JP2017120675A - 磁気ディスク装置、及び書き込み方法 - Google Patents

磁気ディスク装置、及び書き込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】I/O性能を維持し、且つデータを保証できる磁気ディスク装置、及び書き込み方法を提供することである。
【解決手段】本実施形態に係る磁気ディスク装置は、メモリと、部分的に重ね書きされた複数のトラックをそれぞれ含む複数のトラック群を有するディスクと、複数のトラック群にデータを書き込むライトヘッドと、複数のトラック群に書き込まれたデータを読み込むリードヘッドとを有するヘッドと、トラック群に第1データを書き込む際に、第1目標トラックに対するライトヘッドの第1位置決め誤差を含む第1位置情報を、メモリと、第1データが書き込まれた第1記録領域の後の第2記録領域と、に書き込み、第1データの書き込んだ後にデータを追記する際に、メモリ、又は第2記録領域から第1位置情報を読み込み、第1位置情報に基づいて、ライトヘッドの位置を制御する、コントローラと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気ディスク装置、及び書き込み方法に関する。
近年、磁気ディスク装置(例えば、HDD)の高記録容量化を実現するための様々な技術が開発されている。これら技術の一つとして瓦記録方式(Shingled write Magnetic Recording(SMR)、またはShingled Write Recording(SWR))と称される記録技術がある。瓦記録方式の磁気ディスク装置は、磁気ディスクへデータをライトする際に、隣接するトラック(以下、隣接トラックと称する)の一部に重ねて次の記録トラックを書き込みする。この瓦記録方式を採用することによって、トラック密度(Track Per Inch:TPI)を向上することができる。
通常の記録方式のHDDの場合、隣接トラックとの距離(トラック幅)は、ライトヘッド(ライトコア)の幅によって決まる。瓦記録方式のHDDの場合、トラックピッチは、ライトコアの幅に依らず、隣接トラックに重ね書きする領域によって決まる。したがって、瓦記録方式のHDDでは、目標軌道に対するヘッド中心の位置決め誤差によって生じるトラック幅の狭窄を制御することが重要となる。
そのため、瓦記録方式のHDDでは、トラック幅の狭窄を抑制するためのトラック幅制御機能が提案されている。例えば、オフセット量が隣接トラックの位置決め誤差に基づく閾値を超えた場合にデータの書き込み動作を禁止する機能(Dynamic Drift-Off Level:DDOL)や、データを書き込んだ隣接トラックの位置決め誤差情報に基づいてトラックの目標軌道を設定する機能(Automatic Trackwidth Control:ATC)が提案されている。DDOLやATC等のトラック幅制御機能では、データを書き込む際に、既に書き込んだトラックの1周又は2周分の位置決め誤差を含む位置情報が、メモリ上に格納される。
瓦記録方式の磁気ディスク装置において、マルチストリームに対して、DDOLやATC等のトラック幅制御機能をそれぞれ実行する場合、複数のバンド領域に対する各位置情報をメモリだけで管理することは困難となる。また、瓦記録方式の磁気ディスク装置において、DDOL/ATC等のトラック幅制御機能により、既に書き込まれたデータの後ろの新たにデータを追記する場合、複数のバンド領域に対する各位置情報をメモリだけで管理することが困難となる。
特許第5100861号公報 特開2014−89780号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、I/O性能を維持し、且つデータを保証できる磁気ディスク装置、及び書き込み方法を提供することである。
本実施形態に係る磁気ディスク装置は、メモリと、部分的に重ね書きされた複数のトラックをそれぞれ含む複数のトラック群を有するディスクと、前記複数のトラック群にデータを書き込むライトヘッドと、前記複数のトラック群に書き込まれたデータを読み込むリードヘッドとを有するヘッドと、前記トラック群に第1データを書き込む際に、第1目標トラックに対する前記ライトヘッドの第1位置決め誤差を含む第1位置情報を、前記メモリと、前記第1データが書き込まれた第1記録領域の後の第2記録領域と、に書き込み、前記第1データの書き込んだ後にデータを追記する際に、前記メモリ、又は前記第2記録領域から前記第1位置情報を読み込み、前記第1位置情報に基づいて、前記ライトヘッドの位置を制御する、コントローラと、を備える。
図1は、実施形態に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。 図2は、バンド領域の一例の模式図である。 図3は、テーブルの一例の模式図である。 図4Aは、DDOLの一例を示す模式図である。 図4Bは、ATCの一例を示す模式図である。 図5Aは、瓦記録方式のバンド領域内のデータの追記の一例を示す概要図である。 図5Bは、瓦記録方式のバンド領域内のデータの追記の一例を示す概要図である。 図6Aは、瓦記録方式のバンド領域における位置情報の書き込み位置の一例を示す概要図である。 図6Bは、瓦記録方式のバンド領域における位置情報の書き込み位置の一例を示す概要図である。 図7は、本実施形態に係る書き込み動作のフローチャートである。 図8は、図7に示す書き込み動作の優先度の判定方法のフローチャートである。
以下、実施の形態につき図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る磁気ディスク装置1の構成を示すブロック図である。
磁気ディスク装置1は、後述するヘッドディスクアセンブリ(head-disk assembly:HDA)と、ドライバIC20と、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプIC)30と、揮発性メモリ70と、不揮発性メモリ80と、バッファメモリ(バッファ)90と、1チップの集積回路からなるシステムコントローラ130とを備える。また、磁気ディスク装置1は、ホストシステム(ホスト)100と接続され得る。なお、本実施形態の磁気ディスク装置1は、ホスト100側が瓦記録方式のフォーマットを認識してデータを書き込み/読み込み動作を制御するホストマネージド(Host managed)のHDDであってもよいし、通常のドライブマネージド(Drive managed)のHDDであってもよい。
