JP2017119374A - 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置 - Google Patents

露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017119374A
JP2017119374A JP2015256220A JP2015256220A JP2017119374A JP 2017119374 A JP2017119374 A JP 2017119374A JP 2015256220 A JP2015256220 A JP 2015256220A JP 2015256220 A JP2015256220 A JP 2015256220A JP 2017119374 A JP2017119374 A JP 2017119374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
exposure apparatus
light emitting
mounting substrate
lens array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015256220A
Other languages
English (en)
Inventor
友希 猪狩
Yuuki Igari
友希 猪狩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2015256220A priority Critical patent/JP2017119374A/ja
Publication of JP2017119374A publication Critical patent/JP2017119374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】従来の露光装置では、発光素子の改修作業が必要になった場合、発光素子を載置した基板とレンズアレイを保持する筐体を分離する必要があるが、接着剤を切断して基板と筐体を分離する際に基板に接着剤の残渣が付着し、改修後の再組み立て工程を阻害する場合があった。【解決手段】複数の発光素子を配列した実装基板11と、レンズアレイ14と、実装基板11及びレンズアレイ14を保持するホルダ13とを備える露光装置10において、ホルダ13と実装基板11との間にあって、実装基板の端部を部分的に覆うように施されて硬化されたUV硬化体16,17を有し、ホルダ13は、発光素子の配列方向に延在して実装基板11を介して対向する左右の側面部13a,13bを備え、左右の側面部13a,13bに、それぞれUV硬化体16,17を係止する係止部(13e,13g、13f,13h)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子を実装した基板とレンズアレイを備えた露光装置とその製造方法、及びその露光装置を備えた画像処理装置に関する。
従来、この種の露光装置では、発光素子を実装する基板、発光素子からの光を集光するためのレンズアレイ、レンズアレイを保持するための筐体から成り、発光素子を実装した基板とレンズアレイを保持する筐体とを、UV(ultraviolet)硬化型接着剤にて固着する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−94472号公報(第10頁、図3)
しかしながら従来の露光装置では、露光装置の組み立て後に、発光素子の改修作業が必要になった場合、発光素子を載置した基板とレンズアレイを保持する筐体を分離する必要がある。この場合、上記した従来の露光装置においては、基板と筐体とがUV硬化型接着剤によって固着されているため、UV接着剤を切断して基板と筐体を分離する際に基板にUV接着剤の残渣が付着し、改修後の組み立て時に、基板と筐体とを再度固着する際、残渣がこの再組み立て工程を阻害する場合があった。
本発明による露光装置は、
複数の発光素子を配列して実装する基板と、前記発光素子からの光を集光するレンズアレイと、前記基板及び前記レンズアレイを保持する保持部材とを備える露光装置において、
前記保持部材と前記基板との間にあって、前記基板の端部を部分的に覆うように施されて硬化された硬化体を有し、
前記保持部材は、前記配列方向に延在して前記基板を介して対向する一対の側面部を備え、
前記一対の側面部にそれぞれ前記硬化体を係止する係止部を備えたことを特徴とする。
