JP2001221373A - コルゲートチューブ用固定具 - Google Patents

コルゲートチューブ用固定具

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JP2001221373A
JP2001221373A JP2000033383A JP2000033383A JP2001221373A JP 2001221373 A JP2001221373 A JP 2001221373A JP 2000033383 A JP2000033383 A JP 2000033383A JP 2000033383 A JP2000033383 A JP 2000033383A JP 2001221373 A JP2001221373 A JP 2001221373A
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Shoichi Hoshi
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/30Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings
    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コルゲートチューブの周方向の移動を阻止し
た当該コルゲートチューブの保持作業を容易かつ適切に
行えるようにする。 【解決手段】 長さ方向にスリットCaを備えたコルゲ
ートチューブCの挿通保持部Gと、自動車のボディパネ
ル等への取付部Yとを備えており、挿通保持部Gが、一
端を互いに回動可能に組み付けられ、かつ、他端に相互
に掛合し合う掛合部23を備えた一対の環構成体2、2
により形成されていると共に、挿通保持部23には、一
対の環構成体2、2の掛合部23の掛合を解いた挿通保
持部Gの開放状態において一対の環構成体2、2の内側
に入れ込まれるコルゲートチューブのCスリットCaに
差し入れられてコルゲートチューブCの周方向の移動を
阻止する突起24が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイヤーハーネ
ス等を内部に納めるコルゲートチューブを自動車のボデ
ィパネル等の当該コルゲートチューブの配設対象物に取
り付けて、当該配設対象物に当該コルゲートチューブを
配設するために用いられる固定具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネス等を内部に納めるコル
ゲートチューブを自動車のボディパネル等の当該コルゲ
ートチューブの配設対象物に取り付けるために用いられ
る固定具として、公開実用新案公報所載の実開平1−1
46723号にかかる固定具がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかるコル
ゲートチューブの固定にあたっては、コルゲートチュー
ブの周方向の移動(つまり、コルゲートチューブの予期
しない回転ないし回動)を阻止する必要があるところ、
従来の固定具にあっては、この移動の阻止をコルゲート
チューブの握持部材に透設された孔に外側から差し込ま
れる固定部材の針状の回転防止部を蛇腹状をなす当該コ
ルゲートチューブの突部分に突き刺すことによりなして
いた。
【0004】しかし、かかる従来の固定具にあっては、
前記回転防止部の突き刺し作業にあたり前記のように差
し込まれる回転防止部の先端上に前記コルゲートチュー
ブの突部分が位置づけられるように、前記握持部分に当
該コルゲートチューブの凹所のピッチに合わせたリブを
設ける必要があるため、この凹所間のピッチを異ならせ
る複数種類のコルゲートチューブの固定に用いることが
できないものであった。
【0005】また、コルゲートチューブが配設される配
設対象物によってはコルゲートチューブ内に入り込んだ
水などを当該コルゲートチューブ内に溜まらせないよう
に、コルゲートチューブの長さ方向に沿って設けられた
スリットを下方に位置づけた状態で当該コルゲートチュ
ーブを周方向に移動しないように保持する必要があると
ころ、こうした場合、従来の固定具にあっては、前記回
転防止部がコルゲートチューブに突き刺されるまでの
間、前記握持部材に入れ込んだコルゲートチューブのス
リットが前記配設対象物への固定具の取り付け状態にお
いて下方に向けられるように当該コルゲートチューブを
位置づけておかざるを得ない。
【0006】そこで、この発明は、かかる従来の技術の
不都合の解消、特に、コルゲートチューブの周方向の移
動を阻止した当該コルゲートチューブの保持作業を容易
に行えるようにすると共に、この保持作業にあたりコル
ゲートチューブに設けられたスリットを一定の方向に位
置づけておくための格別の配慮を要しないようにして、
配設対象物へのコルゲートチューブの配設作業の容易化
を図ることを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、コルゲートチュー
ブ用固定具が以下の(1)〜(3)の構成を備えたもの
とした。 (1)長さ方向にスリットを備え内側にワイヤハーネス
等を納めるコルゲートチューブの挿通保持部と、自動車
のボディパネル等への取付部とを備えており、(2)前
記挿通保持部が、一端を互いに回動可能に組み付けら
れ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合部を備えた一対
の環構成体により形成されていると共に、(3)前記一
対の環構成体の掛合部の掛合を解いた開放状態において
前記スリットに差し入れられて前記挿通保持部に対する
当該コルゲートチューブの周方向の移動を阻止する突起
を備えている。
【0008】かかる構成によれば、前記挿通保持部を構
成する一対の環構成体の他端同士のの掛合を解いた開放
状態において、当該挿通保持部にコルゲートチューブを
入れ込むことができると共に、このように入れ込まれた
コルゲートチューブのスリットに前記突起を差し入れる
ことにより当該コルゲートチューブがその周方向に移動
されない状態で当該挿通保持部内に当該コルゲートチュ
ーブを容易に位置付けることができる。
【0009】また、この後、前記一対の環構成体の一方
を回動させて当該一方の環構成体の掛合部と他方の環構
成体の掛合部とを掛合させ合わせることにより、前記挿
通保持部によりコルゲートチューブを保持することがで
き、このように保持するコルゲートチューブを前記取付
部をもって前記自動車のボディパネルなどに取り付ける
ことができる。
【0010】これにより、格別の配慮をすることなく、
前記挿通保持部内においてコルゲートチューブのスリッ
トを一定の方向に向けさせた保持が可能とされ、例え
ば、当該コルゲートチューブのスリットが常時下方に位
置されるように前記自動車のボディパネルなどに対し当
該コルゲートチューブを容易に配設することができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載のコルゲートチューブ用固定具における突起
