JP2014003867A - 電線防護管取付け用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を効率良くスムーズに行うことを可能とする電線防護管取付け用器具を提供すること。
【解決手段】所定長さの絶縁操作棒14と、絶縁操作棒14の先端部に取り付けられ、把持操作部28の操作によって開閉動作される2つの開閉片を有し、開閉片の閉動作で電線防護管30を挟持する挟持動作を行い、開動作で電線防護管30を下方から支持する支持動作を行う保持部12と、を有し、保持部12は、電線防護管30を挟持動作したときに、側面から電線防護管30に接触する弾性体でかつ表面の摩擦抵抗が大きいラバースポンジ32と、電線防護管30を支持動作したときに、下側から電線防護管30に接触し、電線防護管30との間の摩擦抵抗を低減するアリングボール34とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電線防護管を防護管挿入装置にて拡径して電線に取付ける作業の際に、電線防護管の挟持及び電線防護管の下方からの支持を行う電線防護管取付け用器具に関する。
配電路において、工事中の特定の区間で電線に接触することによる感電を防止するために、及び電線に機器等が接触することによる電線の損傷を防ぐために、特定の区間内の電線に電線防護管を取付け、工事が終了したときに、その電線防護管を電線から取外す作業が行われる。
特許文献1の背景技術には、電線に電線防護管を取り付ける際に、防護管挿入装置を用いた電線防護管の取付け方法が開示されている。この防護管挿入装置を用いた方法においては、電線防護管は、電線に取り付けられた防護管挿入装置と、電線防護管を支持する支持ローラとの間に設置され、防護管挿入装置の送りタイヤの回転力により電線防護管は支持ローラ上を通過しながら防護管挿入装置の分離部に当接して拡径し、その状態を維持したままレールに案内されて電線に取り付けられて行く。すなわち、電線防護管は、1本1本ずつ防護管挿入装置のタイヤの回転力により防護管挿入装置に引き込まれて行き、分離部に当接して拡径され、電線に取り付けられて行く。
上述の作業において、電線防護管が防護管挿入装置に正しくセットされるように、作業者は、防護管挿入装置と電線防護管を支持する支持ローラの間で、遠隔絶縁操作棒(ヤットコと略す)により、電線防護管を挟持及び支持する作業を行う。ヤットコは、2つの開閉片から成る挟持部を有し、この挟持部が開閉動作可能に構成されている。ヤットコの閉動作により、電線防護管を挟持して電線防護管の位置を調整し移動させ、ヤットコの開動作により、開いた挟持部の底部で電線防護管を下方から支持しつつ、引きこまれる電線防護管を防護管挿入装置に案内する。これらの作業は作業者により停電を伴わずに間接活線作業で行われる。
特開2009−219326号公報
上記の防護管挿入装置を用いた電線防護管の取付け方法において、ヤットコによる電線防護管を挟持する作業又は支持する作業は、効率良くスムーズに行うことは困難であった。すなわち、電線防護管は中空であり、ヤットコの挟持部で挟持すると電線防護管が容易に変形し、かつ電線防護管の表面及び開閉片の電線防護管と接触する面は摩擦抵抗が少ないため、電線防護管を確実に挟持することが難しかった。また、電線防護管は端部に、電線防護管を相互に接続するための接続部が形成されており、ヤットコを開いて挟持部で支持しながら引き込まれる電線防護管を防護管挿入装置に案内する際に、その接続部がヤットコの挟持部に引っ掛かるという問題があった。
なお、特許文献1で開示されているヤットコのアダプタは、防護管挿入装置を用いずに電線に電線防護管を取り付ける作業で使用するものであり、電線に電線防護管を容易に取付けることができるように、ヤットコの挟持部の先端部に電線防護管を容易に拡径させるための又は電線防護管を確実に挟持するための治具が着脱可能に取り付けられたものである。