JP6184285B2 - 光走査装置、および当該光走査装置を備える画像形成装置 - Google Patents

光走査装置、および当該光走査装置を備える画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機やプリンタおよびファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置に搭載される光走査装置の同期信号を生成する構成に関するものである。
レーザビームプリンターやデジタル複写機などの電子写真方式の画像形成装置には、感光体を露光するための光走査装置が備えられている。光走査装置は、回転するポリゴンミラーによって半導体レーザから出射されるレーザ光を偏向する構成を備える。ポリゴンミラーによって偏向されたレーザ光は感光体上を走査する。これによって感光体上に静電潜像が形成される。この静電潜像にトナーを付着させて現像することによりトナー像が形成され、トナー像を紙などの記録媒体に転写することによって記録媒体上に画像を形成する。
レーザ光の走査方向(主走査方向)の画像形成開始位置を揃えるために、光走査装置には、同期センサ(以下BD:Beam Detector)が備えられている。BDはレーザ光の走査線上に配置されており、レーザ光を受光することによって同期信号(BD信号)を生成する。画像形成装置のコントローラは、BD信号の生成タイミングを基準に主走査方向におけるレーザ光の出射タイミングを制御する。
BDに向かうレーザ光の光路上にはBDに入射するレーザ光の通過を制限するスリット部材(BDスリット)が設けられている。特許文献1は、光走査装置の光学箱の内部に設けられたスリット部材を開示している。
特開2012−58615号公報
しかしながら、近年の画像形成装置においては高速化、高解像度化の要求が高く、一つの光源に複数の発光点を備えるマルチビームレーザを用いた光走査装置を搭載することが主流となってきている。このようなマルチビームレーザを用いた光走査装置においては、副走査方向の走査線の間隔を適正な範囲に収めるために、入射光軸を中心として光源を回転させる副走査間隔調整が必要となる。このような副走査方向のレーザ光の間隔調整を行う光走査装置においては、調整によってレーザホルダが回転してしまうため、特許文献1のようにレーザホルダと一体的にスリット部材を設けるとスリット部材も回転してしまう。そのため、レーザホルダとスリット部材とを一体的にすることができない。またスリット部材を光学箱に一体的に設けようとしても、BDセンサが光学箱の外側に配置される構成では、光学箱の側壁にレーザ光を通す開口とBDスリットを設けるのは型成型上容易ではない。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、本発明の光走査装置は、レーザ光を出射する光源と、前記レーザ光が感光体を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、 前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を受光することによって、前記レーザ光の各走査周期における画像データに基づく前記光源のレーザ光の出射タイミングの基準となる同期信号を生成する受光素子と、前記受光素子が実装された回路基板と、を備える光走査装置であって、前記偏向手段を内部に収容する光学箱であって、前記同期信号を生成するために前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を外部に通過させる貫通穴が壁面に形成された光学箱と、前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を通過させるためのスリットが形成されたスリット形成部と、前記スリット形成部から延びるフックと、を備え、前記光学箱と別体であるスリット部材と、を備え、前記スリット部材の前記スリット部が前記光学箱の外部側の壁面に当接し、かつ前記スリット部材のフック部が前記光学箱の内部側の壁面に係合することによって、前記貫通穴に入射するレーザ光の進行方向において前記スリット部材が前記光学箱に対して固定されており、前記回路基板は、前記受光素子が実装された側の前記回路基板の基板面が前記スリット部材が固定された前記光学箱の壁面に対向するように前記光学箱の外部側に固定されており、前記受光素子は、前記光学箱に固定された前記スリット部材の前記スリットを通過したレーザ光を受光することを特徴とする。
光学箱とは別体のスリット部材を簡易に光学箱に取り付けることができ、BD信号の生成精度を確保することができる。
画像形成装置の概略断面図 光走査装置の斜視図および断面図 光源ユニット近傍の取付構成を示す図 光源ユニットの斜視図 光源ユニットの取付方を示す図 光走査装置内部の要部上面図 光走査装置の要部斜視図および上面図 BDスリット斜視図 BDスリットおよび光学箱を示す斜視図 BDスリットの取付構成を示す上面図および断面図 開口周囲に設けられた防塵シールを示す図 開口に設けられた溝を示す図