HDAは、磁気ディスク(以下、ディスク)10と、スピンドルモータ(SPM)12と、ヘッド15を搭載しているアーム13と、ボイスコイルモータ(VCM)14とを有する。ディスク10は、スピンドルモータ12により回転する。アーム13及びVCM14は、アクチュエータを構成している。アクチュエータは、VCM14の駆動により、アーム13に搭載されているヘッド15をディスク10上の所定の位置まで移動制御する。ディスク10およびヘッド15は、2つ以上の数が設けられてもよい。
ディスク10は、データ領域に、瓦記録領域(SMR領域)10sと、メディアキャッシュ(media cache)領域10mと、が割り当てられている。瓦記録領域10sは、ホスト100からライト要求されたユーザデータ等が記録される。メディアキャッシュ領域10mは、瓦記録領域10sのキャッシュとして利用され得る。
瓦記録領域10sは、隣接するトラック(以下、単に、隣接トラック)の一部に重なるように次のトラックのデータが書き込まれ、メディアキャッシュ領域10mよりトラック密度の高い記録領域である。瓦記録領域10sは、隣接トラックに一部分が重ね書きされる少なくとも1つのトラック(第1トラック)と、最後に重ね書きするトラック(第2トラック)とをそれぞれ含む複数のトラック群(以下、バンド領域BAnと称する)を備えている。第2トラックは、第1トラックよりも隣接トラックの間の距離(以下、単に、トラック幅と称する)が広い。バンド領域BAnは、ディスク10の1周分のトラック群で構成されている。以下で、データの書き込み時のヘッド15の軌跡(トラック)をライトトラックと称し、瓦記録により、隣接するライトトラックが重ね書きされた領域を除いた残りのライトトラックの領域をリードトラックと称する。なお、ライトトラック及びリードトラックを単にトラックと称する場合もある。
図2は、バンド領域BAnの一例の模式図である。図2には、ライトトラックWTn−3、WTn−2、WTn−1、WTn、WTn+1、WTn+2、WTn+3、及びWTn+4と、リードトラックRTn−3、RTn−2、RTn−1、RTn、RTn+1、RTn+2、RTn+3、及びRTn+4とを示している。また、図2には、バンド領域BAnの開始セクタSSnと、最終セクタESnとを示している。図2において、ディスク10の半径方向(以下、単に、半径方向と称する)と、ディスク10の周方向(以下、単に、周方向と称する)を示している。さらに、図2には、半径方向における外周と、内周とを示している。
図2に示すように、バンド領域BAnは、複数のライトトラックWTn−3〜WTn+4が重ね書きされることで構成される。バンド領域BAnにおいて、複数のライトトラックWTn−2〜WTn+4が重ね書きされていないライトトラックの残りの記録領域が、それぞれ、複数のリードトラックRTn−3〜RTn+4となる。
リードヘッド15Rは、ディスク10上のデータトラックに記録されているデータをリードする。ライトヘッド15Wは、ディスク10上にデータをライトする。ライトヘッド15Wは、ディスク10の表面に対して垂直方向の磁界を発生させる。
ドライバIC20は、システムコントローラ130(詳細には、後述するサーボ制御部60A)の制御に従って、SPM12およびVCM14の駆動を制御する。
ヘッドアンプIC30は、リードアンプ及びライトドライバを有する。リードアンプは、リードヘッド15Rにより読み出されたリード信号を増幅して、リード/ライト(R/W)チャネル40に伝送する。ライトドライバは、R/Wチャネル40から出力されるライトデータに応じたライト電流をライトヘッド15Wに伝送する。
揮発性メモリ70は、電力供給が断たれると保存しているデータが失われる半導体メモリである。揮発性メモリ70は、磁気ディスク装置1の各部での処理に必要なデータ等を格納する。揮発性メモリ70は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
不揮発性メモリ80は、電力供給が断たれても保存しているデータを保持する半導体メモリである。不揮発性メモリ80は、例えば、フラッシュROM(Flash Read Only Memory : FROM)である。
バッファメモリ90は、ディスク10とホスト100との間で送受信されるデータ等を一時的に保持する半導体メモリである。なお、バッファメモリ90は、揮発性メモリ70と一体に配置されていてもよい。バッファメモリ90は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、SDRAM、FeRAM(Ferroelectric Random Access memory)、およびMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)等である。
システムコントローラ(コントローラ)130は、例えば、複数の素子が単一チップに集積されたSystem-on-a-Chip(SoC)と称される大規模集積回路(LSI)を用いて実現される。システムコントローラ130は、R/Wチャネル40と、ハードディスクコントローラ(HDC)50と、サーボ制御部60Aと、マイクロプロセッサ(MPU)60Bとを含む。なお、サーボ制御部60Aと、MPU60Bとは、一体で形成されていてもよい。
R/Wチャネル40は、リードデータ及びライトデータの信号処理を実行する。R/Wチャネル40は、リードデータの信号品質を測定する回路、又は機能を有している。また、R/Wチャネル40は、ディスク10へのアクセス情報を取得する。アクセス情報は、ヘッド15の位置情報(以下、単に、位置情報と称する)、所定のバンド領域へのデータの書き込み回数、所定のバンド領域のデータの最終セクタの位置や、所定のバンド領域へデータを書き込んだ時間等を含む。位置情報は、位置決め誤差を含む。位置決め誤差は、目標軌道(目標トラック、又は目標軌跡)に対するライトヘッド15Wの中心位置の軌道の誤差(ズレ)である。
