JP2014162203A - 露光装置、画像形成装置及び露光装置の製造方法 - Google Patents

露光装置、画像形成装置及び露光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筐体を構成する本体の外側の空間の活用を可能とすることを課題とする。
【解決手段】露光装置200は、発光素子202を有する基板204と、発光素子202からの光を結像させる光学素子216と、互いに対向する壁部222Aが連結壁222Bで連結されてなる本体222と、本体222における壁部222Aの対向面間並びに壁部222A及び連結壁222Bの厚みの範囲内に設けられた樹脂部224とを有し、基板204及び光学素子216が対向するように、基板204が樹脂部224に固定されるとともに光学素子216が固定された筐体220と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、露光装置、画像形成装置及び露光装置の製造方法に関する。
特許文献1には、その図2に示されるように、露光装置15は、複数の発光素子31と、複数の発光素子31が搭載された基板33と、複数の発光素子31から放射された光をそれぞれ結像させる光学系32と、基板33が当接する基板当接面S1を有し、さらに光学系32を支持するレンズホルダ34と、を備えている。
さらに、レンズホルダ34は、金属で形成された母材部34aと、絶縁性を有する樹脂で形成され、基板当接面S1を有する基板当接部34bとが一体に形成され、さらにレンズホルダ34の基板当接部34bは、母材部34aに設けられた孔T1又は切欠きT2に溶融樹脂を流し込むことにより、母材部34aを表裏両側から挟み込むように一体形成された構成が、開示されている。
特開2011−088384号公報
本発明は、筐体を構成する本体の外側の空間の活用を可能とすることを課題とする。
本発明の請求項1に記載の露光装置は、発光素子を有する基板と、前記発光素子からの光を結像させる光学素子と、互いに対向する壁部が連結壁で連結されてなる本体と、該本体における前記壁部の対向面間並びに該壁部及び連結壁の厚みの範囲内に設けられた樹脂部とを有し、前記基板及び光学素子が対向するように、前記基板が前記樹脂部に固定されるとともに前記光学素子が固定された筐体と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の露光装置は、請求項1記載の露光装置において、前記連結壁には、前記光学素子が挿入される開口が形成されており、前記連結壁の開口縁には、前記樹脂部が固定されたことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の露光装置は、請求項2記載の露光装置において、前記開口縁に固定された前記樹脂部により、前記開口の一部が狭く形成されたことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の露光装置は、請求項2又は3記載の露光装置において、さらに、前記樹脂部には、前記基板及び光学素子の対向面間の範囲内に配置される突出部が備えられたことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の画像形成装置は、像保持体と、該像保持体に対向して配置される請求項1乃至4のいずれか1項記載の露光装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項6記載の露光装置の製造方法は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の露光装置の製造方法であって、曲げられた母材を準備した後、該母材の長手方向に長尺状の穴を開けて前記本体を作製する工程と、該工程の後、前記本体と樹脂とを一体成形して前記筐体を作製する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項7記載の露光装置の製造方法は、請求項6記載の露光装置の製造方法において、前記筐体に前記基板を固定する工程と、該工程の後、前記発光素子から光を出射させながら、前記発光素子からの光を結像させる前記光学素子の固定位置を調整し、前記筐体に前記光学素子を固定する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の露光装置によれば、樹脂部が、本体における壁部の対向面間並びに該壁部及び連結壁の厚みの範囲外に設けられる場合に比べて、筐体を構成する本体の外側の空間の活用を可能とする。
本発明の請求項2記載の露光装置によれば、連結壁に光学素子が挿入される開口が形成され、連結壁の開口縁に樹脂部が固定されていない場合に比べて、製造過程で光学素子の損傷が抑制される。
本発明の請求項3記載の露光装置によれば、開口縁に固定された樹脂部により開口の一部が狭く形成されていない場合に比べて、光学素子が開口に挿入された際の傾きが抑制される。
本発明の請求項4記載の露光装置によれば、基板及び光学素子の対向面間の範囲内に配置される突出部が備えられていない場合に比べて、露光装置の製造時間が短縮される。
本発明の請求項5に記載の画像形成装置によれば、本構成を有しない場合に比べて、露光装置の本体の外側の空間を活用できる。
本発明の請求項6記載の露光装置の製造方法によれば、母材の長手方向に長尺状の穴を開けた後、穴の開いた母材に曲げ加工を行う場合に比べて、筐体の加工精度に起因する露光装置の不良品率を低下できる。
本発明の請求項7記載の露光装置の製造方法によれば、筐体に固定された基板上の発光素子からの光を用いて調整しない場合に比べて、露光装置の組立精度が向上される。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成ユニットを構成するトナー画像形成部の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置の構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置の構成する基板を示す図であって、(A)は底面図、及び(B)はこの正面図の破線部分で囲まれた部分の模式的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置の構成する筐体を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は底面図、及び(C)は側面図である。 図5における一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置を構成する筐体の樹脂部を示す図であって、(A)及び(B)は斜視図、(C)は正面図、(D)は側面図、並びに(E)は底面図である。 本発明の実施の形態に係る筐体を構成する本体を示す図であって、(A)は底面図、(B)は側面図、及び(C)は平面図の、全体図及び当該全体図における一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。 (A)、(B)及び(C)は、本発明の実施の形態に係る露光装置の変形例の構成を示す模式的断面図である。 (A)、(B)及び(C)は、本発明の実施の形態に係る露光装置の変形例の構成を示す模式的底面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)及び(E)は、本発明の実施の形態に係る露光装置の変形例の構成を示す模式的底面図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置の本体の製造工程を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る露光装置の製造工程を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づき説明する。まず、画像形成装置の構成及びその作用について説明する。次に、露光装置の構成及び作用について説明する。さらに、露光装置の変形例について説明する。最後に、露光装置の製造方法(製造工程)について説明する。
