JPH0398771A - 手持工具およびその調整ねじ - Google Patents
手持工具およびその調整ねじInfo
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- JPH0398771A JPH0398771A JP2213559A JP21355990A JPH0398771A JP H0398771 A JPH0398771 A JP H0398771A JP 2213559 A JP2213559 A JP 2213559A JP 21355990 A JP21355990 A JP 21355990A JP H0398771 A JPH0398771 A JP H0398771A
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- hand tool
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B7/00—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
- B25B7/12—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools involving special transmission means between the handles and the jaws, e.g. toggle levers, gears
- B25B7/123—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools involving special transmission means between the handles and the jaws, e.g. toggle levers, gears with self-locking toggle levers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B7/00—Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Paper (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景］
本発明は手持工具にかかり、特に一対のあごを用いて，
その間に工作物を挟む工具に関するものである． プライヤやレンチなど、トグル動作を用いてロックを行
うロック用工具の共通要素は、その間に工作物を挟むよ
うに構成された固定および可動の一対のあごである．通
常は、可動あご上に作用する調整要素を有する機構が設
けられ、これによって両あご間のギャップを調整し、ト
グル作用による大きな力が工作物に加えられる前に、両
あごの間で工作物と最初の接触ができるようにしている
． 上述のような形式の工具は通常、迅速で能率的なあご間
のギャップ調整が、極めて望ましいだけでなく、絶対的
に必要な環境で用いられる．このような用途の一例はコ
ンベヤ式の溶接作業であり、この場合，溶接機は、異な
った調整用として極めて短い時間しか与えられない．こ
のような状況では、ロック用工具のあご間ギャップの調
整を、新しい寸法に対応して出来るだけ速く調整するこ
とが極めて重要である． 従来技術による公知の工具は、あご間のギャップ調整を
、可動あごが直接または間接に結合されている．単一ね
じ山で単一ピッチの調整ねじを回転させて行っている．
しかしながらこの調整方法および調整手段はかなり遅く
，時間を消費し、従って工具をある寸法から他の寸法に
調整するのに貴重な時間の損失を招く． ［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する．しか
しながら、示された実施例は、本発明の原理を応用した
多くの可能な特定の具体化のほんの一例であることを理
解すべきである．種々の変更や変形は本発明の属する技
術の当業者にとっては自明であり、これらはクレームの
中で定義した本発明の精神、範囲，および構想の中に含
