JP2017127076A - 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法 - Google Patents

張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017127076A
JP2017127076A JP2016003748A JP2016003748A JP2017127076A JP 2017127076 A JP2017127076 A JP 2017127076A JP 2016003748 A JP2016003748 A JP 2016003748A JP 2016003748 A JP2016003748 A JP 2016003748A JP 2017127076 A JP2017127076 A JP 2017127076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overhead ground
ground wire
utility pole
wire
guide pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016003748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6570451B2 (ja
Inventor
一宏 辻
Kazuhiro Tsuji
一宏 辻
憲治 池田
Kenji Ikeda
憲治 池田
聡 垣内
Satoshi Kakiuchi
聡 垣内
裕次 石井
Yuji Ishii
裕次 石井
保次 野川
Yasuji Nogawa
保次 野川
筆本 行雄
Yukio Fudemoto
行雄 筆本
小倉 隆
Takashi Ogura
隆 小倉
俊生 宝田
Toshio Takarada
俊生 宝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Power Co
Nagaki Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Power Co
Nagaki Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Power Co, Nagaki Seiki Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Power Co
Priority to JP2016003748A priority Critical patent/JP6570451B2/ja
Publication of JP2017127076A publication Critical patent/JP2017127076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6570451B2 publication Critical patent/JP6570451B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】張線作業の効率を向上させる張線装置と、この張線装置を用いて、スパイラルハンガー使用による作業性を損なうことなく高圧線との電気的接触を防止し、無停電においても安全に作業を行うことのできる架空地線取替方法を提供する。【解決手段】張線装置1は、入力軸2bからの回転力の入力によりラック2aをスライド操作するスライド部2と、このスライド部2を電柱側に固定するクランプ部8とを有している。ラック2aの一端には回動部3を介して掴線器10を支持する支持アーム6が備えられている。支持アーム6は掴線器10を揺動可能に軸支している。回動部3は支持アーム6側をラック2aに対して相対回転可能に固定している。【選択図】図2

Description

この発明は、電柱間に渡される架空地線を取り替える際に用いられる張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法に関するものである。
電柱100間に架設されたメッセンジャーワイヤー101に沿ってスパイラルハンガー102と呼ばれる螺旋状のケーブル支持具を配置し、このスパイラルハンガー102内を通すことにより、電柱100間にケーブルを渡す延線方法が知られている。
図8は、このような従来の延線方法を示している。2本の電柱100の間にメッセンジャーワイヤー101が張設されており、このメッセンジャーワイヤー101に螺旋状に巻きつけるようにスパイラルハンガー102が配置されている。スパイラルハンガー102は、図8から分かるように、メッセンジャーワイヤー101との間に隙間を空けて巻き付けられている。
電柱100間にケーブルを渡す際、先ず、上述のメッセンジャーワイヤー101とスパイラルハンガー102との間の隙間にガイドワイヤー103が通される。このとき、ガイドワイヤー103がスパイラルハンガー102から外れないように、ガイドワイヤー103の先端には、先導具104が取り付けられている。この先導具104により、スパイラルハンガー102から外れることなく安定して進むことができる。