以下の説明では、図面に矢印Z、−Zで示す方向を装置高さ方向(矢印Z、−Zは、それぞれ装置高さ方向上側、下側という。)、矢印X、−Xで示す方向を装置幅方向(矢印X、−Xは、それぞれ装置幅方向右側、左側という。)とする。さらに、矢印Y、−Yで示す方向を装置奥行き方向(矢印Y、−Yは、それぞれ装置奥行き方向手前側、奥側という。)とする。
装置奥行き方向とは、装置高さ方向及び放置幅方向のそれぞれに対し直交する方向である。図中の「○」の中に「×」が記載された記号は手前から奥へ向かう矢印を、図中の「○」の中に「・」が記載された記号は奥から手前へ向かう矢印を意味する。また、装置高さ方向とは、鉛直方向である。
<第1の実施の形態>
≪画像形成装置の構成≫
〔全体〕
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10を正面側から見た全体の構成を示す概略図である。画像形成装置10は、装置高さ方向下側から上側に、シート部材Pが収容される記録媒体収容部12、シート部材Pに画像形成を行う画像形成部14、原稿(図示省略)を読み取る原稿読取部16の順で配置され構成されている。画像形成部14は、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20を備えている。ここで、シート部材Pは、記録媒体の一例である。以下、これらの各部(記録媒体収容部12、画像形成部14及び原稿読取部16)について、説明する。
〔記録媒体収容部〕
まず、記録媒体収容部12について説明する。
記録媒体収容部12は、サイズの異なるシート部材Pを収容可能な第1収容部22、第2収容部24、第3収容部26及び第4収容部28(以下、各収容部という。)を備えている。また、各収容部は、収容されたシート部材Pを一枚ずつ送り出す送り出しロール32と、送り出されたシート部材Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路30に搬送する搬送ロール34と、を備えている。
〈搬送部〉
次に、記録媒体収容部12及び後述する画像形成部14の一部を構成する搬送部37について説明する。
搬送部37とは、シート部材Pが各収容部に設けられた送り出しロール32から後述する2次転写位置T及び定着装置100内を搬送されて排出される排出部13までの搬送機構をいう。搬送部37を構成する搬送路は、搬送路30、31、33及び35を備えている。
各収容部に設けられた搬送ロール34よりも下流側には、シート部材Pを一枚ずつ搬送する搬送ロール36が搬送路30に沿って3箇所に設けられている。3箇所に設けられた搬送ロール36のうちシート部材Pの搬送方向最下流側にある搬送ロール36は、画像形成部14内に設けられている。さらに、この搬送ロール36よりもシート部材Pの搬送方向下流側には、シート部材Pを一旦停止させるとともに、定められたタイミングで後述する2次転写位置Tへ送り出すことでトナー画像の転写の位置合せを行う位置合せロール38が設けられている。
また、搬送路30における2次転写位置Tの下流側には、シート部材P上に2次転写されたトナー画像をシート部材Pに定着させる定着装置100が設けられている。さらに、定着装置100の下流側には、トナー画像が定着されたシート部材Pが排出される排出部13が設けられている。
なお、2次転写位置Tと定着装置100との間には、トナー画像が2次転写されたシート部材Pを定着装置100へ搬送する補助搬送部96が設けられている。補助搬送部96は、シート部材Pを搬送する搬送ベルト96Aと、搬送ベルト96Aを支持する支持ロール97と、搬送ベルト96Aに駆動手段(図示省略)によりシート部材Pを矢印Aの方向へ搬送するように回転駆動する駆動ロール98と、を備えている。
また、画像形成装置10は、シート部材Pの両面に画像形成を行うことも可能である。具体的に、搬送路30には、シート部材Pが搬送及び反転される両面搬送路31が接続されている。両面搬送路31は、画像形成部14から記録媒体収容部12まで装置高さ方向に沿って直線状に設けられた反転部33と、反転部33に搬送されたシート部材Pが後端から進入するとともに矢印Bの方向にシート部材Pを搬送する搬送部35と、を備えている。
また、搬送部35の下流側端部は、搬送路30における位置合せロール38よりも上流側で案内部材(図示省略)により接続されている。なお、反転部33及び搬送部35には、複数の搬送ロールが定められた間隔で設けられている(図示省略)。また、搬送路30と両面搬送路31との切り替えは、切替部材によって行われるようになっている(図示省略)。
〔画像形成部〕
次に、画像形成部14について説明する。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を形成するトナー画像形成部64Y、64M、64C、64Kを備えている。さらに、画像形成部14は、トナー画像形成部64Y、64M、64C、64Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト82に1次転写させた後、中間転写ベルト82からシート部材Pに2次転写させる転写装置68を備えている。さらに、画像形成部14は、シート部材Pに2次転写されたトナー画像をシート部材Pに定着させる定着装置100を備えている。ここで、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーは、現像剤の一例である。また、中間転写ベルト82は、中間転写媒体の一例である。
なお、符号におけるY、M、C及びKは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)を意味する。以下において、特にY、M、C及びKについて区別する必要がない場合は、省略して説明する。
〈トナー画像形成部〉
トナー画像形成部64について、該トナー画像形成部64を正面側から見た概略図である図2を参照しつつ説明する。図2には、トナー画像形成部64を構成しない転写装置68の一部(中間転写ベルト82、1次転写ロール84)も記載されている。なお、各トナー画像形成部64は、基本的に同じ構成になっている。
トナー画像形成部64は、駆動手段(図示省略)によって矢印+R方向に回転する感光体ドラム62と、帯電装置72と、露光装置200と、現像装置74と、除去装置74と、を備えている。以下、トナー画像形成部64を構成する要素について説明する。ここで、感光体ドラム62は、像保持体の一例である。
(感光体ドラム)
感光体ドラム62は、円筒状に形成され、駆動手段(図示省略)によって自軸周りに(矢印+R方向に)回転駆動されるようになっている。感光体ドラム62は、アルミ製の円筒と、この円筒上に、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層の順で形成された感光層と、を備えている。
