JP2017155811A - エアー配管用コネクタモジュール - Google Patents

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征寛 飛田
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Abstract

【課題】チューブの端部がモジュール本体内でチューブ連結部材に確実に固定されているか否かを目視にて容易に判断することができるエアー配管用コネクタモジュールを提供すること。
【解決手段】モジュール本体10の収容空間11内にチューブ連結部材20が保持収容されており、かつ、収容空間11内にチューブ30の端部が挿入されることによってチューブ連結部材20がチューブ30の端末部に挿し込まれた状態になるエアー配管用コネクタモジュール1において、モジュール本体10は、チューブ連結部材20が挿し込み完了される位置まで収容空間11内に挿入したチューブ30の端面30aを目視可能に形成された開口部15と、目視確認されたチューブ30の端面30aの位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断するための目印となる挿し込み完了判断目印部16と、を有してなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、モジュール本体の収容空間内にチューブの端部が挿入されることによって収容空間内に固定されたチューブ連結部材がチューブの端末部に挿し込まれた状態になるエアー配管用コネクタモジュールに関する。
従来、通信回線、電力、エアー配管等のコネクタを集約する場合、一つのフレーム内に各機能に対応したコネクタモジュールをセットするようにしたモジュラーユニットシステムが用いられる。
例えば、特許文献1には、機能の異なる2つのコネクタモジュールがフレームの所定の位置に固定手段を用いて固定されるモジュラーユニットシステムが記載されている。
このようなモジュラーユニットシステムに用いられるコネクタモジュールのうち、エアー配管の接続に対応したエアー配管用コネクタモジュールは、モジュール本体の収容空間内に接続相手チューブとの連結部分となるチューブ連結部材が保持収容されており、かつ、収容空間内にチューブの端部が挿入されてチューブ連結部材がチューブの端末部に挿し込まれることによって、チューブの端部がチューブ連結部材に固定された状態になる。
特開2010−80083号公報
しかしながら、上述したエアー配管用コネクタモジュールは、チューブの端部にチューブ連結部材が所望の深さまで挿し込まれることによってチューブの端部がチューブ連結部材に固定された状態になっているか否かを目視にて確認することが難しく、チューブの端部がチューブ連結部材に固定されていない状態であった場合、エアー圧の影響によって、あるいは、チューブが引っ張られることによる影響によって、チューブがチューブ連結部材から外れてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、チューブの端部がモジュール本体内でチューブ連結部材に確実に固定されているか否かを目視にて容易に判断することができるエアー配管用コネクタモジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るエアー配管用コネクタモジュールは、モジュール本体の収容空間内に接続相手チューブとの連結部分となるチューブ連結部材が保持収容されており、かつ、前記収容空間内にチューブの端部が挿入されることによって前記チューブ連結部材が前記チューブの端末部に挿し込まれた状態になるエアー配管用コネクタモジュールにおいて、前記モジュール本体は、前記収容空間内に保持収容された前記チューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで前記収容空間内に挿入した前記チューブの端面を前記モジュール本体外から目視可能に形成された開口部と、前記開口部から目視確認された前記チューブの端面の位置が前記チューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで前記チューブが前記収容空間内に挿入されているか否かを判断するための目印となる挿し込み完了判断目印部と、を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るエアー配管用コネクタモジュールは、上記の発明において、前記開口部が、前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなすことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るエアー配管用コネクタモジュールは、上記の発明において、前記開口部が、前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