JP6851739B2 - 光学走査装置及び光学走査装置の製造方法 - Google Patents

光学走査装置及び光学走査装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光源からの光束を偏向器によって偏向して走査レンズを通して感光体等の被走査体に対して走査する光学走査装置及び光学走査装置の製造方法に関する。
従来から、複数の感光体を一列に並べて高速印刷を可能としたカラー画像形成装置に搭載される光学走査装置として、特許文献1のような構成が知られている。
上記従来例では、複数の感光体と同数の走査光学系が1つのケーシングに内包され、複数のレンズ(特許文献1では第2シリンドリカルレンズ60C、60D)がケーシングの底面から直立したレンズ固定部に接着固定されている。
特開2012−252125号公報
しかしながら、上記従来例では、複数のレンズとケーシングの接着強度が得られにくいという問題があった。
特許文献1のように、光硬化型の接着剤を鉛直に立った壁状の接着面に塗布した場合、塗布してからの時間と共に重力によって接着剤が下に垂れてしまう。そのため、接着剤を硬化させるための硬化光を照射する段階では、大部分の接着剤がレンズとケーシングのレンズ固定部との間ではなく、レンズの下に溜まってしまい、レンズとレンズ固定部との間に充分な接着面積が得られない。
これを防止するためには、ケーシングを90°立てて、レンズ固定部が水平になる姿勢で接着剤の塗布を行えば良い。しかし、複数の感光体に対応する光学走査装置の場合には、特許文献1にもあるように、略左右対称な光学配置をしている。そのため、レンズ固定部が水平になる姿勢で接着作業をしようとした場合、2つのレンズを同時には接着できず、レンズ毎にケーシングの姿勢を変える必要がある。また、接着剤を硬化させるためには、硬化光を十数秒から数十秒間照射する必要があり、複数のレンズを同時に作業ができない場合は、多大な組立工数アップに繋がる。
本発明の目的は、複数の走査レンズを接着固定する際に、接着強度の低下を生じること無く、かつ同時に行うことができ、強固で信頼性の高い光学走査装置を組立工数を増大させることなく実現することである。
上記目的を達成するため、本発明は、光源と、前記光源からのレーザ光束を主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器を挟んで互いに対向する位置に配置され前記偏向器からのレーザ光束が通過する第1及び第2の走査レンズと、前記光源と前記偏向器と前記第1及び第2の走査レンズとを内包するハウジングと、を有する光学走査装置において、前記第1及び第2の走査レンズは、夫々、主走査方向の両端に突出したツバ部を有し、前記ハウジングは前記第1及び第2の走査レンズの前記ツバ部と対向する位置に設けられた第1及び第2の固定部を有し、前記第1及び第2の走査レンズの前記ツバ部が前記第1及び第2の固定部に接着固定されることで前記第1及び第2の走査レンズは前記ハウジングに固定されており、前記第1の走査レンズに対応する前記第1の固定部は、前記第1の走査レンズのレーザ光束入射側に設けられており、前記第2の走査レンズに対応する前記第2の固定部は、前記第2の走査レンズのレーザ光束出射側に設けられており、前記第1の走査レンズの前記ツバ部の前記レーザ光束入射側の面と前記第1の固定部の間に接着剤が塗布されて両者が接着固定されており、前記第2の走査レンズの前記ツバ部の前記レーザ光束出射側の面と前記第2の固定部の間に接着剤が塗布されて両者が接着固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数の走査レンズを接着固定する際に、接着強度の低下を生じること無く、かつ同時に行うことができ、強固で信頼性の高い光学走査装置を組立工数を増大させることなく実現することができる。
実施例1に係る光学走査装置を表す図である。 光学走査装置が搭載される画像形成装置を表す図である。 実施例1に係る光学走査装置のレンズ固定部を表す図である。 実施例1に係る光学走査装置のレンズ接着工程を表す図である。 実施例2に係る光学走査装置を表す図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1を用いて、本発明の実施例1に係る光学走査装置について説明する。図1は本発明の実施例1に係る光学走査装置を表す図である。図1に示すように、光学走査装置200は、光源ユニット(光源)1a,1bと、回転多面鏡(偏向器)2を有している。