感光体ドラム62は、光が当たらない環境内(画像形成装置10内)においては絶縁体としての性質を示すが、後述する露光装置200により光が照射された部位は半導体としての性質を示すようになっている。感光体ドラム62は、その外周面が後述する帯電装置72によって帯電され、更に露光装置200により光が照射されると、その外周面に静電潜像が形成されるようになっている。なお、前述した電荷輸送層の外周面に、更にオーバコート層を形成して、このオーバーコート層の外周面に静電潜像が形成される構成としてもよい。図1に示すとおり、各色のトナー画像に対応する感光体ドラム62は、装置幅方向に沿って直線状に並べて配置されている。
(帯電装置)
帯電装置72は、感光体ドラム62の外周面を負極性に帯電させるようになっている。この実施の形態では、帯電装置72は、コロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電装置(図2参照)されている。
(露光装置)
露光装置200は、帯電装置72により帯電された感光体ドラム62の外周面に、静電潜像を形成するようになっている。具体的には、制御部20を構成する画像信号処理部(図示省略)から受け取った画像データに応じて、発光ダイオードアレイ202(LEDアレイ)から出射される露光光Lが、帯電装置72により帯電された感光体ドラム62の外周面を照射し、当該外周面に静電潜像が形成されるようになっている(図3参照)。また、この実施の形態では、露光装置200は、各色のトナー画像(各感光体ドラム62)に対応して設けられている(図2参照)。ここで、発光ダイオードアレイ202は、発光素子の一例である。なお、露光装置200は本発明の要部であるため、詳細は後述する。
(現像装置及びトナーカートリッジ)
現像装置74(図2参照)は、各色のトナーで感光体ドラム62の外周面に形成された静電潜像を現像することで、該感光体ドラム62の外周面にトナー画像を形成するようになっている。詳細は省略するが、現像装置74は、トナーを収容する容器74Aと、この容器74Aに収容されたトナーを回転しながら感光体ドラム62に供給する現像ロール75とを備えている(図2参照)。各トナーを収容する容器74Aには、トナーを補給するための各トナーカートリッジ79(図1参照)が補給路(図示省略)を介して繋がっている。各トナーカートリッジ79は、各感光体ドラム62及び各露光装置200に対して鉛直方向上側であって、装置幅方向に直線状に並べて配置されている(図1参照)。また、各トナーカートリッジ79は、個別に交換可能とされている。
(除去装置)
除去装置76(図2参照)は、転写装置68へのトナー画像の転写後に感光体ドラム62の外周面に残留したトナーを該感光体ドラム62の外周面から掻き取るブレード77を備えている。さらに、除去装置76は、ブレード77が掻き取ったトナーを回収する容器76A、及びこの容器76A内のトナーを排トナーボックス(図示省略)に搬送する搬送装置(図示省略)を、を備えている。
〈転写装置〉
転写装置68について、図1を参照しつつ説明する。転写装置68は、各色の感光体ドラム62のトナー画像を中間転写ベルト82に重畳して1次転写させ、2次転写位置Tで重畳されたトナー画像をシート部材Pに2次転写するようになっている。
具体的には、中間転写ベルト82は、無端状をなすとともに、複数のロール88、92、94、94Aに巻き掛けられて、構成されている。この実施の形態では、中間転写ベルト82は、正面側から見て装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。
ロール92は、モータ(図示省略)の動力により中間転写ベルト82を矢印C方向に周回させる駆動ロールとして機能するようになっている。また、ロール94Aは、中間転写ベルト82に張力を付与する張力付与ロールとして機能するようになっている。さらに、ロール88は、2次転写ロール86の対向ロールとして機能するようになっている。
中間転写ベルト82は、前述した姿勢で装置幅方向に形成される上辺部において、各色のトナー画像に対応する感光体ドラム62に鉛直方向下側から接触している。そして、各感光体ドラム62の各トナー画像は、1次転写ロール84からの1次転写電圧の印加を受けて、中間転写ベルト82に転写されるようになっている。
また、中間転写ベルト82は、鈍角をなす鉛直方向下側の頂部において、2次転写ロール86が接触されて転写ニップを形成している。2次転写ロール86は、電源(図示省略)からの2次転写電圧の印加を受けて該転写ニップを通過するシート部材Pに、各トナー画像が重畳されたトナー画像を転写させるようになっている。ここで、2次転写位置Tとは、該転写ニップが形成された位置をいう。
また、2次転写ロール86を0(V)に接地して、ロール88が電源(図示省略)からの2次転写電圧の印加を受けることで、該転写ニップを通過するシート部材Pに、各トナー画像が重畳されたトナー画像を転写するようにしてもよい。
また、特定色のトナーのみのトナー画像をシート部材Pに転写する場合(例えば、ブラック(K)のみ)、トナー画像形成部64Kでブラック(K)のみのトナー画像が形成され、中間転写ベルト82にはブラック(K)のみのトナー画像が1次転写され、更に、シート部材Pには、ブラック(K)のみのトナー画像が2次転写されるようになっている。
〈定着装置〉
定着装置100(図1参照)は、転写装置68により各トナー画像が重畳された(多色の)トナー画像が2次転写されたシート部材Pに、該トナー画像を定着させるようになっている。この実施の形態では、定着装置100は、定着ニップにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、該トナー画像をシート部材Pに定着する構成とされている。ここで、定着ニップとは、加熱ロール100Aと加圧ロール100Bとにより形成されるニップ部分をいう。
〔原稿読取部〕
次に、原稿読取部16について説明する。
原稿読取部16は、原稿(図示省略)を置くことが可能な原稿置台41と、一枚の原稿が載せられるプラテンガラス42と、プラテンガラス42に載せられた原稿を読み取る原稿読取装置44と、読み取られた原稿が排出される原稿排出部43と、を備えている。
さらに、原稿読取装置44は、プラテンガラス42に載せられた原稿に光を照射する光照射部46を備えている。さらに、原稿読取装置44は、光照射部46によって照射され原稿から反射された反射光をプラテンガラス42に沿った方向に反射させて折り返す1つのフルレートミラー48及び2つのハーフレートミラー52と、フルレートミラー48及び2つのハーフレートミラー52によって折り返された反射光が入射する結像レンズアレイアレイ54と、を備えている。さらに、原稿読取装置44は、結像レンズアレイ54によって結像された反射光を電気信号に変換する光電変換素子56を備えている。
また、1つのフルレートミラー48は、プラテンガラス42に沿ってフルレートで移動し、ハーフレートミラー52は、プラテンガラス42に沿ってハーフレートで移動するようになっている。
なお、光電変換素子56によって変換された電気信号は、制御部20を構成する画像信号処理部(図示省略)で画像処理され、前述した露光装置200で画像データとして用いられるようになっている。
≪画像形成装置の作用≫
次に、画像形成装置10によるシート部材Pへの画像形成動作について説明する。