まれるものである． まず、第１図に示すように、長鼻状のロック用プライヤ
は全体として記号１０で表わされ，ハンドル部材１０お
よび可動クランブ部材、すなわち下あご１４を含んでい
る．ハンドル部材１２には固定クランプ要素、すなわち
上あご１６が設けられている．トグル機構は細長いハン
ドル部材１８とトグルリンク部材２０を有し、このドク
ルリンク部材は通常その一端がピン２２の周りにピポッ
ト状に係合されている．トグルリンク部材２０の他方の
自由端（想像線で示す）はハンドル部材１２、特にハン
ドル部材ｌ２の一端にねレによって係合している調整ね
じ部材２４の接触端（同時に想像線で示す）に係合して
いる．ねじ部材の動作については本明細書において追っ
て詳細に説明する．ハンドル部材１８の先端は好ましく
は二岐すなわちフォーク形になっており、可動クランブ
部材１４がフォーク内すなわち二岐のアームの間に、ピ
ポットピン千段ｌ９によって適当に配置されている．同
様に、ハンドル部材１２も溝形になっていて、可動クラ
ンプ要素１４の他のコーナ部を受入れており、このクラ
ンプ要素はピポットピンｌ７によって同時にこのハンド
ル部材に保持されている． ばね千段２５は，好ましくは伸長コイルばねの形で，ハ
ンドル部材ｌ２と可動クランプ要素１４すなわち下あご
との間に保持され、あごを開いたとき、クランプ要素１
４を固定クランブ要素から強制的に引き離すようにして
いる． また細長い釈放レバー２８がピン３０によってハンドル
部材１８の内部にピポット式に取付けられると共に，前
方へ延びた部分（想像線で示す）を備え、かつトグルリ
ンク部材２０のハンドル部材１８の方へ突き出た突起２
６と係合できるようになっている。釈放レバー２８がビ
ン３０の周りにピボットされると、ハンドル部材１２は
ハンドル部材１８から引き離される． ここで説明するレンチやロック用プライヤの機構および
トグルの構造は、多少の例外を除き，ＵＳ＃許Ｎｏ．１
，４８９，４５８ ニ述べた構造と基本的ニ一致するも
のである．さらに，このような構造、動作、および釈放
レバーの特定の動作は、ＵＳ特許Ｎｏ．３，ｆ９２，８
０４に詳細に説明されている．これらＰｅｔｅｒｓｅｎ
の先行特許に説明してあるように、トグル機構を用いた
ロック用レンチやプライヤを閉めるときは、可動ハンド
ル部材１８を固定ハンドル部材１２の方へ動かすことに
よって行われる．この運動によって、トグルリンク部材
２０の上端が、ハンドル部材ｌ２の内側へ押付けられる
．ピポットピン２２も同じように内側に動き，このピボ
ットビンがセンタを超えると、プライヤは閉位置にロッ
クされる． 本発明による手持工具の他の実施例は第２因に示されて
おり，この場合は、一端に固定ハンドル１２を有すると
共に他端に固定あご１６を有する固定アーム１５が用い
られている．可動あご１４は，可動ハンドル部材１８に
ピボットによって取付けられている．第２図に示すよう
に、両あご１４およびｌ６は曲線状で、かつ分厚い形を
している．トグルリンク部材２０は可動ハンドルにピポ
ット式に係合されている．トグルリンクの反対側の自由
端４７はねじ部材２４の接触部に係合されている．固定
ハンドルは適当にＵ形溝として形成されている．固定ハ
ンドル３０の、固定あご１６から遠い方の端部は、前面
部３４および裏面部３６をもった受入部３２で構成され
ている．受入部には，部分３４から部分３６にわたって
ねじ切りされた開口部３８が貫通している．またねじ部
材２４がねじ切りされた開口部にねじ係合するように設
けられている．このねじは，一端がローレットつきの調
整つまみ４０となり、他端が接触部４２となっている． ユーザがねじ部材２４の調整つまみを回すと、ねじ切り
された開口部の中でねじが回転し，ねじが軸方向に前進
する．このように、固定あご１日の方向への前進によっ
て、接触部４２がトグルリンク２０を押付け、トグルリ
ンクの端部４７と可動あご１４のピポットピン１７との
距離を変化させ、これによって固定あごｌ６と町動あご
１４との間隔が、各種の寸法をもった対象物を、過大な
力を加えないで狭めるように調整される。
その間に工作物を挟む工具に関するものである． プライヤやレンチなど、トグル動作を用いてロックを行
