JP2017114709A - 単結晶製造装置及び単結晶の製造方法 - Google Patents

単結晶製造装置及び単結晶の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CZ法原料溶融工程において、作業者の監視によらずに原料が完全に溶融したことを検知し、次工程へ時間を空けずに移行できる単結晶製造装置及び単結晶製造方法の提供。
【解決手段】チャンバー2内から排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する一酸化炭素濃度測定手段12と、一酸化炭素濃度測定手段12により測定された原料溶融6中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度の測定結果により、原料の溶融6が完了したと判定する溶融完了判定手段13とを具備する単結晶製造装置1、及び、前記測定された原料溶融6中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、測定された一酸化炭素濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間を経過したときに、原料の溶融6が完了したと判定し、次工程に移行する単結晶の製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、チョクラルスキー法により原料融液から単結晶を引上げる単結晶製造装置及び単結晶の製造方法に関する。
メモリやCPUなどの半導体デバイスの基板として用いられる単結晶は、例えばシリコン単結晶があり、主にチョクラルスキー法(Czochralski method、以下CZ法と略称する)により製造されている。
CZ法により単結晶を製造する際には、例えば図5に示すような単結晶製造装置20を用いて製造される。この単結晶製造装置20は、原料多結晶を収容して溶融するための部材や、熱を遮断するための断熱部材などを有しており、これらは、メインチャンバー21内に収容されている。メインチャンバー21の天井部からは上に伸びる引上げチャンバー22が連接されており、この上部に単結晶23をワイヤー24で引上げる機構(不図示)が設けられている。
メインチャンバー21内には、原料融液25を収容する石英ルツボ26と石英ルツボ26を支持する黒鉛ルツボ27が設けられ、ルツボ26、27は駆動機構(不図示)によって回転昇降自在なシャフト28で支持されている。このルツボ26、27の駆動機構は、単結晶23の引き上げに伴う原料融液25の液面低下を補償すべく、ルツボ26、27を液面低下分だけ上昇させるようにしている。
そして、ルツボ26、27を囲繞するように、原料を溶融させるためのヒーター29が配置されている。このヒーター29の外側には、ヒーター29からの熱がメインチャンバー21に直接輻射されるのを防止するために、断熱部材30がその周囲を取り囲むように設けられている。
また、メインチャンバー21の内部には、引上げチャンバー22の上部に設けられた不活性ガス導入管31からアルゴンガス等の不活性ガスが導入される。導入された不活性ガスは、引上げ中の単結晶23とガス整流筒32との間を通過し、熱をカットする部材である遮熱部材33の下部と原料融液25の液面との間を通過し、ガス排気管34から排出される。
以上のような単結晶製造装置20内に配置された石英ルツボ26に原料多結晶を収容し、ヒーター29により加熱し、石英ルツボ26内の原料多結晶を溶融させる。このように原料多結晶を溶融させたものである原料融液25に、ワイヤー24の下端に接続している種ホルダー35で固定された種結晶36を着液させ、その後、種結晶36を回転させながら引上げることにより、種結晶36の下方に所望の直径と品質を有する単結晶23を育成する。この際、種結晶36を原料融液25に着液させた後に、所望の直径になるまで太らせて、無転位の結晶を引上げている。
例えば特許文献1では、ガス中の一酸化炭素濃度や二酸化炭素濃度を測定しながら、その濃度が引き上げ条件によって最適となるように、遮蔽ブレードを移動させる単結晶製造装置が記載されている。
従来、単結晶製造装置を用いた原料を溶融する原料溶融工程において、原料が全て溶け終わった溶融完了の確認は、作業者が工程の進捗を監視することによって行なわれており、溶融完了から次工程へ移行するのに、時間が空いてしまうことが多かった。
特開平6−135792号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、CZ法により単結晶を製造する際に、原料溶融工程において、原料が完全に溶融したことを検知することができ、次工程へ時間を空けることなく移行することができる単結晶の製造装置及び単結晶の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置であって、少なくとも、
原料を収容する石英ルツボと、該石英ルツボ内に収容された原料を加熱溶融して原料融液にするヒーターを収容するチャンバーと、
前記チャンバー内に不活性ガスを導入するための不活性ガス導入管と、
前記チャンバー内からガスを排出するためのガス排気管と、
該ガス排気管に備えられ、前記チャンバー内から排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する一酸化炭素濃度測定手段と、