(実施例1)
(画像形成装置)
図1は、本実施例における電子写真方式の画像形成装置100の概略断面図である。図1に示す画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する4基の画像形成部101Y、101M、101C、101BKを備える。画像形成部101Y、101M、101C,101BKは、それぞれ感光体であるところの感光ドラム102Y、102M、102C、102BKを備える。また、各画像形成部は、感光ドラム102Y、102M、102C、102BKを帯電する帯電装置103Y、103M、103C、103BK、感光ドラム上の静電潜像をトナーを用いて現像する現像装置104Y、104M、104C、104BKを備える。さらに、各画像形成部は、感光ドラム上の残留トナーを感光ドラム上から除去するクリーニング装置111Y、111M、111C,111BK、を備える。
各画像形成部は、上記の感光ドラム、帯電装置、現像装置、クリーニング装置それぞれを一体化したプロセスカートリッジを構成する。当該プロセスカートリッジは画像形成装置に対して着脱可能な交換ユニットである。以下では、画像形成部101Y、101M、101C、101BKをプロセスカートリッジ101Y、101M、101C、101BKと称する。
画像形成装置100の本体には、光走査装置200、転写ローラ105Y、105M、105C、105BK、中間転写ベルト106、クリーニング装置112、給紙部109、排紙部110、転写ローラ107、定着装置108が備えられている。光走査装置200は、各感光ドラムに対して重力方向下側に配置されている。なお、光走査装置は、重力方向上側から感光ドラムを露光するように配置されても良い。
次に、画像形成プロセスについて説明する。光走査装置200は、帯電装置103Y、103M、103C、103BKによってそれぞれ帯電された感光ドラム102Y、102M、102C、102BKを露光する光ビームLY、LM、LC、LBK(レーザ光)を出射する。光ビームによって露光されることで感光ドラム102Y、102M、102C、102BK上には静電潜像が形成される。
現像装置104Yは、感光ドラム102Y上に形成された静電潜像をイエローのトナーによって現像する。現像装置104Mは、感光ドラム102M上に形成された静電潜像をマゼンタのトナーによって現像する。現像装置104Cは、感光ドラム102C上に形成された静電潜像をシアンのトナーによって現像する。現像装置104BKは、感光ドラム102BK上に形成された静電潜像をブラックのトナーによって現像する。
感光ドラム102Y上に形成されたイエローのトナー像は、転写部Tyにおいて転写ローラ105Yによって中間転写体であるところの中間転写ベルト106に転写される。クリーニング装置111Yは、感光ドラム102Yの回転方向の転写部Tyと帯電装置103Yの帯電部との間において、中間転写ベルト106に転写されずに感光ドラム102Y上に残留したトナーを回収する。
感光ドラム102M上に形成されたマゼンタのトナー像は、転写部Tmにおいて転写ローラ105Mによって中間転写ベルト106に転写される。クリーニング装置111Mは、感光ドラム102Mの回転方向の転写部Tmと帯電装置103Mの帯電部との間において、中間転写ベルト106に転写されずに感光ドラム102M上に残留したトナーを回収する。
感光ドラム102C上に形成されたシアンのトナー像は、転写部Tcにおいて転写ローラ105Cによって中間転写ベルト106に転写される。クリーニング装置111Cは、感光ドラム102Cの回転方向の転写部Tcと帯電装置103Cの帯電部との間において、中間転写ベルト106に転写されずに感光ドラム102C上に残留したトナーを回収する。
感光ドラム102BK上に形成されたブラックのトナー像は、転写部TBkにおいて転写ローラ105BKによって中間転写ベルト106に転写される。クリーニング装置111BKは、感光ドラム102BKの回転方向の転写部TBkと帯電装置103BKの帯電部との間において、中間転写ベルト106に転写されずに感光ドラム102BK上に残留したトナーを回収する。
本実施例のクリーニング装置111Y、111M、111C、111BKは、感光ドラムに当接するブレードを備え、当該ブレードによって感光ドラム上に残留したトナーを掻き取ることによって残留トナーを回収する。
中間転写ベルト106上に転写された各色のトナー像は、転写部T2において、転写ローラ107によって給紙部109から搬送されてきた記録紙に転写される。転写部T2において記録紙に転写されたトナー像は、定着装置108によって定着処理され、定着処理後に排紙部110に排紙される。