本発明による別の露光装置は、
複数の発光素子を配列して実装する基板と、前記発光素子からの光を集光するレンズアレイと、前記基板及び前記レンズアレイを保持する保持部材とを備える露光装置において、
前記保持部材と前記基板との間にあって、前記基板の端部を部分的に覆うように施された接着剤を有し、
前記保持部材は、前記配列方向に延在して前記基板を介して対向する一対の側面部を備え、
前記一対の側面部にそれぞれ前記接着剤を係止する係止部を備え、
前記基板の、前記接着剤が施される部分にフラックスを塗布したことを特徴とする。
本発明によれば、ホルダと実装基板とを分離する際に、硬化体、或は接着剤の残渣が実装基板にしつこく付着することがないため、改修後の再組立てが円滑に行え、且つ改修品の品位の低下を防止できる。
本発明による実施の形態1の露光装置の要部断面構造を示す断面構造図である。 本発明による実施の形態1の露光装置の側面図である。 レンズアレイを装着したホルダに対し、発光素子アレイを実装した実装基板を最適な位置に取り付ける方法の説明に供する図である。 長手方向(X軸方向)においても、実装基板の移動を規制することによって、ホルダに実装基板を固定するための構成を示す図である。 ホルダに保持されたレンズアレイの発光素子対向面と左右の折り曲げ開口の開口中心間の位置決め距離と、発光素子アレイの入射側焦点距離の関係の説明に供する図である。 実装基板とホルダとを分離して改修する場合の改修手順の説明に供する図である。 実装基板とホルダとを分離して改修する場合の改修手順の説明に供する図である。 本発明による実施の形態2の露光装置に採用される実装基板を、発光素子アレイが実装された表面側からみた平面図である。 本発明による実施の形態3の画像形成装置の要部構成を模式的に示す要部構成図である。 本発明による実施の形態4の画像読取装置の要部外観斜視図である。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の露光装置の要部断面構造を示す断面構造図であり、図2は、露光装置の側面図である。図1の断面構造は、図2におけるA−A断面図に相当する。また、図1に示す露光装置を正面として、露光装置に対する上下左右前後の方向を特定する場合がある。尚、図2には、便宜的理由により後述する右側UV硬化体17は省かれている。
これらの図に示す様に、露光装置10は、発光素子アレイ12、発光素子アレイ12を実装する基板としての実装基板11、発光素子アレイ12から発せられた光を集光するためのレンズアレイ14、実装基板11とレンズアレイ14を保持する保持部材としてのホルダ13、レンズアレイ14とホルダ13間をシーリングするためのシリコン15、実装基板11をホルダ13に固着するため硬化体としてのUV硬化体16,17を備える。
ホルダ13はここでは板金によって形成され、図1に示す様に、互いに対向する左右の側面部13a,13bと、これらの間にあってレンズアレイ14を保持するレンズ保持面13cが断面コ字状に形成され、図2に示すように露光装置10の長手方向(矢印B,C方向)に所定の長さを有している。レンズアレイ14は、直方体状の外形を有して長手方向に延在し、ホルダ13のレンズ保持面13cに形成されたスリット13dに嵌入して、ホルダ13によって固定保持されている。ホルダ13と発光素子アレイ12との間には、シーリング用のシリコン15が施されている。
尚、図1中のX、Y、Zの各軸は、レンズアレイ14が延在する方向で、露光装置10の長手方向にX軸をとり、露光装置10の短手方向で左右の側面部13a,13bが対向して配置される方向にY軸をとり、これら両軸と直交する方向にZ軸をとっている。また、他の図においてX、Y、Zの各軸が示される場合、これらの軸方向は、共通する方向を示すものとする。また、ここではレンズアレイ14の光軸DがZ軸方向となるように配置されている。
ホルダ13の左側面部13a及び右側面部13bには、レンズ保持面13cから所定の距離の対向する位置に、部分的に内側に90度の角度で折り曲げられた左右の突出部としての折り曲げ部13e、13f、及びこの折り曲げ加工によって生じる左右の開口部としての折り曲げ開口13g,13hが形成されている。
この左右一対の折り曲げ部13e,13f及び折り曲げ開口13g,13hは、係止部に相当し、ホルダ13の長手方向(矢印B,C方向)において、少なくとも両端部と中央部の三カ所、或はそれ以上形成され、後述するように実装基板11を保持する。
