画像形成装置1の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、搬送部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させる。
記憶部11は、半導体メモリーであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段により構成され、スキャナー15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データ等が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM102に記憶されてもよい。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などとの間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。
スキャナー15は、用紙に形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体172及び現像部173を備えている。また、画像形成部17は、転写体174及び2次転写ローラー175を備えている。
露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備えている。露光部171
は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体172上にレーザー光を照射、露光して感光体172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体172から転写体174上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体174上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体174は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー175は、転写体174上のカラー画像を、給紙トレイ22又は外部に設けられる給紙装置から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体174を挟持する2次転写ローラー175に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体174上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
画像定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
図3は、画像定着部18の構成を示す模式図である。画像定着部18は、定着ローラー183、加圧ローラー184及び温度検出部185等を備える。画像定着部18及び制御部10により定着装置が構成される。
定着ローラー183は、その回転軸方向に延在する定着ランプ(或いは、定着ヒーター)であるハロゲンランプヒーター186及び187を備える。ハロゲンランプヒーター186及び187は、制御部10による制御下で通電することにより発熱する。また、定着ローラー183は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転する。また、定着ローラー183には、定着ローラー183の温度を検出する温度検出部185が設けられている。温度検出部185は、定着ローラー183の温度を検出することができれば、一つ設けられていてもよいし複数設けられていてもよい。
図4は、定着ローラー183の内部構成を示す模式図である。
ハロゲンランプヒーター186及び187は、それぞれ筒部186a及び187a内にタングステンのフィラメント186b及び187bを備えて構成され、筒部186a及び187a内にはそれぞれ所定の濃度のハロゲンガスが封入されている。筒部186a及び187a内に封入されるハロゲンガスの濃度に基づき、各ハロゲンランプヒーター186及び187の基準電圧が設定されている。
また、ハロゲンランプヒーター186及び187は、同一配光のハロゲンランプヒーターであり、フィラメント186b及び187bは、定着ローラー183の軸方向中央部を加熱するように構成され(中央配光)ている。
勿論、定着ローラー183は、その内部に、ハロゲンランプヒーター186及び187の他に、定着ローラー183の軸方向全体を加熱する全域配光のハロゲンランプヒーターや、定着ローラー183の軸方向端部を加熱する端部配光のハロゲンランプヒーターを備えるものであってもよい。
図3に示すように、加圧ローラー184は、弾性部材(図示略)により定着ローラー183に近づく方向に付勢されて定着ローラー183に圧着され、定着ローラー183との間に定着ニップを形成しながら定着ローラー183の回転に伴って回転する。
なお、加圧ローラー184は、制御部10による制御下で図示しないモーター等の回転駆動手段により駆動されて回転するものとしてもよい。