けて延びる一対の開口端縁面が前記収容空間内から前記モジュール本体の外表面に向けて開口幅を拡大するように傾斜面状に形成されたテーパー面部を有してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るエアー配管用コネクタモジュールは、上記の発明において、前記挿し込み完了判断目印部が、前記収容空間内へのチューブの挿入方向に直交する直線状に前記モジュール本体の外表面に形成された目印であることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るエアー配管用コネクタモジュールは、上記の発明において、前記挿し込み完了判断目印部が、前記開口部を前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けてスリットの幅を大きい幅から小さい幅に段状に変化された段差部分であることを特徴とする。
本発明の請求項1に係るエアー配管用コネクタモジュールは、前記開口部から視える前記チューブの端面位置と、前記挿し込み完了判断目印部の目印の位置とを目視で比較することによって、前記チューブの端面の位置が前記チューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで前記チューブが前記収容空間内に挿入されているか否かを判断することができるので、前記チューブの端部がモジュール本体内でチューブ連結部材に確実に固定されているか否かを目視にて容易に判断することができる。
本発明の請求項2に係るエアー配管用コネクタモジュールは、前記開口部が前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなすので、前記開口部は、前記収容空間内の前記チューブの端面位置を目視可能とするだけでなく、前記チューブ連結部材から前記チューブを取り外すために、前記チューブに切り込みを入れるためのカッターの挿入口としても機能することができる。
本発明の請求項3に係るエアー配管用コネクタモジュールは、前記開口部に前記テーパ―面部を設けたことによって、前記開口部を介して前記収容空間内に外部の光が入射し易くなるため、前記チューブの端面位置をより目視し易くすることができる。
本発明の請求項4に係るエアー配管用コネクタモジュールは、前記挿し込み完了判断目印部が前記モジュール本体の外表面に形成された前記チューブの端面に重ね易い直線状の目印であるため、前記チューブの端面位置と、前記挿し込み完了判断目印部の目印の位置とを目視で比較し易くすることができる。
本発明の請求項5に係るエアー配管用コネクタモジュールは、前記開口部を利用して前記挿し込み完了判断目印部を設け、前記開口部が前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの端面が配置されるべき基準位置まで前記スリット幅を大きくするようになっているので、前記チューブの端面が配置されるべき基準位置まで前記収容空間内に外部の光を入射し易くなっており、結果的に、前記チューブの端面位置をより目視し易くすることができ、しかも、前記開口部の段差部分が基準位置となっているので、前記チューブの端部が前記モジュール本体内で前記チューブ連結部材に確実に固定されているか否かを多方向から目視にて判断することができる。
図1は、本発明の実施例に係るエアー配管用コネクタモジュールを組み込んだモジュラーユニットシステムの分解斜視図である。 図2は、図1に示したモジュラーユニットシステムの斜視図である。 図3は、(a)および(b)が開口部が形成された面が視える状態でそれぞれ異なる方向から視たエアー配管用コネクタモジュールの斜視図である。 図4は、(a)がモジュール本体のチューブ挿入口側から視たエアー配管用コネクタモジュールの斜視図であり、(b)がモジュール本体の連結部材挿入口が形成された面から視たエアー配管用コネクタモジュールの正面図である。 図5は、チューブ連結部材の斜視図である。 図6は、モジュール本体の開口部側の面から視たエアー配管用コネクタモジュールの正面図であり、チューブ連結部材およびチューブを一点鎖線で示した図である。 図7は、(a)がモジュール本体にチューブ連結部材を固定する様子を示した図であり、(b)が、各チューブを各収容空間内に挿入してチューブ連結部材に固定する様子を示した図であり、(c)が挿し込み完了判断目印部と開口部から目視されるチューブの端面とを目視することによってチューブ連結部材が挿し込み完了される位置までチューブが収容空間内に挿入されているか否かを判断している様子を示した図である。 図8は、変形例1のエアー配管用コネクタモジュールの斜視図である。 図9は、変形例2のエアー配管用コネクタモジュールの斜視図である。 