JP4886743B2 - アダプタおよびモジュール用ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、プラグを接続するためのアダプタおよびモジュール用ソケットに関し、特に、嵌合状態を確認するための技術に関する。
光通信システムにおいては、ノード間に敷設した光ファイバケーブルを通して光信号を伝送することで通信を行う。光ファイバケーブル同士、または光ファイバケーブルと機器とを接続するために、プラグ、アダプタ、モジュール用ソケット等が用いられる。特許文献1には、光ファイバケーブルにおいて心線対照を行うにあたって、ファイバ心線内に入力された可視光を取り出すための窓部を筐体に設けた光コネクタが開示されている。
特開2008−83622号公報
光ファイバケーブルのみならず、一般的にケーブルを接続する際には、ケーブルの端部と他のケーブルの端部または機器の端子とを物理的に接触させ、その接触を安定的に保持する必要がある。接続する際に、ユーザがケーブルの端部や機器の端子などの接続箇所を直接視認することが出来ない場合には、ユーザは適切に接続したつもりであっても実際には物理的接触が充分でない状況や、接続が安定的に保持されていないような状況も生じうる。この場合、わずかな振動により接続が切断されたり、接続不良の原因となったりする。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、嵌合状態を効果的に確認することができるアダプタおよびモジュール用ソケットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のアダプタは、一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、両端に開口部を有するハウジングと、開口部からハウジング内部に挿入されるプラグを固定するラッチとを備える。ハウジングには、外部からラッチの嵌合状態を視認可能である位置に窓部が形成されている。
本発明の別の態様もまた、アダプタである。このアダプタは、一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、両端に開口部を有するハウジングと、開口部からハウジング内部に挿入されるプラグを固定するラッチとを備える。ハウジングは、透明部材で形成されている。
本発明のさらに別の態様は、光モジュール用ソケットである。この光モジュール用ソケットは、光プラグを光モジュールに接続する光モジュール用ソケットであって、一端に開口部を有するハウジングと、開口部からハウジング内部に挿入されるプラグを固定するラッチとを備える。ハウジングには、外部からラッチの嵌合状態を視認可能である位置に窓部が形成されている。
本発明によれば、ケーブルの端部に装着されたプラグを相互に接続するためのアダプタ、またはケーブルの端部に装着されたプラグと機器とを接続するモジュール用ソケットにおいて、嵌合状態を効果的に確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という)について詳細に説明する。
以下においては、本発明の適用例として、光ファイバケーブルを接続するために用いられるSC形光コネクタの例を用いて説明する。SC形光コネクタはF04型コネクタとしてJIS(C5973)で規定されている。SC形光コネクタは、光コネクタプラグ(以下、「プラグ」とも呼ぶ)、光コネクタアダプタ(以下、「アダプタ」とも呼ぶ)および光コネクタレセプタクル(以下、「ソケット」とも呼ぶ)の3種類を含む。なお、コネクタプラグは、一般的に「コネクタ」と呼ばれることもある。
はじめに、SC形光コネクタアダプタに本発明を適用した例について説明する。このアダプタは、両端の開口から挿入されたプラグが保持する光ファイバ端面のアラインメントを揃え、接触させた状態で保持することにより、光ファイバケーブルを光学的に接続する。
図1(A)は、本実施形態にかかるアダプタ10の上面図を示す。図1(B)はアダプタ10の側面図を示す。図1(C)はアダプタ10の底面図を示す。アダプタ10は、長手方向の両端に開口14を有する角筒状のハウジング12の外側にフランジ16および係止部18を備える。開口14はプラグの挿入口である。フランジ16および係止部18はアダプタ10を所望の位置に固定する際に用いられる。ハウジング12は、開口14から挿入されるプラグの向きを調整するためのスリット20を有する。
ハウジング12にはさらに、ハウジング12の内部におけるアダプタ10とプラグとの嵌合状態を外部から視認するための窓部が設けられている。図1(A)から(C)においては8個の窓部30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30hが設けられているが、窓部の数は任意に定めてよく、アダプタの使用態様や設置場所等に応じて適宜増減させてよい。例えば、アダプタ10の底面を光配線板等に接触させた状態で固定して用いるような場合には、アダプタ10の底面の窓部30e、30f、30g、30hはなくてもよい。以降、複数の窓部を総称して、「窓部30」とも呼ぶ。窓部30の形成にあたっては、ハウジング12に穴を形成し、その穴を窓部30としてもよい。また、ハウジング12の一部を透明部材で形成し、その透明部材で形成された部分を窓部30としてもよい。