実装基板11上には、複数の発光素子を配列した発光素子アレイ12が、長手方向(矢印B,C方向)に複数配列されている(図7参照)。これにより、実装基板11上には、複数の発光素子が実装基板11の長手方向(矢印B,C方向)に沿って直線状に配列されている。
この実装基板11は、ホルダ13の内側で、発光素子アレイ12がレンズアレイ14と対向して同方向に延在するように配置され、左折り曲げ部13e及び左折り曲げ開口13gによって移動方向が規制されるように施された左側UV硬化体16、そして右折り曲げ部13f及び右折り曲げ開口13hによって移動方向が規制されるように施された右側UV硬化体17によって、左右の上下面が挟持されるように保持される。
図5は、レンズアレイ14の光軸方向(Z軸方向)における、ホルダ13に保持されたレンズアレイ14の発光素子対向面14aと左右の折り曲げ開口13g,13hの開口中心間の位置決め距離LCと、発光素子アレイ12の入射側焦点距離Lの関係の説明に供する図である。尚、ここでは、発光素子対向面14aと発光素子アレイ12(発光素子の発光面)間の距離を、入射側焦点距離Lに設定している。
同図に示す関係から、
LC=L十TC十TP/2
となる。
但し、
TC :発光素子アレイ12の厚さ(光軸D方向における)
より正確には、実装基板11から発光面までの距離
TP :実装基板11の厚さ(光軸D方向における)
従って、左右の折り曲げ開口13g,13hは、上式で算出した位置決め距離LCの位置にその開口中心が位置するように、且つ光軸D方向の開口幅が(TP+1.0mm)以上となるように形成する。これは、焦点距離Lのバラツキを吸収するため、後述する製造過程での調整を可能とするためである。尚、左右の折り曲げ開口13g,13hの長手方向(矢印B,C方向)の開口幅については、少なくとも3mm以上とする。
次に、露光装置10の作成方法について説明する。
先ず、露光装置10に必要な解像度、露光範囲に従って、発光素子アレイ12を実装基板11上にダイスボンディングし、発光素子アレイ12を駆動させるために、実装基板11に形成された端子と発光素子アレイ12に形成された端子とワイヤで結線する。
一方、ホルダ13には、レンズアレイ14が嵌入してこれを保持するためのスリット13dが設けられており、ホルダ13を例えばプリンタ等に設置した際に、レンズアレイ14によって集光された光が所定の箇所に投影されるよう、専用の治具を用いてホルダ13にレンズアレイ14を固着する。ホルダ13へのレンズアレイ14の固着には、UV硬化型接着剤、エポキシ系接着剤などを用いて仮固定をした後、シリコン15でシーリングし、レンズアレイ14、ホルダ13間の隙間を埋める。
次に、レンズアレイ14を装着したホルダ13に対し、発光素子アレイ12を実装した実装基板11を最適な位置に取り付ける方法について説明する。図3は、この取り付け方法の説明に供する図であり、同図に示す断面は、図1に示すA−A断面図と同位置での断面を示しているものとする。
ここでは、レンズアレイ14の発光素子対向面14aが鉛直上方を向く体勢で、レンズアレイ14を装着したホルダ13を図示しない治具によって保持し、実装基板11の裏面を吸着して保持する吸着装置51によって、実装基板11をホルダ13に対して位置決めする。この吸着装置51は、図示しない位置制御装置によって位置制御され、吸着した実装基板11を水平方向及び上下方向に移動する。
実装基板11をホルダ13に固定する際には、先ず吸着した状態の実装基板11の発光素子アレイ12を発光させ、レンズアレイ14で集光した光の焦点を検出器52によって検出する。従って、焦点が最も合うように実装基板11を上下左右に移動して実装基板11の最適位置を調整し決定する。このときの実装基板11の位置は、厚み方向の中心位置が、左右の折り曲げ開口13g,13hのZ軸方向における開口中心から、レンズアレイ14の焦点距離Lのバラツキを吸収する分だけ上下方向にずれる。
吸着装置51によって実装基板11を最適位置に維持した状態で、左右の折り曲げ開口13g,13hからUV硬化性樹脂を注入し、その近傍の実装基板11の上部、実装基板11と左右の折り曲げ部13e,13fとの隙間、及び左右の折り曲げ開口13g,13hをそれぞれ連続的に埋めるように施し、左右の折り曲げ開口13g,13hから、実装基板11と平行な方向でUV光を照射し、硬化した左右のUV硬化体16,17を形成する。即ち、ここでのUV硬化体16,17は、硬化前には所定の粘性を有し、紫外線を照射されることによって硬化するUV硬化性樹脂を硬化させたものである。