画像形成指令を受けた制御部20(図1参照)は、トナー画像形成部64、転写装置68、定着装置100を作動させる。これにより、感光体ドラム62及び現像ロール75が回転され、中間転写ベルト82が周回される。また、定着装置100に備えられた加熱ロール100A及び加圧ロール100Bが回転される。さらに、これらの動作に同期して、制御部20は、搬送ロール36、位置合せロール38、補助搬送部96等を作動させる。
これにより、各色の感光体ドラム62は、回転されながら各帯電装置72によって帯電される。また、制御部20は、制御部20に備えられた画像信号処理部で画像処理が施された画像データを、各露光装置200に送る。各露光装置200は、画像データに応じて各露光光Lを出射して、帯電した各感光体ドラム62の外周面に潜像を形成する。各感光体ドラム62に形成された静電潜像は、各現像装置74から供給される各色のトナーによって現像される。これにより、各色の感光体ドラム62には、各色のトナー画像が形成される。
各色の感光体ドラム62に形成された各色のトナー画像は、各色の1次転写ロール84を通じた1次転写電圧の印加によって、周回する転写ベルト82に順次転写される。これにより、中間転写ベルト82には、4色分のトナー画像が重畳されたトナー画像が形成される。この重畳されたトナー画像は、中間転写ベルト82の周回によって2次転写位置Tに搬送される。2次転写位置Tには、位置合せロール38によって、重畳されたトナー画像の搬送にタイミングを合わせてシート部材Pが供給される。2次転写ロール86に2次転写電圧が印加されることで、中間転写ベルト82から重畳されたトナー画像が、2次転写位置Tでシート部材Pに転写される。
重畳されたトナー画像が転写されたシート部材Pは、補助搬送部96の周回する搬送ベルト96Aによって、転写装置68の2次転写位置Tから定着装置100の定着ニップに向けて搬送される。定着装置100は、前述した定着ニップを通過するシート部材Pに熱及び加圧力(定着エネルギ)を付与する。これにより、シート部材Pに転写されたトナー画像が該シート部材Pに定着される。
定着装置100から排出されたシート部材Pは、搬送路30に沿って、装置外の排出部13に向けて搬送され、シート部材Pへの画像形成動作が終了する。
≪要部の構成≫
〔全体〕
次に、本発明の要部である露光装置200について、図3乃至図8を参照しつつ説明する。図3には、装置奥行き方向手前側から見た露光装置200が模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、露光装置200は、発光ダイオードアレイ202を有する基板204と、レンズアレイ216と、基板204を固定する筐体220と、を含んで構成されている。ここで、レンズアレイ216は、光学素子の一例である。
また、露光装置200は、その長手方向(装置奥行き方向)が感光体ドラム62の回転軸(感光体ドラム62の自軸)に沿うように、感光体ドラム62の外周面に対向して配置されている。以降において、図面を用いて説明する場合、露光装置200及びこれを構成する部品(例えば、基板204、筐体220等)を説明するための方向は、露光装置として画像形成装置10に備えられた場合の方向として行う。
〔基板〕
図4(A)には基板の底面図が、図4(B)には図4(A)の一点鎖線で囲まれた部分の模式的な斜視図が、示されている。基板204は、基材205と、その長手方向(装置奥行き方向)の表面側(装置高さ方向下側)に千鳥状に配置された複数の発光ダイオードアレイ202と、を備えている。さらに、基板204は、複数の発光ダイオードアレイ202を駆動させる複数のドライバIC(図示省略)を備えている。
基板204に備えられた複数のドライバICのうちの1個は、それぞれ対応する複数の発光ダイオードアレイ202のうちの数個に、接続されている。具体的には、基材205の表面側には、配線212と、配線212の一端に形成されたパット210と、が形成されており、このパット210と発光ダイオードアレイ202中の複数の発光ダイオードのうちの1つの発光ダイオードの入力端子206とは、金属製のボンディングワイヤ208によって接続されている。図4(B)では、発光ダイオードアレイ202に対し1つの入力端子206しか図示されていないが、実際は、発光ダイオードの数に相当する入力端子206(これに付随する配線212、パッド210及びボンディングワイヤ208)が形成されている。
各ドライバICは、前述した画像信号処理部(図示省略)から受け取った画像データに応じて、対応する数個の発光ダイオードアレイ202中の複数の発光ダイオードのうち発光させる発光ダイオードを駆動させる信号を出力するようになっている。各ドライバICから出力される信号が入力された発光ダイオードは、感光体ドラム62の外周面に向けて光を照射するようになっている(図3参照)。また、基板204は、後述する筐体220に固定されている。
なお、複数の発光ダイオードアレイ202は、長手方向(装置奥行き方向)に沿って直線状に配置されるようにしてもよい。
〔レンズアレイ〕
次に、レンズアレイ216について、図3を参照しつつ説明する。この実施の形態では、レンズアレイ216は、複数のロッドレンズの集合体であるセルフォックレンズアレイ(登録商標)とされている。図3に示すように、レンズアレイ216は、発光ダイオードアレイ202と感光体ドラム62との間に配置されている。レンズアレイ216により曲げられた露光光Lは、レンズアレイ216から出射され、感光体ドラム62の外周面で結像するようになっている。
レンズアレイ216は、基板204と同様、後述する筐体220に固定されている。また、レンズアレイ216は、装置高さ方向から見ると、装置奥行き方向に長い長尺状の形状となっており、全体としては直方体状となっている。また、レンズアレイ216の短手方向は、装置幅方向に沿うようになっている(図3参照)。
〔筐体〕
次に、筐体220について、図3、図5、図6、図7及び図8を参照しつつ説明する。図3、図5及び図6に示すように、筐体220は、本体222と、樹脂部224と、を備えている。そして、筐体220には、基板204及びレンズアレイ216を、定められた精度で固定する機能が要求される。
まず、本体222について、図3及び図8を参照しつつ説明する。図3に示すように、本体222には、装置幅方向において、互いに対向する壁部222Aが形成されている。また、本体222において互いに対向するように形成された壁部222Aは、装置高さ方向下側において、連結壁222Bによって連結されている。
図8は、本体222を示す図である。具体的には、図8(A)、図8(B)及び図8(C)は、それぞれ本体222の底面図、側面図及び平面図を示す。また、各図面には、一点鎖線で囲まれた部分の拡大図が示されている。
図8(A)及び(C)に示すように、本体222の連結壁222Bには、装置奥行き方向に沿って、長尺状の開口222Cが形成されている。また、本体222における壁部222Aと連結壁222Bとの角部には、複数の穴部(角部穴)222Gが、開口222Cを挟んで装置幅方向に対して左右対称となるように、形成されている。さらに、複数の角部穴222Gは、装置奥行き方向に沿って、定められた間隔で、配置されている。なお、本体222における壁部222Aと連結壁222Bとの角部は、装置奥行き方向から見て、R形状となっている(図3参照)。
また、図3に示すように、本体222の各壁部222Aには、複数の穴部(側面穴)222Fが、装置幅方向に対して左右対称となるように、形成されている。さらに、図8(B)に示すように、複数の側面穴222Fは、装置幅方向から見て、各角部穴222Gを通る鉛直線に対し、左右対称に1つずつ対になって、配置されている。
