JP2017119491A - トラックのリア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジ部のメンテナンス性を確保しつつ、車両の空気抵抗低減に寄与可能なトラックのリア構造を提供する。【解決手段】荷箱の後面は、切欠き部を有し、車両後方に向かって車両内側に傾斜する第1整流板と、切欠き部に設けられるヒンジ部において、ヒンジ部の車幅方向外側に、ヒンジ部の接続部、回転軸部、及び連結部により形成される中空領域を覆う第2整流板とを備える。さらに、第2整流板は、ヒンジ部の車幅方向外側の外縁と略同一面を形成するように備えられる。【選択図】図3

Description

本開示は、荷箱の後方にヒンジを介して取り付けられたリアドアを備えるトラックのリア構造に関する。
トラック走行中に荷箱背面に発生する負圧を低減することを目的として、荷箱背面に整流板(リアディフレクタ)を設けることが知られている。
例えば特許文献1に開示されたリア構造では、整流板の切欠き部において、荷箱背面のリアドアを回動可能に軸支するヒンジ部が設けられている。このようなトラックに用いられるヒンジ部は、整流板との構造的な干渉を回避するため、ヒンジ部の回転軸を荷箱後面よりも車両後方に配置する必要があり、ヒンジ部は荷箱後面から車両後方に延びた形状を有している。
特開2012−101715号公報
この種のトラックのリアドア用ヒンジ部としては、メンテナンス性確保の観点から、ボルト等の締結部材により荷箱後面に固設され、個別に取外し可能な構造が望ましい。このような構造の一例としては、ヒンジ部を荷箱後面に固設する締結部材に対して外部からアクセスしやすい中空構造をヒンジ部に導入することが考えられる(具体的には、図4を参照して後述する)。しかしながら、ヒンジ部にこのような中空構造を設けることは、トラックの走行中に空気が流れ込んだ際に乱流が発生する要因となり、空気抵抗の増加をもたらしてしまうおそれがある。
本発明の少なくとも1実施形態は上述の問題点に鑑みなされたものであり、ヒンジ部のメンテナンス性を確保しつつ、車両の空気抵抗低減に寄与可能なトラックのリア構造を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも1実施形態に係るトラックのリア構造は上記課題を解決するために、後方に開口部を有するトラックの荷箱と、前記開口部を開閉するリアドアと、前記荷箱の後面に設けられ、切欠き部を有し、車両後方に向かって車両内側に傾斜する第1整流板と、前記荷箱の前記後面の前記第1整流板が設けられていない前記切欠き部に締結部材によって固設される接続部と、前記開口部を開閉する前記リアドアを回動可能に軸支する回転軸部と、前記接続部と前記回転軸部とを少なくとも2箇所で連結する連結部と、を有するヒンジ部と、前記ヒンジ部の車幅方向外側に設けられ、前記ヒンジ部の前記接続部、前記回転軸部、及び前記連結部により形成される中空領域を覆う第2整流板と、を備え、前記第2整流板は、前記ヒンジ部の車幅方向外側の外縁と略同一面を形成することを特徴とする。
上記構成によれば、荷箱の後面に車両後方に向かって車両内側に傾斜する第1整流板が設けられることで、トラック走行中に車体の側面に沿ってトラック後方に流れる空気を整流することができる。また、第1整流板の切欠き部にはヒンジ部が設けられるが、当該ヒンジ部に形成される中空領域を覆うように第2整流板が設けられることで、トラック走行中に中空領域に空気が流れ込むことが防止される。さらに、第2整流板はヒンジ部の車幅方向外側と略同一面で形成されることで、よりスムーズに空気を整流できる。このようなトラックのリア構造は、走行中の空気抵抗を効果的に低減できるとともに、第2整流板を脱着するだけで、ヒンジ部周辺に対して容易にアクセスできるため、メンテナンス性にも優れている。