該一酸化炭素濃度測定手段により測定された、原料溶融中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度の測定結果により、前記原料の溶融が完了したと判定する溶融完了判定手段とを具備するものであることを特徴とする単結晶製造装置を提供する。
このような単結晶製造装置であれば、一酸化炭素濃度測定手段と、溶融完了判定手段とを具備するものであるため、単結晶引上げ前の原料溶融に際し、一酸化炭素濃度の測定結果に基づいて、原料が完全に溶融したことを判定することができ、次工程へ時間を空けることなく移行することができるものとなる。
またこの場合、前記溶融完了判定手段は、前記一酸化炭素濃度測定手段により測定された原料溶融中の排ガス中の一酸化炭素濃度が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、前記一酸化炭素濃度測定手段により測定された一酸化炭素濃度の濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間が経過したときに、原料の溶融が完了したと判定するものであることが好ましい。
このように溶融完了判定手段を、一酸化炭素濃度の値や、一酸化炭素濃度上昇速度及び所定時間に基づいて判定するものとすることで、より正確に、原料の溶融完了を判定することができる。
また、この場合、予め規定された一酸化炭素濃度の値は、1700ppm以上とすることが好ましい。
また、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間は、それぞれ、33.0ppm/min以上、15分以上であることが好ましい。
このような一酸化炭素濃度の値や、一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間に設定することで、より正確に、原料の溶融完了を判定することができる。
また、溶融完了判定手段により原料の溶融完了を判定したときに、アラームを吹鳴するアラーム吹鳴手段を備えることが好ましい。
このように、アラームを吹鳴するアラーム吹鳴手段を備える単結晶製造装置であれば、作業者に確実に原料の溶融完了を知らせることができる。
また、本発明では、チョクラルスキー法により原料を加熱溶融した原料融液から単結晶を引き上げる単結晶の製造方法であって、前記原料を石英ルツボに収容し、該石英ルツボに収容された原料を加熱溶融しながら原料溶融中に排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定し、測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果に基づき、原料の溶融が完了したと判定し、その後、前記原料融液から単結晶を引き上げることを特徴とする単結晶の製造方法を提供する。
このような単結晶の製造方法であれば、単結晶引上げ前の原料溶融に際し、原料が完全に溶融したことを簡便に判定することができ、次工程へ時間を空けることなく移行することができる。また、溶融完了後の高温化を防ぐことができるため、石英ルツボの変形を防止することができる。
前記原料の溶融完了判定を、前記測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、測定された一酸化炭素濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間を経過したときに、原料の溶融が完了したと判定することとし、
前記予め規定された一酸化炭素濃度の値は、予め、原料を石英ルツボ内に収容・溶解し、前記原料が全て溶解したときの排ガス中の一酸化炭素濃度の測定値とし、前記予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度は、予め測定された前記原料溶解中の排ガス中の一酸化炭素濃度の推移によって規定し、該一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後前記原料が全て溶解するまでの時間を前記予め規定された所定時間とすることが好ましい。
このように予め、所定の一酸化炭素濃度の値や、所定の一酸化炭素濃度上昇速度及び所定時間を求めて、溶融完了判定の基準とすることで、より正確に原料の溶融完了を判定することができる。
また、前記予め規定された一酸化炭素濃度の値を、1700ppm以上とすることが好ましい。
また、前記予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間を、それぞれ、33.0ppm/min.以上、15分以上とすることを特徴とすることが好ましい。
このような一酸化炭素濃度の値や、一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間に設定することで、より正確に、原料の溶融完了を判定することができる。
また、前記溶融完了判定をしたとき、溶融完了を知らせるアラームを吹鳴させることが好ましい。
このように、アラームを吹鳴させることで、作業者に確実に原料の溶融完了を知らせることができる。
また、前記溶融完了判定をした後、前記原料融液から単結晶を引き上げるための次工程に自動的に移行することが好ましい。
