JP7027743B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、ヒータを有する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置として、下記の特許文献1~3等に記載のものがある。特許文献1に記載の画像形成装置では、交流電源に駆動されるヒータの構成においてフィルタ部に短絡用のスイッチが設けられており、電力制御(位相制御)の状態によりフィルタ部で短絡を行うか否かを選択することができる。また、特許文献2に記載の画像形成装置では、交流電源電圧として200V系を用いるのか100V系を用いるのかを判定し、その判定結果に応じてトライアックで倍電圧整流と全波整流とを切り替えている。
さらに、特許文献3に記載の画像形成装置では、3本のセラミックヒータを有し、そのうちの1本のセラミックヒータに対して専用の第一電力供給手段で電力を供給し、他の2本のセラミックヒータに対しては、共通の第二電力供給手段で電力を供給する構成である。特許文献3に記載の画像形成装置では、他の2本のセラミックヒータを切り替える際に、定着機の温度低下を防ぐため、第二電力供給手段を停止した場合、第一電力供給手段より1本のセラミックヒータに対して電力を供給している。
特開2017-044954号公報 特開平10-333490号公報 特開2002-072726号公報
画像形成装置では、画像を定着させる場合に定着部に内蔵されるヒータを加熱する。このヒータを加熱するヒータ駆動回路には、交流電源からの交流電力をオン/オフしてヒータを加熱する単純なヒータ駆動回路、交流電源からの交流電力の位相を制御してヒータを加熱する位相制御のヒータ駆動回路、交流電源からの交流電力を整流回路により直流化し、高速スイッチング素子で供給する電力を制御してヒータを加熱するPWM制御のヒータ駆動回路などが知られている。PWM制御のヒータ駆動回路は、単純なヒータ駆動回路に比べ、ヒータに供給する電力を高い精度で制御することができ、位相制御のヒータ駆動回路と比べても力率、電力効率が高く、騒音の発生を抑えることができるメリットがある。
しかし、PWM制御のヒータ駆動回路は、高周波チョッピングを行う必要があるので、ノイズ対策用のノイズフィルタ回路が大きくなり、更に全波整流回路およびスイッチング素子での電力損失が生じるデメリットがある。特に、PWM制御のヒータ駆動回路は、電源投入後やスリープ復帰後などのウォームアップモードで高い精度の電力制御が不要で100%の電力をヒータに印加する場面においても、全波整流回路およびスイッチング素子での電力損失が必ず生じていた。そのため、特許文献1~3に記載の画像形成装置のように、上記のいずれか1種類のヒータ駆動回路を採用した場合、採用した種類のヒータ駆動回路のデメリットを必ず有することになる課題があった。
そこで、本技術は、ヒータを有する画像形成装置において、ヒータ駆動回路によるデメリットを低減することができる構成を有する画像形成装置を提供することを一つの目的とする。
本実施のある局面に従う画像形成装置は、ヒータと、交流電源からの交流電力を整流して、ヒータに通電する電流をPWM制御する第1ヒータ駆動回路と、交流電源をヒータに通電する第2ヒータ駆動回路と、ヒータを駆動する駆動回路を、第1ヒータ駆動回路と第2ヒータ駆動回路とのいずれか一方に切り替える切替回路と、切替回路での駆動回路の切り替えを制御する制御部とを備え、制御部は、第1ヒータ駆動回路において、PWM制御のデューティ比が100%となる駆動を行う場合、駆動回路を第2ヒータ駆動回路に切り替えるように切替回路を制御する
本技術によれば、PWM制御する第1ヒータ駆動回路と、交流電源をヒータに通電する第2ヒータ駆動回路とのいずれか一方に切り替える切替回路を備えているので、当該切替回路でヒータ駆動回路を適切に切り替えることで、それぞれのヒータ駆動回路によるデメリットを低減することができる。
画像形成装置の全体構成を示す図である。 画像形成装置における要部を示す図である。 スイッチング素子がオン期間中にヒータに流れる電流を上段に示し、オフ期間中の電流を下段に示す図である。 ヒータに流れる電流波形の一例を示す図である。 動作モード、要求性能、選択する駆動回路との関係を説明するための図である。 ヒータ駆動回路の切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。 ウォームアップモードから待機モードに切替える場合のヒータ駆動回路の切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。 トライアックと切替スイッチ回路との切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。 指示電力のデューティ比に基づいてヒータ駆動回路の切り替え場合を説明するための図である。 検出したヒータの温度に基づいてヒータ駆動回路の切り替え場合を説明するための図である。 検出したヒータの温度とウォームアップ完了温度との差に基づいてヒータ駆動回路の切り替え場合を説明するための図である。 検出温度と第2回路から第1回路への切り替えタイミングとの関係を説明するための図である。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、画像形成装置1の全体構成を示す図である。図2は、画像形成装置1における要部を示す図である。画像形成装置1は、例えば、複写機、プリンタまたはファクシミリ、もしくは、これらの機能を備えた複合機であって、画像をシート状の印刷媒体M(例えば用紙)に印刷する。そのために、画像形成装置1は、大略的に、給紙部2と、レジストローラ対3と、画像形成部4と、定着部5と、操作/入力部6と、制御部7と、電源部8を備える。以下、画像形成装置1の印刷動作時の各構成の動作について説明する。
給紙部2には、印刷媒体Mが積載される。給紙部2は、印刷媒体Mを一枚ずつ、図1中に破線で示す搬送経路FPに送り出す。レジストローラ対3は、搬送経路FP上であって、給紙部2の下流側に設けられる。レジストローラ対3は、給紙部2から送り出された印刷媒体Mを一旦停止させた後、所定のタイミングで二次転写領域に送り出す。
画像形成部4は、例えば、周知の電子写真方式およびタンデム方式により、トナー画像を中間転写ベルト上に生成する。かかるトナー画像は、中間転写ベルトにより担持され、二次転写領域に向けて搬送される。
二次転写領域には、レジストローラ対3から印刷媒体Mが送り込まれ、また、画像形成部4からトナー画像が搬送されてくる。二次転写領域において、トナー画像は中間転写ベルトから印刷媒体Mに転写される。