が挿通保持部の周方向に間隔を置いた複数箇所に設けて
ある構成とした。
【0012】かかる構成によれば、コルゲートチューブ
の周方向への移動を阻止させた状態で、前記挿通保持部
においてスリットの向きを異ならせた複数の位置で当該
コルゲートチューブを保持することができる。
【0013】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項2記載のコルゲートチューブ用固定具における突起
が、コルゲートチューブの外面に押し当てられることに
より弾性的に外方に向けて移動され、又は、弾性的に倒
し込まれる構成とした。
【0014】かかる構成によれば、コルゲートチューブ
のスリットに差し入れられない突起を、コルゲートチュ
ーブの外面への当該突起の突き当たりに伴って、当該突
起がコルゲートチューブの挿通保持部への保持にあたり
邪魔とならないように移動させることができる。
【0015】また、請求項4記載の発明にあっては、コ
ルゲートチューブ用固定具が以下の(1)〜(3)の構
成を備えたものとした。 (1)長さ方向にスリットを備え内側にワイヤハーネス
等を納めるコルゲートチューブの挿通保持部と、自動車
のボディパネル等への取付部とを備えており、(2)前
記挿通保持部が、一端を互いに回動可能に組み付けら
れ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合部を備えた一対
の環構成体と、この一対の環構成体の内側部に対し前記
一対の環構成体の掛合部の掛合を解いた開放状態におい
て取り付け位置を変位可能に取り付け可能な補助保持体
とにより構成されていると共に、(3)前記補助保持体
に、前記スリットに差し入れられて前記挿通保持部に対
する前記コルゲートチューブの周方向の移動を阻止する
突起が備えられている。
【0016】かかる構成によれば、前記挿通保持部を構
成する一対の環構成体の他端同士のの掛合を解いた開放
状態において、当該挿通保持部にコルゲートチューブを
入れ込むことができると共に、このように入れ込まれる
コルゲートチューブのスリットに前記補助保持体に設け
られた突起を差し入れておくことにより当該コルゲート
チューブがその周方向に移動されない状態で当該挿通保
持部内に当該コルゲートチューブを位置付けることがで
きる。
【0017】また、この後、前記一対の環構成体の一方
を回動させて当該一方の環構成体の掛合部と他方の環構
成体の掛合部とを掛合させ合わせることにより、前記閉
塞状態を維持させて、当該挿通保持部によりコルゲート
チューブを保持することができ、このように保持したコ
ルゲートチューブを前記取付部をもって前記自動車のボ
ディパネルなどに取り付けることができる。
【0018】これにより、格別の配慮をすることなく、
前記挿通保持部内においてコルゲートチューブのスリッ
トを一定の方向に向けさせた保持が可能とされ、例え
ば、当該コルゲートチューブのスリットが常時下方に位
置されるように前記自動車のボディパネルなどに対し当
該コルゲートチューブを容易に配設することができる。
【0019】また、前記突起を備えた補助保持体を前記
一対の環構成体の内側部に取り付け位置を変位可能に取
り付け可能としていることから、コルゲートチューブの
周方向への移動を阻止させた状態で、前記挿通保持部に
おいてスリットの向きを異ならせた複数の位置で当該コ
ルゲートチューブを保持することができる。
【0020】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項4記載のコルゲートチューブ用固定具における挿通
保持部を構成する一対の環構成体が方形枠状体を形成す
るように構成してあると共に、補助保持体が少なくとも
前記方形枠状体の隣り合う二辺の内面部にそれぞれ外面
部を接しさせるL字状部を有しており、前記方形枠状体
の四辺の内面部と補助保持体の少なくともL字状部の外
面部とに、相互に嵌り合う凹部と突部とが設けてある構
成とした。
【0021】かかる構成によれば、前記コルゲートチュ
ーブのスリットに前記補助保持部に設けた突部を差し入
れた後、前記開放状態において前記補助保持体のL字状
部の外面部を前記方形枠状体の隣り合う二辺の内面部に
沿わせる向きで、当該挿通保持部内にコルゲートチュー
ブを入れ込むことにより、当該補助保持体の前記基部お
よび前記側部に設けた凹部に挿通保持部側に設けた突部
をそれぞれ嵌り込ませて当該スリットを所望の向きに位
置させた状態で前記挿通保持部内に当該コルゲートチュ
ーブを位置付けることができる。そして、前記一対の環
構成体の掛合部を掛合し合わせた前記閉塞状態におい
て、このように入れ込まれたコルゲートチューブを安定
的に保持することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図17に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0023】なお、ここで図1は、この実施の形態に係
る固定具を側方から視た状態として、また、図2は、図
1の上方から視た状態として、また、図3は、断面の状
態として、それぞれ示している。また、図4および図5
は、コルゲートチューブCを保持して配設対象物Pに固
定具を取り付けた状態を側方から視た状態で要部を断面
にして示している。
【0024】また、図6ないし図10は、図1ないし図
5に示される固定具と構成の一部を異ならせる固定具を
それぞれ示しており、図6は、かかる固定具を側方から
視た状態として、また、図7は、図6の上方から視た状
態として、また、図8は、図6の右側から視た状態とし
て、それぞれ示している。また、図9および図10は、
コルゲートチューブCを保持して配設対象物Pに固定具
を取り付けた状態を側方から視た状態で要部を断面にし
て示している。
【0025】また、図11ないし図16は、図1ないし
図5に示される固定具および図6ないし図10に示され
る固定具と構成の一部を異ならせる固定具をそれぞれ示
しており、図11は、かかる固定具を斜視の状態とし
て、また、図12は、かかる固定具を側方から視た状態
として、また、図13は、図12の上方から視た状態と
して、また、図14は、断面の状態として、それぞれ示
している。また、図15および図16は、コルゲートチ
ューブCを保持して配設対象物Pに固定具を取り付けた
状態を側方から視た状態で要部を断面にして示してい
る。
【0026】この実施の形態にかかるコルゲートチュー
ブ用固定具は、ワイヤーハーネスH等を内部に納める蛇
腹形状のプラスチック成形チューブとして構成されるコ
ルゲートチューブCであって、長さ方向に沿ったスリッ
トCaを備えたもの(図17)を自動車のボディパネル
等の当該コルゲートチューブCの配設対象物Pに取り付
け、当該配設対象物Pに当該コルゲートチューブCを配
設するために用いられるものである。
【0027】すなわち、この実施の形態にかかるコルゲ