画像形成装置100は、中間転写ベルト106の回転方向に関し転写部T2と転写部Tyとの間にクリーニング装置112を備える。クリーニング装置112は、中間転写ベルト106に当接するブレードを備え、当該ブレードによって中間転写ベルト106上の残留トナーを掻き取ることによって、記録媒体に転写されずに中間転写ベルト106上に残留したトナーを清掃する。
本実施例の画像形成装置は、A4サイズ以下の記録媒体に画像形成可能であり、A4より大きいサイズの紙には画像形成できない装置であるが、実施の形態はA4サイズ以上の記録媒体に画像形成可能な装置でも良い。ただし、A4サイズ以下の記録媒体に画像形成可能であり、A4より大きいサイズの紙には画像形成できない装置は小型の画像形成装置であるため、以下で説明するスリット部材を用いることによって上記効果を得ることができる。
(光走査装置)
次に、光走査装置200について説明する。図2(a)は、光走査装置200の構成を示す斜視図であり、図2(b)は光走査装置200の断面図である。
図2(a)に示すように、光走査装置200の光学箱201の外壁には、光源ユニット202Y、202M、202C、202BKが取り付けられている。光源ユニット202Yは、感光ドラム102Yを露光するレーザ光LYを出射し、光源ユニット202Mは、感光ドラム102Mを露光するレーザ光LMを出射する。また、光源ユニット202Cは、感光ドラム102Cを露光するレーザ光LCを出射し、光源ユニット202Bkは、感光ドラム102Bkを露光するレーザ光LBkを出射する。各光源ユニットは、それぞれ複数の発光点を備え、複数本レーザ光によって感光ドラムを露光する。
光源ユニット202Y、202M、202C、202Bkは互いに近接して配置されている。ここで、ポリゴンミラー203の回転軸を法線としてポリゴンミラー203を横切る平面を仮想平面と定義する。光源ユニット202Yから出射されるレーザ光LY及び光源ユニット202Bkから出射されるレーザ光LBkは、仮想平面に対して重力方向上側から斜めに入射する光路をとってポリゴンミラー203の反射面に入射する。一方、光源ユニット202Cから出射されるレーザ光LC及び光源ユニット202Mから出射されるレーザ光LMは、上記仮想平面に対して重力方向下側から斜めに入射する光路をとってポリゴンミラー203の反射面に入射する。
図2(a)に示すように、光学箱201の中央部には4つの反射面を備えるポリゴンミラー(回転多面鏡)203が設置されている。画像形成時、ポリゴンミラー203は、図2(a)の点線で示す回転軸をR1方向に回転する。
光源ユニット202Yから出射されたレーザ光LYは、ポリゴンミラー203の反射面に入射する。レーザ光LYは、ポリゴンミラー203の反射面によって図6(a)に示すA側に偏向(反射)される。光源ユニット202Mから出射されたレーザ光LMは、レーザ光LYが入射するポリゴンミラー203の反射面と同一の反射面に入射する。レーザ光LMは、ポリゴンミラー203の反射面によってレーザ光LYと同一側(A側)に偏向される。
一方、光源ユニット202Bkから出射されたレーザ光LBkは、レーザ光LY及びLMが入射する反射面とは異なる反射面に入射する。レーザ光LBkは、ポリゴンミラー203の反射面によって、図6(a)に示すB側に偏向される。光源ユニット202Cから出射されたレーザ光LCは、レーザ光LBkが入射するポリゴンミラー203の反射面と同一の反射面に入射する。レーザ光LCは、ポリゴンミラー203の反射面によってレーザ光LBkと同一側(B側)に偏向される。
ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LY及びLMは、+X方向に移動するレーザ光となる。即ち、回転するポリゴンミラー203によって偏向されることによって、レーザ光LYは+X方向に感光ドラム102Yを走査するレーザ光となり、レーザ光LMも同じく感光ドラム102Mを+X方向に走査するレーザ光となる。
一方、ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LBk及びLCは、−X方向に移動するレーザ光となる。即ち、回転するポリゴンミラー203によって偏向されることによって、レーザ光LBkは−X方向に感光ドラム102Bkを走査するレーザ光となり、レーザ光LCも同じく感光ドラム102Cを−X方向に走査するレーザ光となる。
続いて、図2(b)を用いてポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LY、LM、LC、LBkの光路について説明する。図2(b)に示すように、光学箱201の内部には、ポリゴンミラー203、レンズ206、207、208、209、210、211、反射ミラー212、213、214、215、216、217等の光学部品が取り付けられる。光学箱201には、さらに、ポリゴンミラー203、上記の各レンズ、及び各反射ミラーを防塵するためのカバー218が取り付けられる。
ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LYは、レンズ206及びレンズ207を通過した後、反射ミラー212に入射する。反射ミラー212は、入射したレーザ光LYを感光ドラム102Yに向かって反射する。カバー218には、反射ミラー212が反射したレーザ光LYを通過させる開口219が形成されている。開口219は、レーザ光LYを通過させる透明の防塵部材220によって閉塞されている。防塵部材220を通過したレーザ光LYは、感光ドラム102Y上に結像する。
ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LMは、レンズ206を通過した後、反射ミラー213に入射する。反射ミラー213は、入射したレーザ光LMを反射ミラー214に向かって反射する。反射ミラー213によって反射されたレーザ光LMは、レンズ208を通過して反射ミラー214に入射する。反射ミラー214は、入射したレーザ光LMを感光ドラム102Mに向かって反射する。カバー218には、反射ミラー214が反射したレーザ光LMを通過させる開口220が形成されている。その開口220は、レーザ光LMを通過させる透明の防塵部材224によって閉塞されている。防塵部材224を通過したレーザ光LMは、感光ドラム102Mに結像する。
ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LBkは、レンズ209及びレンズ210を通過した後、反射ミラー215に入射する。反射ミラー215は、入射したレーザ光LBkを感光ドラム102Bkに向かって反射する。カバー218には、反射ミラー215が反射したレーザ光LBkを通過させる開口222が形成されている。開口222は、レーザ光LBkを通過させる透明の防塵部材226によって閉塞されている。防塵部材226を通過したレーザ光LBkは、感光ドラム102Bk上に結像する。
ポリゴンミラー203によって偏向されたレーザ光LCは、レンズ209を通過した後、反射ミラー216に入射する。反射ミラー216は、入射したレーザ光LCをレンズ211に向かって反射する。反射ミラー216によって反射されたレーザ光LCは、レンズ211を通過して反射ミラー217に入射する。反射ミラー217は、入射したレーザ光LCを感光ドラム102Cに向かって反射する。カバー218には、反射ミラー218が反射したレーザ光LCを通過させる開口221が形成されている。開口221は、レーザ光LCを通過させる透明の防塵部材225によって閉塞されている。防塵部材225を通過したレーザ光LCは、感光ドラム102C上に結像する。
(光源)
次に、光源ユニットの取付構成について詳しく説明する。図3は、光源ユニット202Y、202M、202C、202BKが取り付けられる取付部の拡大図である。
図3に示す板バネ(弾性部材)301A及び板バネ301Aと同一形状の301Bを示している。板バネ301Aは、押圧部302A及び押圧部303Aの2股に分岐しており、同様に、板バネ301Bも押圧部302B及び押圧部303Bの2股に分岐している。板バネ301Aはビス304Aによって光学箱201に固定され、板バネ301Bはビス304Bによって光学箱201に固定される。
次に、図4を用いて光源ユニット202Y、202M、202C、202BKについて説明をする。各光源ユニットは同一の構成であるため、図4では光源ユニット202として説明をする。図4(a)及び(b)はそれぞれ異なる側から光源ユニット202を見た斜視図である。
図4(a)に示すように、光源ユニット202のレーザホルダー401(保持部材)は、光源であるところの半導体レーザ402を保持する保持部403、鏡筒部404、コリメータレンズ407を保持するレンズ保持部405を備える。光源保持部403、鏡筒部404、レンズ保持部405は一体成型されている。光源保持部403には半導体レーザ402が嵌合される開口406が形成されている。半導体レーザ402の電極407は、上述した駆動基板に電気的に接続される。鏡筒部404は、光源保持部403とレンズ保持部405を連結し、鏡筒部404の内部は、半導体レーザ402から出射されたレーザ光が通過できるように中空となっている。コリメータレンズ407は、工場における光源ユニット202の組み立て時に、半導体レーザ402から出射されるレーザ光の光路に対するレンズ保持部405における位置調整がなされる。半導体レーザ404から出射されたレーザ光は、鏡筒部405を通過した後、コリメータレンズ407に入射し、コリメータレンズ407によって平行光に変換されて光源ユニット202から出射される。
また、図4(b)に示すように、レーザホルダ401には、平面409(第2の面)及び平面410、平面409及び410から一段高い平面411、及び平面409及び平面410から突出した突出部412を備える。これらの平面については後述する。
