JP2017129856A - トナーバインダーおよびトナー - Google Patents
トナーバインダーおよびトナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017129856A JP2017129856A JP2017003780A JP2017003780A JP2017129856A JP 2017129856 A JP2017129856 A JP 2017129856A JP 2017003780 A JP2017003780 A JP 2017003780A JP 2017003780 A JP2017003780 A JP 2017003780A JP 2017129856 A JP2017129856 A JP 2017129856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- polyester resin
- compound
- toner binder
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
Description
トナーの定着温度を低くする手段として、結着樹脂のガラス転移点を低くする技術が一般的に使用されている。しかしながら、ガラス転移点を低くし過ぎると、粉体の凝集(ブロッキング)が起り易くなりトナーの保存性が低下するため、ガラス転移点の下限は実用上50℃である。このガラス転移点は、結着樹脂の設計ポイントであり、ガラス転移点を下げる方法では、更に低温定着可能なトナーを得ることはできない。
また、別の手段として、分子量を小さくすることが行われている。しかしながら、分子量を小さくしすぎると、トナー画像を熱ロール定着方式により定着する場合には定着時に熱ロールと溶融状態のトナーとが直接接触するが、このとき熱ロール上に移行したトナーが次に送られてくる転写紙等を汚す、いわゆるオフセット現象が生じ易いという欠点がある。
この方法でも同様に定着可能範囲は拡大するものの、同時に定着下限温度も上昇するため低温定着が困難となり、未だ高速化、省エネルギー化の要求には十分に答えられていない。また、イソシアネートと高分子化用樹脂が反応する際、凝集力の高いウレタン結合やウレア結合が生成し、そのためにトナー定着画像の光沢が低くなる問題が発生したり、低温定着性と粉砕性の両立が難しくなったりする。
しかしながら、この方法でも同様に高温でのオフセット現象はある程度防止できても、同時に定着下限温度も上昇するため低温定着が困難となり、未だ高速化、省エネルギー化の要求には十分に答えられていない。
すなわち本発明は、酸価が5〜80KOHmg/gであるポリエステル樹脂(A)と、酸価が5KOHmg/g未満であるポリエステル樹脂(B)と、オキサゾリン化合物(D1)、カルボジイミド化合物(D2)およびアジリジン化合物(D3)からなる群から選ばれる1種以上の伸長剤(D)とを反応させてなる樹脂組成物(C)を含有するトナーバインダー;およびこのトナーバインダー及び着色剤を含有するトナーである。
ポリエステル樹脂(A)の酸価5〜80KOHmg/gであり、好ましくは15〜65mgKOH/g、さらに好ましくは20〜50mgKOH/gである。酸価が5mgKOH/g以上であると耐ホットオフセット性が良好になり、酸価が80mgKOH/g以下であるとトナーとして用いた時の低温定着性、光沢性がより良好となる。
1)試料を精秤し、その重さをS(g)とする。
2)200ml三角フラスコに試料を入れ、THF50mlを加え、フェノールフタレイン指示薬を数滴加え、0.1規定のKOH・THF溶液を用いて滴定する。この時のKOH溶液の量をA(ml)とする。同時にブランクテストをし、この時のKOH溶液量をB(ml)とする。
3)次式により酸価を計算する。
酸価=(A−B)×f×5.61÷S(f:KOH溶液の力価)
カルボン酸成分(x)として、これらのカルボン酸の、無水物、低級アルキル(炭素数1〜4)エステル(メチルエステル、エチルエステル及びイソプロピルエステル等)を用いてもよいし、これらのカルボン酸と併用してもよい。
保存安定性の観点からさらに好ましくは、アジピン酸、炭素数16〜50のアルケニルコハク酸、テレフタル酸、イソフタル酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、及びこれらの併用である。
特に好ましくは、アジピン酸、テレフタル酸、トリメリット酸、及びこれらの併用である。これらの酸の無水物や低級アルキルエステルも、同様に好ましい。
炭素数4〜36のアルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール及びポリテトラメチレンエーテルグリコール等);炭素数6〜36の脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール及び水素添加ビスフェノールA等);
上記脂環式ジオールの(ポリ)オキシアルキレン〔アルキレン基の炭素数2〜4(オキシエチレン及びオキシプロピレン等)以下のポリオキシアルキレン基も同じ〕エーテル〔オキシアルキレン単位(以下、「オキシアルキレン」をAOと略記することがある。)の数1〜30〕;
2価フェノール〔単環2価フェノール(例えばハイドロキノン)、ビスフェノール類のポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜30);等が挙げられる。
ビスフェノール類としては、下記一般式(1)で示されるものが挙げられる。