ートチューブ用固定具は、かかるコルゲートチューブC
がその側部側から入れ込まれ、かつ、このように入れ込
まれたコルゲートチューブCを挿通状態に保持する保持
空間Gaを持った挿通保持部Gと、前記配設対象物Pへ
の取付部Yとを備えている。
【0028】(取付部Y)前記取付部Yは前記配設対象
物Pに固定具を取り付け可能な構成のものであればいか
なる構成のものであっても構わない。この実施の形態に
あっては、かかる取付部Yを、前記配設対象物Pに開設
されたほぼ円形の取り付け穴Pbに差し入れられる筒状
体10であって、その直径方向両側に当該筒状体10の
突き出し基部に向いた掛合面11aを備えるように掛合
突部11を形成させて構成してある。かかる掛合突部1
1は、前記筒状体10の先端側から突き出し基部側に向
けてほぼ平行に延びる一対の縦向きの割溝12、12
と、当該筒状体10の突き出し基部側において当該一対
の縦向きの割溝12、12間に亘って当該一対の縦向き
の割溝12、12にそれぞれ連通した横向きの割溝13
とにより区分された弾性片14の外面に形成されてい
る。そして、かかる一対の掛合突部11の頂端間の間隔
が前記取り付け穴Pbの径よりもやや大きくなるように
構成してある。この結果、この実施の形態にかかる固定
具にあっては、前記取り付け穴Pbの穴縁に前記掛合突
部11を接しさせて一旦内向きに前記弾性片14を撓み
込ましながら前記配設対象物Pの一面側より当該取り付
け穴Pbに前記筒状体10の先端側から前記取付部Yを
差し入れることができると共に、当該掛合突部11が当
該取り付け穴Pbの差し入れ先側の穴縁を乗り越えた差
し入れ位置で当該弾性片14を弾性復帰させて当該取り
付け穴Pbの差し入れ先側の穴縁部に当該掛合突部11
の掛合面11aを掛合させることができ、これにより当
該掛合突部11と前記筒状体10の突き出し基部側との
間で配設対象物Pを内外から挟み付けて当該配設対象物
Pにワンタッチで取り付けることが可能とされる。な
お、この実施の形態にあっては、前記取付部Yを構成す
る筒状体10の両側に、当該筒状体10の基部側に一端
を一体に連接させ、かつ、他端側に向けて当該筒状体1
0の先端側に次第に近付く向きに傾斜状に突き出し、前
記取り付け穴Pbへの取付部Yの差し入れにより前記配
設対象物Pの一面側に弾性的に押し当てられる弾性板1
5が設けられており、かかる配設対象物Pの厚さ寸法の
若干の誤差などにかかわらず前記掛合突部11の掛合面
11aを常に適切に前記取り付け穴Pbの差し入れ先側
の穴縁部に掛合させるものとしてある。
【0029】(図1ないし図5に示される例における挿
通保持部G)図1ないし図5に示される例にあっては、
前記挿通保持部Gは、一端を互いに回動可能に組み付け
られ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合部23を備え
た一対の環構成体2、2により形成されている。
【0030】この図1ないし図5に示される例にあって
は、かかる一対の環構成体2、2の一方は、U字状に板
体を湾曲させた外観を備えるように構成されると共に、
湾曲頂端部20aを比較的厚く構成され、かつ、この湾
曲頂端部20aの外面部から当該外面にほぼ直交する向
きに前記取付部Yを突設させた構成を備えたものとして
ある。(以下、この一方の環構成体2を下部環構成体2
0という。)
【0031】また、かかる一対の環構成体2、2の他方
は、前記下部環構成体20の両端間に亘る長さを備える
真っ直ぐな板状に構成されている。(以下、この他方の
環構成体2を上部環構成体21という。)
【0032】そして、かかる下部環構成体20と上部環
構成体21とは、両環構成体20、21の一端間に亘っ
て設けられた薄肉板状をなすヒンジ部22により当該一
端において相互に連接されており、このヒンジ部22を
弾性変形させながら、図1に示されるように下部環構成
体20の側方に上部環構成体21を位置させた開放状態
から、当該下部環構成体20の両端間に前記上部環構成
体21を架け渡し状に配した閉塞状態まで、当該上部環
構成体21を回動操作できる構成としてある。
【0033】また、前記閉塞状態において、前記下部環
構成体20の他端外方に突き出される上部環構成体21
の他端部と当該下部環構成体20の他端外側とに、この
閉塞状態を維持する前記掛合部23がそれぞれ設けてあ
る。
【0034】この図1ないし図5に示される例にあって
は、上部環構成体21の掛合部23は、当該上部環構成
体21における前記閉塞状態において前記下部環構成体
20の側に向けられる面に対しほぼ直交する向きに突き
出すと共に、先端両側にそれぞれ掛合突起23bを備え
た当該上部環構成体21の幅方向に亙る幅を備えた板状
体23aとして構成してある。
【0035】また、下部環構成体20の掛合部23は、
前記閉塞状態において、前記上部環構成体21の掛合部
23を受け入れると共に、この受け入れに伴って当該上
部環構成体21の掛合部23の両側の掛合突起23bに
それぞれ掛合される掛合突起23dを向き合った内壁に
備えた凹部23cとして構成してある。この図1ないし
図5に示される例にあっては、かかる凹部23cを構成
する両内壁構成部分が前記上部環構成体21の掛合部2
3の受け入れに伴う当該上部環構成体21の掛合部23
の前記掛合突起23bの当該内壁に設けた掛合突起23
dへの突き当たりに伴い一旦当該凹部23cを広げる向
きに弾性変形される構成としてあり、その後の上部環構
成体21の掛合部23の更なる受け入れによって当該上
部環構成体21の掛合部23の掛合突起23bが下部環
構成体20の掛合部23の掛合突起23dを乗り越える
ことにより、当該両内壁構成部分を弾性復帰させて両環
構成体20、21の掛合突起23b、23dを相互に掛
合させる構成としてある。
【0036】また、前記挿通保持部Gには、前記一対の
環構成体2、2の掛合部23の掛合を解いた開放状態に
おいて当該一対の環構成体2、2の内側に入れ込まれる
コルゲートチューブCの前記スリットCaに差し入れら
れて当該コルゲートチューブCの周方向の移動を阻止す
る突起24が備えられている。
【0037】この図1ないし図5に示される例にあって
は、かかる突起24は、前記下部環構成体20の内面よ
り当該内面にほぼ直交する向きに突き出すように設けら
れている。また、かかる突起24は、コルゲートチュー
ブCに設けられたスリットCaの延長方向に幅広の両面
を沿わせると共に、前記開放状態において前記下部環構
成体20の内側に入れ込まれるコルゲートチューブCの
当該スリットCaに当該スリットCaを弾性的に押し広
げながら入り込むように構成されている。すなわち、か
かる突起24は、その先端部において前記幅広の両面側
を膨出させており、当該先端部に当該突起の基部に向け
て次第に太まる頭部24aを備えている。そして、この
頭部24の次第に太まる形状を利用して入れ込まれるコ
ルゲートチューブCのスリットCaを次第に押し広げな
がら当該頭部24aが当該スリットCa縁を乗り越えた
位置で当該コルゲートチューブC側を弾性復帰させて当