透明部材はレンズを含んで構成されてもよい。レンズは透明部材の一部として形成されてもよく、また透明部材全体がレンズであってもよい。レンズは、プラスチック等で形成され、ユーザに窓部30を通して注目させたい箇所を、例えば2〜3倍に拡大する。
図2は、図1のアダプタ10を開口14側から見た図である。アダプタ10はハウジング12の内部に、一対の光ファイバ端面を接触させる際にアラインメントを揃える割スリーブ26、割スリーブ26を保持するスリーブ24、および一対の光ファイバ端面を接触させた状態で保持するためにプラグを固定するラッチ22を備える。ここで、スリーブ24、ラッチ22は、ハウジング12と一体として成形されてもよく、別の部材として成形されてもよい。なお、以降、同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図3は、窓部30の位置をアダプタ10の内部構造との関係で示す図である。図1(A)に示すアダプタ10の上面図に重ねてアダプタ内部の構造を破線で示している。ハウジング12の側面の内側には凹部28が設けられる。凹部28を設けることにより、プラグをアダプタ10に挿入する過程においてラッチ22が一時的に押し広げられる際に必要な空間を確保すると共に、空間が不要な箇所の側面の壁の厚みを確保することで、必要な強度を保つことができる。なお、ハウジング12は、その素材や大きさなどにより、凹部28を有さない構成としてもよい。
窓部30は、外部から窓部30を通して嵌合状態を視認することが可能であるような位置に設けられる。例えば図3においては、ハウジング12の上面において窓部30を1.8mm×4.5mm程度の矩形とし、ハウジング12の上面の側面側の縁に沿ってラッチ22の長手方向の中点から先端に相当する位置に設けた例を示している。この場合、ラッチ22に力が加えられていない定常状態において窓部30を通してラッチ22とハウジング12の内壁との間隙が視認できる。また、プラグを挿入する過程においてラッチ22が一時的に押し広げられた際には、窓部30を通してラッチ22を確認することができる。
図4は、図1(A)および図3に示した一点鎖線AA’におけるアダプタ10の断面図である。この状態で、アダプタ10の上面にほぼ垂直な方向から窓部30aまたは30bを通してハウジング内部12を見ても、ラッチ22を視認することはできない。
なお、図3および図4においては、窓部30をハウジング12の上面において側面側の縁に沿って設けた例を示している。結果的に、図1(b)に示すようにハウジング12の側面側にまで窓部30が及んでいるが、これは必須の構成ではない。例えば、窓部30はハウジング12の上面のみに形成してもよい。この場合、ハウジング12の上面において、側壁の厚みに相当する部分には窓部30を形成せずに、窓部30の幅を前述のサイズよりも狭くしてもよい。また、窓部30の側面側の部分を塗装するなどして、側面側から窓部30を通してハウジング12の内部が視認できないような構成としてもよい。
窓部30の大きさ、形状、位置はこれらに限定されず、ラッチ22の嵌合状態がアダプタ外部から窓部30を通して確認可能であるような大きさ、形状、位置であれば、任意に決めてよい。
以下、図5〜図12を用いて、本実施例にかかるアダプタ10にSC形コネクタプラグを挿入する際の動作を説明する。ここで、図5〜7は嵌合前の状態、図8、図9は正常に嵌合した状態、図10〜図12は、半嵌合の状態をそれぞれ示す。なお、アダプタ10においては、ユーザが二のプラグを対向させてアダプタ10に取り付けることにより、一の光ファイバケーブルと他の一の光ファイバケーブルとが接続されるが、以下においては簡単のため、一のプラグをアダプタ10に取り付ける際のアダプタ10の動作を示す。また、動作の説明にあたっては特に窓部30aに着目して説明する。
図5〜7は本実施形態にかかるアダプタ10とこれに嵌合させるプラグ50の嵌合前の状態を示す図である。図5は、アダプタ10とプラグ50の上面図であり、アダプタ10の内部の構造も破線で示している。白抜きの矢印の先に、窓部30aを通してアダプタ10の内部を見た様子を拡大して示す。図6は、アダプタ10およびプラグ50を側面から見た図を示す。図7は、図1(B)の一点鎖線BB’におけるアダプタ10の断面と、図5のプラグ50の内部構造を示す上面図である。