[式中、Xは炭素数1〜3のアルキレン基、−SO2−、−O−、−S−、または直接結合を表し;Arは、ハロゲン原子または炭素数1〜30のアルキル基で置換されていてもよいフェニレン基を表す。]
これらの中で好ましくはEO及び/又はPOである。AOの付加モル数は、好ましくは2〜30モル、さらに好ましくは2〜10モルである。
ビスフェノール類のポリオキシアルキレンエーテルのうち、トナーの定着性の観点から好ましいものは、ビスフェノールAのEO及び/又はPO付加物(平均付加モル数2〜4、特に2〜3)である。
糖類及びその誘導体、例えばショ糖及びメチルグルコシド);
上記脂肪族多価アルコールの(ポリ)オキシアルキレンエーテル(AO単位の数1〜30);
トリスフェノール類(トリスフェノールPA等)のポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜30);
ノボラック樹脂(フェノールノボラック及びクレゾールノボラック等、平均重合度3〜60)のポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜30)等が挙げられる。
保存安定性の観点からさらに好ましいものは、炭素数2〜10のアルキレングリコール、ビスフェノール類のポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜5)、ノボラック樹脂のポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜30)である。
特に好ましくは、炭素数2〜6のアルキレングリコール、ビスフェノールAのポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜5)であり、最も好ましくは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ビスフェノールAのポリオキシアルキレンエーテル(AO単位の数2〜3)である。
具体的に例示すると市販品では、エポクロス(日本触媒株式会社製)WS−500、WS−700、K−1010E、K−2010E、K−1020E、K−2020E、K−1030E、K−2030E、RPS−1005などが挙げられる。
ポリカルボジイミド樹脂は、原材料であるイソシアネート化合物を、3−メチル−1−フェニル−2−フォスフォレンオキシド、1−フェニル−2−フォスフォレン−1−オキシドなどのカルボジイミド化触媒の存在下、120〜150℃の反応温度で、加圧下で行うか、脂肪族アセテート系、ハロゲン系、脂環式エーテルなどの溶媒中で行うことによる脱炭酸縮合反応で得られる。
2価のジイソシアネート化合物(E1)としては、脂肪族ジイソシアネート化合物、脂環族ジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート化合物が挙げられる。
脂環族ジイソシアネート化合物としては、例えば、1,3−シクロペンテンジイソシアネート,1,3−シクロへキサンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート,水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
芳香族ジイソシアネート化合物としては、例えば、フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソソアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,2’一ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−トルイジンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
イソシアヌレート3量体とは、ジイソシアネートモノマー3分子からなり、イソシアヌレート基を有するポリイソシアネートであり、例えば、下記の化学式(3)で表される化合物などが挙げられる。
この範囲にあると分子量が十分大きくなることで耐ホットオフッセット性が良好となる。
0.40≦r/p≦1.60 (2)
この範囲にあると分子量が十分大きくなることで耐ホットオフッセット性が良好となる。
0.40≦s/p≦1.60 (3)
この範囲にあると分子量が十分大きくなることで耐ホットオフッセット性が良好となる。
例えば、不活性ガス(窒素ガス等)雰囲気中で、反応温度が好ましくは150〜280℃、さらに好ましくは160〜250℃、とくに好ましくは170〜235℃で反応させることにより行うことができる。また反応時間は、重縮合反応を確実に行う観点から、好ましくは30分以上、とくに好ましくは2〜40時間である。
(1)トナーバインダー中の酸価を、JIS K0070(1992年版)に規定の方法で測定し、定量を行い以下の計算式に従って算出され得る方法。
C(ミリモル/g)={(樹脂(A)の酸価×樹脂(A)の重量比)+(樹脂(B)の酸価×樹脂(B)の重量比)−トナーバインダーの酸価}/56100×1000
C(ミリモル/g)={(使用したオキサゾリン化合物の量(g)−トナーバインダー中のオキサゾリン化合物の量(g))/使用したオキサゾリン化合物の量}×反応前の理論オキサゾリン基量(ミリモル/g)/トナーバインダーの重量(g)
(1)<サンプル調製>トナーバインダー200mgをスクリュー管に秤量し、メタノール25mlを入れ30分超音波を当てオキサゾリン化合物を抽出する。その後、遠心分離をかけ、上澄みをサンプリングし、ろ過して測定用サンプルを調製する。
(2)測定条件は以下の通り。
分析装置:LCMS−8030(島津製作所製)