回転多面鏡2は、スキャナモータ3によって回転され、光源ユニット1a,1bからのレーザ光束La,Lbを主走査方向に偏向する。また光学走査装置200は、回転多面鏡2によって偏向された光源ユニット1aからのレーザ光束Laが通過する第1の走査レンズ4a、及び回転多面鏡2によって偏向された光源ユニット1bからのレーザ光束Lbが通過する第2の走査レンズ4bを有している。さらに光学走査装置200は、第1の走査レンズ4aを通過したレーザ光束Laを反射する折返しミラー5a、及び第2の走査レンズ4bを通過したレーザ光束Lbを反射する折返しミラー5bを有している。第1及び第2の走査レンズ4a,4bは、回転多面鏡2を挟んで互いに対向する位置に配置されている。前記光源ユニット1a,1b、前記回転多面鏡2、前記スキャナモータ3、前記第1及び第2の走査レンズ4a,4b、及び折返しミラー5a,5bは、光学ハウジング6に内包されている。光源ユニット1a,1bはレーザ駆動回路基板7に接続されており、レーザ駆動回路基板7は前記光学ハウジング6の外壁に固定されている。
ここで、第1及び第2の走査レンズ4a,4bは、主走査方向に直交する副走査方向の断面形状が、副走査方向に長い略長方形の形状をしており、その主走査方向の両端に突出した左右のツバ部4cで光軸方向に姿勢を決めるようになっている。そのため、第1及び第2の走査レンズ4a,4bは、それぞれ光学ハウジング6の底面6aから略垂直に突出した第1及び第2のレンズ固定部31a,31bに接着固定されている。この第1及び第2のレンズ固定部31a,31bは、各走査レンズ4a,4bの主走査方向の両端のツバ部4cに対向する位置に1ヶ所ずつ設けられている。第1のレンズ固定部31aは第1の走査レンズ4aの入射側に配置され、第2のレンズ固定部31bは第2の走査レンズ4bの出射側に配置されている。この詳細については後述する。
次に、本光学走査装置の動作について説明する。光源ユニット1a,1bはレーザ駆動回路基板7によって各々独立して制御され、画像信号に基づいて明滅するレーザ光束La,Lbを発する。これらレーザ光束La,Lbは、スキャナモータ3によって回転駆動される回転多面鏡2の作用により主走査方向(紙面に平行な方向)に偏向され、各々が走査レンズ4a、4bに入射する。レーザ光束La,Lbは各走査レンズ4a、4bを通過することによって屈折され、それぞれ折返しミラー5a,5bによって紙面に略垂直な方向に向きを変えられた後、感光体(図2に記載)表面上に走査、結像される。
図2は前記光学走査装置を搭載した画像形成装置を表す模式断面図である。図2を用いて画像形成装置の画像形成プロセスを説明する。図2において、200は前述の光学走査装置を示すが、ここでは光学走査装置200は1台で2色を書き込むことができるものを例示している。従って、フルカラー画像を印刷するための4色に対応するために、1台の画像形成装置に2台の光学走査装置を搭載した構成を例示している。
2つの光学走査装置200は前述したように感光ドラム201Y,201M,201C,201K上にレーザ光を走査、結像する。感光ドラム201Y,201M,201C,201Kは予め帯電器202Y,202M,202C,202Kによって帯電され、レーザ光が照射された部分だけ電荷が抜けることによってその表面に静電潜像が形成される。この静電線像は、現像器203Y,203M,203C,203Kによってトナー像として顕像化される。各感光ドラム201Y,201M,201C,201K上のトナー像は、各感光ドラムと対向して一次転写部を構成する一次転写ローラ204Y,204M,204C,204Kによって中間転写ベルト205上に順次重畳転写(一次転写)される。
一方、給紙カセット206内に置かれた記録紙207は、上記プロセスとタイミングを合わせてピックアップローラ208によって繰り出される。その後、繰り出された記録紙207は、中間転写ベルト205と対向して二次転写部を構成する二次転写ローラ209によって中間転写ベルト205上の4色のトナー像が一括転写(二次転写)される。記録紙207は最後に定着器210を通過することでトナー像を定着され、装置外に排出される。
図3を用いて、本発明の特徴である複数の走査レンズ4a,4bの光学ハウジング6への固定部分について詳述する。図3は実施例1に係る光学走査装置のレンズ固定部を表す要部斜視図である。
図3に示すように、第1及び第2のレンズ固定部31a,31bの各走査レンズ4a,4bに対向する面には、それぞれレンズ突き当て面32a,32bと、レンズ接着面33a,33bが設けられている。レンズ突き当て面32a,32bは、それぞれ走査レンズ4a,4bのツバ部4cを突き当てる部位である。レンズ接着面33a,33bは、突き当て面32a,32bに突き当てられた各走査レンズを接着固定する部位である。