左右の折り曲げ開口13g,13hからのUV照射で、硬化が不十分である場合(硬化性樹脂全域にUV光が到達しない場合)には、実装基板11の裏面側からUV光を照射し、塗布したUV硬化性樹脂を完全に硬化させる。
この時使用するUV硬化性樹脂は、UV硬化後の接着力が、せん断接着強度で0.6MPa以下、より好ましくは0.1MPa以下であるような接着力の弱いものとし、これにより、硬化した後のUV硬化体16,17を実装基板11から剥離した際に、実装基板11に硬化体残渣が発生しないものとする。
ここで、使用するUV硬化体のせん断接着強度を0.6MPa以下としたのは、後述するように、ホルダ13から実装基板11を分離し、実装基板11に付着しているUV硬化体を実装基板から剥離する際に、他にダメージを与えないための数値として、発明者らによる実験によって導き出したものである。
以上のように接着力の弱いUV硬化性樹脂を用いてUV硬化体16,17を形成するため、実装基板11は、UV硬化体16,17の接着力によってホルダ13に固定されるのではなく、接合する左折り曲げ部13e及び嵌入する左折り曲げ開口13gによって移動方向が規制された左側UV硬化体16、且つ接合する右折り曲げ部13f及び嵌入する右折り曲げ開口13hによって移動方向が規制された左側UV硬化体17によって、左右側部が挟持され、上下方向(Z軸方向)移動及び短手方向(Y軸方向)移動が規制された状態となる。
図4は、更に長手方向(X軸方向)においても、実装基板11の移動を規制することによって、ホルダ13に実装基板11を固定するための構成を示す図である。
同図に示す様に、左右一対の折り曲げ部13e,13f及び折り曲げ開口13g,13hは、ホルダ13の長手方向の端部において、実装基板11の端部11aに対応する位置に形成され、ここに形成されたUV硬化体16,17が、それぞれ対向する実装基板11の端部11a及び側部11bを同時に覆うように形成される。これにより、実装基板11がホルダ13の所望位置に固定される。尚、図4では、ホルダ13の長手方向の一端側のみを示すが、図示しない他端側においても同様に形成される。
以上のようにして、実装基板11をUV硬化体16,17によってホルダ13に固定した後は、実装基板11の裏面側から、実装基板11とホルダ13の隙間を埋めるため、図示しないシリコンでシーリングする。
以上のようにして作成した図1に示す露光装置10において、実装基板11とホルダ13とを分離して改修する必要が生じた場合の手順について説明する。図6及び図7は、この時の改修手順の説明に供する図である。
この場合、先ず、実装基板11とホルダ13の隙間を埋めているシリコンを残渣が発生しないように剥がす。その後、図6に示す様に、ホルダ13と実装基板11間のUV硬化体16,17に、カッター、超音波カッター等を用いて切込み61を加え、図7に示す様に、実装基板11の端部にUV硬化体16,17の一部が付着している状態で、実装基板11をホルダ13から分離する。
このため、実装基板11の短手方向の幅は、ホルダ13の同方向の内部幅よりも、この切込み61が形成できる程度に狭く形成される。
分離した実装基板11に付着しているUV硬化体については、実装基板11に搭載している発光素子アレイ12、或は基板パターンにダメージを与えないために0.6MPaの力を、例えば図7に矢印で示す基板内側から基板外側へ向けた力を加えることで剥離し、改修箇所を修正した後、再度組立てを実施する。
尚、本実施の形態では、硬化体としてUV硬化型の硬化性樹脂を用いる例を示したが、これに限定されるものではなく、その他の硬化性樹脂を使用することも可能である。例えば、熱による硬化性樹脂や、硬化性促進剤を与えて硬化する硬化性樹脂など、決められた条件で硬化する硬化性樹脂など、種々の硬化性樹脂が適用可能である。
以上のように本実施の形態の露光装置10によれば、露光装置の改修が必要になった場合、実装基板11とホルダ13を分離した後でも、実装基板11上にUV硬化体の残渣が発生しないため、改修後の再組立てに際して、UV硬化体或は基板界面をカットする必要がなく、その工数を削減することができ、またカット屑の発生を抑えることができ、改修品の品質の低下を防止できる。
尚、接着力の強いUV硬化性樹脂を使用し、その接着力でホルダに実装基板を固定している場合、基板に発生したUV硬化体の残渣を除去するため、UV硬化体或は基板界面をカットする必要があり、そのための工数が必要であった。また、UV硬化体のカット屑、或は基板のカット屑が発生する可能性があり、その屑が発光部上に載って露光装置の光量ダウンなどの不良を発生させるリスクがある。
実施の形態2.