HDC50は、MPU60Bからの指示に応じて、ホスト100とR/Wチャネル40との間のデータ転送を制御する。HDC50は、ホスト100と接続されるホストI/F回路を備える。
サーボ制御部60Aは、R/Wチャネル40から受けた情報に基づいて、ドライバIC20を介してVCM14を制御する。サーボ制御部60Aは、MPU60Bにより、ヘッド15の位置決め制御や、ヘッド15によるデータの書き込み及び読み込み等を実現する。
サーボ制御部60Aは、内部にメモリ61Aを備えている。サーボ制御部60Aは、R/Wチャネル40から取得したアクセス情報からメモリ61Aに書き込む優先度を評価するための評価値を設定する。サーボ制御部60Aは、R/Wチャネル40から取得したアクセス情報や、評価値をテーブルTBとしてメモリ61Aに書き込む。ここで、テーブルTBは、所定の制限容量の記録領域、例えば、リングバッファである。なお、テーブルTBは、メモリ61A以外の他の記録媒体、例えば、揮発性メモリ70、又はバッファメモリ90に書き込まれていてもよい。また、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報をMPU60Bに送信する。
図3は、テーブルTBの一例の模式図である。図3において、優先度は、メモリ61Aに優先して格納する順番を示す。すなわち、優先度は、順番の早い方が優先してメモリ61Aに格納されることを示す。位置情報は、対応するバンド領域における位置決め誤差情報等含むヘッド15の位置情報である。位置決め誤差情報は、対応するバンド領域における位置決め誤差の情報である。バンド番号は、記録領域11aの各バンド領域を識別するための番号を示す。追記回数は、所定のバンド領域へデータを追記した回数、又は所定のバンド領域での追記したデータの世代番号を示す。バンド領域の残量は、所定のバンド領域の残りのデータ容量、セクタ数、又はシリンダ数を示す。経過時間は、所定のバンド領域に最後にデータが書き込まれてから経過した時間を示す。図3において、位置決め誤差情報以外の情報、例えば、優先度、バンド番号、位置情報、追記回数、バンド領域の残量、経過時間、及び評価値等で構成される情報を管理テーブルMTとする。なお、位置情報は、位置決め誤差情報の意味で用いる場合もある。
評価値は、前述したように優先度を評価するための値であり、評価値が、高いほど、優先度が、高くなる。評価値は、次にアクセスされる可能性が高いほど高くなるように設定される。評価値は、例えば、図3に示す、追記回数、バンド領域の残量、及び経過時間等に基づいて設定される。例えば、評価値は、バンド領域の残量、且つ追記回数が多い方が高くなるように設定される。また、評価値は、経過時間が大きい方が低くなるように設定される。
サーボ制御部60Aは、テーブルTBに格納可能なデータ容量を超える場合、優先度の最も低いバンド領域の情報を削除する。例えば、サーボ制御部60Aは、テーブルTBに新たなバンド領域の情報を格納することで、テーブルTBに格納可能なデータ容量を超える場合、新たなバンド領域の情報の評価値と、テーブルTBに書き込まれている他のバンド領域の情報の評価値とを比較する。新たなバンド領域の情報の評価値の方よりも優先度の低いバンド領域の評価値があった場合、サーボ制御部60Aは、優先度の低いバンド領域の評価値の内、最も評価値が低いバンド領域の情報を削除し、新たなバンド領域の情報を評価値に応じた優先度でテーブルTBに格納する。
サーボ制御部60Aは、位置情報を参照して、トラック幅制御機能により、トラック幅を制御する。例えば、サーボ制御部60Aは、オフセット量が隣接トラックの位置決め誤差情報に基づく閾値を超えた場合にデータの書き込み動作を禁止する方法(Dynamic Drift-Off Level:DDOL)や、データを書き込んだ隣接トラックの位置決め誤差情報に基づいてライトトラックの目標軌道を設定する方法(Automatic Trackwidth Control:ATC)等のトラック幅制御機能により、トラック幅を制御する。
図4A及び図4Bを参照して、DDOL及びATCについて説明する。
図4Aは、DDOLの一例を示す模式図である。図4Aには、所定のバンド領域に書き込まれた、ライトトラックWTl−1と、ライトトラックWTlと、ライトトラックWTl+1とを示す。また、図4Aには、トラックセンタ間の距離TP0を示す。
図4AのライトトラックWTl−1には、トラックセンタTCl−1と、ライトトラックWTl−1のデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STl−1と、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTl−1のトラックエッジTEl−1と、ライトトラックWTl−1を書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W1とが、示されている。
図4AのライトトラックWTlには、トラックセンタTClと、ライトトラックWTlのデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STlと、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTlのトラックエッジTElと、ライトトラックWTlを書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W2とが、示されている。また、ライトトラックWTlにおいて、所定の位置のトラック幅TP1と、このトラック幅TP1の所定の位置での位置決め誤差D1とが、示されている。ここで、トラック幅TP1は、トラックセンタ間の距離TP0よりも狭いものとする。
図4AのライトトラックWTl+1には、トラックセンタTCl+1と、ライトトラックWTl+1のデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STl+1と、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTl+1のトラックエッジTEl+1と、ライトトラックWTl−1を書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W3とが、示さている。ライトトラックWTl+1において、隣接するライトトラックWTlのトラック幅TP1となる位置に対応する位置での位置決め誤差D2とを示している。