本実施例の特徴は、2つの走査レンズ4a,4bに対応するレンズ接着面33a,33bの全てが同じ方向を向いていることにある。そのため、図3に示すように、第1の走査レンズ4aの出射側が上を向く姿勢になるように光学走査装置全体(光学ハウジング6)を立てて置くことで、レンズ接着面33a,33bを略水平かつ上に向けることができる。この状態であれば2つの走査レンズ4a,4bの接着作業を同時に行うことができる。
図4を用いて、前記光学走査装置200を製造する製造方法について説明する。図4(a)〜図4(c)は複数の走査レンズ4a,4bの接着工程を示した図である。尚、図4では一方の走査レンズ4a側のみを描いているが、他方の走査レンズ4b側も同様である。複数の走査レンズ4a,4bは、以下の4つの工程を経て、光学ハウジング6に接着固定される。
第1の工程は、光学ハウジング6の、第1及び第2の走査レンズ4a,4bのツバ部4cと対向する位置に設けられた第1及び第2のレンズ固定部31a,31bが上を向く姿勢に前記光学ハウジング6を設置する工程である。すなわち、第1の工程は、各走査レンズのツバ部4cと対向するレンズ接着面33a,33bが上を向く姿勢に光学ハウジング6を立てる工程である。これは、不図示の設置台等を用いて行われる。
第2の工程は、前記光学ハウジング6の姿勢における第1及び第2のレンズ固定部31a,31bの上面(レンズ接着面33a,33b)に接着剤を塗布する工程である。すなわち、第2の工程は、レンズ接着面33a,33bに対して接着剤42を塗布する工程である。これは、図4(a)に示すように、ディスペンサー41を用いて予め決められた量をレンズ接着面33a,33bに塗布する。この工程は、複数の走査レンズ4a,4bの各ツバ部と対向する位置に設けられた一対のレンズ接着面33a,33bのすべてである、計4ヶ所に同時に行うことができる。また、接着剤42は、光硬化型の接着剤を用いている。
第3の工程は、第1のレンズ固定部31aの接着剤42を塗布した接着面33aに、第1の走査レンズ4aの入射側のツバ部4cを設置するとともに、第2のレンズ固定部31aの接着剤42を塗布した接着面33bに、第2の走査レンズ4bの出射側のツバ部4cを設置する工程である。すなわち、第3の工程は、接着剤を塗布した各レンズ固定部31a,31bへ各走査レンズ4a,4bを設置する工程である。これは図4(b)に示すように、走査レンズ4a、4bは、ツバ部4cを、各レンズ固定部31a,31bが有する突き当て面(レンズ基準面)32a,32b(図3参照)に付勢しつつ、光学ハウジング6の底面6aから突出したレンズ副走査基準面43に突き当たるように設置される。尚、これは不図示の付勢治具を用いて行うのが良い。突き当て面(レンズ基準面)32a,32bは、レンズ固定部31a,31bの各レンズ接着面33a,33bの脇に設けられており、ツバ部4cのレンズ接着面33a,33bと対向する面の位置を規制する。レンズ副走査基準面43は、光学ハウジング6の底面6aから突出して設けられ、ツバ部4cの底面6aと対向する面の位置を規制する。このツバ部4cの底面6aと対向する面は、ツバ部4cのレンズ接着面33a,33bと対向する面と交差(直交)する面である。
ここで、突き当て面(レンズ基準面)32a,32bにツバ部4cを突き当てた状態でも、ツバ部4cとレンズ接着面33aとの間には若干の隙間が残るようになっており、この隙間に第2の工程で塗布された接着剤42が充填されている。
第4の工程は、接着剤を硬化させる工程である。これは図4(c)に示すように、照射器44から硬化光45を各走査レンズ4a、4b越しに接着剤42に十数秒から数十秒間照射することによってなされる。各走査レンズ4a,4bは硬化光45が透過する透明な材料でできており、各走査レンズ4a,4bを通して接着剤42に硬化光45を照射することができる。更に、この工程も各々一対のレンズ接着面33a,33bのすべてである、計4ヶ所を同時に行うことができる。
その後、前述の付勢治具を解除し、設置台から光学走査装置(光学ハウジング6)を取り出して一連の工程を完了する。
以上説明したように、本実施例を用いれば、光学ハウジング6の底面6aに垂直に設けられた各レンズ固定部に複数の走査レンズ4a,4bを接着固定する場合でも、全ての固定部の接着面を水平にした状態で一度に接着剤の塗布及び硬化光の照射が可能である。そのため、走査レンズ4a,4bと光学ハウジング6との接着固定を接着強度の低下を生じることなく、かつ同時に行うことができ、強固で信頼性の高い光学走査装置を提供することができる。
