JPH04207A - ケーブル張線装置 - Google Patents

ケーブル張線装置

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JPH04207A
JPH04207A JP2098891A JP9889190A JPH04207A JP H04207 A JPH04207 A JP H04207A JP 2098891 A JP2098891 A JP 2098891A JP 9889190 A JP9889190 A JP 9889190A JP H04207 A JPH04207 A JP H04207A
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cable
gripper
pin
slide shaft
telescoping
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JP2098891A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kato
茂 加藤
Masaaki Fujii
正章 藤井
Yoshinaga Maruyama
丸山 佳長
Hidenori Shimobaba
下馬場 秀徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Kyushu Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、配電線の間接活線工法により配電線工事を
行う際に使用するケーブル張線装置、特にマニピュレー
ターによって工事を行う際のケーブル張線装置に間する
ものである。
〔従来の技術〕
従来から配電線工事に使用されているケーブル張線装置
として、第16図に示すごとく、ベルト式緊張装置1の
両端にケーブル把持器2.2を取付たものが知られてい
る。この装置は、緊張装置10両端に把持器2のロック
アーム3の一端を連結し、上記ロックアーム3の他端に
クランプレバ−4を連結している。クランプレバ−4に
は下側クランプ5が取付られ、その下側クランプ5が把
持器本体6に設けられた上側クランプ7と対向している
下側クランプ5と上側クランプ7との間にケーブル8を
嵌め、上側クランプ7をケーブル8上に懸架すると共に
、ロックアーム3の係合を外して仮クランプする。その
後、操作棒9を左右に往復動させると、ベルト10が緊
張する。逆にケーブル8を弛緩させる場合は、切替レバ
ー11を弛緩側に切替えて同様の操作を行う。
上記のほかに知られているケーブル張線装置としては、
第17図に示す送りねじ形式のものがある。
この装置は、伸縮装置13を剛体のフレーム14とその
内部に設けた送りねし15及び駆動モータ16とにより
構成し、一方の把持器17をフレーム14の一端に固定
すると共に、他方の把持器18をフレーム14の他端に
スライド可能に取付け、その把持器18を送りねし15
に係合させることにより、左右方向にスライドできるよ
うにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
第16図に示すベルト式のものは、構造が簡単であり、
また緊張装置1の緊張方向の力が大きくなると、下側ク
ランプ5のクランプ力が大きくなるので、張線作業中に
誤ってケーブルのクランプを開放するおそれのない長所
がある。
しかしながら、ベルト10がフレキシブルなものであり
、剛体でないので、装置全体を一体の剛体的な装置とし
て扱うことができず、そのため左右の把持器2を別々に
ケーブル8に懸架しなければならない不便さがあった。
また、張線作業時において、ロックアーム3のロックを
外し、切替レバー11の切替えを行ない、そのうえで操
作棒9を往復動させるという作業が必要となり、非能率
的であった。
一方、第17図の送りねじ形式のものは、伸縮装置13
