JP2017112559A - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過電流の誤検出を抑制しつつ、従来よりも過電流の検出開始を早めることができる負荷駆動装置を提供すること。
【解決手段】駆動ICは、ソレノイドの通電経路上に設けられた放電スイッチのドレイン電圧Vdsを検出する。また、ドレイン電圧を微分して電圧微分値Vds’を算出する。そして、放電スイッチがオンしてから電圧微分値が閾値電圧Vth1を下回り、その後、電圧微分値が閾値電圧Vth1を上回ると過電流の検出を開始し、スイッチのオフに応じて過電流の検出を停止する。
【選択図】図4

Description

この明細書における開示は、誘導性負荷を駆動する負荷駆動装置に関する。
誘導性負荷を駆動する負荷駆動装置は、誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで誘導性負荷に電流を流すスイッチを備えている。特許文献1には、スイッチとしてのMOSFETに流れる過電流を検出可能に構成された負荷駆動装置(異常検出装置)が開示されている。
この負荷駆動装置では、MOSFETのドレイン電圧(ドレイン−ソース間電圧)を検出する。そして、ドレイン電圧が閾値電圧を超えると、MOSFETに過電流が流れたと判断し、MOSFETを強制的にオフさせる。また、MOSFETのオンオフタイミングに応じてドレイン電圧変化をマスクし、マスク期間を除いて過電流を検出する。
特開2013−255304号公報
ところで、MOSFETをオフすると通電経路が遮断されてドレイン電圧が上昇し、ドレイン電圧が閾値電圧よりも高い値を示すため、過電流の誤検出が生じる。
これに対し、上記した負荷駆動装置によれば、たとえばMOSFETを駆動させるPWM信号のオフからオンへの切り替わりタイミング(立ち上がりタイミング)から所定時間をマスク期間とすることができる。そして、マスク期間が終了すると過電流の検出を開始し、PWM信号のオンからオフへの切り替わりタイミング(立ち下がり)に応じて過電流の検出を停止することができる。
上記マスク期間は、過電流の誤検出を防ぐのに十分な時間となるように、事前に計算を行って決定される。具体的には、MOSFETの動作遅延、MOSFETを動作させるためのIC内部の動作遅延などのワースト値をそれぞれ見積もり、各値を加算した時間に所定のマージンを加味することで決定される。
このようにして決定されるマスク期間は実際の平均的な駆動状態において必要な長さよりも長いため、MOSFETがオンしてから比較的早いタイミングで過電流異常が発生した場合など、早いタイミングで閾値を超えるような大電流がMOSFETに流れる場合であっても、マスク期間が終了するまでは過電流が生じていると判定できない。その間、MOSFETに流れる電流値は上昇し続け、MOSFETに発生する熱量も大きくなる。したがって、耐熱性を満足するために、大型のMOSFETを用いなければならない。
本開示はこのような課題に鑑みてなされたものであり、過電流の誤検出を抑制しつつ、従来よりも過電流の検出開始を早めることができる負荷駆動装置を提供することを目的とする。
本開示は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本開示のひとつは、誘導性負荷(100a)を駆動する負荷駆動装置であって、
誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで誘導性負荷に電流を流すスイッチ(Q1)と、
スイッチにおいて通電経路を形成する端子間の電圧である端子間電圧を検出する電圧検出部(30)と、
検出された端子間電圧を微分して電圧微分値を算出する演算部(32)と、
端子間電圧に基づいてスイッチに流れる過電流を検出するものであり、スイッチがオンしてから電圧微分値が第1閾値を下回り、その後、電圧微分値が第1閾値を上回ると過電流の検出を開始し、スイッチのオフに応じて過電流の検出を停止する過電流検出部(34)と、
を備える。