該コルゲートチューブCの内側において当該スリットC
aに当該頭部24aを引っ掛けるものとしてある。
【0038】この結果、かかる固定具によれば、前記開
放状態において、当該挿通保持部Gにコルゲートチュー
ブCを入れ込むことができると共に、このように入れ込
まれたコルゲートチューブCのスリットCaに前記突起
24を差し入れることにより当該コルゲートチューブC
がその周方向に移動されない状態で当該挿通保持部G内
に当該コルゲートチューブCを位置付けることができ
る。また、この後、前記上部環構成体21を回動させて
当該上部環構成体21の掛合部23と下部環構成体20
の掛合部23とを掛合させ合わせることにより、前記閉
塞状態を維持させて、当該挿通保持部Gによりコルゲー
トチューブCを保持することができ、このように保持す
るコルゲートチューブCを前記取付部Yをもって前記配
設対象物Pに取り付けることができる。これにより、例
えば、当該コルゲートチューブCのスリットCaが配設
対象物Pへの固定具の取り付け状態において常時下方に
位置されるように前記配設対象物Pに対し当該コルゲー
トチューブCを配設することができ、コルゲートチュー
ブC内に入り込んだ水などが当該スリットCaを通じて
外部に排出されやすい状態でのコルゲートチューブCの
配設をなすことができる。また、この図1ないし図5に
示される例にあっては、前記コルゲートチューブCのス
リットCaに前記頭部24aをもって前記突起24が引
っかけられることから、前記閉塞状態とする操作前の段
階において、一旦当該スリットCaに差し入れられた突
起24が当該スリットCaから予期せず抜き出てしまう
などの不都合がない特長を有している。
【0039】また、この図1ないし図5に示される例に
あっては、前記突起24が前記挿通保持部Gの周方向に
おいて位置を異ならせた複数箇所に設けてある。
【0040】かかる例にあっては、前記下部環構成体2
0の湾曲頂端部20aのほぼ中央部の内面と、当該下部
環構成体20における前記上部環構成体21との連接部
側の側部のほぼ中央部の内面とにそれぞれ、前記突起2
4が設けてある。二カ所の突起24、24は、一方の突
起24が他方の突起24に対し保持されるコルゲートチ
ューブCの周方向においてほぼ90度位置を異ならせる
ように設けてある。
【0041】この結果、かかる固定具によれば、コルゲ
ートチューブCの周方向への移動を阻止させた状態で、
前記挿通保持部GにおいてスリットCaの向きを異なら
せた二つの位置で当該コルゲートチューブCを保持する
ことができる。
【0042】例えば、前記配設対象物Pの取り付け面P
aが横向きに配され、その配設対象物Pの上部側に固定
具が取り付けられる場合には、前記下部環構成体20の
湾曲頂端部20aに設けられた突起24を前記スリット
Caに差し入れるようにすることにより、このスリット
Caが下方に位置されるようにコルゲートチューブCを
前記挿通保持部Gによって保持することができる。(図
4)
【0043】また、前記配設対象物Pの取り付け面Pa
が縦向きに配される場合には、前記下部環構成体20の
側部に設けられた突起24を前記スリットCaに差し入
れるようにすることにより、このスリットCaが下方に
位置されるようにコルゲートチューブCを前記挿通保持
部Gによって保持することができる。(図5)また、図
5に示される取り付け面Paが図5と反対の側(右側)
である場合にも、図5に表されている固定具の前面が背
面となるように前記配設対象物Pに固定具を取り付ける
ことにより、前記スリットCaを下方に位置させてのコ
ルゲートチューブCの保持をなすことができる。
【0044】また、この図1ないし図5に示される例に
あっては、前記複数の突起がそれぞれ、コルゲートチュ
ーブCの外面に押し当てられることにより弾性的に外方
に向けて移動される構成としてある。
【0045】かかる例にあっては、前記下部環構成体2
0の湾曲頂端部20aに設けられている突起24は、当
該湾曲頂端部20aに設けられた肉抜き穴25に連通し
たほぼ平行な二条の割溝26b、26bであって、当該
下部環構成体20の一方の側縁において外方に開放され
た割溝26bにより区分された弾性板体26における当
該一方の側縁近傍位置に設けられている。
【0046】また、前記下部環構成体20の側部に設け
られている突起24は、前記ヒンジ部22側から湾曲頂
端部20a側に向けてほぼ平行に設けられた二条の割溝
27b、27bと、この二条の割溝27b、27bの湾
曲頂端部20a側の溝端間に亘り、かつ、当該二条の割
溝27b、27bのそれぞれに連通した当該側部の幅方
向に延びる割溝27cとにより区分された弾性板体27
の自由端部に設けてある。
【0047】この結果、かかる例にあっては、コルゲー
トチューブCのスリットCaに差し入れられない突起2
4をコルゲートチューブCの外面への突起の突き当たり
に伴って挿通保持部Gの外側に向けて後退させることが
でき、当該スリットCaに差し入れられない突起24が
コルゲートチューブCの挿通保持部Gへの保持にあたり
邪魔となることがない。
【0048】なお、かかる例にあっては、前記下部環構
成体20の湾曲頂端部20aに設けられている突起24
が形成されている弾性板体26は当該下部環構成体20
の側縁から側方に突き出す突き出し部26aを備えてい
ると共に、この下部環構成体20の側部に設けられてい
る突起24が形成されている弾性板体27は当該側部の
外面側に位置される外面27aを備えている。この結
果、かかる例にあっては、コルゲートチューブCのスリ
ットCaに選択した突起24が適切に差し込まれている
かどうかを、これら弾性板体26、27の変形状態を外
部から確認することができる。また、コルゲートチュー
ブCの入れ込みにより外側に撓み出されたこれら弾性板
体26、27を、前記突起が前記スリットCaに入り込
むような位置合わせをしながら内向きに操作することに
より、前記突起24を当該スリットCaに差し入れるこ
とができる。また、このように撓み出された弾性板体2
6、27に設けられた突起24をコルゲートチューブC
の外面に押し付けさせて当該コルゲートチューブCをが
たつきなく保持することができる。
【0049】また、この図1ないし図5に示される例に
あっては、前記上部環構成体21の前記閉塞状態におい
て前記挿通保持部Gの内側に位置される側であって、当
該上部環構成体21の長さ方向ほぼ中程の位置に、当該
挿通保持部Gに保持されるコルゲートチューブCの周方
向に長く延び、前記閉塞状態において当該コルゲートチ
ューブCの蛇腹状をなす外側凹所Cb内に入り込むリブ
28が形成してあり、このリブにより当該閉塞状態にお
いて保持されるコルゲートチューブCの長さ方向に向け
た移動も阻止し得るものとしてある。
【0050】(図6ないし図10に示される例における
挿通保持部G)次いで、図6ないし図10に示される例
にあっては、前記挿通保持部Gは、一端を互いに回動可
能に組み付けられ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合
