JP2991161B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2991161B2
JP2991161B2 JP9174042A JP17404297A JP2991161B2 JP 2991161 B2 JP2991161 B2 JP 2991161B2 JP 9174042 A JP9174042 A JP 9174042A JP 17404297 A JP17404297 A JP 17404297A JP 2991161 B2 JP2991161 B2 JP 2991161B2
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connector plug
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野に関
し、特に、SC型光コネクタプラグを持つ光ファイバを
使用した光通信分野に関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送システムの高速化に伴い、光
通信装置が広く普及している。この光通信装置にて使用
されている光ファイバ両端の光コネクタプラグも、ねじ
込み式のFC型から、簡単に脱着できるプッシュロック
式と言われるSC型に移りつつあるが、このSC型には
FC型では見られなかった問題点が存在する。図4は、
現在普及しているSC型光コネクタを示している。
【0003】図4において、従来の光コネクタ11で
は、光コネクタハウジング12から光コネクタプラグ1
3が抜け落ちないように光コネクタ11内部にロック用
のツメ21を設け、このツメ21が光コネクタプラグ1
3を固定し、多少引っ張ってもコネクタプラグ13がコ
ネクタハウジング12から抜け落ちないような構成にな
っており、従来の光コネクタ11では、この光コネクタ
プラグ12とロック用のツメ21との接続状態を、挿入
時の音と感触をもとに正常に接続されたかを判断してい
る。特開昭62−111221号公報に開示してある光
コネクタをより単純化したものが、現在普及しているS
C型光コネクタである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した光コネクタで
は、下記のような問題点が有る。第1の問題点は、光コ
ネクタ内のロック用のツメと光コネクタプラグとの異常
接続を検知しにくいことである。ここでいう異常接続と
は、光コネクタ内部のロック用のツメが開いた状態で接
続されている状態を指し、この状態では、光ファイバを
引っ張っただけで、光コネクタプラグが光コネクタから
抜け落ちてしまう。その理由は、光コネクタプラグを光
コネクタに挿入する際に、差し込んだ時の音と感触とで
正常に接続されたかどうかを判断しているからである。
光コネクタの種類によっては音さえせず、感触によって
のみ判断する種類も存在する。
【0005】第2の問題点は、上記異常接続状態のまま
長時間放置されると、ロック機能が全く働かなくなって
しまう事が有るということである。その理由は、上述の
ように、ロック用のツメが拡がった状態のままで長時間
放置されることで、ツメがそのまま拡がった状態で固定
されてしまい、もとに戻る力を失い、挿入されたコネク
タプラグをロックできなくなってしまうからである。一
度このような状態になると、コネクタのツメは、開いた
状態となり、構造上及び材質上、元には戻らず、軽く光
ファイバを引っ張っただけで、光コネクタプラグが光コ
ネクタから抜け落ちてしまうことになり、部品交換を余
儀なくされることになる。
【0006】本発明の課題は、目視で確認できるように
する事により、上記問題点を引きおこす異常接続状態
を、確実に発見し、正常接続状態にすることである。し
たがって、本発明の目的は、光コネクタ内のロック用の
ツメと光コネクタプラグとの接続状態を目で確認するこ
とにより、異常接続状態が長時間続くことを防止するこ
とで、ロック機能が働かなくなることを防止することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光コネクタは、
光コネクタの外側の筐体部分を透明な材質を使用するこ
とにより、光コネクタ内部のロック用のツメと、光コネ
クタプラグとの接続状態を目で見て確認できるようにな
っている。また、この接続状態の正常/異常を一目で判
断できるように、ツメの開き具合を見るための基準線を
透明な筐体側に施してある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態につい
て説明する。
【0009】本発明の光コネクタは、光コネクタの外側
の筐体部分と、筐体部分の内部に設けられた一対のロッ
ク用ツメから構成されており、光コネクタプラグを筐体
に挿入することにより光ファイバを接続するものであ
る。ロック用のツメは、光コネクタプラグを筐体内に挿
入したとき、光コネクタプラグをツメによって固定して
抜け落ちないようにするものである。このツメによる光
コネクタプラグの固定を確実にするため、筐体の上面に
は内部のロック用ツメと光コネクタプラグの接続状態を
目視により確認できるように透明な部分を設けている。
更にこの透明な部分には接続によるツメの開き具合を確
認するための基準線を設けてある。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る光コネクタを上
面、正面、側面から見た図である。
【0013】同図において、光コネクタ11は、SC型
光コネクタプラグ13を持つ光ファイバ14を接続する
ための光コネクタ11で、ロック用ツメ21は、挿入さ
