JP2017099052A - コルゲートチューブ保持具、及び、保持具付きコルゲートチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】コルゲートチューブへの容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立可能なコルゲートチューブ保持具、及び、保持具付きコルゲートチューブの提供。【解決手段】保持具(100)は、コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な複数の保持部材(110,120)と、空間の軸線方向に延びる第1板部(131)及び第1板部に交差する方向に第1板部から突出する第2板部(132)を有する保持片(130)と、を備える。複数の保持部材(110,120)は、コルゲートチューブを空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(114)を有する第1保持部材(110)及び保持構造を有さない第2保持部材(120)を含む。保持片(130)は、第2保持部材(120)から空間内に突出し且つ第2保持部材に第1板部(131)が繋がるように設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、コルゲートチューブ保持具、及び、コルゲートチューブ保持具がコルゲートチューブに取り付けられた保持具付きコルゲートチューブに関する。
従来から、コルゲートチューブを保持する保持具(「プロテクタ」ともいう。)が提案されている。この種の保持具は、一般に、コルゲートチューブの外周面の凹部と保持具の内壁面に設けた凸部とを係合させることにより、コルゲートチューブを保持具から外れないように(抜けないように)保持している。ところが、コルゲートチューブに外力が及んだ場合等において、コルゲートチューブのスリットの両端面がオフセットすると、コルゲートチューブのチューブ径が小さくなり(細くなり)、保持具からコルゲートチューブが外れる(抜ける)虞がある。このようなコルゲートチューブの外れ(以下「コルゲートチューブ抜け」という。)は、出来る限り確実に防止されることが望ましい。
例えば、従来の保持具の一つ(以下「従来保持具」という。)は、コルゲートチューブ抜けを防ぐため、保持具の内壁面からコルゲートチューブに向かって突出する薄板状の突起を設け、この突起をコルゲートチューブのスリットに挿入するようになっている。この突起によってスリットの両端面のオフセットが抑制され、コルゲートチューブ抜けが防止されることになる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2014−99976号公報
従来保持具では、突起が保持具の内壁面に設けられているため、内壁面に設けられたコルゲートチューブ係止用の凸部とコルゲートチューブとの干渉を避けながら、突起をコルゲートチューブのスリットに挿入する必要がある。そのため、従来保持具をコルゲートチューブに取り付ける作業が煩雑となると考えられる。このような煩雑さは、同作業の効率を低下させる原因となり得る。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コルゲートチューブへの容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立可能なコルゲートチューブ保持具、及び、コルゲートチューブとコルゲートチューブ保持具との容易な組み付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立可能な保持具付きコルゲートチューブ、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコルゲートチューブ保持具は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1)
コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片と、を備え、
前記複数の保持部材は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する第1保持部材、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材、を含み、
前記保持片は、
前記第2保持部材から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部が繋がるように設けられた、
コルゲートチューブ保持具であること。
(2)
上記(1)に記載のコルゲートチューブ保持具であって、
前記第1保持部材と前記第2保持部材を繋ぐヒンジ部を更に備えた、
コルゲートチューブ保持具であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記第2保持部材が、
前記保持片の前記第2板部に沿って前記空間の軸線方向に延びる開口部を有する、
コルゲートチューブ保持具であること。
(4)
上記(3)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
前記第1板部を挟んで逆方向に突出する2つの前記第2板部であって、前記第2保持部材の内壁面に向かい合う面の色が互いに異なる2つの前記第2板部、を有し、
前記第2保持部材が、
一方の前記第2板部に対応する開口部と、他方の前記第2板部に対応する開口部と、を有する、
コルゲートチューブ保持具であること。
(5)
上記(3)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
前記第2保持部材の内壁面に向かい合う面に光を反射可能な光反射層を有する前記第2板部を有する、
コルゲートチューブ保持具であること。
上記(1)の構成のコルゲートチューブ保持具(以下、単に「保持具」ともいう。)によれば、保持構造を有さない第2保持部材に設けられた保持片にコルゲートチューブを取り付けた後、第2保持部材とコルゲートチューブとを一緒に第1保持部材に組み付けることができる。そのため、従来保持具のような干渉を考慮することなく、保持具をコルゲートチューブに取り付けられる。よって、従来保持具に比べ、保持具をコルゲートチューブに取り付ける作業を容易にできる。
更に、第2保持部材と第1保持部材との組み付けによってコルゲートチューブを保持部材が画成する空間(以下「収容空間」という。)に収容すれば、第1保持部材が有する保持構造により、コルゲートチューブが保持される。よって、従来保持具と同様、保持片によってコルゲートチューブ抜けを防ぎつつ、コルゲートチューブを保持できる。
したがって、本構成のコルゲートチューブ保持具は、コルゲートチューブへの容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立できる。