以下の説明では、壁部222Aの対向面間の空間を囲む面を内側の面と、この内側の面の裏側の面を外側の面とする。
次に、樹脂部224について、図3、図5、図6及び図7を参照しつつ、説明する。図7は、この実施の形態の樹脂部224であって、(A)及び(B)は斜視図、(C)は正面図、(D)は側面図、並びに(E)は底面図を示す。
筐体200は、前述した本体222と、本体222に固定される複数の樹脂部224とにより構成されている。具体的には、複数の樹脂部224は、装置幅方向に開口222Cを挟んで左右対称に形成される一対の樹脂部224の組み合わせを基本としつつ、この一対の樹脂部224の組み合わせは、装置奥行き方向に沿って、定められた間隔で複数配置されている(図5参照)。以下、1つの樹脂部224について、その構成を詳しく説明する。以下、1つの樹脂部224を説明するに際し、図3の右側(図7(A)の左側)の樹脂部224について説明する。
図7(D)及び(E)に示すように、樹脂部224は、装置幅方向から見て、装置奥行き方向に長く、更に装置奥行き方向の中心に対し左右対称の形状となっている。
図7(A)に示す樹脂部224は、図6に示す筐体220から本体222を除いた場合の斜視図を示す。図3、図7(A)及び図7(C)に示すように、樹脂部224は、樹脂部本体223と、この樹脂部本体223から突出した樹脂部突出部224A、224B、224C、224Dと、から構成されている。
さらに、樹脂部本体223は、樹脂部本体壁部223Aと、樹脂部本体連結壁部223Bと、樹脂部本体延設部223Cと、から構成されている(特に、図3、図7(A)及び図7(C)参照)。
図3に示すように、樹脂部本体連結壁部223Bは、装置奥行き方向から見て、本体222の連結壁222Bの内側の面に接触して板状に形成されている。また、樹脂部本体連結壁部223Bの装置幅方向左側における端部のうち、装置幅方向から見た両端部は、装置奥行き方向から見て、本体222の連結壁222Bに形成された開口222C内に張り出している(図3及び図7(E)参照)。
次に、樹脂部本体壁部223Aについて、説明する。図7(A)及び図7(D)に示すように、樹脂部本体壁部223Aは、装置幅方向から見て、樹脂部本体連結部223Bの両端側から装置高さ方向上側に延びるように板状に形成されている。また、図3に示すように、樹脂部本体壁部223Aは、装置奥行き方向から見て、その板面が本体222の壁部222Aの内側の面に接触するように形成されている。さらに、樹脂部本体壁部223Aは、樹脂部本体連結壁部223Bと、樹脂部本体連結壁部223Bの右側端部で連結している。
また、樹脂部本体壁部223Aにおける、装置高さ方向上側には、基板204を接触させて固定させるための基板固定面224Eが、形成されている(図3、図7(A)及び図7(C)参照)。
次に、樹脂部本体延設部223Cについて、説明する。図3、図7(A)及び図7(C)に示すように、樹脂部本体延設部223Cは、装置幅方向から見て、樹脂部本体連結壁部223Bの両端側から装置高さ方向上側に延びるように板状に形成されている。また、図3に示すように、樹脂部本体延設部223Cは、装置奥行き方向から見て、樹脂部本体連結壁部223Bと、樹脂部本体連結壁部223Bの左側端部で連結されている。
また、樹脂部本体延設部223Cは、装置高さ方向において、その装置高さ方向上側の端部の位置が、樹脂部本体壁部223Aの高さよりも低くなっている(図3参照)。
なお、樹脂部本体延設部223Cは、樹脂部本体壁部223Aと離間しており、装置幅方向に対して対向するようになっている(図3及び図7(C)参照)。
次に、樹脂部突出部224Aについて、説明する。図3、図7(A)及び図7(C)に示すように、樹脂部突出部224Aは、樹脂部本体連結壁部223Bの開口222Cに張り出した部分から、装置高さ方向下側に向けて延びるように樹脂部本体延設部223Cよりも薄い板状に形成されている。また、樹脂部突出部224Aは、本体222における連結壁222Bに形成された開口222Cの開口縁222Dに接触して形成されている(図3及び図6参照)。また、樹脂部突出部224Aにおける装置高さ方向下側の一端の面は、連結壁222Bの外側の面とともに平面を形成している。
樹脂部突出部224Aにおける、開口222Cの開口縁222Dに接触する側の面と異なる側の面は、樹脂部本体連結壁部224Bの一端側の面及び樹脂部本体延設部224Cにおける樹脂部本体壁部223Aと反対側の面とともに、平面を形成している(図3、図7(A)及び図7(B)参照)。
次に、樹脂部突出部224Bについて、説明する。図3及び図7に示すように、樹脂部突出部224Bは、樹脂部本体壁部223Aにおける、本体222の壁部222Aの内側の面と接する側に、円柱状で突出して形成されている。樹脂部突出部224Bは、本体222の壁部222Aに形成された側面穴222Fを塞いで、本体222の外側の面とともに平面を形成している(図3及び図6参照)。
次に、樹脂部突出部224Cについて、説明する。図3及び図7に示すように、樹脂部突出部224Cは、樹脂部本体延設部223Cにおける装置高さ方向上側の端部から、装置幅方向左側、すなわち、樹脂部本体壁部223Aとは反対側、に向けて延びるように板状に形成されている。
次に、樹脂部突出部224Dについて、説明する。図7に示すように、樹脂部突出部224Dは、装置幅方向から見て、樹脂部224の中央に形成されている。また、樹脂部突出部224Dは、本体222に形成された複数の角部穴222Gのうちの1つを塞ぐように形成されている。そして、樹脂部突出部224Dの角部穴222Gからの露出面は、壁部222Aと連結壁222Bとの角部のR形状に沿っている(図3及び図6参照)。
次に、一対の樹脂部224に注目して、説明する。図3に示すように、対向する樹脂部突出部224C同士の間隔W3は、レンズアレイ216の短手方向の幅W1よりも狭くなっている(図3参照)。また、対向する樹脂部突出部224A同士の間隔W2は、レンズアレイ216の短手方向の幅W1よりも広くなっている(図3参照)。
このことは、図3に示すように、樹脂部224は、基板204及びレンズアレイ216の対向面間の範囲内に配置される樹脂部突出部224Cを備えていることを意味する。また、図3に示すとおり、装置奥行き方向から見て、樹脂部突出部224Cは、発光ダイオードアレイ202から出射した光の光経路に対して重ならないようになっている。
前述のとおり、樹脂部突出部224A、224B及び224Dは、それぞれの厚みが連結壁222B、壁部222A及び本体222の角部の厚みと同等になっている。これは、樹脂部224を構成する樹脂部突出部224A、224B及び224Dが、壁部222A及び連結壁222Bの厚みの範囲内に設けられていることを意味する(図3、図5及び図6参照)。なお、側面穴222B、角部穴222G及び開口縁222Dに設けられた樹脂部224の厚みは、連結壁222B、壁部222A及び本体の角部の厚み以下でもよい(図示省略)。
以上、露光装置200を構成する、基板204、レンズアレイ216及び筐体220について個別に説明してきたが、以下、これらの関係についてより詳細に説明する。