本発明の1実施形態に係るトラックの全体斜視図である。 図1のトラックのリア構造においてヒンジ部周辺を拡大して示す斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2において第2整流板を取り外して示した斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の1実施形態に係るトラックの全体斜視図である。図2は、図1のトラックのリア構造においてヒンジ部周辺を拡大して示す斜視図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図2において第2整流板を取り外して示した斜視図である。尚、以下の説明では、車両の進行方向を前方とし、重力の方向を下方とし、車両の中心に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。
[1.全体構成]
本実施形態に係るトラックのリア構造は、通常のバンボディや両側面が開口するウィングボディや冷凍冷蔵車等の箱型の荷台を搭載したトラックや、箱型の荷台を有するトレーラ等に適用可能であるが、ここでは、ウィングボディ型バンボディのトラックに適用した場合を例示的に説明する。なお、以下の説明では、箱型の荷台である荷箱を総称してバンボディという。
図1に示すように、ウィングボディ型バンボディトラック(以下、単にトラックという)1は、車両本体2の進行方向後方にウィング型のバンボディ3を架装した貨物用車両である。車両本体2は、バンボディ3が運転席を有するキャビン4等とともにシャーシ上に搭載されて構成されている。
バンボディ3は、床面を構成する床部材5と、前方に設けられた前壁6と、後方に設けられ、開口部7を形成する観音開きのリアドア8と、上部から側方にかけて設けられたウィング9と、側方に設けられたアオリ10とを有して構成されている。
ウィング9は、バンボディ3の天井部分の左右方向半分に相当する屋根部材9aと、屋根部材9aからアオリ10までの部分の側壁部材9bとにより略L字状の横断面を有するように構成されており、左右対称に設けられている。ウィング9は、バンボディ3の天井中央に張り渡されたセンターレール15を中心に、上下方向に回動自在に設けられている。また、アオリ10は、床部材5の両側端部に上下方向に回動自在に設けられ、バンボディ3が閉鎖された際にウィング9と連結されることにより、バンボディ3の側壁を形成する。なお、ウィング9及びアオリ10が共に閉鎖された状態において、ウィング9の側壁部材9bの外面とアオリ10の外面とが、バンボディ3の外面を形成する。
リアドア8は、開口部7の車幅方向外側の両部に立設された一対のリアポスト11、11と、開口の上端部に設けられ一対のリアポスト11、11の各上端をつなぐリアアッパ12とからなるフレームに囲まれている。また、各リアポスト11には、リアドア8を回動可能に軸支するヒンジ部13が左右に複数(ここでは、左右に4個ずつ)固設されている。
[2.リアポスト]
図3に示すように、リアポスト11は、車体側方に沿って延在するインナパネル30の後方端近傍が屈曲形成され、これに接続パネル36が結合されて構成されている。また略平坦形状を有するインナパネル30を補強するために、インナパネル30上には鉛直方向に沿って延在するL字断面を有する補強パネル35が固設されている。尚、一対のリアポスト11,11は互いに左右対称の構造になっているため、以下では特段の記載がないかぎりにおいて、左側のリアポストについて説明をする。
インナパネル30は、車体側方に沿って延在する車長方向インナパネル部31と、車長方向インナパネル部31の前端31aから連続して形成された前端インナパネル部32と、車長方向インナパネル部31の後端31bから連続して形成された車幅方向インナパネル部33と、車幅方向インナパネル部33の外側の端部33aから連続して形成された後端インナパネル部34と、から構成されている。前端インナパネル部32と車幅方向インナパネル部33は、いずれも車長方向インナパネル部31からバンボディ3の外向きに屈曲して形成されている。また、後端インナパネル部34は、車幅方向インナパネル部33から前方に向かって屈曲して形成されており、車長方向インナパネル部31と略平行に設けられている。