定着部5において、加熱ローラ51および加圧ローラ53は当接してニップを形成する。また、加熱ローラ51は、筒状の芯金内にヒータ52を内蔵する。ヒータ52は、例えばハロゲンヒータであって、電源部8から供給される電流により駆動される。加圧ローラ53は、制御部7の制御下で回転する。加熱ローラ51は加圧ローラ53の回転に従動して回転する。印刷媒体Mがニップに送り込まれると、印刷媒体Mは、加圧ローラ53とにより加圧され、また、加熱ローラ51により加熱される。その結果、印刷媒体Mにトナーが定着する。その後、印刷媒体Mは排紙トレイに向けて送り出される。
定着部5はさらに、例えばサーミスタである温度検出部54を含む。温度検出部54は、ヒータ52の温度を検出し、検出結果を制御部7に出力する。
操作/入力部6は、テンキーやタッチパネル等を含んでいる。ユーザは、操作/入力部6を操作して、各種情報を入力する。
制御部7において、CPUは、ROMに格納されたプログラムを、RAMを作業領域として使いながら実行する。制御部7は、様々な制御を行うが、本実施形態で重要であるのは、ヒータ52の通電制御である。具体的には、制御部7は、効率よく温度検出部54の検出結果が目標温度となるように、電源部8からヒータ52に直接電流を供給するのか、PWM制御して電源部8からヒータ52に電流を供給するのかを切り替えている。
電源部8は、商用電源(交流電源)に接続して、ヒータ52に電力を供給する構成である。具体的に、電源部8は、図2に示すように、整流回路81と、ノイズフィルタ82と、チョッパ回路83と、交流配線84A,84Bと、切替スイッチ回路101とを含む。まず、整流回路81は、商用電源に接続される。
ノイズフィルタ82は、例えばπ型フィルタであって、整流回路81の出力側に縦続接続される。具体的には、ノイズフィルタ82は、コイルL1と、コンデンサC1,C2と、を含んでいる。コイルL1はヒータ52と直列に、コンデンサC1,C2はヒータ52と並列に接続される。
チョッパ回路83は、例えば降圧チョッパ回路であって、ノイズフィルタ82の出力側に縦続接続される。この場合、チョッパ回路83は、コイル(リアクトル)L2と、還流素子D1と、スイッチング素子831と、駆動回路832と、を含んでいる。
コイルL2は、コイルL1とヒータ52との間に直列に接続される。還流素子D1は、例えばダイオードであって、コイルLよりもノイズフィルタ82側にヒータ52と並列に接続される。より具体的には、還流素子D1のカソードがL1およびL2の間に、そのアノードがヒータ52とスイッチング素子831のコレクタとの間に電気的に接続されるよう、還流素子D1は配置される。
また、スイッチング素子831は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOS-FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)であって、還流素子D1よりもノイズフィルタ82側にヒータ52と直列接続される。より具体的には、スイッチング素子831のコレクタがヒータ52に、そのエミッタが整流回路81の出力側に電気的に接続されるよう、スイッチング素子831は配置される。駆動回路832は、スイッチング素子831のゲートに接続されて、制御部7の制御下でスイッチング素子831のPWM制御のデューティ比および駆動周波数を設定する。以上のようなチョッパ回路83の出力端子間にヒータ52が接続される。
さらに、電源部8は、商用電源の交流電力をヒータ52に直接供給することができるように商用電源とヒータ52とを直接繋ぐ交流配線84A,84Bが設けられている。交流配線84A,84Bは、整流回路81と、ノイズフィルタ82と、チョッパ回路83とを経由することなく商用電源とヒータ52とを直接繋いでいる。
また、ヒータ52と接続する先をチョッパ回路83とするのか、交流配線84A,84Bとするのかを切り替えるための切替スイッチ回路101が設けられている。切替スイッチ回路101は、ヒータ52の両端に設けられており、交流配線84Aと接続される側の切替スイッチ101Aと、交流配線84Bと接続される側の切替スイッチ101Bとで構成されている。切替スイッチ101Aおよび切替スイッチ101Bの切り替えは、制御部7により制御されている。
交流配線84Bの途中には、トライアック102が設けられている。トライアック102は、切替スイッチ回路101によりヒータ52と交流配線84A,84Bとを接続した場合において、商用電源の交流電力をヒータ52に供給するか否かを切り替えている。トライアック102の切り替えは、制御部7により制御されている。
電源部8には、整流回路81と、ノイズフィルタ82と、チョッパ回路83とで構成され、商用電源からの交流電力を整流して、ヒータ52に通電する電流をPWM制御する回路(第1ヒータ駆動回路)と、交流配線84A,84と、トライアック102とで構成され、商用電源をヒータ52に通電する回路(第2ヒータ駆動回路)とが設けられている。さらに、電源部8には、両回路を切り替えるための切替スイッチ回路101が設けられている。
そのため、画像形成装置1では、商用電源からの交流電力を整流回路により直流化し、高速スイッチング素子で供給する電力を制御してヒータを加熱するPWM制御のヒータ駆動回路(第1ヒータ駆動回路)と、商用電源からの交流電力を単純にオン/オフしてヒータを加熱する単純な制御のヒータ駆動回路(第2ヒータ駆動回路)とを適宜切り替えることが可能な回路構成となっている。
まず、第1ヒータ駆動回路の駆動について説明する。図3は、スイッチング素子831がオン期間中にヒータ52に流れる電流を上段に示し、オフ期間中の電流を下段に示す図である。図4は、ヒータ52に流れる電流波形の一例を示す図である。まず、整流回路81は、商用電源から供給される交流電流を全波整流して直流電流を生成する。ノイズフィルタ82は、整流回路81の出力電流からノイズを除去する。ここで、ノイズフィルタ82のコンデンサC1,C2は、スイッチング素子831を流れるパルス状電流の高周波成分が商用電源側に漏れることを防止している。
ヒータ52に電力供給する際、制御部7からヒータ52をオンさせる時間区間(つまり、デューティ比)を少なくとも示す制御信号が駆動回路832に入力される。駆動回路832は、入力制御信号が示すPWM制御のデューティ比でスイッチング素子831をオン/オフさせるための駆動信号を生成し、スイッチング素子831のゲートに供給する。ここで、スイッチング素子831は、商用電源の周波数よりもはるかに高い周波数(例えば、20kHz)で駆動される。
スイッチング素子831がオンすると、図3上段の矢印Aで示すように、コイルL2およびヒータ52に、整流回路81で生成された直流電流がスイッチング素子831を介して流れる。この間、コイルL2は、自身を流れる直流電流の一部を磁気エネルギーとして蓄える。