図5は、光源ユニット202M、202C、202BKが光学箱201に取り付けられ、光源ユニット202Yが光学箱201から取り外された状態を示した図である。光源ユニット202Yは、矢印方向に光学箱201の外壁に設けられた貫通穴に挿入される。
ここで、図3、図4、及び図5を参照して、光源ユニット202Yの取付構成についてさらに詳しく説明する。なお、光源ユニット202M、202C、202BKについての取付構成及び取付方法は、光源ユニット202Yと同様であるので説明を省略する。
図5に示すように光学箱201の貫通穴に挿入された光源ユニット202Yは、図3に示す板バネ301Bの押圧部302Bと貫通穴の内面210と貫通穴の内面211との間に挿入される。このとき、図4に示す鏡筒部404の下側が板バネ301Bの押圧部302Bを下方向に弾性変形させる。板バネ301Bが弾性変形することによって生じる復元力によって、鏡筒部404を押圧部302Bによって下側から押圧される。押圧部302Bによって下側から押圧された鏡筒部404は、内面210及び内面211に付勢される。つまり、光源ユニット202Yは、鏡筒部404が板バネ301Bの押圧部302Bによって押圧されることで内面210と内面211に付勢して貫通穴内で仮止めされた状態となる。
光源ユニット202Yが貫通穴内で仮止めされた状態において、図4(b)に示す光源ユニット202Yの平面409は図3に示す光学箱201に設けられた平面212に対向する。一方、レーザホルダ401の平面411は図3に示す光学箱201に設けられた平面213に当接する。即ち、光学箱201に光源ユニット202Yを取り付ける際に、光源ユニット202Yはレーザホルダ401の平面411と光学箱201の平面213とが当接するまで図5に示す矢印方向に光源ユニット202Yを押し込む。レーザホルダ401の平面411と光学箱201の平面213とが当接するまで光源ユニット202Yを押し込むことによって、光源ユニット202Yのピント方向(コリメータレンズ407の光軸方向)の設置位置が決まる。
また、光源ユニット202Yが貫通穴内で仮止めされた状態において、図4(b)に示す突出部412は、図3に示す平面212(第1の面)と平面213との間の凹部214(平面212及び平面213に対して凹となった凹部、あるいは光学箱201の外壁に設けられた開口)に挿入される。光源ユニット202Yが光学箱201に仮止めされた状態において突出部412と凹部214の内面との間には隙間が形成されるように、光源ユニット202Y及び光学箱201は設計されている。突出部412と凹部214の内面との間には隙間が形成されることによって、後述する光源ユニットの回転調整が可能となる。
本実施例の半導体レーザ402は、レーザ光を出射する複数の発光素子を備える素子である。複数の発光素子から出射された複数のレーザ光によって感光ドラム上に静電潜像を形成する装置では、感光ドラム上での複数のレーザ光のスポット間隔(副走査方向:感光ドラムの回転方向の間隔)が画像形成装置の解像度に対応した間隔になるように、工場において、複数のレーザ光のスポット間隔を調整する。例えば、画像形成装置の出力画像の解像度が600dpiの場合、工場において感光ドラム上での複数のレーザ光のスポット間隔を42.3μmに調整する。
本実施例の光走査装置は、光源ユニット202Y、202M、202C、202BKが上記のように光学箱201に仮止めされた状態でそれぞれの光源ユニットを図2(b)に示す矢印方向に回転調整する。光源ユニットを回転させることによって、各光源ユニットは、鏡筒部405の円形断面の中心を回転中心として回転する。光源ユニットの回転に伴い、光源ユニットに嵌合された半導体レーザも矢印方向に回転するため、本実施例の光走査装置は、光源ユニットの回転によって複数のレーザ光のスポット間隔を調整することができる。
本実施例の光走査装置の光走査装置を組み立てる際、光源ユニット202の設置位置を回転調整する前に、光学箱201の平面212とレーザホルダ401の平面409とによって形成された間隙における所定の接着位置に光硬化性の接着剤が塗布または滴下されることによって充填される。光源ユニット202を回転調整後、間隙の端部から紫外光を接着位置に充填された接着剤に照射して接着剤を硬化させる。
(ビームディテクタ)
次に、受光素子であるビームディテクタ233(以下、BD233)について説明する。図6は、本実施例における光走査装置の上面図を示している。