補強パネル35は、車長方向インナパネル部31の車長方向中間部であって、車長方向インナパネル部31の外側の面(外面)に接続され、車長方向インナパネル部31からバンボディ3の外向きに延設されている。また、接続パネル36は、車長方向インナパネル部31の外面と後端インナパネル部34の端部34aとを接続するように、車幅方向に延設されている。
リアポスト11は閉断面空間38を有することにより、開口部7におけるフレーム強度が確保されている。この閉断面空間38は、車幅方向インナパネル部33、後端インナパネル部34、車長方向インナパネル部31の後方の一部及び接続パネル36によって囲まれることで形成されており、図示しないハーネス等が通されている。
車幅方向インナパネル部33の後面のうち車幅方向内側には、リアドア8が閉鎖された際に、リアドア8との間をシールするシール部材37が設けられている。リアドア8の閉鎖時には、このシール部材37が弾性変形することにより開口部7を確実に閉鎖する。リアドア8の閉鎖時には、リアドア8の前面8aの縁部がシール部材37を介して車幅方向インナパネル部33に圧接するように、インナパネル30に対して配置される。言い換えると、リアドア8の端面は、バンボディ3の内面、すなわち、車長方向インナパネル部31よりも車幅方向外側に位置している。なお、ここでいうシール部材37は、容易に弾性変形できる部材であり、例えば、ゴム等の弾性体が適用可能である。
[3.ヒンジ部]
図4に示すように、ヒンジ部13は、車幅方向インナパネル部33の後面の外側の位置であって、後述する第1整流板20が設けられていない切欠き部21に設けられている。ヒンジ部13は、車幅方向インナパネル部33の後面に締結部材39によって固設される接続部40と、リアドア8の左右両縁部に固設されたリアドア側ヒンジ部材14とボルト44で枢着されることでリアドア8を回動可能に軸支するリアドア8よりも後方に配置される回転軸部41と、接続部40に対して回転軸部41の両端を支持するように連結する連結部42とから構成されている。
接続部40は、車幅方向インナパネル部33の後面に沿って固設されており、接続部40の上下端部は、それぞれ連結部42、42と接続されている。接続部40には、車幅方向インナパネル部33に締結するための締結部材39が挿通される図示しない締結穴が2箇所設けられている。連結部42は、車幅方向インナパネル部33の後方に設けられ、接続部40から後方に向けて突出し、接続部40と略直角になるように設けられている。
連結部42は、外側の端面がバンボディ3の外面に沿うように設けられ、内側の端面がリアドア8の端面よりも外側に設けられている。また、連結部42の後方には、回転軸部41を固定するためのボルト44が挿通される図示しないボルト穴が設けられており、連結部42の後端は円弧状に形成されている。なお、連結部42の後方へ突出する長さは、回転軸部41の軸心位置によって適宜設定される。
回転軸部41は、鉛直方向に延び、接続部40の上下端部に設けられた連結部42の間に介装されている。回転軸部41の軸心位置は、左右方向においては、リアドア8の端面よりも外側に配置され、前後方向においては、リアドア8の後面よりも後方に位置するように配置されている。この軸心位置に伴い、連結部42の突出する長さが設定される。
リアドア側ヒンジ部材14は、リアドア8と一体回転するように形成されており、回転軸部41を内挿する筒状部分14aと、リアドア8の端面に沿って設けられ、筒状部分14aとリアドア8とを接続する回転軸接続部14bとから構成されている。なお、リアドア側ヒンジ部材14は、リアドア8と別体に形成されて固設されていてもよく、リアドア8と同一部材で一体に形成されていてもよい。
ヒンジ部13は、上述のように、接続部40、連結部42及び回転軸部41を備えて構成されており、これらによって囲まれる中空領域48を有している。具体的に説明すると、中空領域48は、接続部40より後方であり、回転軸部41より前方であり、かつ、接続部40の上下端部から鉛直方向に延びる2つの連結部42、42により囲まれる領域として規定されている。このようにヒンジ部13が中空領域48を有することにより、メンテナンス時にヒンジ部13を脱着する際には、当該中空領域48を介して締結部材39に容易にアクセスできるように構成されている。