また本実施例によれば、接着作業中に光学走査装置の姿勢を変える必要がない。すなわち、前記第2の工程から前記第4の工程までを前記第1の工程で設置した光学ハウジング6の姿勢を変える必要がない。そのため、全ての走査レンズを一度(同時)に接着固定することができ、組立工数を大幅に削減することができる。
〔実施例2〕
図5を用いて本発明の実施例2に係る光学走査装置について説明する。図5は本発明の実施例2に係る光学走査装置を表す図である。図5において、51は同期検知センサ、52は同期検知用レンズである。ここで、同期検知センサ51はレーザ駆動回路基板7上に実装された光センサであり、回転多面鏡2に偏向されたレーザ光束を検知する検知手段である。同期検知用レンズ52は、回転多面鏡2に偏向されたレーザ光束を同期検知センサ51に向けて集光するレンズである。
従って、光源ユニット1bからのレーザ光束Lbは、回転多面鏡2で偏向された後、同期検知用レンズ52によって集光され、感光体上を走査するのに先立って同期検知センサ51に入射して同期検知信号を発する。そして、感光体上を走査するレーザ光束La,Lbはこの同期検知信号に同期して明滅し、画像を書き込む。
本実施例では、同期検知センサ51、同期検知用レンズ52が、レンズ固定部が走査レンズの出射側に設けられている第2のレンズ固定部31b側に設けられている。すなわち、同期検知センサ51及び同期検知用レンズ52が、第2のレンズ固定部31bに接着固定されている第2の走査レンズ側に配置されている。さらに詳しくは、同期検知センサ51及び同期検知用レンズ52は、光学ハウジング6の回転多面鏡2と第2の走査レンズ4bが接着固定される第2のレンズ固定部31bとの間のスペースに配置されている。
もし、同期検知センサ51及び同期検知用レンズ52を、反対側であるレンズ固定部が走査レンズの入射側に設けられている第1のレンズ固定部31a側に設ける場合、レンズ固定部31aとレーザ光束や同期検知用レンズ52等との干渉を避けるため、走査レンズ4a,4bを回転多面鏡2から離して配置する必要がある。これは、必然的に折返しミラー51a,51b同士の距離も離すこととなり、光学走査装置の大型化を招く。これは、結果として画像形成装置の感光体201同士の距離も広がり、装置本体の大型化につながってしまう。
しかしながら、本実施例によれば、同期検知センサ51及び同期検知用レンズ52を設置するためにわざわざ画像形成装置本体を大きくする必要が無く、コンパクトな画像形成装置を実現することができる。
なお、本実施例では、同期検知センサ51及び同期検知用レンズ52が、第2のレンズ固定部31bに接着固定されている第2の走査レンズ側に配置されている構成を例示したが、これに限定されるものではない。同期検知用レンズ52をもたず、同期検知センサ51のみを有する場合、同期検知センサ51を、第2のレンズ固定部31bに接着固定されている第2の走査レンズ側に配置すれば良い。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、1つの光学ハウジング内に2色分の光学系を搭載した光学走査装置を例示して説明したが、これに限定されるものではない。例えば1つの光学ハウジング内に4色分の光学系を搭載した光学走査装置に適用しても良い。
また前述した実施例では、多色画像形成モジュールのために単色画像形成モジュールを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。また、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を転写材に一括して転写する画像形成装置を例示したが、これに限定されるものでもない。例えば、転写材担持体を使用し、該転写材担持体に担持された転写材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に搭載される光学走査装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
1a、1b‥‥ 光源ユニット
2‥‥ 回転多面鏡
3‥‥ スキャナモータ
4a、4b‥‥ 走査レンズ
6‥‥ 光学ハウジング
31a、31b‥‥ レンズ固定部
32a、32b‥‥ レンズ付当て面
33a、33b‥‥ レンズ接着面
42‥‥ 接着剤
51‥‥ 同期検知センサ