カラム:InertSustainSwift(GLサイエンス社製)粒子径1.9μm、内径2.1mm、長さ50mm
移動相:A(酢酸アンモニウム水溶液/メタノール=80/20) Bメタノール A/B=40/60
流速:0.3mL/分
注入量:0.2μl
イオン源:ESI(±)
本発明のN−アシルウレア基は、上記の反応式に示されるカルボキシル基とカルボジイミド基が反応したときに得られるアミドエステル由来のN−アシルウレア基のことである。
(1)トナーバインダー中の酸価を、JIS K0070(1992年版)に規定の方法で測定し、定量を行い以下の計算式に従って算出され得る方法。
C(mmol/g)={(樹脂(A)の酸価×樹脂(A)の重量比)+(樹脂(B)の酸価×樹脂(B)の重量比)−トナーバインダーの酸価}/56100×1000
本発明のアミノ基は、上記の反応式に示されるカルボキシル基とアジリジン基が反応したときに生成するアミノ基のことである。
(1)トナーバインダー中の酸価を、JIS K0070(1992年版)に規定の方法で測定し、定量を行い以下の計算式に従って算出され得る方法。
C(ミリモル/g)={(樹脂(A)の酸価×樹脂(A)の重量比)+(樹脂(B)の酸価×樹脂(B)の重量比)−トナーバインダーの酸価}/56100×1000
−35℃未満の場合は、耐熱保存性が不十分である。
80℃を超えると定着性が不十分である。
上記測定から吸発熱量と温度とのグラフを描き、そのグラフの低温側のベースラインを高温側に延長した直線と、ガラス転移の階段状変化部分の曲線の勾配が最大になるような点で引いた接線との交点の温度をガラス転移温度(Tg)とする。
(1)予めポリエステル樹脂(A)と伸長剤(D)を重付加反応した後に、ポリエステル樹脂(B)と混合する方法。
(2)予めポリエステル樹脂(B)と伸長剤(D)を重付加反応した後に、ポリエステル樹脂(A)と混合する方法。
(3)ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の混合物と伸長剤(D)を重付加反応する方法。
これらのうち、ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の混合物と伸長剤(D)を重付加反応する(3)の方法が反応速度の制御や樹脂の均一性の点で好ましい。
トナーバインダーは、樹脂組成物(C)を含有していればとくに限定されず、たとえば2種類の樹脂や添加剤を混合する場合、混合方法は通常行われる公知の方法でよく、粉体混合、溶融混合、溶剤混合のいずれでもよい。また、トナー化時に混合してもよい。この方法の中では、均一に混合し、溶剤除去の必要のない溶融混合が好ましい。
溶融混合する場合の混合装置としては、反応槽等のバッチ式混合装置、及び連続式混合装置が挙げられる。適正な温度で短時間で均一に混合するためには、連続式混合装置が好ましい。連続混合装置としては、エクストルーダー、コンティニアスニーダー、3本ロール等が挙げられる。
また、溶融混合する方法がこれら具体的に例示された方法に限られるわけではなく、例えば反応容器中に原料を仕込み、溶液状態となる温度に加熱し、混合するような方法など適宜の方法で行うことができることはもちろんである。
着色剤としては、トナー用着色剤として使用されている染料、顔料等のすべてを使用することができる。
着色剤の含有量は、本発明のトナーバインダー100重量部に対して、好ましくは1〜40重量部、さらに好ましくは3〜10重量部である。なお、磁性粉を用いる場合は、好ましくは20〜150重量部、さらに好ましくは40〜120重量部である。
荷電制御剤はトナー重量に基づき、好ましくは0〜20重量%、より好ましくは0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜7.5重量%である。
流動化剤はトナー重量に基づき、好ましくは0〜10重量%、より好ましくは0〜5重量%、特に好ましくは0.1〜4重量%である。
例えば、混練粉砕法によりトナーを得る場合、流動化剤を除くトナーを構成する成分を乾式ブレンドした後、溶融混練し、その後粗粉砕し、最終的にジェットミル粉砕機等を用いて微粒化して、さらに分級することにより、体積平均粒径(D50)が好ましくは5〜20μmの微粒とした後、流動化剤を混合して製造することができる。
なお、粒径(D50)はコールターカウンター[例えば、商品名:マルチサイザーIII(コールター社製)]を用いて測定される。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールA・PO3モル付加物(三洋化成工業製ハイマーBP−3P)649部、フェノールノボラック102部、テレフタル酸120部、アジピン酸88部、フマル酸13部、縮合触媒としてジブチル錫オキシド0.6部を入れ、220℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら4時間反応させた。さらに、0.5〜2.5kPaの減圧下に10時間反応させ、酸価が1未満になった時点で180℃まで冷却した後、無水トリメリット酸82部を入れ、常圧で1時間反応させて取り出し、ポリエステル樹脂(A−1)を得た。
ポリエステル樹脂(A−1)の酸価は40、Tgは40℃、重量平均分子量Mwは8120だった。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、表1に記載したアルコール成分とカルボン酸成分を仕込み、それ以外は製造例1と同様に反応を行い、ポリエステル樹脂(A−2)〜(A−4)を得た。