プラグ50は、軸中心に光ファイバ素線を収容するフェルール54を備える。プラグ50の筐体側面には穴が形成され、この穴がラッチ受入部56として機能する。プラグ50の筐体の内部には、フェルール保持部60が筐体に対してスライド可能に配設されている。フェルール保持部60において、ラッチ受入部56の穴を通して筐体外部から到達可能である箇所に突起58が設けられている。
プラグ50をハウジング12に挿入する際、ラッチ22はいったん押し開かれ、適切な位置まで挿入されると、ラッチ22はプラグ50のラッチ受入部56に収まり、ラッチ22のフックは突起58と係合する。そしてフェルール保持部60はスリーブ24とラッチ22との間に収まり、フェルール54はスリーブ24および割スリーブ26の内側に収まる。このように嵌合することにより、フェルール54と対向して挿入された別のフェルール54とはアラインメントを揃えて当接した状態で固定され、光ファイバケーブル同士が光学的に接続される。
プラグ50とハウジング12とが嵌合した際にクリック音が生ずるため、ユーザは、このクリック音によってアダプタ10とプラグ50とが嵌合したか否かを確認することができる。しかしながら、実際には片側のラッチのみが嵌合した場合にもクリック音が生じる場合があり、完全に嵌合していないにもかかわらず嵌合したものと誤認されるという問題があった。
また、プラグ50の上面には、プラグ50とアダプタ10が適切に接続されたか否かを確認するための白線52が目印として付されている。適切に接続された状態では白線がアダプタ10のハウジング12に隠される。しかしながら、実際には片側のラッチのみが嵌合して反対側のラッチは嵌合していないような半嵌合の状態でも、白線52がほぼ隠されて目視できなくなる場合があり、適切に接続されたものと誤認されるという問題があった。
図8および図9は、アダプタ10と、プラグ50を適切に嵌合させたときの様子を示す。図8は、上面図であり、アダプタ10の内部の構造も破線で示している。白抜きの矢印の先に、窓部30aを通してアダプタ10の内部を見た様子の拡大図を示す。図9は、図1(B)のBB’におけるアダプタ10の断面と、プラグ50の内部構造を示す。
ラッチ22はアダプタ10が挿入される過程でいったん押し広げられるが、適切な嵌合位置まで挿入されたところでプラグ50のラッチ受入部56に収まり、プラグ50が挿入されていない元の状態における位置と同じ定常位置に戻っている。ラッチ22のフックはプラグ50の突起58に適切に係合している。この状態でラッチ22は定常位置にあるため、アダプタ10の上面に対してほぼ垂直な方向から、窓部30aを通してアダプタ10の内部を覗いてもラッチ22は視認できない。
図10〜12は、プラグ50をアダプタ10に挿入したが片側のラッチ22のみ嵌合し、反対側のラッチ22は嵌合していない半嵌合状態を示す図である。図10は上面図である。図11は、アダプタ10の図1(B)のBB’における断面と、プラグ50の構造を示す上面図である。図12はアダプタ10の図10のAA’断面図である。一方のラッチ22はアダプタ10が挿入される過程でいったん押し広げられた後、ラッチ22とラッチ受入部56が嵌合する位置まで挿入されたところでラッチ受入部56に収まり、元の状態と同じ位置に戻っているが、他方のラッチ22は、アダプタ10が挿入される過程で押し広げられたまま不安定な状態となっている。
図10においては、半嵌合状態であるにもかかわらず、プラグ50の白線52はアダプタ10のハウジング12にほぼ隠されている。このため、ユーザは、適切に接続しているものと誤認するおそれがある。このように半嵌合の状態では、接続不良の原因となったり、振動などにより簡単に接続が切れてしまったりするといった問題がある。さらに、嵌合していない状態で長時間放置されると、嵌合していない側のラッチが不自然に開いた状態で保持されるため、ラッチが22が変形してしまい、使用できなくなるといった問題もある。
図10において、白抜きの矢印の先に、ユーザが窓部30aを通してアダプタ10の内部を見た様子の拡大図を示す。正常に嵌合している場合には、図5に示したように窓部30aを通してラッチ22を視認することができなかったが、半嵌合の状態においては、窓部30aを通してラッチ22を視認することができる。
このように本発明によれば、これまでは白線やクリック音といった間接的な手段のみによって確認していた嵌合状態を、窓部30を通して直接視認することができる。したがってユーザは、一見して嵌合状態を確認することができ、必要な場合には一旦プラグ50を抜去して再び挿入するなどの対策を講じることができる。これにより、半嵌合であるにもかかわらず嵌合していると誤認してしまうために生じる接続不良の問題や、ラッチが変形してしまうといった問題を回避することが可能となる。
さらに視認を容易にするために、ハウジング12の内部や、ラッチ22などにマークを付してもよい。以下において、まず図13〜図17を参照してハウジング12の内部にマークを付す場合の例について説明し、次に図18〜22を参照してラッチ22にマークを付す場合の例について説明する。