一方、スイッチング素子831がオフすると、図3下段の矢印Bで示すように、スイッチング素子831がオンの間にコイルL2に蓄えられた磁気エネルギーが電流として放出されてヒータ52に流れ始める。この電流は、回生ダイオードとしての還流素子D1を介してコイルL2に戻る。以上のような電源部8の動作により、ヒータ52への入力電流の波形は、図4に示されるように正弦波に近くなる。これにより、電源部8の力率が向上すると共に、入力電流から高調波電流が低減される。
次に、第2ヒータ駆動回路の駆動について説明する。第2ヒータ駆動回路は、商用電源を全波整流せずにヒータ52に直接供給する。なお、第1ヒータ駆動回路と第2ヒータ駆動回路とが短絡すると1次側(商用電源側)での短絡を引き起こすため、切替スイッチ回路101は、第1ヒータ駆動回路と第2ヒータ駆動回路とを、必ず排他条件で切り替える構成である。切替スイッチ回路101では、例えば、リレー回路における2回路C接点(切替接点)方式の様なコモン接点に対してどちらかの回路しか接続しない構成であることが必須である。
第1ヒータ駆動回路では、整流回路81で交流電流を全波整流して、全波整流した電流をノイズフィルタ82でノイズを除去し、その後スイッチング素子831を20kHz程度の高周波でPWM制御することにより高精度の電力制御を行っている。しかし、第1ヒータ駆動回路は、高周波チョッピング制御を行う必要があるので、ノイズが発生し易く、ノイズ対策用のフィルタに用いるコンデンサに高容量のコンデンサが必要となり、また整流回路81での電圧降下、スイッチング素子831での電力損失等が発生して電力効率が悪くなるデメリットがある。
一方、第2ヒータ駆動回路では、トライアック102を制御することでヒータ52に対して交流電流を供給するか否かの選択しかできないため、交流電流の供給時にはトライアック102での電力損失のみに抑えることができ、電力効率が高くなる。しかし、第2ヒータ駆動回路は、ヒータ52に対して交流電流を供給するか否かの選択しかできないため、高精度の電力制御を行うことができないデメリットがある。
画像形成装置1では、動作モードに応じてヒータ駆動回路に要求される性能が異なるため、動作モードに応じて駆動させるヒータ駆動回路を切り替えることで、それぞれのヒータ駆動回路おけるデメリットよる影響を低減している。図5は、動作モード、要求性能、選択するヒータ駆動回路との関係を説明するための図である。図5では、画像形成装置1の動作モードとして、ウォームアップ(WU)モード、待機モード、印刷モード(画像形成モード)の大きく3つに分けた場合の例が示されている。ここで、ウォームアップモードは、電源投入後やスリープ復帰後など、ヒータ52の温度が低くなっている場合において、一定の温度まで急速にヒータ52を加熱する動作モードである。待機モードは、消費電力を抑えつつ、待機温度を維持できるようにヒータ52を加熱する動作モードである。印刷モードは、定着に必要な温度(定着温度)を維持できるようにヒータ52を加熱するための動作モードである。なお、待機温度は、定着温度と同じ温度であっても、定着温度に対して低い温度であってもよい。
ウォームアップモードでは、短時間に動作モードが完了することが望まれるため、ヒータ駆動回路に対する要求性能は、制御部7が電源部8に指示する電力(指示電力)の最大(MAX)電力(PWM制御のデューティ比100%)で電力制御を行うことである。また、ウォームアップモードにおいて、ヒータ駆動回路では、電力効率を上げてウォームアップ時間(WT)を短縮することが望まれる。そのため、ウォームアップモードでは、ヒータ駆動回路として第2ヒータ駆動回路(第2回路)が選択される。
待機モードでは、印刷開始までの時間を安定させることが望まれるため、ヒータ駆動回路に対する要求性能は、環境変動に対する待機温度の温度リップルを低減できるように低い指示電力(PWM制御の低デューティ比(0~50%))で制御することである。そのため、待機モードでは、ヒータ駆動回路として第1ヒータ駆動回路(第1回路)が選択される。なお、待機モードにおいて、印刷開始までの時間を問題にしない場合、電力効率を考慮してヒータ駆動回路に第2ヒータ駆動回路を選択してもよい。
印刷モードでは、定着温度安定させることが望まれるため、ヒータ駆動回路に対する要求性能は、印刷毎の定着温度の温度リップルを低減できるように高い指示電力(PWM制御の高デューティ比(50~100%))で制御することである。そのため、印刷モードでは、ヒータ駆動回路として第1ヒータ駆動回路(第1回路)が選択される。
次に、動作モードの変更によるヒータ駆動回路の切り替え動作について説明する。図6は、ヒータ駆動回路の切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、画像形成装置1の電源がオフ状態で、動作モードがオフ(1)である。そのため、制御部7は、動作モードがオフ(1)の場合、商用電源の入力(AC入力)がオフ状態、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択し、トライアック102がオフ状態、スイッチ素子(IGBT)831がオフ状態となるように制御する。
画像形成装置1の電源がオン状態となると、動作モードがウォームアップ(WU)モード(2)に移行する。制御部7は、動作モードがウォームアップモード(2)の場合、商用電源の入力(AC入力)がオン状態となってから少し遅れてトライアック102をオン状態とる。トライアック102がオン状態となると、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択しているので、第2回路が動作を開始する。第2回路がヒータ52を最大電力(デューティ比100%)で駆動することで、画像形成装置1は、電力効率を上げてウォームアップ時間(WT)を短縮することができる。
ヒータ52の温度が待機目標温度(例えば、180℃)に到達した場合、制御部7は、画像形成装置1のウォームアップが完了したとして、第2回路の動作を停止する。第2回路の停止は、トライアック102をオフ状態とすることで行う。その後、制御部7は、動作モードをウォームアップモード(2)から待機モード(3)に切替え、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択するように切り替える。なお、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択する切替タイミングは、トライアック102をオフ状態とするタイミングに対して、少し遅れたタイミングとしてある。制御部7は、第1回路への切替スイッチ回路(切替SW)101の切り替えに少し遅れてスイッチ素子(IGBT)831をオン状態とする。第1回路は、スイッチ素子(IGBT)831をオン状態とすることで高周波チョッピング制御が開始され、低デューティ比(0~50%)の指示電力で供給する電力を制御してヒータ52を駆動する。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を待機温度で精度よく維持することができる。