前述のとおり、筐体220の基板固定面224Eには、基板204が固定されている。さらに、レンズアレイ216は、対向する樹脂部本体連結壁部223B及び樹脂部本体延設部223Cの間に、レンズアレイ216の一部が挿入された状態で固定されている。また、レンズアレイ216は、本体222及び樹脂部224に対して接着されて固定されている。なお、レンズアレイ216は、本体222及び樹脂部224に対してではなく、樹脂部224又は本体222に対して接着されて固定されていてもよい。
≪露光装置の製造方法≫
次に、第1の実施の形態に係る露光装置200の製造方法(製造工程)及び作用について、説明する。
〔本体の製造方法〕
まず、板金2224から本体222への製造方法(製造工程)について、図12を参照しながら、説明する。ここで、板金2224とは、母材の一例である。
板金2224に対し、プレス加工により複数の穴部が作製される(図12(A))。この複数の穴部とは、側面穴222F及び角部穴222Gである。また、この工程では、板金2224において、プレス加工の可動型が当たる側の面が、前述した外側の面側となる。なお、予め複数の穴部が備えられた板金2224を準備して、次の工程から製造を行ってもよい。
次に、複数の穴部が形成された板金2224に対し、曲げ加工が行われる(図12(B))。この工程では、角部穴222Gに相当する穴部同士を結ぶ装置奥行き方向の2本の直線に沿って、2カ所の曲げ加工が施される。そうすると、板金2224には、対向する一対の壁部222Aと、この一対の壁部222Aを連結する連結壁222Bと、が形成される。
次に、図12(D)に示すように、曲げ加工が施された板金2224に対し、2つの壁部222Aの対向面間に、固定型2224Cが配置される。そして、装置高さ方向下側から、可動型2224Dによるプレス加工が行われ、長尺状の開口222Cが作製される(図12(C)参照)。この工程により、前述した本体222が完成する。
最後に、本体222が射出成形機の所定の箇所に設置され、角部穴222Gから樹脂が注入されて、本体222と樹脂部224とが一体成形(インサート成形)され、筐体220が完成される(図5参照)。
なお、側面穴222F及び長尺状の開口222Cは、レーザー加工等の加工により製造してもよい。
〔露光装置の組立方法〕
次に、上記の工程で作製された筐体220、基板204及びレンズアレイ216を用いた露光装置200の組立方法(組立工程)について、図13を参照しながら、説明する。
まず、図13(A)に示すように、レンズアレイ216が、筐体220に設けられた開口222Cよりも装置高さ方向上側に挿入されると、レンズアレイ216は、筐体220の対向する樹脂部突出部224Cに載せられる。これは、前述の説明のとおり、対向する樹脂部突出部224C同士の離間距離W3が、レンズアレイ216の幅W1よりも狭いために可能となっている(図3参照)。
次に、対向する樹脂部突出部224Cに載せられたレンズアレイ216は、筐体220に対し、定められた位置関係となるように位置が調整される。この場合、レンズアレイ216は、筐体220に対して接触しない状態、いわゆる空中位置決めによって、位置が調整される。なお、この組立工程は、筐体220に設けられた連結壁222Bが鉛直方向上側になるようにして行われる。
次に、図13(B)に示すように、筐体220に対して位置が調整されたレンズアレイ216は、筐体220に対して接着されて固定される。具体的には、紫外線硬化型接着剤230が、筐体200とレンズアレイ216とを跨るように、定められた複数の箇所に塗布され、更に紫外線が照射されて固定される(図3及び図13(B)参照)。なお、紫外線硬化型接着剤230は、本体222及び樹脂部224、樹脂部224又は本体222のいずれかに塗布される。
次に、図13(C)に示すように、レンズアレイ216が固定された筐体220に対し、基板204が接触されて、固定される。前述のとおり、基板204は、筐体220の樹脂部224に形成された基板固定面224Eに接触した状態で固定される。具体的には、基板204は、筐体220の開口222Cが設けられた側とは反対側(装置高さ方向上側)から、その表面側がレンズアレイ216に対向するように、筐体220の壁部222Aの対向面間に挿入される。そして、基板204の装置幅方向両端の表面の一部が、基板固定面224Eに接触される。
次に、基板204と基板固定面224Eとが接触した状態で、基板204と樹脂部224とを跨るように、定められた複数の箇所に紫外線硬化型接着剤230が塗布され、更に紫外線が照射されて、基板204が筐体220に固定される。以上の工程を経て、筐体220には、レンズアレイ216及び基板204が、固定される(図13(C)参照)。
次に、基板204及び筐体220の周縁部全体に、基板204及び筐体220を跨るように、封止剤(図示省略)が塗布される。さらに、レンズアレイ216及び筐体220の周縁部全体に、レンズアレイ216及び筐体220を跨るように、封止剤(図示省略)が塗布される。
このように、これらの周縁部全体に封止剤を塗布することにより、筐体220、レンズアレイ216及び基板204で囲まれる空間226(図13(C)参照)がこの空間226の外部と遮断される。したがって、空間226に埃等が侵入することを防止することができる。
≪要部の作用≫
次に、上記構成の露光装置200、露光装置200を備えた画像形成装置10、露光装置200の製造方法の作用について、説明する。
上記構成の露光装置200によれば、筐体220を構成する樹脂部224は、本体222の壁部222Aにおける対向面間並びに壁部222A及び連結壁222Bの厚みの範囲内に設けられる。したがって、この露光装置200によれば、樹脂部が本体における壁部の対向面間並びに壁部及び連結壁の厚みの範囲外に設けられる場合に比べて、筐体220を構成する本体222の外側の空間の活用を可能とする。
また、露光装置は、発光ダイオードアレイが露光光Lを照射することで発熱する。そうすると、本体は熱により膨張し、基板とレンズアレイとの位置ずれが生じ得る。しかし、この露光装置200では、本体222が、装置奥行き方向から見て、(露光光Lの光路を中心に)左右対称となるように構成されている。したがって、この露光装置200によれば、本体が装置奥行き方向から見て非対称に構成されている場合に比べて、露光光Lの感光体ドラム62の外周面における結像位置のずれが小さく抑えられる。
また、上記構成の露光装置200を備えた画像形成装置10によれば、露光装置の本体が装置奥行き方向から見て非対称に構成されている場合に比べて、露光光Lの結像位置のずれに起因する画像形成不良が抑制される。
また、露光装置200を備えた画像形成装置10によれば、樹脂部が露光装置の本体における壁部の対向面間並びに壁部及び連結壁の厚みの範囲外に設けられる場合に比べて、筐体220を構成する本体222の外側の空間の活用を可能とする。
例えば、この画像形成装置10によれば、この外側の空間を、画像形成装置10内の空気の流路(オゾン等の排気流路、温度調整のための空気流路等)として用いることができる。
また、露光装置200は、装置奥行き方向から見ると、本体222の外側に樹脂部224が存在しないため、本体の外側に樹脂部が存在する場合よりも断面積が小さい。したがって、露光装置200が、装置奥行き方向手前側に移動されながら、画像形成装置10本体の外側に取り出される場合、画像形成装置10本体を構成する部品等と干渉しにくくなる。したがって、上記構成の露光装置200によれば、本体の外側に樹脂部が存在する場合に比べて、露光装置200の取り外し構造がより簡素化される。
また、この露光装置200を備えた画像形成装置10によれば、露光装置の本体が装置奥行き方向から見て非対称に構成されている場合に比べて、露光光Lの感光体ドラム62の外周面における結像位置のずれに起因する画像形成不良が抑制される。