図8は、本発明による実施の形態2の露光装置に採用される実装基板111を、発光素子アレイ12が実装された表面側からみた平面図である。
この実装基板111を採用する露光装置が、図1に示す前記した実施の形態1の露光装置10と主に異なる点は、実装基板111の構成である。従って、本実施の形態の露光装置が前記した実施の形態1の露光装置10と共通する部分には同符号を付して或は図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図8に示すように、本実施の形態の実装基板111では、左右の接着剤としての固着剤116,117が施される領域、即ち実装基板111の表面、裏面、及び側面の該当領域にあらかじめフラックス123,124を塗布し、実装基板111と左固着剤116との間にフラックス123が介在し、実装基板111と右固着剤117との間にフラックス124が介在するようにする。
尚、ここでの固着剤116,117は、UV硬化型接着剤、或はエポキシ系、アクリル系接着剤のいずれかである。UV硬化型接着剤については、UVを照射することで硬化するのであれば、硬化後の接着力の大小は問わない。
また、実装基板111には、実装基板111にフラックス123,124を塗布するに際して、塗布したフラックスが実装基板111の中央部領域まで拡散し、発光素子アレイ12や基板パターン、更にワイヤなどを汚染しないよう、段差としてのフラックス流入防止パターン121,122が形成されている。フラックス流入防止パターン121,122としては、例えば、基板上のレジスト、或はレジストとメッキを除去することで基板上に段差を設けて形成し、フラックス123,124が拡散した場合でも、フラックス流入防止パターン121,122の段差によってこれを堰き止め、フラックス123,124がパターン領域外まで流出するのを防止する。
フラックス流入防止パターン121,122は、フラックス123,124が、発光素子アレイ12が実装されている側へ流出するのを防止できるパターンであればその形状に制限は無いが、少なくとも固着剤116,117が付着する可能性のあるエリア全てにフラックスが塗布可能となる領域に形成する必要があり、ここでのフラックス流入防止パターン121,122は、それぞれ実装基板111の表面、裏面、及び両面をつなぐ側面にわたって連続的に形成されている。
その他の構成、及び製造方法は、前記した実施の形態1で説明した内容と同一である。
以上のよう構成された露光装置において、実装基板111とホルダ13とを分離して改修する必要が生じた場合の手順について説明する。この場合、実装基板111をホルダ13から分離するまでの工程は、前記した実施の形態1で説明した方法と同一なのでここでの説明は省略する。尚、図8は、この時にホルダ13から分離された段階の、実装基板111と実装基板に付着する固着剤116,117を示すものでもある。
ここでは、実装基板111に付着している固着剤116,117が、実装基板111に塗布したフラックス123,124を介して付着しているため、実装基板111上に固着剤の残渣を発生させることなく容易に剥離でき、剥離した実装基板111の改修箇所を修正した後、再度組立てを実施する。
以上のように本実施の形態の露光装置によれば、露光装置の改修が必要になった場合、実装基板111とホルダ13を分離した後でも、実装基板111上に固着剤の残渣が発生しないため、固着剤或は基板界面をカットする必要がなく、その工数を削減することができ、またカット屑の発生を抑えることができ、改修品の品質の低下を防止できる。また固着剤として、硬化後の接着力の大小は問わないUV硬化型接着剤、或はエポキシ系、アクリル系接着剤等を使用できるため、材料の選択肢が増え生産性を向上できる。
実施の形態3.