画像形成装置1で印刷が開始されると、制御部7は、動作モードを待機モード(3)から印刷モード(4)に切替える。印刷モード(4)に切替わると、第1回路は、高デューティ比(50~100%)の指示電力で供給する電力を制御してヒータ52を駆動する。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を定着温度で精度よく維持することができる。なお、待機モード(3)から印刷モード(4)に切替える際、制御部7は、駆動する回路を第1回路のまま維持しているので、同じ回路による電力制御で定着温度、消費電力の制御を継続することができる。
画像形成装置1で印刷が完了すると、制御部7は、動作モードを印刷モード(4)から待機モード(5)に切替える。待機モード(5)に切替わると、第1回路は、低デューティ比(0~50%)の指示電力で供給する電力を制御してヒータ52を駆動する。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を待機温度で精度よく維持することができる。
画像形成装置1で待機モードが一定期間続くと、制御部7は、動作モードを待機モード(5)からスリープモード(6)に切替える。スリープモード(6)に切替わると、第1回路は、スイッチ素子(IGBT)831をオフ状態とすることで高周波チョッピング制御を停止し、ヒータ52への電力供給を停止する。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52での消費電力を低減できる。なお、スリープモード(6)において、制御部7は、図6に示すように切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択したままにしていても、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択するように切り替えてもよい。
スリープモード(6)中に画像形成装置1で印刷指示を受付けると、制御部7は、動作モードをスリープモード(6)からウォームアップ(WU)モード(7)に切替え、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択するように切り替える。なお、切替スイッチ回路(切替SW)101が第回路を選択する切替タイミングは、トライアック102をオン状態とするタイミングに対して、少し早いタイミングとしてある。制御部7は、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択してから少し遅れてトライアック102をオン状態とする。トライアック102がオン状態となると、切替スイッチ回路(切替SW)101が第2回路を選択しているので、第2回路が動作を開始する。第2回路がヒータ52を最大電力(デューティ比100%)で駆動することで、画像形成装置1は、電力効率を上げてウォームアップ時間(WT)を短縮することができる。
ヒータ52の温度が定着温度に到達した場合、制御部7は、動作モードをウォームアップモード(7)から印刷モード(8)に切替え、トライアック102をオフ状態にして、第2回路の動作を停止する。その後、制御部7は、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択するように切り替える。なお、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択する切替タイミングは、トライアック102をオフ状態とするタイミングに対して、少し遅れたタイミングとしてある。制御部7は、第1回路への切替スイッチ回路(切替SW)101の切り替えに少し遅れてスイッチ素子(IGBT)831をオン状態とすることで高周波チョッピング制御が開始され、高デューティ比(50~100%)の指示電力で供給する電力を制御してヒータ52を駆動する。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を定着温度で精度よく維持することができる。
上述したように、動作モードをウォームアップモード(2)から待機モード(3)に切替える場合、スリープモード(6)からウォームアップモード(7)に切替える場合、ウォームアップモード(7)から印刷モード(8)に切替える場合、切替スイッチ回路(切替SW)101が駆動する回路を切り替えている。この制御について、さらに詳しく説明する。図7は、ウォームアップモード(2)から待機モード(3)に切替える場合のヒータ駆動回路の切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。
切替スイッチ回路(切替SW)101は、ヒータ52の一端に設けられた切替スイッチ101Aと、ヒータ52の他端に設けられた切替スイッチ101Bとで構成されており、スイッチの切り替えタイミングが厳密的には同じではない。図7に示すタイミングチャートでは、切替スイッチ101Aが第2回路から第1回路に切り替わるタイミングと、切替スイッチ101Bが第2回路から第1回路に切り替わるタイミングとがズレており、切替スイッチ101Aの方が先に切り替わっている。
切替スイッチ101Aは第1回路に切り替わっているが、切替スイッチ101Bがまだ第2回路のままの時間を切替時間とする。この切替時間は、商用電源とヒータ52とが半波分接続した状態であり、ヒータ52での電力損失の原因となる。そのため、制御部7は、この切替時間を極力短くする必要があり、切替スイッチ101A,101Bの接点開閉の遅れ分を考慮して切替時間の損失を最小限に抑えている。
次に、トライアック102と切替スイッチ回路(切替SW)101との切り替え動作について説明する。図8は、トライアック102と切替スイッチ回路(切替SW)101との切り替え動作を説明するためのタイミングチャートである。第2回路は、図2で示したように交流配線84Bの途中にトライアック102を設けてある。トライアック102は、その特性上、オフ状態にしても直ぐにヒータ52への通電が停止される訳ではなく、図8に示すようにオフ状態にしてからオフ後電流がヒータ52に流れる。オフ後電流がヒータ52流れる期間は、商用電源の半周期程度の時間ある。そのため、制御部7は、トライアック102をオフ状態にしたと同時に、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択するように切り替えると、第2回路の電流が第1回路に流れることになる。そこで、制御部7は、切替スイッチ回路(切替SW)101が第1回路を選択するように切り替える場合、トライアック102をオフ状態にしてから商用電源の半周期経過後に、第1回路へ切り替える制御を行う必要がある。