定着ローラー183及び加圧ローラー184は、記録媒体である用紙Pを定着ニップで挟持して図3の矢印により示される搬送方向Rに搬送しながら用紙Pを加熱及び加圧する。これにより、定着ローラー183及び加圧ローラー184は、用紙P上のトナーを溶融させて定着させる。用紙Pと接触する際の定着ローラー183の温度は、例えば、180℃以上200℃以下の範囲とされる。したがって、ハロゲンランプヒーター186及び187は、定着ローラー183がこの温度となるように定着ローラー183を加熱する。
図1に示すように、搬送部19は、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する用紙搬送ローラーを複数備え、所定の搬送経路で用紙を搬送する。搬送部19は、画像定着部18により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー175へ搬送する反転機構191を備えている。画像形成装置1では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転機構191による用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後に用紙が排紙トレイ23に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転機構191による用紙の表裏の反転が行われることなく片面に画像が形成された用紙が排紙トレイ23に排出される。
[2.画像定着部の制御回路の説明]
図5において、交流電源1811は、一般的な交流電力(例えば、100V、或いは、200V、50Hz又は60Hz)を出力する。
スイッチング素子1812及びスイッチング素子1813は、サイリスターや双方向サイリスター(トライアック)等の素子であり、制御端子であるゲートにトリガー信号が印加されると、「ON」となって導通する。交流電源1811の出力は、それぞれスイッチング素子1812及びスイッチング素子1813の入力端子に接続され、スイッチング素子1812及びスイッチング素子1813の出力端子はハロゲンランプヒーター186及び187の入力端子にそれぞれ接続される。
制御部10は、ハロゲンランプヒーター186及び187の温度制御を行う。具体的には、制御部10は、スイッチング素子1812及びスイッチング素子1813と共に電力制御部として機能し、スイッチング素子1812及びスイッチング素子1813を制御信号(CS181、CS182)により制御して、交流電源1811から出力される交流波形の半波を選択した駆動電圧を、ハロゲンランプヒーター186及び187に供給する。
温度検出部185は、温度センサー等の温度検出素子であり、定着ローラー183の近傍に設けられて、定着ローラー183の温度を検出して制御部10に出力する。
ゼロクロス検出部1814は、交流電源1811の出力を取り込み、ゼロクロス信号ZC181を発生させて制御部10に出力する。
[3.交流波形の半波の選択の説明]
ここで、スイッチング素子1812及びスイッチング素子1813により、交流電源1811から出力される交流波形の半波を選択した駆動電圧を、ハロゲンランプヒーター186及び187に供給する方法を図6を用いて説明する。
ゼロクロス検出部1814は、図6(b)に示すように、交流電源1811から出力される交流波形が±0Vを通過する点を検出し、検出した時点で出力値を切り換えたゼロクロス信号ZC181を発生させて制御部10に出力する。
制御部10は、図6(c)に示すように、入力されたゼロクロス信号ZC181に同期させた制御信号CS181(或いは、制御信号CS182)を発生させてスイッチング素子1812(或いは、スイッチング素子1813)の制御端子に印加する。
すなわち、図6に示すように、制御部10から制御信号CS181(或いは、制御信号CS182)が印加された周期T1、周期T2、周期T4で、スイッチング素子1812(或いは、スイッチング素子1813)が「ON」になって導通して、交流電源1811から出力される交流波形の半波が選択され、ハロゲンランプヒーター186(或いは、ハロゲンランプヒーター187)に供給される。
一方、制御部10から制御信号CS181(或いは、制御信号CS182)が印加されなかった周期T3では、スイッチング素子1812(或いは、スイッチング素子1813)が「OFF」のままで非導通であるので、交流電源1811から出力される交流波形の半波は選択されない。
また、スイッチング素子1812(或いは、スイッチング素子1813)は、一旦、ゲートにトリガー信号(制御信号)が、印加されると導通状態が維持されるが、交流波形のように電圧が0Vになると非導通に戻るので、周期T2において導通させても、周期T3では自動的に非導通に戻ることになる。
[4.画像形成装置の動作の説明]
ここで、図7のフローチャートを用いて画像形成装置1の動作を説明する。
図7では、ハロゲンランプヒーター186及び187にケミカルアタック(フィラメント186b及び187bの断線)の発生を防止するのに必要な熱量を発生させることができる印加パターンの下限のデューティー比が、例えば、40%であると想定している。
また、画像形成装置1において、例えば、定着に必要とされる最大熱量が1800Wであり、且つ、定着に必要とされる最小熱量が300W(実測等により取得)である場合を想定している。