うロック用工具の共通要素は、その間に工作物を挟むよ
うに構成された固定および可動の一対のあごである．通
常は、可動あご上に作用する調整要素を有する機構が設
けられ、これによって両あご間のギャップを調整し、ト
グル作用による大きな力が工作物に加えられる前に、両
あごの間で工作物と最初の接触ができるようにしている
． 上述のような形式の工具は通常、迅速で能率的なあご間
のギャップ調整が、極めて望ましいだけでなく、絶対的
に必要な環境で用いられる．このような用途の一例はコ
ンベヤ式の溶接作業であり、この場合，溶接機は、異な
った調整用として極めて短い時間しか与えられない．こ
のような状況では、ロック用工具のあご間ギャップの調
整を、新しい寸法に対応して出来るだけ速く調整するこ
とが極めて重要である． 従来技術による公知の工具は、あご間のギャップ調整を
、可動あごが直接または間接に結合されている．単一ね
じ山で単一ピッチの調整ねじを回転させて行っている．
しかしながらこの調整方法および調整手段はかなり遅く
，時間を消費し、従って工具をある寸法から他の寸法に
調整するのに貴重な時間の損失を招く． ［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する．しか
しながら、示された実施例は、本発明の原理を応用した
多くの可能な特定の具体化のほんの一例であることを理
解すべきである．種々の変更や変形は本発明の属する技
術の当業者にとっては自明であり、これらはクレームの
中で定義した本発明の精神、範囲，および構想の中に含
まれるものである． まず、第１図に示すように、長鼻状のロック用プライヤ
は全体として記号１０で表わされ，ハンドル部材１０お
よび可動クランブ部材、すなわち下あご１４を含んでい
る．ハンドル部材１２には固定クランプ要素、すなわち
上あご１６が設けられている．トグル機構は細長いハン
ドル部材１８とトグルリンク部材２０を有し、このドク
ルリンク部材は通常その一端がピン２２の周りにピポッ
ト状に係合されている．トグルリンク部材２０の他方の
自由端（想像線で示す）はハンドル部材１２、特にハン
ドル部材ｌ２の一端にねレによって係合している調整ね
じ部材２４の接触端（同時に想像線で示す）に係合して
いる．ねじ部材の動作については本明細書において追っ
て詳細に説明する．ハンドル部材１８の先端は好ましく
は二岐すなわちフォーク形になっており、可動クランブ
部材１４がフォーク内すなわち二岐のアームの間に、ピ
ポットピン千段ｌ９によって適当に配置されている．同
様に、ハンドル部材１２も溝形になっていて、可動クラ
ンプ要素１４の他のコーナ部を受入れており、このクラ
ンプ要素はピポットピンｌ７によって同時にこのハンド
ル部材に保持されている． ばね千段２５は，好ましくは伸長コイルばねの形で，ハ
ンドル部材ｌ２と可動クランプ要素１４すなわち下あご
との間に保持され、あごを開いたとき、クランプ要素１
４を固定クランブ要素から強制的に引き離すようにして
いる． また細長い釈放レバー２８がピン３０によってハンドル
部材１８の内部にピポット式に取付けられると共に，前
方へ延びた部分（想像線で示す）を備え、かつトグルリ
ンク部材２０のハンドル部材１８の方へ突き出た突起２
６と係合できるようになっている。釈放レバー２８がビ
ン３０の周りにピボットされると、ハンドル部材１２は
ハンドル部材１８から引き離される． ここで説明するレンチやロック用プライヤの機構および
トグルの構造は、多少の例外を除き，ＵＳ＃許Ｎｏ．１
，４８９，４５８ ニ述べた構造と基本的ニ一致するも
のである．さらに，このような構造、動作、および釈放
レバーの特定の動作は、ＵＳ特許Ｎｏ．３，ｆ９２，８
０４に詳細に説明されている．これらＰｅｔｅｒｓｅｎ
の先行特許に説明してあるように、トグル機構を用いた
ロック用レンチやプライヤを閉めるときは、可動ハンド
ル部材１８を固定ハンドル部材１２の方へ動かすことに
よって行われる．この運動によって、トグルリンク部材
２０の上端が、ハンドル部材ｌ２の内側へ押付けられる
．ピポットピン２２も同じように内側に動き，このピボ
ットビンがセンタを超えると、プライヤは閉位置にロッ
クされる． 本発明による手持工具の他の実施例は第２因に示されて