図9は、本発明による実施の形態3の画像形成装置1300の要部構成を模式的に示す要部構成図である。
同図に示すように、画像形成装置1300内には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の画像を、各々に形成する四つのプロセスユニット1301〜1304が記録媒体1305の搬送経路1320に沿ってその上流側から順に配置されている。これらのプロセスユニット1301〜1304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット1303を例にとり、これらの内部構成を説明する。
プロセスユニット1303には、像担持体として感光体ドラム1303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム1303aの周囲にはその回転方向上流側から順に、感光体ドラム1303aの表面に電気供給して帯電させる帯電装置1303b、帯電された感光体ドラム1303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置1303cが配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム1303aの表面に、所定色(シアン)のトナーを付着させて顕像を発生させる現像装置1303d、及び感光体ドラム1303aの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置1303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源及びギアによって回転させられる。
また、画像形成装置1300は、その下部に、紙等の記録媒体1305を重ねた状態で収納する用紙カセット1306を装着し、その上方には記録媒体1305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ1307を配設している。更に、記録媒体1305の搬送方向における、このホッピングローラ1307の下流側には、ピンチローラ1308,1309と共に記録媒体1305を挟持することによって、記録媒体1305の斜行を修正し、プロセスユニット1301〜1304に搬送するレジストローラ1310,1311を配設している。これ等のホッピングローラ1307及びレジストローラ1310,1311は、図示しない駆動源及びギアによって連動回転する。
プロセスユニット1301〜1304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ1312が配設されている。そして、感光体ドラム1301a〜1304a上のトナーを記録媒体1305に転写させるために、感光体ドラム1301a〜1304aの表面とこれらの各転写ローラ1312の表面との間に所定の電位差が生じるように構成されている。
定着装置1313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体1305上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着させる。また、排出ローラ1314,1315は、定着装置1313から排出された記録媒体1305を、排出部のピンチローラ1316,1317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部1318に搬送する。尚、排出ローラ1314,1315は、図示されない駆動源及びギアによって連動回転する。
尚、ここで使用される露光装置1303cとしては、実施形態1又は実施形態2で説明した露光装置が用いられるが、ここでは、実施の形態1で説明した露光装置10が用いられるものとする。
次に、前記構成の画像形成装置の動作について説明する。
まず、用紙カセット1306に積層状態で収納されている記録媒体1305がホッピングローラ1307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体1305は、レジストローラ1310,1311及びピンチローラ1308,1309に挟持されて、プロセスユニット1301の感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312に搬送される。その後、記録媒体1305は、感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312に挟持され、その記録画面にトナー画像が転写されると同時に感光体ドラム1301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体1305は、順次プロセスユニット1302〜1304を通過し、その通過過程で、各露光装置1301c〜1304cにより形成された静電潜像を、現像装置1301d〜1304dによって現像した各色のトナー像がその記録画面に順次重ねて転写される。その後、定着装置1313によってトナー像が定着された記録媒体1305は、排出ローラ1314,1315及びピンチローラ1316,1317に挟持されて、画像形成装置1300の外部の記録媒体スタッカ部1318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体1305上に形成される。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、前記した実施の形態1で説明した露光装置10を採用するため、露光装置10のメンテナンス等に優れた画像形成装置を提供できる。
実施の形態4.
図10は、本発明による実施の形態4の画像読取装置500の要部外観斜視図であり、以下にその構成について説明する。尚、図10では、内部構成を説明するため、原稿台508の一部を切り欠いて、内部構成を顕にしている。
図10に示す画像読取装置500は、フラットヘッド型のイメージスキャナであり、筐体501、コンタクトイメージセンサーヘッド502、ガイド503、ステッピングモータ504、駆動ベルト505、フレキシブルフラットケーブル506、制御回路507、原稿台508、及び蓋509を備える。
画像読取装置500は、図10に示すように、筐体501と、その上面として配置した原稿台508上に置かれる原稿を原稿台508と挟み込むための蓋509とを備える。筐体501の内部には、一対のガイド503が、互いに平行に配置され、コンタクトイメージセンサーヘッド502を、原稿台508の載置面に沿って副走査方向にスライド可能に保持している。
ここに示すコンタクトイメージセンサーヘッド502は、実施形態1又は実施形態2で説明した露光装置による光源と、光源からの光の受けて読み取り原稿で反射した反射光を受光する受光部とを備えている。
コンタクトイメージセンサーヘッド502を、ガイド503に沿って副走査方向にスライドさせるため、コンタクトイメージセンサーヘッド502は、ステッピングモータ504によって搬送移動される駆動ベルト505に連結されている。そしてコンタクトイメージセンサーヘッド502の制御を行うための制御回路507が、フレキシブルフラットケーブル506を介してコンタクトイメージセンサーヘッド502と電気的に接続されている。