表1に酸価、Tg、Mwを記載した。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、表1に記載したアルコール成分とカルボン酸成分を仕込み、それ以外は製造例3と同様に反応を行い、ポリエステル樹脂(A’−1)を得た。
なお、アルコール成分としてビスフェノールA・EO2モル付加物(三洋化成工業製ニューポールBPE−20)三洋化成工業製ハイマーBP−2P)を用いた。
ポリエステル樹脂(A’−1)は酸価が93のため、本発明のポリエステル樹脂(A)には該当しない。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールA・PO2モル付加物(三洋化成工業製ハイマーBP−2P)608部、ビスフェノールA・PO3モル付加物170部、テレフタル酸280部、縮合触媒としてジブチル錫オキシド1.5部を入れ、220℃で窒素気流下に、生成する水を留去しながら4時間反応させた。さらに、0.5〜2.5kPaの減圧下に10時間反応させ、酸価が5未満になった時点で取り出し、ポリエステル樹脂(B−1)を得た。
ポリエステル樹脂(B−1)の酸価は1、Tgは57℃、重量平均分子量Mwは4980だった。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、表2に記載したアルコール成分とカルボン酸成分を仕込み、それ以外は製造例3と同様に反応を行い、ポリエステル樹脂(B−2)〜(B−4)を得た。
表2に酸価、Tg、Mwを記載した。
ポリエステル樹脂(A−1)30部とポリエステル樹脂(B−1)70部、同時に伸長剤のオキサゾリン化合物(D1)として1,3−ビス(4,5−ジヒドロ−2−オキサゾリル)ベンゼン(D1−1)2.5部を重量比で(A−1)/(B−1)/(D1−1)=30/70/2.5となるように二軸混練器(栗本鉄工所製,S5KRCニーダー)に供給して反応温度190℃で滞留時間6分反応を行った。得られたものを冷却し、樹脂組成物(C−1)を含有するトナーバインダー(TB−1)を得た。
トナーバインダー(TB−1)のアミド基含有量は0.22ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン基含有量はオキサゾリン化合物(D1)の重量に基づいて9.3ミリモル/gであった。
実施例1において、伸長剤のオキサゾリン化合物(D1−1)2.5部を伸長剤のカルボジイミド化合物(D2)としてカルボジライトV−02B[日清紡ケミカル株式会社 製](D2−1)13.6部に変更し、重量比で(A−1)/(B−1)/(D1−1)=30/70/13.6となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C−2)を含有するトナーバインダー(TB−2)を得た。
トナーバインダー(TB−2)のN−アシルウレア基含有量は0.20ミリモル/gであった。
また、カルボジイミド基含有量はカルボジイミド化合物(D2)の重量に基づいて1.7ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)30部をポリエステル樹脂(A−2)30部に変更し、ポリエステル樹脂(B−1)70部をポリエステル樹脂(B−2)70部に変更し、オキサゾリン化合物(D1−1)2.5部をオキサゾリン化合物(D1−1)2.0部に変更し、重量比で(A−2)/(B−2)/(D1−1)=30/70/2.0となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C−3)を含有するトナーバインダー(TB−3)を得た。
トナーバインダー(TB−3)のアミド基含有量は0.18ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン基含有量はオキサゾリン化合物(D1)の重量に基づいて9.3ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)30部、ポリエステル樹脂(B−1)70部を、それぞれポリエステル樹脂(A−1)10部、ポリエステル樹脂(B−1)90部に変更し、オキサゾリン化合物(D1−1)2.5部を、(D1)としてオキサゾリン化合物(D1−1)3モルに対してトリメリット酸を1モル反応させたもの(D1−2)4.1部に変更し、重量比で(A−1)/(B−1)/(D1−1)=10/90/4.1となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C−4)を含有するトナーバインダー(TB−4)を得た。
トナーバインダー(TB−4)のアミド基含有量は0.14ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン化合物(D1)に基づいたオキサゾリン基含有量は3.5ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)30部をポリエステル樹脂(A−3)30部に変更し、ポリエステル樹脂(B−1)70部をポリエステル樹脂(B−3)70部に変更し、伸長剤のオキサゾリン化合物(D1−1)2.5部を伸長剤のカルボジイミド化合物(D2)としてカルボジライトV−09B[日清紡ケミカル株式会社 製](D2−2)4.2部に変更し、重量比で(A−3)/(B−3)/(D2−2)=30/70/4.2となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C−5)を含有するトナーバインダー(TB−5)を得た。
トナーバインダー(TB−5)のN−アシルウレア基含有量は0.20ミリモル/gであった。