加えて、本構成のコルゲートチューブ保持具は、保持片の位置を調整することによってコルゲートチューブのスリット位置(開口方向)を任意に調整できる。これにより、例えば、保持具を車両等に固定した際にコルゲートチューブのスリットが上向きに開口しない(例えば、横向き又は下向きに開口する)ようにすれば、異物がスリットを通じてコルゲートチューブ内に入ることを防止できる。
上記(2)の構成のコルゲートチューブ保持具によれば、第2保持部材の保持片にコルゲートチューブを取り付けた後、第2保持部材をヒンジ部を中心に第1保持部材に向けて回転移動させれば、コルゲートチューブを収容空間に収容できる。これにより、ヒンジ部を有さない場合(第1保持部材と第2保持部材とが互いに独立した別部材の場合)に比べ、第1保持部材と第2保持部材との位置合わせ等が容易になる。よって、コルゲートチューブに保持具を取り付ける作業が更に容易になる
上記(3)の構成のコルゲートチューブ保持具によれば、第2保持部材に設けた開口部を通じて保持具の内側(具体的には、保持片の第2板部)を視認可能となる。一方、コルゲートチューブを保持片に取り付けると(具体的には、コルゲートチューブのスリットに第1板部を挿入し且つコルゲートチューブの内側に第2板部を配置するように取り付けると)、第2板部がコルゲートチューブに隠されて開口部から視認できなくなる。換言すると、開口部を通じてコルゲートチューブの有無(ひいては、コルゲートチューブの保持具内への挿入量)を確認できる。よって、コルゲートチューブ抜けをより確実に防止できる。
上記(4)の構成のコルゲートチューブ保持具によれば、一方の開口部を通じて一方の第2板部を視認可能であり、他方の開口部を通じて他方の第2板部を視認可能となる。これら2つの第2板部の視認される側の面(第2保持部材の内壁面に向かい合う面)は色が異なるため、仮に一方の色がコルゲートチューブと同じであっても、他方の色がコルゲートチューブと異なることになる。よって、コルゲートチューブの色にかかわらず、少なくとも一方の開口部を通じてコルゲートチューブの有無(ひいては、コルゲートチューブの保持具内への挿入量)を確認できる。よって、コルゲートチューブ抜けをより確実に防止できる。
上記(5)の構成のコルゲートチューブ保持具によれば、保持片の第2板部が光反射層を有するため、検出装置(例えば、レーザ光を開口部を通じて第2板部に照射すると共に、レーザ光の反射の度合いによってコルゲートチューブの有無を検出する装置)等を用いることにより、コルゲートチューブの有無の確認を自動化できる。
更に、前述した目的を達成するために、本発明に係る保持具付きコルゲートチューブは、下記(6)を特徴としている。
(6)
コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片と、を備え、
前記コルゲートチューブは、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
前記複数の保持部材は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する第1保持部材、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材、を含み、
前記保持片は、
前記第2保持部材から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部が繋がるように設けられる、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
保持具付きコルゲートチューブであること。
上記(6)の構成の保持具付きコルゲートチューブによれば、保持構造を有さない第2保持部材に設けられた保持片にコルゲートチューブを取り付けた後、第2保持部材とコルゲートチューブとを一緒に第1保持部材に組み付けることができる。更に、このとき、コルゲートチューブのスリット拡大部に保持具の傾斜突起部を挿入するように取り付けを行えば、コルゲートチューブが傾斜突起部の傾斜面に案内されるため、取り付けが容易になる。そのため、従来保持具のような干渉を考慮することなく、保持具をコルゲートチューブに取り付けられる。よって、従来保持具を用いた保持具付きコルゲートチューブに比べ、保持具をコルゲートチューブに取り付ける作業を容易にできる。
更に、第2保持部材と第1保持部材との組み付けによってコルゲートチューブを収容空間に収容すれば、第1保持部材が有する保持構造により、コルゲートチューブが保持される。よって、従来保持具を用いた保持具付きコルゲートチューブと同様、保持片によってコルゲートチューブ抜けを防ぎつつ、コルゲートチューブを保持できる。
したがって、本構成の保持具付きコルゲートチューブは、コルゲートチューブと保持具との容易な組み付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立できる。
加えて、本構成の保持具付きコルゲートチューブは、保持片の位置を調整することによってコルゲートチューブのスリット位置(開口方向)を任意に調整できる。これにより、例えば、保持具を車両等に固定した際にコルゲートチューブのスリットが上向きに開口しない(例えば、横向き又は下向きに開口する)ようにすれば、異物がスリットを通じてコルゲートチューブ内に入ることを防止できる。
本発明によれば、コルゲートチューブへの容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立可能なコルゲートチューブ保持具を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、第1実施形態に係るコルゲートチューブ保持具を説明する概略図であって、図1(a)〜図1(c)は同保持具にコルゲートチューブが保持される様子を説明する概略図である。 図2は、第1実施形態に係る保持具の斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る保持具の正面図である。 図4は、図3におけるA−A断面図である。 図5は、第1実施形態に係る保持具へコルゲートチューブを取り付ける工程を説明する図であって、図5(a)は保持具の正面図、図5(b)は図5(a)のB−B断面図である。 図6は、第1実施形態に係る保持具へコルゲートチューブを取り付ける工程を説明する図であって、図6(a)は保持具の正面図、図6(b)は図6(a)のC−C断面図である。 図7は、第1実施形態の変形例に係る保持具の正面図である。 図8は、第2実施形態に係るコルゲートチューブ保持具の斜視図である。 図9は、第2実施形態に係る保持具の一部を示す模式図であって、図9(a)は平面図、図9(b)は図9(a)におけるD−D断面図である。 図10は、第2実施形態に係る保持具へコルゲートチューブを取り付ける状態を示す図であって、図10(a)は平面図、図10(b)は図10(a)におけるE−E断面図である。 図11は、第2実施形態の第1変形例に係る保持具の一部を示す模式図であって、図11(a)は平面図、図11(b)は図11(a)におけるF−F断面図である。 図12は、第2実施形態の第2変形例に係る保持具の軸線方向における断面図である。 図13は、第3実施形態に係る保持具付きコルゲートチューブに用いられる保持具の概略図である。 図14は、第3実施形態に係る保持具付きコルゲートチューブに用いられるコルゲートチューブの概略図である。 図15は、図13に示すコルゲートチューブに図14に示す保持具の保持片が取り付けられた様子を説明する概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るコルゲートチューブ保持具及び保持具付きコルゲートチューブの実施の形態について説明する。