以上の構成において、画像読取装置500は、原稿台508の上面(載置面)に置かれた原稿を、コンタクトイメージセンサーヘッド502を副走査方向に移動しながら、主走査方向に配列された受光素子によって順次読み取る。
以上のように、本実施の形態においては、画像読取装置500が、光源として前記した実施の形態1又は実施の形態2で説明した露光装置を備えたコンタクトイメージセンサーヘッド502を採用するため、コンタクトイメージセンサーヘッド502のメンテナンス等に優れた画像読取装置を提供できる。
また、前記した特許請求の範囲、及び実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、露光装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
上記した実施の形態では、本発明を、カラープリンタとしての画像形成装置やイメージスキャナとしての画像読取装置に採用した例を示したが、本発明はこれ等に限定されるものではなく、複写機、ファクシミリ、MFP等の画像処理装置にも利用可能である。またカラープリンタについて説明したが、モノクロプリンタであってもよい。
10 露光装置、 11 実装基板、 11a 端部、 11b 側部、 12 発光素子アレイ、 13 ホルダ、 13a 左側面部、 13b 右側面部、 13c レンズ保持面、 13d スリット、 13e 左折り曲げ部、 13f 右折り曲げ部、 13g 左折り曲げ開口、 13h 右折り曲げ開口、 14 レンズアレイ、 14a 発光素子対向面、 15 シリコン、 16 UV硬化体、 17 UV硬化体、 51 吸着装置、 52 検出器、 111 実装基板、 116 固着剤、 117 固着剤、 121 フラックス流入防止パターン、 122 フラックス流入防止パターン、 123 フラックス、 124 フラックス、 500 画像読取装置、 501 筐体、 502 コンタクトイメージセンサーヘッド、 503 ガイド、 504 ステッピングモータ、 505 駆動ベルト、 506 フレキシブルフラットケーブル、 507 制御回路、 508 原稿台、 509 蓋、 551 受光素子アレイ、 552 光源、 553 実装基板、 1300 画像形成装置、 1301,1302,1303,1304 プロセスユニット、 1301a〜1304a 感光体ドラム、 1303b 帯電装置、 1303c 露光装置、 1303d 現像装置、 1303e クリーニング装置、 1305 記録媒体、 1306 用紙カセット、 1307 ホッピングローラ、 1308,1309 ピンチローラ、 1310,1311 レジストローラ、 1312 転写ローラ、 1313 定着装置、 1314,1315 排出ローラ、 1316,1317 ピンチローラ、 1318 記録媒体スタッカ部。

Claims (13)

  1. 複数の発光素子を配列して実装する基板と、
    前記発光素子からの光を集光するレンズアレイと、
    前記基板及び前記レンズアレイを保持する保持部材と
    を備える露光装置において、
    前記保持部材と前記基板との間にあって、前記基板の端部を部分的に覆うように施されて硬化された硬化体を有し、
    前記保持部材は、
    前記配列方向に延在して前記基板を介して対向する一対の側面部を備え、
    前記一対の側面部にそれぞれ前記硬化体を係止する係止部を備えた
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 前記硬化体は、硬化後の接着力が、せん断接着強度で0.6MPa以下であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記硬化体は、硬化後の接着力が、せん断接着強度で0.1MPa以下であることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  4. 前記硬化体は、紫外線を照射されることにより硬化する部材からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の露光装置。
  5. 複数の発光素子を配列して実装する基板と、
    前記発光素子からの光を集光するレンズアレイと、
    前記基板及び前記レンズアレイを保持する保持部材と
    を備える露光装置において、
    前記保持部材と前記基板との間にあって、前記基板の端部を部分的に覆うように施された接着剤を有し、
    前記保持部材は、
    前記配列方向に延在して前記基板を介して対向する一対の側面部を備え、
    前記一対の側面部にそれぞれ前記接着剤を係止する係止部を備え、
    前記基板の、前記接着剤が施される部分にフラックスを塗布した
    ことを特徴とする露光装置。
  6. 前記基板の前記フラックスが塗布される領域は、基板上のレジスト又は/及びメッキを削除して他の領域と間に段差が形成されることを特徴とする請求項5記載の露光装置。
  7. 前記一対の側面部において、前記係止部がそれぞれ少なくとも3カ所以上設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の露光装置。
  8. 前記係止部は、前記基板の四隅に対応する位置に形成され、前記硬化体又は前記接着剤が、前記四隅を覆うように施されたことを特徴とする請求項7記載の露光装置。
  9. 前記係止部は、内側に突出する突出部と前記突出部と対をなす開口部とからなることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の露光装置。
  10. 前記保持部材は、金属板を加工して構成され、
    前記側面部の一部を内側に折り曲げることによって、前記突出部と前記開口部を形成することを特徴とする請求項9記載の露光装置。
  11. 前記一対の側面部は、前記レンズアレイの光軸と平行に形成され、前記折り曲げの角度が90度であることを特徴とする請求項10記載の露光装置。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の露光装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1乃至11の何れかに記載の露光装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
JP2015256220A 2015-12-28 2015-12-28 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置 Pending JP2017119374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256220A JP2017119374A (ja) 2015-12-28 2015-12-28 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256220A JP2017119374A (ja) 2015-12-28 2015-12-28 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017119374A true JP2017119374A (ja) 2017-07-06