光源ユニット202Bkから出射した光束は、シリンドリカルレンズ230、絞り236を経てポリゴンミラー203の反射面に入射する。ポリゴンミラー203によって図6中ポリゴンミラー203の左側に偏向されたレーザ光は、BDレンズ231を通過し、光源202Bkおよびその他の光源ユニットが電気的に接続されたレーザ制御基板234(共通基板)に設けられたBD233上を矢印Aの方向に走査する。レーザ制御基板234は、光学箱201の外側に取り付けられている。BD233は、レーザ制御基板234に電気的に接続されている。BD233の直前にはレーザ光の通過を一部制限するスリット部材232が設けられ、このスリット部材232を通過したレーザ光がBD233に入射する。BD233は、レーザ光を受光することによってBD信号(同期信号)を生成する。不図示のコントローラは、BD信号の生成タイミングに基づいて画像データに基づいて画像領域を走査するレーザ光の出射タイミングを制御し、BD信号の生成周期に基づいてポリゴンミラー203の回転速度を制御する。レーザ基板234には、光源を駆動するICなどの駆動ユニットと、BDからの電気信号を受け取るユニットが実装されている。
(光学箱側開口)
次に、BD233の周囲の光学箱の構成について説明する。図7(a)はレーザ光が通過する光学箱201の開口201aの拡大図であり、図7(b)はその上面の断面である。図7(b)の上方が光学箱201の内側、下方が外側である。光学箱201の側壁には開口201a(第1の開口)が設けられており、BDレンズ231を通過したレーザ光は開口201aに入射する。BD233は、開口201aに入射したレーザ光を受光する。
(スリット部材)
BD233を光学箱201に一体的に成型しようとすると光学箱201の内側にスライドする機構を金型に設ける必要があるが、光学箱201の内部はミラーやレンズの支持部などが高密度で配置されており、スライド金型の可動領域を設けることが難しい。そこで、本実施例の光走査装置では、スリット部材232を光学箱201と別体とし、かつスリット部材232を光学箱201の外側から取り付ける構成としている。
図8はスリット部材232を示す斜視図である。図8(b)の斜線部は、スリットが形成されたスリット形成部232eを示している。スリット形成部232eのスリットに図8(a)の矢印方向からレーザ光が入射する。
スリット形成部232eからは位置決め突起232a(第1の腕部)、突起232b(第2の腕部)およびフック232c(スリット部材側係合部)、フック232dが立設している。突起232aと突起232bが光学箱201の開口201aの内壁に当接することによってスリット部材232は、開口201aに対して位置決めされ、フック232cおよびフック232dが光学箱201の側壁の内側に係合することによって開口201aに固定される。
光走査装置の組立時に、スリット部材232は図9(a)に示すように、光学箱201の開口201aに挿入される。図9(b)はスリット部材232が光学箱201に装着された状態を示している。
図10(a)に示すように、光走査装置を組み立てる作業者が、スリット部材232を光学箱201の開口201aに挿入すると、突起232bに比べて弾性変形しやすいように突起232bよりも根元が薄く成型された突起232aが撓む。突起232aが撓むことによってスリット部材232に対して図10(a)の矢印方向に付勢力が作用する。この付勢力によって突起232bの外側の面が光学箱201の開口201aの内面(基準面)に当接することによってスリット部材232の位置が決まる。レーザ光の走査方向(第1の方向)においてスリット部材232には常に突起232aによる付勢力が作用するため、例えば振動などが加わったとしてもスリット部材232の位置はレーザ光の走査方向において動的に変動することがない。そのため、BD233とスリット部材232のスリットとの相対位置関係が保障され、BD信号が精度良く生成されることになる。一方、図10(b)の縦方向(便宜的に副走査方向、あるいは第1の方向に直交する第2の方向とする。)におけるスリット部材232の位置決めは、副走査方向における突起232a、232bの両端部が光学箱の開口201aに嵌合することによって達成される。振動などの影響によってBDスリット232が副走査方向に数十μm位置変動したとしてもBD信号の生成精度には大きな影響が生じないため、付勢力を発生させずに突起232a、232bが開口201に嵌合する構成としている。
レーザ光の進行方向におけるスリット部材の位置決めは次のような構成で達成される。上述したように、スリット部材232には、フック232c、フック232d(スリット部材側係合部)が設けられている。作業者によって開口201aに挿入されスリット形成部232eが光学箱201の外側に当接する程度まで押し込まれると、図10(b)に示すようにフック232cとフック232dの先端が光学箱201の内壁面内面(光学箱側係合部)に係合する。フック232cおよびフック232bが光学箱201の内壁面に係合することによって、レーザ光の進行方向におけるスリット部材232の位置決めが達成され、スリット部材232が光学箱201から抜けおちない(離脱しない)。なお、開口201aの内径の寸法がフック232cおよびフック232dが変形していない状態の間隔よりも狭いため、スリット部材232が開口201aに挿入された状態で両フックは常に外側に向けて変形しようとし、この変形しようとする力によってスリット部材232が開口201aの内面に付勢する。