なお、後述する第1実施形態および第2実施形態がコルゲートチューブ保持具に係る実施形態であり、第3実施形態が保持具付きコルゲートチューブに係る実施形態である。
<第1実施形態>
図1(a)〜図1(c)に示すように、第1実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具100」という。)は、第1保持部材(下側保持部材)110、第2保持部材(上側保持部材)120、及び、保持片130、を有している。保持具100は、コルゲートチューブ10を保持するための保持具である。コルゲートチューブ10は、円筒状の形状を有している。
なお、保持具100は、例えば、車両用のワイヤハーネスを製造する際に用いられ得る。具体的には、ワイヤハーネスを構成する電線等を必要に応じてコルゲートチューブ10の中空部に挿通した後、そのコルゲートチューブ10を保持具100によって保持するように、用いられ得る。保持具100は、ワイヤハーネスを車両の所定箇所に固定するため等に用いられる。
コルゲートチューブ10は、周方向の一か所において軸線方向に延びるスリット11を有している。コルゲートチューブ10は、周方向に延びる複数の凹部12と凸部13とが軸線方向に交互に形成された蛇腹形状を有している。これにより、コルゲートチューブ10は、その内周面に、外周面の凸部13に対応する位置に周方向に延びる凹部14を有し、外周面の凹部12に対応する位置に周方向に延びる凸部15を有している。コルゲートチューブ10は、軟質な合成樹脂等から成形されている。
図2〜図4に示すように、第1保持部材(下側保持部材)110には、第2保持部材(上側保持部材)120が被せられるように組み付けられる。下側保持部材110に上側保持部材120を組み付けることにより、コルゲートチューブ10を収容するための収容空間Sが画成される。コルゲートチューブ10は、その端部が収容空間Sに収容されるように保持される。
下側保持部材110は、正面部111、底面部112及び側面部113を有している。側面部113は、底面部112の両側縁から上方へ延在されている。下側保持部材110は、その内周面から収容空間Sに向けて突出する複数のリブ(凸部)114を有している。リブ114は、コルゲートチューブ10の外周面に形成された凹部12に対応するように、凹部12のピッチと同一または凹部12のピッチの整数倍の間隔をあけて配置されている。リブ114の内縁部は、コルゲートチューブ10の外周面の凹部12における曲率半径と略同一の曲率半径の円弧状に形成されている。下側保持部材110の側面部113の外面側には、係止片115が形成されている。
上側保持部材120は、正面部121、上面部122及び側面部123を有している。側面部123は、上面部122の両側縁から下方へ延在されている。上側保持部材120の側面部123の外面側には、係止爪125が形成されている。係止爪125は、下側保持部材110に対して上側保持部材120を被せるように装着する際、下側保持部材110の係止片115を係止する。そして、係止片115に対して係止爪125が係止することにより、下側保持部材110に上側保持部材120が組み付けられた状態が維持される。更に、上側保持部材120には、正面部121と反対側の一端に、位置決め片126が形成されている。なお、上側保持部材120の上面部122には、上側保持部材120と保持片130とを一体成形する際のアンダーカット対策用の抜き穴127が形成されている。
保持片130は、上側保持部材120の上面部122から収容空間S内に突出するように設けられている(本例においては、保持片130は上側保持部材120と一体成形されている。)。具体的には、保持片130は、第1板部131及び第2板部132を有している。第1板部131は、収容空間Sの軸線方向に延びる平板状に形成されている。第2板部132は、第1板部131に交差する方向に(図2においては左右方向に)第1板部131から突出している。保持片130は、第1板部131が上側保持部材120の上面部122に繋がるように形成されている。これにより、保持片130は、収容空間Sの軸線方向に移動不能とされている。
次いで、保持具100によってコルゲートチューブ10を保持するための各工程について説明する。
図1(a)に示すように、上側保持部材120と下側保持部材110とが分離した状態にて、図1(b)及び図5(a)(b)に示すように、コルゲートチューブ10を軸線方向(図1(b)及び図5(b)の矢印A方向)へスライドさせ、コルゲートチューブ10のスリット11に第1板部131を挿入し且つコルゲートチューブ10の内側に第2板部132を配置するように、保持片130にコルゲートチューブ10を取り付ける。このとき、コルゲートチューブ10の端部が上側保持部材120の位置決め片126に当接され、コルゲートチューブ10が軸線方向において位置決めされる。図5(a)は、この状態における保持片130及びコルゲートチューブ10を、正面から見た概略図である。
次いで、図1(c)及び図6(a)(b)に示すように、保持片130にコルゲートチューブ10が取り付けられた上側保持部材120を、下方に配置された下側保持部材110に向けて(図6(a)(b)の矢印B方向へ)移動させ、コルゲートチューブ10を上側保持部材120と下側保持部材110とによって挟んだ(収容した)状態にて、上側保持部材120の係止爪125を下側保持部材110の係止片115に係止させる。これにより、コルゲートチューブ10は、下側保持部材110と上側保持部材120とから形成された収容空間S内に収容される。
このとき、コルゲートチューブ10の外周側の凹部12に下側保持部材110のリブ114が入り込む。これにより、コルゲートチューブ10は、その端部が、収容空間Sに収容され、且つ、下側保持部材110のリブ114によって軸線方向に移動不能に保持されることになる。
以上に説明したように、第1実施形態に係る保持具100によれば、下側保持部材110と上側保持部材120とが分離した状態にて保持片130にコルゲートチューブ10を取り付けた後、上側保持部材120と保持片130とを一緒に下側保持部材110に組み付けることができる。そのため、下側保持部材110のリブ114等とコルゲートチューブ10との干渉を考慮することなく、保持片130をコルゲートチューブ10に取り付けられる。更に、下側保持部材110と上側保持部材120とを組み付けることにより、コルゲートチューブ10を収容空間Sに収容すると共に、リブ114によってコルゲートチューブ10を保持できる。よって、コルゲートチューブ10への保持具100の容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立できる。