部33を備えた一対の環構成体3、3により形成されて
いる。
【0051】この図6ないし図10に示される例にあっ
ては、かかる一対の環構成体3、3は、双方共に、半円
弧状に板体を湾曲させた外観を備えるように構成されて
いる。
【0052】また、かかる一対の環構成体3、3の一方
の外面部に、当該外面にほぼ直交する向きに前記取付部
Yを突設させた構成としてある。(以下、この取付部Y
が設けられた一方の環構成体3を下部環構成体30とい
い、他方の環構成体3を上部環構成体31という。)
【0053】そして、かかる下部環構成体30と上部環
構成体31とは、両環構成体30、31の一端間に亘っ
て設けられた薄肉板状をなすヒンジ部32により、湾曲
内側を互いに向き合わせるように当該一端において相互
に連接されており、このヒンジ部32を弾性変形させな
がら、図6に示されるように下部環構成体30の側方に
上部環構成体31を位置させた開放状態から、当該下部
環構成体30の他端に前記上部環構成体31の他端を接
合させた閉塞状態まで、当該上部環構成体31を回動操
作できる構成としてある。
【0054】また、前記閉塞状態において、前記下部環
構成体30の他端外方に突き出される上部環構成体31
の他端部と当該下部環構成体30の他端外側とに、この
閉塞状態を維持する前記掛合部33がそれぞれ設けてあ
る。
【0055】この図6ないし図10に示される例にあっ
ては、上部環構成体31の掛合部33は、当該上部環構
成体31における前記閉塞状態において前記下部環構成
体30の側に向けられる前記他端部面に対しほぼ直交す
る向きに突き出すと共に、先端両側にそれぞれ掛合突起
33bを備えた当該上部環構成体31の幅方向に亙る幅
を備えた板状体33aとして構成してある。
【0056】また、下部環構成体30の掛合部33は、
前記閉塞状態において、前記上部環構成体31の掛合部
33を受け入れると共に、この受け入れに伴って当該上
部環構成体31の掛合部33の両側の掛合突起33bに
それぞれ掛合される掛合突起33dを向き合った内壁に
備えた凹部33cとして構成してある。この図6ないし
図10に示される例にあっては、かかる凹部33cを構
成する両内壁構成部分が前記上部環構成体31の受け入
れに伴う当該上部環構成体31の掛合部33の前記掛合
突起33bの当該内壁に設けた掛合突起33dへの突き
当たりに伴い一旦当該凹部33cを広げる向きに弾性変
形される構成としてあり、その後の上部環構成体31の
掛合部33の更なる受け入れによって当該上部環構成体
31の掛合部33の掛合突起33bが下部環構成体30
の掛合部33の掛合突起33dを乗り越えることによ
り、当該両内壁構成部分を弾性復帰させて両環構成体3
0、31の掛合突起33b、33dを相互に掛合させる
構成としてある。
【0057】また、前記挿通保持部Gには、前記一対の
環構成体3、3の掛合部33の掛合を解いた前記開放状
態において当該一対の環構成体3、3の内側に入れ込ま
れるコルゲートチューブCの前記スリットCaに差し入
れられて当該コルゲートチューブCの周方向の移動を阻
止する突起34が備えられている。
【0058】この図6ないし図10に示される例にあっ
ては、かかる突起34は、前記環構成体3の内面より当
該内面にほぼ直交する向きに突き出すように設けられて
いる。また、かかる突起34は、コルゲートチューブC
に設けられたスリットCaの延長方向に幅広の両面を沿
わせると共に、前記開放状態において前記下部環構成体
30の内側に入れ込まれるコルゲートチューブCの当該
スリットCaに当該スリットCaを弾性的に押し広げな
がら入り込むように構成されている。すなわち、かかる
突起34は、その先端部において前記幅広の両面側を膨
出させており、当該先端部に当該突起34の基部に向け
て次第に太まる頭部34aを備えている。そして、この
頭部34aの次第に太まる形状を利用して入れ込まれる
コルゲートチューブCのスリットCaを次第に押し広げ
ながら当該頭部34aを当該スリットCa縁が乗り越え
た位置で当該コルゲートチューブC側を弾性復帰させて
当該コルゲートチューブCの内側において当該スリット
Caに当該頭部34aを引っ掛けるものとしてある。
【0059】この結果、かかる固定具によれば、前記開
放状態において、当該挿通保持部Gにコルゲートチュー
ブCを入れ込むことができると共に、このように入れ込
まれたコルゲートチューブCのスリットCaに前記突起
34を差し入れることにより当該コルゲートチューブC
がその周方向に移動されない状態で当該挿通保持部G内
に当該コルゲートチューブCを位置付けることができ
る。また、この後、前記上部環構成体31を回動させて
当該上部環構成体31の掛合部33と下部環構成体30
の掛合部33とを掛合させ合わせることにより、前記閉
塞状態を維持させて、当該挿通保持部Gによりコルゲー
トチューブCを保持することができ、このように保持し
たコルゲートチューブCを前記取付部Yをもって前記配
設対象物Pに取り付けることができる。これにより、例
えば、当該コルゲートチューブCのスリットCaが配設
対象物Pへの固定具の取り付け状態において常時下方に
位置されるように前記配設対象物Pに対し当該コルゲー
トチューブCを配設することができ、コルゲートチュー
ブC内に入り込んだ水などが当該スリットCaを通じて
外部に排出されやすい状態でのコルゲートチューブCの
配設をなすことができる。また、この図6ないし図10
に示される例にあっては、前記コルゲートチューブCの
スリットCaに前記頭部34aをもって前記突起34が
引っかけられることから、前記閉塞状態とする操作前の
段階において、一旦当該スリットCaに差し入れられた
突起34が当該スリットCaから予期せず抜き出てしま
うなどの不都合がない特長を有している。
【0060】また、この図6ないし図10に示される例
にあっては、前記突起34が前記一対の環構成体3、3
によって構成される挿通保持部Gの周方向において位置
を異ならせた複数箇所に設けてある。
【0061】かかる例にあっては、前記下部環構成体3
0における前記取付部Yの形成位置のほぼ直上位置の内
面と、前記上部環構成体31における前記ヒンジ部32
と当該下部環構成体30の突起との間の間隔とほぼ等し
い間隔を当該ヒンジ部32との間に開けた位置にある内
面とにそれぞれ、前記突起34が設けてある。二カ所の
突起34、34は、一方の突起34が他方の突起34に
対し、前記閉塞状態にあって保持されるコルゲートチュ
ーブCの周方向においてほぼ90度位置を異ならせるよ
うに設けてある。
【0062】この結果、かかる固定具によれば、コルゲ
ートチューブCの周方向への移動を阻止させた状態で、
前記挿通保持部GにおいてスリットCaの向きを異なら
せた二つの位置で当該コルゲートチューブCを保持する
ことができる。
【0063】例えば、前記配設対象物Pの取り付け面P
aが横向きに配され、その配設対象物Pの上部側に固定
具が取り付けられる場合には、前記下部環構成体30に