Family

ID=59271536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015256220A Pending JP2017119374A (ja) 2015-12-28 2015-12-28 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017119374A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202516A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社沖データ 露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110242263A1 (en) * 2010-04-01 2011-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical head and image forming apparatus
JP2012066499A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Oki Data Corp 露光装置、ledヘッド及び画像形成装置
JP2014021432A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Oki Data Corp レンズホルダ、レンズユニット、ledヘッド、露光装置、画像形成装置及び読取装置
JP2015080914A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 富士ゼロックス株式会社 露光装置及び画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110242263A1 (en) * 2010-04-01 2011-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical head and image forming apparatus
JP2012066499A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Oki Data Corp 露光装置、ledヘッド及び画像形成装置
JP2014021432A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Oki Data Corp レンズホルダ、レンズユニット、ledヘッド、露光装置、画像形成装置及び読取装置
JP2015080914A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 富士ゼロックス株式会社 露光装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202516A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社沖データ 露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置
JP7014050B2 (ja) 2018-05-25 2022-02-01 沖電気工業株式会社 露光装置、読取ヘッド、画像形成装置および画像読取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017177664A (ja) 露光ヘッド、露光装置およびその製造方法、受光ヘッド、受光装置およびその製造方法
US8451551B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus provided therewith
US11841632B2 (en) Optical print head, image forming apparatus including the optical print head, and manufacturing method of the optical print head
US7796147B2 (en) Optical scanner and image-forming device having the same
JP2017119374A (ja) 露光装置、画像形成装置、及び画像読取装置
JP2014162202A (ja) 露光装置の製造方法
JP2016192513A (ja) 半導体装置、半導体素子アレイ装置、及び画像形成装置
US20180007225A1 (en) Lens unit, led head, exposure device, and image formation apparatus
US10884256B2 (en) Collimator lens and light source device
JP6950285B2 (ja) 光学装置の製造方法
JP6296902B2 (ja) 半導体装置、半導体装置を用いた画像形成装置及び画像読み取り装置
JP2016186580A (ja) レンズアレイユニット、画像形成装置及びレンズアレイユニットの製造方法
KR20110111229A (ko) 노광 헤드 및 그 제조 방법, 카트리지, 및 화상 형성 장치
JP2010042633A (ja) ラインヘッド、ラインヘッド用レンズアレイおよびその型の製造方法
JP5031512B2 (ja) 保持治具、薄膜形成装置、及び薄膜形成方法
JP2010060970A (ja) ラインヘッド、ラインヘッド用レンズアレイおよびその製造方法
JP7110001B2 (ja) コリメータレンズ、光源装置、光走査装置、及び画像形成装置
JP2014162203A (ja) 露光装置、画像形成装置及び露光装置の製造方法
JP2012008423A (ja) 光走査装置、及び該光走査装置を備えた画像形成装置
JP6699236B2 (ja) 露光装置、画像形成装置及び露光装置の製造方法
JP6798358B2 (ja) 光書き込み装置及び画像形成装置
JP2016102853A (ja) ロッドレンズアレイ、ledプリントヘッド、コンタクトイメージセンサヘッド、画像形成装置、及び画像読取装置
JP2005059300A (ja) 画像形成装置およびプリントヘッド
JP6851739B2 (ja) 光学走査装置及び光学走査装置の製造方法
JP5151064B2 (ja) 光学素子の固定接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190312