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を効率良くスムーズに行うことを可能とする電線防護管取付け用器具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の電線防護管取付け用器具は、電線防護管を防護管挿入装置にて拡径して電線に取付ける作業の際に、前記電線防護管の挟持又は下方から支持を行う電線防護管取付け用器具において、所定長さの絶縁操作棒と、該絶縁操作棒の先端部に取り付けられ、同じく該絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって開閉動作される2つの開閉片を有し、前記開閉片の閉動作で前記電線防護管を挟持する挟持動作を行い、開動作状態で前記電線防護管を下方から支持する支持動作を行う保持部と、を有し、前記保持部は、前記電線防護管を前記挟持動作したときに、少なくとも一方の側面から前記電線防護管に接触する弾性体でかつ滑り止め機能を有する把持用部材と、前記電線防護管を支持動作したときに、下側から前記電線防護管に接触し、該電線防護管との間の摩擦抵抗を低減する滑り抵抗低減部材と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、電線防護管取付け用器具の保持部の2つの開閉片を閉動作させ電線防護管を挟持すると、少なくとも一方の側面から把持用部材が電線防護管に接触する。把持用部材は、弾性体であることから電線防護管を挟持したときに変形しながら電線防護管と開閉片との隙間を埋め、かつ滑り止め機能を有することから電線防護管を確実に挟持することができる。更に、2つの開閉片を開動作させ、電線防護管を下方から支持した場合、支持される電線防護管の下部には滑り抵抗低減部材が設置されているので、防護管挿入装置に引き込まれて行く電線防護管を支持しつつ挟持部に引っ掛かることが防止される。したがって、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を効率良くスムーズに行うことが可能である。
請求項2に記載の電線防護管取付け用器具は、請求項1に記載の電線防護管取付け用器具において、前記把持用部材と前記滑り抵抗低減部材とは、前記開閉片の先端内側に取付け可能な取付け用部材の異なる位置にそれぞれ設けられたことを特徴とする。したがって、把持用部材と滑り抵抗低減部材が一体として取付け用部材に設けられているので、取付け用部材を開閉片に取付けるだけで、直ぐに防護管挿入装置を用いた電線防護管の取付け作業を行うことが可能である。
請求項3に記載の電線防護管取付け用器具は、請求項2に記載の電線防護管取付け用器具において、前記取付け用部材は、前記開閉片の何れか一方の先端部の挿入を受け入れる受け凹部を有し、該受け凹部に前記一方の開閉片を挿入した状態で前記開閉片の内側に沿って所定の長さ延在し、前記把持用部材及び前記滑り抵抗低減部材は該取付け用部材の内側に所定の間隔を置いてそれぞれ設けられたことを特徴とする。したがって、把持用部材と滑り抵抗低減部材が取付けられた取付け用部材は、開閉片の何れか一方に着脱が可能である。着脱が可能なことから、把持用部材と滑り抵抗低減部材が取り付けられた取付け用部材を既製の遠隔絶縁操作棒(ヤットコ)の開閉片の先端に取付けることで、既製のヤットコを本願発明の電線防護管取付け用器具として使用することが可能である。また、着脱が可能なことから、大きさの異なる把持用部材、滑り抵抗低減部材を準備しておき、扱う電線防護管のサイズ等により最適なものを現場で選択して開閉片に取り付けることができ、電線防護管の取り付け作業を効率良くスムーズに行うことができる。
請求項4に記載の電線防護管取付け用器具は、請求項3に記載の電線防護管取付け用器具において、前記把持用部材は、前記取付け用部材の上側位置に取付けられ、前記滑り抵抗低減部材は、前記取付け用部材の前記把持用部材の取付け位置より下側位置で該把持用部材との間隔を調整可能に取り付けられたことを特徴とする。したがって、保持部の大きさと扱う電線防護管のサイズに応じて、把持用部材と滑り抵抗低減部材との間隔を適切に調整することができるので、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を一層効率良くスムーズに行うことが可能である。
請求項5に記載の電線防護管取付け用器具は、請求項1から3の何れか1項に記載の電線防護管取付け用器具において、前記滑り止め部材は、ラバースポンジであり、前記滑り抵抗低減部材は、ベアリングボール又はローラで構成されたことを特徴とする。したがって、既製の部材を用いて電線防護管取付け用器具を構成することが可能である。