サーボ制御部60Aは、データを瓦記録方式で書き込む際に、ライトトラックWTl−1、WTl、及びWTl+1において、トラックセンタTCl−1、TCl、及びTCl+1のそれぞれを目標軌道として、ライトヘッド15W(15W1、15W2、及び15W3)を制御する。このとき、サーボ制御部60Aによるフィードバック制御の結果、実際には、位置決め誤差を含んだ軌跡STl−1、STl、及びSTl+1上で、ライトヘッド15W(15W1、15W2、及び15W3)が走行する。サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTl−1、WTl、及びWTl+1のそれぞれにライトデータを書き込む際に、位置決め誤差を取得し、記録媒体、例えば、メモリ61Aに書き込む。
このとき、サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTl−1、WTl、及びWTl+1のそれぞれで、位置決め誤差が、隣接トラックで有効なトラック幅を確保可能な所定の値(第1閾値)を超えた場合に、書き込み動作を禁止する。ここで、有効なトラック幅は、リードヘッド15Rでリード可能なトラック幅を示す。
また、サーボ制御部60Aは、既に書き込まれた隣接トラックの位置決め誤差と、現在書き込んでいるライトトラックの位置決め誤差とから算出される1つ前に書き込まれたライトトラックWTlのトラック幅が、有効なトラック幅(第2閾値)よりも小さい場合にも、書き込み動作を禁止する。
例えば、図4Aに示すように、サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTl+1を書き込む際に、トラックセンタTCl+1を目標軌道として、ライトヘッド15W(15W3)を制御する。サーボ制御部60Aは、実際には、軌跡STl+1上でライトヘッド15W(15W3)を走行させる。このとき、サーボ制御部60Aは、軌跡STl+1上の位置決め誤差を取得し、記録媒体、例えば、メモリ61A及びディスク10に書き込む。また、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報をMPU60Bに送信する。このとき、サーボ制御部60Aは、取得した位置決め誤差が第1閾値を超えているかどうかを判定する。位置決め誤差が第1閾値を超えていた場合、サーボ制御部60Aは、書き込み動作を禁止する。
位置決め誤差が第1閾値を超えていない場合、サーボ制御部60Aは、位置決め誤差が1つ前に書き込まれた隣接するライトトラックWTl側に発生するか、次に書き込む隣接するライトトラック(図示せず)側に発生するかを判定する。1つ前に書き込んだ隣接するライトトラックWTl側に発生すると判定した場合、サーボ制御部60Aは、軌跡STl上の位置決め誤差D1と、軌跡STl+1上の位置決め誤差D2とから算出されるライトトラックWTlのトラック幅TP1が、第2閾値よりも小さいかどうかを判定する。サーボ制御部60Aは、トラック幅TP1が、第2閾値よりも小さい場合、書き込み動作を禁止する。
以上で説明したようなDDOLにより、サーボ制御部60Aは、隣接トラックの位置決め誤差に基づいて、書き込み動作を禁止することで、トラック幅の狭窄を抑制することができる。
図4Bは、ATCの一例を示す模式図である。図4Bには、所定のバンド領域に書き込まれた、ライトトラックWTm−1と、ライトトラックWTmと、ライトトラックWTm+1とを示す。また、図4Bには、トラックセンタ間の距離TP0を示す。
図4BのライトトラックWTm−1には、トラックセンタTCm−1(目標軌道TTm−1)と、ライトトラックWTm−1のデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STm−1と、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTm−1のトラックエッジTEm−1と、ライトトラックWTm−1を書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W4とが、示されている。
図4BのライトトラックWTmには、トラックセンタTCmと、目標軌道TTmと、ライトトラックWTmのデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STmと、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTmのトラックエッジTEmと、ライトトラックWTmを書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W5とが、示されている。
図4BのライトトラックWTm+1には、トラックセンタTCm+1と、目標軌道TTm+1と、ライトトラックWTmのデータ書き込み時のライトヘッド15Wの軌跡STm+1と、ライトヘッド15Wにより書き込まれたライトトラックWTm+1のトラックエッジTEm+1と、ライトトラックWTm+1を書き込む際のライトヘッド15Wの配置15W6とが、示されている。
サーボ制御部60Aは、最初に書き込むライトトラックWTm−1において、トラックセンタTCm−1(目標軌道TTm−1)を目標軌道として、ライトヘッド15W(15W4)を制御する。このとき、サーボ制御部60Aによるフィードバック制御の結果、実際には、目標軌道TTm−1に位置決め誤差を含んだ軌跡STm−1上で、ライトヘッド15W(15W4)が走行する。サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTm−1で位置決め誤差を取得し、記録媒体、例えば、メモリ61Aに書き込む。また、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報をMPU60Bに送信する。
サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTm−1の位置決め誤差に基づいて、目標軌道をトラックセンタTCm−1から軌跡STm−1に追従する目標軌道TTmに変更する。サーボ制御部60Aは、目標軌道TTmでライトヘッド15W(15W5)を制御する。このとき、サーボ制御部60Aによるフィードバック制御の結果、実際には、目標軌道TTmに位置決め誤差を含んだ軌跡STm上で、ライトヘッド15W(15W4)が走行する。サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTmで位置決め誤差を取得し、記録媒体、例えば、メモリ61Aに書き込む。また、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報をMPU60Bに送信する。
サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTmの位置決め誤差に基づいて、目標軌道をトラックセンタTCm+1から軌跡STmに追従する目標軌道TTm+1に変更する。サーボ制御部60Aは、目標軌道TTm+1でライトヘッド15W(15W6)を制御する。このとき、サーボ制御部60Aによるフィードバック制御の結果、実際には、位置決め誤差を含んだ軌跡STm+1上で、ライトヘッド15W(15W6)が走行する。サーボ制御部60Aは、ライトトラックWTm+1で位置決め誤差を取得し、記録媒体、例えば、メモリ61Aに書き込む。また、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報をMPU60Bに送信する。
以上で説明したようなATCにより、サーボ制御部60Aは、隣接トラックの位置決め誤差情報に基づいてトラック幅を制御することで、トラック幅の狭窄を抑制することができる。なお、サーボ制御部60Aは、DDOL及びATC以外の方法で、トラック幅を制御してもよい。例えば、熱アシスト記録方式の瓦記録において、サーボ制御部60A(又は、MPU60B)は、位置決め誤差情報を参照して、ディスク10の加熱範囲を変化させることで、トラック幅を制御してもよい。
また、DDOLとATCの両方を同時に適用しても良い。
所定のバンド領域にデータを書き込む際に、サーボ制御部60Aは、このバンド領域に関連する位置情報の保存先を判定し、位置情報を取得する。このとき、サーボ制御部60Aは、取得した位置情報に基づいて、トラック幅制御機能、例えば、DDOL及びATCによりトラック幅を制御しながら、所定のバンド領域にデータを書き込む。また、位置情報が取得できない場合、サーボ制御部60Aは、トラック幅制御機能、例えば、DDOLにより、位置情報を使用せずに、位置決め誤差が所定の閾値、例えば、第1閾値を超えないようにトラック幅を制御しながら、所定のバンド領域にデータを書き込む。
MPU60Bは、磁気ディスク装置1の各部を制御するメインコントローラである。MPU60Bは、ディスク10に対するデータの書き込み動作を制御すると共に、ホスト100から転送されるライトデータの保存先を選択する制御を実行する。MPU60Bの制御による書き込み動作には、瓦記録方式の動作を含む。また、MPU60Bは、ディスク10からのデータの読み込み動作を制御すると共に、リードデータの保存先を選択する制御を実行する。なお、MPU60Bは、瓦記録方式のデータのリード/ライト制御について、ホスト100側で制御するホストマネージド方式に対応していてもよいし、磁気ディスク装置1側で制御するドライブマネージド方式に対応していてもよい。MPU60Bは、ホストマネージド方式に対応している場合、ホスト100からのライトコマンドに従って、任意のバンド領域の記録領域に位置(例えば、セクタ、又はLBA)にデータを書き込む。
MPU60Bは、リード/ライト制御部61Bを含む。なお、MPU60Bは、これら各部の処理をファームウェア上で実行する。
リード/ライト制御部61Bは、データの読み込み(リード)/書き込み(ライト)動作を制御する。リード/ライト制御部61Bは、ライトコマンドに応じて、所定のバンド領域のデータに上書き、又は追記を実行する。
例えば、リード/ライト制御部61Bは、ライトコマンドで指定された位置(例えば、セクタ、又はLBA)が、所定のバンド領域の開始セクタ(=0)である場合には、所定のバンド領域に書き込まれている古いデータに、新しいライトデータを上書きする。このとき、リード/ライト制御部61Bは、所定のバンド領域において、新しいデータを上書きした記録領域以外の記録領域に書き込まれている古いデータを無効化する。
例えば、リード/ライト制御部61Bは、ライトコマンドで指定された位置(例えば、セクタ、又はLBA)が、所定のバンド領域の既に書き込まれたデータの最終セクタよりも後ろのセクタである場合には、この最終セクタより後ろのセクタにライトデータを追記する。このとき、リード/ライト制御部61Bは、所定のバンド領域で、追記する度に世代番号をカウントする。リード/ライト制御部61Bは、サーボ制御部61Aを介して追記回数としてこの世代番号をテーブルTBに書き込んでもよい。
図5A及び図5Bは、バンド領域BAn内のデータの追記の一例を示す概要図である。図5A及び図5Bにおいて、バンド領域BAn内のライトトラックWTn−3、WTn−2、WTn−1、WTn、WTn+1、WTn+2、WTn+3、及びWTn+4を示している。
また、図5A及び図5Bには、上書きした新しいデータ(ライトデータ)ODnと、無効化された古いデータ(無効データ)IDnとを示している。さらに、図5A及び図5Bにおいて、バンド領域BAnの開始セクタSSnと、最終セクタESnと、新しいライトデータODnの最終セクタWESgとを示している。また、図5Bにおいて、ライトトラックWTn+2のライトデータの最終セクタWESgの後に追記された新しいライトデータADnと、追記したライトデータADnの最終セクタWESg+1を示している。なお、図5A及び図5Bにおいて、各ライトトラックで、位置決め誤差が、発生するものとする。図5A及び図5Bにおいて、サーボ制御部61Aは、リード/ライト制御部61Bが書き込み動作を制御する際に、DDOLやATC等のトラック幅制御機能によりトラック幅を制御する。