更に、保持片130の位置を調整することにより、保持具100に装着した状態でのコルゲートチューブ10のスリット11の位置(開口方向)を任意に調整できる。例えば、保持具100を車両等に固定した際にコルゲートチューブ10のスリット11が上向きに開口しない(例えば、横向き又は下向きに開口する)ようにすれば、異物がスリット11を通じてコルゲートチューブ10内に入ることを防止できる。
<第1実施形態の変形例>
次いで、第1実施形態に係る保持具100の変形例について説明する。
図7に示すように、変形例に係る保持具100Aでは、上側保持部材120と下側保持部材110とがヒンジ部140によって繋がれている。ヒンジ部140は、上側保持部材120の上面部122の一方側の側縁と、下側保持部材110の一方側の側面部113の上端とを繋いでいる。これにより、上側保持部材120と下側保持部材110は、ヒンジ部140を中心として回動可能に連結されて一体化されている。変形例では、上側保持部材120の係止爪125は、ヒンジ部140と反対側の側面部123に形成され、下側保持部材110の係止片115は、ヒンジ部140と反対側の側面部113に形成されている。
保持具100Aでは、上側保持部材120にコルゲートチューブ10を取り付けた後、上側保持部材120とコルゲートチューブ10とを一緒にヒンジ部140を中心に下側保持部材110に向けて(図7の矢印C方向へ)回転移動させ、コルゲートチューブ10を保持具100Aの内側の収容空間Sに収容できる。これにより、ヒンジ部140を有さない場合(上側保持部材120と下側保持部材110とが互いに独立した別部材の場合)に比べ、上側保持部材120と下側保持部材110との位置合わせが容易になる。よって、コルゲートチューブ10に保持具100Aを取り付ける作業が更に容易になる。
<第2実施形態>
次いで、第2実施形態について説明する。図8及び図9に示すように、第2実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具200」という。)は、主として上側保持部材(第2保持部材)220に設けられる開口部227の形態において、第1実施形態の保持具100と相違する。
具体的には、図8に示すように、保持具100と同様、保持具200の下側保持部材(第1保持部材)210には、上側保持部材(第2保持部材)220が被せられるように組み付けられる。下側保持部材210に上側保持部材220を組み付けることにより、コルゲートチューブ10を収容するための円柱状の収容空間Sが画成される。コルゲートチューブ10は、その端部が収容空間Sに収容されるように保持される。
下側保持部材210は、正面部211、底面部212及び側面部213を有している。側面部213は、底面部212の両側縁から上方へ延在されている。下側保持部材210は、その内周面から収容空間Sに向けて突出する複数のリブ(凸部)214を有している。リブ214は、コルゲートチューブ10の外周面に形成された凹部12に対応するように、凹部12のピッチと同一または凹部12のピッチの整数倍の間隔をあけて配置されている。リブ214は、その内縁部が、コルゲートチューブ10の外周面の凹部12における曲率半径と略同一の曲率半径の円弧状に形成されている。なお、下側保持部材210の側面部213の外面側には、第1実施形態に係る保持具100と同様の係止片215が形成されている。
上側保持部材220は、正面部221、上面部222及び側面部223を有している。側面部223は、上面部222の両側縁から下方へ延在されている。上側保持部材220の側面部223の外面側には、第1実施形態に係る保持具100と同様の係止爪225が形成されている。係止爪225は、下側保持部材210に対して上側保持部材220を被せるように装着する際、下側保持部材210の係止片215を係止する。そして、係止片215に対して係止爪225が係止することにより、下側保持部材210に上側保持部材220が組み付けられた状態が維持される。
保持片230は、上側保持部材220の上面部222から収容空間S内に突出するように設けられている(本例においては、保持片230は上側保持部材220と一体成形されている。)。具体的には、保持片230は、第1板部231及び第2板部232を有している。第1板部231は、収容空間Sの軸線方向に延びる平板状に形成されている。第2板部232は、第1板部231に交差する方向に(図2においては右方向に)第1板部231から片側に突出している。保持片230は、第1板部231が上側保持部材220の上面部222に繋がるように形成されている。
上側保持部材220は、収容空間Sの内側に向けて突出する保持片230を有している。保持片230は、上側保持部材220の上面部222に形成されている。保持片230は、第2板部232と、第2板部232とを有している。第1板部231は、軸線方向に延びる平板状に形成されている。第2板部232は、第1板部231に交差する方向に第1板部231から片側へ突出されている。
第2板部232の上面(上側保持部材220の上面部222の内周面に向かい合う面)の色は、コルゲートチューブ10と異なる色とされている。上側保持部材220は、上面部222に、開口部227を有している。開口部227は、第2板部232に沿って収容空間Sの軸線方向に延びている。上側保持部材220では、開口部227を通じて第2板部232(特に、上述したコルゲートチューブ10と色が異なる面)が視認可能となっている。上側保持部材220には、正面部221と反対側の一端に、位置決め片226が形成されている。なお、開口部227は、上側保持部材220の上面部222に開口部227を一体成形する際のアンダーカット対策用の抜き穴も兼ねている。
次いで、保持具200にコルゲートチューブ10を保持するための各工程について説明する。
上側保持部材220と下側保持部材210とが分離した状態にて、図10に示すように、コルゲートチューブ10を軸線方向へスライドさせ、コルゲートチューブ10のスリット11に第1板部231を挿入し且つコルゲートチューブ10の内側に第2板部232を配置するように、保持片230にコルゲートチューブ10を取り付ける。このとき、コルゲートチューブ10の端部が上側保持部材220の位置決め片226に当接されることにより、コルゲートチューブ10が軸線方向へ位置決めされる。
ここで、作業者は、上側保持部材220に設けた開口部227から保持具200の内側を視認することで、コルゲートチューブ10の有無およびその挿入量を確認できる。
次いで、保持片230にコルゲートチューブ10が取り付けられた上側保持部材220を、下方に配置された下側保持部材210方向へ移動させ、コルゲートチューブ10を上側保持部材220と下側保持部材210とによって挟んだ(収容した)状態にて、上側保持部材220の係止爪225を下側保持部材210の係止片215に係止させる。これにより、コルゲートチューブ10は、下側保持部材210と上側保持部材220とから形成された収容空間S内に収容される。
