JP2017121467A - 掃除機用床ブラシ及びそれを具備する掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】掃除機の回転ブラシカバーが開放しても、回転ブラシが作動するため、使用者を誤って傷つける恐れを無くす。【解決手段】掃除機用床ブラシ(1)であって、床ブラシ本体(10)と、回転ブラシカバー(20)と、回転ブラシアセンブリーと、マイクロスイッチ(40)とを含む。回転ブラシカバー(20)は、床ブラシ本体(10)に開閉可能に設けられ且つ床ブラシ本体(10)との間に取付空間が区画され、トリガー部(203)が設けられている。回転ブラシアセンブリーは、取付空間に取り付けられ、制御回路を有する。マイクロスイッチ(40)は、床ブラシ本体(10)に設けられ、回転ブラシカバー(20)が床ブラシ本体(10)に被せて結合すると、トリガー部(203)によりトリガーされ制御回路をオンにし、回転ブラシカバー(20)が開くと、トリガー部(203)からのトリガー作用が解除されて制御回路をオフにする。【選択図】図1
Description
本発明は、掃除機の技術分野に関し、特に掃除機用床ブラシ及びそれを具備する掃除機に関する。
従来技術において、伝統的な掃除機の回転ブラシカバーが開放しても、回転ブラシが作動するため、使用者を誤って傷つける恐れがある。
本発明の目的は、従来技術における少なくとも一つの技術的課題を解決することである。本発明の一つの目的は、回転ブラシカバーが使用者により開くと、回転ブラシの作動が停止し、使用者を誤って傷つけることを回避する掃除機用床ブラシを提供することである。
本発明の別の目的は、上述した床ブラシを含む掃除機を提供することである。
本発明の第1態様の掃除機用床ブラシは、床ブラシ本体と、前記床ブラシ本体に開閉可能に設けられ、前記床ブラシ本体との間に取付空間が区画され、トリガー部が設けられている回転ブラシカバーと、前記取付空間に取り付けられ、制御回路を有する回転ブラシアセンブリーと、前記床ブラシ本体に設けられ、前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部によりトリガーされ前記制御回路をオンにし、前記回転ブラシカバーが開くと、前記トリガー部からのトリガー作用が解除されて前記制御回路をオフにするマイクロスイッチとを含む。
本発明による掃除機用床ブラシにおいて、回転ブラシカバーにトリガー部を設け、トリガー部が、床ブラシ本体上のマイクロスイッチと結合する。回転ブラシカバーが被せて結合する時に、トリガー部がマイクロスイッチをトリガーし、回転ブラシを正常に作動させる。一方、回転ブラシカバーが開く時に、トリガー部のマイクロスイッチに対するトリガー作用が解除され、回転ブラシの作動を停止させる。よって、使用者の誤操作で回転ブラシカバーを開いたときに、回転ブラシで使用者を誤って傷つけることを避け、製品の安全性が向上する。
本発明の一つの実施形態において、前記回転ブラシカバーは、前記床ブラシ本体と結合して前記取付空間を形成する蓋体と、前記蓋体と前記床ブラシ本体との間に接続して前記蓋体を前記床ブラシ本体に接続する接続部とを含む。前記トリガー部は、前記蓋体と前記接続部のうちいずれか一つに設けられる。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、回転軸を含む。前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合する。ここで、前記トリガー部は、前記回転軸に設けられる。前記蓋体が回転して被せると、前記回転軸が回転し、前記トリガー部により前記マイクロスイッチをトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、回転軸を含む。前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合する。ここで、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられる。前記蓋体が回転して被せると、前記トリガー部が前記マイクロスイッチをトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、係合部材と挿入部材のうちの少なくとも一つを含む。前記回転ブラシカバーは、前記係合部材と前記挿入部材のうち前記少なくとも一つを介して前記床ブラシ本体に接続する。ここで、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられている。
本発明の一つの実施形態において、前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチに直接接触してトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記マイクロスイッチは、前記床ブラシ本体に固定されて、且つ前記制御回路に接続する固定部材と、前記固定部材に設けられる弾性部材と、前記固定部材に設けられ、前記弾性部材と前記固定部材との間に位置するボタンとを含む。前記トリガー部は、前記弾性部材を介して前記ボタンを押圧することにより、前記制御回路をオンにする。前記トリガー部が前記弾性部材から離れると、前記ボタンが復帰し、前記制御回路がオフになる。
本発明の一つの実施形態において、前記弾性部材は、L形状弾性片である。
本発明の一つの実施形態において、前記床ブラシ本体に設けられ、前記マイクロスイッチと結合する伝動部材を更に含む。前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記伝動部材をトリガーし、前記伝動部材を介して前記マイクロスイッチを間接的にトリガーする。
本発明の第2態様の掃除機は、上述した本発明の第1態様の掃除機用床ブラシを含む。
本発明の付加的な特徴及び利点は、以下の説明において部分的に示され、この説明から一部が明らかになるか、または、本発明の実施により理解され得る。