と把持器17.18とが剛体構造で一体化されているの
で、取扱いに便利である。しかし、この場合は、ケーブ
ル8を緊張させた場合に、大きな曲げモーメントがフレ
ーム14に作用するため、フレーム14の断面積が大き
くなり、装置の重量が大きくなる欠点がある。
また、ケーブル8を緊張させる送りねし15の作動と、
把持器17.18のクランプ19の作動とは直接的な関
連がないため、前述のベルト式のものに比ベクランプの
信転性に劣る。
更に、ケーブル8に取付た際、直ちにクランプする構造
になっていないので、取付けた際に装置が落下する危険
もある。
本願の発明は、従来技術における以上のごとき問題点を
解消したケーブル張線装置を提供することを技術的課題
とする。
〔課題を解決するための手段とその作用〕上記の課題を
解決するために本願発明は以下のような構成としたもの
である。
(1)  請求項(1)に対応した手段とその作用剛体
で構成された伸縮装置の両端にケーブル把持器を取付け
たケーブル張線装置において、各把持器をケーブルと直
交する方向のピンを介して伸縮装置に回転自在に連結し
た構成とした。
上記構成を有するケーブル張線装置は、ケーブルの張線
により大きな張力が作用しても、把持器は伸縮装置に対
してピンを介して回転自在に連結されているので、伸縮
装置には引張力は加わるが、曲げモーメントは加わらな
い。
(2)請求項(2)に対応した手段とその作用上記(1
)の構成を備えたケーブル張線装置において、伸縮装置
とケーブル把持器の連結部に、伸縮装置に対するケーブ
ル把持器の姿勢を初期位置に保持する係合手段を設けた
構成とした。
ケーブル張線装置をケーブルに懸架する際又はケーブル
から取外す際は、上記の係合手段により把持器の姿勢を
初期位置に保持する。またその係合を外すことにより把
持器を回転自在に伸縮装置に支持せしめる。
(3)請求項(3)に対応した手段とその作用上記(1
)の構成を備えたケーブル張線装置において、伸縮装置
の伸縮構造を同装置の長さ方向の中央部を中心として両
側を対称構造に構成し、その中央部に駆動力の入力部を
設けた構成とした。
入力部に駆動力を加えると、伸縮装置は中央部を中心に
両側が対称的な運動をなして伸縮し、把持器を通じてケ
ーブルを緊張又は弛緩させる。
(4)請求項(4)に対応した手段とその作用上記(3
)の構成を備えたケーブル張線装置において、伸縮装置
の中央部に作業用把持部を設けた構成とした。
作業用把持部にマニピュレーターのグリンパーを装着し
て、装置をケーブルに懸架し、又はケーブルから取外す
(5)請求項(5)に対応した手段とその作用上記(]
)の構成を備えたケーブル張線装置において、ケーブル
把持器に伸縮装置と連結したスライド軸及びこのスライ
ド軸と関連したクランプレバ−を設け、上記スライド軸
とは別にクランプレバ−のロックアームを独立に設けた
構成とした。
伸縮装置の作動とは無関係にロックアームを作動せしめ
、クランプレバ−のロックを解除することにより、仮ク
ランプを行う。
(6)  請求項(6)に対応した手段とその作用上記
(1)の構成を備えたケーブル張線装置において、ケー
ブル把持器のクランプにケーブル懸架検出カムを設け、
そのカムと連結したリンクをロックアームに係合せしめ
、ケーブル懸架の検出によりロックアームによるクラン
プレバ−のロックを解除する構成とした。
ケーブル張線装置をケーブルに懸架すると、検出カムの
動きがリンクを通じてロックアームに伝達され、ロック
アームの作動によりクランプレバ−のロックが自動的に
解除され、仮クランプが行われる。
(7)請求項(7)に対応した手段とその作用上記(4
)の構成を備えたケーブル張線装置において、スライド
軸に取付けた係合つめをバネ力により一定の姿勢に保持
せしめ、スライド軸の移動に伴うつめの移動径路上にク
ランプレバ−から突出させたビンを設け、上記つめの先
端部にビンの外側に係合する傾斜カム面と、その傾斜カ