このとき、コルゲートチューブ10の外周側の凹部12に下側保持部材210のリブ214が入り込む。これにより、コルゲートチューブ10は、その端部が、収容空間Sに収容され、且つ、下側保持部材210のリブ214によって軸線方向に移動不能に保持されることになる。
以上に説明したように、第2実施形態に係る保持具200によれば、上側保持部材220に開口部227を設けたので、開口部227を通じて保持具200の内側が視認可能となる。一方、コルゲートチューブ10を保持片230に取り付けると(具体的には、コルゲートチューブ10のスリット11に第1板部231を挿入し且つコルゲートチューブ10の内側に第2板部232を配置するように取り付けると)、第2板部232がコルゲートチューブ10に隠されて開口部227から視認できなくなる。換言すると、開口部227を通じてコルゲートチューブ10の有無(ひいては、コルゲートチューブ10の保持具200内への挿入量)を確認できる。よって、コルゲートチューブ抜けをより確実に防止できる。
更に、第2板部232は、上側保持部材220の上面部222の内壁面に向かい合う面の色がコルゲートチューブ10と異なる色とされているので、開口部227からの目視により、コルゲートチューブ10の有無及び挿入量を容易に確認できる。なお、上側保持部材220の上面部222の内壁面に向かい合う面だけでなく、第2板部232の全体の色をコルゲートチューブ10の色と異ならせても良い。
<第2実施形態の変形例>
次いで、第2実施形態に係る保持具200の変形例(第1変形例、第2変形例)について説明する。
図11に示すように、第1変形例に係る保持具200Aでは、保持片230の第2板部232は、第1板部231を挟んで逆方向に突出する2つの第2板部232A,232Bを有している。第2板部232A,232Bは、上側保持部材220の上面部222の内壁面に向かい合う面の色が、互いに異なる色とされている。更に、上側保持部材220は、上面部222に、開口部227A及び開口部227Bを有している。開口部227A及び開口部227Bは、第1板部231の両側にそれぞれ形成されており、それぞれ保持片230に沿って延在されている。開口部227Aは、第2板部232Aに対応する位置に形成され、開口部227Bは、第2板部232Bに対応する位置に形成されている。
第1変形例に係る保持具200Aでは、一方の開口部227Aを通じて一方の第2板部232Aを視認可能であり、他方の開口部227Bを通じて他方の第2板部232Bを視認可能となる。2つの第2板部232A,232Bの視認される側の面(上側保持部材220の内周面に向かい合う面)は色が異なるため、仮に一方の第2板部232Aの色がコルゲートチューブ10と同じであっても、他方の第2板部232Bの色がコルゲートチューブ10と異なることになる。
よって、コルゲートチューブ10の色にかかわらず、コルゲートチューブ10の有無(ひいては、コルゲートチューブ10の保持具200A内への挿入量)を確認でき、コルゲートチューブ抜けをより確実に防止できる。
図12に示すように、第2変形例に係る保持具200Bは、保持片230の第2板部232に光を反射可能な光反射層233を備えている。光反射層233は、例えば、蛍光塗料の塗布、及び、金属膜等の付着などにより、形成し得る。光反射層233は、第2板部232における上側保持部材220の内壁面に向かい合う面に設けられている。
第2変形例に係る保持具200Bでは、光学式の挿入判定装置Mを用いてコルゲートチューブ10の有無を判定する。挿入判定装置Mは、発光素子からなる光源M1と、受光素子からなる光センサM2とを備えている。
挿入判定装置Mは、保持具200Bの上方に配置される。そして、この挿入判定装置Mの光源M1から発せられたレーザ光Lが保持具200Bの開口部227を通じて保持片230の第2板部232へ向けて照射される。このとき、保持具200Bにコルゲートチューブ10が挿入されていない場合、及び、挿入量が少ない場合には、第2板部232へ向けて照射されたレーザ光Lが第2板部232の光反射層233で反射して光センサM2で受光される。一方、保持具200Bにコルゲートチューブ10が確実に挿入されていると、第2板部232へ向けて照射されたレーザ光Lがコルゲートチューブ10に当たるため、光センサM2での受光量が減少する。したがって、光センサM2での受光量から、保持具200Bにおけるコルゲートチューブ10の挿入の有無(ひいては、コルゲートチューブ10の保持具200Bへの挿入量)の確認を機械的に自動で検知することができる。
<第3実施形態>
次いで、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、コルゲートチューブ保持具(以下「保持具300」という。)と、コルゲートチューブ(以下「コルゲートチューブ30」という。)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブに係る実施形態である。
図13に示すように、保持具300は、主として下側保持部材310に設けられる保持片330の形態において、第1実施形態の保持具100と相違する。
具体的には、図13に示すように、第1保持部材(下側保持部材)310には、第2保持部材(上側保持部材)320が被せられるように組み付けられる。下側保持部材310に上側保持部材320を組み付けることにより、コルゲートチューブ30(図14を参照。詳細は後述される。)を収容するための収容空間Sが画成される。コルゲートチューブ30は、その端部が収容空間Sに収容されるように保持される。
下側保持部材310は、正面部311、底面部312及び側面部313を有している。側面部313は、底面部312の両側縁から上方へ延在されている。下側保持部材310は、その内周面から収容空間Sに向けて突出する複数のリブ(凸部)314を有している。リブ314は、コルゲートチューブ30の外周面に形成された凹部32に対応するように、凹部32のピッチと同一または凹部32のピッチの整数倍の間隔をあけて配置されている。リブ314の内縁部は、コルゲートチューブ30の外周面の凹部32における曲率半径と略同一の曲率半径の円弧状に形成されている。下側保持部材310の側面部313の外面側には、係止片315が形成されている。
上側保持部材320は、正面部321、上面部322及び側面部323を有している。側面部323は、上面部322の両側縁から下方へ延在されている。上側保持部材320の側面部323の外面側には、係止爪325が形成されている。係止爪325は、下側保持部材310に対して上側保持部材320を被せるように装着する際、下側保持部材310の係止片315を係止する。そして、係止片315に対して係止爪325が係止することにより、下側保持部材310に上側保持部材320が組み付けられた状態が維持される。更に、上側保持部材320には、正面部321と反対側の一端に、位置決め片326が形成されている。なお、上側保持部材320の上面部322には、上側保持部材320と保持片330とを一体成形する際のアンダーカット対策用の抜き穴(図示省略)が形成されている。