また、前述のとおり、樹脂部224は、樹脂部本体223と、樹脂部突出部224A、224B、224Dと、を備えている。そして、樹脂部224は、これらの樹脂部突出部224A、224B及び224Dが、それぞれ本体222における、開口縁222D、側面穴222B及び角部穴222Gに対応して設けられる。
そして、側面穴222Bの縁部、角部穴222Gの縁部又は開口縁222Dの表面粗さは、本体222の外側の面又は内側の面の表面粗さよりも粗くなるように形成されている。したがって、この露光装置200の製造方法によれば、側面穴の縁部、角部穴の縁部又は開口縁の表面粗さが、本体の外側の面又は内側の面の表面粗さよりも粗く形成されていない場合に比べて、本体222に対する樹脂部224の密着性が向上される。この場合、二次加工により側面穴の縁部、角部穴の縁部又は開口縁の表面を粗くしてもよい。例えば、側面穴222Bをネジ穴で形成してもよい。
板金2224に対しプレス加工によって、長尺状の開口222Cを開けた後、開口222Cの開いた板金2224に対向する壁部222Aが形成されるように曲げ加工を行う場合、開口222Cと曲げ部との幅(曲げしろ部分)が狭くなる。そうすると、曲げ加工の際、開口222Cの形状が変形し、本体222の加工精度が低くなり得る。しかし、この実施の形態では、板金2224に対向する壁部222Aが形成されるように曲げ加工を行った後、この板金2224に対し長尺状の開口222Cをプレス加工で開けている。したがって、この露光装置200の製造方法によれば、、開口を開ける加工を行った後、曲げ加工を行う場合に比べて、本体222(又は筐体220)の加工精度が向上される。
また、この実施の形態では、板金2224に対する穴あけ加工及び板金2224に開口222Cを設けるためのプレス加工は、すべて同じ側(板金2224の外側の面側)から内周面側に向かってなされる。そうすると、これらの加工がなされた側面穴222F及び角部穴222Gの側壁部分、並びに開口222Cの外周となる開口縁222Dには、内周面側に向かって、バリが形成され得る。
このような工程を経て完成した本体222に対し、樹脂部224は、前述したバリを囲むように設けられる。したがって、この露光装置200の製造方法によれば、本体の外側の面側にバリが設けられる場合に比べて、本体222に対する樹脂部224の密着性が向上される。
また、この露光装置200の製造方法によれば、対向する樹脂部突出部224Cは、レンズアレイ216の仮置台として利用される。例えば、露光装置200を製造する場合、一旦筐体200に対してレンズアレイ216を仮置きさせて半製品を作った後、筐体220に対するレンズアレイ216の位置の調整を行うことができるため、製造が効率化される。したがって、上記構成の露光装置200によれば、樹脂部に、基板及びレンズアレイの対向面間の範囲内に配置される突出部が備えられていない場合に比べて、露光装置200の製造時間を短縮できる。
また、前述のとおり、開口222Cの開口縁222Dには、樹脂部突出部224Aが固定されている。これに対し、レンズアレイの一部を開口に挿入し、レンズアレイの側面が本体に直接接触すると、レンズアレイの側面は損傷し得る。したがって、この露光装置200の製造方法によれば、連結壁の開口縁に樹脂部が固定されていない場合に比べて、レンズアレイ216の損傷が抑制される。
<第1の実施の形態の変形例(変形例1)>
次に、本発明の第1の実施の形態に係る露光装置200の変形例(変形例1)について、図9(A)〜(C)の模式的な断面図を参照しつつ、説明する。
図9(A)の露光装置200Aは、露光装置200(図3参照)と比べて、本体2221には穴部が設けられていない点、本体2221と樹脂部2241とは接着されて固定されている点で異なる。つまり、筐体はインサート成形で製造されなくてもよい。
また、図9(B)の露光装置200Bは、露光装置200(図3参照)と比べて、本体2222には穴部ではなく突起部2222Aが設けられている点、及び、本体2222と樹脂部2242とは突起部2222Aによって固定されている点、で異なる。つまり、本体の穴部がなくてもよい。
また、図9(C)の露光装置200Cは、露光装置200(図3参照)と比べて、本体2223には穴部ではなく切欠き状の突起部2223Aが設けられている点、本体2223と樹脂部2243とは切起し状の突起部2223Aによって固定されている点、連結壁は装置奥行き方向手前側及び奥側において互いに対向する壁で各壁部2223を連結している点(図示省略)、並びに、レンズアレイ2163は、連結壁ではなく壁部2223の装置高さ方向下側の一端に接着剤により固定さている点、で異なる。つまり、第1の実施の形態のように、本体の形状がいわゆるコの字型状でなくてもよい。また、断面がH形状の本体の連結部に開口を設けて本体としてもよい。
これらの変形例の作用は、第1の実施の形態の場合と同じである。
<第1の実施の形態の変形例(変形例2)>
次に、本発明の第1の実施の形態の変形例(変形例2)について、前述の記載と異なる部分を中心に、図10を参照しつつ、説明する。図10(A)、(B)及び(C)は、筐体220の変形例である、筐体2204、筐体2205及び筐体2206の略式的上面図を示す。
図10(A)に示すように、筐体2204には、筐体2204の連結壁2224Bの長尺状の開口縁2224Dに対して、全体を覆うように樹脂部突出部2244Aが固定されている。つまり、開口縁に固定される樹脂部は、開口縁の一部のみならず全部にあってもよい。
図10(B)に示すように、筐体2205には、筐体2205の連結壁2225Bの長尺状の開口縁2225Dのうち対向する長辺に、樹脂部突出部2245Aがそれぞれの長辺を覆うように固定されている。つまり、開口縁に固定される樹脂部は、開口縁における、挿入されるレンズアレイ216が接触しやすい対面側(長辺側)の一部のみならず全部にあってもよい。
図10(C)に示すように、筐体2206には、筐体2206の連結壁2226Bの長尺状の開口縁2226Dのうち対向する長辺に、樹脂部突出部2246Aが、装置幅方向においてそれぞれ対向しないように(互い違いに)固定されている。つまり、開口縁に固定される樹脂部は、装置幅方向において、各樹脂部が左右に非対称にあってもよい。
これらの変形例の作用は、第1の実施の形態の場合と同じである。
<第1の実施の形態の変形例(変形例3)>
次に、本発明の第1の実施の形態の露光装置の製造方法の変形例(変形例3)について、前述の記載と異なる部分を中心に、説明する。
この実施の形態では、露光装置200を製造する場合、樹脂が一体成形された筐体220を準備し、まず、筐体220に基板204を固定する。
次に、筐体220に形成された開口222Cよりも装置高さ方向上側にレンズアレイ216の一部を挿入する。そして、筐体220に固定された基板204から光を出射させながら、筐体220に対するレンズアレイ216の位置を調整して、固定する。この場合、レンズアレイ216を挟んで、基板204の反対側(装置高さ方向下側)に、光検出器(図示省略)を配置し、レンズアレイ216から出射される光が結像する位置が、感光体ドラム62の外周面に相当する位置となるように、調整する。
この露光装置の製造方法によれば、調整用の発光ダイオードアレイを用いてレンズアレイの位置を調整して固定する場合に比べて、露光装置の製造時間が短縮される。