このようにして電柱100間に渡したガイドワイヤー103の先端に、延線されるケーブルの先端が連結される。そして、ガイドワイヤー103を引き戻すことにより、ケーブルを電柱100間に渡すことが可能となる。このような技術については、特許文献1に記載がある。
上述のような方法を用いると、延線すべきケーブルを下方に垂れ下がらせることなく確実に電柱間に渡すことができるので、下方の設備などと干渉することなく安全に作業を行うことができる。
特開2010−233434号公報
高圧配電線の幹線部及び幹線部分と連系する5径間以上の分岐部分には、雷害対策を目的とした架空地線(GW:グランドワイヤー)が施設されている。
この架空地線は、電柱頭部に取り付けられた架空地線取付金物の先端に施設される。この架空地線を取り替える際、上述のようなスパイラルハンガーを利用した方法を用いることができる。
ところで、架空地線の約1メートル下方には、高圧線が架設されている。このため、錆などの経年劣化による取替工事の際は、周囲の設備への干渉の可能性を考慮して、停電状態で作業が行われることが多い。
しかしながら、今日の電力に大きく依存した社会情勢においては、たとえ短時間であっても送電を停止することは、産業その他の分野に多大な影響を及ぼすことになる。
そこで、本発明では、張線作業の効率を向上させる張線装置と、この張線装置を用いて、スパイラルハンガー使用による作業性を損なうことなく高圧線との電気的接触を防止し、無停電においても安全に作業を行うことのできる架空地線取替方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の張線装置は、掴線器を揺動可能に軸支する支持アームを一端に有したスライド軸を、軸方向にスライド操作可能に保持するスライド部と、前記スライド部を電柱側に固定するクランプ部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の張線装置は、上記構成に加えて、前記支持アームは、前記スライド軸の軸周りに回動可能であり、且つ、所定の回動位置でロック可能な回動部を介して前記スライド軸の前記一端に取り付けられていることを特徴とする。
また、本発明の架空地線取替方法は、スパイラルハンガー及び上記構成の張線装置を用いて、2本の電柱間の高圧線上方に架設された旧架空地線を取り替える架空地線取替方法であって、前記電柱の一方側で、前記高圧線と前記旧架空地線との間の高さ位置に、支持棒を略水平に取り付ける支持棒取付工程と、前記支持棒取付工程にて固定された前記支持棒の先端に、上下方向に垂下させるようにガイドパイプを固定するガイドパイプ固定工程と、前記ガイドパイプ固定工程にて固定されたガイドパイプ内を通して下方から新設架空地線を上方へ送る送上工程と、架設されている前記旧架空地線に沿って渡された前記スパイラルハンガー内を挿通させて前記電柱の他方側から送られたガイドワイヤーの先端に、前記送上工程により持ち上げられた前記新設架空地線の先端を連結する連結工程と、前記連結工程により連結した前記ガイドワイヤーを引き戻して前記新設架空地線を前記電柱の他方側に引き延ばす引延工程と前記引延工程により引き延ばした前記新設架空地線の先端を前記電柱の他方側に固定すると共に、前記電柱の一方側で前記張線装置を用いて張力を加える張設工程とを備えたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、掴線器が支持アームに対して揺動可能に軸支されている。これにより、掴線器をスライド軸側に折り返して配置できるので、省スペースで掴線器を保持するとともに、スライド軸を操作して高圧線に接近・干渉することなく、そのまま張線作業を行うことができる。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、回動部における回動によって、支持アームがスライド軸に対して軸回転可能となる。これにより、クランプ部及びスライド部を多様な取付角度で設置できる。
また、本発明によれば、上記効果に加えて、架空地線を柱上に持ち上げる際、支持棒により保持されたガイドパイプ内を通して送られるので、目的とする高さ位置よりも低い位置に高圧線が設置されていても、電気的接触を防止し、安全に作業を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る架空地線取替方法を示す図である。 図1の架空地線取替方法に用いられる張線装置の斜視図である。 図2の張線装置を別の角度から見た一部破断斜視図である。 図2の張線装置の回動部の拡大図である。 図1の架空地線取替方法に用いられる支持棒の斜視図である。 図1の架空地線取替方法に用いられる電柱取付用の支持棒及びその取付座の斜視図である。 図1の架空地線取替方法に用いられるガイドワイヤーを送り出すリールであり、(a)は一方を表に、(b)は他方を表に配置した状態を示した斜視図である。 従来のケーブル延線方法を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る架空地線取替方法及び、これに用いられる装置類について説明する。最初に、図1を参照して架空地線取り替え作業の概略を説明し、続いて、図2以降を参照しながら周辺の装置類について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る架空地線取替方法において、電柱50の上端部周辺の様子を示した斜視図である。