図5Aに示すように、リード/ライト制御部61Bは、バンド領域BAnの開始セクタ(=0)がライトコマンドで指定された場合、バンド領域BAnに古いデータ上に新しいライトデータODnを上書きする。リード/ライト制御部61Bは、R/Wチャネル40を介して新しいライトデータODnの最終セクタWESgを検出する。また、リード/ライト制御部61Bは、バンド領域BAnにおいて、上書きした新しいライトデータODnの最終セクタWESgからバンド領域BAnの最終セクタESnまでの残りの古いデータ(無効データ)IDnを無効化する。
さらに、図5Bに示すように、リード/ライト制御部61Bは、ライトコマンドにより新しいライトデータODnの最終セクタWESgの直後のセクタが指定された場合、最終セクタWESgの直後のセクタにライトデータADnを追記する。リード/ライト制御部61Bは、R/Wチャネル40を介して新しいライトデータODnに追記したライトデータADnの最終セクタWESg+1を検出する。
また、リード/ライト制御部61Bは、現在書き込んだライトデータの最終セクタの後のセクタに、サーボ制御部60Aを介して取得した位置情報を書き込む。例えば、リード/ライト制御部61Bは、所定のバンド領域において、現在書き込んだライトデータの最終セクタの直後のセクタに、現在の書き込み動作で取得した位置決め誤差を含む隣接トラックの位置情報を書き込む。なお、リード/ライト制御部61Bは、所定のバンド領域において、現在書き込んだライトデータの最終セクタの直後のセクタでなくとも、現在書き込んだライトデータの最終セクタの後にあるセクタであればよい。
(書き込み動作)
図6A及び図6Bは、本実施形態に係る書き込み動作の一例を示す概要図である。図6Aは、図5Aとほぼ同等であるが、位置情報IFgをさらに示している。図6Bは、図5Bとほぼ同等であるが、位置情報IFg+1をさらに示している。なお、図6A及び図6Bにおいて、各ライトトラックで、位置決め誤差が、発生するものとする。
図6Aに示すように、バンド領域BAnの開始セクタ(=0)がライトコマンドで指定された場合、サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnの位置情報をクリア(=all0)する。サーボ制御部60Aは、新しいライトデータODnを書き込む際に、隣接するライトトラックWTnと現在のライトトラックWTn+1の一部とまでの位置情報IFgを検出する。なお、位置情報IFgは、新しいライトデータODnの各トラックの位置情報を全て含んでいてもよい。
新しいライトデータODnを書き込む際に、サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnの評価値を算出し、メモリ61AのテーブルTBに書き込まれた他のバンド領域の評価値と比較する。サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がある場合、評価値に応じた優先度で、位置情報IFgと、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込む。このとき、サーボ制御部60Aは、位置情報IFgをMPU60Bに送信する。
また、サーボ制御部60Aは、テーブルTBの容量に空きがなく、且つバンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がある場合、テーブルTBに書き込まれた他のバンド領域の内の優先度が最も低いバンド領域の位置情報と評価値とを削除する。そして、サーボ制御部60Aは、評価値に応じた優先度で、位置情報IFgと、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込む。このとき、サーボ制御部60Aは、位置情報IFgをMPU60Bに送信する。
なお、サーボ制御部60Aは、テーブルTBの容量に空きがなく、且つバンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がない場合、位置情報IFgと、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込まないで、位置情報IFgをMPU60Bに送信する。
新らしいライトデータODnを書き込んだ際に、MPU60Bは、サーボ制御部60Aから受けた位置情報IFgを、新しいライトデータODnの最終セクタWESgの直後のセクタに書き込む。
新しいライトデータODnの最終セクタWESgに続けて、データを追記するライトコマンドを受けた場合、サーボ制御部60Aは、メモリ61AのテーブルTBに、バンド領域BAnの位置情報IFg、詳細には、隣接するライトトラックWTn+1の位置決め誤差情報が保存されているかどうかを判定する。位置情報IFgがメモリ61Aのテーブルにある場合、サーボ制御部60Aは、メモリ61Aから位置情報IFgを取得する。
位置情報IFgがテーブルTBにない場合、サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnに位置情報IFgが書き込まれているかどうかを判定する。位置情報IFgがバンド領域BAnに書き込まれている場合、MPU60Bは、ディスク10のバンド領域BAnの位置情報IFgを読み込む。
位置情報IFgを取得した場合、サーボ制御部60Aは、位置情報IFgに基づいて、トラック幅制御機能、例えば、DDOLおよびATCにより、トラック幅を制御する。また、位置情報IFgを取得できない場合、サーボ制御部60Aは、トラック幅制御機能、例えば、DDOLにより、位置情報IFgを参照せずに、トラック幅を制御する。
次に、図6Bに示すように、MPU60Bは、位置情報IFgに上書きして、新しいライトデータODnの最終セクタWESgに続いてライトデータADnを追記する。ライトデータADnを追記する際に、サーボ制御部60Aは、1つ前に書き込んだ隣接するライトトラックWTn+1と、現在のライトトラックWTn+2の一部と、の位置情報を含む位置情報IFg+1を検出する。なお、位置情報IFg+1は、新しいライトデータODnと追記されたライトデータとの各トラックの位置情報を全て含んでいてもよい。