図13および図14を参照して、ハウジング12の内部にマーク32を付す場合のマーク32の位置を説明する。図13はアダプタ10のハウジング12の内部の様子を示す上面図である。窓部30の位置は破線で示している。図14は、アダプタ10のAA’断面図を示す。ここでは、正常嵌合状態では窓部30を通してマーク32が確認可能であるが、半嵌合状態ではラッチ22に隠れて見えなくなるような場所にマーク32を付す例を示している。例えば、図3および図4に示すように、ラッチ22が押し広げられた際に待避する凹部28の下部にマークを付す。この場合、アダプタ10の下面の窓部30はなくてもよい。図13および図14の例においては、直径1mm程度の円形のマーク32を想定しているが、マークの形および大きさは任意に定めてよい。
アダプタの形状等によっては上の例とは逆に、正常嵌合状態ではラッチ等に隠されてマークが確認不可能であるが、半嵌合状態においてラッチ等が押し広げられるなど変形した際には、窓部30を通して確認可能であるような場所にマークを付してもよい。
次に図15〜17を参照して、ハウジング12の内部にマークを付した場合のアダプタ10の動作を説明する。図15は、ハウジング12の内部にマークを付したアダプタ10にプラグ50を挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。白抜きの矢印の先に、窓部30aを通して見えるハウジング12の内部の様子の拡大図を示す。ラッチ22はプラグ50が挿入される過程でいったん押し広げられるが、プラグ50が適切な位置まで挿入されてアダプタ10と嵌合すると、定常の位置に戻る。図15において、アダプタ10の上面に対してほぼ垂直な方向から、窓部30aを通してアダプタ10の内部を見ると、ハウジング12の内部にマーク32を視認することができる。したがってユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入する際に、初めに窓部30を通して視認できていたマーク32がいったん視認できなくなり、再び視認できた場合には、正常に嵌合したものと判断できる。
図16は、プラグ50をアダプタ10に挿入したが、片側のラッチ22のみ嵌合し、反対側のラッチ22は嵌合していない状態を示す。白抜きの矢印の先に、窓部30aを通してアダプタ10の内部を見た様子の拡大図を示す。図17は、図16に示す半嵌合状態におけるアダプタ10のAA’断面図を示す。この状態で窓部30aを通してアダプタ10の内部を見ると、マーク32は押し広げられたラッチ22に遮られており、視認することができない。したがってユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入して押し込む際に、始めに窓部30を通して視認できていたマーク32が視認できなくなり、押し込む操作を完了してもマーク32が視認できなければ、嵌合状態に問題があると判別することができる。
マーク32は、例えば青や緑など、「異常なし」を示す色としてもよい。これによりユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入する際、一旦見えなくなった「青」また「緑」のマーク32を再び視認できたときには適切に嵌合しており、マーク32が視認できないときには半嵌合状態であるものと直感的に判断することができる。
図18〜図22を用いて、ラッチ22にマークを付す場合について説明する。まず、図18および図19を参照して、ラッチ22にマーク34を付す場合のマーク34の位置を説明する。図18はアダプタ10のハウジング12の内部の様子を示す上面図である。窓部30の位置は破線で示している。図19は、アダプタ10のAA’断面図を示す。ここでは、正常嵌合状態ではマーク34を確認することはできないが、ラッチ22が押し広げられた際には、窓部30を通してマーク34を確認することが可能であるような場所にマーク34を付す例を示す。例えば、図18および図19に示すように、ラッチ22の先端付近において、ハウジング12の上面側、下面側の両方にマーク34を付してもよい。この場合、アダプタ10の上面側、下面側いずれの窓部30からでも嵌合状態を確認することができる。なお、図13および図14の例においては、1mm×2.2mm程度の楕円形のマーク34を想定しているが、マーク34の形、大きさなどは任意に定めてよい。
アダプタの形状等によっては上の例とは逆に、正常嵌合状態において窓部30を通してマークが視認可能であり、半嵌合状態ではマークが視認できないような場所にマークを付してもよい。