図10は、(a)が図9に示したエアー配管用コネクタモジュールのモジュール本体を開口部側の面から視た正面図であり、(b)が(a)に示したモジュール本体を連結部材挿入口側から視た正面図であり、(c)が(b)に示した開口部周辺の拡大図である。 図11は、実施例2のエアー配管用コネクタモジュールの斜視図である。 図12は、図11に示したエアー配管用コネクタモジュールをフレームにセットした状態を示した図である。 図13は、チューブ連結部材の変形例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るエアー配管用コネクタモジュールの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るエアー配管用コネクタモジュール1を組み込んだモジュラーユニットシステム100の分解斜視図である。図2は、図1に示したモジュラーユニットシステム100の斜視図である。
なお、図2では、図1に示したケース本体110を省略して図示している。
図3は、(a)および(b)が開口部15が形成された面が視える状態でそれぞれ異なる方向から視たエアー配管用コネクタモジュール1の斜視図である。図4は、(a)がモジュール本体10のチューブ挿入口11a側から視たエアー配管用コネクタモジュール1の斜視図であり、(b)がモジュール本体10の連結部材挿入口11bが形成された面から視たエアー配管用コネクタモジュール1の正面図である。
なお、図4(a)は、1本のチューブ30を取り付けてない状態を図示している。
図5は、チューブ連結部材20の斜視図である。図6は、モジュール本体10の開口部15側の面から視たエアー配管用コネクタモジュール1の正面図であり、チューブ連結部材20およびチューブ30を一点鎖線で示した図である。
本発明の実施例1に係るエアー配管用コネクタモジュール1は、一つのフレーム120内に各機能に対応したコネクタモジュール1、40をセットするようにしたモジュラーユニットシステム100に組み込まれている。
モジュラーユニットシステム100は、図1に示すように、モジュラーユニットシステム100の外郭を構成するケース本体110と、ケース本体110に装着され、本発明の実施例に係るエアー配管用コネクタモジュール1、および、電気信号配線用のコネクタモジュールである電気信号用コネクタモジュール40をケース本体110内の所定の位置に保持するフレーム120と、フレーム120に各コネクタモジュール1、40を固定するための固定部材130と、を有してなる。
このようなモジュラーユニットシステム100は、コネクタ嵌合相手となる不図示のモジュラーユニットシステムとコネクタ嵌合することによって、各コネクタモジュール1、40のチューブ30、あるいは、不図示の電線が、コネクタ嵌合相手となる不図示のモジュラーユニットシステムの対応するチューブ、あるいは、電線に接続するようになっている。
ケース本体110は、外形が略矩形状の枠状部材であり、内部にフレーム120を固定することができるようになっている。
エアー配管用コネクタモジュール1は、モジュール本体10の収容空間11内に不図示の接続相手チューブとの連結部分となるチューブ連結部材20が保持収容されており、かつ、収容空間11内にチューブ30の端部が挿入されることによってチューブ連結部材20がチューブ30の端末部に挿し込まれた状態になるものである。
チューブ連結部材20は、図5に示すように、チューブ30の取付け方向を軸方向とする略軸対称の形状をなし、コネクタ嵌合相手となるモジュラーユニットシステムの不図示の相手連結部材に連結する部分となる接続相手連結部21と、モジュール本体10の収容空間11内に固定される部分となる固定部22と、チューブ30に挿し込まれる部分となる挿し込み部23と、を有してなる。
接続相手連結部21は、不図示の相手連結部材の雄型の嵌合部分が嵌合される雌型の嵌合部分が形成されている。
固定部22は、接続相手連結部21と、軸方向でモジュール本体10の後述する周方向突出部12bの幅より僅かに大きい幅だけ接続相手連結部21から離れた位置から軸方向に直交する方向に突設された固定用突設部22aと、によって形成された凹部である。
この固定部22にモジュール本体10の収容空間11内に設けられた周方向突出部12bが嵌め合わされることによって、チューブ連結部材20が収容空間11内の所定の位置に固定されるようになっている。
挿し込み部23は、頂部を切り落とした円錐形状がチューブ30に挿し込む方向に沿って複数連続して形成されてなり、適度な摩擦力をもってチューブ30に挿し込まれるようになっている。
このようなチューブ連結部材20は、挿し込み部23の先端をモジュール本体10のチューブ挿入口11a側に向けた状態で収容空間11内の所定の位置に固定されるようになっている。
チューブ30は、一般的にエアーチューブとして用いられるものであり、弾性を有する合成樹脂材からなる。
モジュール本体10は、合成樹脂材からなる略直方体のブロック状をなし、内部に3つのチューブ連結部材20をそれぞれ固定した状態で収容する3つの収容空間11が形成されている。