このように自動的に、単結晶を引き上げるための次工程に移行することができれば、より速やかに次工程に移行することができる。
本発明の単結晶製造装置及び単結晶の製造方法であれば、CZ法により単結晶を製造する際に、原料溶融工程において、原料が完全に溶融したことを検知することができ、次工程へ時間を空けることなく移行することができる。また、溶融完了後の石英ルツボの高温化を防ぐことができるため、石英ルツボの変形を防止することができる。
本発明に係る単結晶製造装置の一例を示した概略説明図である。 本発明の単結晶の製造方法の一例を示した工程フロー図である。 本発明の単結晶の製造方法における、模擬実験での原料溶解中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果である。 あるHZ(ホットゾーン)を有する単結晶製造装置(図1)、及び、別構造のHZを有する単結晶製造装置を用いた場合の、本発明の単結晶の製造方法における模擬実験での原料溶解中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果である。 従来の単結晶製造装置の一例を示す概略説明図である。
前述したように、原料が完全に融液となる溶融完了の確認は、作業者による炉内確認が必要であり、溶融完了から次工程へ移行するのに、時間が空いてしまうことがあった。また、実際に溶融完了しても作業者が確認するまでは工程上は溶融完了にならず、操業時間のロスが大きくなるという問題があった。また、実際に原料が融液になったまま放置すると、石英ルツボが高温化し、石英ルツボの軟化点を越え、石英ルツボが変形し、結晶引き上げが不可能になるという問題があった。
したがって、実際に原料が融液になった時点で溶融完了の判断をし、次工程に移行することが望まれている。
そこで、本発明者は、排ガス中の一酸化炭素(CO)濃度に着目した。COは原料融液(メルト)から蒸発するSiOと炉内に存在する黒鉛材との反応で発生し、黒鉛材が高温になるほどCOの生成量が多くなることが知られている。原料多結晶シリコンの溶融が進みメルトがルツボ内容物の表面に露出するようになると、炉内が高温化し、CO濃度も高くなる。
そこで、本発明者は、原料を石英ルツボに収容し、該石英ルツボに収容された原料を加熱溶融しながら原料溶解中の排ガス中に含まれる一酸化炭素濃度の推移を測定したところ、原料が全て溶解すると炉内の温度が上昇し、排ガス中に含まれる一酸化炭素濃度が全工程中最大値となることを発見した。また、原料の溶解完了直前の一酸化炭素濃度上昇速度も全工程中最大となることを発見した。
そして、本発明者は、測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果に基づき、原料の溶融が完了したと判定することができることを見出した。
以下、本発明の単結晶製造装置について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る単結晶製造装置の一例の概略図である。
図1に示される本発明における単結晶製造装置1は、チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置1であって、メインチャンバー2と、メインチャンバー2に連結固定された上部円筒をなす引上げチャンバー3とを有し、メインチャンバー2の中心部には、原料を収容する石英ルツボ4と石英ルツボ4を支持する黒鉛ルツボ5が設けられている。
そして、ルツボ4、5を囲繞するように、石英ルツボ4内に収容された原料を加熱溶融して原料融液6にするヒーター7が配置されている。このヒーター7の外側には、ヒーター7からの熱がメインチャンバー2に直接輻射されるのを防止するために、断熱部材8がその周囲を取り囲むように設けられている。
また、引上げチャンバー3の上部には、メインチャンバー2の内部にアルゴンガス等の不活性ガスを導入するための不活性ガス導入管9が設けられる。導入された不活性ガスは、熱をカットする部材である遮熱部材10の下部と原料融液6の液面との間を通過し、チャンバー内からガスを排出するためのガス排気管11を流れて排出される。ガス排気管11を流れる排ガスは、ガスの脈動を吸収するバッファータンク16及びバブリングタンク17を通じて外部に排出される。
本発明の単結晶製造装置1は、ガス排気管11に備えられ、チャンバー内から排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する一酸化炭素濃度測定手段12を具備し、一酸化炭素濃度測定手段12により測定された、原料溶融中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度の測定結果により、原料の溶融が完了したと判定する溶融完了判定手段13とを具備することを特徴とする。
このような本発明の単結晶製造装置であれば、CZ法により単結晶を製造する際に、原料溶融工程において、原料が完全に溶融したことを検知することができ、次工程へ時間を空けることなく移行することができる。また、溶融完了後の石英ルツボの高温化を防ぐことができる。特には、本発明によれば、溶融に必要なパワーが大きい、直径800mm以上の大口径の石英ルツボであっても、溶融完了後の高温化を防ぐことができるため石英ルツボの変形が発生しにくい。