本実施の形態に係る架空地線取替方法では、スパイラルハンガー53を用いて2本の電柱50間に新設架空地線52が張設される。図1では、新設架空地線52を一点鎖線で示している。
電柱50の先端には、架空地線取付金物55が取り付けられており、その先端に旧架空地線51が張設されている。この旧架空地線51の約1メートル下方には高圧線54が張設されている。
ここでは、このような電柱50(一方側)に隣接する作業対象となる電柱については図示をせず、便宜的に電柱50a(他方側)と呼ぶことにする。
先ず、電柱50、50a間にスパイラルハンガー53が敷設される。電柱50側からスパイラルハンガー53が旧架空地線51に沿わせて電柱50a側に送られる。この作業は、旧架空地線51の高さに配置されたバケット車上で行われるが、図示は省略している。
次に、渡されたスパイラルハンガー53内に挿通させるようにして、ガイドワイヤー18(図7を用いて後述する)が電柱50a側から電柱50側へ送られる。本実施の形態では、スパイラルハンガー53を電柱50側から挿通し、ガイドワイヤー18を電柱50a側から挿通する例を示した。作業効率を考慮するとこのような作業が望ましいが、スパイラルハンガー53及びガイドワイヤー18を同じ側から挿通しても構わない。
次に、支持棒12が架空地線取付金物55に対して取り付けられる(支持棒取付工程)。これにより、図1に示すように、高圧線54と旧架空地線51との間の高さ位置に支持棒12が配置される。
これに続いて、高圧線54よりも低い位置で、電柱50に対して支持棒14が取り付けられる。
そして、上方の支持棒12に設けられたガイドパイプホルダー12aと、下方の支持棒14に設けられたガイドパイプホルダー14aとによってガイドパイプ16が固定される(ガイドパイプ固定工程)。このガイドパイプ16は絶縁材で形成されているので、高圧線54と接触することがあっても、感電を防止することができる。本実施の形態では、上方の支持棒12を先に取り付ける例を示しているが、作業環境によっては下方から固定する場合もある。
次に、新設架空地線52の先端が柱上に送られる(送上工程)。このとき、支持棒12
、14に固定されたガイドパイプ16内を通して下方から上方へ新設架空地線52が送られる。
電柱50の柱上に達した新設架空地線52の先端は、電柱50側に位置しているガイドワイヤー18の先端に連結される(連結工程)。
そして、ガイドワイヤー18が電柱50a側に引き戻されることで、連結された新設架空地線52が電柱50aまで引き延ばされる(引延工程)。
電柱50aまで達した新設架空地線52の先端は、電柱50a側に固定され、電柱50側で張り上げられる(張設工程)。このとき、図1に示されているように、架空地線取付金物55に取り付けられている張線装置1により張力が加えられる。この張線装置1には掴線器10が揺動可能に連結されている。これら張線装置1及び掴線器10の構成については、図2を用いて後述する。
以上のように、新設架空地線52が張設された後、旧架空地線51が撤去される。撤去作業においては、支持棒12、14により固定されたガイドパイプ16を通して旧架空地線51が地上に下ろされる。その後、支持棒12、14及びガイドパイプ16等の工具類が撤去されて作業が終了する。
続いて、電柱50の周辺の装置類について説明する。
図2は、本実施の形態に係る張線装置1の全体斜視図である。この張線装置1に連結される掴線器10は点線で示してある。
図2に示すように、張線装置1は、スライド部2とクランプ部8とが一体に構成されている。スライド部2は、スライド軸として設けられているラック2aを軸方向にスライド操作するための構成である。
ラック2aの一端には回動部3が設けられている(この回動部3については、後に図4を用いて詳述する。)。そして、回動部3を介して掴線器10を支持する支持アーム6が設けられている。掴線器10は支持アーム6に対して揺動可能に軸支されている。
このような構成のスライド部2及び掴線器10をクランプ部8によって架空地線取付金物55に取り付けることができる。
図3は、図2の張線装置1の底面側から見た斜視図であり、スライド部2の内部が確認できるように一部破断させて示している。図3に示すように、張線装置1のスライド機構は、ラック2aとピニオンギア2cとの組み合わせで構成されている。外部に突き出した入力軸2bに対して回転力を与えると、ピニオンギア2cと一体に配置されたウォームギア2dを介してラック2aを軸方向に移動させることができる。