[4.第1整流板]
図2乃至図4に示すように、リアポスト11のうちヒンジ部13が存在していない領域には、後方に向けて第1整流板20が装着されている。本実施形態では図1に示されるように、リアポスト11にヒンジ部13が等間隔に4箇所設けられているため、第1整流板20は、隣り合うヒンジ部13、13間に3箇所、最上部のヒンジ部13とリアポスト11の上端(すなわち、リアアッパ12との接合部)との間に1箇所、及び、最下部のヒンジ部13とリアポスト11の下端との間に1箇所、それぞれ設けられている。
なお、これは一例であって、例えば、第1整流板20はリアポスト11の上端及び下端まで延設されていなくてもよく、反対に、リアアッパ12まで延設されていてもよく、リアポスト11の下端よりも下方まで延設されていてもよい。また、最上部のヒンジ部13とリアポスト11の上端との間に設けられる第1整流板20と、最下部のヒンジ部13とリアポスト11の下端との間に設けられる第1整流板20とを同じ長さのものにすれば、第1整流板20は2種類用意すればよいため、部品点数が少なくなる。
第1整流板20は、板金を曲げ加工することにより形成されており、車幅方向インナパネル部33の後面に沿って固設される基部20aと、基部20aの外側の端部から連続して屈曲形成されたガイド部20bとから構成されている。基部20aには、車幅方向インナパネル部33に固定するための締結部材39が挿通される図示しないボルト穴が上下方向に沿って複数設けられている。
なお、第1整流板20の上下方向の長さは、リアポスト11に配置される位置によって異なり、ヒンジ部13の配置にもよるが、ここでは、ヒンジ部13間に設けられる第1整流板20の方が、リアポスト11の上下端部に設けられる第1整流板20よりも長く形成されている。また、ここでは、基部20aとガイド部20bとが上下方向において同じ長さで形成されているが、第1整流板20の取り付けに支障がなければ、基部20aの上下方向の長さはガイド部20bよりも短く形成されていてもよい。
ガイド部20bは、その前端(すなわち、基部20aの外側の端部)20cがバンボディ3の外面に沿うように配置されている。すなわち、ガイド部20bの前端20cと、車幅方向インナパネル部33の外側の端部33aとが、車幅方向において同一の平面上に位置している。また、ガイド部20bの後端20dは、リアドア8よりも後方に突出し、ヒンジ部13の連結部42の後端と略同じ位置まで突出して設けられている。
また、ガイド部20bは、前端20cから後方に向けて、後端20dがバンボディ3の外面よりも内側に位置するように、所定の角度だけ内側に傾斜して設けられている。なお、この所定の角度は、バンボディ3の後方開口の縁部(端面)との位置関係で適宜設定される。すなわち、ガイド部20bの後端20dが、バンボディ3の外面よりも内側であって、且つ、リアドア8の端面より外側若しくは略同じ位置に位置するような角度で、前端20cから後端20dに向けて傾斜して配置されている。
一般的にバンボディ3の後方では車両走行時に受ける走行風によって乱流が発生することにより空気抵抗増加が問題となるが、このように第1整流板20を設けることで乱流発生を効果的に低減することができる。その一方、第1整流板20によって空気抵抗の軽減が可能であるものの、第1整流板20はヒンジ部13との構造的な干渉を避けるために切欠き部21を有している。そのため、切欠き部21では第1整流板20による空気抵抗の軽減ができない。特に、切欠き部21にはヒンジ部13が配置されているため、ヒンジ部13が有する中空領域48が外側に露出することにより乱流発生要因になってしまい、空気抵抗の増加を招いてしまうおそれがある。本実施形態では、このような切欠き部21に配置されたヒンジ部13における乱流発生は、以下に説明する第2整流板25を備えることによって抑制可能である。
[5.第2整流板]