保持片330は、上側保持部材320の上面部322から収容空間S内に突出するように設けられている(本例においては、保持片330は上側保持部材320と一体成形されている。)。具体的には、保持片330は、第1板部331、第2板部332、及び、傾斜突起部333を有している。第1板部331は、収容空間Sの軸線方向に延びる平板状に形成されている。第2板部332は、第1板部331に交差する方向に(図2においては左右方向に)第1板部331から突出している。第2板部332は、第1板部331が延びる方向(軸線方向)に沿って第1板部331からの突出量が徐々に大きくなる形状(換言すると、略三角形の形状)を有するように第1板部331から突出している。
なお、第2板部332は、必ずしも上述した形状(略三角形の形状)を有する必要はなく、第1実施形態の保持片130の第2板部132と同様の形状(略長方形の形状)を有してもよい。
保持片330は、第1板部331が上側保持部材320の上面部322に繋がるように形成されている。これにより、第1実施形態に係る保持具100と同様、保持片330は、収容空間Sの軸線方向に移動不能とされている。
傾斜突起部333は、第1板部331が延びる方向(軸線方向)に沿って第1板部331からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように第1板部331から突出している。換言すると、傾斜突起部333は、略三角形のくさび状の形状を有している。別の言い方をすると、傾斜突起部333は、下側保持部材310の正面部311から離れる向き(即ち、コルゲートチューブ30が挿入される向き)において徐々に突出量が増える傾斜面を有している。
なお、図13において、傾斜突起部333は第1板部331の手前側にのみ示されているが、第1板部331の奥側にも同様の形状の傾斜突起部333が設けられている。
本例において、保持片330は、第1実施形態に係る保持具100と同様、コルゲートチューブ30の位置決め片326を有している。しかし、コルゲートチューブ30の位置決めに求められる精度によっては、必ずしも位置決め片326を設ける必要はない。これは、傾斜突起部333の傾斜面が、位置決め片と同等の機能を有するためである。但し、位置決め片326が無い場合には位置決め片326を設ける場合に比べて位置決めの精度が下がる可能性があるため、高精度での位置決めが求められる際には位置決め片326を設けることが好ましい。
図14に示すように、コルゲートチューブ30は、端部(図14の右方の端部)において、スリット31の幅が広がったスリット拡大部36を有する点において、第1実施形態のコルゲートチューブ10と相違する。
具体的には、コルゲートチューブ30は、周方向の一か所において軸線方向(長さ方向)に延びるスリット31を有している。コルゲートチューブ30は、周方向に延びる複数の凹部32と凸部33とが軸線方向に交互に形成された蛇腹形状を有している。これにより、コルゲートチューブ30は、その内周面に、外周面の凸部33に対応する位置に周方向に延びる凹部34を有し、外周面の凹部32に対応する位置に周方向に延びる凸部35を有している。
コルゲートチューブ30の端部に形成されたスリット拡大部36は、保持片330の傾斜突起部333の傾斜面に対応するように広がった形状を有する。スリット拡大部36は、例えば、第1実施形態のコルゲートチューブ10からスリット拡大部36に相当する部分を切り取ることによって形成されてもよく、スリット拡大部36を最初から有するようにコルゲートチューブ30を製造することによって形成されてもよい。図14から理解されるように、スリット拡大部36は、スリット31を中心としてスリット31の幅方向に広がる切欠き部、とも表現し得る。
図15に示すように、コルゲートチューブ30と保持具300とが組み付けられるとき、スリット拡大部36に保持片330の傾斜突起部333が挟まれるように、傾斜突起部333がスリット拡大部36に挿入される。このとき、スリット拡大部36の両端面と、傾斜突起部333の傾斜面と、は互いに当接することになる(詳細は後述される。)。
次いで、保持具300によってコルゲートチューブ30を保持するための各工程について説明する。
図13に示すように、上側保持部材320と下側保持部材310とが分離した状態にて、コルゲートチューブ30のスリット拡大部36に傾斜突起部333を挿入し且つコルゲートチューブ30の内周側に第2板部332を配置するように、保持片330にコルゲートチューブ30を取り付ける。このとき、コルゲートチューブ30は、傾斜突起部333の傾斜面に案内され、スリット拡大部36の両端面と傾斜突起部333の傾斜面とが当接するまで挿入される。なお、このとき、コルゲートチューブ30の端部が上側保持部材320の位置決め片326に当接され、コルゲートチューブ30が軸線方向において位置決めされる。
その後、第1実施形態に係る保持具100と同様、保持片330にコルゲートチューブ30が取り付けられた上側保持部材320を、下方に配置された下側保持部材310に向けて移動させ、コルゲートチューブ30を上側保持部材320と下側保持部材310とによって挟んだ(収容した)状態にて、上側保持部材320の係止爪325を下側保持部材310の係止片315に係止させる。これにより、コルゲートチューブ30は、下側保持部材310と上側保持部材320とから形成された収容空間S内に収容される。
このとき、コルゲートチューブ30の外周側の凹部32に下側保持部材310のリブ314が入り込む。これにより、コルゲートチューブ30は、その端部が、収容空間Sに収容され、且つ、下側保持部材310のリブ314によって軸線方向に移動不能に保持されることになる。
その結果、本実施形態に係る保持具付きコルゲートチューブが得られる。なお、この保持具付きコルゲートチューブは、例えば、図1(c)に示すような外観を有している。
以上に説明したように、第3実施形態に係る保持具300によれば、下側保持部材310と上側保持部材320とが分離した状態にて保持片330にコルゲートチューブ30を取り付けた後、上側保持部材320と保持片330とを一緒に下側保持部材310に組み付けることができる。そのため、下側保持部材310のリブ314等とコルゲートチューブ30との干渉を考慮することなく、保持片330をコルゲートチューブ30に取り付けられる。
更に、このとき、コルゲートチューブ30のスリット拡大部36に保持具300の傾斜突起部333を挿入するように取り付けを行えば、コルゲートチューブ30が傾斜突起部333の傾斜面に案内されるため、取り付けが容易になる。
更に、下側保持部材310と上側保持部材320とを組み付けることにより、コルゲートチューブ30を収容空間Sに収容すると共に、リブ314によってコルゲートチューブ30を保持できる。
よって、コルゲートチューブ30への保持具300の容易な取り付け及びコルゲートチューブ抜けの防止を両立できる。