ム面の端部に連続し、かつビンの内側に係合する係合凹
所を設けた構成としたものである。
スライド軸が内側へ移動(即ち、緊張側へ移動)すると
、その途中でつめの傾斜カム面が上記ビンの外側に係合
する。スライド軸が更に移動すると、傾斜カム面はビン
の外側を滑ワて、そのバネ−力に対抗した回転をつめに
与える。傾斜カム面がビンから外れると、係合凹所がビ
ンの内側に係合する。
このため、スライド軸が外側へ移動するときは、これと
一体のつめがクランプレバ−を引き戻し、自動的にケー
ブルのクランプを開放する。
〔実施例〕
第1図に示すように実施例の装置は、伸縮装置30とそ
の両端に連結された一対のケーブル把持器31.31と
からなり、伸縮装置30の中央部分を基準として左右対
称構造になっている。
伸縮装置30は、中央部に歯車箱32を有し、その歯車
箱32の両端面にFRP (繊維強化プラスチック)製
の保護管33が結合され、その保護管33に同じ< F
RP製の伸縮ロッド34が入れ予成に出入り自在に挿入
される。伸縮ロッド34には、ナイロン製のキー35が
取付けられ、そのキー35を保護管33のキー溝に嵌め
ることにより回り止めを図っている。歯車箱32の内部
には、第2図に示すように、駆動ベベルギヤ36とこれ
にかみ合った一対の従動ベベルギヤ37が収納され、駆
動ベベルギヤ36の駆動軸38は、歯車箱32に固定さ
れた把持部3Sを貫通する。その先端には、インパクト
レンチ等の操作工具を係合させる角軸部40が設けられ
ている。従動ベベルギヤ37には送りねし41が接続さ
れ、送りねじ41は伸縮ロンド34の雌ねし42と結合
する。従って、駆動軸38を回転させると、両側の伸縮
ロッド34が対称状態に進退する。
伸縮ロンド34の先端にキャンプ43が嵌着される。キ
ャップ43の内部には、第3図に示すように、ヘッド付
きのスライド金具44が挿入され、その一端をキャップ
43の孔45から外部に突出させ、その突出端と把持器
31のL形連結金具46とをビン47を介して屈曲自在
に連結する。上記の孔45のまわりにおいて凹所48が
2個所に設けられ、連結金具46の先端に設けた突起4
9と相互に係脱自在に係合するようになっている。
前記のスライド金具44はそのへンド部分がキャップ4
3の内部で一定ストロークだけスライドするが、そのス
ライドストロークの範囲内で前記の凹所48と突起49
とが係合し、又は係合が外れる。両者が係合するとビン
47のまわりの回転が阻止されるので、把持器31は伸
縮装置30に対し一定の姿勢、即ち、張線開始初期の位
置に保持される。またその係合が外れると、把持器31
はピン47のまわりで自由に回転できる状態で支持され
る。
第4図は伸縮装置30と把持器31の他の連結構造を示
すものである。この場合は、キャップ43の先端をピン
47により連結金具46と連結すめと共に、キャップ4
3の下面に板バネ51を取付け、その先端部分を連結金
具46の下面に形成された孔52内に差込み、連結金具
46の下面をその板バネ51で支持するようにしたもの
である。
板バネ51は、伸縮装置30と連結金具46との結合手
段を構成し、把持器31の自重によって撓むことはない
が、ケーブル張線時に作用する大きな曲げ力に対しては
容易に撓み、連結金具46はピン47のまわり回転する
上記の板バネ51に代えて、コイルバネなと他の形式の
バネを用いても同様の機能をもたせることができる。
なお、連結金具46をL形に屈曲しているのは、第1図
に示すように、ケーブル74と伸縮装置30との間に所
要の作業空間Hを確保するためである。
次に、第5図から第8図に基づいて把持器31を説明す
る。
把持器31を構成する把持器本体54は、上部に上側ク
ランプ55を有し、その下方の内側、即ち伸縮装置30
の長さ方向に沿って同装置30に近い方に内側ブロック
56、また外側、即ち同装置30から遠い方に外側ブロ
ック57を一体に設けている。これらのブロック56.