具体的に、商用電源が50Hzの場合、トライアック102のオフ状態からヒータ52への通電停止まで10ms、商用電源が60Hzの場合、トライアック102のオフ状態からヒータ52への通電停止まで8.4msとなる。そのため、制御部7は、第2回路から第1回路への切り替えを制御する場合、トライアック102のオフ状態から10ms以上経過した後に、第1回路への切り替えを制御する。これにより、第2回路から第1回路への切り替えによる短絡を防止することができる。
切替スイッチ回路(切替SW)101の切り替えタイミングを、トライアック102のオフ状態から商用電源の半周期経過したか否かで判断する以外に、ゼロクロス検出回路を設けてトライアック102のゼロクロスを検出したか否かで判断してもよい。つまり、制御部7は、第2回路から第1回路への切り替えを制御する場合、ゼロクロス検出部が検出したトライアックのゼロクロスのタイミング以降に、第1回路への切り替えを制御する。これにより、第2回路から第1回路への切り替えによる短絡を防止することができる。
なお、上述の切替スイッチ回路(切替SW)101では、第2回路から第1回路に切り替わるタイミングについて説明したが、第1回路から第2回路に切り替わるタイミングについても、第1回路のスイッチ素子(IGBT)831のタイミングを考慮してもよい。例えば、制御部7は、第1回路のスイッチ素子(IGBT)831をオフ状態にした後、5μs(チョッピング1周期分20kHzを想定)以降に第1回路への切り替えを制御する。つまり、制御部7は、第1回路の電位が所定電位以下となるまでの期間待って、第2回路で駆動する。これにより、第1回路から第2回路への切り替えによる短絡を防止することができる。
これまで、動作モードにより切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第1回路および第2回路のいずれかを選択する制御について説明したが、動作モード以外の条件も考慮して第1回路および第2回路のいずれかを選択する制御について説明する。図9は、指示電力のデューティ比(Duty)に基づいてヒータ駆動回路切り替え場合を説明するための図である。
図9において、制御部7は、指示電力のデューティ比(Duty)が100%の場合、動作モードがウォームアップモードであるとして、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第2回路を選択する。制御部7は、指示電力のデューティ比(Duty)が50~80%の場合、動作モードが通常の印刷モードであるとして、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第1回路を選択する。制御部7は、指示電力のデューティ比(Duty)が0~50%の場合、動作モードが通常の待機モードであるとして、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第1回路を選択する。
制御部7は、指示電力のデューティ比(Duty)が95~100%の場合、動作モードが連続印刷モードであるとして、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第1回路を選択する。特に、極低温環境で厚紙を高速カラーで連続印刷する場合、定着ローラの熱が厚紙に吸収されヒータ52の温度が大きく変化する。そのため、制御部7は、デューティ比(Duty)100%とデューティ比(Duty)100%未満との制御を繰返す必要があり、デューティ比(Duty)100%で駆動する度に第2回路に切替えていたのでは切替損失が大きくなる。そのため、制御部7は、連続印刷モードの場合、指示電力のデューティ比(Duty)の変動に関わらず、第1回路の選択を維持する。
同様に、制御部7は、印刷指示を受付けておらず、指示電力のデューティ比(Duty)が95~100%の場合、動作モードが連続待機モードであるとして、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第1回路を選択する。特に、極低温環境で連続待機している場合、ヒータ52の温度が大きく変化する。そのため、制御部7は、デューティ比(Duty)100%とデューティ比(Duty)100%未満との制御を繰返す必要があり、デューティ比(Duty)100%で駆動する度に第2回路に切替えていたのでは切替損失が大きくなる。そのため、制御部7は、連続待機モードの場合、指示電力のデューティ比(Duty)の変動に関わらず、第1回路の選択を維持する。
制御部7は、連続待機モードであっても、省エネを優先して待機モードから印刷モードへの待機復帰時間にある程度の許容(温度リップルを許容)があれば、デューティ比(Duty)100%で駆動するときは、切替スイッチ回路(切替SW)101を切替えて第2回路を選択してもよい。
次に、検出したヒータ52の温度に基づいてヒータ駆動回路の切り替える制御について説明する。図10は、検出したヒータ52の温度に基づいてヒータ駆動回路の切り替え場合を説明するための図である。図10には、温度検出部54で検出したヒータ52の温度(検出温度)、動作モード、ウォームアップ完了温度(WU完了温度)、選択回路が図示されている。制御部7は、印刷指示を受付て温度検出部54で検出したヒータ52の温度に基づいて、第1回路および第2回路のいずれかを選択する。第2回路から第1回路への切り替えを行う場合、ヒータ52を一旦(例えば、数十ms)オフ状態する必要があり、若干の電力損失が発生する。そのため、ヒータ52の温度が30℃程度と低い状態からウォームアップを開始する場合、第2回路を選択する方が電力効率を上げることができるが、逆にヒータ52の温度が170℃程度と高い状態からウォームアップを開始する場合、回路を切り替えることによる電力損失が大きくなる。
図10では、制御部7は、検出温度が160℃以下の場合に第2回路を選択し、検出温度が160℃より高い場合に第1回路を選択する。160℃の閾値を境に回路を切り替えると説明したが、160℃の閾値は例示であって、電源の入力電圧、環境温度などにより変更してもよい。なお、制御部7は、ヒータ52がオフ状態となってから次にオン状態となるまでの時間を計測し、当該計測した時間に基づいて第1回路および第2回路のいずれかを選択してもよい。具体的に、制御部7は、ヒータ52が前回オフ状態となってから次にオン状態となるまでの時間が所定期間(例えば、60s)内であれば、ヒータ52の温度が比較的高いため第1回路を選択し、所定期間より長いのであれば、ヒータ52の温度が比較的低いため第2回路を選択する。