ライトデータADnを追記する際に、サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnの評価値を算出し、メモリ61AのテーブルTBに書き込まれた他のバンド領域の評価値と比較する。サーボ制御部60Aは、バンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がある場合、評価値に応じた優先度で、位置情報IFg+1と、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込む。このとき、サーボ制御部60Aは、位置情報IFg+1をMPU60Bに送信する。
また、サーボ制御部60Aは、テーブルTBの容量に空きがなく、且つバンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がある場合、テーブルTBに書き込まれた他のバンド領域の内の優先度が最も低いバンド領域の位置情報と評価値とを削除する。サーボ制御部60Aは、評価値に応じた優先度で、位置情報IFg+1と、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込む。このとき、サーボ制御部60Aは、位置情報IFg+1をMPU60Bに送信する。
サーボ制御部60Aは、テーブルTBの容量に空きがなく、且つバンド領域BAnの評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がない場合、位置情報IFg+と、バンド領域BAnの評価値とをテーブルTBに書き込まないで、位置情報IFgをMPU60Bに送信する。
ライトデータADnを追記した際に、MPU60Bは、サーボ制御部60Aから受けた位置情報IFg+1を、新しいライトデータODnの最終セクタWESg+1の直後のセクタに書き込む。
図7は、本実施形態に係る書き込み動作のフローチャートである。サーボ制御部60Aは、MPU60Bを介して書き込み動作を実現する。以下では、説明の便宜上、サーボ制御部60Aにより書き込み動作が処理されるものとして説明する。
サーボ制御部60Aは、ライトコマンドで指定されたデータの開始セクタがバンド領域の開始セクタと同じであるかどうかを判定する(B701)。
データの開始セクタがバンド領域の開始セクタと同じであると判定した場合(B701のYES)、サーボ制御部60Aは、位置情報をクリアする(all=0)(B702)。
データの開始セクタがバンド領域の開始セクタと同じではないと判定した場合(B701のNO)、サーボ制御部60Aは、メモリ61Aに所定のバンド領域の位置情報があるかどうかを判定する。
メモリ61Aに所定のバンド領域の位置情報がないと判定した場合(B703のNO)、サーボ制御部60Aは、所定のバンド領域に位置情報があるかどうかを判定する(B704)。所定のバンド領域に位置情報がないと判定した場合(B704のNO)、サーボ制御部60Aは、B707の処理へ進む。所定のバンド領域に位置情報があると判定した場合(B704のYES)、サーボ制御部60Aは、所定のバンド領域から位置情報を取得する(B705)。メモリ61Aに所定のバンド領域の位置情報があると判定した場合(B703のYES)、サーボ制御部60Aは、メモリ61Aから位置情報を取得する(B706)。
データを書き込む際に、サーボ制御部60Aは、隣接トラックの位置情報に基づいて、トラック幅を制御する(B707)。データを書き込む際に、サーボ制御部60Aは、現在実行した書き込み動作から新たに隣接トラックの位置情報を検出する(B708)。サーボ制御部60Aは、データの最終セクタがバンド領域の最終セクタと同じであるかどうかを判定する(B709)。
データの最終セクタがバンド領域の最終セクタと同じであると判定した場合(B709のYES)、サーボ制御部60Aは、書き込み動作を終了する。データの最終セクタがバンド領域の最終セクタと同じではないと判定した場合(B709のNO)、サーボ制御部60Aは、現在書き込んだデータの最終セクタの直後のセクタに位置情報を書き込む(B710)。サーボ制御部60Aは、現在データを書き込んだ所定のバンド領域の優先度を判定して、メモリ61に位置情報を書き込む(B711)。
(優先度の判定)
図8は、図7に示す書き込み動作の優先度の判定方法のフローチャートである。図8は、図7のB711の優先度の判定処理を示している。
サーボ制御部61Aは、所定のバンド領域の評価値を算出する(B801)。サーボ制御部61Aは、メモリ61AのテーブルTBの容量が全て満たされている(=Full)かどうかを判定する(B802)。メモリ61AのテーブルTBの容量が全て満たされていないと判定した場合、すなわち、テーブルTBの容量に空きがあると判定した場合(B802のNO)、サーボ制御部61Aは、B806の処理へ進む。
メモリ61AのテーブルTBの容量が全て満たされていると判定した場合(B802のYES)、サーボ制御部61Aは、テーブルTBに保存されている他のバンド領域の評価値と所定のバンド領域の評価値とを比較する(B803)。サーボ制御部61Aは、所定のバンド領域の評価値よりも低い他のバンド領域の評価値があるかどうかを判定する(B804)。所定のバンド領域の評価値よりも低い他のバンド領域の評価値がないと判定した場合(B804のNO)、サーボ制御部61Aは、優先度の判定を終了する。
所定のバンド領域の評価値よりも低い他のバンド領域の評価値があると判定した場合(B804のYES)、サーボ制御部61Aは、優先度が最下位の他のバンド領域の位置情報を削除する(B805)。サーボ制御部61Aは、メモリ61AのテーブルTBに位置情報及び評価値を格納し(B806)、優先度の判定を終了する。
なお、テーブルTBが揮発性メモリ70などの電源遮断時にデータが保持されない領域にある場合、電源遮断時にはテーブルTBのすべてのデータを不揮発メモリ80やディスク10上などの領域に退避して電源再投入時に退避したデータからテーブルTBを復元しても良く、または管理テーブルMTのみを退避して位置決めデータは各バンド領域から読み出して再構成しても良い。