おり，この場合は、一端に固定ハンドル１２を有すると
共に他端に固定あご１６を有する固定アーム１５が用い
られている．可動あご１４は，可動ハンドル部材１８に
ピボットによって取付けられている．第２図に示すよう
に、両あご１４およびｌ６は曲線状で、かつ分厚い形を
している．トグルリンク部材２０は可動ハンドルにピポ
ット式に係合されている．トグルリンクの反対側の自由
端４７はねじ部材２４の接触部に係合されている．固定
ハンドルは適当にＵ形溝として形成されている．固定ハ
ンドル３０の、固定あご１６から遠い方の端部は、前面
部３４および裏面部３６をもった受入部３２で構成され
ている．受入部には，部分３４から部分３６にわたって
ねじ切りされた開口部３８が貫通している．またねじ部
材２４がねじ切りされた開口部にねじ係合するように設
けられている．このねじは，一端がローレットつきの調
整つまみ４０となり、他端が接触部４２となっている． ユーザがねじ部材２４の調整つまみを回すと、ねじ切り
された開口部の中でねじが回転し，ねじが軸方向に前進
する．このように、固定あご１日の方向への前進によっ
て、接触部４２がトグルリンク２０を押付け、トグルリ
ンクの端部４７と可動あご１４のピポットピン１７との
距離を変化させ、これによって固定あごｌ６と町動あご
１４との間隔が、各種の寸法をもった対象物を、過大な
力を加えないで狭めるように調整される。
ねじ部材２４とねじ切りされた開口部３８は第３図に、
より詳細に示されている．ねじ部材の複合ねじ山部４４
は、２つの独立した別々の、かつ同軸の、長ｆ軸Ａ−Ａ
に沿って延びたねじ山４６および４８をもっている．し
かしながら、ねじ部材は、適当な数であれば独立したね
じ山は何条あってもよく、何れも本発明の範囲に属する
ものである。
より詳細に示されている．ねじ部材の複合ねじ山部４４
は、２つの独立した別々の、かつ同軸の、長ｆ軸Ａ−Ａ
に沿って延びたねじ山４６および４８をもっている．し
かしながら、ねじ部材は、適当な数であれば独立したね
じ山は何条あってもよく、何れも本発明の範囲に属する
ものである。
ねじ山４６および４８のピッチは、第３図〜第５図に示
すように同じであるので、ねじ山４６の隣接する巻回の
対応する２点間の距離は、ねじ山４８の隣接する巻回の
対応する２点間の距離と同じである． 第５図はさらに、両方のねじ山の頂上および根本の直径
はそれぞれ互いにほぼ同じであることを示している． ねじ部材２４と開口部３８間のねじ係合を適正にするた
めに、開口部は２つの独立した別々の同軸のねじ山５０
および５２からなる複合内面ねじ山を有し、これによっ
てねじ部材のねじ山４６および４８とねじ係合するよう
になっている．独立した内面ねじ山５０および５２は，
開口部３８の全長にわたって，受入部の前面部３４が裏
面部３６まで延びている。
すように同じであるので、ねじ山４６の隣接する巻回の
対応する２点間の距離は、ねじ山４８の隣接する巻回の
対応する２点間の距離と同じである． 第５図はさらに、両方のねじ山の頂上および根本の直径
はそれぞれ互いにほぼ同じであることを示している． ねじ部材２４と開口部３８間のねじ係合を適正にするた
めに、開口部は２つの独立した別々の同軸のねじ山５０
および５２からなる複合内面ねじ山を有し、これによっ
てねじ部材のねじ山４６および４８とねじ係合するよう
になっている．独立した内面ねじ山５０および５２は，
開口部３８の全長にわたって，受入部の前面部３４が裏
面部３６まで延びている。
第４図に示す本発明の好ましい実施例では、ねじ部材の
２つの独立したねじ山に対して、特定の角度だけ離れた
２つの異なった出発点５４および５６が設けられている
．これはまた、ねじ切りされた開口部にも同様に適用で
きる．このような２つの出発点間の角度は適当な値に選
定できるが，この好ましい実施例のねじ部材の端面図を
示す第４図では，この角度は１８０°になっている．ね
じ部材に３つの独立したねじ山を設ける場合には，隣接
した出発点間の角度は１２０ａになる．ねじ部材をねじ
切りされた開口部へねじ込むときのスタートの間違いを
防止するために、本発明の他の実施例（図示せず）では