ところで、第3実施形態に係る保持具付きコルゲートチューブに用いられる保持具300について、第1実施形態の変形例と同様、上側保持部材320と下側保持部材310とをヒンジ部によって繋いでもよい。これにより、ヒンジ部を有さない場合(上側保持部材320と下側保持部材310とが互いに独立した別部材の場合)に比べ、上側保持部材320と下側保持部材310との位置合わせが容易になる。よって、コルゲートチューブ30に保持具300を取り付ける作業が更に容易になる。
更に、第2実施形態と同様、上側保持部材320の上面部322に、コルゲートチューブ30の挿入量を視認するための開口部を傾斜突起部333に沿って延びるように設けてもよい。更に、第2実施形態と同様、第2板部332の上面(上側保持部材320の上面部322の内周面に向かい合う面)の色は、コルゲートチューブ30と異なる色とされてもよい。これにより、作業者は、上側保持部材320に設けた開口部から保持具300の内側を視認することで、コルゲートチューブ30の有無およびその挿入量を確認できることになる。
更に、第2実施形態の第1変形例と同様、第1板部331の両側に延びる第2板部332について、一方の第2板部332が上側保持部材320の上面部322の内壁面に向かい合う面の色と、他方の第2板部332が上側保持部材320の上面部322の内壁面に向かい合う面の色とが、互いに異なる色とされてもよい。更に、上側保持部材320は、上面部322に、第1板部331の両側に傾斜突起部333に沿って延びる2つの開口部を設けてもよい。これにより、コルゲートチューブ30の色にかかわらず、コルゲートチューブ30の有無(ひいては、コルゲートチューブ30の保持具300内への挿入量)を確認でき、コルゲートチューブ抜けをより確実に防止できる。
加えて、第2実施形態の第2変形例と同様、保持片330の第2板部332における上側保持部材320の内壁面に向かい合う面に、光を反射可能な光反射層を設けてもよい。これにより、第2実施形態の第2変形例と同様の挿入判定装置Mの光源M1から発せられたレーザ光Lを、保持具300の開口部を通じて保持片330の第2板部332へ向けて照射し、光センサM2での受光量から、保持具300におけるコルゲートチューブ30の挿入の有無(ひいては、コルゲートチューブ30の保持具300への挿入量)の確認を機械的に自動で検知することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。即ち、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した各実施形態では、それぞれ別体の下側保持部材と上側保持部材とから構成された保持部材を備えたものを例示している。しかし、保持部材は、下側保持部材と上側保持部材とをヒンジ等によって連結した一体構造を有してもよい。
ここで、上述した本発明に係るコルゲートチューブ保持具の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(5)に簡潔に纏めて列記する。
(1)(主に、図1〜6を参照。)
コルゲートチューブ(10)を保持するための保持具(100)であって、
コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な複数の保持部材(110,120)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(131)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(132)、を有する保持片(130)と、を備え、
前記複数の保持部材(110,120)は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(114)を有する第1保持部材(110)、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材(120)、を含み、
前記保持片(130)は、
前記第2保持部材(120)から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部(131)が繋がるように設けられた、
コルゲートチューブ保持具。
(2)(主に、図7を参照。)
上記(1)に記載のコルゲートチューブ保持具であって、
前記第1保持部材(110)と前記第2保持部材(120)を繋ぐヒンジ部(140)を更に備えた、
コルゲートチューブ保持具。
(3)(主に、図8〜10を参照。)
上記(1)又は上記(2)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記第2保持部材(220)が、
前記保持片の前記第2板部(232)に沿って前記空間の軸線方向に延びる開口部(227)を有する、
コルゲートチューブ保持具。
(4)(主に、図11を参照。)
上記(3)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片(230)が、
前記第1板部(231)を挟んで逆方向に突出する2つの前記第2板部(232A,232B)であって、前記第2保持部材(220)の内壁面に向かい合う面の色が互いに異なる2つの前記第2板部(232A,232B)、を有し、
前記第2保持部材(220)が、
一方の前記第2板部に対応する開口部(227A)と、他方の前記第2板部に対応する開口部(227B)と、を有する、
コルゲートチューブ保持具。
(5)(主に、図12を参照。)
上記(3)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片(230)が、
前記第2保持部材(220)の内壁面に向かい合う面に光を反射可能な光反射層(233)を有する前記第2板部(232)を有する、
コルゲートチューブ保持具。
更に、上述した本発明に係る実施形態(保持具付きコルゲートチューブ)の特徴を、以下(6)に簡潔に纏めて列記する。
(6)(主に、図13〜15を参照。)
コルゲートチューブ(30)と、前記コルゲートチューブを保持するための保持具(300)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具(300)は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な複数の保持部材(310,320)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(331)、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(332)、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部(333)、を有する保持片(330)と、を備え、
前記コルゲートチューブ(30)は、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリット(31)と、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部(333)の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部(36)と、を備え、