このような一酸化炭素濃度測定手段12による測定は、真空ポンプ15から排出される排気ガスを、ガスの脈動を吸収するバッファータンク16の直前から常時サンプリングし、そのガスを一酸化炭素濃度測定手段12により分析させることにより行うことができる。一酸化炭素濃度測定手段12としては、原料溶融中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度推移を監視可能なものであれば特に限定されないが、例えば、ガスクロマトグラフが挙げられる。ガスクロマトグラフとしては、例えば、Agilent Technologies 社製 Agilent 3000 マイクロGCを使用することができる。
溶融完了判定手段13は、一酸化炭素濃度測定手段12により測定された原料溶融中の排ガス中の一酸化炭素濃度が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、一酸化炭素濃度測定手段12により測定された一酸化炭素濃度の濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間が経過したときに、原料の溶融が完了したと判定するものであることが好ましい。溶融完了判定手段13としては、例えば、コンピュータ等を適用できる。
このような一酸化炭素濃度の値や、一酸化炭素濃度上昇速度及び所定時間は、予め、原料溶融を模擬した実験で、単結晶引上げ前に想定される原料を石英ルツボ内に収容・溶解して、原料が全て溶解するまでの排ガス中の一酸化炭素濃度を測定しておくことで規定することが可能である。
予め規定された一酸化炭素濃度の値は、1700ppm以上であり、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間は、それぞれ、33.0ppm/min以上、15分以上であることが好ましい。特に、直径800mm以上の大口径の石英ルツボを使用する場合に、このような値に設定することが好ましい。
また、本発明に係る単結晶製造装置1は、溶融完了判定手段13により原料の溶融完了を判定したときに、アラームを吹鳴するアラーム吹鳴手段14を備えることが好ましい。このようなアラームを吹鳴するアラーム吹鳴手段14を備える単結晶製造装置であれば、作業者に確実に原料の溶融完了を知らせることができる。
本発明の単結晶製造装置1は、溶融完了判定手段13により原料の溶融完了を判定した後に、自動的に原料融液から単結晶を引き上げるための次工程に自動的に移行するものであることが好ましい。例えば、原料の溶融完了を判定した後に、原料融液6から単結晶を引き上げるために、自動的に原料融液6を種結晶(付図示)の着液温度まで降下させ、原料融液6の温度を安定させてから種結晶を着液させるものであることが好ましい。また、本発明の単結晶製造装置1は、原料の溶融完了を判定した後に、ヒーター7のパワーを自動的に制御する装置(不図示)等を具備することが好ましい。
以下に、本発明における単結晶の製造方法について、図1及び図2を用いて説明する。図2は、本発明の単結晶の製造方法の一例を示した工程フロー図である。
本発明は、チョクラルスキー法により原料を加熱溶融した原料融液から単結晶を引き上げる単結晶の製造方法であって、原料を石英ルツボ4に収容し(図2(A))、該石英ルツボ4に収容された原料を加熱溶融しながら原料溶融中に排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する(図2(B))。一酸化炭素濃度の測定は、原料溶融中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度推移を監視可能な、上述した一酸化炭素濃度測定手段12によって行うことができる。
さらに、測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果に基づき、原料の溶融が完了したと判定する(図2(C))。原料の溶融完了判定は、上述した溶融完了判定手段13によって行うことができ、測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、測定された一酸化炭素濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間経過したときに、原料の溶融が完了したと判定することとすることが好ましい。
そして、この予め規定された一酸化炭素濃度の値は、予め、模擬実験として、想定される原料を石英ルツボ内に収容・溶解し、原料が全て溶解したときの排ガス中の一酸化炭素濃度の測定値とすることが好ましい。また、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度は、予め測定された原料溶解中の排ガス中の一酸化炭素濃度の推移によって規定し、該一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後前記原料が全て溶解するまでの時間を予め規定された所定時間とすることが好ましい(図2<模擬実験>)。このように、予め、想定される原料を収容・溶解して、排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する模擬実験を行い、その測定結果により、予め規定された一酸化炭素濃度の値や、一酸化炭素濃度上昇速度及び所定時間を求め、原料の溶融完了の基準として設定することで、より正確に原料の溶融完了を判定することができる。