このため、750W(300W/40%)以下のハロゲンランプヒーターであれば、定着に必要とされる最小熱量に対応可能になるので、同一配光(中央配光)の2本のハロゲンランプヒーター186及び187の最大熱量が700W及び1100W(両者の合計最大熱量が1800W)であるとして動作の説明をする。
なお、全域配光のハロゲンランプヒーターや、端部配光のハロゲンランプヒーターの場合も、複数本の同一配光のハロゲンランプヒーターを備えることにより、図7及び図8と、同様の動作を行うことができる。
制御部10は、定着処理を開始し(ステップS701)、ハロゲンランプヒーター186及び187の配光(例えば、中央配光)に相当する部分の定着ローラー183の温度を取得する(ステップS702)。
そして、制御部10は、2本のハロゲンランプヒーター186及び187で出力させる熱量(ここでは、総デューティー比と呼ぶ。)を算出する(ステップS703)。
例えば、制御部10は、2本のハロゲンランプヒーター186及び187で出力させる総デューティー比を算出する場合、下記の算出式により総デューティー比を算出する。
差分=目標温度−現在の温度
総デューティー比=Kp×差分+Ki×差分の累積
ここで、Kp及びKiは定数。
制御部10は、現在、印加パターンに基づいて前記交流電源の交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧が印加されている(以下、デューティー制御と呼ぶ。)ハロゲンランプヒーターがどれであるかを判断する(ステップS704)。
制御部10は、デューティー制御されているハロゲンランプヒーターが、700Wのハロゲンランプヒーター186であり、且つ、1100Wのハロゲンランプヒーター187が点灯(言い換えれば、デューティー比100%で制御)であると判断した場合(ステップS704:700W+1100W(ON))、テーブルを参照して算出した総デューティー比を満足するハロゲンランプヒーターの組み合わせ等を決定し(ステップS705)、決定したハロゲンランプヒーターの組み合わせ等に基づく駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給して制御する(ステップS706)。
ここで、ステップS705で参照されるテーブルとは、制御部10のROM103或いは記憶部11には、予め記憶された、ハロゲンランプヒーター186及び187の組み合わせ、及び、印加パターンのデューティー比を定めたテーブルである。
なお、ここで、ハロゲンランプヒーターの組み合わせとは、2本のハロゲンランプヒーター186及び187の組み合わせのみならず、どちらか、一方のハロゲンランプヒーターを選択する場合も含むものとする。
例えば、図8に示すように、必要とされる熱量が小さい領域(280W〜700W)では、700Wのハロゲンランプヒーター186を用いて、供給する駆動電圧の印加パターンのデューティー比を制御する。
また、例えば、図8に示すように、必要とされる熱量が大きい領域(513W〜1100)では、1100Wのハロゲンランプヒーター187を用いて、供給する駆動電圧の印加パターンのデューティー比を制御する。
さらに、例えば、図8に示すように、ハロゲンランプヒーター187の最大熱量を超える領域(1380W〜1800W)では、1100Wのハロゲンランプヒーター187を点灯(言い換えれば、デューティー比100%で制御)すると共に、700Wのハロゲンランプヒーター186を用いて、供給する駆動電圧の印加パターンのデューティー比を制御する。
ちなみに、最大熱量の大きい1100Wのハロゲンランプヒーター187を点灯し、最大熱量の小さい方の700Wのハロゲンランプヒーター186をデューティー制御することにより、ハロゲンランプヒーターに供給される電力の変動を抑えることができるので、フリッカーの発生を防止することができる。
図8に示すように、280W(定着に必要な最小熱量300Wよりも小さい)から1800W(最大熱量)を所定の分解能で発生させることができるので、ハロゲンランプヒーターを適宜消灯して必要とされる熱量に近づける必要ななく、定着ローラーの温度を安定させることができる。
ここで、ハロゲンランプヒーター186及び187に供給する駆動電圧の印加パターンは、例えば、1周期として15個の交流波形の半波を適宜選択する印加パターンである。なお、印加パターンの1周期において選択する交流波形の半波の数に関しては、勿論、15個に限定されるものではない。
また、図8に示すテーブルにおいて、ハロゲンランプヒーター186及び187に供給する駆動電圧の印加パターンの最低のデューティー比は40%となっており、このため、ケミカルアタック(フィラメント186b及び187bの断線)の発生を防止するのに必要な熱量を発生させることができる。
但し、図8に示す領域RG91では、総デューティー比に対して、デューティー制御されるハロゲンランプヒーターが重複しているので、定着に必要な熱量が当該領域RG91にある場合、2つのハロゲンランプヒーター間での切り換わりが頻発する可能性があり、このようなヒーターの切り換わりが頻発することによってフリッカーの発生を招いてしまう。