、最初の巻回を単一ねじ山、すなわちランオンターンに
している．このように，ねじ部材の１つのねじ山が、ね
じ係合の始まり，すなわちランオンターンにおいて、ね
じ切りされた開口部の対応するねじ山と最初の噛み合い
を行う．同時に，ねじ部材のＮＳ２のねじ山が、同じく
最初の，所謂ランオンターンで．ねじ切りされた開口部
の対応するねじ山と最初の噛み合いを行う．従って，こ
の実施例では、２つのねじ山に対して１つだけの出発点
が与えられる． 本発明におけるねじ山は、メートル標準ねじ山でもよい
し、ＵＳ標準ねじ山でもよい．ねじ部材とねじ切りされ
た開口部との間に単一ねじ山による係合を用いる場合に
は，前記の従来技術で開示されているように，調整つま
みの１回転によってねじが軸方向に進む距離は，単一ね
じ山のピッチと同じである．これに対して、本発明のよ
うに、多重ねじ山のねじを用いた場合には、２［！！ね
じを１回転したときのねじの軸方向の進みは、用いてい
る全部の独立したねじ山の複合したｌピッチと同じにな
る．ねじ部材２４は、それぞれのピッチがＰＩおよびＰ
２の２つの独立ねじ山４６および４８をもっている．ユ
ーザが調整つまみ４０を１回転すると、ねじの軸方向の
進みはピッチＰＩとＰ２とを組合せたものと同じになる
．このように、トグルリンクに作用するねじの進みを２
倍にすることによって可動あごの固定あごに対する調整
速度を実質的に高めることができる． 第６図は、トグルロック用Ｃ形クランプのアームを図解
したもので、固定クランプ部材６ｌが、ビン６３の周り
にピポット回転する可動クランプ部材６２に対応して示
されている． 第７図は、ロック式チェーンクランプを示し，第８図は
ロック式溶接用クランプを示し、さらに第９図は、普通
の金属板用工具を示している．これらの工具はすべて公
知のものであり、参考のために示したものである． 上述した、可動あご，あるいは同様な可動部材の調整速
度を向上させるための構成は、第６図〜第９図に示す工
具のすべてに適用可能である．上述した調整ねじの構成
は． Ｓｔｉｌｓｏｎ式のレンチ、卓上万力、その他
各種の工具にも同様に適用可能である．
２つの独立したねじ山に対して、特定の角度だけ離れた
２つの異なった出発点５４および５６が設けられている
．これはまた、ねじ切りされた開口部にも同様に適用で
きる．このような２つの出発点間の角度は適当な値に選
定できるが，この好ましい実施例のねじ部材の端面図を
示す第４図では，この角度は１８０°になっている．ね
じ部材に３つの独立したねじ山を設ける場合には，隣接
した出発点間の角度は１２０ａになる．ねじ部材をねじ
切りされた開口部へねじ込むときのスタートの間違いを
防止するために、本発明の他の実施例（図示せず）では
、最初の巻回を単一ねじ山、すなわちランオンターンに
している．このように，ねじ部材の１つのねじ山が、ね
じ係合の始まり，すなわちランオンターンにおいて、ね
じ切りされた開口部の対応するねじ山と最初の噛み合い
を行う．同時に，ねじ部材のＮＳ２のねじ山が、同じく
最初の，所謂ランオンターンで．ねじ切りされた開口部
の対応するねじ山と最初の噛み合いを行う．従って，こ
の実施例では、２つのねじ山に対して１つだけの出発点
が与えられる． 本発明におけるねじ山は、メートル標準ねじ山でもよい
し、ＵＳ標準ねじ山でもよい．ねじ部材とねじ切りされ
た開口部との間に単一ねじ山による係合を用いる場合に
は，前記の従来技術で開示されているように，調整つま
みの１回転によってねじが軸方向に進む距離は，単一ね
じ山のピッチと同じである．これに対して、本発明のよ
うに、多重ねじ山のねじを用いた場合には、２［！！ね
じを１回転したときのねじの軸方向の進みは、用いてい
る全部の独立したねじ山の複合したｌピッチと同じにな
る．ねじ部材２４は、それぞれのピッチがＰＩおよびＰ
２の２つの独立ねじ山４６および４８をもっている．ユ
ーザが調整つまみ４０を１回転すると、ねじの軸方向の
進みはピッチＰＩとＰ２とを組合せたものと同じになる
．このように、トグルリンクに作用するねじの進みを２
倍にすることによって可動あごの固定あごに対する調整
速度を実質的に高めることができる． 第６図は、トグルロック用Ｃ形クランプのアームを図解