なお、図11に示すように、BD233とスリット232との間にスポンジあるいはゴム部材のような防塵部材235を挟み込むことによって、光学箱201内部への塵挨の浸入を抑制することができる。また、図12に示すように、光学箱201の開口201aにスリット部材232のフック232c、232dをガイドするための溝201cを設けても良い。この溝201cは、開口の奧に進むにつれて溝の段差が減少し、最終的には開口の他の面と同一となる。よって、溝201cは、組立作業者がスリット部材232を挿入する際にスリット部材のラフガイドとして機能し、スリット部材232が光学箱201に完全に装着される状態ではフックの付勢力に一切影響を与えない。この溝201cにより、作業者がスリット部材232を取り付ける際の作業性が向上する。
以上説明したように、光走査装置およびそれを備える画像形成装置は、光学箱201の外側からスリット部材232を装着することができるため、光学箱201の構成を簡易にすることができ、BD信号の生成精度を確保することができる。
201 光学箱
201a 開口
203 ポリゴンミラー
232 スリット部材
233 BD
234 レーザ基板

Claims (6)

  1. レーザ光を出射する光源と、
    前記レーザ光が感光体を走査するように前記レーザ光を偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を受光することによって、前記レーザ光の各走査周期における画像データに基づく前記光源のレーザ光の出射タイミングの基準となる同期信号を生成する受光素子と、
    前記受光素子が実装された回路基板と、
    を備える光走査装置であって、
    前記偏向手段を内部に収容する光学箱であって、前記同期信号を生成するために前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を外部に通過させる貫通穴が壁面に形成された光学箱と、
    前記偏向手段によって偏向されたレーザ光を通過させるためのスリットが形成されたスリット形成部と、前記スリット形成部から延びるフックと、を備え、前記光学箱と別体であるスリット部材と、を備え、
    前記スリット部材の前記スリット部が前記光学箱の外部側の壁面に当接し、かつ前記スリット部材のフック部が前記光学箱の内部側の壁面に係合することによって、前記貫通穴に入射するレーザ光の進行方向において前記スリット部材が前記光学箱に対して固定されており、
    前記回路基板は、前記受光素子が実装された側の前記回路基板の基板面が前記スリット部材が固定された前記光学箱の壁面に対向するように前記光学箱の外部側に固定されており、
    前記受光素子は、前記光学箱に固定された前記スリット部材の前記スリットを通過したレーザ光を受光することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記スリット部材は、第1の方向に当該スリット部材を前記光学箱に付勢させる付勢手段を備え、前記第1の方向は前記偏向手段によって偏向されたレーザ光が前記受光素子を走査する走査方向であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第1の付勢手段は、前記スリット形成部から立設する第1の突起と、前記走査方向において前記スリットを挟んで前記第1の突起に対向するように前記スリット形成部から立設する第2の突起と、を備え、
    前記第1の突起および前記第2の突起前記貫通穴の内面に付勢することによって、前記走査方向において前記スリット部材が前記光学箱に対して固定されていることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記走査方向における前記第1の突起の根元の厚みは、前記走査方向における前記第2の突起の根元の厚みよりも薄く、
    前記第1の突起が弾性変形することによって生じる付勢力によって前記第2の突起前記貫通穴の内面に付勢することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記回路基板には前記光源が実装されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記感光体と、
    請求項1乃至いずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記レーザ光によって走査されることで前記感光体上に形成される静電潜像をトナーによって現像し、現像して得られたトナー像を記録媒体に転写する画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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