このため、ハロゲンランプヒーター186からハロゲンランプヒーター187に切り換わるタイミングと、ハロゲンランプヒーター187からハロゲンランプヒーター186に切り換わるタイミングをずらして、所謂、ヒステリシス(履歴効果)を持たせるように制御することにより、2つのハロゲンランプヒーター間での切り換わりが頻発することを防止する。
すなわち、制御部10は、デューティー制御されているハロゲンランプヒーターが、700Wのハロゲンランプヒーター186であると判断した場合(ステップS704:700W)、総デューティー比が第1閾値TH91になったか否かを判断する(ステップS707)。
ここで、第1閾値TH91とは、ハロゲンランプヒーター186からハロゲンランプヒーター187に切り換わる閾値であり、例えば、図8に示すテーブルにおいては総デューティー比40.7%に相当する。
制御部10は、総デューティー比が第1閾値TH91になっていないと判断した場合(ステップS707:No)、ステップS705に進み、総デューティー比が第1閾値TH91になったと判断した場合(ステップS707:Yes)、デューティー制御するハロゲンランプヒーターを、700Wのハロゲンランプヒーター186から、1100Wのハロゲンランプヒーター187に切り換えると共に、テーブルを参照して算出した総デューティー比を満足するハロゲンランプヒーター187のデューティー比を決定し(ステップS708)、ステップS706に進む。
例えば、制御部10は、図8に示すテーブルを参照して、1100Wのハロゲンランプヒーター187のデューティー比を67%(733W)に決定して、デューティー制御する。
言い換えれば、制御部10は、700Wのハロゲンランプヒーター186が発生する熱量が増加して第1閾値TH91(総デューティー比40.7%)になった場合、デューティー制御するハロゲンランプヒーターを、700Wのハロゲンランプヒーター186から1100Wのハロゲンランプヒーター187に切り換える。
一方、制御部10は、デューティー制御されているハロゲンランプヒーターが、1100Wのハロゲンランプヒーター187であると判断した場合(ステップS704:1100W)、総デューティー比が第2閾値TH92になったか否かを判断する(ステップS709)。
ここで、第2閾値TH92とは、ハロゲンランプヒーター187からハロゲンランプヒーター186に切り換わる閾値であり、例えば、図8に示すテーブルにおいては総デューティー比28.5%に相当する。
制御部10は、総デューティー比が第2閾値TH92になっていないと判断した場合(ステップS709:No)、ステップS705に進み、総デューティー比が第2閾値TH92になったと判断した場合(ステップS709:Yes)、デューティー制御するハロゲンランプヒーターを、1100Wのハロゲンランプヒーター187から、700Wのハロゲンランプヒーター186に切り換えると共に、テーブルを参照して算出した総デューティー比を満足するハロゲンランプヒーター186のデューティー比を決定し(ステップS710)、ステップS706に進む。
例えば、制御部10は、図8に示すテーブルを参照して、700Wのハロゲンランプヒーター186のデューティー比を73%(513W)に決定して、デューティー制御する。
言い換えれば、制御部10は、1100Wのハロゲンランプヒーター187が発生する熱量が減少して第2閾値TH92(総デューティー比28.5%)になった場合、デューティー制御するハロゲンランプヒーターを、1100Wのハロゲンランプヒーター187から700Wのハロゲンランプヒーター186に切り換える。
このように、700Wのハロゲンランプヒーター186から1100Wのハロゲンランプヒーター187に切り換わる第1閾値TH91と、1100Wのハロゲンランプヒーター187から700Wのハロゲンランプヒーター186に切り換わる第2閾値TH92には、「第1閾値>第2閾値」の関係にあり、ヒステリシスを持たせている。
このため、デューティー制御されるハロゲンランプヒーターが重複する領域RG91内であっても、算出される総デューティー比に応じて2つのハロゲンランプヒーター間での切り換わりが頻発することがなくなる。
例えば、第2閾値TH92(総デューティー比28.5%)になり、一旦、1100Wのハロゲンランプヒーター187から700Wのハロゲンランプヒーター186に切り換わった場合であっても、第1閾値TH91(総デューティー比40.7%)になるまで、1100Wのハロゲンランプヒーター187への切り換わりが生じないので、算出される総デューティー比に応じて2つのハロゲンランプヒーター間での切り換わりが頻発することはない。
以上のように、制御部10は、印加する駆動電圧を制御してハロゲンランプヒーター186が発生する熱量が増加して第1閾値TH91になった場合、デューティー制御をハロゲンランプヒーター187に切り換え、印加する駆動電圧を制御してハロゲンランプヒーター187が発生する熱量が減少して第2閾値TH92になった場合、デューティー制御をハロゲンランプヒーター186に切り換えることにより、2つのハロゲンランプヒーター間での切り換わりが頻発することを抑えることができ、フリッカーの発生を防止することができる。
なお、実施形態の説明に際しては、定着に必要な最小熱量を300W、最大熱量を1800Wとして説明しているが、勿論、画像形成装置の大きさや能力等によっては、これらの数値に限定されるものではない。