したもので、固定クランプ部材６ｌが、ビン６３の周り
にピポット回転する可動クランプ部材６２に対応して示
されている． 第７図は、ロック式チェーンクランプを示し，第８図は
ロック式溶接用クランプを示し、さらに第９図は、普通
の金属板用工具を示している．これらの工具はすべて公
知のものであり、参考のために示したものである． 上述した、可動あご，あるいは同様な可動部材の調整速
度を向上させるための構成は、第６図〜第９図に示す工
具のすべてに適用可能である．上述した調整ねじの構成
は． Ｓｔｉｌｓｏｎ式のレンチ、卓上万力、その他
各種の工具にも同様に適用可能である．
第１図は、本発明を利用した長鼻式プライヤの側面図、
第２図は、本発明を利用した，曲線状のあごを有するプ
ライヤの部分断面の側面図、 第３図は，第１図および第２図に示すねじ山構造の部分
拡大図、 第４図は，ねじ部材の端面図、 第５図は、ねじ部材の部分断面図、 第６図は、トグルロック用Ｃ形クランプの部分図、 第７図は、ロック用チェーンクランプの斜視図、 第８図は、ロック用溶接クランプの斜視図、第９図は、
金属板用工具の斜視図である．１０：ロックプライヤ １２：固定ハンドル部材 １４：可動あご １５：固定アーム １６：固定あご １７，１９，２２：ピボットビン １８：可動ハンドル部材 ２０：トグルリンク部材 ２４ ：３ｌ整ねじ部材 ２５：ばね手段 ２６：突起部 ２８：釈放レバー ３０：固定ハンドル ３２：受入部 ３４：受入部前面部 ３６：受入部裏面部 ３８：ねじ切りされた開口部 ４０ ：Ｊｉ整つまみ ４２：接触部 ４４：＃１合ねじ山部 ＦＩＧ．１ ６２ ＦＩＧ．６ ４６ ４７ ５４ ６ｌ ６２ ６３ ，４８，５０，５２：ねじ山 ：自由端 ，５６：出発点 ：固定クランプ部材 ：可動クランプ部材 ：ビン
ライヤの部分断面の側面図、 第３図は，第１図および第２図に示すねじ山構造の部分
拡大図、 第４図は，ねじ部材の端面図、 第５図は、ねじ部材の部分断面図、 第６図は、トグルロック用Ｃ形クランプの部分図、 第７図は、ロック用チェーンクランプの斜視図、 第８図は、ロック用溶接クランプの斜視図、第９図は、
金属板用工具の斜視図である．１０：ロックプライヤ １２：固定ハンドル部材 １４：可動あご １５：固定アーム １６：固定あご １７，１９，２２：ピボットビン １８：可動ハンドル部材 ２０：トグルリンク部材 ２４ ：３ｌ整ねじ部材 ２５：ばね手段 ２６：突起部 ２８：釈放レバー ３０：固定ハンドル ３２：受入部 ３４：受入部前面部 ３６：受入部裏面部 ３８：ねじ切りされた開口部 ４０ ：Ｊｉ整つまみ ４２：接触部 ４４：＃１合ねじ山部 ＦＩＧ．１ ６２ ＦＩＧ．６ ４６ ４７ ５４ ６ｌ ６２ ６３ ，４８，５０，５２：ねじ山 ：自由端 ，５６：出発点 ：固定クランプ部材 ：可動クランプ部材 ：ビン
Claims (25)
- （１）固定あご、可動あご、受入部を有する固定ハンド
ル、受入部に係合するねじ部材、両あご間の共同動作用
および上記可動あごの固定あごに対する位置調整用のあ
ご調整手段を備え、上記ねじ部材はその長手方向に延び
た複数の第１の独立した別々のねじ山を有し、上記受入
部は固定ハンドル内に位置するねじ切りされた開口部で
あり、この開口部は上記ねじ部材の複数の第１のねじ山
と噛み合う複数の第２の独立した別々のねじ山を有し、
さらに上記ねじ部材の複数の第１のねじ山と、上記ねじ
切りされた開口部の複数の第２のねじ山との回転係合に
よってねじ部材の軸方向の進み速度を増加すると、これ
が上記あご調整手段に作用して可動あごの固定あごに対
する調整速度を実体的に増加させるようになっているこ
と、を特徴とする手持工具。 - （２）上記ねじ部材および上記ねじ切りされた開口部の
上記複数の第１および第２の独立した別々のねじ山は、
それぞれ２つずつである、請求項第１項に記載の手持工
具。 - （３）上記２つずつの第１および第２のねじ山は同一ピ
ッチである、請求項第２項に記載の手持工具。 - （４）上記ねじ山はＵＳ標準ねじ山である、請求項第２
項に記載の手持工具。 - （５）上記ねじ山はメートル標準ねじである、請求項第
２項に記載の手持工具。 - （６）上記ねじ部材の上記ねじ切りされた開口部内での