本発明の電線防護管取付け用器具によれば、保持部に設けられた把持用部材により中空の電線防護管を効果的に挟持することができ、また保持部に設けられた滑り抵抗低減部材により電線防護管を支持しつつ防護管挿入装置に引き込まれて行く電線防護管を円滑に案内することができる。したがって、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を効率良くスムーズに行うことが可能であり、安全性を確保しつつ作業時間の短縮化が図られる。
本発明の実施の形態に係る電線防護管取付け用器具の概略正面図である。 図1の開閉片に取り付けられるラバースポンジ(把持用部材)とベアリングボール(滑り抵抗低減部材)の拡大斜視図であり、図2(a)は通常時、図2(b)は把持用部材と滑り抵抗低減部材との間隔を拡げた場合について示す。 図1の電線防護管取付け用器具を用いて、電線防護管を挟持している状態を示す概略説明図である。 図1の電線防護管取付け用器具を用いて、電線防護管を支持している状態を示す概略説明図である。
以下、本発明の電線防護管取付け用器具の実施の形態を、図面を参照しつつ詳述する。図1は、電線防護管取付け用器具の概略正面図を示す。
図1に示した電線防護管取付け用器具10は、先端部に保持部12が設けられた絶縁操作棒14と、絶縁操作棒14の基端部近傍に設けられた把持操作部28を有する。把持操作部28は保持部12の開閉動作を操作する。以下、各構成要素について詳述する。
絶縁操作棒14は、絶縁性の材料で構成された円柱状の棒状部材であり、所定の長さを有する。沿面放電や漏電を避けるために、雨切16や鍔18が設けられている。前述のように、先端部には保持部12が設けられており、基端部近傍には把持操作部28が設けられている。この絶縁操作棒14により先端部に設けられた保持部12を作業位置に位置決めし、把持操作部28により保持部12の開閉操作を行う。
把持操作部28は、絶縁操作棒14の基端部近傍に設けられ、操作レバー28a、支持金具28b、解除レバー28cを有する。この支持金具28bに、操作レバー28aがピン28dで軸支されている。操作レバー28aには補助絶縁操作棒26が連結されており、操作レバー28aを握るように操作すると、補助絶縁操作棒26が下方に引き動作され、その結果、保持部12が閉じ動作するように構成されている。
操作レバー28aは、支持金具28bに内蔵されたラチェット機構(図示していない)により保持部12の閉状態又は開状態が維持され、解除するときは解除レバー28cを下方に引き動作すると保持部12が開状態に戻るように構成されている。また、付勢手段であるバネ(図示していない)により操作レバー28aは、保持部12が開状態となる方向に付勢されている。
補助絶縁操作棒26は、絶縁操作棒14と同じ材質で構成され、同様に漏電、沿面放電を防止するため雨切16等が設けられている。
保持部12は、2つの開閉片、すなわち可動片20と固定片22とを有する。固定片22及び可動片20は、軸支ピン23により軸支されている。可動片20と固定片22の先端部20a、20bは平板状に構成され、軸支ピン23と先端部20a、22aとの中間部分は、それぞれ開方向に湾曲して形成されている。したがって、保持部12を閉動作させ先端部20a、22a同志を当接させた場合に、軸支ピン23と先端部20a、22aとの中間部分には略リング状の空間若しくは隙間が形成されるように構成されている。
操作レバー28aを握るように操作すると、補助絶縁操作棒26が下方に引き動作されて、可動片20のみが閉じ動作するように構成されている。ここで、固定片22の開き角度は、角度調整機構25により調整可能に構成されている。なお、固定片22及び可動片20の湾曲形状、先端部20a、22aの平板形状は、扱う対象によって様々な形状のものがあり、本実施の形態では一例として示している。
把持部12の先端部20a、22aで挟持できない大きなもの、例えば電線防護管は保持部12全体を用いて挟持していた。すなわち、前述の軸支ピン23と先端部20a、22aとの中間部分の略リング状の空間若しくは隙間で挟持していた。電線防護管は中空であり、また電線防護管と当接する可動片20及び固定片22の表面は滑らかであるので、確実に挟持することには難があった。
図2は、図1に示す電線防護管用ヤットコ10の保持部12の先端に着脱される把持用部材と滑り抵抗低減部材の拡大斜視図である。本実施の形態では、把持用部材と滑り抵抗低減部材は、取付け用部材38に一体で形成されており、取付け用部材38の端部には可動片20の先端部20aの挿入を受け入れる受け凹部40が形成されている。この受け凹部40により可動片20に着脱可能なように構成されている。本実施の形態では、取付け用部材38に把持用部材と滑り抵抗低減部材が一体化形成され、受け凹部40を有するものを防護管用アタッチメント36と称する。
把持用部材はラバースポンジ32で構成されている。ラバースポンジ32は、弾性体で滑り止め機能を有するものである。滑り止め機能を有するとは、ここではラバースポンジ32の表面の摩擦抵抗が大きいということである。また、滑り抵抗低減部材は、ベアリングボール34で構成されている。これは、保持機構(図示していない)により一つ一つ回転自由に保持されたベアリングボール34を平面上に並べものである。
ラバースポンジ32とベアリングボール34との間隔は調整可能に構成されている。図2(b)は、ラバースポンジ32とベアリングボール34との間隔を最大限に開けた状態を示す。この間隔を調整可能にする機構は、取付け用部材38の底側先端部を凸状に形成し、ベアリングボール34を取り付けた凹状部材が前述の凸状に形成された底側先端部に緩挿された構成になっている。凹状部材は所定の位置間隔で例えばネジ止め固定される。
したがって、保持部12の大きさと扱う電線防護管に応じて、ラバースポンジ32とベアリングボール34との間隔を調整することができるので、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線への取付け作業を一層円滑に行うことが可能である。
防護管用アタッチメント36の可動片20への着脱は、防護管用アタッチメント36の受け凹部40にある固定ピン42を用いて行う。すなわち、防護管用アタッチメント36は、可動片20の先端に着脱可能とするため、箱状の受け凹部40が形成され、この受け凹部40に固定ピン42が設けられている。可動片20の外側には穴部(図示していない)が形成されており、受け凹部40を可動片20の先端に上方から挿入し、可動片20の穴部に係止ピン42を挿入することで固定される。防護管用アタッチメント36を取り外すときには、この固定ピン42を可動片20の穴部から抜いて受け凹部40を可動片20の先端部22aから上方へ引き抜く。なお、固定ピン42は、受け凹部40を可動片20に挿入したときに、可動片20に形成された穴部に向かう方向に付勢されている。したがって、一旦防護管用アタッチメント36を可動片20に取り付けると、作業中に外れることが防止される。
また、この防護管アタッチメント36を既製の遠隔絶縁操作棒(ヤットコ)の開閉片の先端に取付けることで、既製のヤットコを本願発明の電線防護管取付け用器具として使用することができる。
図3は、本発明の電線防護管取付け用器具10により電線防護管30を把持している様子を示す説明図である。保持部12の可動片20に防護管用アタッチメント36が取り付けられており、保持部12が電線防護管30を挟持したときに、可動片20の電線防護管30と接触する位置に、防護管用アタッチメント36のラバースポンジ32が位置するように構成されている。電線防護管30は、中空であるため多少変形しながら、ラバースポンジ32を介して挟持される。ラバースポンジ32は、弾性体であるから電線防護管30を抑えつつ変形している。この状態においては、ラバースポンジ32の表面の摩擦抵抗は大きいので、電線防護管30を確実に挟持することができ、防護管挿入装置に対して位置を正しくセットすること、位置調整するために移動させること等が可能である。
図4は、本発明の電線防護管取付け用器具10により電線防護管30を支持している様子を示す説明図である。保持部12の可動片20に防護管用アタッチメント36が取り付けられている。保持部12の開閉片は開動作され、電線防護管30を下方から支持している。この状態で、前述のように電線防護管30は下方から支持されつつ防護管挿入装置により引き動作される。従来は、この引き動作の際に、電線防護管30の接続部(図示していない)が保持部12に引っ掛かるという問題があった。
図4では、下方から支持され引き動作される電線防護管30の下部に、防護管アタッチメント36の滑り抵抗低減部材であるベアリングボール34が位置している。したがって、防護管挿入装置に引き込まれて行く電線防護管30は、ベアリングボール34上を通過するので、摩擦抵抗が低減され、電線防護管30の端部の接続部が保持部12に引っ掛かることが防止される。
本実施の形態の電線防護管取付け用器具10によれば、保持部12の可動片20に、ラバースポンジ32とベアリングボール34が一体形成された防護管アタッチメント36を着脱自在に取り付けたので、中空の電線防護管30を効果的に挟持でき、また電線防護管30を支持しつつ、防護管挿入装置に引き込まれて行く電線防護管30が保持部12に引っ掛かることが効果的に防止される。また、ラバースポンジ32とベアリングボール34との間隔を調整可能に構成したので、種々のサイズの電線防護管に適用可能である。したがって、防護管挿入装置を用いた電線防護管の電線へ取付け作業を効率良くスムーズに行うことが可能である。更に、既製の遠隔絶縁操作棒(ヤットコ)の開閉片に防護管アタッチメント36を取付けることで、既製のヤットコが本願発明の電線防護管取付け用器具として使用することが可能である。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、滑り抵抗低減部材をベアリングボール34により構成したが、円柱状のローラにより構成しても良い。
10 電線防護管取付け用器具
12 保持部
14 絶縁操作棒
16 雨切
18 鍔
20 可動片
22 固定片
23 軸支ピン
25 角度調整機構
26 補助絶縁操作棒
28 把持操作部
28a 操作レバー
30 電線防護管
32 ラバースポンジ(把持用部材)
34 ベアリングボール(滑り抵抗低減部材)
36 防護管用アタッチメント
38 取付け用部材
40 受け凹部
42 固定ピン

Claims (5)

  1. 電線防護管を防護管挿入装置にて拡径して電線に取付ける作業の際に、前記電線防護管の挟持及び下方から支持を行う電線防護管取付け用器具において、
    所定長さの絶縁操作棒と、
    該絶縁操作棒の先端部に取り付けられ、同じく該絶縁操作棒に設けられた把持操作部の操作によって開閉動作される2つの開閉片を有し、前記開閉片の閉動作で前記電線防護管を挟持する挟持動作を行い、開動作状態で前記電線防護管を下方から支持する支持動作を行う保持部と、を有し、
    前記保持部は、
    前記電線防護管を前記挟持動作したときに、少なくとも一方の側面から前記電線防護管に接触する弾性体でかつ滑り止め機能を有する把持用部材と、
    前記電線防護管を支持動作したときに、下側から前記電線防護管に接触し、該電線防護管との間の摩擦抵抗を低減する滑り抵抗低減部材と、
    を有することを特徴とする電線防護管取付け用器具。
  2. 前記把持用部材と前記滑り抵抗低減部材とは、前記開閉片の先端内側に取付け可能な取付け用部材の異なる位置にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電線防護管取付け用器具。
  3. 前記取付け用部材は、
    前記開閉片の何れか一方の先端部の挿入を受け入れる受け凹部を有し、該受け凹部に前記一方の開閉片を挿入した状態で前記開閉片の内側に沿って所定の長さ延在し、前記把持用部材及び前記滑り抵抗低減部材は該取付け用部材の内側に所定の間隔を置いてそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項2に記載の電線防護管取付け用器具。
  4. 前記把持用部材は、前記取付け用部材の上側位置に取付けられ、
    前記滑り抵抗低減部材は、前記取付け用部材の前記把持用部材の取付け位置より下側位置で該把持用部材との間隔を調整可能に取り付けられたことを特徴とする請求項3に記載の電線防護管取付け用器具。
  5. 前記把持用部材は、ラバースポンジであり、前記滑り抵抗低減部材は、ベアリングボール又はローラで構成されたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電線防護管取付け用器具。
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