また、カルボジイミド化合物(D2)に基づいたカルボジイミド基含有量は4.9ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)30部をポリエステル樹脂(A−4)20部に変更し、ポリエステル樹脂(B−1)70部をポリエステル樹脂(B−4)80部に変更し、伸長剤のオキサゾリン化合物(D−1)2.5部を伸長剤のアジリジン化合物(D3)としてケミタイトDZ22E[日本触媒株式会社 製](D3−1)2.8部に変更し、重量比で(A−4)/(B−4)/(D3−1)=20/80/2.8となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C−6)を含有するトナーバインダー(TB−6)を得た。
トナーバインダー(TB−6)のアミノ基濃度は0.16ミリモル/gであった。
また、アジリジン基含有量はアジリジン化合物(D3)に基づいて6.0ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)30部をポリエステル樹脂(A’−1)30部に変更し、オキサゾリン化合物(D1−1)2.5部をオキサゾリン化合物(D1−1)4.6部に変更し、重量比で(A’−1)/(B−1)/(D1−1)=30/80/4.6となるように二軸混練器(栗本鉄工所製,S5KRCニーダー)に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C’−1)を含有するトナーバインダー(TB’−1)を得た。
トナーバインダー(TB’−1)のアミド基含有量は0.41ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン基含有量はオキサゾリン化合物(D1)の重量に基づいて9.3ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(B−1)は用いず、ポリエステル樹脂(A−1)30部をポリエステル樹脂(A−1)100部のみに変更し、オキサゾリン化合物(D1−1)2.5部をオキサゾリン化合物(D1−1)8.1部に変更し、重量比で(A−1)/(D1−1)=100/8.1となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C’−2)を含有するトナーバインダー(TB’−2)を得た。
トナーバインダー(TB’−2)のアミド基含有量は0.69ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン基含有量はオキサゾリン化合物(D1)の重量に基づいて9.3ミリモル/gであった。
実施例1において、ポリエステル樹脂(A−1)は用いず、ポリエステル樹脂(B−1)70部をポリエステル樹脂(B−1)100部のみに変更し、オキサゾリン化合物(D1−1)2.5部をオキサゾリン化合物(D1−1)0.1部に変更し、重量比で(B−1)/(D1−1)=100/0.1となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様な操作を行い、樹脂組成物(C’−3)を含有するトナーバインダー(TB’−3)を得た。
トナーバインダー(TB’−3)のアミド基含有量は0.01ミリモル/gであった。
また、オキサゾリン基含有量はオキサゾリン化合物(D1)の重量に基づいて9.3ミリモル/gであった。
実施例1において、伸長剤のオキサゾリン化合物(D1−1)を用いず、重量比で(A−1)/(B−1)=30/70となるように二軸混練器に供給した以外は、実施例1と同様の操作を行い、樹脂組成物(C’−4)を含有するトナーバインダー(TB’−4)を得た。
トナーバインダー(TB’−4)のアミド基濃度は0.00ミリモル/gであった。
トナーバインダー(TB−1)85部に対して、顔料のカーボンブラックMA−100[三菱化学(株)製]6部、離型剤のカルナバワックス4部、荷電制御剤T−77[保土谷化学(製)]4部を加え下記の方法でトナー化した。
まず、ヘンシェルミキサ[三井三池化工機(株)製 FM10B]を用いて予備混合した後、二軸混練機[(株)池貝製 PCM−30]で混練した。ついで超音速ジェット粉砕機ラボジェット[日本ニューマチック工業(株)製]を用いて微粉砕した後、気流分級機[日本ニューマチック工業(株)製 MDS−I]で分級し、体積平均粒径D50が8μmのトナー粒子を得た。
ついで、トナー粒子100部に流動化剤としてコロイダルシリカ[アエロジルR972:日本アエロジル製]1部をサンプルミルにて混合して、本発明のトナー(T−1)を得た。
表4に記載した原料の配合部数で、実施例7と同様にトナーを製造し、本発明のトナー(T−2)〜(T−6)を得た。
表4に記載した原料の配合部数で、実施例7と同様にトナーを製造し、本発明のトナー(T’−1)〜(T’−4)を得た。
以下に得られたトナーの低温定着性、光沢性、耐ホットオフセット性、流動性、耐熱保存性、帯電安定性、粉砕性、画像強度、耐折り曲げ性、ドキュメントオフセット試験の測定方法、評価方法およびそれらの判定基準を説明する。
トナーを紙面上に0.8mg/cm2となるよう均一に載せる。このとき粉体を紙面に載せる方法は、熱定着機を外したプリンターを用いる。上記の重量密度で粉体を均一に載せることができるのであれば他の方法を用いてもよい。
この紙を加圧ローラーに定着速度(加熱ローラ周速)213mm/sec、定着圧力(加圧ローラ圧)10kg/cm2の条件で通した時のコールドオフセットの発生温度(MFT)を測定した。