57には、伸縮装置30側が高くなるように傾斜したス
ライド軸58がベアリング59.59′を介してスライ
ド自在に挿通される。スライド軸58の先端は前述の連
結金具46の上端にネジ結合される。
また、把持器本体54にピン60を介してクランプレバ
−61が回転自在に取付けられる。クランプレバ−61
の上端には上側クランプ55と対向して下側クランプ6
2がビン63により取付けられる。上側クランプ55と
下側クランプ62の各対向は凹凸面になっており、大き
な摩擦力を発揮する。
クランプレバ−61の下部の外側辺に凹所66が設けら
れ、その凹所66にスライド軸58と一体のプッシャー
67(第7図参照)を臨ませる。
前記のピン60のまわりにはつる巻きバネ68が取付け
られ、クランプレバ−61に回の左回りのトルクを付与
し、下側クランプ62を常時クランプ方向に付勢する。
クランプレバ−61の下端にはビン6Sによりロックア
ーム71が取付けられる。ロックアーム71は外側ブロ
ック57の下端部に設けた孔72を通って外方へ突き出
しており、その途中に設けた切欠き73を孔72に係合
させることにより、クランプレバ−61を介してクラン
プ55.62を開放状態に保持する。ビン69のまわり
につる巻きバネ70が取付けられ、ロックアーム71を
右回りに付勢し、例えば装置が天地逆になった場合でも
ロックアーム71が自重で外れることがないようにして
いる。
上側クランプ55には、ケーブル74と接触する部分に
孔75が形成され、その孔75にカム76がピン77(
第6図参照)により取付けられる。
カム76の下面は上側クランプ55の下面に部分的に露
出している。またそのカム76にリンク78の一端が連
結される。リンク78は把持器本体54の背面側に沿っ
て上下方向にスライドできるように取付けられ、その下
端部に取付けたローラ79をロックアーム71の下面に
接触せしめる。
また、前述のプッシャー67につめ81が回転自在に取
付けられ、つる巻きバネ82により一定の姿勢に保持さ
れる。つめ81は、第8図に示すように、その先端に設
けた上向き突起83の外側に傾斜カム面84が形成され
、突起83の内側に係合凹所85が形成される。このつ
め81に係合されるピン86がクランプレバ−61に突
設される。ピン86は、スライド軸58の移動に伴って
つめ81が移動する径路の途中にあるように設けられる
。このため、スライド軸58の移動に伴い、後述のよう
に傾斜カム面84がピン86の外側に係合し、更に進む
と係合凹所85の突起83側の面がピン86の内側に係
合する。
なお、スライド軸58が第5図のように初期位置にある
とき、つめ81がピン86の外側に確実にあるようにす
るため、スライド軸58と把持器本体54との間に弱い
コイルバネ87を介在し、スライド軸58を外側に引き
寄せるようにしている。
実施例の装置は、以上のごとき構成であり、次にその作
用を説明する。
第3図のように、伸縮装置30と把持器31との連結部
分に、凹所48と突起49の係合構造を備えた形式のも
のにおいては、両者を係合して伸縮装置30に対するケ
ーブル把持器31の姿勢を初期位置に保持せしめる。ま
た、第4図のように、係合手段として板バネ51を用い
たものはそのままの状態で、それぞれ伸縮装置30の把
持部3Sをマニユピレータのグリッパ−で把持し、ケー
ブル張線装置をケーブル74の高さまで持ち上げ、両方
の把持器31.31の上側クランプ55と下側クランプ
62との間の間隙にケーブル74を嵌める。上側クラン
プ55をケーブル74上に載せ、装置全体をケーブル7
4に懸架すると、カム76(第6図参照)がケーブル7
4に押されて上に動くため、これと一体のリンク78が
持ち上げられる。リンク78が持ち上げられると、その
下端のローラ79がロックアーム71を押し上げ、孔7
2から外す、これによりクランプレバ−61のロックが
外れる。
ロックが外れると、クランプレバ−61はピン60のつ
る巻きバネ68のバネ力により第5図において左回りに
回転し、下側クランプ62をケーブル74に押し当て、
仮クランプを行う(第9図参照)。
次に、伸縮装置30の角軸部40(第1図参照)にイン
パクトレンチ等の工具を掛けて往復動させると、伸縮ロ
ッド34が内方へ後退する。こ九により第4図のように
伸縮ロッド34と連結金具46の係合が外れ、或いは第
4図の場合は直接連結金具46を介して、把持器31の
スライド軸58を内方へ移動させる。スライド軸58が