１回転によって、ねじが軸方向に上記ねじ山を組合せた
１ピッチとほぼ同じだけ進む、請求項第３項に記載の手
持工具。 - （７）上記ねじ部材およびねじ切りされた開口部上の上
記各ねじ山の出発点は互い一定角度の位置になっている
、請求項第２項に記載の手持工具。 - （８）上記の角度が１８０゜である、請求項第７項に記
載の手持工具。 - （９）上記出発点は、同一平面内にあり、かつこの平面
はねじの長手軸にほぼ垂直になっている、請求項第７項
に記載の手持工具。 - （１０）上記ピッチがＵＳ標準ピッチ１４である、請求
項第３項に記載の手持工具。 - （１１）上記各ねじ山がＵＳ標準ねじ山５／１６−１８
ＵＮＣ−２Ａである、請求項第２項に記載の手持工具。 - （１２）上記複数の第２の独立した別々のねじ山は、ね
じ切りされた開口部の全長に延びている、請求項第１項
に記載の手持工具。 - （１３）前部分と後部分、上記前部分に結合された固定
あご、および上記後部分にある受入部を有する固定ハン
ドルと、上記固定ハンドルの前部分にピボット結合され
て固定あごと共同動作し、かつ可動ハンドルが結合され
ている可動あごと、第１および第２の端部を有し、その
第１のトグルリンクの端部は上記の可動ハンドルにピボ
ット結合されている、少なくとも１つのトグル部材から
成る、トグル手段と、上記固定ハンドルの上記受入部内
にあるねじ切りされた開口部およびその一端が上記のト
グル部材の第２の端部に接触するねじ部材から成り、上
記ねじ部材はその長手軸方向に延びた複数の第１の独立
した別々のねじ山を有し、上記ねじ切りされた開口部は
上記ねじ部材の上記複数の第１のねじ山とねじ係合する
複数の第２の独立した別々のねじ山を有する、可動あご
の位置を上記固定あごに対して調整する調整手段を備え
、さらに上記ねじ部材の複数のねじ山と、上記ねじ切り
された開口部の複数の第２のねじ山との回転係合によっ
てねじ部材の軸方向の進み速度を増加すると、これが上
記のトグル部材、およびトグル手段を介して上記可動あ
ごに作用し、上記可動あごの上記固定あごに対する調整
速度を実質的に増加させるようになっていること、を特
徴とするロック用手持工具。 - （１４）上記ねじ部材および上記ねじ切りされた開口部
の上記複数の第１および第２の独立した別々のねじ山は
、それぞれ２つずつである、請求項第１３項に記載の手
持工具。 - （１５）上記各２つの第１および第２のねじ山は同じピ
ッチである、請求項第１４項に記載の手持工具。 - （１６）上記ねじ山はＵＳ標準ねじ山である、請求項第
１５項に記載の手持工具。 - （１７）上記ねじ山はメートル標準ねじ山である、請求
項第１４項に記載の手持工具。 - （１８）上記ねじ部材の上記ねじ切りされた開口部内で
の１回転によって、ねじが軸方向に上記ねじ山を組合せ
た１ピッチとほぼ同じだけ進む、請求項第１５項に記載
の手持工具。 - （１９）上記ねじ部材およびねじ切りされた開口部上の
上記各ねじ山の出発点は互いに一定角度の位置になって
いる、請求項第１４項に記載の手持工具。 - （２０）上記の角度が１８０゜である、請求項第１９項
に記載の手持工具。 - （２１）上記出発点は、同一平面内にあり、かつこの平
面はねじの長手軸にほぼ垂直になっている、請求項第１
９項に記載の手持工具。 - （２２）上記ピッチがＵＳ標準ピッチ１４である、請求
項第１５項に記載の手持工具。 - （２３）上記各ねじ山がＵＳ標準ねじ山５／１６−１８
ＵＮＣ−２Ａである、請求項第１４項に記載の手持工具
。 - （２４）上記複数の第２の独立した別々のねじ山は、ね
じ切りされた開口部の全長に延びている、請求項第１３
項に記載の手持工具。 - （２５）細長い金属体および金属体の長手方向の軸に沿
って延びた複数の独立した別々の、同軸のねじ山を備え
た、手持工具の調整ねじ。
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| US39270789A | 1989-08-11 | 1989-08-11 | |
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