コールドオフセットの発生温度が低いほど、低温定着性に優れることを意味する。
この測定条件では140℃以下、好ましくは130℃以下が必要とされる。
低温定着性と同様に定着評価を行う。画像の下に白色の厚紙を敷き、光沢度計(株式会社堀場製作所製、「IG−330」)を用いて、入射角度60度にて、印字画像の光沢度(%)を測定した。光沢度が高いほど、光沢性に優れることを意味する。
この測定条件では一般に5%以上が必要とされる。
低温定着性と同様に定着評価し、定着画像へのホットオフセットの有無を目視評価した。
加圧ローラー通過後、ホットオフセットが発生した温度を耐ホットオフセット性(℃)とした。
この測定条件では175℃以上、好ましくは180℃以上が必要とされる。
ホソカワミクロン製パウダーテスターでトナーのかさ密度(g/100ml)を測定し、流動性を下記の判定基準で判定した。
[判定基準]
○:30以上
△:25以上30未満
×:25未満
トナーを45℃の雰囲気で24時間静置し、ブロッキングの程度を目視で判断し、下記判定基準で耐熱保存性を評価した。
[判定基準]
○:ブロッキングが発生していない。
△:一部にブロッキングが発生している。
×:全体にブロッキングが発生している。
トナー0.5gとフェライトキャリア(パウダーテック社製、F−150)20gとを50mlのガラス瓶に入れ、これを23℃、(1)相対湿度50%と(2)相対湿度85%で8時間以上調湿する。
ターブラーシェーカーミキサーにて50rpm×60分間摩擦攪拌し、それぞれの湿度での帯電量(μC/g)を測定した。
測定にはブローオフ帯電量測定装置[東芝ケミカル(株)製]を用いた。
「相対湿度85%での帯電量/相対湿度50%での帯電量」の比を計算し、これを帯電安定性の指標とした。
○:0.5以上
△:0.3以上0.5未満
×:0.3未満
二軸混練機で混練、冷却した粗粉砕物(8.6メッシュパス〜30メッシュオンのもの)を、超音速ジェット粉砕機ラボジェット[日本ニューマチック工業(株)製]により下記の条件で微粉砕した。
粉砕圧:0.5MPa
粉砕時間:10分
アジャスターリング:15mm
ルーバーの大きさ:中
これを分級せずに、体積平均粒径(μm)をコールターカウンター−TAII(米国コールター・エレクトロニクス社製)により測定し、下記の判定基準で粉砕性を評価した。
○:10μm未満
△:10μm以上12μm未満
×:12μm以上
低温定着性の評価で定着した画像を、JIS K5600に準じて、斜め45度に固定した鉛筆の真上から10gの荷重をかけ引っ掻き試験を行い、傷のつかない鉛筆硬度から画像強度を評価した。
鉛筆硬度が高いほど画像強度に優れることを意味する。
この測定条件では一般にはH以上が必要とされる。
低温定着性の評価で定着した画像を画像面が内側になるように紙を折り曲げる。紙を広げて、画像上の折り曲げたあとの白すじの有無を目視で判定した。
[判定基準]
○:白すじなし
△:わずかに白すじあり
×:白すじあり
低温定着性の評価で得られた画像が定着されたA4の紙2枚を、定着面同士で重ね合わせ、420gの加重(0.68g/cm2)をかけ、50℃で30分間静置する。
重ね合わせた紙同士を引き離したときの状態について、下記の判定基準でドキュメントオフセット性を評価した。
[判定基準]
○:抵抗なし
△:パリパリと音がするが、紙面から画像は剥がれない
×:紙面から画像が剥がれる
一方、酸価が80KOHmg/gを超える(A’−1)を用いた比較例5のトナーは耐熱保存性、帯電安定性が不良であった。
樹脂(B)を用いない比較例6のトナーは耐ホットオフセット性、耐熱保存性、ドキュメントオフセット性が不良であり、流動性も不十分であった。また、樹脂(A)を用いない比較例7のトナーは耐ホットオフセット性、ドキュメントオフセット性が不良であり、流動性も不十分であった。さらに、伸長剤(D)を用いない比較例8のトナーは光沢度、耐熱保存性、帯電安定性が不良であった。
さらに、塗料用添加剤、接着剤用添加剤、電子ペーパー用粒子などの用途の感光性樹脂組成物として好適である。
Claims (11)
- 酸価が5〜80KOHmg/gであるポリエステル樹脂(A)と、酸価が5KOHmg/g未満であるポリエステル樹脂(B)と、オキサゾリン化合物(D1)、カルボジイミド化合物(D2)およびアジリジン化合物(D3)からなる群から選ばれる1種以上の伸長剤(D)とを反応させてなる樹脂組成物(C)を含有するトナーバインダー。
- ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の重量比(A)/(B)が10/90〜30/70である請求項1記載のトナーバインダー。
- ポリエステル樹脂(A)のカルボキシル基とポリエステル樹脂(B)のカルボキシル基のモル数の合計(p)と、オキサゾリン化合物(D1)のオキサゾリン基のモル数(q)とが下記関係式(1)を満足する請求項1または2記載のトナーバインダー。
0.40≦q/p≦1.60 (1) - オキサゾリン化合物(D1)のオキサゾリン基の含有量が(D1)の重量に基づいて3〜10ミリモル/gである請求項1〜3いずれかに記載のトナーバインダー。
- アミド基の含有量がトナーバインダーの重量に基づいて0.07〜3.00ミリモル/gである請求項1〜4いずれかに記載のトナーバインダー。
- ポリエステル樹脂(A)のカルボキシル基とポリエステル樹脂(B)のカルボキシル基のモル数の合計(p)と、カルボジイミド化合物(D2)のカルボジイミド基のモル数(r)とが下記関係式(2)を満足する請求項1〜5いずれか記載のトナーバインダー。