内方へ移動すると、これと一体のブツシャ−67がクラ
ンプレバ−61の凹所66に係合し、クランプレバ−6
1を内方へ押し、下側クランプ62にクランプ力を与え
る。これと同時につめ81がピン86に係合する(第1
0図参照)、更に、駆動力を加えると、把持器31はケ
ーブル74をクランプした状態で相互に内方へ引き寄せ
られ、両方のケーブル74に引張力を与える。
ケーブル74の引張力が大きくなるに従い把持器31は
ピン47を中心にして右回りに回転し一定の角度でバラ
ンスする。なお、把持器31相互間のケーブル74は弛
緩する(第11図参照)。
所要の作業終了後、伸縮装置30を操作して伸縮ロッド
34を外方へ伸長させると、スライド軸58が外方へ後
退し、後退しながらつめ81を介してクランプレバ−6
1を引き戻し、クランプ55.62を開放せしめる(第
12図参照)、スライド軸58が最大限まで後退し、ロ
ックアーム71の切欠き73が孔72に係合するとクラ
ンプレバ−61がロングされる。しかる後に、ケーブル
張線装置をケーブル74から外し、一連の張線作業を完
了する。
第13図は他の実施例である。この実施例の装置も伸縮
装置30′の両端に把持器31’、31’をケーブル7
4と直交する方向のピン47′により連結している。伸
縮装置30′は歯車箱32′に保護管33′を取付け、
その一端に伸縮ロンド34′を入れ予成に挿入し、歯車
箱32′内の従動ベベルギヤ37′と連結した一本の送
りねし41′により伸縮ロンド34′を進退せしめる。
38′は駆動軸、39′は把持部である。
ケーブル把持器31′は、従来のベルト式ケーブル張線
装置に使用されているもの(第16図参照)と同じもの
を使用する。この場合、ロックアーム90は伸縮袋W3
0′に対しケーブル74と直交方向のピン47′により
回転自在に連結される。
この装置は、ケーブル74に懸架した際、両方のケーブ
ル把持器31′を手などでケーブル74から若干浮かせ
ると、ロックアーム90が伸び出す分だけ把持器31′
が外側へ移動し、仮クランプを行う(第14図及び第1
5図参照)、ケーブル74の緊張及び弛緩は駆動軸38
′に駆動源を接続することにより行う。
〔発明の効果〕
(1)請求項(1)に対応する効果 把持器をピンを介して伸縮装置に回転自在に連結したこ
とにより、ケーブルの張線によって大きな張力を発生し
ても、伸縮装置に対して曲げモーメントとして伝わるこ
とがない。このため伸縮装置の軽量化を図ることができ
る。
(2)請求項(2)に対応する効果 伸縮装置と把持器の係合手段を設けたことにより、ケー
ブル張線装置をケーブルに懸架したりケーブルから取外
す際に、把持器がぐらつかない。
このため単にピンで連結したものに比べ作業性がよい。
(3)  請求項(3)に対応する効果伸縮装置の伸縮
構造を長さ方向の中央部を中心として両側を対称形状に
構成し、その中央部から駆動力を人力するようにしたの
で、両側で伸縮ストロークが等しくなり、伸縮のいかな
る位置においてもバランスよく張線装置を把持できる。
また、駆動力の入力部が定位置であり、移動することが
ないので操作が容易である。
(4)請求項(4)に対応する効果 伸縮装置の中央部に作業用把持部を設けたことにより、
その把持部をマニュピレータ−の片腕で把持するだけで
張線装置を容易にケーブルに懸架できる。
(5)請求項(5)に対応する効果 クランプレバ−のロックアームがスライド軸と独立して
設けられているので、クランプレバ−に仮クランプのた
めのバネ力を付与しておけば、ロックアームを作動させ
るだけで仮クランプを行うことができ、仮クランプのた
めにスライド軸を作動させる必要がない。
(6)請求項(6)に対応する効果 ケーブル張線装置をケーブルに懸架するとケーブル懸架
検出カムが作動し、リンクを通してロックアームを作動
せしめるので、ケーブルに懸架すると同時に仮クランプ
が行われる。従って張線装置の落下のおそれがない。
(7)請求項(7)に対応する効果 ケーブル張線装置を緩める際、スライド軸の後退により
つめを介してクランプレバ−を引き戻すことにより、ク
ランプを自動的に開放することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の正面図、第2図は伸縮装置の断面図、
第3図は連結部分の断面図、第4図は連結部分の他の例
の断面図、第5図はケーブル把持器の断面図、第6図は
ケーブル把持器の側面図、第7図は第5図の■−■線の