次に図20〜22を参照して、ラッチ22にマーク34を付した場合のアダプタ10の動作を説明する。図20は、プラグ50をラッチ22にマークを付したアダプタ10に挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。この状態において窓部30aから見えるハウジング12の内部の様子の拡大図を白抜きの矢印の先に示す。ラッチ22はプラグ50が挿入される過程でいったん押し広げられるが、プラグ50が適切な位置までが挿入されると定常の位置に戻る。したがって図20において窓部30aを通してアダプタ10の内部を見ても、内部にマーク34を視認することができない。ユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入する際に、初めに視認できなかったマーク34がいったん窓部30を通して視認でき、再び視認できなくなった場合には、正常に嵌合したものと判断できる。
図21は、プラグ50をアダプタ10に挿入したが、片側のラッチ22のみ嵌合し、反対側のラッチ22は嵌合していない状態を示す。白抜きの矢印の先に、窓部30aを通してアダプタ10の内部を見た様子の拡大図を示す。図22は、図21に示す半嵌合状態におけるアダプタ10のAA’断面図を示す。この状態でユーザが窓部30aを通してアダプタ10の内部を見ると、押し広げられたラッチ22に付されたマーク34を視認することができる。したがってユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入し、押し込む際に、はじめに窓部30を通して視認できなかったマーク34を視認できる状態となり、押し込む操作を完了してもマーク34が視認できるときには、適切に嵌合していないと判別することができる。
マーク34は、例えば赤など、「異常あり」を示す色にしてもよい。これにより、ユーザはプラグ50をアダプタ10に押し込む操作を完了した際に、窓部30を通して「赤」のマーク34が確認できなければ正常に嵌合しており、「赤」のマーク34が視認できるときには半嵌合状態であるものと直感的に判断することができる。
なお、アダプタ10において、ハウジング12の内部のマーク32とラッチ22のマーク34を両方とも付してもよい。この場合、マーク32とマーク34は色分けにより識別できるようにしてもよく、あるいはその形状により識別できるようにしてもよい。例えば色分けにより識別できるようにする場合、マーク32を青や緑などの「異常なし」を示す色とし、マーク34を赤などの「異常あり」を示す色としてもよい。この場合、ユーザは、プラグ50をアダプタ10に押し込む操作を完了した際に、窓部30を通して青または緑のマーク32が視認できたときは正常に嵌合しており、赤のマーク34が視認できたときは何らかの異常があることを、より直感的に理解することができる。
ラッチ22やハウジング12の内部にマークを付すにあたって、マークは、夜光塗料や蛍光塗料などを用いて付してもよい。これにより、暗い所でも、マークを視認することが可能となる。マークの形、大きさなどは任意に定めてよく、マークの位置、窓部30からの距離、窓部30の大きさおよび形、見やすさ等を考慮して適宜定める。窓部30の透明部材をレンズで形成する場合には、窓部30からマークまでの距離を考慮して、マークの大きさやレンズの倍率を決定する。また、窓部30の形状をマークの形状に合わせた形状としてもよい。例えば、マークが円形であれば、窓部30も円形としてもよい。これによりユーザは、マークの有無を容易に判別することができる。複数種類のマークを付す場合、それぞれのマークの形に合わせた複数の窓部30を設けてもよく、またそれぞれのマークの形をつなげたような形状の窓部30を設けてもよい。
窓部は、色付き透明部材を用いて形成してもよい。以下、図23〜28を参照して、色付き透明部材を用いて形成した窓部を有するアダプタ10の例について説明する。図23(A)〜(C)は、窓部に色付き透明部材を用いたアダプタ10の例を示す。図23(A)は上面図を示す。図23(B)は側面図を示す。図23(C)は底面図を示す。ハウジング12には、アダプタ内部の嵌合状態を外部から視認するための8個の窓部40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40hが設けられている。その他の構成については、前述の構成と同様である。同様の構成には同じ符号を付している。
窓部40の数は、アダプタの使用態様や、設置場所等に応じて適宜増減させてよい。ただし、ハウジング12の上面と下面の対応する位置に形成される窓部を一対として、対単位で増減させる。例えば図23(A)〜(C)の例では、窓部40aと窓部40e、窓部40bと窓部40f、窓部40cと窓部40g、窓部40dと窓部40h、がそれぞれ対をなしている。以降、複数の窓部を総称して、「窓部40」とも呼ぶ。
対となる窓部40には、異なる色が着色された透明部材を使用する。図23の例では、ハウジング12の上面の窓部40a、40b、40c、40dは、青色の色付き透明部材で形成し、ハウジング12の下面の窓部40e、40f、40g、40hは、黄色の色付き透明部材で形成している。透明部材は、レンズを含んで構成されてもよい。この場合、レンズの倍率は、その窓部40を通して対となる窓部40を見る際に、見やすい倍率となるように決定する。