尚、この模擬実験における原料の溶解を確認する手段は、種々の方法を採用することができるが、例えば、作業者が原料溶解の様子を常時監視することで行うことができる。
例えば、図1に示した単結晶製造装置1に、直径32インチ(約800mm)の石英ルツボ4を装備し、想定される原料を収容・溶解し、溶解中の排ガス中の一酸化炭素濃度を予め測定する。測定結果の例を図3に示す。
図3に示すように、溶融時間が経過するほどCO濃度が高くなり、更にメルトがルツボ内容物の表面に露出するようになると、CO濃度が高濃度化し始める。実際に原料が完全に融液になった直後のCO濃度は1700ppmで全工程中最も濃度が高いことが判明した。
また、溶融完了直前のCO濃度上昇速度は33.0ppm/minと算出され、実際にこの速度に到達したのは、溶融開始から420分で、到達後から溶融完了までの時間は15分だった。
尚、上記の溶融完了の判定基準となるCO濃度上昇速度は、排ガスのCO濃度推移を用いて設定することができる。図3における溶融完了直前のCO濃度の急上昇の開始点(時間:405分,濃度:711.2ppm)と溶融完了時点(時間:435分,CO濃度1700ppm)のCO濃度差と経過した時間から求めて計算することができる。
即ち、排ガス中のCO濃度を常時監視し、溶融工程中のCO濃度が1700ppmを超えた時、もしくはCO濃度上昇速度が33.0ppm/min.に達して15分経過した時を溶融完了の基準として設定することができる。このように原料の溶融完了を判定することで、実際に原料が融液となった時点からのタイムラグを最小限に留め、次工程へ移行することができる。なお、全工程中、一酸化炭素濃度のピークが2番目に高いのは、アフターヒート終了の891ppmであったため、上記のCO濃度値(1700ppm)やCO濃度上昇速度(33.0ppm/min)や所定時間(15分)に設定することで、誤作動を起こすことなく、原料の溶融完了を判定することができる。
図4に示す様に、単結晶製造装置の構造、特に、HZ(ホットゾーン)構造が変化するとCO濃度の推移が変化するため、溶融完了の基準として使用するCO濃度(前記予め規定する一酸化炭素濃度)やCO濃度の上昇速度(前記予め規定する一酸化炭素濃度上昇速度)と到達後の経過時間(前記予め規定する所定時間)は、HZ構造毎に設定することが望ましい。
図1の単結晶製造装置とは別構造のHZを有する装置の場合、実際に原料が完全に融液になった直後のCO濃度は1999.9ppm、溶融完了直前のCO濃度上昇速度は22.5ppm/minと計算され、実際にこの速度に到達したのは、溶融開始後471分で、到達後から溶融完了までの時間は36分だった(図4の破線グラフ)。
従って、図4に示される、図1の単結晶製造装置とは別のHZ構造を有する装置の場合の溶融完了の判定基準は、CO濃度が1999.9ppmに達した時、若しくは、CO濃度上昇速度が22.5ppm/min.に達して36分経過した時、に設定する。
このように、原料の溶融完了を判定した後、原料融液から単結晶を引き上げる(図2(D))。本発明の単結晶の製造方法であれば、CZ法により単結晶を製造する際に、原料溶融工程において、原料が完全に溶融したことを検知することができるため、単結晶を引き上げるための次工程へ時間を空けることなく移行することができる。
また、原料溶融完了を判定した時点で、例えば、ヒーターパワーを制御することができるため、石英ルツボが高温化することによる石英ルツボの変形を防止することが可能となる。また、原料溶融完了を判定した後、原料融液から単結晶を引き上げるための次工程に自動的に移行することができれば、より短時間で次工程に移行することができ、石英ルツボの高温化を確実に防止することができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
(実施例)
図1に示す、直径32インチ(約800mm)の石英ルツボ4を装備した単結晶製造装置1を用いて、原料多結晶シリコンをヒーター7により加熱溶融した。図3に示す模擬実験での一酸化炭素濃度測定結果に基づき、一酸化炭素濃度測定手段12により原料溶融中の排ガスに含まれるCO濃度を監視し、溶融中に1700ppmとなったら、溶融終了の警報をアラーム吹鳴手段から吹鳴するように、溶融完了判定手段13を設定した。このとき溶融開始から次工程に移行するまでの時間は平均7.5時間であった。
(比較例)
実施例1で使用した単結晶製造装置と同一のホットゾーン(HZ)を有するが、一酸化炭素濃度測定手段及び溶融完了判定手段を具備しない単結晶製造装置に、直径32インチ(約800mm)の石英ルツボを装備した。そして、その石英ルツボに多結晶シリコンを収容・加熱し、原料多結晶シリコンを溶融した。その後、作業者が原料の溶融完了を確認してから次工程に移行する作業を行った。このときの溶融開始から次工程に移行するまでの時間は平均9.1時間であった。
本発明の単結晶製造装置及び単結晶の製造方法(実施例)は、原料溶融工程において原料が完全に溶融したことを検知することができたため、比較例に比べ、次工程へ時間を空けることなく移行することができた。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1,20…単結晶製造装置、 2,21…メインチャンバ−、 3,22…引上げチャンバー、 4,26…石英ルツボ、 5,27…黒鉛るつぼ、 6,25…原料融液、 7,29…ヒーター、 8,30…断熱部材、 9,31…不活性ガス導入管、 10,33…遮熱部材、 11,34…ガス排気管、 12…一酸化炭素濃度測定手段、 13…溶融完了判定手段、 14…アラーム吹鳴手段、 15…真空ポンプ、 16…バッファータンク、 17…バブリングタンク、 23…単結晶、 24…ワイヤー、 28…シャフト、 32…ガス整流筒、 35…種ホルダー、 36…種結晶。

Claims (11)

  1. チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置であって、少なくとも、
    原料を収容する石英ルツボと、該石英ルツボ内に収容された原料を加熱溶融して原料融液にするヒーターを収容するチャンバーと、
    前記チャンバー内に不活性ガスを導入するための不活性ガス導入管と、
    前記チャンバー内からガスを排出するためのガス排気管と、
    該ガス排気管に備えられ、前記チャンバー内から排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定する一酸化炭素濃度測定手段と、
    該一酸化炭素濃度測定手段により測定された、原料溶融中の排ガスに含まれる一酸化炭素濃度の測定結果により、前記原料の溶融が完了したと判定する溶融完了判定手段とを具備するものであることを特徴とする単結晶製造装置。
  2. 前記溶融完了判定手段は、前記一酸化炭素濃度測定手段により測定された原料溶融中の排ガス中の一酸化炭素濃度が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、前記一酸化炭素濃度測定手段により測定された一酸化炭素濃度の濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間が経過したときに、原料の溶融が完了したと判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の単結晶製造装置。
  3. 前記予め規定された一酸化炭素濃度の値は、1700ppm以上であることを特徴とする請求項2に記載の単結晶製造装置。
  4. 前記予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間は、それぞれ、33.0ppm/min以上、15分以上であることを特徴とする請求項2に記載の単結晶製造装置。
  5. 前記溶融完了判定手段により原料の溶融完了を判定したときに、アラームを吹鳴するアラーム吹鳴手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の単結晶製造装置。
  6. チョクラルスキー法により原料を加熱溶融した原料融液から単結晶を引き上げる単結晶の製造方法であって、
    前記原料を石英ルツボに収容し、該石英ルツボに収容された原料を加熱溶融しながら原料溶融中に排出される排ガスに含まれる一酸化炭素濃度を測定し、測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果に基づき、原料の溶融が完了したと判定し、その後、前記原料融液から単結晶を引き上げることを特徴とする単結晶の製造方法。
  7. 前記原料の溶融完了判定を、前記測定された原料溶融中における排ガスに含まれる一酸化炭素濃度測定結果が、予め規定された一酸化炭素濃度の値に到達したとき、又は、測定された一酸化炭素濃度推移が、予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後に予め規定された所定時間を経過したときに、原料の溶融が完了したと判定することとし、
    前記予め規定された一酸化炭素濃度の値は、予め、原料を石英ルツボ内に収容・溶解し、前記原料が全て溶解したときの排ガス中の一酸化炭素濃度の測定値とし、前記予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度は、予め測定された前記原料溶解中の排ガス中の一酸化炭素濃度の推移によって規定し、該一酸化炭素濃度上昇速度に到達した後前記原料が全て溶解するまでの時間を前記予め規定された所定時間とすることを特徴とする請求項6に記載の単結晶の製造方法。
  8. 前記予め規定された一酸化炭素濃度の値を、1700ppm以上とすることを特徴とする請求項7に記載の単結晶の製造方法。
  9. 前記予め規定された一酸化炭素濃度上昇速度と所定時間を、それぞれ、33.0ppm/min.以上、15分以上とすることを特徴とする請求項7に記載の単結晶の製造方法。
  10. 前記溶融完了判定をしたとき、溶融完了を知らせるアラームを吹鳴させることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の単結晶の製造方法。
  11. 前記溶融完了判定をした後、前記原料融液から単結晶を引き上げるための次工程に自動的に移行することを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の単結晶の製造方法。
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