設けられた突起34を前記スリットCaに差し入れるよ
うにすることにより、このスリットCaが下方に位置さ
れるようにコルゲートチューブCを前記挿通保持部Gに
よって保持することができる。(図9)
【0064】また、前記配設対象物Pの取り付け面Pa
が縦向きに配される場合には、前記上部環構成体31に
設けられた突起34を前記スリットCaに差し入れるよ
うにすることにより、このスリットCaが下方に位置さ
れるようにコルゲートチューブCを前記挿通保持部Gに
よって保持することができる。(図10)また、図10
に示される取り付け面Paが図10と反対の側(右側)
である場合にも、図10に表されている固定具の前面が
背面となるように前記配設対象物Pに固定具を取り付け
ることにより、前記スリットCaを下方に位置させての
コルゲートチューブCの保持をなすことができる。
【0065】また、この図6ないし図10に示される例
にあっては、複数の突起34がそれぞれ、コルゲートチ
ューブCの外面に押し当てられることにより弾性的に倒
し込まれる構成としてある。
【0066】かかる例にあっては、前記両環構成体3
0、31に設けられている突起34共に、前記頭部34
aと比較的薄肉に構成され当該頭部34aにその側方か
ら加わる横向きの押圧力によって弾性的に倒し込み変形
可能な板状頸部34bとを備えた構成としてある。ま
た、この頭部34aと頸部34bとの間に頸部34bの
基部に向けた顎部34cが形成されていると共に、頭部
34a側面と頸部34bとの間に稜部34dが形成され
ている。
【0067】この結果、かかる例にあっては、コルゲー
トチューブCのスリットCaに差し入れられない突起3
4をコルゲートチューブCの外面への突起の突き当たり
に伴って弾性的に倒し込ませることができ、当該スリッ
トCaに差し入れられない突起34がコルゲートチュー
ブCの挿通保持部Gへの保持にあたり邪魔となることが
ない。
【0068】なお、かかる例にあっては、コルゲートチ
ューブCのスリットCaに差し入れられた突起34の頭
部34aに対し当該コルゲートチューブCに納められた
ワイヤーハーネスHなどが接して当該頭部34aの側方
に横向きの押圧力が作用された場合には、前記頸部34
bを弾性変形させて前記稜部34dをスリットCa近傍
のコルゲートチューブC内面に突き立てさせることがで
き、これによっても頸部34bを弾性変形させるように
構成しながらコルゲートチューブCの周方向の移動を適
切に阻止することが可能とされている。また、コルゲー
トチューブCの入れ込みにより前記頸部34bを弾性変
形させた突起34を、コルゲートチューブCの外面に押
し付けさせて当該コルゲートチューブCをがたつきなく
保持することができる。
【0069】また、この図6ないし図10に示される例
にあっては、前記両環構成体30、31の前記閉塞状態
において前記挿通保持部Gの内側に位置される側にそれ
ぞれ、当該挿通保持部Gに保持されるコルゲートチュー
ブCの周方向に長く延び、前記閉塞状態において当該コ
ルゲートチューブCの蛇腹状をなす外側凹所Cb内に入
り込むリブ35が形成してあり、このリブ35により当
該閉塞状態において保持されるコルゲートチューブCの
長さ方向に向けた移動も阻止し得るものとしてある。
【0070】(図11ないし図16に示される例におけ
る挿通保持部G)次いで、図11ないし図16に示され
る例にあっては、前記挿通保持部Gは、一端を互いに回
動可能に組み付けられ、かつ、他端に相互に掛合し合う
掛合部45を備えた一対の環構成体4、4と、この一対
の環構成体4、4の内側部に対し前記一対の環構成体
4、4の掛合部45の掛合を解いた開放状態において取
り付け位置を変位可能に取り付け可能な補助保持体43
とにより構成されている。
【0071】先ず、かかる一対の環構成体4、4の一方
は、両側部40a、40aと底部40bとを備えるよう
にコ字状に板体を屈曲させた外観を備えるように構成さ
れると共に、底部40bの外面部から当該外面にほぼ直
交する向きに前記取付部Yを突設させた構成を備えたも
のとしてある。(以下、この一方の環構成体4を下部環
構成体40という。)
【0072】また、かかる一対の環構成体4、4の他方
は、前記下部環構成体40の両端間に亘る長さを備える
真っ直ぐな板状に構成されている。(以下、この他方の
環構成体4を上部環構成体41という。)
【0073】そして、かかる下部環構成体40と上部環
構成体41とは、両環構成体40、41の一端間に亘っ
て設けられた薄肉板状をなすヒンジ部44により当該一
端において相互に連接されており、このヒンジ部44を
弾性変形させながら、図12に示されるように下部環構
成体40の側方に上部環構成体41を位置させた開放状
態から、当該下部環構成体40の両端間に前記上部環構
成体41を架け渡し状に配した閉塞状態まで、当該上部
環構成体41を回動操作できる構成としてある。そし
て、この閉塞状態において、前記挿通保持部Gが内縁形
状をほぼ正方形状とする方形枠状体42となるように構
成されている。
【0074】また、前記閉塞状態において、前記下部環
構成体40の他端外方に突き出される上部環構成体41
の他端部と当該下部環構成体40の他端外側とに、この
閉塞状態を維持する前記掛合部45がそれぞれ設けてあ
る。
【0075】この図11ないし図16に示される例にあ
っては、上部環構成体41の掛合部45は、当該上部環
構成体41における前記閉塞状態において前記下部環構
成体40の側に向けられる面に対しほぼ直交する向きに
突き出すと共に、先端両側にそれぞれ掛合突起45bを
備えた当該上部環構成体41の幅方向に亙る幅を備えた
板状体45aとして構成してある。
【0076】また、下部環構成体40の掛合部45は、
前記閉塞状態において、前記上部環構成体41の掛合部
45を受け入れると共に、この受け入れに伴って当該上
部環構成体41の掛合部45の両側の掛合突起45bに
それぞれ掛合される掛合突起45dを向き合った内壁に
備えた凹部45cとして構成してある。この図11ない
し図16に示される例にあっては、かかる凹部45cを
構成する両内壁構成部分が前記上部環構成体41の掛合
部45の受け入れに伴う当該上部環構成体41の掛合部
45の前記掛合突起45bの当該内壁に設けた掛合突起
45dへの突き当たりに伴い一旦当該凹部45cを広げ
る向きに弾性変形される構成としてあり、その後の上部
環構成体41の掛合部45の更なる受け入れによって当
該上部環構成体41の掛合部45の掛合突起45bが下
部環構成体40の掛合部45の掛合突起45dを乗り越
えることにより、当該両内壁構成部分を弾性復帰させて
両環構成体の掛合突起45b、45dを相互に掛合させ
る構成としてある。
【0077】一方、前記補助保持体43は、前記方形枠
状体42の四辺の少なくともいずれか一辺に沿って当該
一辺の方形枠状体42の内面部42aに取り付け可能な
板状の基部43aを備えている。そして、この補助保持
体43における方形枠状体42の内面部42aへの取り
付け側と反対の側に、前記一対の環構成体4、4の掛合