図24は、窓部40の位置をアダプタ10の内部構造との関係で示す図である。アダプタ内部の構造は破線で示されている。ここでは、ラッチ22が定常位置にあるときは外部から窓部40を通して反対側の窓部40を確認することが可能であり、ラッチ22が定常位置から押し広げられた位置にあるときは反対側の窓部40を確認することが不可能であるような位置に窓部40を設ける例を示す。図24においては、ラッチ22とハウジング12の内壁との間隙の幅で、ラッチ22の長手方向の中点から先端に相当する長さの矩形として窓部40を形成した例を示している。この場合、ラッチ22が定常位置にあるときには、ラッチ22とハウジング12の内壁との間隙を通して反対側の窓部40が視認でき、ラッチ22が半嵌合の位置にあるときには、ラッチ22に遮られて、対となる窓部40が視認できない。窓部40の大きさ、形状、位置はこれらに限定されず、様々なバリエーションが可能である。
アダプタの構造等によっては上記の関係とは逆に、正常嵌合状態においては窓部40を通して対となる窓部40を確認することができず、半嵌合状態においては対となる窓部40を視認可能であるような位置に窓部40を設けてもよい。
図25は、図23(A)および(C)に示した一点鎖線AA’におけるアダプタ10の断面図である。この状態で、アダプタ10の上面にほぼ垂直な方向から窓部40aを通してハウジング内部12を見ると、ラッチ22にさえぎられることなく、対となる窓部40eを視認することができる。したがって、青色の透明な窓部を通して黄色い窓部を見ることになるため、青と黄色が重なり、窓部40aは緑色に見える。
以下、図26〜図28を用いて、本実施例にかかるアダプタ10にプラグ50を取り付ける際の動作について説明する。図26は正常に嵌合した状態、図27、図28は、半嵌合の状態をそれぞれ示す。以下において、窓部40以外の構成については、前述の構成と同様であり、同様の構成には同じ符号を付してある。
図26は、プラグ50を色付きの窓部を有するアダプタ10に挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。この状態において窓部40aから見えるハウジング12の内部の様子の拡大図を白抜きの矢印の先に示す。ラッチ22はプラグ50が挿入される過程でいったん押し広げられるが、プラグ50が適切な位置までが挿入されると、定常の位置に戻る。図26においてアダプタ10の上面に対してほぼ垂直な方向から窓部40aを通してアダプタ10の内部を見ると、反対側の窓部40eを視認することができる。したがって、青色の透明な窓部を通して黄色の窓部を見ることになるため、窓部40aは緑色に見える。ユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入する際に、はじめに緑色であった窓部が挿入過程において一旦青色になり、再び緑色になったことが確認できれば正常に嵌合したものと判断できる。
図27は、プラグ50をアダプタ10に挿入したが、片側のラッチ22のみ嵌合し、反対側のラッチ22は嵌合していない状態を示す。図28は、図27に示す半嵌合状態におけるアダプタ10のAA’断面図を示す。この状態でユーザがアダプタ10の上面に対してほぼ垂直な方向から窓部40aを通してアダプタ10の内部を見ると、対となる窓部40eは押し広げられたラッチ22に遮られているため、視認することができず、窓部40aは、自身の色である青色に見える。したがって、ユーザは、プラグ50をアダプタ10に挿入する際に、はじめに緑色であった窓部が挿入過程において青色になり、プラグ50をアダプタ10に押し込む操作が完了しても青色のままであれば、嵌合状態に問題があると判別することができる。
ここでは青色の窓部40を上面側にあるものとして、上面側から見て説明したが、下面側から見ても同様に判別できる。この場合、はじめに緑色であった窓部が挿入過程において一旦黄色になり、再び緑色になったことが確認できれば正常に嵌合しており、黄色のままであれば嵌合状態に問題があると判別することができる。なお、窓部40の色は青と黄色に限られず、赤と青、赤と黄色など、任意の色としてよい。
上記においては、いわゆるSC−SCアダプタに本発明を適用した例について説明したが、異なる形式のプラグを接続するアダプタに本発明を適用してもよい。たとえば本発明は、いわゆるSC−FCアダプタや、SC−LCアダプタにも適用可能である。
本発明は、アダプタのみならず、ケーブルと機器とを接続するために用いられるモジュール用ソケットに適用することもできる。 図29は、SCプラグを接続するための光モジュール用ソケットに本発明を適用した例を示す。光モジュール用ソケットは、発光、受光素子などの光モジュールと、これらに対向して配置される光ファイバケーブル端面との位置決めを行い、光学的に接続する。図29(A)は、本発明を適用したソケットを備える光モジュール70の上面図を示す。図23(B)は、光モジュール70の側面図を示す。図23(C)は、光モジュール70の底面図を示す。図29(A)〜(C)において、光モジュール70の内部の構造を破線で示している。光モジュール70は、光発信素子や光受信素子、回路などを含む光モジュール本体部74とソケット部72とで構成される。光モジュール本体部74は、ピン76を備える。この例においては、光モジュール70として、その底面を光配線板などに装着するモジュールを想定している。