これによれば、検出された端子間電圧の電圧微分値を用いて過電流の検出開始タイミングを判断する。したがって、スイッチの動作遅延などを考慮して安全サイドで設定されるマスク期間後の開始タイミングに較べて、過電流の検出開始タイミングを早めることができる。また、スイッチのオフに応じて過電流の検出を停止し、電圧微分値が第1閾値を下回った後、第1閾値を上回るまでは過電流の検出を開始しないため、端子間電圧の誤検出を抑制することもできる。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示す図である。 制御回路が実行する過電流検出処理を示すフローチャートである。 過電流異常が生じていない通常駆動時のタイミングチャートである。 過電流異常が生じた場合のタイミングチャートである。 参考例において、過電流異常が生じていない通常駆動時のタイミングチャートである。 参考例において、過電流異常が生じた場合のタイミングチャートである。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的に及び/又は構造的に対応する部分には同一の参照符号を付与する。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づき、本実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明する。図1に示す電子制御装置10は、車両のエンジンルームに配置されており、エンジン(内燃機関)の各気筒に設けられたインジェクタ100の駆動を制御する。電子制御装置10は、エンジンECUとして構成されている。インジェクタ100は、直噴型ガソリンエンジンの燃焼室内に、直接、燃料を噴射するインジェクタである。図1では、便宜上、各気筒に対応する複数のインジェクタ100のうち、1つのみを示している。
インジェクタ100は、ソレノイド100a(コイル)を有している。ソレノイド100aが誘導性負荷に相当し、電子制御装置10が負荷駆動装置に相当する。インジェクタ100は、ソレノイド100aの通電時には該ソレノイド100aが生じる電磁力によって開放され、燃料を噴射するようになっている。また、ソレノイド100aへの非通電時には、インジェクタ100に設けられた図示しないバネの付勢力により閉鎖されるようになっている。ソレノイド100aの上流側は、電子制御装置10の端子P1に接続され、下流側は端子P2に接続されている。
電子制御装置10は、昇圧回路20、放電スイッチQ1、定電流スイッチQ2、ローサイドスイッチQ3、電流検出用抵抗R1、ダイオードD1,D2、マイコン22、及び駆動IC24を備えている。
昇圧回路20は、電子制御装置10の端子P3を介して入力されるバッテリ電圧VBを昇圧し、所定の昇圧電圧VBst(たとえば65V)を生成する。このような昇圧回路20としては、たとえば昇圧用のコイル、コイルへの通電を制御するスイッチ、逆流阻止用のダイオード、コンデンサを備えた公知の構成を採用することができる。
放電スイッチQ1は、ソレノイド100aの上流側であって、昇圧回路20(コンデンサ)と端子P1との間に配置されている。放電スイッチQ1は、オンすることで、昇圧電圧Vbstを端子P1を介してソレノイド100aに印加するスイッチである。本実施形態では、放電スイッチQ1として、nチャネル型のMOSFETを採用している。放電スイッチQ1のドレインは、昇圧回路20(コンデンサの正極)に接続されている。
定電流スイッチQ2は、ソレノイド100aの上流側であって、端子P1と端子P3の間に配置されている。定電流スイッチQ2は、オンすることで、端子P1を介してソレノイド100aにバッテリ電圧VBを供給するスイッチである。本実施形態では、定電流スイッチQ2として、nチャネル型のMOSFETを採用している。定電流スイッチQ2のドレインは端子P3に接続されており、ソースは、逆流阻止用のダイオードD1及び端子P1を介して、ソレノイド100aの上流側に接続されている。
ダイオードD1のアノードは、定電流スイッチQ2のソースに接続され、カソードは放電スイッチQ1のソースに接続されている。ダイオードD1と放電スイッチQ1の接続点とグランドとの間には、還流用のダイオードD2がアノードをグランド側にして配置されている。
ローサイドスイッチQ3は、ソレノイド100aに対応して設けられるとともに対応するソレノイド100aの下流側に配置されている。ローサイドスイッチQ3は、オンすることで、対応するソレノイド100aの下流側をグランドに接続させる。このため、ローサイドスイッチは、気筒選択スイッチとも称される。本実施形態では、ローサイドスイッチQ3として、nチャネル型のMOSFETを採用している。ローサイドスイッチQ3のソースは、電流検出用抵抗R1を介してグランドに接続されており、ドレインは、端子P2を介してソレノイド100aの下流側に接続されている。
マイコン22及び駆動IC24は、昇圧回路20の昇圧動作を制御する。また、放電スイッチQ1のオンオフ、定電流スイッチQ2のオンオフ、及びローサイドスイッチQ3のオンオフを制御する。図1では、便宜上、駆動IC24と、定電流スイッチQ2及びローサイドスイッチQ3との接続を省略している。後述する噴射信号TQの電圧レベルがHレベルの期間、すなわち通電期間において、初期の放電期間では、放電スイッチQ1及びローサイドスイッチQ3をオンする。そして、ソレノイド100aに流れる駆動電流を電流検出用抵抗R1の両端電圧にて検出し、駆動電流が目標ピーク電流値に達すると、放電スイッチQ1をオフさせる。放電スイッチQ1をオフさせてから通電期間が終了するまでの定電流期間では、駆動電流が目標ピーク電流値よりも低い所定の電流値となるように、たとえば定電流スイッチのオンオフを制御する。
マイコン22は、CPU、ROM、RAM、レジスタ、及びI/Oポートなどを備えて構成されたマイクロコンピュータである。たとえば、マイコン22は、エンジンが出力すべき目標トルクを算出する。また、エンジンが要求される目標トルクを生じるために、図示しないスロットルバルブを適切な開度に制御するとともに、エンジンの燃料噴射量及び点火タイミングを制御する。
マイコン22は、エンジン回転数、アクセル開度など、図示しない各種センサにて検出されるエンジンの運転情報に基づいて、インジェクタ100に対応する噴射信号TQを生成し、駆動IC23に出力する。マイコン22は、開弁を指示する期間において、噴射信号TQとして電圧レベルがHレベルの信号を出力し、閉弁を指示する期間において、噴射信号TQとしてLレベルの信号を出力する。
駆動IC23は、電位差検出回路30、微分回路32、制御回路34、及びゲート駆動回路36を有している。
電位差検出回路30は、放電スイッチQ1におけるソレノイド100aの通電経路を形成する端子間の電位差、すなわちドレイン−ソース間の電位差(以下、ドレイン電圧Vdsと示す)を検出する。電位差検出回路30が電圧検出部に相当する。
微分回路32は、ドレイン電圧Vdsを微分して、電圧微分値Vds’を算出する。微分回路32としては、抵抗及びコンデンサを有する公知の構成を採用することができる。このため、微分回路8の特性(時定数)は、主として抵抗及びコンデンサにより決定される。微分回路32が演算部に相当する。
制御回路34は、第1比較回路40、第2比較回路42、ゲート駆動タイミング生成回路44、及びゲート駆動マスク回路46を有している。制御回路34が過電流検出部に相当する。
第1比較回路40は、ドレイン電圧Vdsと予め設定された閾値電圧Vth2とを比較し、その比較結果を示す信号S1(以下、比較結果S1と示す)をゲート駆動マスク回路48に出力する。閾値電圧Vth2が第2閾値に相当する。第1比較回路40は、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2以下の場合、比較結果として電圧レベルがLレベルの信号を出力し、閾値電圧Vth2を上まわると、比較結果として電圧レベルがHレベルの信号を出力する。
第2比較回路42は、電圧微分値Vds’と予め設定された閾値電圧Vth1とを比較する。そして、放電スイッチQ1がオンされてから電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1を下回り、その後、閾値電圧Vth1を上回ると、過電流の検出開始を示すパルス信号をゲート駆動マスク回路46に出力する。
ゲート駆動タイミング生成回路44は、図示しないクロック発生回路により生成される所定周波数のクロックと、マイコン22から入力される噴射信号TQとに基づき、所定周波数及び所定デューティのPWM信号を生成する。ゲート駆動タイミング生成回路44は、生成したPWM信号を、ゲート駆動マスク回路46に出力する。
ゲート駆動マスク回路46は、第1比較回路40の出力する比較結果S1、第2比較回路42の出力信号、及びゲート駆動タイミング生成回路44の出力信号に基づいて、ドレイン電圧Vdsによる過電流の検出を無効化する期間(以下、マスク期間と示す)を決定するとともに、ゲート駆動回路36にオン/オフタイミングの制御信号を出力する。
ゲート駆動マスク回路46は、PWM信号がオフからオンに切り替わるタイミング(立ち上がり)後、第2比較回路42から上記した過電流の検出開始を示すパルス信号が入力されるまでは、マスク期間として、第1比較回路の比較結果S1を無効とする。すなわち、上記パルス信号が入力されると、比較結果S1に基づく過電流の検出を開始する。過電流異常が生じない場合、ゲート駆動マスク回路46は、PWM信号がオンからオフに切り替わるタイミング(立ち下がり)を検出し、このオフタイミングに応じて過電流の検出を停止する。すなわち、オフタイミングに応じてマスク期間を設定する。本実施形態では、オフタイミングが検出されてから上記パルス信号が入力されるまでの期間がマスク期間となる。したがって、パルス信号が入力されてからPWM信号がオフとなるまでの期間が、過電流検出期間となる。
過電流検出期間において、比較結果S1がHレベルにならない場合、すなわち過電流が検出されない場合、ゲート駆動マスク回路46は、制御信号としてPWM信号を出力する。一方、過電流が検出されると、PWM信号のオフタイミングを待たずに、放電スイッチQ1をオフさせるように制御信号を出力する。これにより、通常時よりも放電スイッチQ1のオフタイミングが早まる。また、放電スイッチQ1のオフにより、通常時よりもマスク期間の開始タイミングが早まる。
ゲート駆動回路36は、ゲート駆動マスク回路46から出力された制御信号に基づいて、放電スイッチQ1のゲートにゲート駆動信号S2を出力する。ゲート駆動回路36は、駆動部に相当する。
なお、駆動IC24は、上記以外にも、昇圧回路20によってバッテリ電圧VBが目標電圧(65V)まで昇圧されるように、昇圧回路20の動作を制御する。
次に、図2に基づき、制御回路34が実行する過電流検出処理について説明する。制御回路34は、電子制御装置10の電源が投入された状態で、図2に示す処理を繰り返し実行する。電子制御装置10の電源が投入されると、制御回路34は初期的にマスク期間を設定する。
先ずステップS10では、放電スイッチQ1の通電開始タイミングか否かを判定し、通電開始タイミングであると判定すると、ステップS20の処理を実行する。ステップS20では、ゲート駆動回路36に、放電スイッチQ1をオンさせるべく制御信号を出力する。これにより、ゲート駆動回路36からゲート駆動信号としてHレベルの信号が出力され、放電スイッチQ1がオンされる。ステップS20の処理が終了すると、ステップS30の処理を実行する。
ステップS30ではドレイン電圧Vdsを検出する。続くステップS40では、検出したドレイン電圧Vdsを微分して、電圧微分値Vds’を算出し、算出後、ステップS50の処理を実行する。ステップS50では、算出した電圧微分値Vds’と閾値電圧Vth1とを比較し、電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1未満か否かを判定する。電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1未満の場合、ステップS60に進み、閾値電圧Vth1以上の場合、ステップS30に戻る。
ステップS60では、再度、ドレイン電圧Vdsを検出し、続くステップS70では、電圧微分値Vds’を算出する。ステップS70が終了すると、次いでステップS80では、算出した電圧微分値Vds’と閾値電圧Vth1とを比較し、電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1よりも大きいか否かを判定する。電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1より大きい場合、ステップS90に進み、閾値電圧Vth1以下の場合、ステップS60に戻る。
電圧微分値Vds’が閾値電圧Vth1を下回った後、閾値電圧Vth1を上回ったため、ステップS90では、過電流の検出を開始する。すなわち、マスク期間を終了(マスクオフ)とする。
次いで、ステップS100ではドレイン電圧Vdsを検出し、ステップS110では、検出したドレイン電圧Vdsと閾値電圧Vth2とを比較して、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2よりも大きいか否か、すなわちドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回ったか否かを判定する。ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2よりも大きい場合、ステップS120に進み、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2以下の場合、ステップS130に進む。
ステップS110で過電流が検出されたため、ステップS120では、PWM信号のオフタイミングを待たずに、放電スイッチQ1を強制的にオフさせるべく、ゲート駆動回路36に制御信号を出力する。これにより、ゲート駆動回路36からゲート駆動信号としてLレベルの信号が出力され、放電スイッチQ1がオフされる。したがって、放電スイッチQ1のオフタイミングが通常時よりも早まる。ステップS120の処理が終了すると、ステップS150に進む。
ステップS110で過電流が検出されない場合に実行されるステップS130では、放電スイッチQ1の通電期間が終了したか否かを判定する。本実施形態では、ソレノイド100aに流れる駆動電流が目標ピーク電流値に達すると、放電スイッチQ1の通電期間が終了となる。昇圧電圧Vbstが65Vの場合、放電スイッチQ1の通電期間は、たとえば300μs〜350μs程度である。通電期間が終了した場合、ステップS140に進み、通電期間が終了していない場合、ステップS100に戻る。
ステップS140では、放電スイッチQ1をオフさせるべく、ゲート駆動回路36に制御信号を出力する。そして、ステップS150に進む。ステップS150では、過電流の検出を停止する。すなわち、マスク期間を開始(マスクオン)とする。このように、過電流異常が生じてステップS120で放電スイッチQ1を強制的にオフさせる場合、通電期間が終了となりステップS140で放電スイッチQ1をオフさせる場合のいずれについても、放電スイッチQ1のオフに応じて過電流の検出を停止する。そして、一連の処理を終了する。
なお、ステップS120,S140において、放電スイッチQ1とともにローサイドスイッチQ3をオフしてもよい。
図3は、過電流異常が生じていない通常駆動時のタイミングチャートを示している。図4は、過電流異常が生じた場合のタイミングチャートを示している。また、図5及び図6は従来のマスク処理を行った場合の参考例である。図5は、過電流異常が生じていない通常駆動時のタイミングチャートを示し、図6は、過電流異常が生じた場合のタイミングチャートを示している。図3〜図6では、明確化のため、放電スイッチQ1の発熱量にハッチングを施している。
先ず、本実施形態の通常駆動時について説明する。図3に示すように、噴射信号TQがLレベルからHレベルに立ち上がると、わずかに遅れて、ゲート駆動回路から出力されるゲート駆動信号S2も時刻t1で立ち上がる。
ゲート駆動信号S2が立ち上がると、わずかに遅れて放電スイッチQ1がオン状態となり、ドレイン電圧Vdsが急峻に低下する。このため、電圧微分値Vds’も急峻に低下する。閾値電圧Vth1は、電圧微分値Vds’が放電スイッチQ1のオン直後に初期的にとり得る値(0V付近の値)と、ドレイン電圧Vdsの急峻な低下にともない取り得る最小値との間に設定されている。このため、ドレイン電圧Vdsの低下にともない、電圧微分値Vds’は閾値電圧Vth1を下回る。
ドレイン電圧Vdsは、時刻t2で閾値電圧Vth2を下回る。すなわち、比較結果S1は、時刻t2までHレベルを示す。しかしながら、マスク期間であるため、時刻t2までの過電流の検出は無効となる。時刻t2の後、ドレイン電圧Vdsは最小値(0V付近の値)となり、その後、通電期間においてドレイン電流Id同様、単調増加する。このため、電圧微分値Vds’は閾値電圧Vth1を下回って最小値となると、一転増加に転じる。このとき、主として抵抗及びコンデンサにより決定される時定数で増加する。そして、時刻t3で閾値電圧Vth1を上回る。したがって、時刻t3でマスク期間が終了し、過電流の検出を開始する。なお、電圧微分値Vds’は、最終的に0V付近で落ち着く。
通常駆動時の場合、図3に示すように、過電流の検出開始後において、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回ることはない。ソレノイド100aに流れる駆動電流が目標ピーク電流値に到達すると、制御回路34は、放電スイッチQ1をオフさせるタイミングと判断し、時刻t4でゲート駆動信号S2を立ち下げる。これにより、放電スイッチQ1もオフとなる。また、放電スイッチQ1をオフさせる時刻t4で、過電流の検出も停止となり、マスク期間が開始となる。
放電スイッチQ1をオフすると、ドレイン電圧Vdsが急峻に増加する。上昇の過程で、時刻t5においてドレイン電圧Vdsは閾値電圧Vth2を上回るが、過電流検出期間が終了し、マスク期間となっているため、過電流の検出は無効となる。
放電スイッチQ1には、ドレイン電圧Vdsと、放電スイッチQ1に流れるドレイン電流Idとの積に比例した熱が生じる。特に、放電スイッチQ1をオフ(ターンオフ)する際に、駆動時に較べて大きな熱が発生する。図3でハッチングを施した部分(面積)が、総発熱量に相当する。
図4も、時刻t3までは、図3と同じである。過電流異常発生の場合、図4に示すようにドレイン電流Idとして大電流が流れるため、時刻t3から所定時間が経過した時刻t6で、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回る。
上記したように、時刻t6でドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回ると、比較結果S1はHレベルからLレベルに切り替わる。時刻t3ですでに過電流検出が開始となっているため、比較結果S1がLレベルに切り替わることにより、過電流異常が生じたことを検出する。過電流異常を検出すると、制御回路34は、時刻t4を待たずに、放電スイッチQ1をオフさせるように制御信号を出力する。これにより、時刻t7でゲート駆動信号S2は立ち下がる。そして、放電スイッチQ1がオフされる。また、過電流検出期間が終了し、マスク期間となる。なお、図4に示す例では、時刻t3からt7までの時間が、2μs程度である。
図4に示すように、過電流異常が生じると、放電スイッチQ1をオフする際の電流量が通常駆動時より多くなるため、通常駆動時よりも発熱量が大きくなる。しかしながら、本実施形態では、過電流の検出開始タイミングを従来よりも早めることができるため、後述する比較例に較べて、発熱量を低減することができる。
図5に示す参考例の通常駆動時も、時刻t2までは、図3と同じである。時刻t1,t2,t4,t5のタイミングは、図3と同じである。時刻t3のタイミングが異なる。
図5に示すように、従来のマスク処理では、時刻t1から所定時間Tが経過するまでがマスク期間となる。所定時間Tは、過電流の誤検出を防ぐのに十分な時間となるように、事前に計算を行って決定される。具体的には、放電スイッチQ1の動作遅延、駆動IC内部の動作遅延など各遅延のワースト値をそれぞれ見積もり、各値を加算した時間に所定のマージンを加味することで決定されている。このため、所定時間Tは、たとえば8μs程度となる。
図5では、所定時間Tが経過すると、マスク期間が終了し、過電流の検出を開始する時刻t3となる。通常駆動時の場合、図3同様、過電流の検出開始後において、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回ることはない。時刻t4でゲート駆動信号S2が立ち下がると、放電スイッチQ1もオフとなる。また、放電スイッチQ1をオフさせる時刻t4で、過電流の検出も停止となり、マスク期間が開始となる。

図6に示す参考例の過電流異常発生時も、時刻t2までは、図4と同じである。時刻t1,t2,t6のタイミングは、図4と同じである。時刻t3,t7のタイミングが異なる。
図5同様、図6でも、時刻t1から所定時間T経過後が、マスク期間が終了する時刻t3となる。このため、図4同様、時刻t6で、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を上回っても、マスク期間中であり、過電流の検出が無効となる。すなわち、制御回路34は、ゲート駆動回路36に対して放電スイッチQ1のオンを継続させるべく制御信号を出力する。
時刻t3になると、マスク期間が終了し、過電流の検出が可能となる。このため、比較結果S1がHレベルを示すことにより、制御回路34は、過電流異常が生じていることを検出する。過電流異常を検出すると、制御回路34は、時刻t4を待たずに、放電スイッチQ1をオフさせるように制御信号を出力する。これにより、時刻t7でゲート駆動信号S2は立ち下がる。そして、放電スイッチQ1がオフされる。また、過電流検出期間が終了し、マスク期間となる。
上記したように、過電流の検出タイミングが図4に較べて遅くなる分、放電スイッチQ1をオフさせる際の電流量も多くなる。したがって、図6に示すように、本実施形態よりも発熱量が大きくなる。
次に、本実施形態に係る電子制御装置10の効果について説明する。
本実施形態では、放電スイッチQ1のドレイン電圧Vdsと閾値電圧Vth2との比較により、過電流を検出することができる。
また、ドレイン電圧Vdsの電圧微分値Vds’を用いて、過電流の検出開始タイミングを判断する。ドレイン電圧Vdsは放電スイッチQ1のオンにより急峻に低下し、閾値電圧Vth2を下回って最小値となった後、単調増加する。このため、電圧微分値Vds’も急峻に低下して閾値電圧Vth1を下回り、ドレイン電圧Vdsが最小値となるタイミングにわずかに遅れて最小値となる。そして、その後は、所定の時定数で増加する。
このように、電圧微分値Vds’は、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を下回った時刻t2から大きく遅れることなく、閾値電圧Vth1を上回る。よって、マスク期間の終了タイミング、すなわち過電流の検出開始タイミングは、時刻t2から大きく遅れることはない。これに対し、従来のマスク処理では、放電スイッチQ1の動作遅延などを考慮して安全サイドでマスク期間が設定されるため、マスク期間の終了タイミングが時刻t2から比較的大きく遅れる。したがって、本実施形態によれば、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を下回ったことを確実に検出しつつ、過電流の検出開始タイミングを早めることができる。すなわち、放電スイッチQ1のオフにともなう過電流の誤検出を抑制しつつ、過電流の検出開始タイミングを早めることができる。
過電流の検出開始タイミングを早めることができるため、図4及び図6に示したように、従来マスク期間のタイミングで生じた過電流を早期に検出し、これにより放電スイッチQ1を早期にオフさせ、放電スイッチQ1の発熱量を抑制することができる。すなわち、放電スイッチQ1を過電流から保護することができる。