52‥‥ 同期検知レンズ

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源からのレーザ光束を主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器を挟んで互いに対向する位置に配置され前記偏向器からのレーザ光束が通過する第1及び第2の走査レンズと、前記光源と前記偏向器と前記第1及び第2の走査レンズとを内包するハウジングと、を有する光学走査装置において、
    前記第1及び第2の走査レンズは、夫々、主走査方向の両端に突出したツバ部を有し、前記ハウジングは前記第1及び第2の走査レンズの前記ツバ部と対向する位置に設けられた第1及び第2の固定部を有し、前記第1及び第2の走査レンズの前記ツバ部が前記第1及び第2の固定部に接着固定されることで前記第1及び第2の走査レンズは前記ハウジングに固定されており、
    前記第1の走査レンズに対応する前記第1の固定部は、前記第1の走査レンズのレーザ光束入射側に設けられており、前記第2の走査レンズに対応する前記第2の固定部は、前記第2の走査レンズのレーザ光束出射側に設けられており、
    前記第1の走査レンズの前記ツバ部の前記レーザ光束入射側の面と前記第1の固定部の間に接着剤が塗布されて両者が接着固定されており、前記第2の走査レンズの前記ツバ部の前記レーザ光束出射側の面と前記第2の固定部の間に接着剤が塗布されて両者が接着固定されていることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記光学走査装置は、前記偏向器に偏向されたレーザ光束を検知する検知手段を有し、前記検知手段は前記第2の固定部に接着固定されている前記第2の走査レンズ側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記光学走査装置は、更に前記偏向器に偏向されたレーザ光束を前記検知手段に向けて集光する同期検知用レンズを有し、前記同期検知用レンズは前記第2の固定部に接着固定されている前記第2の走査レンズ側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光学走査装置。
  4. 前記検知手段及び前記同期検知用レンズは、前記ハウジングの前記偏向器と前記第2の走査レンズが接着固定される前記第2の固定部との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光学走査装置。
  5. 前記第1及び第2の固定部の各走査レンズに対向する面には、走査レンズを突き当てる突き当て面と、前記突き当て面に突き当てられた走査レンズを接着固定する接着面が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学走査装置。
  6. 光源と、前記光源からのレーザ光束を主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器を挟んで互いに対向する位置に配置され前記偏向器からのレーザ光束が通過する第1及び第2の走査レンズと、前記光源と前記偏向器と前記第1及び第2の走査レンズとを内包するハウジングと、を有する光学走査装置を製造する製造方法であって、
    前記ハウジングの、前記第1及び第2の走査レンズの主走査方向の両端に突出したツバ部と対向する位置に設けられた第1及び第2の固定部の前記ツバ部と対向する面が上を向く姿勢に前記ハウジングを設置する第1の工程と、
    前記ハウジングの姿勢における前記第1及び第2の固定部の前記ツバ部と対向する面である上面に接着剤を塗布する第2の工程と、
    前記第1の固定部の接着剤を塗布した面に前記第1の走査レンズのレーザ光束入射側の前記ツバ部を設置するとともに、前記第2の固定部の接着剤を塗布した面に前記第2の走査レンズのレーザ光束出射側の前記ツバ部を設置する第3の工程と、
    前記接着剤を硬化させる第4の工程と、を経て、
    前記第1及び第2の走査レンズを前記ハウジングの前記第1及び第2の固定部に接着固定させることを特徴とする光学走査装置の製造方法。
  7. 前記第2の工程から前記第4の工程までを前記第1の工程で設置したハウジングの姿勢を変えることなく、かつ前記第1及び第2の走査レンズを同時に接着固定させることを特徴とする請求項6に記載の光学走査装置の製造方法。
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