この露光装置の製造方法によれば、筐体に固定された基板上の発光ダイオードアレイから光を用いて調整しない場合に比べて、露光装置の組立精度が向上される。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る露光装置について、前述の記載と異なる部分を中心に、図11を参照しつつ、説明する。図11(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)は、筐体220の変形例である、筐体2207、筐体2208、筐体2209、筐体2210及び筐体2211の略式的上面図を示す。
図11(A)に示すように、筐体2207には、対向する複数の樹脂部突出部2247Aが、筐体2207の連結壁2227Bの長尺状の開口縁2227Dに、装置幅方向に左右対称となるように、固定されている。また、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、対向する樹脂部突出部2247Aのうちの一対の離間距離が、最も小さくなるようになっている。さらに、装置奥行き方向の中央部から両端部になるに従い、対向する樹脂部突出部2247A同士の離間距離が徐々に大きくなるように、対向する樹脂部突出部2247Aが定められた間隔で離れて固定されている。
図11(B)に示すように、筐体2208には、対向する一対の樹脂部突出部2248Aが、筐体2208の連結壁2228Bの長尺状の開口縁2228Dに、装置幅方向に左右対称となるように、固定されている。また、対向する樹脂部突出部2248A同士の離間距離が、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、最も小さくなるようになっている。さらに、装置奥行き方向の中央部から両端部になるに従い、対向する樹脂部突出部2248A同士の離間距離が徐々に大きくなるように固定されている。
図11(C)に示すように、筐体2209には、対向する複数の樹脂部突出部2249Aが、筐体2209の連結壁2229Bの長尺状の開口縁2229Dに、装置幅方向に左右対称となるように、固定されている。また、対向する樹脂部突出部2249Aのうち一対の離間距離のみが、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、最も近くなるようになっている。具体的には、当該一対の樹脂部突出部2249Aのうち一方のみが厚く、他のすべての樹脂部突出部は、すべて同じ厚み(当該一方の樹脂部突出部2249Aよりも薄い)である。
図11(D)に示すように、筐体2210には、対向する複数の樹脂部突出部2250Aが、筐体2210の連結壁2230Bの開口縁2230Dに対して、装置幅方向の右側及び左側に、それぞれ固定されている。また、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、対向する樹脂部突出部2247Aのうちの一対の離間距離のみが、最も小さくなるようになっている。
図11(E)に示すように、筐体2211には、対向する一対の樹脂部突出部2251Aが、筐体2211の連結壁2231Bの長尺状の開口縁2231Dに、装置幅方向の右側及び左側に、それぞれ固定されている。また、対向する一対の樹脂部突出部2251Aのうちの一方には、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、凸部2253Aが設けられている。これにより、対向する一対の樹脂部突出部2251A同士の離間距離は、装置奥行き方向に対する中央部(一点鎖線)において、最も小さくなるようになっている。
この実施の形態では、各筐体2207、2208、2209、2210及び2211の各開口の一部が狭く形成されている。言い換えれば、装置幅方向において対向する樹脂部224の一部同士の離間距離が、他の樹脂部224の一部同士の離間距離よりも近くなるように形成されている。
この露光装置200の製造方法によれば、開口縁に固定された樹脂部により開口の一部が狭く形成されていない場合に比べて、レンズアレイ216が開口に挿入された際の傾きが抑制される。
また、この露光装置200の製造方法によれば、開口縁に固定された樹脂部により開口全体が狭く形成されている場合に比べて、レンズアレイ216を開口222Cに挿入する作業が容易となる。
なお、本発明を特定の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施の形態が可能である。例えば、発光素子の一例を発光ダイオードアレイとして説明したが、発光ダイオードアレイに代えてOLED(有機EL)を用いてもよい。また、筐体220の一例を板金として説明したが、アルミ等を削り出しで加工したものを用いてもよい。また、筐体220の一例として、2カ所の曲げ加工が施されたものとして説明したが、装置奥行き方向から見て、U字型であってもよい。また、仮置台224Cを設けなくてもよい。
10 画像形成装置
62 感光体ドラム(像保持体の一例)
200、200A、200B、200C 露光装置
202 発光ダイオードアレイ(発光素子の一例)
204 基板
216 レンズアレイ(光学素子の一例)
220、2204、2205、2206、2207、2208、2209、2210、2211 筐体
222、2223、2222 本体
222A、2223 壁部
222B、2224B、2225B、2226B、2231B、2227B、2228B、2229B、2230B 連結壁
222C 開口
222D 開口縁
2224 板金(母材の一例)
224 樹脂部
224C 樹脂部突出部(突起部の一例)

Claims (7)

  1. 発光素子を有する基板と、
    前記発光素子からの光を結像させる光学素子と、
    互いに対向する壁部が連結壁で連結されてなる本体と、該本体における前記壁部の対向面間並びに該壁部及び連結壁の厚みの範囲内に設けられた樹脂部とを有し、前記基板及び光学素子が対向するように、前記基板が前記樹脂部に固定されるとともに前記光学素子が固定された筐体と、
    を備えた露光装置。
  2. 前記連結壁には、前記光学素子が挿入される開口が形成されており、
    前記連結壁の開口縁には、前記樹脂部が固定された、
    請求項1記載の露光装置。
  3. 前記開口縁に固定された前記樹脂部により、前記開口の一部が狭く形成された、
    請求項2記載の露光装置。
  4. さらに、
    前記樹脂部には、前記基板及び光学素子の対向面間の範囲内に配置される突出部が備えられた、
    請求項2又は3記載の露光装置。
  5. 像保持体と、
    該像保持体に対向して配置される請求項1乃至4のいずれか1項記載の露光装置と、
    を備えた画像形成装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の露光装置の製造方法であって、
    曲げられた母材を準備した後、該母材の長手方向に長尺状の穴を開けて前記本体を作製する工程と、
    該工程の後、前記本体と樹脂とを一体成形して前記筐体を作製する工程と、
    を含む露光装置の製造方法。
  7. 前記筐体に前記基板を固定する工程と、
    該工程の後、前記発光素子から光を出射させながら、前記発光素子からの光を結像させる前記光学素子の固定位置を調整し、前記筐体に前記光学素子を固定する工程と、
    を含む請求項6記載の露光装置の製造方法。
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