断面図、第8図はつめの正面図、第9図から第12図は
作用を示す断面図、第13図は他の実施例の断面図、第
14図及び第15図は第13図のケーブル把持器の断面
図、第16図及び第17図はそれぞれ従来例の断面図で
ある。 30.30′・・・・・・伸縮装置、 31.31′・・・・・・ケーブル把持器、32.32
′・・・・・・歯車箱、 33.33′・・・・・・保護管、 34.34′・・・・・・伸縮ロンド、35・・・・・
・キー 36・・・・・・駆動ベベルギヤ、 37.37′・・・・・・従動ベベルギヤ、38.38
′・・・・・・駆動軸、 39.39′・・・・・・把持部、 40・・・・・・角軸部、 41.41′・・・・・・送りねじ、 42・・・・・・雌ねじ、   43・・・・・・キャ
ップ、44・・・・・・スライド金具、 45・・・・・・孔、    46・・・・・・連結金
具、47.47′・・・・・・ピン、 48・・・・・・凹所、 49・・・・・・突起、   51・・・・・・板バネ
、52・・・・・・孔、    54・・・・・・把持
器本体、55・・・・・・上側クランプ、 56・・・・・・内側ブロック、 57・・・・・・外側ブロック、 58・・・・・・スライド軸、 5S、59′・・・・・・ヘアリング、60・・・・・
・ピン、    61・・・・・・クランプレバ−62
・・・・・・下側クランプ、 63・・・・・・ピン、   66・・・・・・凹所、
67・・・・・・プッシャー、68・・・・・・つる巻
きバネ、69・・・・・・ピン、    70・・・・
・・つる巻きバネ、71・・・・・・ロックアーム、 72・・・・・・孔、    73・・・・・・切欠き
、74・・・・・・ケーブル、 75・・・・・・孔、
76・・・・・・カム、    77・・・・・・ピン
、78・・・・・・リンク、   79・・・・・・ロ
ーラ、81・・・・・・つめ、   82・・・・・・
つる巻きバネ、83・・・・・・突起、   84・・
・・・・傾斜カム面、85・・・・・・係合凹所、 8
6・・・・・・ピン、87・・・・・・コイルバネ、9
0・・・・・・ロックアーム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)剛体で構成された伸縮装置の両端にケーブル把持
    器を取付けたケーブル張線装置において、各把持器をケ
    ーブルと直交する方向のピンを介して伸縮装置に回転自
    在に連結したことを特徴とするケーブル張線装置。
  2. (2)伸縮装置とケーブル把持器の連結部に、伸縮装置
    に対するケーブル把持器の姿勢を初期位置に保持する係
    合手段を設けたことを特徴とする請求項(1)に記載の
    ケーブル張線装置。
  3. (3)伸縮装置の伸縮構造を同装置の長さ方向の中央部
    を中心として両側を対称構造に構成し、その中央部に駆
    動力の入力部を設けたことを特徴とする請求項(1)に
    記載のケーブル張線装置。
  4. (4)伸縮装置の中央部に作業用把持部を設けたことを
    特徴とする請求項(3)に記載のケーブル張線装置。
  5. (5)ケーブル把持器に伸縮装置と連結したスライド軸
    及びこのスライド軸と関連したクランプレバーを設け、
    上記スライド軸とは別にクランプレバーのロックアーム
    を独立に設けたことを特徴とする請求項(1)に記載の
    ケーブル張線装置。
  6. (6)ケーブル把持器のクランプにケーブル懸架検出カ
    ムを設け、そのカムと連結したリンクをロックアームに
    係合せしめ、ケーブル懸架の検出によりロックアームに
    よるクランプレバーのロックを解除することを特徴とす
    る請求項(1)に記載のケーブル張線装置。(7)スラ
    イド軸に取付けた係合つめをバネ力により一定の姿勢に
    保持せしめ、スライド軸の移動に伴うつめの移動径路上
    にクランプレバーから突出させたピンを設け、上記つめ
    の先端部にピンの外側に係合する傾斜カム面と、その傾
    斜カム面の端部に連続し、かつピンの内側に係合する係
    合凹所を設けたことを特徴とする請求項(4)に記載の
    ケーブル張線装置。
JP2098891A 1990-04-13 1990-04-13 ケーブル張線装置 Pending JPH04207A (ja)

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