さらに、制御部7は、待機モードの期間(待機期間)を計測し、当該計測した期間に基づいて第1回路および第2回路のいずれかを選択してもよい。具体的に、制御部7は、待機モードの期間が所定の基準(例えば、1h)以内であれば、ヒータ52の温度が比較的高く維持されているとして第1回路を選択し、所定の基準より長いのであれば、ヒータ52の温度が低下しているとして第2回路を選択する。
次に、検出したヒータ52の温度とウォームアップ完了温度との差に基づいてヒータ駆動回路の切り替える制御について説明する。図11は、検出したヒータ52の温度とウォームアップ完了温度との差に基づいてヒータ駆動回路の切り替え場合を説明するための図である。図11には、温度検出部54で検出したヒータ52の温度(検出温度)、動作モード、ウォームアップ完了温度(WU完了温度)、WU完了温度と検出温度との差(WU完了-検出温度)、選択回路が図示されている。制御部7は、印刷指示を受付て温度検出部54で検出したヒータ52の温度と、印刷指示のウォームアップ完了温度との差に基づいて、第1回路および第2回路のいずれかを選択する。印刷指示のカラー印刷とモノクロ印刷とでは、ウォームアップ完了温度が異なる。同じヒータ52の温度であっても、ウォームアップ完了温度が異なれば選択する回路も異なることになる。
図11では、制御部7は、WU完了温度と検出温度との差が20℃以上の場合に第2回路を選択し、WU完了温度と検出温度との差が20℃より小さい場合に第1回路を選択する。温度差20℃(所定の値)を境に回路を切り替えると説明したが、温度差20℃は例示であって、電源の入力電圧、環境温度などにより変更してもよい。なお、ウォームアップ完了温度(WU完了温度)は、画像形成装置1の暖まり状況、印刷用紙の種類などを考慮して設定変更ができる様にしても良い。
図6に示したタイミングチャートでは、ヒータ52の温度が待機目標温度(例えば、180℃)に到達した場合、制御部7は、第2回路の動作を停止して、第1回路を選択するように切替スイッチ回路(切替SW)101を切り替えると説明した。つまり、制御部7は、生産性を優先して待機目標温度まで最短でヒータ52を加熱できるように、ヒータ52の温度が待機目標温度になるまで第2回路を選択する制御を行っている(生産性モード(非省エネモード))。しかし、画像形成装置1の省エネを優先して、ヒータ52の温度が待機目標温度になる前に第2回路を第1回路に切り替える制御を行ってもよい(省エネモード)。なお、画像形成装置1のユーザが、生産性モードで行うか、省エネモードで行うかを操作/入力部6で選択できるようにしてもよい。
図12は、検出温度と第2回路から第1回路への切り替えタイミングとの関係を説明するための図である。図12に示す縦軸は、温度検出部54で検出したヒータ52の温度(検出温度)、横軸は時間をそれぞれ示している。生産性を優先して待機目標温度まで最短でヒータ52を加熱した場合、待機目標温度(例えば、180℃)に達するまでのWU完了時間Aが約23秒となる。ヒータ52の温度が待機目標温度(第1所定温度)に達したタイミング(切替A)で、第2回路から第1回路への切り替えることになるため、ヒータ52の温度は、待機目標温度をオーバーシュートすることになり温度リップルが大きくなる。その後、制御部7は、第1回路でヒータ52に供給する電力を制御することで待機目標温度に近付ける制御を行う。
一方、省エネを優先して待機目標温度まで加熱する場合、待機目標温度よりも低い切替温度(第2所定温度)に達したタイミング(切替B)で、第2回路から第1回路への切り替えることになる。そのため、第1回路への切り替えた後のヒータ52の温度上昇が抑えられ、待機目標温度(例えば、180℃)に達するまでのWU完了時間Bが約27秒と遅くなる。しかし、待機目標温度までの温度上昇を抑えることで、待機目標温度をオーバーシュートすることなく温度リップルを小さくすることができ、画像形成装置1の省エネを図ることができる。なお、切替温度は、例えば、160℃とする。
以上のように、本実施の形態に係る画像形成装置1では、制御部7が、ヒータ52を駆動する駆動回路を、切替スイッチ回路101で第1ヒータ駆動回路と第2ヒータ駆動回路とのいずれか一方に切り替えることが可能である。そのため、画像形成装置1では、切替スイッチ回路101でヒータ駆動回路を適切に切り替えることで、それぞれのヒータ駆動回路おけるデメリットよる影響を低減することができる。
さらに、画像形成装置1では、駆動回路切り替える切替スイッチ回路101が、ヒータ52と第1ヒータ駆動回路との間で、かつヒータ52と第2ヒータ駆動回路との間に設けられている。また、画像形成装置1では、切替スイッチ回路101(切替スイッチ101A,101B)が、ヒータ52の両端にそれぞれ設けられている。そのため、画像形成装置1では、ヒータ52対して複数の駆動回路を確実に切り替えることができる。
なお、切替スイッチ回路101は、ヒータ52と第1ヒータ駆動回路との間で、かつヒータ52と第2ヒータ駆動回路との間に設けられ、ヒータ52の両端にそれぞれ設けられる構成に限定されない。ヒータ52に接続される第1ヒータ駆動回路と第2ヒータ駆動回路とを切り替えることができれば、いずれの構成であってもよい。
また、制御部7は、画像形成装置1の動作モードに応じて切替スイッチ回路101での駆動回路の切り替えを制御してもよい。特に、制御部7は、動作モードが、印刷(画像形成)モードおよび待機モードである場合に、第1ヒータ駆動回路でヒータ52を駆動するように切替スイッチ回路101を切り替え、動作モードが、ウォームアップモードである場合に、第2ヒータ駆動回路でヒータ52を駆動するように切替スイッチ回路101を切り替えてもよい。これにより、画像形成装置1は、動作モードに応じてヒータ52を駆動する駆動回路を選択することができ、電力効率を上げてウォームアップ時間(WT)を短縮することができると共に、温度リップルを低減できる。
制御部7は、ヒータ52の両端に設けた切替スイッチ101A,101Bのうち、一方の切替スイッチ101Aで駆動回路を切り替えた場合、他方の切替スイッチ101Bでも所定時間内に駆動回路の切り替えを行うように制御してもよい。これにより、切替スイッチ101A,101Bの切替時間の損失を最小限に抑えることで、ヒータ52への電力損失を削減できる。
制御部7は、ヒータ52の両端に設けた切替スイッチ101A,101Bのうち、一方の切替スイッチ101Aで駆動回路を切り替えた場合、他方の切替スイッチ101Bも同じタイミングで駆動回路の切り替えを行うように制御してもよい。これにより、切替スイッチ101A,101Bの切替時間の損失をなくして、ヒータ52への電力損失を削減できる。