各収容空間11は、図4(a)に示すように、各チューブ連結部材20の断面外形に対応した内壁面12aが形成された隔壁12によって区画され、チューブ30の挿入方向の一端側がチューブ30が挿入されるチューブ挿入口11aとなり、他端側がチューブ連結部材20が挿入される連結部材挿入口11bとなって、モジュール本体10内部をチューブ30の挿入方向に沿って貫通する空間である。
周方向突出部12bは、このような収容空間11の内壁面12aから周方向に沿って突設されている。
なお、この実施例1では、モジュール本体10に3つの収容空間11を形成されているものを例示したが、モジュール本体10に形成する収容空間11の数は3つに限らない。
また、モジュール本体10は、両側面にフレーム120に形成されたガイド溝121に嵌め合うように形成されたガイド突起13と、フレーム120の端面に形成された嵌め合い切欠き部122に嵌合することによって、モジュール本体10のフレーム120への取付け完了位置での位置決め機能をなす位置決め突起14と、を有してなる。
ガイド突起13は、モジュール本体10のフレーム120への取付け方向に沿って延びるように形成されることによって、モジュール本体10をフレーム120に取り付ける際にガイド溝121に嵌め合いながらモジュール本体10のフレーム120の取付け完了位置への移動を誘導するようになっている。
位置決め突起14は、ガイド突起13の終端部で突起形状を拡大して形成された部分であり、フレーム120の端面に形成された嵌め合い切欠き部122に嵌合するようになっている。
さらに、モジュール本体10は、収容空間11内に保持収容されたチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置まで収容空間11内に挿入したチューブ30の端面30aをモジュール本体10外から目視可能に形成された開口部15と、開口部15から目視確認されたチューブ30の端面の位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断するための目印となる挿し込み完了判断目印部16と、を有してなる。
開口部15は、3つの収容空間11のそれぞれに対応して3カ所に形成され、モジュール本体10のチューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ30の挿入口側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなしている。
この開口部15は、収容空間11内のチューブ30の端面位置を目視可能とするだけでなく、チューブ連結部材20からチューブ30を取り外すために、チューブ30に切り込みを入れるためのカッターの挿入口としても機能している。
挿し込み完了判断目印部16は、チューブ連結部材20に固定完了されたチューブ30の端面位置の基準となるものであり、モジュール本体10の外表面に形成された直線状の目印である。
より具体的には、挿し込み完了判断目印部16は、収容空間11内へのチューブ30の挿入方向に直交する直線状にモジュール本体10の外表面にレーザー印字等によって形成された目印である。
この挿し込み完了判断目印部16は、モジュール本体10のチューブ30の挿入方向に直交する方向で、間に3つの開口部15に交差しつつ一端側から他端側まで一直線状に延びるように形成されている。
なお、この実施例1では、挿し込み完了判断目印部16がモジュール本体10の一端側から他端側まで一直線状に延びるように形成されたものを例示したが、これに限らず、チューブ30の端面位置の良否を判断することができればよいため、挿し込み完了判断目印部16を各開口部15の周辺だけに形成するようにしてもよい。
また、挿し込み完了判断目印部16は、レーザー印字だけでなく、印刷、あるいは、溝、突起等によって形成しても構わない。
電気信号用コネクタモジュール40は、電線のコネクタとして機能するものであり、モジュール本体41がエアー配管用コネクタモジュール1のモジュール本体10と同様にしてフレーム120に取り付けられるようになっている。
固定部材130は、各コネクタモジュール1、40をフレーム120の取付け完了位置に配置した後に、フレーム120と各コネクタモジュール1、40の間に挿入されつつ、各コネクタモジュール1、40およびフレーム120にそれぞれ係止されることによって、各コネクタモジュール1、40をフレーム120に固定するようになっている。
次に、図7を用いて、エアー配管用コネクタモジュール1の組み立て手順について説明する。
図7は、(a)がモジュール本体10にチューブ連結部材20を固定する様子を示した図であり、(b)が、各チューブ30を各収容空間11内に挿入してチューブ連結部材20に固定する様子を示した図であり、(c)が挿し込み完了判断目印部16と開口部15から目視されるチューブ30の端面30aとを目視することによってチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断している様子を示した図である。