部45の掛合を解いた開放状態において当該一対の環構
成体4、4の内側に入れ込まれるコルゲートチューブC
の前記スリットCaに差し入れられて当該コルゲートチ
ューブCの周方向の移動を阻止する突起43dが備えら
れている。
【0078】この図11ないし図16に示される例にあ
っては、かかる突起43dは、前記補助保持体43の一
面にほぼ直交する向きに突き出すように設けられてい
る。また、かかる突起43dは、コルゲートチューブC
に設けられたスリットCaの延長方向に幅広の両面を沿
わせると共に、前記開放状態において前記下部環構成体
40の内側に入れ込まれるコルゲートチューブCの当該
スリットCaに当該スリットCaを弾性的に押し広げな
がら入り込むように構成されている。すなわち、かかる
突起43dは、その先端部において前記幅広の両面側を
膨出させており、当該先端部に当該突起43dの基部に
向けて次第に太まる頭部43eを備えている。そして、
この頭部43eの次第に太まる形状を利用して入れ込ま
れるコルゲートチューブCのスリットCaを次第に押し
広げながら当該頭部43eが当該スリットCa縁を乗り
越えた位置で当該コルゲートチューブC側を弾性復帰さ
せて当該コルゲートチューブCの内側において当該スリ
ットCaに当該頭部43eを引っ掛けるものとしてあ
る。
【0079】この結果、かかる固定具によれば、前記開
放状態において、当該挿通保持部Gにコルゲートチュー
ブCを入れ込むことができると共に、このように入れ込
まれるコルゲートチューブCのスリットCaに前記補助
保持体43に設けられた突起43dを差し入れておくこ
とにより当該コルゲートチューブCがその周方向に移動
されない状態で当該挿通保持部G内に当該コルゲートチ
ューブCを位置付けることができる。また、この後、前
記上部環構成体41を回動させて当該上部環構成体41
の掛合部45と下部環構成体40の掛合部45とを掛合
させ合わせることにより、前記閉塞状態を維持させて、
当該挿通保持部GによりコルゲートチューブCを保持す
ることができ、このように保持したコルゲートチューブ
Cを前記取付部Yをもって前記配設対象物Pに取り付け
ることができる。これにより、例えば、当該コルゲート
チューブCのスリットCaが常時下方に位置されるよう
に前記配設対象物Pに対し当該コルゲートチューブCを
配設することができ、コルゲートチューブC内に入り込
んだ水などが当該スリットCaを通じて外部に排出され
やすい状態でのコルゲートチューブCの配設をなすこと
ができる。また、この図11ないし図16に示される例
にあっては、前記コルゲートチューブCのスリットCa
に前記頭部43eをもって前記突起43dが引っかけら
れることから、前記挿通保持部Gを閉塞状態にする操作
前の段階において、一旦当該スリットCaに差し入れら
れた突起43dが当該スリットCaから予期せず抜き出
てしまうなどの不都合がない特長を有している。
【0080】また、この図11ないし図16に示される
例にあっては、前記突起43dを備えた補助保持体43
の基部43aを前記方形枠状体42の四辺のいずれの内
面にも選択的に取り付けることができる構成とされてい
る。
【0081】この結果、かかる固定具によれば、コルゲ
ートチューブCの周方向への移動を阻止させた状態で、
前記挿通保持部GにおいてスリットCaの向きを異なら
せた四つの位置で当該コルゲートチューブCを保持する
ことができる。
【0082】例えば、前記配設対象物Pの取り付け面P
aが横向きに配され、その配設対象物Pの上部側に固定
具が取り付けられる場合には、前記下部環構成体40の
底部40bに補助保持体43の基部43aが沿わされる
ように当該補助保持体43に設けられた突起43dを前
記スリットCaに差し入れたコルゲートチューブCを当
該挿通保持部Gに入れ込むことにより、このスリットC
aが下方に位置されるようにコルゲートチューブCを前
記挿通保持部Gによって保持することができる。(図1
5)
【0083】また、前記配設対象物Pの取り付け面Pa
が縦向きに配される場合には、前記下部環構成体40の
側部のいずれか一方に補助保持体43の基部43aが沿
わされるように当該補助保持体43に設けられた突起4
3dを前記スリットCaに差し入れたコルゲートチュー
ブCを当該挿通保持部Gに入れ込むことにより、このス
リットCaが下方に位置されるようにコルゲートチュー
ブCを前記挿通保持部Gによって保持することができ
る。(図16)
【0084】また、前記配設対象物Pの取り付け面Pa
が横向きに配され、その配設対象物Pの下部側に固定具
が取り付けられる場合には、前記突起43dを前記コル
ゲートチューブCのスリットCaに差し入れた補助保持
体43を、前記開放状態において前記下部環構成体40
を構成する両側部40a、40a間に入れ込んだ後、前
記上部環構成体41を前記ヒンジ部44を中心に回動さ
せて両環構成体40、41の前記掛合部45を掛合させ
合わせ、かつ、この上部環構成体41に補助保持体43
の基部43aが沿わされるように当該補助保持体43を
取り付させることにより、前記スリットCaが下方に位
置されるようにコルゲートチューブCを前記挿通保持部
Gによって保持することもできる。
【0085】また、この図11ないし図16に示される
例にあっては、補助保持体43が少なくとも前記方形枠
状体42の隣り合う二辺の内面部42aにそれぞれ外面
部43fを接しさせるL字状部43gを有しており、し
かも、前記方形枠状体42の四辺の内面部42aと補助
保持体43の少なくともL字状部43gの外面部43f
とに、相互に嵌り合う凹部43cと突部42bとが設け
てある構成としてある。
【0086】より具体的には、かかる例にあっては、前
記補助保持体43が、前記基部43aと、当該基部43
aの両端において当該基部43aに対しほぼ直交する向
きに突き出す板状側部43bとを備えたコ字状をなすよ
うに構成されている。そして、基部43aの前記突起4
3dが設けられていない側の面から前記側部43bの先
端までの寸法が前記方形枠状体42の向き合った辺間の
内部寸法よりも小さく、また、前記両側部43b、43
bは、その外面間の間隔を前記方形枠状体42の向き合
った辺間の内部寸法とほぼ等しくするように構成してあ
る。また、かかる一対の側部43b、43bの間に保持
されるべきコルゲートチューブCが適切に納まるように
構成されている。
【0087】すなわち、かかる例にあっては、前記補助
保持体43が、前記基部43aと一方の側部43bとに
より構成される前記L字状部43gと、当該基部43a
と他方の側部43bとにより構成される前記L字状部4
3gとの、二つの前記L字状部43g、43gを備えた
U字状に構成されている。
【0088】そして、かかる例にあっては、前記方形枠
状体42の四辺の内面部42aにそれぞれ当該辺に沿っ
たリブ状の突部42bが形成してあると共に、前記補助
保持体43の底部40bおよび一対の側部43bの外面
部43fにこれらの長さ方向に長く、かつ、前記突部4
2bの嵌まり込む長さと幅とを備えた長溝状をなす凹部
43cが設けてある。