制御部7は、第1ヒータ駆動回路において、デューティ比が100%となる駆動を行う場合、駆動回路を第2ヒータ駆動回路に切り替えるように切替スイッチ回路101を制御してもよい。これにより、画像形成装置1は、電力効率を上げてウォームアップ時間(WT)を短縮することができる。
制御部7は、連続して画像を形成する処理が実行されている場合、駆動回路を第2ヒータ駆動回路に切り替えずに、第1ヒータ駆動回路で駆動するように切替スイッチ回路101を制御してもよい。これにより、画像形成装置1は、駆動回路の切替損失を低減できる。
制御部7は、待機時の場合、駆動回路を第2ヒータ駆動回路に切り替えずに、第1ヒータ駆動回路で駆動するように切替スイッチ回路101を制御してもよい。これにより、画像形成装置1は、駆動回路の切替損失を低減できる。
制御部7は、切替スイッチ回路101に対して第1ヒータ駆動回路から第2ヒータ駆動回路への切り替えを制御する場合、第2ヒータ駆動回路で駆動するタイミングを、第1ヒータ駆動回路の電位が所定電位以下となるまでの期間後にしてもよい。これにより、画像形成装置1は、第1ヒータ駆動回路から第2ヒータ駆動回路への切り替えによる短絡を防止することができる。
制御部7は、温度検出部54で検出した温度が所定の閾値(例えば、160℃)より高い場合、切替スイッチ回路101に対して第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、検出した温度が所定の閾値以下の場合、切替スイッチ回路101に対して第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行ってもよい。これにより、画像形成装置1は、検出した温度に基づいて回路を切り替えることにより電力損失を低減できる。
制御部7は、ヒータ52が前回オフ状態となってから次にオン状態となるまでの期間が所定期間(例えば、60s)内の場合、切替スイッチ回路101に対して第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、当該期間が所定期間より長い場合、切替スイッチ回路101に対して第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行ってもよい。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を検出することなく、駆動回路の切り替えを制御することができる。
制御部7は、生産性モードが選択された場合(省エネモードが選択されなかった場合)、ウォームアップモードにおいて、ヒータ52の温度が待機目標温度に達するまで、切替スイッチ回路101に対して第1回路へ切り替えを行わない。一方、制御部7は、省エネモードが選択された場合、ウォームアップモードにおいて、ヒータ52の温度が切替温度に達するまで、切替スイッチ回路101に対して第1回路へ切り替えを行わない。これにより、画像形成装置1は、ユーザの要求に応じて生産性モードと省エネモードとを選択することができる。
制御部7は、温度検出部54で検出した温度とウォームアップ完了温度との差が所定の値(例えば、20℃)より小さい場合、切替スイッチ回路101に対して第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、検出した温度とウォームアップ完了温度との差が所定の値以上の場合、切替スイッチ回路101に対して第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行ってもよい。これにより、画像形成装置1は、検出した温度とウォームアップ完了温度との差に基づいて回路を切り替えることにより電力損失を低減できる。
制御部7は、待機モードの期間(待機期間)が所定の基準(例えば、1h)内の場合、切替スイッチ回路101に対して第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、待機モードの期間が所定の基準より長い場合、切替スイッチ回路101に対して第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行ってもよい。これにより、画像形成装置1は、ヒータ52の温度を検出することなく、駆動回路の切り替えを制御することができる。
<変形例>
上記実施形態において、ヒータ52が前回オフ状態となってから次にオン状態となるまでの時間や、待機モードの期間(待機期間)に基づいて、第1回路および第2回路のいずれかを選択することを説明した。しかし、これに限定されず、制御部7は、例えば、スリープモードに突入してからスリープモードが解除されるまでの時間(省エネモード時間)を計測し、計測した時間に基づいて第1回路および第2回路のいずれかを選択するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、2 給紙部、4 画像形成部、5 定着部、6 操作/入力部、7 制御部、8 電源部、51 加熱ローラ、52 ヒータ、53 加圧ローラ、54 温度検出部、81 整流回路、82 ノイズフィルタ、83 チョッパ回路、84A,84B 交流配線、101 切替スイッチ回路、101A,101B 切替スイッチ、102 トライアック、831 スイッチング素子、832 駆動回路。

Claims (17)

  1. ヒータと、
    交流電源からの交流電力を整流して、前記ヒータに通電する電流をPWM制御する第1ヒータ駆動回路と、
    交流電源を前記ヒータに通電する第2ヒータ駆動回路と、
    前記ヒータを駆動する駆動回路を、前記第1ヒータ駆動回路と前記第2ヒータ駆動回路とのいずれか一方に切り替える切替回路と、
    前記切替回路での駆動回路の切り替えを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1ヒータ駆動回路において、前記PWM制御のデューティ比が100%となる駆動を行う場合、駆動回路を前記第2ヒータ駆動回路に切り替えるように前記切替回路を制御する、画像形成装置。
  2. 前記切替回路は、前記ヒータと前記第1ヒータ駆動回路との間で、かつ前記ヒータと前記第2ヒータ駆動回路との間に設ける、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記切替回路は、前記ヒータの両端にそれぞれ設けられている、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像形成装置の動作モードに応じて前記切替回路での駆動回路の切り替えを制御し、
    前記動作モードが、画像形成モードおよび待機モードである場合に、前記第1ヒータ駆動回路で前記ヒータを駆動するように前記切替回路を切り替え、