本発明の上述および/または付加的な特徴と利点は、下記の添付図面を参照した実施形態に対する説明により、明らかになり、理解されることが容易になる。
本発明の実施形態による掃除機用床ブラシの模式図であり、前記回転ブラシカバーが開放状態にある。
図1にマークされるA部の拡大模式図である。
図1に示す掃除機用床ブラシの模式図であり、前記回転ブラシカバーが閉鎖状態にある。
図3にマークされるB部の拡大模式図である。
以下に、本発明の実施形態を詳細に説明する。前記実施形態の例が図面に示されるが、同一または類似する符号は、常に、相同又は類似の部品、或いは、相同又は類似の機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施形態は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解されてはならない。
本発明の説明において、「中心」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などの用語が示す方位又は位置関係は、図示に基づく方位又は位置関係であり、本発明を便利にまたは簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明に対する限定と理解してはいけない。
なお、「第1」、「第2」の用語は目的を説明するためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。そこで、「第1」、「第2」が限定されている特徴は一つ又はより多くの前記特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本発明の説明において、特に断りがなければ、「複数」とは、二つ又は二つ以上を意味する。
以下、本発明の第1実施形態による掃除機(図示せず)用の床ブラシ1について、図1〜図4を参考して記載する。
図1〜図4に示すように、本発明の第1実施形態による掃除機用床ブラシ1は、床ブラシ本体10と、回転ブラシカバー20と、回転ブラシアセンブリーとマイクロスイッチ40とを含む。
図1と図3を参照すると、回転ブラシカバー20は、床ブラシ本体10に開閉可能に設けられ、床ブラシ本体10との間に取付空間が区画される。即ち、回転ブラシカバー20は、床ブラシ本体10に被せて結合するように設けられ、床ブラシ本体10と結合して取付空間を形成する。回転ブラシアセンブリーは、取付空間に取り付けられ、制御回路を有する。回転ブラシカバーには、マイクロスイッチ40と結合するトリガー部203が設けられている。
マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体10に設けられる。マイクロスイッチ40は、回転ブラシアセンブリーの制御回路に電気的に接続して、制御回路をオンオフする。マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体10に設けられ、回転ブラシカバー20が床ブラシ本体10に被せて結合すると、トリガー部203によりトリガーされ制御回路をオンにし、回転ブラシカバー20が開くと、トリガー部203からのトリガー作用が解除されて制御回路をオフにする。
本発明の実施形態による掃除機用床ブラシ1は、回転ブラシカバー20にトリガー部203を設け、トリガー部203がマイクロスイッチ40と結合する。回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203が直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシ301を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203のマイクロスイッチ40に対するトリガー作用が解除され、回転ブラシ301の作動を停止させる。よって、使用者の誤操作で回転ブラシカバー20を開いたときに、回転ブラシ301で使用者を誤って傷つけることを避け、製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。
具体的に、回転ブラシカバー20は、全体的に床ブラシ本体10に回転可能に接続し、反転することにより開閉してもよく、床ブラシ本体10に係合又は挿入して接続してもよく、即ち、取り外すことにより開閉し、全体として床ブラシ本体10に被せて結合したり、全体として床ブラシ本体10から離れることで開く。
本発明の一部の実施形態において、図1と図3に示すように、回転ブラシカバー20は、床ブラシ本体10と結合して取付空間を形成する蓋体201と、蓋体201と床ブラシ本体10との間に接続して蓋体201を床ブラシ本体10に接続する接続部とを含む。ここで、トリガー部203は、蓋体201と接続部のうちのいずれか一つに設けられる。つまり、トリガー部203は、蓋体201に設けられてもよく、接続部に設けられてもよい。
上述した実施形態において、回転ブラシカバー20は、蓋体201と接続部とを含む。蓋体201は、床ブラシ本体10と結合して取付空間を形成し、回転ブラシ301に被せて結合し、回転ブラシ301の作動時に使用者を傷つけることを回避し、床ブラシ1の安全性を向上させる。取付空間に位置する回転ブラシアセンブリーは、蓋体201に設けられてもよく、床ブラシ本体10に設けられてもよい。回転ブラシアセンブリーは、床ブラシ本体10に設けられることが好ましく、構造が簡単であり、装着もより便利に行われる。接続部は、蓋体201と接続して床ブラシ本体10と結合する。接続部は、蓋体201を床ブラシ本体10に固定させ、回転ブラシカバー20が床ブラシ本体10から脱離することを回避し、床ブラシ1の安全性を更に向上させる。