まず、作業者は、モジュール本体10の各収容空間11内に各チューブ連結部材20を固定する(図7(a)参照)。
ここで、作業者は、各チューブ連結部材20をモジュール本体10の連結部材挿入口11bから挿入し、各チューブ連結部材20の固定部22を周方向突出部12bに嵌め合わせることによって各チューブ連結部材20を各収容空間11内の所定位置に固定する。
次に、作業者は、各チューブ30の端部を各収容空間11内のチューブ連結部材20に固定する(図7(b)参照)。
ここで、作業者は、各チューブ30の端部を各収容空間11のチューブ挿入口11aから各収容空間11内にチューブ連結部材20が挿し込み完了されるまで挿入する。
最後に、作業者は、各チューブ30がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置まで収容空間11内に挿入されているか否かを判断する(図7(c)参照)。
ここで、作業者は、開口部15から視えるチューブ30の端面位置と、挿し込み完了判断目印部16の直線状の目印の位置とを目視で比較し、チューブ30の端面30aが、挿し込み完了判断目印部16と重なる、あるいは、挿し込み完了判断目印部16よりもチューブ30の挿入方向で奥側に位置している場合、チューブ30がチューブ連結部20材が挿し込み完了される位置まで収容空間11内に挿入されていると判断する。
一方、チューブ30の端面30aが、チューブ30の挿入方向で挿し込み完了判断目印部よりも手前側に位置している場合、作業者は、チューブがチューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで収容空間内に挿入完了されていないと判断する。
この場合、作業者は、チューブの端面30aが、挿し込み完了判断目印部16と重なる、あるいは、チューブ30の挿入方向で挿し込み完了判断目印部16よりも奥側に位置するまでチューブ30を収容空間11内にさらに押し込む。
これにより、全てのチューブ30の端部がチューブ連結部材20に固定される。
なお、このようにして組み立てられたエアー配管用コネクタモジュール1は、その後、フレーム120に嵌め込まれ、固定部材130によってフレーム120に固定された状態で、フレーム120を介してケース本体110内に固定される。
本発明の実施例1に係るエアー配管用コネクタモジュール1は、開口部15から視えるチューブ30の端面位置と、挿し込み完了判断目印部16の目印の位置とを目視で比較することによって、チューブ30の端面30aの位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断することができるので、チューブ30の端部がモジュール本体10内でチューブ連結部材20に確実に固定されているか否かを目視にて容易に判断することができる。
また、本発明の実施例1に係るエアー配管用コネクタモジュール1は、開口部15がモジュール本体10のチューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ挿入口11a側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなすので、開口部15は、収容空間11内のチューブ30の端面位置を目視可能とするだけでなく、チューブ連結部材20からチューブ30を取り外すために、チューブ30に切り込みを入れるためのカッターの挿入口としても機能することができる。
(変形例1)
次に、図8用いて本発明の実施例1に係るエアー配管用コネクタモジュール1の変形例1について説明する。
図8は、変形例1のエアー配管用コネクタモジュール2の斜視図である。
この変形例1のエアー配管用コネクタモジュール2は、挿し込み完了判断目印部16としての直線状のラインに加えて、ラインを指し示す矢印16aを追加して印している点で実施例1のエアー配管用コネクタモジュール1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
この変形例1のエアー配管用コネクタモジュール2は、実施例1のエアー配管用コネクタモジュール1と同様の効果を奏するとともに、挿し込み完了判断目印部16のラインの位置が矢印16aによってより分かり易くなるため、挿し込み完了判断目印部16を用いたチューブ30の端面位置の確認作業を効率良く行うことができる。
(変形例2)
次に、図9および図10を用いて本発明の実施例1に係るエアー配管用コネクタモジュール1の変形例2について説明する。
図9は、変形例2のエアー配管用コネクタモジュール3の斜視図である。
図10は、(a)が図9に示したエアー配管用コネクタモジュール3のモジュール本体10を開口部17側の面から視た正面図であり、(b)が(a)に示したモジュール本体10を連結部材挿入口11b側から視た正面図であり、(c)が(b)に示した開口部17周辺の拡大図である。