    前記動作モードが、ウォームアップモードである場合に、前記第2ヒータ駆動回路で前記ヒータを駆動するように前記切替回路を切り替える、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ヒータの両端に設けた前記切替回路のうち、一方の前記切替回路で駆動回路を切り替えた場合、他方の前記切替回路でも所定時間内に駆動回路の切り替えを行うように制御する、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記ヒータの両端に設けた前記切替回路のうち、一方の前記切替回路で駆動回路を切り替えた場合、他方の前記切替回路も同じタイミングで駆動回路の切り替えを行うように制御する、請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、連続して画像を形成する処理が実行されている場合、駆動回路を前記第2ヒータ駆動回路に切り替えずに、前記第1ヒータ駆動回路で駆動するように前記切替回路を制御する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、待機時の場合、駆動回路を前記第2ヒータ駆動回路に切り替えずに、前記第1ヒータ駆動回路で駆動するように前記切替回路を制御する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路から前記第2ヒータ駆動回路への切り替えを制御する場合、前記第2ヒータ駆動回路で駆動するタイミングを、前記第1ヒータ駆動回路の電位が所定電位以下となるまでの期間後にする、請求項1~請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2ヒータ駆動回路は、交流電源を前記ヒータに通電するか否かの制御を行うためのトライアックをさらに含む、請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路から前記第1ヒータ駆動回路への切り替えを制御する場合、前記第2ヒータ駆動回路から前記ヒータへの通電が、前記トライアックのオフ状態から交流電源の周波数の半周期経過後に、前記第1ヒータ駆動回路への切り替えを制御する、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記トライアックのゼロクロスのタイミングを検出するゼロクロス検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路から前記第1ヒータ駆動回路への切り替えを制御する場合、前記ゼロクロス検出部が検出した前記トライアックのゼロクロスのタイミング以降に、前記第1ヒータ駆動回路への切り替えを制御する、請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記ヒータの温度を検出する温度検出部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記温度検出部で検出した温度が所定の閾値より高い場合、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、
    前記温度検出部で検出した温度が所定の閾値以下の場合、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行う、請求項1~請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記ヒータが前回オフ状態となってから次にオン状態となるまでの期間を計測する計時部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記計時部によって計測された期間が所定期間内の場合、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、
    前記計時部によって計測された期間が所定期間より長い場合、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行う、請求項1~請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. ユーザが省エネモードか否かを選択する選択部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記選択部で前記省エネモードが選択されなかった場合、前記ウォームアップモードにおいて、前記ヒータの温度が第1所定温度に達するまで、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替えを行わず、
    前記選択部で前記省エネモードが選択された場合、前記ウォームアップモードにおいて、前記ヒータの温度が前記第1所定温度よりも低い第2所定温度に達するまで、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替えを行わない、請求項4に記載の画像形成装置。
  16. 前記ヒータの温度を検出する温度検出部と、
    前記ウォームアップモード後の前記ヒータの設定温度を設定する設定部とをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記温度検出部で検出した温度と前記設定温度との差が所定の値より小さい場合、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、
    前記温度検出部で検出した温度と前記設定温度との差が所定の値以上の場合、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行う、請求項4に記載の画像形成装置。
  17. 待機開始時から待機終了時までの待機期間を計測する待機計時部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記待機計時部によって計測された待機期間が所定の基準内の場合、前記切替回路に対して前記第1ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行い、
    前記待機計時部によって計測された待機期間が所定の基準より長い場合、前記切替回路に対して前記第2ヒータ駆動回路へ切り替える制御を行う、請求項1~請求項16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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