れた光コネクタプラグ13が抜け落ちることが無いよう
にロックするためのものである。このとき光コネクタハ
ウジング12の上面は、内部の状態が確認できるように
透明な材料を使用し光コネクタハウジングの透明部22
としている。また、接続状態の正常/異常を一目で判断
できるように、ツメの開き具合を見るための基準線23
を光コネクタハウジングの透明部22に施してある。
【0014】次に、本発明の動作について説明する。光
コネクタプラグ13を光コネクタハウジング12に挿入
すると、ロック用のツメ21が押し広げられる形にな
り、光コネクタプラグ13がそのまま正常に挿入される
と、ロック用のツメ21は、光コネクタプラグ13の溝
に入り、広がった状態からもとの閉じた状態にもどる。
こうなることで、光コネクタプラグ13が光コネクタハ
ウジング12より抜け落ちるのを防いでいる。しかし、
差し込み方によっては、一度押し広げられたロック用の
ツメ21が、広がったままの状態で放置される場合も有
り得る。こうなると、上記課題にも記したように、光コ
ネクタプラグ13が光コネクタ12に対してロックされ
ず、光ファイバ14を軽く引っ張っただけで、光コネク
タプラグ13が光コネクタハウジング12から抜け落ち
てしまうことが有る。こうなってしまうことを事前に防
ぐため、光コネクタプラグ13を光コネクタハウジング
12に挿入したときの、光コネクタ11内部の接続状態
を目視にて確認できるように光コネクタハウジング12
の1面を内部が透けて見える透明な素材とし光コネクタ
ハウジング12に透明部22を設ける。こうすること
で、音や感触といった曖昧な判定手段ではなく、目視と
いう確実な手段で接続状態を確認できるため、異常接続
状態を即発見でき、再度挿入し直すことで正常接続状態
へともっていくことができる。
【0015】また、目視にて接続状態を確認しやすいよ
うに基準線23を透明部22に設けている内部のロック
用ツメ21がこの基準線23よりも外側に出ていれば異
常接続(図3)、内側に有れば正常接続(図2)と判断
出来る。
【0016】発明の実施の形態では、光コネクタハウジ
ングの1面を透明化しているが、製造上、不利な場合は
全面透明化してもよい。また、逆に1面全体を透明化す
るのではなく、ツメの動きを確認できる為の小さな窓を
設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】第1の効果は、異常接続状態をすぐに発
見できることである。この発見により、不用意に光コネ
クタプラグが光コネクタから抜け落ち、伝送路が遮断さ
れることを未然に防ぐことができる。
【0018】第2の効果は、異常接続状態で長時間放置
されることを防止できるため、光コネクタのロック機能
が停止することを防止でき、結果、光コネクタが不良部
品となることを防ぐことができる。その理由は、光コネ
クタの外側筐体を透明にすることにより、複雑な機構を
設ける事なく、光コネクタ内部のロック用のツメと光コ
ネクタプラグとの接続状態を確実に目視にて確認できる
からである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタの一実施例を示し、上面、
正面、側面から見た図である。
【図2】本発明の光コネクタの一実施例を示し、正常接
続状態時の上面から見た図である。
【図3】本発明の光コネクタの一実施例を示し、異常接
続状態時の上面から見た図である。
【図4】従来の光コネクタの一実施例を示し、上面、正
面、側面から見た図である。
【符号の説明】
11 光コネクタ 12 光コネクタハウジング 13 光コネクタプラグ 14 光ファイバ 15 溝 21 ロック用ツメ 22 透明部 23 基準線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コネクタハウジングと、該光コネクタ
    ハウジング内に設けられ、光ファイバ接続用の光コネク
    タプラグが該光コネクタハウジング内に挿入されたと
    き、該光コネクタプラグにより押し拡げられて光コネク
    タプラグに嵌合されるロック用ツメとからなる光コネク
    タにおいて、 該光コネクタハウジングに、光コネクタプラグとロック
    用ツメの嵌合状態を確認するための透明部が設けられて
    いることを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 光コネクタハウジングの全面が透明部と
    して形成されている請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 光コネクタハウジングの一面が透明部と
    して形成されている請求項1記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 透明部にロック用ツメの開き具合を判断
    するための基準線が設けられている請求項1〜記載の
    光コネクタ。
JP9174042A 1997-06-30 1997-06-30 光コネクタ Expired - Fee Related JP2991161B2 (ja)

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JP5948047B2 (ja) * 2011-12-01 2016-07-06 ホーチキ株式会社 共同受信ヘッドアンプ
JP5955596B2 (ja) * 2012-03-21 2016-07-20 富士機械製造株式会社 実装機

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