0.40≦r/p≦1.60 (2) - カルボジイミド化合物(D2)のカルボジイミド基の含有量が(D2)の重量に基づいて1〜10ミリモル/gである請求項1〜6いずれかに記載のトナーバインダー。
- N−アシルウレア基の含有量がトナーバインダーの重量に基づいて0.14〜1.50ミリモル/gである請求項1〜7いずれかに記載のトナーバインダー。
- ポリエステル樹脂(A)のガラス転移温度が−35℃以上45℃未満である請求項1〜8いずれかに記載のトナーバインダー。
- ポリエステル樹脂(B)のガラス転移温度が45℃以上80℃以下である請求項1〜9いずれかに記載のトナーバインダー。
- 請求項1〜10いずれかに記載のトナーバインダー及び着色剤を含有するトナー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016007099 | 2016-01-18 | ||
JP2016007099 | 2016-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017129856A true JP2017129856A (ja) | 2017-07-27 |
JP6783670B2 JP6783670B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=59395620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017003780A Active JP6783670B2 (ja) | 2016-01-18 | 2017-01-13 | トナーバインダーおよびトナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6783670B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021528535A (ja) * | 2019-03-26 | 2021-10-21 | エルジー・ケム・リミテッド | トリブロック共重合体およびその製造方法 |
US11359057B2 (en) | 2018-01-05 | 2022-06-14 | Lg Chem, Ltd. | Block copolymer |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09146303A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-06 | Canon Inc | 静電荷像現像用トナー |
JP2002278133A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2003140395A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用乾式トナー |
JP2004258627A (ja) * | 2003-02-03 | 2004-09-16 | Mitsui Chemicals Inc | トナー用バインダー樹脂およびトナー |
JP2009192699A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kao Corp | 電子写真用トナーの製造方法 |
JP2009294476A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Sharp Corp | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
JP2010032564A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-12 | Sharp Corp | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
JP2011047978A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤、及び画像形成方法 |
JP2014164064A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、並びに、画像形成方法 |
JP2015125404A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | 電子写真用トナーの製造方法 |
-
2017
- 2017-01-13 JP JP2017003780A patent/JP6783670B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09146303A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-06 | Canon Inc | 静電荷像現像用トナー |
JP2002278133A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Canon Inc | トナー及び画像形成方法 |
JP2003140395A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用乾式トナー |
JP2004258627A (ja) * | 2003-02-03 | 2004-09-16 | Mitsui Chemicals Inc | トナー用バインダー樹脂およびトナー |
JP2009192699A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kao Corp | 電子写真用トナーの製造方法 |