この変形例2のエアー配管用コネクタモジュール3は、各開口部17の開口端縁面がテーパ―形状になっている点で実施例1のコネクタモジュールと異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
開口部17は、チューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ30の挿入口側の端部に向けて延びる一対の開口端縁面が収容空間11内からモジュール本体10の外表面に向けて開口幅を拡大するように傾斜面状に形成されたテーパ―面部17aを有してなる。
このため、エアー配管用コネクタモジュール3は、開口部17を介して収容空間11内に外部の光が入射し易くなり、結果的に、開口部17を介して収容空間11内のチューブ30の端面30aを目視し易くなっている。
これにより、例えば、チューブ連結部材20とチューブ30の色の組み合わせによっては、チューブ30の端面30aを目視し難い場合があるものの、開口部17を介した光の入射量が増加されることによって、チューブ30の端面30aが目視し易くなる。
また、挿し込み完了判断目印部16は、テーパ―面部17aにわたって延在するように印しているため、挿し込み完了判断目印部16のラインの位置も目視し易くなっている。
この変形例2のエアー配管用コネクタモジュール3は、実施例1のエアー配管用コネクタモジュール1と同様の効果を奏するとともに、開口部17にテーパ―面部17aを設けたことによって、開口部17を介して収容空間11内に外部の光が入射し易くなるため、チューブ30の端面位置をより目視し易くすることができる。
なお、本発明の実施例1およびその変形例1、2に係るエアー配管用コネクタモジュール1、2、3は、開口部15、17がモジュール本体10のチューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ30の挿入口側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなすものを例示したが、これに限らず、開口部15、17は、収容空間11内に保持収容されたチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置まで収容空間11内に挿入したチューブ30の端面30aをモジュール本体10外から目視可能に形成されていればその他の形状であってもよい。例えば、開口部15、17は、その外周を壁で閉じた窓形状であってもよい。
次に、図11および図12を用いて本発明の実施例2に係るエアー配管用コネクタモジュール4について説明する。
図11は、実施例2のエアー配管用コネクタモジュール4の斜視図である。図12は、図11に示したエアー配管用コネクタモジュール4をフレーム120にセットした状態を示した図である。
この実施例2のエアー配管用コネクタモジュール4は挿し込み完了判断目印部19が直線状のラインでなく、開口部18のスリットの幅を段状に変化させた部分である点で実施例1のエアー配管用コネクタモジュール1と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
この実施例2のエアー配管用コネクタモジュール4は、挿し込み完了判断目印部19が開口部18をモジュール本体10のチューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ挿入口11a側の端部に向けてスリットの幅を大きい幅から小さい幅に段状に変化された段差部分である。
この挿し込み完了判断目印部19は、段差部分を形成する面19aがチューブの挿入方向に直交する方向に平行になるように形成されており、この面19aをラインと同様の基準として用いることによって、チューブ30の端面30aの位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断するための目印として機能するようになっている。
本発明の実施例2に記載のエアー配管用コネクタモジュール4は、実施例1のエアー配管用コネクタモジュール1と同様に、開口部18から視えるチューブ30の端面位置と、挿し込み完了判断目印部19の目印の位置とを目視で比較することによって、チューブ30の端面30aの位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを判断することができるので、チューブ30の端部がモジュール本体10内でチューブ連結部材20に確実に固定されているか否かを目視にて容易に判断することができる。
また、本発明の実施例2に記載のエアー配管用コネクタモジュール4は、開口部18を利用してこの挿し込み完了判断目印部19を設けたことによって、開口部18がモジュール本体10のチューブ30の挿入方向奥側の端面からチューブ30の端面30aが配置されるべき基準位置までスリット幅を大きくするようになっているので、チューブ30の端面30aが配置されるべき基準位置まで収容空間11内に外部の光を入射し易くなっており、結果的に、チューブ30の端面位置をより目視し易くすることができる。