図2に示すように、切欠き部21に配置されたヒンジ部13には、外側から中空領域48を覆うように第2整流板25が取り付けられている。第2整流板25は中空領域48の開口形状に対応する形状を有する板状部材からなり、中空領域48の開口を規定する接続部40、連結部42及び回転軸部41の車幅方向外側の端面に沿って取り付けられている。このように第2整流板25が設けられることで、トラック走行中に中空領域48に空気が流れ込むことが防止され、空気抵抗を効果的に低減できる。
第2整流板25は、第1整流板20と同様に板金を曲げ加工することにより形成されており、車長方向前後に沿って延在する延在部25aから構成されている。これにより、延在部25aによって前方から受ける走行風を導き、車両後方に向かってスムーズに逃がすことができる。
また、第2整流板25はヒンジ部13の車幅方向外側と略同一面で形成されている。本実施形態では、車体側面と略平行に延在する延在部25aの前方端部が、車体側面の一部である後端インナパネル部34と略同一面になるように配置されている。これにより、ヒンジ部13が有する中空領域48が外側に露出することにより生じていた乱流を防止し、走行時に前方から車体側面に沿って受ける走行風をヒンジ部13側にスムーズに導くことができるため、より効果的に空気抵抗を軽減できる。
以上説明したように、本実施形態に係るトラックのリア構造は、バンボディ3の後面に車両後方に向かって車両内側に傾斜する第1整流板20が設けられることで、トラック走行中に車体の側面に沿ってトラック後方に流れる空気を整流することができる。また、第1整流板20の切欠き部21にはヒンジ部13が設けられるが、当該ヒンジ部13に形成される中空領域48を覆うように第2整流板25が設けられることで、トラック走行中に中空領域48に空気が流れ込むことが防止される。さらに、第2整流板25はヒンジ部13の車幅方向外側と略同一面で形成されることで、よりスムーズに空気を整流できる。このようなトラックのリア構造は、走行中の空気抵抗を効果的に低減できるとともに、第2整流板25を脱着するだけで、ヒンジ部13周辺に対して容易にアクセスできるため、メンテナンス性にも優れている。
1 トラック
2 車両本体
3 バンボディ
4 キャビン
5 床部材
6 前壁
7 開口部
8 リアドア
8a リアドア8の前面
9 ウィング
9a 屋根部材
9b 側壁部材
10 アオリ
11 リアポスト
12 リアアッパ
13 ヒンジ部
14 リアドア側ヒンジ部材
14a 筒状部分
14b 回転軸接続部
15 センターレール
20 第1整流板
20a 基部
20b ガイド部
20c 前端
20d 後端
21 切欠き部
25 第2整流板
25a 延在部
30 インナパネル
31 車長方向インナパネル部
31a 車長方向インナパネル部の前端
31b 車長方向インナパネル部の後端
32 前端インナパネル部
33 車幅方向インナパネル部
33a 車幅方向インナパネル部33の端部
34 後端インナパネル部
34a 後端インナパネル部34の端部
35 補強パネル
36 接続パネル
37 シール部材
38 閉断面空間
39 締結部材
40 接続部
41 回転軸部
42 連結部
44 ボルト
48 中空領域

Claims (1)

  1. 後方に開口部を有するトラックの荷箱と、
    前記開口部を開閉するリアドアと、
    前記荷箱の後面に設けられ、切欠き部を有し、車両後方に向かって車両内側に傾斜する第1整流板と、
    前記荷箱の前記後面の前記第1整流板が設けられていない前記切欠き部に締結部材によって固設される接続部と、前記開口部を開閉する前記リアドアを回動可能に軸支する回転軸部と、前記接続部と前記回転軸部とを少なくとも2箇所で連結する連結部と、を有するヒンジ部と、
    前記ヒンジ部の車幅方向外側に設けられ、前記ヒンジ部の前記接続部、前記回転軸部、及び前記連結部により形成される中空領域を覆う第2整流板と、
    を備え、
    前記第2整流板は、前記ヒンジ部の車幅方向外側の外縁と略同一面を形成することを特徴とするトラックのリア構造。
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