JP2009294476A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Sharp Corp | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
JP2010032564A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-12 | Sharp Corp | トナーの製造方法およびトナー、現像剤、現像装置ならびに画像形成装置 |
JP2011047978A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤、及び画像形成方法 |
JP2014164064A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、並びに、画像形成方法 |
JP2015125404A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 花王株式会社 | 電子写真用トナーの製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11359057B2 (en) | 2018-01-05 | 2022-06-14 | Lg Chem, Ltd. | Block copolymer |
US11773223B2 (en) | 2018-01-05 | 2023-10-03 | Lg Chem, Ltd. | Block copolymer |
JP2021528535A (ja) * | 2019-03-26 | 2021-10-21 | エルジー・ケム・リミテッド | トリブロック共重合体およびその製造方法 |
JP7205977B2 (ja) | 2019-03-26 | 2023-01-17 | エルジー・ケム・リミテッド | トリブロック共重合体およびその製造方法 |
US11827745B2 (en) | 2019-03-26 | 2023-11-28 | Lg Chem, Ltd. | Triblock copolymer and process for preparation thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6783670B2 (ja) | 2020-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010114020A1 (ja) | トナーバインダー及びトナー組成物 | |
JP6316855B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP6391626B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP6703156B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP6862591B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP7256679B2 (ja) | トナーバインダー | |
JP6767184B2 (ja) | トナーバインダー及びトナー | |
JP6875928B2 (ja) | トナーバインダー及びトナー | |
JP6783670B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP2013178504A (ja) | 粉砕トナー用ポリエステル樹脂及びトナー組成物 | |
JP3916970B2 (ja) | 電子写真用トナーバインダー、トナー用樹脂組成物および乾式トナー | |
JP6328712B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP6357504B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP5554125B2 (ja) | トナー用バインダー樹脂およびトナー組成物 | |
JP2018165816A (ja) | トナーバインダー及びトナー | |
JP6829102B2 (ja) | トナーバインダーの製造方法及びトナーの製造方法 | |
JP6316863B2 (ja) | トナーバインダーの製造方法 | |
JP6227571B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー組成物 | |
JP5985922B2 (ja) | 電子写真用トナーバインダー及びトナー組成物 | |
JP6773543B2 (ja) | トナーバインダーおよびトナー | |
JP6401199B2 (ja) | トナーバインダーの製造方法 | |
JP2011175257A (ja) | トナーバインダーの製造方法 | |
JP6316862B2 (ja) | トナーバインダーの製造方法 | |
JP2018087320A (ja) | 樹脂粒子、複合樹脂粒子及びトナーの製造方法 | |
JP2017223944A (ja) | トナー用樹脂及びトナー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6783670 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |