JP2017121466A - 掃除機用床ブラシ及びそれを具備する掃除機 - Google Patents

掃除機用床ブラシ及びそれを具備する掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転ブラシカバーが回転して開放した後に傾倒になりにくく、且つ回転ブラシカバーからの回転ブラシ脱離を効果的に回避できる掃除機用床ブラシ等を提供する。
【解決手段】掃除機用床ブラシ(100)であって、第1ロック部材(11)が設けられた床ブラシ本体(1)と、下端が第2ロック部材の設けられた回転軸(21)を介して床ブラシ本体(1)に回転可能に接続し、回転して一定角度に開くと、第1ロック部材(11)と第2ロック部材が結合し、上端には係合結合部が設けられた回転ブラシカバー(2)と、回転ブラシカバー(2)に回転可能に設けられ、下端が回転ブラシカバー(2)の下端に接続し、係合部が上端に設けられた回転ブラシとを含み、係合部と係合結合部との結合により、回転ブラシカバー(2)は回転ブラシ(3)を連れて床ブラシ本体(1)に対し回転するようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、掃除機の技術分野に関し、特に掃除機用床ブラシ及びそれを具備する掃除機に関する。
従来技術において、掃除機の回転ブラシカバーは、一端が回転軸を介して床ブラシ本体に回転可能に接続されるが、回転して開くと、傾倒しがちである。
また、回転ブラシは、一端が回転ブラシカバーの一端に接続するように回転ブラシカバーに取り付けられ、回転ブラシカバーに追従して床ブラシ本体に対して回転するが、他端と回転ブラシカバーの他端との間に信頼できる接続構造がないため、回転ブラシカバーに追従して回転する過程で、他端が回転ブラシカバーの他端から脱離しがちである。
また、掃除機の回転ブラシカバーが開放しても、回転ブラシが作動するため、使用者を誤って傷つける恐れがある。
本発明の目的は、従来技術における少なくとも一つの技術的課題を解決することである。本発明の一つの目的は、回転ブラシカバーが回転して開放した後に傾倒になりにくく、且つ回転ブラシカバーからの回転ブラシ脱離を効果的に回避できる掃除機用床ブラシを提供することである。
本発明の別の目的は、上述した床ブラシを含む掃除機を提供することである。
本発明の第1態様の掃除機用床ブラシは、第1ロック部材が設けられた床ブラシ本体と、下端が第2ロック部材の設けられた回転軸を介して前記床ブラシ本体に回転可能に接続し、回転して一定角度に開くと、前記第1ロック部材と第2ロック部材の結合により前記床ブラシ本体にロックされ、上端には係合結合部が設けられた回転ブラシカバーと、前記回転ブラシカバーに回転可能に設けられ、下端が前記回転ブラシカバーの下端に接続し、係合部が上端に設けられた回転ブラシとを含み、前記係合部と前記係合結合部との結合により、前記回転ブラシカバーは前記回転ブラシを連れて前記床ブラシ本体に対し回転するようにする。
本発明の掃除機用床ブラシは、第1ロック部材と第2ロック部材を設けることにより、回転ブラシカバーが回転して一定角度に開くと、第1ロック部材と第2ロック部材の結合により、回転ブラシカバーを床ブラシ本体にロックし、回転ブラシカバーの傾倒を防止する。また、結合可能な係合部と係合結合部を設けることにより、回転ブラシの上端と回転ブラシカバーの上端を確実に接続することで、回転ブラシと回転ブラシカバーを確実に接続する。回転ブラシは、回転ブラシカバーに追従して回転可能であり、回転過程で回転ブラシの上端が回転ブラシカバーから脱離することを回避する。
本発明の一つの実施形態において、前記第1ロック部材と第2ロック部材のうち、一方が弾性突起構造であり、他方が第1ロック溝であり、前記第1ロック溝と前記弾性突起構造の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記弾性突起構造が前記第1ロック溝内に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする。
本発明の一つの実施形態において、前記弾性突起構造は、下端が前記床ブラシ本体に接続するロック弾性部材と、前記ロック弾性部材の上端に接続するロックスナップ部材とを含み、前記ロック弾性部材は前記ロックスナップ部材を連れて往復運動することができ、前記ロックスナップ部材の上端面には、第1突起が設けられている。前記ロック溝は、前記回転軸に形成されて前記第1突起に結合し、前記第1ロック溝と前記第1突起の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記第1突起が前記第1ロック溝に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする。
本発明の一つの実施形態において、前記ロックスナップ部材には、下端が開口する第1取付溝が開けられており、前記ロック弾性部材の上端は、前記第1取付溝内に位置する。前記床ブラシ本体には、第2取付溝が開けられており、前記第2取付溝の底壁には、第1突起の取付柱が設けられており、前記ロック弾性部材の下端は、前記取付柱に嵌めて設けられる。
本発明の一つの実施形態において、前記回転軸には、退避溝が開けられており、前記回転ブラシカバーが回転して前記一定角度に開く前に、前記突起の上端面は、前記退避溝の底壁に当接する。
本発明の一つの実施形態において、前記第一ロック部材は、前記床ブラシ本体に接続する弾性片であり、前記弾性片の上端面には、第2突起が設けられている。前記第2ロック部材は、前記回転軸に開けられて前記第2突起に結合する第2ロック溝であり、前記第2ロック溝と前記第2突起の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記第2突起が前記第2ロック溝に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする。
本発明の一つの実施形態において、前記係合部は、前記回転ブラシの外壁面に設けられる弾性突起であり、前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に設けられる第1係合溝であり、又は、前記係合部は、前記回転ブラシの外壁面に設けられる第2係合溝であり、前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に設けられる弾性突起である。
本発明の一つの実施形態において、前記係合部は、下端が前記回転ブラシの外壁面に接続する弾性部材と、前記弾性部材の上端に接続するスナップ部材とを含み、前記弾性部材は前記スナップ部材を連れて往復運動することができ、前記スナップ部材の上端面には、第3突起が設けられている。前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に開けられて前記第3突起に結合する第3係合溝である。
本発明の一つの実施形態において、前記第3係合溝は、貫通溝であり、前記回転ブラシカバーには、前記貫通溝に上から下へ差し込むボタンを更に含み、前記ボタンが前記貫通溝に差し込むと、前記第3突起が前記貫通溝から離れる。
本発明の一つの実施形態において、前記係合結合部は、上端が前記回転ブラシカバーの内壁面に接続する弾性部材と、前記弾性部材の下端に接続するスナップ部材とを含み、前記弾性部材は前記スナップ部材を連れて往復運動することができ、前記スナップ部材の下端面には、第4突起が設けられており、前記係合部は、前記回転ブラシーの外壁面に開けられて前記第4突起に結合する第4係合溝である。
本発明の一つの実施形態において、前記回転ブラシカバーには、トリガー部が設けられており、前記床ブラシ本体には、マイクロスイッチが設けられている。前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチをトリガーし、前記回転ブラシに接続する制御回路をオンにし、前記回転ブラシカバーが開くと、前記トリガー部は、マイクロスイッチに対するトリガー作用を解除して、前記制御回路をオフにする。
本発明の一つの実施形態において、前記回転ブラシカバーは、前記床ブラシ本体と結合して前記取付空間を形成する蓋体と、前記蓋体と前記床ブラシ本体との間に接続して前記蓋体を前記床ブラシ本体に接続する接続部とを含み、前記トリガー部は、前記蓋体と前記接続部のうちのいずれか一つに設けられる。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、ここで、前記トリガー部は、前記回転軸に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記回転軸が回転し、前記トリガー部により前記マイクロスイッチをトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、ここで、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記トリガー部が前記マイクロスイッチをトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記接続部は、係合部材と挿入部材のうちの少なくとも一つを含み、前記回転ブラシカバーは、前記係合部材と前記挿入部材のうちの前記少なくとも一つを介して前記床ブラシ本体に接続し、ここで、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられている。
本発明の一つの実施形態において、前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチに直接接触してトリガーする。
本発明の一つの実施形態において、前記マイクロスイッチは、前記床ブラシ本体に固定されて、且つ前記制御回路に接続する固定部材と、前記固定部材に設けられる弾性部材と、前記固定部材に設けられ、前記弾性部材と前記固定部材との間に位置するボタンとを含み、前記トリガー部は、前記弾性部材を介して前記ボタンを押圧することにより、前記制御回路をオンにし、前記トリガー部が前記弾性部材から離れると、前記ボタンが復帰し、前記制御回路がオフになる。
本発明の一つの実施形態において、前記床ブラシ本体に設けられ、前記マイクロスイッチと結合する伝動部材を更に含み、前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記伝動部材をトリガーし、前記伝動部材を介して前記マイクロスイッチを間接的にトリガーする。
本発明の第2態様の掃除機は、上述した本発明の第1態様の掃除機用床ブラシを含む。
本発明の付加的な特徴及び利点は、以下の説明において部分的に示され、この説明から一部が明らかになるか、または、本発明の実施により理解され得る。
本発明の上述および/または付加的な特徴と利点は、下記の添付図面を参照した実施形態に対する説明により、明らかになり、理解されることが容易になる。
本発明の実施形態による掃除機用床ブラシの模式図であり、回転ブラシカバーが閉鎖状態にある。 図1にマークされるA部の拡大模式図である。 図1に示す床ブラシの模式図であり、回転ブラシカバーがロック状態にある。 図3にマークされるB部の拡大模式図である。 本発明の実施形態による掃除機用床ブラシの模式図である。 図5におけるC部の拡大模式図である。 本発明の実施形態による掃除機用床ブラシの模式図であり、前記回転ブラシカバーが開放状態にある。 図7にマークされるD部の拡大模式図である。 図7に示す掃除機用床ブラシの模式図であり、前記回転ブラシカバーが閉鎖状態にある。 図9にマークされるE部の拡大模式図である。
以下に、本発明の実施形態を詳細に説明する。前記実施形態の例が図面に示されるが、同一または類似する符号は、常に、相同又は類似の部品、或いは、相同又は類似の機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施形態は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解されてはならない。
本発明の説明において、「中心」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などの用語が示す方位又は位置関係は、図示に基づく方位又は位置関係であり、本発明を便利にまたは簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明に対する限定と理解してはいけない。
なお、「第1」、「第2」の用語は目的を説明するためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。そこで、「第1」、「第2」が限定されている特徴は一つ又はより多くの前記特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本発明の説明において、特に断りがなければ、「複数」とは、二つ又は二つ以上を意味する。
以下、本発明の第1実施形態による掃除機(図示せず)用の床ブラシ1について、図1〜図10を参考して記載する。
図1と図3に示すように、本発明の第1実施形態による掃除機用床ブラシ100は、床ブラシ本体1と、回転ブラシカバー2と、回転ブラシ3とを含む。
具体的に、床ブラシ本体1には、第1ロック部材が設けられている。回転ブラシカバー2は、下端が回転軸21を介して床ブラシ本体1に回転可能に接続することにより、上端が床ブラシ本体1に被せて結合するか、床ブラシ本体1から脱離する。回転軸21には、第2ロック部材が設けられている。回転ブラシカバー2は、回転して一定角度に開くと、第1ロック部材と第2ロック部材の結合により、床ブラシ本体1にロックされる。回転ブラシカバー2の上端には、係合結合部が設けられている。
回転ブラシ3は、回転ブラシカバー2に回転可能に設けられ、下端が回転ブラシカバー2の下端に接続し、係合部が上端に設けられている。係合部と係合結合部との結合により、回転ブラシ3は、床ブラシ本体1に対し回転するように回転ブラシカバー2に追従する。
本発明の実施形態による掃除機用床ブラシ100において、床ブラシ本体1と、回転ブラシカバー2と、回転ブラシ3とを含む。回転軸21は、回転ブラシカバー2に固定され、回転ブラシカバー2に追従して床ブラシ本体1に対して回転できる。且つ回転軸21には、床ブラシ本体1の第1ロック部材に結合する第2ロック部材が設けられている。図3と図4に示すように、回転ブラシカバー2は、回転して一定角度に開くと、第1ロック部材と第2ロック部材の結合により、床ブラシ本体1にロックされ、傾倒を防止する。図1と図2に示すように、回転ブラシカバー2が当該一定角度に開く前に、及び、床ブラシ本体1に被せて結合するとき、第1ロック部材と第2ロック部材が離間し、回転ブラシカバー2が自由に回転できる。
回転ブラシ3の下端が回転ブラシカバー2の下端に接続し、且つ、係合部と係合結合部の結合により、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端がしっかり接続され、回転ブラシ3と回転ブラシカバー2をしっかり接続し、回転ブラシ3が回転ブラシカバー2に追従して回転することができ、回転中に回転ブラシ3の上端が回転ブラシカバー2から脱離することを回避する。回転ブラシ3を回転ブラシカバー2に取り付け、又は回転ブラシカバー2から取り出すとき、係合部と係合結合部を結合させ、又は結合を解除させ、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2上端を接続又は離間させする。それから回転ブラシ3の下端を回転ブラシカバー2の下端に接続し、又は回転ブラシカバー2の下端から取り出せばよく、回転ブラシ3が回転ブラシカバー2に追従して回転し脱離を避けるだけではなく、回転ブラシカバー2における回転ブラシ3の着脱が実現される。
ここで、実際の使用において、回転ブラシカバー2のロック位置、即ち回転ブラシカバー2のロックするときの回転角の大きさを合理的に設計し、それからロック位置に基づいて、第1ロック部材と第2ロック部材の位置を設定することができる。
本発明の一部の実施形態において、第1ロック部材と第2ロック部材のうち、一方が弾性突起構造11であり、他方が第1ロック溝211である。第1ロック溝211と弾性突起構造11の対応する位置に回転軸21が回転すると、弾性突起構造11が第1ロック溝211内に差込むことにより、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1にロックする。
具体的に、本発明の第1実施形態において、図2と図4に示すように、弾性突起構造11(即ち第1ロック部材)は、下端が床ブラシ本体1に接続するロック弾性部材1と、ロック弾性部材1の上端に接続するロックスナップ部材2とを含み、ロック弾性部材1はロックスナップ部材2を連れて往復するようにし、ロックスナップ部材2の上端面には、第1突起113が設けられている。第2ロック部材は、回転軸21に開けられて第1突起113に結合する第1ロック溝211である。第1ロック溝211と第1突起113の対応位置に回転軸21が回転すると、第1突起113が第1ロック溝211に差し込むことにより、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1にロックする。
上述した実施形態において、ロック弾性部材1は、下端が床ブラシ本体1に接続し、上端がロックスナップ部材2に接続することにより、床ブラシ本体1とロックスナップ部材2の間に支持され、ロックスナップ部材2に追従して往復運動ができ、且つ、ロックスナップ部材2には第1突起113が設けられている。図3と図4に示すように、回転ブラシカバー2が一定角度に回転すると、回転軸21の第1ロック溝211が第1突起113に結合する位置に回転し、第1突起113が第1ロック溝211に差し込み、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1にロックし、回転ブラシカバー2の傾倒を防止する。回転ブラシカバー2が当該一定角度の位置から離れると、第1突起113が第1ロック溝211から離間し、回転ブラシカバー2が回転する。
好ましい実施形態として、図2と図4に示すように、ロックスナップ部材2には、下端が開口する第1取付溝1121が開けられており、ロック弾性部材1の上端は、第1取付溝1121内に位置し、しっかりと固定される。
更に、図2と図4に示すように、床ブラシ本体1には、第2取付溝12が開けられており、第2取付溝12の底壁には、上へ突起する取付柱13が設けられており、ロック弾性部材1の下端は、取付柱13に嵌めて設けられる。よって、ロック弾性部材1は、下端がしっかりと固定され、第1ロック部材の作動の信頼性が向上する。
更に、図2と図4に示すように、ロックスナップ部材2の外面のサイズは、第2取付溝12の内壁面のサイズに結合し、ロックスナップ部材2が第2取付溝12で往復運動する。
上述した実施形態において、ロックスナップ部材2の外面のサイズを第2取付溝12の内壁面のサイズに結合することにより、第2取付溝12の内壁面は、ロックスナップ部材2の運動に対する案内機能を果たし、回転軸21に追従した第1ロック部材の回転を防止する。よって、回転ブラシカバー2が当該一定角度に回転すると、第1ロック部材が第2ロック部材と結合でき、第1ロック部材と第2ロック部材の結合の精確性向上を確保する。
本発明の一つの実施形態において、図2と図4に示すように、ロック弾性部材1は、コイルばねである。
本発明の一つの実施形態において、図2と図4に示すように、回転軸21には、退避溝212が開けられており、回転ブラシカバー2が回転して一定角度に開く前に、第1突起113の上端面は、退避溝212の底壁に当接する。
上述した実施形態において、回転軸21には、退避溝212も開けられている。回転ブラシカバー2が回転して一定角度に開く前に、第1突起113の上端面は、退避溝212の底壁に当接する。回転ブラシカバー2のロック位置から床ブラシ本体1に被せて結合するまで、第1突起113の上端面は、再び退避溝212の底壁に当接する。退避溝212を設けることにより、ロック弾性部材1の過度な圧縮を回避し、回転軸21の回転中にその外壁面と第1突起113の干渉を回避し、回転ブラシカバー2の回転自由度が向上する。
本発明の第2実施形態において、第1ロック部材は、床ブラシ本体1に接続する弾性片であり、弾性片の上端面には、第2突起が設けられている。第2ロック部材は、回転軸21に開けられて第2突起に結合する第2ロック溝である。第2ロック溝と第2突起の対応位置に回転軸21が回転すると、第2突起が第2ロック溝に差し込むことにより、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1にロックする。
上述した実施形態において、弾性片に第2突起を設け、第2突起と第2ロック溝の結合により、同様に、回転ブラシカバー2が一定角度に回転するときのロックを実現し、回転ブラシカバー2の傾倒を防止することができる。
本発明の第3実施形態において、第1ロック部材は、床ブラシ本体1に開けられる第3ロック溝であり、第2ロック部材は、回転軸21の外面に設けられる弾性突起である。弾性突起と第3ロック溝の対応位置まで回転軸21が回転すると、弾性突起が第3ロック溝に差し込むことにより、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1にロックする。
上述した実施形態において、回転軸21に弾性突起を設け、床ブラシ本体1に第3ロック溝を設け、弾性突起と第3ロック溝の結合により、同様に、回転ブラシカバー2の傾倒防止目的を実現することができる。もちろん、床ブラシ本体1に弾性突起を設け、回転軸21に第3ロック溝を設けても、回転ブラシカバー2の傾倒防止目的を実現することもできる。
上述した弾性突起の材質を合理的に選択して、第1ロック部材と第2ロック部材の引き締めの実現を確保することが好ましい。
本発明の第1実施形態において、係合部は、回転ブラシ3の外壁面に設けられる弾性突起であり、係合結合部は、回転ブラシカバー2の内壁面に設けられる第1係合溝である。
もちろん、本発明は、これに限定されない。本発明の第2実施形態において、図5と図6に示すように、係合部は、回転ブラシ3の外壁面に設けられる第2係合溝321であり、係合結合部は、回転ブラシカバー2の内壁面に設けられる弾性突起22である。
上述した実施形態において、弾性突起22と第1係合溝321の結合により、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端を接続し、回転中の回転ブラシ3の脱離を回避し、且つ弾性突起22と第1係合溝321の結合又は結合解除の力の度合いにより、回転ブラシカバー2での回転ブラシ3の容易な着脱が実現される。弾性突起22は、回転ブラシ3又は回転ブラシカバー2とは一体式構造であってもよく、適切な材質を選択して適切な大きさの弾性の弾性突起22を別途作製し、当該弾性突起22を回転ブラシ3又は回転ブラシカバー2に接続してもよく、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
本発明の第3実施形態において、係合部は、下端が回転ブラシ3の外壁面に接続する弾性部材と、弾性部材の上端に接続するスナップ部材とを含み、弾性部材はスナップ部材を連れて往復するようにし、スナップ部材の上端面には、第3突起が設けられている。係合結合部は、回転ブラシカバー2の内壁面に開けられて第3突起に結合する第3係合溝である。
上述した実施形態において、第1弾性部材は、下端が回転ブラシ3の外壁面に接続し、上端がスナップ部材に接続することにより、回転ブラシ3の外壁面とスナップ部材の間に支持され、スナップ部材が追従して往復運動でき、且つスナップ部材には第3突起が設けられ、第3突起と第3係合溝の結合により、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端を接続し、回転ブラシ3の回転ブラシカバー2からの脱離を回避する。回転ブラシ3を取り外すとき、弾性部材の弾性により、第3突起と第3係合溝を離間させれば、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端を離間させることができる。同様に、回転ブラシ3を回転ブラシカバー2に取り付けるとき、弾性部材の弾性変形により、第3突起を第3係合溝に係合することができ、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端を接続させる。且つ、弾性部材の存在により、回転ブラシ3の装着時の力の度合いが適当であり、簡単で容易に行われる。
回転ブラシ3の外壁に、弾性部材が取り付けられる第3取付溝を開けることが好ましい。
弾性部材がコイルばねであることが好ましい。
更に、第3係合溝は、貫通溝であり、回転ブラシカバー2には、貫通溝に上から差し込むボタンを更に含み、ボタンが貫通溝に差し込むと、第3突起が貫通溝から離れる。
上述した実施形態において、回転ブラシ3を取り出すとき、ボタンを下へ押圧し、ボタンが貫通溝に差し込むことにより、第3突起を貫通溝から突き上げる。回転ブラシ3を取り付けるとき、ボタンを押圧し、ボタンを上へ移動させ、第3突起が第3係合溝に差し込み、回転ブラシ3を回転ブラシカバー2に取り付ける。ボタンを設けることにより、回転ブラシ3の着脱が容易に行われる。
本発明の第4実施形態において、係合結合部は、上端が回転ブラシカバー2の内壁面に接続する弾性部材と、弾性部材の下端に接続するスナップ部材とを含み、弾性部材はスナップ部材を連れて往復するようにし、スナップ部材の下端面には、第4突起が設けられており、係合部は、回転ブラシー3の外壁面に開けられて第4突起に結合する第4係合溝である。
上述した実施形態において、係合結合部は、回転ブラシカバー2に設けた弾性部材とスナップ部材を含み、係合部は、回転ブラシー3に設けた第4係合溝である。同様に、回転ブラシカバー2の回転中に回転ブラシー3が脱離することを回避することができ、回転ブラシカバー2での回転ブラシー3の着脱が容易に行われる。
本発明の一つの具体的な実施形態において、図5に示すように、回転ブラシ3は、回転ブラシ本体31と、回転ブラシ本体31の上端部に被せて結合するように設けられる端部蓋32を含み、端部蓋32には係合部が設けられている。
本発明の一つの実施形態において、床ブラシ100は、回転ブラシカバー2の下端部に位置し、回転ブラシ3を回転駆動する駆動部材を更に含む。
上述した実施形態において、駆動部材は、回転ブラシ3を回転駆動し、掃除機を作動させ、且つ回転ブラシ3の下端部に接続する。好ましい実施形態として、固定溝を開ける形式により、回転ブラシ3の下端部を固定溝に差し込み、更に回転ブラシ3の下端部と回転ブラシカバー2の下端部を接続させる。回転ブラシ3を取り外すとき、回転ブラシ3の下端部を固定溝から取り出せば、回転ブラシ3の下端部と回転ブラシカバー2の下端部を離間させることができる。
図7〜図10に示すように、回転ブラシカバー2には、トリガー部203が設けられており、床ブラシ本体1には、マイクロスイッチ40が設けられている。回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合すると、トリガー部203がマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシに接続する制御回路をオンにする。回転ブラシカバー2が開くと、トリガー部203がマイクロスイッチ40に対するトリガー作用を解除して、制御回路をオフにする。
図7と図9に示すように、回転ブラシカバー2は、開閉可能に床ブラシ本体1に設けられ、回転ブラシカバー2と床ブラシ本体1の間に取付空間が画定される。即ち、回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合することができ、床ブラシ本体1と結合して取付空間を形成する。回転ブラシアセンブリーは、取付空間に設けられ、制御回路を有する。回転ブラシカバーには、マイクロスイッチ40との結合に適したトリガー部203が設けられている。
マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体1に設けられ、回転ブラシアセンブリーの制御回路に電気的に接続し、制御回路のオンオフを制御する。マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体1に設けられ、回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合するとき、トリガー部203がマイクロスイッチ40をトリガーし、制御回路をオンにする。回転ブラシカバー2が開くと、トリガー部203がマイクロスイッチ40に対するトリガー作用を解除して、制御回路をオフにする。
よって、回転ブラシカバー2にトリガー部203を設け、トリガー部203とマイクロスイッチ40が結合する。回転ブラシカバー2が被せて結合する時に、トリガー部203が直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシー3を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー2の開放時に、トリガー部203のマイクロスイッチ40に対するトリガー作用が解除され、回転ブラシー3の作動を停止させる。よって、使用者の誤操作で回転ブラシカバー2を開放したときに、回転ブラシー3で使用者を誤って傷つけることを避ける。製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。
具体的に、回転ブラシカバー2は、全体的に床ブラシ本体1に回転可能に接続し、反転することにより開閉してもよく、床ブラシ本体1に係合又は挿入して接続してもよく、即ち、取り外すことにより開閉し、全体として床ブラシ本体1に被せて結合したり、全体として床ブラシ本体1から離れることで開く。
本発明の一部の実施形態において、図1と図3に示すように、回転ブラシカバー2は、床ブラシ本体1と結合して取付空間を形成する蓋体201と、蓋体201と床ブラシ本体1との間に接続して蓋体201を床ブラシ本体1に接続する接続部とを含む。ここで、トリガー部203は、蓋体201と接続部のうちのいずれか一つに設けられる。つまり、トリガー部203は、蓋体201に設けられてもよく、接続部に設けられてもよい。
上述した実施形態において、回転ブラシカバー2は、蓋体201と接続部とを含む。蓋体201は、床ブラシ本体1と結合して取付空間を形成し、回転ブラシー3に被せて結合し、回転ブラシー3の作動時に使用者を傷つけることを回避し、床ブラシ100の安全性を向上させる。取付け空間に位置する回転ブラシアセンブリーは、蓋体201に設けられてもよく、床ブラシ本体1に設けられてもよい。回転ブラシアセンブリーは、床ブラシ本体1に設けられることが好ましく、構造が簡単であり、装着もより便利に行われる。接続部は、蓋体201と接続して床ブラシ本体1と結合する。接続部は、蓋体201を床ブラシ本体1に固定させ、回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1から脱離することを回避し、床ブラシ100の安全性を更に向上させる。
本発明の一部の実施形態において、図7〜図10に示すように、接続部は、回転軸21を含む。蓋体201は、回転軸21を介して回転して床ブラシ本体1に被せて結合する。トリガー部203は、回転軸21に設けられる。蓋体201が回転して被せると、回転軸21が回転し、トリガー部203によりマイクロスイッチ40をトリガーする。
当該実施形態において、回転ブラシカバー2が回転して床ブラシ本体1に被せて結合する提案について、回転ブラシカバー2が回転軸21の回転により床ブラシ本体1に被せて結合すると、トリガー部203を回転軸21に設ける。よって、回転して被せると、トリガー部203も、蓋体201が完全に床ブラシ本体1に被せて結合するまで、回転軸21に追従して回転する。そのとき、トリガー部203もちょうどマイクロスイッチ40に結合する位置に回転し、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機の正常な作動を確保する。一方、蓋体201が回転し開くと、トリガー部203も回転してマイクロスイッチ40から離間し、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになる。すると、回転ブラシー3が直ちに作動しなくなり、回転ブラシー3で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性を向上させる。
本発明の別の実施形態において、接続部は、回転軸21を含む。蓋体201は、回転軸21を介して回転して床ブラシ本体1に被せて結合する。トリガー部203は、蓋体201に設けられる。蓋体201が回転して被せると、トリガー部203がマイクロスイッチ40をトリガーする。
当該実施形態において、接続部に回転軸21を含み、即ち、回転ブラシカバー2が回転して床ブラシ本体1に被せて結合する。すると、蓋体201に位置するトリガー部203も蓋体201に追従して回転する。蓋体201が完全に床ブラシ本体1に被せて結合すると、トリガー部203もちょうどマイクロスイッチ40に結合する位置に回転し、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機の正常な作動を確保する。一方、蓋体201が回転して開くとき、トリガー部203も回転してマイクロスイッチ40から離間し、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになり、回転ブラシー3が直ちに作動しなくなり、回転ブラシー3で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性が向上する。
本発明の別の実施形態において、接続部は、係合部材と挿入部材の少なくとも一つを含む。回転ブラシカバー2は、係合部材と挿入部材の上述の少なくとも一つを介して床ブラシ本体1に接続する。ここで、トリガー部203は、蓋体201に設けられている。
当該実施形態において、接続部は、係合部材及び/又は挿入部材を含み、即ち、回転ブラシカバー2は、係合及び/又は挿入方式で床ブラシ本体1に被せて結合する。すると、蓋体201に位置するトリガー部203は、蓋体201が床ブラシ本体1に被せて結合するときにだけ、マイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路のオンにし、掃除機を正常に作動させる。一方、蓋体201が床ブラシ本体1から離れると、トリガー部203がマイクロスイッチ40から離間し、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路が直ちにオフになり、回転ブラシー3が直ちに作動しなくなり、回転ブラシー3で使用者を誤って傷つけることを効果的に回避し、床ブラシ1の安全性が向上する。
本発明の一部の実施形態において、図9と図10に示すように、回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合すると、トリガー部203は、マイクロスイッチ40に直接接触してトリガーする。
更に、図8と図10に示すように、マイクロスイッチ40は、床ブラシ本体1に固定されて、且つ制御回路に接続する固定部材401と、固定部材401に設けられる弾性部材402と、固定部材401に設けられ、弾性部材402と固定部材401との間に位置するボタン403とを含む。トリガー部203は、ボタン403に対する弾性部材402の押圧により、制御回路をオンにする。トリガー部203が弾性部材402から離れると、ボタン403が復帰し、、制御回路がオフになる。
更に、弾性部材402は、固定部材401に回転可能に設けられる。回転ブラシカバー2が被せて結合する時に、トリガー部203は、固定部材401に対し回転するように弾性部材402をトリガーし、ボタン403を押圧して制御回路をオンにし、回転ブラシアセンブリーが正常に作動できる。一方、回転ブラシカバー2の開放時に、トリガー部203が弾性部材402から離間し、弾性部材402が復帰する。ボタン403に対する圧力が解除されるため、ボタン403が自動的に復帰し、制御回路をオフにする。よって、回転ブラシアセンブリーの作動が停止し、使用者を傷つけることを回避する。もちろん、本発明は、これらに限定されない。図8と図10に示すように、弾性部材402は、固定部4021と弾性部4022を更に含んでもよい。具体的に、固定部4021は、一端が固定部材401に固定される。弾性部4022は、一端が固定部4021の他端に接続し、他端がボタン403まで伸びる。図8と図10に示すように、ボタン403は、弾性部4022の一端に接近することが好ましい。
図8と図10に示すように、弾性部材402は、L形状弾性片であってもよい。
上述した実施形態において、マイクロスイッチ40は、回転ブラシアセンブリーの制御回路に接続する固定部材401と、弾性部材402と、当該制御回路のオンオフを制御できるボタン403とを含む。ボタン403は、自然状態において、制御回路をオフにする。ボタン403が押圧されると、制御回路をオンにする。圧力が解除されると、自動的に復帰できる。弾性部材402は、ボタン403を押圧するためのものである。具体的に、回転ブラシカバー2が被せて結合する時に、トリガー部203は、弾性部材402に圧力を与え、弾性部材402に弾性変形が生じ、ボタン403を押圧し、制御回路をオンにし、回転ブラシアセンブリーが正常に作動する。一方、回転ブラシカバー2の開放時に、トリガー部203が弾性部材402から離間し、弾性部材402が復帰する。ボタン403に対する圧力が解除されるため、ボタン403が自動的に復帰し、制御回路をオフにする。よって、回転ブラシアセンブリーの作動が停止し、使用者を傷つけることを回避する。
もちろん、当業者は、以下のことを理解すべきである。マイクロスイッチ40は、上述した構造に限定されず、小さいボタン403であってもよく、ほかの構造であってもよく、マイクロスイッチ40の機能を果たせばよい。従って、これらの技術的提案も本発明の保護範囲内に含まれる。
弾性部材402は、固定部4021と弾性部4022を含む。固定部4021は、弾性部材402を固定部材401に固定させ、弾性部材402の位置ずれを回避することにより、マイクロスイッチ40の使用信頼性を確保する。弾性部4022は、弾性を持ち、弾性変形が生じてボタン403に作用力を付加することにより、ボタン403で制御回路をオンにする。且つ、弾性部4022から固定部材401の表面までの距離を、ボタン403の自然状態での高さ以上にすることにより、ボタン403が弾性部材402と固定部材401の間に位置することを確保する。
弾性部4022と固定部4021が接続される一端に接近するようにボタン403を設けると、弾性部4022の他端は、ボタン403から比較的に離れる。回転ブラシカバー2の回転し被せる技術案について、回転ブラシカバー2が完全に床ブラシ本体1に被せて結合するときにだけ、弾性部4022は、制御回路をオンにする位置までにボタン403を押圧することができる。一方、回転ブラシカバー2の回転し被せる過程では、ボタン403により制御回路をオンにすることができない。よって、回転ブラシカバー2がまだ完全に被せて結合していないうちに回転ブラシ3が作動し始まることを避け、製品の安全性を更に向上させる。
本発明の別の実施形態において、床ブラシ100は、床ブラシ本体1に設けられ、マイクロスイッチ40と結合する伝動部材を更に含む。回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合すると、トリガー部203は、伝動部材をトリガーし、伝動部材を介してマイクロスイッチ40をトリガーする。
上述した実施形態において、トリガー部203が伝動部材介してマイクロスイッチ40をトリガーし、即ち、回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合するときに、マイクロスイッチ40に直接接触せずに、マイクロスイッチ40を間接的にトリガーするが、同様に、本発明の目的を達成することができる。具体的に、回転ブラシカバー2が被せて結合する時に、トリガー部203は、伝動部材に作用力を付加して運動させ、更にマイクロスイッチ40をトリガーして制御回路をオンにする。一方、回転ブラシカバー2の開放時に、トリガー部203が伝動部材から離間し、伝動部材に対する作用力がなくなり、伝動部材のマイクロスイッチ40対する作用力もなくなり、マイクロスイッチ40が復帰し、制御回路をオフにする。
本発明の第2実施形態の掃除機は、本発明の上述した第1実施形態の掃除機用床ブラシ100を含む。
本発明の実施形態による掃除機において、回転ブラシカバー2が回転して一定角度に開くと、第1ロック部材と第2ロック部材の結合により、回転ブラシカバー2を床ブラシ本体1に引き締め、回転ブラシカバー2の傾倒を回避する。回転ブラシカバー2が当該一定角度に開く前に、及び回転ブラシカバー2が床ブラシ本体1に被せて結合するとき、第1ロック部材と第2ロック部材が離間し、回転ブラシカバー2が自由に回転できる。
以上の記載を以下にまとめる。本発明の実施形態による床ブラシ100において、回転ブラシ3の下端が回転ブラシカバー2の下端に接続し、且つ係合部と係合結合部の結合により、回転ブラシ3の上端と回転ブラシカバー2の上端を接続することにより、回転ブラシ3と回転ブラシカバー2を確実に接続し、回転ブラシ3が回転ブラシカバー2に追従して回転できるようにして、回転中に回転ブラシ3の上端が回転ブラシカバー2から脱離することを回避する。係合部と係合結合部の結合又は結合解除により、回転ブラシカバー2で回転ブラシ3を着脱する。
トリガー部203とマイクロスイッチ40を設けることにより、回転ブラシカバー2が被せて結合する時に、トリガー部203が直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーするため、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオンになり、駆動部材により回転ブラシ301を回転駆動し、掃除機を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー2の開放時に、トリガー部203のトリガー作用が解除されるため、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオフになり、駆動部材の作動が停止して回転ブラシ301の回転を停止させ、使用者を傷つけることがない。
なお、トリガー部203は、回転ブラシカバー20に単独に設けられる部材であってもよく、回転ブラシカバー20の一部であってもよく、いずれもマイクロスイッチ40のトリガー機能を果たせ、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。これについて、当業者が理解すべきである。
上述した第1実施形態の床ブラシ1を設けたため、比較的高い安全性を有し、使用者の誤操作で回転ブラシカバー20を開放させたとき、使用者を傷つけることがない。
以上の記載を以下にまとめる。本発明による床ブラシ1において、回転ブラシカバー20にトリガー部203を設け、トリガー部203がマイクロスイッチ40と結合する。回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシを正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20の開放時に、トリガー部203のマイクロスイッチ40に対するトリガー作用が解除させ、回転ブラシの作動を停止させる。よって、使用者が誤操作で回転ブラシカバー20を開放したときに、誤って使用者を傷つけることを回避する。製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。
具体的に、従来の掃除機において、回転ブラシカバーの開放時に、回転ブラシが依然として作動するため、使用者を誤って傷つける恐れがある。一方、本発明による床ブラシ1において、回転ブラシカバー20の開放時に、回転ブラシの作動を停止させるため、使用者を傷つけることがない。よって、製品の安全性が向上し、製品の市場競争力が高まる。具体的に、回転ブラシカバー20が被せて結合する時に、トリガー部203は、直接又は間接的にマイクロスイッチ40をトリガーし、回転ブラシアセンブリーの制御回路をオンにし、駆動部材により回転ブラシを回転駆動し、掃除器を正常に作動させる。一方、回転ブラシカバー20の開放時に、トリガー部203のトリガー作用が解除され、マイクロスイッチ40が復帰し、回転ブラシアセンブリーの制御回路がオフになり、駆動部材の作動が停止して回転ブラシの回転を停止させ、使用者を傷つけることがない。
本発明の説明において、「一つの実施形態」、「一部の実施形態」、「例示的な実施形態」、「示例」、「具体的な示例」、或いは「一部の示例」などの用語を参考した説明とは、該実施形態或いは示例に結合して説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施形態或いは示例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な描写は、必ずしも同じ実施形態或いは示例を示すことではない。又、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施形態又は示例において適切に結合することができる。
本発明の実施形態を示して説明したが、当業者は、本発明の原理及び主旨から逸脱することなく、これらの実施形態に対して各種の変化、補正、切り替え及び変形を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物により限定される。
100:床ブラシ
1:床ブラシ本体
11:弾性突起構造
111:ロック弾性部材
112:ロックスナップ部材
113:第1突起
1121:第1取付溝
12:第2取付溝
13:取付柱
2:回転ブラシカバー
21:回転軸
211:第1ロック溝
212:退避溝
3:回転ブラシ
22:弾性突起
31:回転ブラシ本体
32:端部蓋
321:第2係合溝
201:蓋体
203:トリガー部
30:回転ブラシアセンブリー
40:マイクロスイッチ
401:固定部材
402:弾性部材
4021:固定部
4022:弾性部
403:ボタン

Claims (19)

  1. 第1ロック部材が設けられた床ブラシ本体と、
    回転ブラシカバーであって、下端が第2ロック部材が設けられた回転軸を介して前記床ブラシ本体に回転可能に接続し、前記回転ブラシカバーが回転して一定角度に開くと、前記第1ロック部材と第2ロック部材とが結合して前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体にロックされ、上端には係合結合部が設けられた前記回転ブラシカバーと、
    前記回転ブラシカバーに回転可能に設けられ、下端が前記回転ブラシカバーの下端に接続し、上端に係合部が設けられた回転ブラシとを含み、
    前記係合部と前記係合結合部との結合により、前記回転ブラシカバーが前記回転ブラシを連れて前記床ブラシ本体に対し回転するようにする、
    ことを特徴とする掃除機用床ブラシ。
  2. 前記第1ロック部材と第2ロック部材のうち、一方が弾性突起構造であり、他方が第1ロック溝であり、前記第1ロック溝と前記弾性突起構造の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記弾性突起構造が前記ロック溝内に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掃除機用床ブラシ。
  3. 前記弾性突起構造は、下端が前記床ブラシ本体に接続するロック弾性部材と、前記ロック弾性部材の上端に接続するロックスナップ部材とを含み、前記ロック弾性部材は前記ロックスナップ部材を連れて往復運動することができ、前記ロックスナップ部材の上端面には、第1突起が設けられており、
    前記第1ロック溝は、前記回転軸に形成されて前記第1突起に結合し、前記第1ロック溝と前記第1突起の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記第1突起が前記第1ロック溝に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の掃除機用床ブラシ。
  4. 前記ロックスナップ部材には、下端が開口する第1取付溝が開けられており、前記ロック弾性部材の上端は、前記第1取付溝内に位置し、
    前記床ブラシ本体には、第2取付溝が開けられており、前記第2取付溝の底壁には、第1突起の取付柱が設けられており、前記ロック弾性部材の下端は、前記取付柱に嵌めて設けられる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の掃除機用床ブラシ。
  5. 前記回転軸には、退避溝が開けられており、前記回転ブラシカバーが回転して前記一定角度に開く前に、前記第1突起の上端面は、前記退避溝の底壁に当接する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の掃除機用床ブラシ。
  6. 前記第1ロック部材は、前記床ブラシ本体に接続する弾性片であり、前記弾性片の上端面には、第2突起が設けられており、
    前記第2ロック部材は、前記回転軸に開けられ且つ前記第2突起に結合する第2ロック溝であり、前記第2ロック溝と前記第2突起の対応位置に前記回転軸が回転すると、前記第2突起が前記第2ロック溝に差し込むことにより、前記回転ブラシカバーを前記床ブラシ本体にロックする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掃除機用床ブラシ。
  7. 前記係合部は、前記回転ブラシの外壁面に設けられる弾性突起であり、前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に設けられる第1係合溝であり、又は、
    前記係合部は、前記回転ブラシの外壁面に設けられる第2係合溝であり、前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に設けられる弾性突起である、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  8. 前記係合部は、下端が前記回転ブラシの外壁面に接続する弾性部材と、前記弾性部材の上端に接続するスナップ部材とを含み、前記弾性部材は前記スナップ部材を連れて往復運動することができ、前記スナップ部材の上端面には、第3突起が設けられており、
    前記係合結合部は、前記回転ブラシカバーの内壁面に開けられ且つ前記第3突起に結合する第3係合溝である、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  9. 前記第3係合溝は、貫通溝であり、前記回転ブラシカバーには、前記貫通溝に上から下へ差し込むボタンを更に含み、前記ボタンが前記貫通溝に差し込むと、前記第3突起が前記貫通溝から離れる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の掃除機用床ブラシ。
  10. 前記係合結合部は、上端が前記回転ブラシカバーの内壁面に接続する弾性部材と、前記弾性部材の下端に接続するスナップ部材とを含み、前記弾性部材は前記スナップ部材を連れて往復運動することができ、前記スナップ部材の下端面には、第4突起が設けられており、前記係合部は、前記回転ブラシーの外壁面に開けられ且つ前記第4突起に結合する第4係合溝である、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  11. 前記回転ブラシカバーには、トリガー部が設けられており、前記床ブラシ本体には、マイクロスイッチが設けられており、
    前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチをトリガーし、前記回転ブラシに接続する制御回路をオンにし、
    前記回転ブラシカバーが開くと、前記トリガー部は、マイクロスイッチに対するトリガー作用を解除して、前記制御回路をオフにする、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  12. 前記回転ブラシカバーは、
    前記床ブラシ本体と結合して前記取付空間を形成する蓋体と、
    前記蓋体と前記床ブラシ本体との間に接続して前記蓋体を前記床ブラシ本体に接続する接続部とを含み、
    前記トリガー部は、前記蓋体と前記接続部のうちいずれか一つに設けられる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の掃除機用床ブラシ。
  13. 前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、前記トリガー部は、前記回転軸に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記回転軸が回転し、前記トリガー部により前記マイクロスイッチをトリガーする、
    ことを特徴とする請求項12に記載の掃除機用床ブラシ。
  14. 前記接続部は、回転軸を含み、前記蓋体は、前記回転軸を介して回転して前記床ブラシ本体に被せて結合し、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられ、前記蓋体が回転して被せると、前記トリガー部が前記マイクロスイッチをトリガーする、
    ことを特徴とする請求項12に記載の掃除機用床ブラシ。
  15. 前記接続部は、係合部材と挿入部材のうち少なくとも一つを含み、前記回転ブラシカバーは、前記係合部材と前記挿入部材のうち前記少なくとも一つを介して前記床ブラシ本体に接続し、前記トリガー部は、前記蓋体に設けられている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の掃除機用床ブラシ。
  16. 前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記マイクロスイッチに直接接触してトリガーする、
    ことを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  17. 前記マイクロスイッチは、
    前記床ブラシ本体に固定されて、且つ前記制御回路に接続する固定部材と、
    前記固定部材に設けられる弾性部材と、
    前記固定部材に設けられ、前記弾性部材と前記固定部材との間に位置するボタンとを含み、
    前記トリガー部は、前記弾性部材を介して前記ボタンを押圧することにより、前記制御回路をオンにし、
    前記トリガー部が前記弾性部材から離れると、前記ボタンが復帰し、前記制御回路をオフにする、
    ことを特徴とする請求項11〜16のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  18. 前記床ブラシ本体に設けられ、前記マイクロスイッチと結合する伝動部材を更に含み、
    前記回転ブラシカバーが前記床ブラシ本体に被せて結合すると、前記トリガー部は、前記伝動部材をトリガーし、前記伝動部材を介して前記マイクロスイッチを間接的にトリガーする、
    ことを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシ。
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載の掃除機用床ブラシを含むことを特徴とする掃除機。
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