なお、本実施の形態では、ピニオンギアとラックによりスライド機構を構成した例を示したが、スライド軸自身が軸回転をしないような構成であれば、ラック2aの代わりにネジ軸を用い、ピニオンギア2cの代わりにナットを用いることも可能である。
図4は、図2の張線装置1の回動部3の周辺を拡大した斜視図である。回動部3はラック2aの一端に固定された固定部4と、固定部4に対して相対的に動くことのできる可動部5とから構成されており、図4では、可動部5が固定部4から軸方向に離間した状態が示されている。固定部4には可動部5側に向かって係合凸部4aが突設されている。また
、可動部5側には、係合凸部4aと係合可能な係合凹部5aが複数箇所形成されている。具体的には、軸回りに90度(所定の回動位置)の間隔を空けて4箇所の係合凹部5aが形成されている。これにより、可動部5側を固定部4に対して90度刻みで任意の回動位置にロックすることができる。
このように構成されていると、作業環境によってクランプ部8を図1のように設置することができず、傾いた姿勢で取り付けざるを得ない場合であっても、掴線器10を作業に適した位置に配置することが可能である。
また、180度回転させると、張力を加える方向を反転させることが可能となる。電柱50の一方側からバケットを配置して作業が行われるので、常に作業者側にスライド部2を配置することができるので、作業効率が著しく向上する。
なお、図2から図4の張線装置1では、掴線器10をラック2aから遠ざける方向に向けた回動位置に伸ばして操作することもできる。しかし、ラック2a側へ折り曲げるように掴線器10を配置することにより、コンパクトに纏まるので、作業スペースを広く活用できると共に、入力軸2bの近くに掴線器10を配置することができるので、視認性も向上する。
図5は、図1において架空地線取付金物55に取り付けられた支持棒12の全体斜視図である。この支持棒12の先端には架空地線取付金物55を挟持するためのクランプ部12bが設けられている。このクランプ部12bは本体側(棒側)とユニバーサルジョイント部12cによって繋がっている。これにより本体側に対して角度を付けて狭持作業を行うことができ、作業効率が向上する。
図6は、図1において高圧線54よりも下方位置で、電柱50の側面に取り付けられた支持棒14と、これを固定する支持棒取付座20とを示した斜視図である。支持棒14の先端には六角ジョイント14bが設けられている。この六角ジョイント14bは、支持棒取付座20に形成された六角穴20aに挿入され、プランジャー20bによりロックできる。このような支持棒取付座20がベルト20cで電柱50に固定される。
図5、6に示したように、本実施の形態に係る構成では、高圧線54の上下位置で支持棒12、14によってガイドパイプが固定されているので、高圧線54との間に安定して空間を維持することができ、活線状態においても安全が確保される。
以上のように、本実施の形態では、高圧線54の上下ともに支持棒12、14を設けた構成を示したが、少なくとも、高圧線54よりも上方に支持棒12を配置するだけで、作業の安全性が格段に上昇する。
図7は、バケット56とこれに設置されるリール22とが示されている。ここでは、説明の便宜のため、バケット56を支えるアームなどの構造については図示を省略している。
リール22は、図1を用いた作業手順の説明の際に述べた、ガイドワイヤー18を収容及び繰り出すことができる。2〜3径間に引き渡す長さであればバケット56上に配置して作業が行えるので、上述のような高圧線54との干渉の恐れもなく、作業効率が向上する。
図7に示すリール22には、バケット56に係止できるフック24a、24bが設けられている。そして、これらフック24a、24bは、ガイドワイヤー18を収容する巻き
取り部26を挟んで両側に設けられている。これにより、フック24a、24bの何れにおいてもバケット56に取り付けることが可能である。図7(a)はフック24aにより取り付けられた状態を示しており、図7(b)はそれとは逆側のフック24bによって取り付けられた状態を示している。よって、ガイドワイヤー18を送り出したい方向に合わせて設置状態を選択できるので、バケット56を移動させることなく、作業方向を変えることができる。
1 張線装置
2 スライド部
2a ラック(スライド軸)
2b 入力軸
2c ピニオンギア
2d ウォームギア
3 回動部
4 固定部
4a 係合凸部
5 可動部
5a 係合凹部
6 支持アーム
8 クランプ部
10 掴線器
12、14 支持棒
12a、14a ガイドパイプホルダー
12b クランプ部
12c ユニバーサルジョイント部
14b 六角ジョイント
16 ガイドパイプ
18 ガイドワイヤー
20 支持棒取付座
20a 六角穴
20b プランジャー
20c ベルト
22 リール
24 フレーム
24a、24b フック
26 巻き取り部
50、50a 電柱
51 旧架空地線
52 新設架空地線
53 スパイラルハンガー
54 高圧線
55 架空地線取付金物
56 バケット
100 電柱
101 メッセンジャーワイヤー
102 スパイラルハンガー
103 ガイドワイヤー
104 先導具

Claims (3)

  1. 掴線器を揺動可能に軸支する支持アームを一端に有したスライド軸を、軸方向にスライド操作可能に保持するスライド部と、
    前記スライド部を電柱側に固定するクランプ部と
    を備えたことを特徴とする張線装置。
  2. 前記支持アームは、
    前記スライド軸の軸周りに回動可能であり、且つ、所定の回動位置でロック可能な回動部を介して前記スライド軸の前記一端に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の張線装置。
  3. スパイラルハンガーと請求項1又は2に記載の張線装置とを用いて、2本の電柱間の高圧線上方に架設された旧架空地線を取り替える架空地線取替方法であって、
    前記電柱の一方側で、前記高圧線と前記旧架空地線との間の高さ位置に、支持棒を略水平に取り付ける支持棒取付工程と、
    前記支持棒取付工程にて固定された前記支持棒の先端に、上下方向に垂下させるようにガイドパイプを固定するガイドパイプ固定工程と、
    前記ガイドパイプ固定工程にて固定されたガイドパイプ内を通して下方から新設架空地線を上方へ送る送上工程と、
    架設されている前記旧架空地線に沿って渡された前記スパイラルハンガー内を挿通させて前記電柱の他方側から送られたガイドワイヤーの先端に、前記送上工程により持ち上げられた前記新設架空地線の先端を連結する連結工程と、
    前記連結工程により連結した前記ガイドワイヤーを引き戻して前記新設架空地線を前記電柱の他方側に引き延ばす引延工程と
    前記引延工程により引き延ばした前記新設架空地線の先端を前記電柱の他方側に固定すると共に、前記電柱の一方側で前記張線装置を用いて張力を加える張設工程と
    を備えたことを特徴とする架空地線取替方法。
JP2016003748A 2016-01-12 2016-01-12 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法 Active JP6570451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016003748A JP6570451B2 (ja) 2016-01-12 2016-01-12 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016003748A JP6570451B2 (ja) 2016-01-12 2016-01-12 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017127076A true JP2017127076A (ja) 2017-07-20
JP6570451B2 JP6570451B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=59364241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016003748A Active JP6570451B2 (ja) 2016-01-12 2016-01-12 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6570451B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108565776A (zh) * 2018-05-15 2018-09-21 国家电网公司 一种悬垂线夹更换工具
JP2021121175A (ja) * 2017-10-25 2021-08-19 北陸電力株式会社 架空地線張替方法
CN114883970A (zh) * 2022-04-21 2022-08-09 云南电网有限责任公司德宏供电局 一种10kV架空导线接法带电作业工器具
WO2022196647A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 株式会社永木精機 回転駆動式工具
CN116799705A (zh) * 2023-08-29 2023-09-22 山西际安电气有限公司 一种电缆安装的固定支架

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159808U (ja) * 1985-03-20 1986-10-03
JPH04207A (ja) * 1990-04-13 1992-01-06 Kyushu Electric Power Co Inc ケーブル張線装置
JPH046209U (ja) * 1990-04-27 1992-01-21