本発明の一部の実施形態において、図1〜図4に示すように、接続部は、回転軸202を含む。蓋体201は、回転軸202を介して回転して床ブラシ本体10に被せて結合する。トリガー部203は、回転軸202に設けられる。蓋体201が回転して被せると、回転軸202が回転し、トリガー部203によりマイクロスイッチ40をトリガーする。
当該実施形態において、回転ブラシカバー20が回転して床ブラシ本体10に被せて結合する提案について、回転ブラシカバー20が回転軸202の回転により床ブラシ本体10に被せて結合すると、トリガー部203を回転軸202に設ける。よって、回転して被せると、トリガー部203も、蓋体201が完全に床ブラシ本体10に被せて結合するまで、回転軸202に追従して回転する。そのとき、トリガー部203もちょうどマイクロスイッチ40に対応する位置に回転し、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機の正常な作動を確保する。一方、蓋体201が回転し開くと、トリガー部203も回転してマイクロスイッチ40から離れ、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになる。すると、回転ブラシ301が直ちに作動しなくなり、回転ブラシ301で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性を向上させる。
本発明の別の実施形態において、接続部は、回転軸202を含む。蓋体201は、回転軸202を介して回転して床ブラシ本体10に被せて結合する。トリガー部203は、蓋体201に設けられる。蓋体201が回転して被せると、トリガー部203がマイクロスイッチ40をトリガーする。
当該実施形態において、接続部に回転軸202を含み、即ち、回転ブラシカバー20が回転して床ブラシ本体10に被せて結合する。すると、蓋体201に位置するトリガー部203も蓋体201に追従して回転する。蓋体201が完全に床ブラシ本体10に被せて結合すると、トリガー部203もちょうどマイクロスイッチ40に対応する位置に回転し、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機の正常な作動を確保する。一方、蓋体201が回転して開くと、トリガー部203も回転してマイクロスイッチ40から離れ、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになり、回転ブラシ301が直ちに作動しなくなり、回転ブラシ301で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性が向上する。
本発明の別の実施形態において、接続部は、係合部材と挿入部材の少なくとも一つを含む。回転ブラシカバー20は、係合部材と挿入部材の上述の少なくとも一つを介して床ブラシ本体10に接続する。ここで、トリガー部203は、蓋体201に設けられている。
当該実施形態において、接続部は、係合部材及び/又は挿入部材を含み、即ち、回転ブラシカバー20は、係合及び/又は挿入方式で床ブラシ本体10に被せて結合する。すると、蓋体201に位置するトリガー部203は、蓋体201が床ブラシ本体10に被せて結合するときにだけ、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機を正常に作動させる。一方、蓋体201が床ブラシ本体10から離れると、トリガー部203がマイクロスイッチ40から離れ、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになり、回転ブラシ301が直ちに作動しなくなり、回転ブラシ301で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性が向上する。
本発明の一部の実施形態において、図3と図4に示すように、回転ブラシカバー20が床ブラシ本体10に被せて結合すると、トリガー部203は、マイクロスイッチ40に直接接触してトリガーする。
更に、図2と図4に示すように、マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体10に固定されて、且つ制御回路に接続する固定部材401と、固定部材401に設けられる弾性部材402と、固定部材401に設けられ、弾性部材402と固定部材401との間に位置するボタン403とを含む。トリガー部203は、弾性部材402を介してボタン403を押圧することにより、制御回路をオンにする。トリガー部203が弾性部材402から離れると、ボタン403が復帰し、制御回路がオフになる。
更に、弾性部材402は、固定部材401に回転可能に設けられる。回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、固定部材401に対し回転するように弾性部材402をトリガーし、ボタン403を押圧して制御回路をオンにし、回転ブラシアセンブリーが正常に作動できる。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203が弾性部材402から離れ、弾性部材402が復帰する。ボタン403に対する圧力が解除されるため、ボタン403が自動的に復帰し、制御回路をオフにする。よって、回転ブラシアセンブリーの作動が停止し、使用者を傷つけることを回避する。もちろん、本発明は、これらに限定されない。図2と図4に示すように、弾性部材402は、固定部4021と弾性部4022を更に含んでもよい。具体的に、固定部4021は、一端が固定部材401に固定される。弾性部4022は、一端が固定部4021の他端に接続し、他端がボタン403まで伸びる。図2と図4に示すように、ボタン403は、弾性部4022の一端に接近することが好ましい。
図2と図4に示すように、弾性部材402は、L形状弾性片であってもよい。
上述した実施形態において、マイクロスイッチ40は、回転ブラシアセンブリーの制御回路に接続する固定部材401と、弾性部材402と、当該制御回路のオンオフを制御できるボタン403とを含む。ボタン403は、自然状態において、制御回路をオフにする。ボタン403が押圧されると、制御回路をオンにする。圧力が解除されると、自動的に復帰できる。弾性部材402は、ボタン403を押圧するためのものである。具体的に、回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、弾性部材402に圧力を与え、弾性部材402に弾性変形が生じ、ボタン403を押圧し、制御回路をオンにし、回転ブラシアセンブリーが正常に作動する。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203が弾性部材402から離れ、弾性部材402が復帰する。ボタン403に対する圧力が解除されるため、ボタン403が自動的に復帰し、制御回路をオフにする。よって、回転ブラシアセンブリーの作動が停止し、使用者を傷つけることを回避する。
もちろん、当業者は、以下のことを理解すべきである。マイクロスイッチ40は、上述した構造に限定されず、小さいボタン403であってもよく、ほかの構造であってもよく、マイクロスイッチの機能を果たせばよい。従って、これらの技術案も本発明の保護範囲内に含まれる。
弾性部材402は、固定部4021と弾性部4022を含む。固定部4021は、弾性部材402を固定部材401に固定させ、弾性部材402の位置ずれを回避することにより、マイクロスイッチ40の使用信頼性を確保する。弾性部4022は、弾性を持ち、弾性変形が生じてボタン403に作用力を付加することにより、ボタン403で制御回路をオンにする。且つ、弾性部4022から固定部材401の表面までの距離を、ボタン403の自然状態での高さ以上にすることにより、ボタン403が弾性部材402と固定部材401の間に位置することを確保する。
弾性部4022と固定部4021が接続される一端に接近するようにボタン403を設けると、弾性部4022の他端は、ボタン403から比較的に離れる。回転ブラシカバー20の回転し被せる技術案について、回転ブラシカバー20が完全に床ブラシ本体10に被せて結合するときにだけ、弾性部4022は、制御回路をオンにする位置までにボタン403を押圧することができる。一方、回転ブラシカバー20の回転し被せる過程では、ボタン403により制御回路をオンにすることができない。よって、回転ブラシカバー20がまだ完全に被せて結合していないうちに回転ブラシ301が作動し始まることを避け、製品の安全性を更に向上させる。
本発明の別の実施形態において、床ブラシ1は、床ブラシ本体10に設けられ、マイクロスイッチ40と結合する伝動部材を更に含む。回転ブラシカバー20が床ブラシ本体10に被せて結合すると、トリガー部203は、伝動部材をトリガーして、伝動部材を介してマイクロスイッチ40をトリガーする。
上述した実施形態において、トリガー部203が伝動部材介してマイクロスイッチ40をトリガーし、即ち、回転ブラシカバー20が床ブラシ本体10に被せて結合するときに、マイクロスイッチ40に直接接触せずに、マイクロスイッチ40を間接的にトリガーするが、同様に、本発明の目的を達成することができる。具体的に、回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、伝動部材に作用力を付加して運動させ、更にマイクロスイッチ40をトリガーして制御回路をオンにする。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203が伝動部材から離れ、伝動部材に対する作用力がなくなり、伝動部材のマイクロスイッチ40対する作用力もなくなり、マイクロスイッチ40が復帰し、制御回路をオフにする。
本発明の第2実施形態の掃除機は、本発明の上述した第1実施形態の掃除機用床ブラシ1を含む。
具体的に、回転ブラシカバー200が被せて結合する時に、トリガー部203が直接又は間接的にマイクロスイッチ4をトリガーするため、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオンになり、駆動部材により回転ブラシ301を回転駆動し、掃除機を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203のトリガー作用が解除されるため、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオフになり、駆動部材の作動が停止して回転ブラシ301の回転を停止させ、使用者を傷つけることがない。
なお、トリガー部203は、回転ブラシカバー20に単独に設けられる部材であってもよく、回転ブラシカバー20の一部であってもよく、いずれもマイクロスイッチ40のトリガー機能を果たせ、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。これについて、当業者が理解すべきである。
上述した第1実施形態の床ブラシ1を設けたため、比較的高い安全性を有し、使用者の誤操作で回転ブラシカバー20を開いたとき、使用者を傷つけることがない。
以上の記載を以下にまとめる。本発明による床ブラシ1において、回転ブラシカバー20にトリガー部203を設け、トリガー部203がマイクロスイッチ40と結合する。回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシを正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203のマイクロスイッチ40に対する作動が解除させ、回転ブラシの作動を停止させる。よって、使用者が誤操作で回転ブラシカバー20を開いたときに、誤って使用者を傷つけることを回避する。製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。