また、本発明の実施例2に記載のエアー配管用コネクタモジュール4は、図12に示すように、エアー配管用コネクタモジュール4がフレーム120にセット完了された状態においても、収容空間11への光の入射のし易さ、および、段差部分による多方向からの視認性の良さによって、チューブ30の端面の位置がチューブ連結部材20が挿し込み完了される位置までチューブ30が収容空間11内に挿入されているか否かを多方向から目視にて判断することができる。
なお、本発明の実施例1、2、および、変形例1、2に係るエアー配管用コネクタモジュール1、2、3、4は、チューブ連結部材20の接続相手連結部21が雌型であるものを例示したが、これに限らず、不図示の相手連結部材の嵌合部分に嵌合するようになっていればよい。すなわち、相手連結部材が雌型の嵌合部分を有してなる場合、接続相手連結部21は、図13に示すように、雄型を適用するとよい。雄型を適用した場合、接続相手連結部21にはOリング等のシール部材Sが装着される。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1、2、3、4 エアー配管用コネクタモジュール
10 モジュール本体
11 収容空間
11a チューブ挿入口
11b 連結部材挿入口
12 隔壁
12a 内壁面
12b 周方向突出部
13 ガイド突起
14 位置決め突起
15、17、18 開口部
16、19 挿し込み完了判断目印部
16a 矢印
17a テーパ―面部
19a 面
20 チューブ連結部材
21 接続相手連結部
22 固定部
22a 固定用突設部
23 挿し込み部
30 チューブ
30a 端面
40 電気信号用コネクタモジュール
41 モジュール本体
100 モジュラーユニットシステム
110 ケース本体
120 フレーム
121 ガイド溝
122 嵌め合い切欠き部
130 固定部材

Claims (5)

  1. モジュール本体の収容空間内に接続相手チューブとの連結部分となるチューブ連結部材が保持収容されており、かつ、前記収容空間内にチューブの端部が挿入されることによって前記チューブ連結部材が前記チューブの端末部に挿し込まれた状態になるエアー配管用コネクタモジュールにおいて、
    前記モジュール本体は、
    前記収容空間内に保持収容された前記チューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで前記収容空間内に挿入した前記チューブの端面を前記モジュール本体外から目視可能に形成された開口部と、
    前記開口部から目視確認された前記チューブの端面の位置が前記チューブ連結部材が挿し込み完了される位置まで前記チューブが前記収容空間内に挿入されているか否かを判断するための目印となる挿し込み完了判断目印部と、
    を有してなることを特徴とするエアー配管用コネクタモジュール。
  2. 前記開口部は、
    前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けて切り込まれたスリット形状をなす
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアー配管用コネクタモジュール。
  3. 前記開口部は、
    前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けて延びる一対の開口端縁面が前記収容空間内から前記モジュール本体の外表面に向けて開口幅を拡大するように傾斜面状に形成されたテーパー面部を有してなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のエアー配管用コネクタモジュール。
  4. 前記挿し込み完了判断目印部は、
    前記収容空間内へのチューブの挿入方向に直交する直線状に前記モジュール本体の外表面に形成された目印である
    ことを特徴とする請求項1、2、または3に記載のエアー配管用コネクタモジュール。
  5. 前記挿し込み完了判断目印部は、
    前記開口部を前記モジュール本体の前記チューブの挿入方向奥側の端面から前記チューブの挿入口側の端部に向けてスリットの幅を大きい幅から小さい幅に段状に変化された段差部分である
    ことを特徴とする請求項2に記載のエアー配管用コネクタモジュール。
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JP7452021B2 (ja) 2020-01-16 2024-03-19 セイコーエプソン株式会社 流路部材、及び液体吐出装置

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