JP2000228808A (ja) * 1999-02-04 2000-08-15 Chudenko Corp 架空地線の張替工具及び張替方法
JP3198314U (ja) * 2015-04-15 2015-06-25 東北電力株式会社 引留クランプ把持具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159808U (ja) * 1985-03-20 1986-10-03
JPH04207A (ja) * 1990-04-13 1992-01-06 Kyushu Electric Power Co Inc ケーブル張線装置
JPH046209U (ja) * 1990-04-27 1992-01-21
JP2000228808A (ja) * 1999-02-04 2000-08-15 Chudenko Corp 架空地線の張替工具及び張替方法
JP3198314U (ja) * 2015-04-15 2015-06-25 東北電力株式会社 引留クランプ把持具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021121175A (ja) * 2017-10-25 2021-08-19 北陸電力株式会社 架空地線張替方法
JP7076744B2 (ja) 2017-10-25 2022-05-30 北陸電力株式会社 架空地線張替方法
CN108565776A (zh) * 2018-05-15 2018-09-21 国家电网公司 一种悬垂线夹更换工具
WO2022196647A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 株式会社永木精機 回転駆動式工具
CN114883970A (zh) * 2022-04-21 2022-08-09 云南电网有限责任公司德宏供电局 一种10kV架空导线接法带电作业工器具
CN114883970B (zh) * 2022-04-21 2023-12-12 云南电网有限责任公司德宏供电局 一种10kV架空导线接法带电作业工器具
CN116799705A (zh) * 2023-08-29 2023-09-22 山西际安电气有限公司 一种电缆安装的固定支架
CN116799705B (zh) * 2023-08-29 2023-10-24 山西际安电气有限公司 一种电缆安装的固定支架

Also Published As

Publication number Publication date
JP6570451B2 (ja) 2019-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6570451B2 (ja) 張線装置及びこれを用いた架空地線取替方法
JP7076744B2 (ja) 架空地線張替方法
JP2011182704A (ja) 鳥害防止具の取付冶具、鳥害防止具の取付方法
KR102115777B1 (ko) 간접 활선용 케이블 헤드 회전형 접속 클램프를 구비한 임시걸이 클램프 자동 착탈식 바이패스케이블 인상장치 및 이를 이용한 바이패스케이블 간접 활선 설치 공법
JP5631703B2 (ja) ヤットコ用アダプタ
JP6671656B2 (ja) 電線仮支持工具
JP2012161174A (ja) 電力線用懸垂装置碍子連吊上げ装置
TWI818015B (zh) 絕緣礙子分離工法以及該工法所使用之柱上起吊裝置、絕緣礙子支撐工具、對電線桿固定用工具、及吊掛工具
CN110315372B (zh) 夹持装置及夹持设备
CN111492548A (zh) 绝缘子分离施工方法以及用于该施工方法的方向变换件、杆上起重装置、绝缘子支承件和相对电杆固定件
JP2007246180A (ja) 高所作業車
JP7013992B2 (ja) 架線の撤去方法及び架線撤去用具
US3871621A (en) Cable chute
JP2016123152A (ja) 碍子支持ユニット、及び碍子支持装置
JP2003189433A (ja) 配電線工事施工法とそれに使用する工具
KR102241896B1 (ko) 완철고정형 lp 애자 전선이동장치
CN216530465U (zh) 一种旁路绝缘引流线固定装置
JP4188477B2 (ja) 架空地線の撤去方法
JP3327359B2 (ja) 電線吊り上げ工具
JP2014003867A (ja) 電線防護管取付け用器具
JP2012080678A (ja) 架設線路移設工法
JP7012925B2 (ja) 溶接支援システム
JP2017070136A (ja) 電線の支持及び張緩用器具
JP5279515B2 (ja) 腕金交換装置
JP2014075880A (ja) テープ巻き付け先端工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6570451

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250