【0089】この結果、かかる例にあっては、前記コル
ゲートチューブCのスリットCaに前記補助保持部の基
部43aに設けた突部42bを差し入れた後、前記開放
状態にある挿通保持部Gに対し前記補助保持体43の基
部43aを前記閉塞状態において形成される前記方形枠
状体42のいずれか一辺の内面部42aに沿わせる向き
で、当該挿通保持部G内にコルゲートチューブCを入れ
込むことにより、当該補助保持体43の前記基部43a
および前記側部43bに設けた凹部43cに挿通保持部
G側に設けた突部42bをそれぞれ嵌り込ませて当該ス
リットCaを所望の向きに位置させた状態で前記開放状
態にある挿通保持部G内に位置付けることができる。そ
して、この後、かかる挿通保持部Gを前記閉塞状態とす
ることにより、このように入れ込まれたコルゲートチュ
ーブCを安定的に保持することができる。
【0090】なお、この図11ないし図16に示される
例にあっては、前記補助保持体43の前記側部内面部4
2aに、当該補助保持体43の一対の側部間に保持され
るコルゲートチューブCの蛇腹状をなす外側凹所Cb内
に入り込むリブ43hが形成してあり、このリブ43h
により前記閉塞状態において保持されるコルゲートチュ
ーブCの長さ方向に向けた移動も阻止し得るものとして
ある。また、かかる例にあっては、前記閉塞状態におい
て前記補助保持体43の基部43aに対向する側にある
方形枠状体42の一つの辺の内面部42aに設けられた
前記突部42bもかかるコルゲートチューブCの長さ方
向に向けた移動を阻止するように当該コルゲートチュー
ブCの蛇腹状をなす外側凹所Cb内に入り込む構成とし
てある。
【0091】以上に説明した図1ないし図5に示される
固定具、図6ないし図10に示される固定具、および、
図11ないし図16に示される固定具における弾性変形
特性を備えた部分へ所望の弾性変形特性を付与すること
は、典型的には、かかる固定具をプラスチック材料を用
いた射出成形などにより一体に成形することにより確保
することができる。
【0092】
【発明の効果】この発明にかかるコルゲートチューブ用
固定具によれば、コルゲートチューブの周方向の移動を
阻止するようにした当該コルゲートチューブの保持作業
を容易に行なうことができる。また、保持されるコルゲ
ートチューブに設けられたスリットを容易に一定の方向
に位置づけさせることができ、コルゲートチューブを配
設対象物に容易かつ適切に配設することができる。さら
に、外面凹所のピッチを異ならせる複数種類のコルゲー
トチューブの固定に支障なく用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定具の要部破断側面図
【図2】固定具の平面図
【図3】固定具の断面図
【図4】固定具の使用状態を示す断面構成図
【図5】固定具の使用状態を示す断面構成図
【図6】図1〜図5の固定具と構成の一部を異ならせる
固定具の側面図
【図7】同平面図
【図8】同図6と異なる向きから視た側面図
【図9】同使用状態を示す断面構成図
【図10】同使用状態を示す断面構成図
【図11】図1〜図5に示される固定具および図6〜図
10に示される固定具と構成の一部を異ならせる固定具
の斜視図
【図12】同側面図
【図13】同平面図
【図14】同断面図
【図15】同使用状態を示す断面構成図
【図16】同使用状態を示す断面構成図
【図17】コルゲートチューブCの斜視構成図
【符号の説明】
C コルゲートチューブ Ca スリット H ワイヤーハーネス G 挿通保持部 Y 取付部 2、3、4 環構成体 23、33、45 掛合部 24、34、43d 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H023 AA05 AB01 AD04 AD13 AD18 AD22 AD54 AE08 3J001 FA18 GA06 GB01 GB03 GC04 HA07 HA09 JB14 JC03 JD24 JD33 KA12 KA19 KB02 3J022 DA03 DA12 EA15 EB02 EC02 EC14 EC22 FB08 GB42 5G363 AA01 BA02 BA07 DA13 DA15 DA20 DC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向にスリットを備え内側にワイヤ
    ハーネス等を納めるコルゲートチューブの挿通保持部
    と、自動車のボディパネル等への取付部とを備えてお
    り、 前記挿通保持部が、一端を互いに回動可能に組み付けら
    れ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合部を備えた一対
    の環構成体により形成されていると共に、 前記一対の環構成体の掛合部の掛合を解いた開放状態に
    おいて前記スリットに差し入れられて前記挿通保持部に
    対する前記コルゲートチューブの周方向の移動を阻止す
    る突起を備えていることを特徴とするコルゲートチュー
    ブ用固定具。
  2. 【請求項2】 突起が挿通保持部の周方向に間隔を置い
    た複数箇所に設けてあることを特徴とする請求項1記載
    のコルゲートチューブ用固定具。
  3. 【請求項3】 突起が、コルゲートチューブの外面に押
    し当てられることにより弾性的に外方に向けて移動さ
    れ、又は、弾性的に倒し込まれる構成としてあることを
    特徴とする請求項2記載のコルゲートチューブ用固定
    具。
  4. 【請求項4】 長さ方向にスリットを備え内側にワイヤ
    ハーネス等を納めるコルゲートチューブの挿通保持部
    と、自動車のボディパネル等への取付部とを備えてお
    り、 前記挿通保持部が、一端を互いに回動可能に組み付けら
    れ、かつ、他端に相互に掛合し合う掛合部を備えた一対
    の環構成体と、この一対の環構成体の内側部に対し前記
    一対の環構成体の掛合部の掛合を解いた開放状態におい
    て取り付け位置を変位可能に取り付けられる補助保持体
    とにより構成されていると共に、 前記補助保持体に、前記スリットに差し入れられて前記
    挿通保持部に対する前記コルゲートチューブの周方向の
    移動を阻止する突起が備えられていることを特徴とする
    コルゲートチューブ用固定具。
  5. 【請求項5】 挿通保持部を構成する一対の環構成体が
    方形枠状体を形成するように構成してあると共に、補助
    保持体が少なくとも前記方形枠状体の隣り合う二辺の内
    面部にそれぞれ外面部を接しさせるL字状部を有してお
    り、 前記方形枠状体の四辺の内面部と前記補助保持体の少な
    くともL字状部の外面部とに、相互に嵌り合う凹部と突
    部とが設けてあることを特徴とする請求項4記載のコル
    ゲートチューブ用固定具。
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