なお、放電スイッチQ1のオンした後にドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を下回ると過電流の検出開始とすることも考えられる。しかしながら、この場合、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を下回る前に過電流異常が生じると、ドレイン電圧Vdsが閾値電圧Vth2を下回ることなく増加するため、マスク期間が解除されず、過電流を検出することができない。これに対し、本実施形態によれば、このような場合でも、電圧微分値Vds’は、閾値電圧Vth1を下回った後、閾値電圧Vth1を上回るため、過電流の検出開始タイミングを早めることができる。
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。たとえば、開示は、実施形態において示された要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
電子制御装置10が、直噴型ガソリンエンジンに適用される例を示したが、ディーゼルエンジンにも適用できる。エンジンの気筒数も限定されない。
特に言及しなかったが、電子制御装置10が、ローサイドスイッチQ3がオフされたときに、対応するソレノイド100aに蓄積されたエネルギをコンデンサ昇圧回路20のコンデンサに回収する回収部をさらに備えてもよい。回収部として、ダイオードやMOSFETなどのスイッチを採用することができる。
誘導性負荷は、エンジンの燃焼室に、直接、燃料を噴射するインジェクタ100のソレノイド100aに限定されない。
放電スイッチQ1の過電流検出について言及したが、定電流スイッチQ2やローサイドスイッチQ3にも適用できる。
また、制御回路34にて過電流を検出した場合、マイコン22にフィードバックしてもよい。過電流が生じると、たとえば1回の噴射分について噴射信号TQをLレベルにすることもできる。ゲート駆動マスク回路46から制御信号をフィードバックしてもよいし、ゲート駆動回路36からゲート駆動信号S2をフィードバックしてもよい。
上記したように、閾値電圧Vth1は、電圧微分値Vds’が放電スイッチQ1のオン直後に初期的にとり得る値(0V付近の値)と、ドレイン電圧Vdsの急峻な低下にともない取り得る最小値との間に設定されればよい。たとえば、最小値に近い値を閾値電圧Vth1にすると、電圧微分値Vds’が増加に転じてすぐに過電流の検出開始とすることができる。
10…電子制御装置、20…昇圧回路、22…マイコン、24…駆動IC、30…電位差検出回路、32…微分回路、34…制御回路、36…ゲート駆動回路、40…第1比較回路、42…第2比較回路、44…ゲート駆動タイミング生成回路、46…ゲート駆動マスク回路、100…インジェクタ、100a…ソレノイド、P1,P2,P3…端子、Q1…放電スイッチ、Q2…定電流スイッチ、Q3…ローサイドスイッチ、R1…電流検出用抵抗

Claims (4)

  1. 誘導性負荷(100a)を駆動する負荷駆動装置であって、
    前記誘導性負荷の通電経路上に設けられ、オンすることで前記誘導性負荷に電流を流すスイッチ(Q1)と、
    前記スイッチにおいて前記通電経路を形成する端子間の電圧である端子間電圧を検出する電圧検出部(30)と、
    検出された前記端子間電圧を微分して電圧微分値を算出する演算部(32)と、
    前記端子間電圧に基づいて前記スイッチに流れる過電流を検出するものであり、前記スイッチがオンしてから前記電圧微分値が第1閾値を下回り、その後、前記電圧微分値が前記第1閾値を上回ると過電流の検出を開始し、前記スイッチのオフに応じて過電流の検出を停止する過電流検出部(34)と、
    を備える負荷駆動装置。
  2. 前記過電流検出部は、過電流の検出開始後、前記端子間電圧が第2閾値を上回ると、前記スイッチに過電流が流れていると判断する請求項1に記載の負荷駆動装置。
  3. 前記スイッチをオンオフさせる駆動部(36)を備え、
    前記駆動部は、前記過電流検出部により過電流が流れていると判断されると、前記スイッチをオフさせる請求項2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記誘導性負荷は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射する直噴インジェクタのソレノイドである請求項1〜3いずれか1項に記載の負荷駆動装置であって、
    前記スイッチは、電源電圧を昇圧して昇圧電圧を生成し、オンすることで前記ソレノイドに前記昇圧電圧を印加する放電スイッチである負荷駆動装置。
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