前記複数の保持部材(310,320)は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(314)を有する第1保持部材(310)、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材(320)、を含み、
前記保持片(330)は、
前記第2保持部材(320)から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部(331)が繋がるように設けられる、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部(36)に前記保持片の前記傾斜突起部(333)が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブ(30)が前記保持具(300)に保持される、
保持具付きコルゲートチューブ。
更に、上述した本発明に係る実施形態の他の特徴(保持具付きコルゲートチューブの製造方法の特徴)を、以下[7]に簡潔に纏めて列記する。
[7](主に、図1〜7を参照。)
コルゲートチューブ(10)とコルゲートチューブ保持具(100)とを備えた保持具付きコルゲートチューブの製造方法であって、
前記コルゲートチューブ保持具(100)は、前記コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な複数の保持部材(110,120)と、前記空間の軸線方向に延びる第1板部(131)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(132)、を有する保持片(130)と、を備え、
前記複数の保持部材(110,120)は、前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(114)を有する第1保持部材(110)、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材(120)、を含み、
前記保持片(130)は、前記第2保持部材(120)から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部(131)が繋がるように設けられ、
該製造方法は、
前記第1保持部材(110)と前記第2保持部材(120)とが分離した状態にて、前記コルゲートチューブのスリット(11)に前記第1板部(131)を挿入し且つ前記コルゲートチューブの内側に前記第2板部(132)を配置するように、前記保持片(130)に前記コルゲートチューブを取り付ける工程と、
前記第1保持部材(110)を前記第2保持部材(120)に取り付ける工程と、
前記保持構造(114)によって前記コルゲートチューブを保持する工程と、
を含む、
保持具付きコルゲートチューブの製造方法。
10,30:コルゲートチューブ
11: スリット
100: コルゲートチューブ保持具(保持具)
110,120:保持部材
130: 保持片
131: 第1板部
132: 第2板部
114: リブ(保持構造)
S: 収容空間(空間)

Claims (6)

  1. コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
    コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な複数の保持部材と、
    前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片と、を備え、
    前記複数の保持部材は、
    コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する第1保持部材、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材、を含み、
    前記保持片は、
    前記第2保持部材から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部が繋がるように設けられた、
    コルゲートチューブ保持具。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブ保持具であって、
    前記第1保持部材と前記第2保持部材を繋ぐヒンジ部を更に備えた、
    コルゲートチューブ保持具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコルゲートチューブ保持具において、
    前記第2保持部材が、
    前記保持片の前記第2板部に沿って前記空間の軸線方向に延びる開口部を有する、
    コルゲートチューブ保持具。
  4. 請求項3に記載のコルゲートチューブ保持具において、
    前記保持片が、
    前記第1板部を挟んで逆方向に突出する2つの前記第2板部であって、前記第2保持部材の内壁面に向かい合う面の色が互いに異なる2つの前記第2板部、を有し、
    前記第2保持部材が、
    一方の前記第2板部に対応する開口部と、他方の前記第2板部に対応する開口部と、を有する、
    コルゲートチューブ保持具。
  5. 請求項3に記載のコルゲートチューブ保持具において、
    前記保持片が、
    前記第2保持部材の内壁面に向かい合う面に光を反射可能な光反射層を有する前記第2板部を有する、
    コルゲートチューブ保持具。
  6. コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
    前記保持具は、
    前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な複数の保持部材と、
    前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片と、を備え、
    前記コルゲートチューブは、
    該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
    該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
    前記複数の保持部材は、
    前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する第1保持部材、及び、前記保持構造を有さない第2保持部材、を含み、
    前記保持片は、
    前記第2保持部材から前記空間内に突出し且つ前記第2保持部材に前記第1板部が繋がるように設けられる、
    と共に、
    前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
    保持具付きコルゲートチューブ。
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