具体的に、従来の掃除機において、回転ブラシカバーが開く時に、回転ブラシが依然として作動するため、使用者を誤って傷つける恐れがある。一方、本発明による床ブラシ1において、回転ブラシカバー20が開く時に、回転ブラシの作動を停止させるため、使用者を傷つけることがない。よって、製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。具体的に、回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路をオンにし、駆動部材により回転ブラシを回転駆動し、掃除器を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20が開く時に、トリガー部203のトリガー作用が解除され、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオフになり、駆動部材の作動が停止して回転ブラシの回転を停止させ、使用者を傷つけることがない。
本発明の説明において、「一つの実施形態」、「一部の実施形態」、「例示的な実施形態」、「示例」、「具体的な示例」、或いは「一部の示例」などの用語を参考した説明とは、該実施形態或いは示例に結合して説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施形態或いは示例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な描写は、必ずしも同じ実施形態或いは示例を示すことではない。又、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施形態又は示例において適切に結合することができる。
本発明の実施形態を示して説明したが、当業者は、本発明の原理及び主旨から逸脱することなく、これらの実施形態に対して各種の変化、補正、切り替え及び変形を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物により限定される。
1:床ブラシ
10:床ブラシ本体
20:回転ブラシカバー
201:蓋体
202:回転軸
203:トリガー部
30:回転ブラシアセンブリー
301:回転ブラシ
40:マイクロスイッチ
401:固定部材
402:弾性部材
4021:固定部
4022:弾性部
403:ボタン
10:床ブラシ本体
20:回転ブラシカバー
201:蓋体
202:回転軸
203:トリガー部
30:回転ブラシアセンブリー
301:回転ブラシ
40:マイクロスイッチ
401:固定部材
402:弾性部材
4021:固定部
4022:弾性部
403:ボタン
Claims (10)
- 床ブラシ本体と、
前記床ブラシ本体に開閉可能に設けられ、前記床ブラシ本体との間に取付空間が区画され、トリガー部が設けられている回転ブラシカバーと、
前記取付空間に取り付けられ、制御回路を有する回転ブラシアセンブリーと、
前記床ブラシ本体に設けられ、前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部によりトリガーされ前記制御回路をオンにし、前記回転ブラシカバーが開くと、前記トリガー部からのトリガー作用が解除されて前記制御回路をオフにするマイクロスイッチとを含む、
ことを特徴とする掃除機用床ブラシ。 - 前記回転ブラシカバーは、
前記床ブラシ本体と結合して前記取付空間を形成する蓋体と、
前記蓋体と前記床ブラシ本体との間に接続して前記蓋体を前記床ブラシ本体に接続する接続部とを含み、
前記トリガー部は、前記蓋体と前記接続部のうちいずれか一つに設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、前記トリガー部は、前記回転軸に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記回転軸が回転し、前記トリガー部により前記マイクロスイッチをトリガーする、
ことを特徴とする請求項2に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記トリガー部が前記マイクロスイッチをトリガーする、
ことを特徴とする請求項2に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記接続部は、係合部材と挿入部材のうち少なくとも一つを含み、前記回転ブラシカバーは、前記係合部材と前記挿入部材のうち前記少なくとも一つを介して前記床ブラシ本体に接続し、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチに直接接触して前記マイクロスイッチをトリガーする、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記マイクロスイッチは、
前記床ブラシ本体に固定されて、且つ前記制御回路に接続する固定部材と、
前記固定部材に設けられる弾性部材と、
前記固定部材に設けられ、前記弾性部材と前記固定部材との間に位置するボタンとを含み、
前記トリガー部は、前記弾性部材を介して前記ボタンを押圧することにより、前記制御回路をオンにし、
前記トリガー部が前記弾性部材から離れると、前記ボタンが復帰し、前記制御回路をオフにする、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記弾性部材は、L形状弾性片である、
ことを特徴とする請求項7に記載の掃除機用床ブラシ。 - 前記床ブラシ本体に設けられ、前記マイクロスイッチと結合する伝動部材を更に含み、
前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記伝動部材をトリガーし、前記伝動部材を介して前記マイクロスイッチを間接的にトリガーする、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシを含むことを特徴とする掃除機。
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