ソケット部72の構造は前述のアダプタ10の構造とほぼ同様であり、同様の構成には同じ符号を付してある。ソケット部72のハウジング12には、アダプタ内部の嵌合状態を外部から視認するための2個の窓部30a、30bが設けられている。窓部の数は任意に決めてよく、例えば、光配線板などに装着せずに使用する場合には、底面にも窓部を設けてよい。前述のように、ハウジング12の内部やラッチ22にマークを付してもよく、また窓部30は色付き透明部材で形成してもよい。
ソケット部72は、アダプタ10に関して述べたのと同様に動作する。この場合にも、結合状態を直接、視認可能な箇所に窓部を設けることにより、ユーザは、プラグ50がソケット部72に適切に嵌合したか否か、直接見て確認することができる。これにより、半嵌合であるにもかかわらず嵌合していると誤認してしまうために生じる接続不良の問題や、ラッチが変形してしまうといった問題を回避することが可能となる。
以上、本発明を実施形態にもとづいて説明した。本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
例えば、アダプタやモジュール用ソケットに窓部を設ける代わりに、これらのハウジングの全部または一部を透明部材で構成してもよい。この場合、プラグがアダプタに適切に嵌合したか否か判断するポイントとなる箇所が把握しやすいように、ハウジングに印を付してもよい。例えば、前述の窓部に当たる箇所を色線で囲んだり、部分的に着色したり、色分けした透明部材を用いて、前述の窓部に当たる箇所を意識させるような構成としてもよい。また、例えば前述の窓部に当たる箇所など、ハウジングの一部をレンズで構成してもよい。
本実施の形態では、主にSC形コネクタのアダプタおよびソケットについて説明したが、これ以外にも本発明は、外部からは直接嵌合状態が視認できないようなアダプタおよびモジュール用ソケットに適用することができる。
以上のように本発明は、ケーブルを接続するアダプタおよびソケットに利用可能である。
図1(A)〜(C)は、本実施形態にかかるアダプタの上面図、側面図、底面図を示す。 本実施形態にかかるアダプタにおいて、開口側からハウジングの内部を見た図である。 窓部の位置を本実施形態にかかるアダプタの内部構造との関係で示す図である。 本実施形態にかかるアダプタのA−A’断面図である。 本実施形態にかかるアダプタと、これに嵌合させるプラグを上面からみた図である。 本実施形態にかかるアダプタおよびプラグを側面から見た図である。 本実施形態にかかるアダプタのBB’における断面と、プラグの構造を示す図である。 本実施形態にかかるアダプタと、プラグを適切に嵌合させたときの上面図である。 本実施形態にかかるアダプタと、プラグを適切に嵌合させた状態を示す図である。 プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入したが、片側のラッチのみ嵌合し、反対側のラッチは嵌合していないときの上面図である。 プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入したが、片側のラッチのみ嵌合し、反対側のラッチは嵌合していない状態を示す図である。 本実施形態にかかるアダプタの半嵌合状態におけるAA’断面図である。 ハウジングの内部にマークを付す場合のマークの位置の例を説明するための図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合の本実施形態にかかるアダプタのAA’断面図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入したが、片側のラッチのみ嵌合し、反対側のラッチは嵌合していない状態を示す図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、半嵌合状態における本実施形態にかかるアダプタのAA’断面図である。 ラッチにマークを付した場合のマークの位置の例を説明するための図である。 ラッチにマークを付した場合の本実施形態にかかるアダプタのAA’断面図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入したが、片側のラッチのみ嵌合し、反対側のラッチは嵌合していない状態を示す図である。 ハウジングの内部にマークを付した場合において、半嵌合状態における本実施形態にかかるアダプタのAA’断面図である。 図23(A)〜(C)は、窓部に色付き透明部材を用いた場合において、本実施形態にかかるアダプタの上面図、側面図、底面図を示す。 色付き透明部材を用いた窓部の位置を本実施形態にかかるアダプタの内部構造との関係で示す図である。 窓部に色付き透明部材を用いた場合における本実施形態にかかるアダプタのA−A’断面図である。 窓部に色付き透明部材を用いた場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入し、適切に嵌合させたときの上面図である。 窓部に色付き透明部材を用いた場合において、プラグを本実施形態にかかるアダプタに挿入したが、片側のラッチのみ嵌合し、反対側のラッチは嵌合していない状態を示す図である。 窓部に色付き透明部材を用いた場合において、半嵌合状態における本実施形態にかかるアダプタのAA’断面図を示す。 SCプラグを接続するための光モジュール用ソケットに本発明を適用した例を示す図である。
符号の説明
10 アダプタ、12 ハウジング、14 開口、16 フランジ、18 係止部、
1 スリット、22 ラッチ、24 スリーブ、26 割スリーブ、28 凹部、30 窓部、32 マーク、34 マーク、40 窓部、50 プラグ、52 白線、54 フェルール、56 ラッチ受入部、58 突起、60 フェルール保持部、70 光モジュール、72 ソケット部、74 光モジュール本体部、76 ピン。

Claims (7)

  1. 一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、
    両端に開口部を有するハウジングと、
    前記開口部から前記ハウジング内部に挿入される前記プラグを固定するラッチとを備え、
    前記ハウジングには、外部から前記ラッチの嵌合状態を視認可能である位置に窓部が形成され
    前記窓部は、着色透明部材で形成される透明部で覆われ、前記ハウジングにおいて互いに対向する位置に二以上形成され、
    一の窓部の透明部とその窓部と対向する位置に形成されている他の一の窓部の透明部とは異なる色に着色され、
    前記ラッチが正常嵌合状態にあるときと前記ラッチが半嵌合状態にあるときとのいずれか一方において、前記ラッチの少なくとも一部が互いに対向する一対の窓部の間に位置することを特徴とするアダプタ。
  2. 前記透明部は、レンズ部を含むことを特徴とする請求項に記載のアダプタ。
  3. 前記ハウジングの内面にマークが付されており、前記ラッチの嵌合状態の当否が、外部から前記窓部を通して見たときの該マークの視認の可否に反映されることを特徴とする請求項1または2に記載のアダプタ。
  4. 前記ラッチにマークが付されており、前記ラッチの嵌合状態の当否が、外部から前記窓部を通して見たときの該マークの視認の可否に反映されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のアダプタ。
  5. 一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、
    両端に開口部を有するハウジングと、
    前記開口部から前記ハウジング内部に挿入される前記プラグを固定するラッチとを備え、
    前記ハウジングは、透明部材で形成され
    前記ハウジングの互いに対向する位置に二以上の窓部が形成され、
    一の窓部とその窓部と対向する位置に形成されている他の一の窓部とは、それぞれ異なる色に着色された透明部材で形成され、
    前記ラッチが正常嵌合状態にあるときと前記ラッチが半嵌合状態にあるときとのいずれか一方において、前記ラッチの少なくとも一部が互いに対向する一対の窓部の間に位置することを特徴とするアダプタ。
  6. 前記プラグは、光ファイバケーブルの接続に用いられる光プラグであり、前記アダプタは、一組の光プラグを相互に接続するアダプタであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のアダプタ。
  7. 光プラグを光モジュールに接続する光モジュール用ソケットであって、
    一端に開口部を有するハウジングと、
    前記開口部から前記ハウジング内部に挿入される前記プラグを固定するラッチとを備え、
    前記ハウジングには、外部から前記ラッチの嵌合状態を視認可能である位置に窓部が形成され
    前記窓部は、着色透明部材で形成される透明部で覆われ、前記ハウジングにおいて互いに対向する位置に二以上形成され、
    一の窓部の透明部と、その窓部と対向する位置に形成されている他の一の窓部の透明部とは、異なる色に着色され、
    前記ラッチが正常嵌合状態にあるときと前記ラッチが半嵌合状態にあるときとのいずれか一方において、前記ラッチの少なくとも一部が互いに対向する一対の窓部の間に位置することを特徴とする光モジュール用ソケット。
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