また、実施形態の説明に際しては、ケミカルアタック(フィラメントの断線)の発生を防止するのに必要な熱量を発生させることができる所定のデューティー比を、例えば、40%として説明しているが、ハロゲンランプヒーターに封入されるハロゲンガスの濃度等によって、ハロゲンランプヒーター毎に所定のデューティー比が変化するので、勿論、40%の数値に限定されるものではない。
また、実施形態の説明に際しては、画像定着部18が、定着ローラー183と加圧ローラー184は、用紙Pを挟持して搬送するニップ部を構成しているが、加熱部材である加熱ローラーと、定着ベルトとを備え、定着ベルトは、加熱ローラーと、定着ローラー183とに張架され、定着ローラー183及び加圧ローラー184は、当該定着ベルトを介して、用紙Pを挟持して搬送するニップ部を構成するようにしてもよい。
また、実施形態の説明に際しては、例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)等の色毎に画像形成用のユニットを備え、用紙P上にカラー画像を形成する画像形成装置1を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、単色の画像を形成する画像形成装置であってもよい。
また、実施形態の説明に際しては、定着ローラーと加圧ローラーを区別して説明しているが、一対の定着部材と考えてもよい。
また、実施形態の説明に際しては、記録媒体として用紙を例示しているが、記録媒体は紙に限定されるものではなく、トナー像を形成及び定着可能なシート状のものであればよく、例えば、不織布、プラスチックフィルム、皮革等でもよい。
1 画像形成装置
10 制御部(制御手段)
18 画像定着部
183 定着ローラー
184 加圧ローラー
185 温度検出部(温度検出手段)
186、187 ハロゲンランプヒーター
1811 交流電源
1812、1813 スイッチング素子
1814 ゼロクロス検出部
P 用紙(記録媒体)
CS181、CS182 制御信号
ZC181 ゼロクロス信号

Claims (5)

  1. 画像定着部の定着部材を加熱する第1のハロゲンランプヒーター及び前記第1のハロゲンランプヒーターと同一配光であり、前記第1のハロゲンランプヒーターよりも発生する熱量が小さい第2のハロゲンランプヒーターと、
    交流電源と、
    前記定着部材の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の出力に基づき前記第1及び第2のハロゲンランプヒーターの組み合わせを決定し、デューティー比が所定の値以上の印加パターンに基づいて前記交流電源の交流波形の半波を選択した駆動電圧を使用するハロゲンランプヒーターに印加する制御手段と、
    を備え、
    前記第2のハロゲンランプヒーターは、前記所定の値のデューティー比の印加パターンで点灯した場合に発生する熱量が、定着に必要とされる最小熱量以下であり、
    前記制御手段は、印加する前記駆動電圧を制御して前記第2のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が増加して第1閾値になった場合、前記駆動電圧の印加を前記第1のハロゲンランプヒーターに切り換え、印加する前記駆動電圧を制御して前記第1のハロゲンランプヒーターが発生する熱量が減少して前記第1閾値よりも小さい第2閾値になった場合、前記駆動電圧の印加を前記第2のハロゲンランプヒーターに切り換えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 予め前記ハロゲンランプヒーターの組み合わせ及び前記所定の値以上のデューティー比を定めたテーブルを備え、
    前記制御手段は、前記温度検出手段の出力に基づき必要な熱量を算出し、前記テーブルから前記必要な熱量を満足する前記ハロゲンランプヒーターの組み合わせ及びデューティー比を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1閾値は、前記第2のハロゲンランプヒーターが発生する最大熱量であり、
    前記第2閾値は、前記第1のハロゲンランプヒーターを前記所定の値のデューティー比の印加パターンで点灯した場合に発生する熱量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、定着に必要とされる熱量が、前記第1のハロゲンランプヒーターが発生する最大熱量より大きい場合、前記第1のハロゲンランプヒーターを全点灯すると共に、前記第2のハロゲンランプヒーターに前記駆動電圧を印加することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の値のデューティー比の印加パターンを印加した場合に発生する熱量は、前記第1及び第2のハロゲンランプヒーターのフィラメントの断線を防止するのに必要な熱量であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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