本実施形態によれば、磁気ディスク装置1は、位置情報を参照して、トラック幅制御機能により、トラック幅を制御することができる。磁気ディスク装置1は、位置情報をメモリ61A及びディスク10に書き込む。また、磁気ディスク装置1は、優先度の高いバンド領域の位置情報及び評価値をメモリ61A上に格納する。磁気ディスク装置1は、既に書き込まれたデータの後にデータを追記するコマンドを受けた際に、メモリ61A又はディスク10に書き込まれた位置情報を参照して、トラック幅制御機能により、トラック幅を制御できる。したがって、磁気ディスク装置1は、メモリ61A上のテーブルTBの記録領域を増加することなく、任意のバンド領域へデータのライトコマンドを受けた場合でも、トラック幅を制御して、データを書き込むことができる。その結果、磁気ディスク装置1は、I/O(Input/Output)性能を維持し、且つデータを保証することができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…磁気ディスク装置、10…ディスク、10s…瓦記録領域、10m…メディアキャッシュ領域、12…スピンドルモータ(SPM)、13…アーム、14…ボイスコイルモータ(VCM)、15…ヘッド、15W…ライトヘッド(記録ヘッド)、15R…リードヘッド(再生ヘッド)、20…ドライバIC、30…ヘッドアンプIC、40…R/Wチャネル、50…ハードディスクコントローラ(HDC)、60A…サーボ制御部、60B…マイクロプロセッサ(MPU)、61A…メモリ、70…揮発性メモリ、80…不揮発性メモリ、90…バッファメモリ、100…ホストシステム、130…システムコントローラ。

Claims (12)

  1. メモリと、
    部分的に重ね書きされた複数のトラックをそれぞれ含む複数のトラック群を有するディスクと、
    前記複数のトラック群にデータを書き込むライトヘッドと、前記複数のトラック群に書き込まれたデータを読み込むリードヘッドとを有するヘッドと、
    前記トラック群に第1データを書き込む際に、第1目標トラックに対する前記ライトヘッドの第1位置決め誤差を含む第1位置情報を、前記メモリと、前記第1データが書き込まれた第1記録領域の後の第2記録領域と、に書き込み、前記第1データの書き込んだ後にデータを追記する際に、前記メモリ、又は前記第2記録領域から前記第1位置情報を読み込み、前記第1位置情報に基づいて、前記ライトヘッドの位置を制御する、コントローラと、を備える磁気ディスク装置。
  2. 前記コントローラは、前記第1データの書き込んだ後にデータを追記する際に、前記メモリに前記第1位置情報が保存されているかを判定し、前記メモリに前記第1位置情報がある場合に、前記メモリから前記第1位置情報を読み込み、前記メモリに前記第1位置情報が無い場合に、前記第2記録領域から前記第1位置情報を読み込む、請求項1の磁気ディスク装置。
  3. 前記コントローラは、前記第1データの後に第2データを追記する際に、前記第2記録領域に前記第2データを上書きし、前記第2データを書き込んだ第3記録領域の後の第4記録領域に、前記第2データを書き込む際の目標トラックに対する前記ライトヘッドの位置決め誤差を含む第2位置情報を書き込む、請求項2の磁気ディスク装置。
  4. 前記コントローラは、前記第1位置情報を参照して、前記第1データを書き込んだ後に第2データを書き込む際の第2目標トラックに対する第2位置決め誤差が、前記リードヘッドによりリード可能な1つ前に書き込んだ隣接する第1トラックの第1トラック幅を維持できる第1閾値を超えた場合、書き込み動作を禁止する、請求項1の磁気ディスク装置。
  5. 前記コントローラは、前記第1位置決め誤差と、前記第1位置決め誤差が発生した位置に対応する前記第1トラックの位置の前記第2位置決め誤差と、から算出される第1トラック幅が、前記第1トラック幅よりも狭い場合、書き込み動作を禁止する、請求項4の磁気ディスク装置。
  6. 前記コントローラは、前記第1位置情報を参照して、前記第1データを書き込んだ後に第2データを書き込む際に、1つ前に書き込んだ隣接する第1トラックの第3位置情報に基づいて第2目標トラックを設定する、請求項1の磁気ディスク装置。
  7. 前記コントローラは、前記メモリに書き込む際に、前記メモリに優先して書き込む順番を示す優先度を前記第1位置情報に設定する、請求項1から6までのいずれか1の磁気ディスク装置。
  8. 前記コントローラは、前記トラック群へデータを書き込んだ回数に従って、前記優先度を高くする、請求項7の磁気ディスク装置。
  9. 前記コントローラは、前記トラック群のデータを追記できる記録領域の大きさに従って、前記優先度を高くする、請求項7の磁気ディスク装置。
  10. 前記コントローラは、前記メモリのデータ容量に所定の空き容量がない場合、前記第1位置情報よりも前記優先度が低い他の位置情報の内の最も前記優先度が低い第4位置情報を削除し、前記第1位置情報を前記メモリに書き込む、請求項8、又は9の磁気ディスク装置。
  11. 前記コントローラは、前記第1データを書き込んだ後にデータを追記する際に、外部からの命令に従って前記複数のトラック群の内の任意の記録領域にデータを書き込む、請求項1の磁気ディスク装置。
  12. メモリと、部分的に重ね書きされた複数のトラックをそれぞれ含む複数のトラック群を有するディスクと、前記複数のトラック群にデータを書き込むライトヘッドと、前記複数のトラック群に書き込まれたデータを読み込むリードヘッドとを有するヘッドと、備える磁気ディスク装置に適用する書き込み方法であって、
    前記トラック群に第1データを書き込む際に、第1目標トラックに対する前記ライトヘッドの第1位置決め誤差を含む第1位置情報を、前記メモリと、前記第1データが書き込まれた第1記録領域の後の第2記録領域と、に書き込み、
    前記第1データの書き込んだ後にデータを追記する際に、前記メモリ、又は前記第2記録領域から前記第1位置情報を読み込み、
    前記第1位置情報に基づいて、前記ライトヘッドの位置を制御する、書き込み方法。
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